JP2014199515A - 作業管理支援装置 - Google Patents

作業管理支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014199515A
JP2014199515A JP2013074039A JP2013074039A JP2014199515A JP 2014199515 A JP2014199515 A JP 2014199515A JP 2013074039 A JP2013074039 A JP 2013074039A JP 2013074039 A JP2013074039 A JP 2013074039A JP 2014199515 A JP2014199515 A JP 2014199515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worker
work
work machine
machine
arithmetic processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013074039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6027933B2 (ja
Inventor
三浦 敬典
Takanori Miura
敬典 三浦
田中 勲
Isao Tanaka
勲 田中
安久 魚谷
Yasuhisa Uotani
安久 魚谷
和央 阪口
Kazuo Sakaguchi
和央 阪口
尚大 西條
Hisahiro Saijo
尚大 西條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2013074039A priority Critical patent/JP6027933B2/ja
Publication of JP2014199515A publication Critical patent/JP2014199515A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6027933B2 publication Critical patent/JP6027933B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】作業時において、関連性のあった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができるようにする。【解決手段】作業管理支援装置1は、作業を行う作業者と作業機との関連性を絞り込むための関連情報を記憶する記憶部52と、複数の作業者と複数の作業機とを表示し且つ表示した複数の作業者のうち所定の作業者を選択可能な表示部54とを備え、選択された作業者と関連性の高い作業機を抽出する演算処理部53を備え、表示部54は、作業者の選択後に、選択された作業者と演算処理部53で抽出した作業機とを表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、作業を管理する作業管理支援装置に関する。
近年、圃場などの作業場で作業を行う作業者(農作業者)の作業を把握したいという要望が高まってきている。作業者の動きから作業を把握しようとする技術として、特許文献1に示すものがある。
特許文献1では、作業者の位置および作業者の動きに関する動きデータを取得する行動記録データ取得部と、行動記録データ取得部によって取得された前記作業者の位置に応じて、作業者が作業を行っている圃場候補を選択する圃場候補選択部と、行動記録データ取得部によって取得された作業者の動きデータから特徴量を抽出する特徴量抽出部と、特徴量抽出部によって抽出された特徴量を用いて、前記作業者が行った作業種別を特定する作業種別特定部と、作業種別特定部によって特定された作業種別に基づいて、圃場候補選択部によって選択された前記圃場候補のなかから前記作業者が作業を行った圃場を特定する圃場特定部と、作業種別特定部によって特定された作業種別と、圃場特定部によって特定された圃場とを対応付けて作業記録として記録する作業記録部とを備えている。
特開2010−161991号公報
即ち、特許文献1は、作業者の位置や動きに関するデータを用いて圃場を特定して、特定した圃場と、作業とを関連付けることにより作業記録を付けようとするものである。しかしながら、この特許文献1は、圃場と作業とを関連付ける技術であるため、作業者と作業を行った作業機とを関連付ける技術ことはできない。
そこで本発明は、上記問題に鑑み、作業時において、関連性のあった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる作業管理支援装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。
即ち、請求項1に係る作業管理支援装置は、作業を行う作業者と作業機との関連性を絞り込むための関連情報を記憶する記憶部と、複数の作業者と複数の作業機とを表示し且つ表示した複数の作業者のうち所定の作業者を選択可能な表示部とを備え、前記選択された作業者と関連性の高い作業機を抽出する演算処理部を備え、前記表示部は、前記作業者の選択後に、選択された作業者と前記演算処理部で抽出した作業機とを表示することを特徴とする。
請求項2に係る作業管理支援装置は、前記記憶部は、前記各作業機に搭載された通信装置が送信したビーコンに関して、前記作業者が所持する携帯端末が受信したか否かの情報を前記関連情報として記憶しており、前記演算処理部は、前記選択された作業者の携帯端末がビーコンを受信した通信装置を前記関連情報から抽出し、抽出した通信装置を搭載した作業機を関連性が高いものとすることを特徴とする。
請求項3に係る作業管理支援装置は、前記記憶部は、前記各作業機に搭載された通信装置が送信したビーコンに関して、前記作業者が所持する携帯端末の電波強度を前記関連情報として記憶しており、前記演算処理部は、前記選択された作業者の携帯端末がビーコンを受信した通信装置のうち電波強度が所定以上の通信装置を前記関連情報から抽出し、抽出した通信装置を搭載した作業機を関連性が高いものとすることを特徴とする。
請求項4に係る作業管理支援装置は、前記記憶部は、測位衛星からの信号に基づいて検出した各作業者の作業者位置及び各作業機の作業機位置を前記関連情報として記憶しており、前記演算処理部は、選択された作業者の前記作業者位置と前記作業機位置とが重複する作業機を関連性が高いものとして抽出することを特徴とする。
請求項5に係る作業管理支援装置は、前記記憶部は、各作業者が指定した作業指定時刻及び各作業機が稼働した稼働時刻を前記関連情報として記憶しており、前記演算処理部は、選択された作業者が指定した前記作業指定時刻と前記稼動時刻とが重複する作業機を関連性が高いものとして抽出することを特徴とする。
請求項6に係る作業管理支援装置は、作業を行う作業者と作業機との関連性を絞り込むための関連情報を記憶する記憶部と、複数の作業者と複数の作業機とを表示し且つ表示した複数の作業機のうち所定の作業機を選択可能な表示部とを備え、前記選択された作業機と関連性の高い作業者を抽出する演算処理部を備え、前記表示部は、前記作業機の選択後に、選択された作業機と前記演算処理部で抽出した作業者とを表示することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、複数の作業者のうち、作業時に関連性の高かった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる。例えば、複数の作業者のうち、作業機を操作した作業者を簡単に絞りこむことができたり、作業機の傍で作業を行った作業者を絞り込むことができる。
請求項2に係る発明によれば、ビーコンの受信の有無に基づいて、複数の作業者のうち、作業時に関連性の高かった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる。例えば、複数の作業者のうち、ビーコンを受信した携帯端末を所持した作業者は、ビーコンを送信した通信装置を搭載した作業機の近くで作業を行ったと推測することができる。
請求項3に係る発明によれば、ビーコンの電波強度の強さに基づいて、複数の作業者のうち、関連性の高かった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる。例えば、複数の作業者のうち、ビーコンの電波強度が高かった携帯端末を所持した作業者は、ビーコンを送信した通信装置を搭載した作業機の近くで作業を行ったと推測することができる。
