JP6027933B2 - 作業管理支援装置 - Google Patents
作業管理支援装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6027933B2 JP6027933B2 JP2013074039A JP2013074039A JP6027933B2 JP 6027933 B2 JP6027933 B2 JP 6027933B2 JP 2013074039 A JP2013074039 A JP 2013074039A JP 2013074039 A JP2013074039 A JP 2013074039A JP 6027933 B2 JP6027933 B2 JP 6027933B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- worker
- information
- machine
- work machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 127
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 80
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 67
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 19
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 32
- 238000013480 data collection Methods 0.000 description 28
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 11
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 10
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 9
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 6
- 239000003337 fertilizer Substances 0.000 description 5
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 3
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 3
- 238000010899 nucleation Methods 0.000 description 3
- 239000000575 pesticide Substances 0.000 description 3
- 102000004169 proteins and genes Human genes 0.000 description 3
- 108090000623 proteins and genes Proteins 0.000 description 3
- 238000012552 review Methods 0.000 description 3
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 3
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000009313 farming Methods 0.000 description 2
- 230000004720 fertilization Effects 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000000060 site-specific infrared dichroism spectroscopy Methods 0.000 description 2
- 239000003905 agrochemical Substances 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 235000013339 cereals Nutrition 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 238000009331 sowing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
特許文献1では、作業者の位置および作業者の動きに関する動きデータを取得する行動記録データ取得部と、行動記録データ取得部によって取得された前記作業者の位置に応じて、作業者が作業を行っている圃場候補を選択する圃場候補選択部と、行動記録データ取得部によって取得された作業者の動きデータから特徴量を抽出する特徴量抽出部と、特徴量抽出部によって抽出された特徴量を用いて、前記作業者が行った作業種別を特定する作業種別特定部と、作業種別特定部によって特定された作業種別に基づいて、圃場候補選択部によって選択された前記圃場候補のなかから前記作業者が作業を行った圃場を特定する圃場特定部と、作業種別特定部によって特定された作業種別と、圃場特定部によって特定された圃場とを対応付けて作業記録として記録する作業記録部とを備えている。
そこで本発明は、上記問題に鑑み、作業時において、関連性のあった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる作業管理支援装置を提供することを目的とする。
即ち、作業管理支援装置は、作業を行った複数の作業者に関する情報及び作業を行った複数の作業機に関する情報を、作業機との関連性を絞り込むための関連情報として取得する情報取得部と、前記関連情報を記憶する記憶部と、複数の作業者に関する情報に対応する複数の作業者と複数の作業機に関する情報に対応する複数の作業機とを表示し且つ表示した複数の作業者のうち所定の作業者を選択可能な表示部と、前記選択された作業者と関連性の高い作業機を抽出する演算処理部と、を備え、前記表示部は、前記作業者の選択後に、選択された作業者と前記演算処理部で抽出した作業機とを表示することを特