請求項4に係る発明によれば、作業者位置及び作業機位置に基づいて、複数の作業者のうち、関連性の高かった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる。例えば、複数の作業者のうち、作業機位置に重なる作業者位置に対応する作業者は、作業機の近くで作業を行ったと推測することができる。
請求項5に係る発明によれば、作業者が指定した作業指定時刻と作業機の稼動時刻とに基づいて、複数の作業者のうち、関連性の高かった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる。例えば、稼動時刻と重複する作業指定時刻を指定した作業者は、作業機と共に作業を行ったと推測することができる。
請求項6に係る発明によれば、複数の作業機のうち、作業時に関連性の高かった作業機と作業者とを簡単に絞り込むことができる。
第1実施形態における作業管理システムの全体図である。 作業管理支援装置に記憶されているデータの一例を示す図である。 表示部の一例を示す図である。 農作業の様子を示す図である。 各携帯端末が受信した受信情報を示す図である。 絞り込みを行った場合での表示部の変化を示す図である。 各携帯端末の電波強度を示した図である。 電波強度を用いて絞り込みを行った場合での表示部の変化を示す図である。 第2実施形態における作業管理システムの全体図である。 作業管理支援装置に記憶されているデータの一例を示す図である。 第3実施形態における作業管理システムの全体図である。 作業開始指定時刻及び作業終了指定時刻を指定する説明図である。 作業管理支援装置に記憶されているデータの一例を示す図である。 第4実施形態における作業管理システムの全体図である。 トラクタの全体構成を示す概略図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態による作業管理支援装置及び作業管理支援装置を備えて作業管理システムを説明する。
[第1実施形態]
本発明の作業管理システムは、作業場において作業を行った作業者や作業機の作業を管理することができるシステムである。この作業管理システムは、例えば、農作物等を栽培する圃場(作業場)で、農作業を行った作業者、或いは、圃場で農作業を行った農業機械(作業機)の様々な管理を行うものである。以下、説明の便宜上、作業場を圃場、作業を農作業、作業機を農業機械とし、作業管理システムについて説明する。
農作業を行うにあたっては、圃場内で作業者が農業機械を動かしながら農作業を行うのが一般的である。1つの圃場に着目した場合、複数の作業者が農業機械の回りで農作業を行うこともある。また、多数の圃場に着目した場合、多くの農業機械が作業者と連携しながら農作業を行う。
農作業後、どの農業機械をどの作業者が操作したかという関係を把握したり、どの作業者がどの圃場で作業を行ったかを把握するために、従来では農作業をノート等に記録したが、この方法では記録自体が大変であるばかりか、正確に農作業を記録することは難しい。
そこで、本発明は、農作業を行った作業者と、農作業を行った農業機械との対応関係を、農作業終了後や農作業中に簡単に絞り込むことができるようにしたものである。
図1に示すように、作業管理システム1は、トラクタ、コンバイン、田植機などの農業機械2に搭載された通信装置31と、作業者が農作業のときに所持する携帯端末4と、作業管理装置5を備えている。
1台の農業機械2には、1台の通信装置31が搭載されるようになっていて、農業機械2と通信装置31とは、「1対1」の関係となっている。データ収集装置3の通信装置31は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(登録商標)などの無線通信によって、携帯端末4に向けてビーコンを送信する。さらに詳しくは、データ収集装置3の通信装置31から送信されたビーコンには、通信装置31を特定するためのSSIDなどの識別情報が含まれており、携帯端末4がビーコンを受信した場合は、識別情報によって、どの通信装置31のビーコンであるかを認識することができる。識別情報は、SSIDの他、MACアドレスであってもよい。なお、識別情報は、SSIDやMACアドレスに限定されない。
一方、携帯端末4は、例えば、比較的演算能力の高いスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレットPC等の携帯型コンピュータなどである。携帯端末4は、無線通信を行う通信装置41と、記憶部43とを備えている。
携帯端末4の通信装置31は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(登録商標)などの無線通信を行うもので、データ収集装置3の通信装置31から送信されたビーコンを受信することができる。記憶部43は、データ収集装置3の通信装置31から送信されたビーコンに関して、当該携帯端末4(通信装置41)が受信したビーコンの受信に関する受信情報を記憶する。なお、携帯端末4の通信装置41は、移動体通信網(例えば、携帯電話通信網)によって携帯端末4の様々なデータを外部に送信することもできる。なお、携帯端末4とデータ収集装置3(通信装置31)との無線通信の通信距離は近距離であって、例えば、0〜20mの範囲に設定されている(通信距離の最大値が20m)。
次に、データ収集装置3の通信装置31と携帯端末4との無線通信について詳しく説明する。
データ収集装置3の通信装置31は、農業機械2のバッテリーから電源が供給されていて、例えば、農業機械2のエンジンを始動後、所定の間隔で外部にビーコンを送信する。なお、データ収集装置3の通信装置31は、農業機械2のエンジンの始動の有無に関わらず、所定の間隔でビーコンを送信してもよい。
携帯端末4は、作業者が農作業を行うときに所持され、携帯端末4の通信装置41が、農業機械2に搭載した通信装置31の通信エリア内にある場合は、ビーコンを受信するこ
とができる。一方、携帯端末4の通信装置41が、データ収集装置3の通信装置31の通信エリア外であるときはビーコンを受信することができない。
ここで、携帯端末4は、ビーコンを受信すると、受信したビーコンに含まれる識別情報を受信時刻と共に、記憶部43に記憶する。即ち、携帯端末4の記憶部43は、受信情報として、ビーコンに含まれる識別情報及び受信時刻を、ビーコンを受信するごとに記憶する。
図2は、1台の携帯端末(第1携帯端末という)に関して、ビーコンの受信時刻とビーコンの識別情報(SSID)との関係を示したものである。説明の便宜上、SSIDが「35,33,7C、8W、N5」の通信装置31を「第1通信装置31a」、SSIDが「35,33,7C、8W、N6」の通信装置31を「第2通信装置31b」、SSIDが「35,33,7C、8W、N7」の通信装置31を「第3通信装置31c」という。また、3台の通信装置31a〜31cにおいて、記憶部43の受信情報(識別情報、ビーコンの受信時刻)は、図2に示した関係になっているものとし説明を進める。即ち、図2の「○」はSSIDを記憶していることを示し、「×」はSSIDを記憶していないことを示している。
図2に示すように、受信時刻が「2012年12月10日10:00:00」〜「2012年12月10日10:20:00」までの間は、第1携帯端末4aは、第1通信装置31aのビーコンを受信したため、受信した第1通信装置31aのSSIDを、受信時刻に対応させて記憶部43に記憶する(SSIDの欄「○」)。
また、受信時刻が「2012年12月17日13:05:00」、「2012年12月17日13:06:00」、「2012年12月17日13:08:00」、「2012年12月17日13:09:00」のとき、第1携帯端末4aは、第1通信装置31aのビーコンを受信したため、受信した第1通信装置31aのSSIDを、受信時刻に対応させて記憶部43に記憶する(SSIDの欄「○」)。
また、受信時刻が「2012年12月17日13:07:00」のとき、第1携帯端末4aは、第1通信装置31a及び第2通信装置31bのビーコンを受信したため、受信した第1通信装置31a及び第2通信装置31bのSSIDを、受信時刻に対応させて記憶部43に記憶する(SSIDの欄「○」)。即ち、携帯端末4の記憶部43は、各通信装置31のSSID及び受信時刻を記憶することにより、ビーコンの受信の有無を記憶するものとなっている。なお、上述した実施形態では、各通信装置31のSSIDを直接記憶しているが、予め携帯端末4に複数の通信装置31のSSIDを記憶させておき、各SSIDの取得の有無(受信の有無)を示す受信フラグをSSIDの代わりに記憶部43に記憶してもよい。
このように、携帯端末4は、データ収集装置3の通信装置31から送信されたビーコンを受信する毎に、受信した通信装置31の識別情報及びビーコンの受信時刻を記憶する。携帯端末4の通信装置41は、移動体通信網によって所定の間隔で、記憶部43に記憶した識別情報及びビーコンの受信時刻を外部に送信する。携帯端末4の通信装置41は、携帯端末4(作業者)を特定するための作業者特定情報(例えば、電話番号、固有ID番号など)を、識別情報及びビーコンの受信時刻と共に外部に送信する。
作業管理装置5は、ネットワーク上に配置されたサーバにより構成され、情報取得部51と、記憶部52と、演算処理部53と、表示部54を備えている。
情報取得部51は、携帯端末4から送信された情報、特に、ビーコンの受信に関する受信情報を取得する。具体的には、所定の携帯端末4からサーバ5にアクセスがあり、サーバ5が携帯端末4のアクセスを許可すると、情報取得部51は、接続した携帯端末4から送信された受信情報(識別情報、ビーコンの受信時刻)を受信(取得)する。また、情報取得部51は、携帯端末4から取得した受信情報の他に、携帯端末4を識別するための作業者特定情報も受信する。
サーバ5の記憶部52は、情報取得部51が取得した識別情報、ビーコンの受信時刻及び作業者特定情報を記憶する。この記憶部52に記憶された受信情報(識別情報、ビーコ
ンの受信時刻)及び作業者特定情報は、農作業を行った作業者と、農業機械との関連性を絞り込むため関連情報である。説明の便宜上、受信情報及び作業者特定情報などを関連情報という。
以下、記憶部52に記憶された関連情報に基づいて、作業者と農業機械との関連性を絞り込む処理について、演算処理部53及び表示部54と共に説明する。
演算処理部53は、CPU等により構成されていてサーバ5において様々な演算処理を行うものである。表示部54は、モニタ(液晶)等から構成されていて、記憶部52に記憶された様々な情報やインターフェース等を介して入力された情報等を表示することができるものである。
図3は、表示部54の一例を示したものである。
図3に示すように、表示部54は、農作業後等に振り返りを行うための「振り返り画面S」を表示するものである。表示部54は、振り返り画面Sに、複数の作業者と複数の作業機とを表示するものである。この表示部54は、作業者名表示部65と、機械名表示部81と、指定時刻を入力する指定時刻入力部78とを備えている。
作業者名表示部65は、振り返り画面Sに作業者名を表示するものである。例えば、振り返り画面に表示する作業者名が予めサーバ5に登録されている場合は、作業者名表示部65は、サーバ5に登録された作業者名を表示する。或いは、作業者特定情報と作業者名とが予め関連付けられてサーバ5の記憶部52に記憶されている場合は、作業者名表示部65は、作業者特定情報に対応する作業者名を表示する。
作業者名を表示している近傍には、スクロールバー90が表示されており、このスクロールバー90のノブ91を移動させたり、アロー92をクリックすることにより、作業者名表示部65は、当該作業者名表示部65に表示する作業者名を変更する。また、作業者名表示部65に表示した複数の作業者名は、マウスやキーボードなどの入力インターフェースによって作業者名をクリックすることにより選択できるようになっている。なお、表示部54を入力インターフェースを兼ね備えたタッチパネルで構成している場合は、作業者名表示部65に表示された作業者名を指でタップ(タッチ)する動作によって選択することができる。
機械名表示部81は、振り返り画面Sに作業機名を表示するものである。例えば、振り返り画面に表示する作業機名が予めサーバ5に登録されている場合は、機械名表示部81は、サーバ5に登録された作業機名を表示する。或いは、作業機特定情報と作業機名とが予め関連付けられてサーバ5の記憶部52に記憶されている場合は、機械名表示部81は、作業機特定情報に対応する作業機名を表示する。
作業機名を表示している近傍にも、スクロールバー95が表示されており、このスクロールバー95のノブ96を移動させたり、アロー97をクリックすることにより、機械名表示部81は、当該機械名表示部81に表示する作業機名を変更する。また、機械名表示部81に表示した複数の作業者名は、入力インターフェースによって作業機名をクリックすることにより選択できるようになっている。なお、表示部54をタッチパネルで構成している場合は、機械名表示部81に表示された作業機名を指でタップ(タッチ)する動作によって選択することができる。
なお、作業者名表示部65が作業者名を表示する方法、機械名表示部81が作業機名を表示する方法は上述したものに限定されない。また、作業者名や作業機名を選択する方法も限定されない。
次に、演算処理部53について詳しく説明する。
演算処理部53は、記憶部52や表示部54における処理を行うもので、特に、関連情報に基づいて、作業者名表示部65において選択された作業者(選択作業者ということがある)と関連性の高い作業機(関連作業機)を抽出する。
図4〜6を用いて、演算処理部53による関連性の高い作業機を抽出し、表示部54に表示することについて説明する。
図4は、農作業の状況の一例を示したもので、農作業を行う作業者A、作業者B、作業者Cのそれぞれの周囲には、3台の農業機械2a、2b、2cが農作業を行っている。作
業者Aは、第1携帯端末4aを所持し、作業者Bは、第2携帯端末4bを所持し、作業者Cは、第3携帯端末4cbを所持している。また、農業機械2aには第1通信装置31aが搭載され、農業機械2bには第2通信装置31bが搭載され、農業機械2cには第3通信装置31cが搭載されている。
図5は、記憶部52に記憶された関連情報(識別情報、ビーコンの受信時刻、作業者特定情報)の一例を示したものである。図5に示すように、具体的には、記憶部52には、第1携帯端末4aの作業者特定情報(3729−8360−5591)が受信したビーコンの送信元となったデータ収集装置3の通信装置31のSSIDと、第2携帯端末4bの作業者特定情報(3729−8360−5592)が受信したビーコンの送信元となったデータ収集装置3の通信装置31のSSIDと、第3携帯端末4cの作業者特定情報(3729−8360−5593)が受信したビーコンの送信元となったデータ収集装置3の通信装置31のSSIDとが記憶されている。なお、図5において、「○」はSSIDを記憶していることを示し、「×」はSSIDを記憶していないことを示している。
図6は、振り返り画面Sにおいて、作業者A、作業者B、作業者C、農業機械2aを示す作業機A、農業機械2bを示す作業機B、農業機械2cを示す作業機Cの表示変化を示したものである。
図6(a)は、振り返り画面Sを表示した初期状態、即ち、作業者(作業者名)を選択する前の状態を示している。図6(a)に示すように、初期状態では、作業者名表示部65は、「作業者A」、「作業者B」、「作業者C」の作業者(作業者名)を表示する。また、機械名表示部81も、「作業機A」、「作業機B」、「作業機C」を表示する。
「作業者A」、「作業者B」、「作業者C」、「作業機A」、「作業機B」、「作業機C」を表示している状態において、作業者名表示部65に表示した作業者A〜作業者Cのうち作業者Aが選択されたとすると、演算処理部53は、選択された作業者A(選択作業者A)が所有する第1携帯端末4aが受信したビーコンのSSIDを、記憶部52から検索(抽出)する。
図5に示すように、第1携帯端末4aの作業者特定情報(3729−8360−5591)に関する情報を記憶している記憶部52のテーブルには、第1通信装置31aのSSID、第2通信装置31aのSSID、第3通信装置31aのSSIDのうち、第1通信装置31aのSSIDが関連付けて記憶されているため、演算処理部53は、第1通信装置31aのSSIDを抽出する。そして、演算処理部53は、抽出したSSIDを有する第1通信装置31aは、作業者Aと関連性が高いものとする。
即ち、選択された作業者Aが所持している第1携帯端末4aにビーコンを送信した3台の通信装置31(第1通信装置31a、第2通信装置31b、第3通信装置31c)のうち、第1通信装置31aが選択作業者Aの第1携帯端末4aでビーコンを受信した通信装置31であることから、演算処理部53は、この第1通信装置31aを作業者Aと関連性が高いものとして保持する。
図6(b)に示すように、作業者名表示部65は、作業者Aの選択後、選択した作業者Aを表示する。また、表示部46の機械名表示部81は、作業者Aの選択後は、作業者Aと関連性が低いと判断された作業機B及び作業機Cは表示せず、演算処理部53によって関連性が高いとされた作業機Aを表示する。
図6に示すように、表示部54(振り返り画面S)に指定時間帯を入力する入力フレーム78aを表示して、入力フレーム78aに入力された指定時間帯を用いて、さらに絞込みを行ってもよい。例えば、携帯端末4が受信したビーコンのSSIDを検索する場合は、演算処理部53は、まず、記憶部52に記憶された受信時刻のうち、入力フレーム78aに入力された指定時間帯に入る受信時刻を検索する。そして、演算処理部53は、検索後の受信時刻に対応するSSIDの中から、選択された作業者が所持する携帯端末4が受信したSSIDを抽出する。即ち、演算処理部53は、入力フレーム78aに入力された指定時間帯の範囲に入る受信時刻をSSIDの検索の対象とする。なお、入力フレームには「年、月、日、時、分」を入力できるようにしてもよいし、これに代え、振り返り画面Sに入力フレーム及びカレンダーを表示し、カレンダーには「年、月、日」が指定でき、
入力フレームには「時、分」を入力できるようにしてもよい。
さて、上述した実施形態では、携帯端末4がデータ収集装置3の通信装置31から受信したSSIDの有無を関連情報とし、この関連情報を用いて、農作業を行った作業者と農業機械との絞り込みを行っていたが、携帯端末4におけるビーコンの電波強度(ビーコンの受信時の電波強度)を関連情報としてもよい。次に、ビーコンの電波強度を関連情報として作業者と農業機械2との対応関係を求める変形例について説明する。変形例では、上述した実施形態と異なる点について説明する。
通信装置41の記憶部31は、ビーコンを受信すると、受信情報として受信したビーコンに含まれる識別情報(SSID)と、ビーコン受信時の電波強度を記憶する。そして、携帯端末4の通信装置41は、移動体通信網によって所定の間隔で、記憶部43に記憶した識別情報、ビーコンの受信時刻、電波強度及び作業者特定情報をサーバ5に送信する。
サーバ5の情報取得部51は、携帯端末4から送信された受信情報(識別情報、ビーコンの受信時刻、電波強度)及び作業者特定情報も受信する。サーバ5の記憶部52は、情報取得部51が取得した識別情報、ビーコンの受信時刻、電波強度及び作業者特定情報を記憶する。演算処理部53は、記憶部52に記憶された受信情報(識別情報、ビーコンの受信時刻、電波強度)及び作業者特定情報を関連情報とし、この関連情報に基づいて、携帯端末4、即ち、携帯端末4を所持した作業者と農業機械2との対応関係を求める。
図7は、作業者Aが所持する第1携帯端末4a、作業者Bが所持する第2携帯端末4b、作業者Cが所持する第3携帯端末4cにおけるそれぞれのビーコンの受信時刻、ビーコンの識別情報(SSID)及び電波強度を示したものである。図7に示すビーコンの受信時刻、ビーコンの識別情報(SSID)及び電波強度等は、サーバ5の記憶部52に記憶されているものとする。なお、ビーコンを受信できなかった場合は、電波強度は測定不能である。説明の便宜上、ビーコンを受信できず電波強度は測定不能である場合を「−dem」として表現する。
例えば、図8(a)に示すように、「作業者A」、「作業者B」、「作業者C」、「作業機A」、「作業機B」、「作業機C」を表示している状態において、作業者名表示部65に表示した作業者A〜作業者Cのうち作業者Bを選択したとする。そうすると、演算処理部53は、選択された作業者B(選択作業者B)が所有する第2携帯端末4bにおけるビーコンの電波強度を記憶部53から読み込む。
図7に示すように、「2012年12月22日15:00:00」から「2012年12月22日15:20:00」の期間において、選択作業者Bの携帯端末4が受信した電波強度と識別情報との関係を見てみると、第2通信装置31bの電波強度と、第3通信装置31cの電波強度とは閾値(−60dbm)よりも高くなっている。そのため、「2012年12月22日15:00:00」から「2012年12月22日15:20:00」の期間においては、演算処理部53は、第2通信装置31b及び第3通信装置31cが、作業者Bの携帯端末4と関連性が高いものとして保持する。
即ち、演算処理部53は、選択された作業者Bが所持している携帯端末4がビーコンを受信した複数の通信装置31のうち、電波強度が所定以上(閾値以上)であった第2通信装置31b及び第3通信装置31cを抽出し、抽出した第2通信装置31b及び第3通信装置31cと作業者Bが所有する携帯端末4とが関連性が高いものとする。
図8(b)に示すように、作業者名表示部65は、作業者Bの選択後は、選択した作業者Bを表示する。また、表示部46の機械名表示部81は、作業者Bの選択後は、作業者Bと関連性が低いと判断された作業機Aは表示せず、演算処理部53によって関連性が高いとされた作業機B及び作業機Cを表示する。機械名表示部81は、表示する作業機B及び作業機Cのうち、電波強度が高い作業機Cを先頭に表示する。
なお、電波強度を判定する閾値とは、ビーコンを強く受信したか否かを判定するものであって、例えば、携帯端末4と通信装置31との距離が数m以内である電波強度を閾値としている。そのため、この閾値は、−60dbmに限定されない。
この変形例においても、振り返り画面Sに入力フレーム78aを表示し、入力フレーム78aに入力された指定時間帯を用いて、さらに絞込みを行ってもよい。例えば、演算処
理部53が携帯端末4が受信したビーコンの電波強度を検索する場合、指定時間帯の範囲に入る受信時刻でのビーコンの電波強度を検索の対象とする。
これによれば、演算処理部53によって、表示部54に表示した作業者の中から選択された作業者と関連性の高いとされる農業機械2を抽出し、表示部54によって、作業者の選択後に、選択された作業者と関連性の高い作業機とを表示しているため、例えば、農作業後において、農作業を行った作業者と、当該作業者が農作業で用いた農業機械との絞り込みを簡単に行うことができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、測位衛星からの信号に基づいて検出した作業者の作業者の位置(作業者位置という)と、作業機の作業機位置とに基づいて、作業者と作業機との関連性を絞り込むようにしたものである。第1実施形態と異なる点について説明する。
図9に示すように、農業機械2は、衛星測位システム(Global Positioning System,Galileo、GLONASSなど)によって自己の位置(自己位置)を検出する位置検出装置30を備えている。この位置検出装置30は、測位衛星(例えば、GPS衛星)6から送信された信号(GPS衛星の位置、送信時刻、補正情報等)を受信し、受信した信号に基づいて自己位置(例えば、緯度、経度)を検出する。また、位置検出装置30は、GPS衛星6から送信された送信時刻等に基づいて自己位置を検出した時の検出時刻も求める。このようなことから、農業機械2に搭載した位置検出装置30によって検出した自己位置、即ち、作業機位置を検出と、作業機位置を検出した検出時刻(作業機検出時刻という)を取得することができる。
位置検出装置30で検出した作業機位置及び作業機検出時刻は、農業機械2に設けた記憶部33に逐次記憶されるようになっている。なお、記憶部33には、農業機械2を特定(識別)するための作業機特定情報が記憶されている。作業機特定情報は、農業機械などの作業を行う作業機を特定するものであればどのようなものであってもよく、例えば、製造番号、機種、型式番号等である。
携帯端末4も、農業機械2と同様に、衛星測位システム自己位置を検出する位置検出装置40を備えている。この位置検出装置40は、測位衛星(例えば、GPS衛星)6から送信された信号(GPS衛星の位置、送信時刻、補正情報等)を受信し、受信した信号に基づいて自己位置(例えば、緯度、経度)を検出する。また、位置検出装置40は、GPS衛星6から送信された送信時刻等に基づいて自己位置を検出した時の検出時刻も求める。このようなことから、携帯端末4では、作業者が農作業を行うときに携帯端末4を所持することにより、作業者の位置(作業者位置という)と、作業者位置を検出した検出時刻(作業者検出時刻という)を取得することができる。
位置検出装置40で検出した作業者位置及び作業者検出時刻は、記憶部43に逐次記憶されるようになっている。
さて、携帯端末4が農業機械2の通信装置31の通信エリアに入ると、通信装置31は、記憶部に記憶した作業機側情報(作業機位置、作業機検出時刻、作業機特定情報)を携帯端末4に送信する。携帯端末4は、通信装置41が作業機側情報を受信すると、受信した作業機側情報を記憶部43に記憶する。また、携帯端末4は、サーバ5との接続が確立すると、記憶部43に記憶している携帯側情報(作業者位置、作業者検出時刻、作業者特定情報)及び作業機側情報をサーバ5に送信する。
サーバ5の情報取得部51は、携帯端末4から送信された携帯側情報及び作業機側情報を受信(取得)する。サーバ5の記憶部52は、情報取得部51が取得した携帯側情報及び作業機側情報を記憶する。演算処理部53は、携帯側情報(作業者位置、作業者出時刻、作業者特定情報)及び作業機側情報(作業機位置、作業機検出時刻、作業機特定情報)を関連情報とし、この関連情報に基づいて、携帯端末4、即ち、携帯端末4を所持した作業者と農業機械2との対応関係を求める。
図10は、作業者A、作業者B、作業者Cのそれぞれの作業者位置と、作業機A、作業機B、作業機Cのそれぞれの作業機位置との一例を示したものである。図10に示したデータがサーバ5の記憶部52に記憶されているものとし、説明を進める。なお、作業者A
、作業者B、作業者Cの識別は作業者特定情報から行えるものとし、作業機A、作業機B、作業者Cの識別は作業機特定情報から行えるものとする。
例えば、「作業者A」、「作業者B」、「作業者C」、「作業機A」、「作業機B」、「作業機C」を表示している状態において、作業者名表示部65に表示した作業者A〜作業者Cのうち作業者Cを選択すると、演算処理部53は、選択された作業者C(選択作業者C)が所有する第3携帯端末4cの位置検出装置40で検出した作業者位置を抽出する。そして、演算処理部53は、抽出後の作業者Cの作業者位置と重複している作業機位置の検索を行う。
作業機A〜作業機Cのうち、作業機Aの作業機位置と作業者Cの作業者位置と重複(一致)している場合、演算処理部53は、作業機Aと作業者Cとが関連性が高いものとして保持する。即ち、演算処理部53は、選択された作業者の作業者位置と作業機位置とが重複する作業機を関連性が高いものとして抽出する。
作業者名表示部65は、作業者Cの選択後は、選択した作業者Cを表示する。また、表示部46の機械名表示部81は、作業者Cの選択後は、作業者Cと関連性が低いと判断された作業機B及び作業機Cは表示せず、演算処理部53によって関連性が高いとされた作業機Aを表示する。
なお、作業者の作業者位置と重複する作業機の作業機位置が複数存在する場合、演算処理部53は、作業者の作業者位置と重複する全ての作業機位置に対応する作業機と、作業者位置とが関連性が高いものとする。この場合は、表示部46の機械名表示部81は、演算処理部53によって関連性が高いとされた複数の作業機を表示する。表示部46の機械名表示部81によって関連性が高いとされた複数の作業機を表示するにあたっては、最も作業者位置と重複した作業機位置の割合が高い(重複率が高い)作業機を、先頭に表示し、重複率順に作業機を並べて表示する。
なお、第2実施形態においても、振り返り画面Sに入力フレーム78aを表示し、入力フレーム78aに入力された指定時間帯を用いて、さらに絞込みを行ってもよい。例えば、演算処理部53が作業者位置に一致する作業機位置を検索する場合は、指定時間帯の範囲に入る検出時刻で検出された作業者位置や作業機位置を検索の対象とする。
これによれば、作業者の作業者位置と農業機械2の作業機位置とに基づいて、農作業時における作業者と関連する農業機械2の絞込みを簡単に行うことができる。例えば、農業機械2を追随しながら作業者が移動するような収穫作業などでは、作業者と農業機械2との位置が一致しやすくなる。そのため、どの作業者がどの農業機械で収穫作業を行ったかを簡単に絞り込むことが可能となる。また、作業者が農業機械2に乗車して農作業を行った場合も、作業者と農業機械2との位置が一致しやすくなる。それゆえ、どの作業者がどの農業機械に乗車して農作業を行ったかを簡単に絞り込むことができる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、作業者が作業のために指定した作業指定時刻と、作業機が稼動した稼動時刻とに基づいて、作業者と作業機との関連性を絞り込むようにしたものである。第1実施形態と異なる点について説明する。
図11に示すように、携帯端末4は、時刻を算出する計時部44と、農作業の開始又は終了の作業指定時刻を指定するための作業時刻指定部45とを備えている。作業時刻指定部45は、図12に示すように、携帯端末4の表示部46に表示された作業開始ボタン47aの選択時に計時部44が指し示した時刻を、作業開始指定時刻とする。また、作業時刻指定部45は、表示部46に表示された作業終了ボタン47bの選択時に計時部44が算出していた時刻を、作業終了指定時刻とする。このように、携帯端末4の作業時刻指定部45によって、作業指定時刻(作業開始指定時刻、作業終了指定時刻)を指定することができる。作業指定時刻(作業開始指定時刻、作業終了指定時刻)は、記憶部43に記憶される。なお、携帯端末4の表示部46は、様々な情報を表示すると共に入力インターフェースとしても機能を有するタッチパネル等で構成されていることが望ましい。
図11に示すように、農業機械2は、データ収集装置3を備えている。データ収集装置3は、農業機械2が稼働したときの稼働情報(稼働状況)を収集するもので、例えば、農
業機械の負荷情報(速度、エンジン回転数)、施肥量、収穫量などの農作業に関する稼働情報を収集する。なお、稼働情報として収集する内容(項目)は、予めデータ収集装置3等に設定されている。
次に、農業機械2(データ収集装置3)から携帯端末4を介してサーバ5にデータ(情報)を送信する流れについて、トラクタを例にあげ詳しく説明する。
図15に示すように、トラクタ2は、前後に車輪が取り付けられた走行車両(走行車体)10に、エンジン11、変速装置12等を搭載して構成されている。エンジン11の後方には、独立搭載型のキャビン13が設けられており、キャビン13内には運転席14が設けられている。また、走行車両10の後部には、3点リンク機構15が昇降可能に設けられると共に、エンジン11からの動力を伝達するPTO軸が設けられている。3点リンク機構15には、肥料散布装置、耕耘装置、農薬散布装置、播種散布装置、収穫装置などの作業装置16が着脱自在となっている。なお、図15は、肥料散布装置を3点リンク機構15に取り付けた例を示している。
トラクタ2には、データ収集装置3の他に、制御装置8が搭載されている。この制御装置8は、トラクタ2の走行系制御や作業系制御等を行うものであって、走行系制御として、エンジンの動作を制御したり、作業系制御として、運転席の周囲に設けられた操作レバーや操作スイッチなどの操作具からの入力を受けると、入力値に従って3点リンク機構15の昇降、PTO軸の出力(回転数)などの動作を制御する。トラクタ2の走行系制御や作業系制御を行うときの制御信号や制御を行うための各種検出信号(例えば、センサが検出した信号)は、車両用通信ネットワークに出力されて、トラクタ2の各部に伝達される。なお、制御装置8による走行系制御や作業系制御は、上述したものに限定されない。
データ収集装置3は、トラクタ2が動作しているときの農作業に関する様々なデータを各種センサや制御装置8等が接続された車両用ネットワーク等を介して自動的に収集する。例えば、トラクタ2の後部に作業装置16として耕耘装置が連結されてトラクタ2が動作したときは、ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、車速、耕深などのデータが車両用通信ネットワークに出力される。データ収集装置3は、ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、車速、耕深などを稼働情報として取得する。
また、作業装置16が肥料散布装置、農薬散布装置、播種散布装置である場合は、車速、エンジン回転数、散布量(肥料散布量、農薬散布量、播種散布量)などのデータが車両通信ネットワーク上に出力され、データ収集装置3は、車速、エンジン回転数、肥料散布量(施肥量)、農薬散布量、播種散布量を稼働情報として取得する。或いは、作業装置16が収穫装置である場合は、車速、エンジン回転数、収穫量などのデータが車両通信ネットワーク上に出力され、データ収集装置3は、車速、エンジン回転数、収穫量を稼働情報として取得する。なお、この他に、稼働情報は、コンバインであるときは、例えば、刈り取りクラッチのON又はOFF、田植機であるときは、植え付けクラッチのON又はOFF、トラクタであるときは、PTO軸の出力(回転数)、3点リンク機構15の昇降の高さなどである。また、稼働情報は、農業機械2が稼働しているかしていないかを示す稼働フラグであってもよい。
また、データ収集装置3は、時間を計時する計時部34が設けられている。稼働情報の検出時に計時部34が計時した時間(時刻)は、稼動した稼動時間(稼動時刻)として、稼働情報と共に記憶部33に記憶する。なお、計時部34で計時する時間は、トラクタ2が稼働した稼働時間を累積した稼働累積時間(アワメータ)であってもよいし、時刻(時、分)であってもよいし、日付(月、日)であってもよいし、トラクタ2が作動状態となってからの経過時間を計時するもの(カウンタ)であってもよい。
データ収集装置3の通信装置31は、携帯端末4との接続が確立すると、稼働情報(ロータリーの回転数、ロータリーの負荷、エンジン回転数、車速、耕深等)、稼働時刻及び作業機特定情報を携帯端末4に送信する。
携帯端末4は、通信装置41が、稼働情報、稼働時刻及び作業機特定情報等の作業機側情報を受信すると、受信した作業機側情報を記憶部43に記憶する。また、携帯端末4は
、サーバ5との接続が確立すると、記憶部43に記憶している携帯側情報(作業者特定情報、作業指定時刻)及び作業機側情報をサーバ5に送信する。
サーバ5の情報取得部51は、携帯端末4から送信された携帯側情報及び作業機側情報を受信(取得)する。サーバ5の記憶部52は、情報取得部51が取得した携帯側情報及び作業機側情報を記憶する。演算処理部53は、携帯側情報(作業者特定情報、作業開始指定時刻、作業終了指定時刻)及び作業機側情報(稼動情報、稼動時刻、作業機特定情報)を関連情報とし、この関連情報に基づいて、携帯端末4、即ち、携帯端末4を所持した作業者と農業機械2との対応関係を求める。
「作業者A」、「作業者B」、「作業者C」、「作業機A」、「作業機B」、「作業機C」を表示している状態において、作業者名表示部65に表示した作業者A〜作業者Cのうち作業者Bを選択すると、演算処理部53は、選択された作業者B(選択作業者B)が所有する第2携帯端末4bで指定した作業開始指定時刻及び作業終了指定時刻を記憶部52から抽出を行う。そして、演算処理部53は、抽出した作業者Bの作業開始指定時刻及び作業終了指定時刻と一致する稼動時刻を検索する。
図13に示すように、例えば、作業者Bが所有する第2携帯端末4bで指定した作業開始指定時刻が「15時00分」、作業終了指定時刻が「17時30分」であったとすると、作業者Bの作業開始指定時刻と作業機Bの稼動時刻とが一致すると共に、作業者Bの作業開始指定時刻と作業機Bの稼動時刻とが一致するため、演算処理部53は、作業機Bと作業者Bとが関連性が高いものとして保持する。即ち、演算処理部53は、選択された作業者が指定した作業開始指定時刻や作業終了指定時刻が一致する稼働時刻で稼働した作業機を関連性が高いものとして抽出する。
作業者名表示部65は、作業者Bの選択後は、選択した作業者Bを表示する。また、表示部46の機械名表示部81は、作業者Bの選択後は、作業者Bと関連性が低いと判断された作業機A及び作業機Cは表示せず、演算処理部53によって関連性が高いとされた作業機Bを表示する。
なお、上述した実施形態では、演算処理部53は、作業開始指定時刻及び作業終了指定時刻と稼働時刻とをそれぞれ比較していたが、作業開始指定時刻と作業終了指定時刻とに基づいて求めた指定時間帯と、稼働時刻に基づいて求めた稼働時間帯とを比較してもよい。
例えば、作業者Cの携帯端末4で指定した作業開始指定時刻が「15時00分」、作業終了指定時刻が「17時30分」であったとすると、演算処理部53は、作業開始指定時刻である「15時00分」から作業終了指定時刻である「17時30分」までの時間帯を指定時間帯(15時00分〜17時30分)とする。
また、作業機Bの稼働開始時の稼働時刻が「14時45分」、作業機Bの稼働終了時の稼働時刻が「17時55分」であったとすると、稼働開始時の稼働時刻である「14時45分」から稼働終了時の稼働時刻である「17時55分」までの時間帯を指定時間帯(14時45分〜17時55分)とする。そして、演算処理部53は、指定時間帯と稼働時間帯とが重複しているか否かを判断し、一部でも重複していれば、作業者Bの携帯端末4と、作業機Bとが関連性が高いと判断する。なお、演算処理部53は、指定時間帯と稼働時間帯とが重複しない場合は、関連性は低いと判断する。
なお、第3実施形態においても、振り返り画面Sに入力フレーム78aを表示し、入力フレーム78aに入力された指定時間帯を用いて、さらに絞込みを行ってもよい。例えば、演算処理部53が指定時間帯に一致する稼動時間帯を検索する場合は、指定時間帯の範囲に入る指定時間帯及び稼動時間帯を検索の対象とする。
これによれば、作業者が指定した作業指定時刻と、農業機械2が稼動した稼動時刻とに基づいて、農作業時における作業者と関連する農業機械2の絞込みを簡単に行うことができる。
[第4実施形態]
第4実施形態は、選択された作業機と関連性の高い作業者を抽出するようにしたものである。即ち、第1実施形態〜第3実施形態は、作業者を選択できるようにしたうえで選択
した作業者と関連性の高い作業機を抽出するものであったが、第4実施形態は、作業機を選択できるようにしたうえで選択した作業機と関連性の高い作業者を抽出するようにしたものである。
第4実施形態における作業管理システム1の全体構成は、図1と同様である。また、トラクタ2(制御装置8、走行車両10、エンジン11、変速装置12、キャビン13、運転席14、3点リンク機構15、作業装置16)、データ収集装置3(通信装置31、記憶部33、計時部34)、携帯端末4(位置検出装置40、通信装置41)の構成は上述した実施形態と同じであるため説明を省略する。また、サーバ5の情報取得部51及び記憶部52の上述した実施形態と同じであるため説明を省略する。上述した実施形態と異なる点について説明する。
サーバ5の演算処理部53は、作業機と関連性の高い作業者を抽出する。例えば、「作業者A」、「作業者B」、「作業者C」、「作業機A」、「作業機B」、「作業機C」を表示している状態において、機械名表示部81に表示した作業機A〜作業機Cのうち作業機Aを選択すると、演算処理部53は、選択された作業機A(選択作業機A)に搭載した第1通信装置31のビーコンを受信した携帯端末4を記憶部52から検索(抽出)する。
例えば、複数の携帯端末4(第1携帯端末4a、第2携帯端末4b、第3携帯端末4c)のうち、第1携帯端末4aと第1通信装置31のSSIDとが関連付けられて記憶部52に記憶されている場合、演算処理部53は、第1携帯端末4aの作業者特定情報を抽出する。そして、演算処理部53は、抽出した作業者特定情報を有する第1携帯端末4a(第1携帯端末4aを所持した作業者A)は、作業機Aと関連性が高いものとする。
表示部46の機械名表示部81は、作業機Aの選択後は、選択した作業機Aを表示する。作業者名表示部65は、作業機Aの選択後は、作業機Aと関連性が低いと判断された作業者B及び作業者Cは表示せず、演算処理部53によって関連性が高いとされた作業者Aを表示する。
これによれば、演算処理部53によって、表示部54に表示した作業機の中から選択された作業機と関連性の高いとされる作業者(作業者が所有する携帯端末)を抽出し、表示部54によって、作業機の選択後に、選択された作業機と関連性の高い作業者とを表示しているため、例えば、農作業後において、農作業を行った作業者と、当該作業者が農作業で用いた農業機械との絞り込みを簡単に行うことができる。
さて、この第4実施形態で示したように、作業機から作業者を絞り込む場合であっても、上述した第2実施形態及び第3実施形態で示したように様々な変更が可能である。
次に、第4実施形態における変形例について説明する。
ビーコンを受信した電波強度に基づいて、作業機と作業者との関連性を判断する場合には、演算処理部53は、次のように処理する。演算処理部53は、選択された作業機に搭載した通信装置31のビーコンを受信した携帯端末4のうち、ビーコンの電波強度が所定以上(閾値以上)であった携帯端末4の作業者特定情報を記憶部52から抽出する。そして、演算処理部53は、抽出した作業者特定情報を有する携帯端末4を所持した作業者と、選択された作業機とは関連性が高いものとする。
第2実施形態と同じように作業者位置及び作業機位置に基づいて、作業機と作業者との関連性を判断する場合には、演算処理部53は、次のように処理する。演算処理部53は、選択された作業機に搭載した位置検出装置30が検出した作業機位置を抽出する。そして、演算処理部53は、抽出後の作業機位置と重複している作業者位置の検索を行う。複数の携帯端末4の位置検出装置40が検出した作業者位置のうち、選択後の作業機に対応する作業機位置と重複する作業者位置がある場合、演算処理部53は、重複した作業者位置を検出した携帯端末4の作業者特定情報を抽出する。そして、演算処理部53は、抽出した作業者特定情報を有する携帯端末4を所持した作業者と、選択された作業機とは関連性が高いものとする。
第3実施形態と同じように、作業指定時刻と、作業機が稼動した稼動時刻とに基づいて、作業機と作業者との関連性を判断する場合には、演算処理部53は、次のように処理する。演算処理部53は、選択した作業機の稼働時刻を抽出し、抽出した稼働時刻と一致す
る作業指定時刻(作業開始指定時刻、作業終了指定時刻)を検索する。演算処理部53は、稼働時刻と一致する作業指定時刻がある場合、作業指定時刻を指定した携帯端末4の作業者特定情報を抽出する。そして、演算処理部53は、抽出した作業者特定情報を有する携帯端末4を所持した作業者と、選択された作業機とは関連性が高いものとする。なお、作業指定時刻と作業機が稼動した稼動時刻とに基づいて、作業機と作業者との関連性を判断する場合には、第3実施形態と同じように、作業指定時刻から得られる指定時間帯と稼働時刻から得られる稼働時間帯とを用いて、作業機と作業者との関連性を判断してもよい。
なお、この第4実施形態に示したように、選択された作業機から作業者を絞り込む場合も、振り返り画面Sに入力フレーム78aを表示し、入力フレーム78aに入力された指定時間帯を用いて、さらに絞込みを行ってもよい。
また、上述した実施形態では、作業管理支援装置5をサーバで構成していたが、これに代え、作業者が所持する携帯端末で構成してもよい。この場合、図14に示すように、携帯端末5は、通信装置41と、記憶部43と、情報取得部71と、演算処理部73とを備えている。演算処理部73は、上述したサーバ5の演算処理部53と同様の動作を行うため説明を省略する。情報取得部71は、上述したように、農業機械2に搭載された通信装置31からビーコンの受信に関する受信情報(識別情報、ビーコンの受信時刻)を受信(取得)するものである。記憶部43は、情報取得部71が取得した受信情報を記憶するものである。即ち、記憶部43は、サーバ5の記憶部52と同様に受信情報を記憶する。まとめると、サーバの機能を携帯端末に持たせることによって携帯端末を作業管理装置とすることができる。携帯端末5によれば、演算処理部73などを動作させることにより、農業機械と携帯端末を所持する作業者との関連付けを簡単に把握することができる。
その他の変形例として、作業管理支援装置5を、作業者の住宅又は作業者が所属している会社等に設置した設置型コンピュータで構成してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。上述した実施形態では、農業機械の一例としてトラクタを例にあげ説明したが、コンバインであってもよい。コンバインには、収穫した穀物のタンパク質を検出するセンサや収穫量を検出する計量器等が設けられており、コンバインに適用した場合には、収穫量、タンパク質などを稼働情報として取得することができ、圃場毎の収穫量やタンパク質などを整理することが可能となる。或いは、トラクタやコンバインだけでなく、農業機械は、田植機であってもよい。
なお、ビーコンとは、データ収集装置3の通信装置31の発信元を携帯端末4(通信装置41)に知らせるための電波であるが、上述したビーコン(携帯端末4と農業機械2との関連性が高いことを判定するためのビーコン)は、所定の通信装置が自己以外の携帯端末4に送信した電波も含むものであってもよい。つまり、自己の携帯端末4に向けて発信した電波(ビーコン)だけでなく、当該携帯端末4の近くで他の携帯端末4に向けて発信した電波(ビーコン)を受信して、そのビーコン(SSID)などの受信情報を用いて、携帯端末4と農業機械2との関連性を判断してもよい。
1 作業管理システム
4 携帯端末
5 作業管理装置
6 測位衛星
10 走行車両
11 エンジン
12 変速装置
13 キャビン
14 運転席
15 3点リンク機構
16 作業装置
30 位置検出装置
31 通信装置
33 記憶部
34 計時部
41 通信装置
40 位置検出装置
43 記憶部
44 計時部
47a 作業開始ボタン
47b 作業終了ボタン
51 情報取得部
52 記憶部
53 演算処理部
54 表示部
65 作業者名表示部
81 機械名表示部
78 指定時刻入力部
78a 入力フレーム
90 スクロールバー
91 ノブ
92 アロー

Claims (6)

  1. 作業者と作業機との関連性を絞り込むための関連情報を記憶する記憶部と、複数の作業者と複数の作業機とを表示し且つ表示した複数の作業者のうち所定の作業者を選択可能な表示部とを備え、
    前記選択された作業者と関連性の高い作業機を抽出する演算処理部を備え、前記表示部は、前記作業者の選択後に、選択された作業者と前記演算処理部で抽出した作業機とを表示することを特徴とする作業管理支援装置。
  2. 前記記憶部は、前記各作業機に搭載された通信装置が送信したビーコンに関して、前記作業者が所持する携帯端末が受信したか否かの情報を前記関連情報として記憶しており、
    前記演算処理部は、前記選択された作業者の携帯端末がビーコンを受信した通信装置を前記関連情報から抽出し、抽出した通信装置を搭載した作業機を関連性が高いものとすることを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装置。
  3. 前記記憶部は、前記各作業機に搭載された通信装置が送信したビーコンに関して、前記作業者が所持する携帯端末の電波強度を前記関連情報として記憶しており、
    前記演算処理部は、前記選択された作業者の携帯端末がビーコンを受信した通信装置のうち電波強度が所定以上の通信装置を前記関連情報から抽出し、抽出した通信装置を搭載した作業機を関連性が高いものとすることを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装置。
  4. 前記記憶部は、測位衛星からの信号に基づいて検出した各作業者の作業者位置及び各作業機の作業機位置を前記関連情報として記憶しており、
    前記演算処理部は、選択された作業者の前記作業者位置と前記作業機位置とが重複する作業機を関連性が高いものとして抽出することを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装置。
  5. 前記記憶部は、各作業者が指定した作業指定時刻及び各作業機が稼働した稼働時刻を前記関連情報として記憶しており、
    前記演算処理部は、選択された作業者が指定した前記作業指定時刻と前記稼動時刻とが重複する作業機を関連性が高いものとして抽出することを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装置。
  6. 作業者と作業機との関連性を絞り込むための関連情報を記憶する記憶部と、複数の作業者と複数の作業機とを表示し且つ表示した複数の作業機のうち所定の作業機を選択可能な表示部とを備え、
    前記選択された作業機と関連性の高い作業者を抽出する演算処理部を備え、前記表示部は、前記作業機の選択後に、選択された作業機と前記演算処理部で抽出した作業者とを表示することを特徴とする作業管理支援装置。
JP2013074039A 2013-03-29 2013-03-29 作業管理支援装置 Active JP6027933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013074039A JP6027933B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 作業管理支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013074039A JP6027933B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 作業管理支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014199515A true JP2014199515A (ja) 2014-10-23
JP6027933B2 JP6027933B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=52356385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013074039A Active JP6027933B2 (ja) 2013-03-29 2013-03-29 作業管理支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6027933B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191515A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社クボタ 穀物処理設備を支援する支援装置及び穀物処理設備
CN109656640A (zh) * 2017-10-11 2019-04-19 井关农机株式会社 作业车辆的作业设定系统
JP2019121055A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理システム、その制御方法、およびプログラム
JP7032601B1 (ja) 2021-09-03 2022-03-08 株式会社Social Area Networks 作業監視システム及び作業監視方法
JP7071563B1 (ja) 2021-02-16 2022-05-19 株式会社Social Area Networks 作業実績管理システム及び作業実績管理方法
JP7345813B1 (ja) * 2023-02-05 2023-09-19 株式会社エヌブリッジ 工場診断システム、データ収集送出装置、工場診断装置、プログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7392323B2 (ja) 2019-08-19 2023-12-06 株式会社リコー 情報処理システム、認証装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004282301A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Toyota Motor Corp 現在位置検出システム
JP2005092595A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 National Agriculture & Bio-Oriented Research Organization 農作業履歴管理装置、農作業履歴管理方法および農作業履歴管理プログラム
JP2005258546A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Pentax Corp 処理管理システム及び工程管理システム
JP2007026212A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業情報管理システムおよび携帯端末装置
JP2010161991A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Fujitsu Ltd 作業記録装置、作業記録システムおよび作業記録プログラム
JP2011085990A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Fujitsu Ltd 作業管理プログラム、作業管理装置、および作業管理方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004282301A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Toyota Motor Corp 現在位置検出システム
JP2005092595A (ja) * 2003-09-18 2005-04-07 National Agriculture & Bio-Oriented Research Organization 農作業履歴管理装置、農作業履歴管理方法および農作業履歴管理プログラム
JP2005258546A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Pentax Corp 処理管理システム及び工程管理システム
JP2007026212A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業情報管理システムおよび携帯端末装置
JP2010161991A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Fujitsu Ltd 作業記録装置、作業記録システムおよび作業記録プログラム
JP2011085990A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Fujitsu Ltd 作業管理プログラム、作業管理装置、および作業管理方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191515A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社クボタ 穀物処理設備を支援する支援装置及び穀物処理設備
CN109656640A (zh) * 2017-10-11 2019-04-19 井关农机株式会社 作业车辆的作业设定系统
JP2019121055A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理システム、その制御方法、およびプログラム
JP7071563B1 (ja) 2021-02-16 2022-05-19 株式会社Social Area Networks 作業実績管理システム及び作業実績管理方法
JP2022124845A (ja) * 2021-02-16 2022-08-26 株式会社Social Area Networks 作業実績管理システム及び作業実績管理方法
JP7032601B1 (ja) 2021-09-03 2022-03-08 株式会社Social Area Networks 作業監視システム及び作業監視方法
JP2023037366A (ja) * 2021-09-03 2023-03-15 株式会社Social Area Networks 作業監視システム及び作業監視方法
JP7345813B1 (ja) * 2023-02-05 2023-09-19 株式会社エヌブリッジ 工場診断システム、データ収集送出装置、工場診断装置、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6027933B2 (ja) 2016-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6027933B2 (ja) 作業管理支援装置
JP5902120B2 (ja) 作業管理支援装置及び作業管理システム
JP6332896B2 (ja) 作業情報抽出システム及び作業情報抽出システムの動作方法
WO2015033968A1 (ja) 農業支援システム
US8417534B2 (en) Automated location-based information recall
JP6069139B2 (ja) 農業支援システム
JP2013233117A (ja) 農作業支援システム
WO2014050674A1 (ja) 農業支援システム
JP2014194604A (ja) 農業管理支援システム
JP5972820B2 (ja) 作業管理支援装置
JP6021717B2 (ja) 作業管理支援装置及び作業管理システム
JP6153462B2 (ja) 作業管理システム
JP6021718B2 (ja) 農業管理支援システム
JP2021114334A (ja) 作業支援方法
JP6148125B2 (ja) 農業支援システム
JP2015049867A (ja) 農業支援システム
JP6118615B2 (ja) 農業管理支援装置及び農業管理支援システム
JP6053302B2 (ja) 農業機械及び農業機械の圃場データ収集システム
JP5972818B2 (ja) 作業管理支援装置及び作業管理システム
JP6013255B2 (ja) 農業機械の管理システム及び農業機械の携帯端末
JP6148168B2 (ja) 作業管理システム
JP2016218949A (ja) 表示装置
JP5972819B2 (ja) 作業管理支援装置及び作業管理システム
JP6222961B2 (ja) 農業管理支援システム
WO2014156940A1 (ja) 作業管理支援装置及び作業管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150327

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6027933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150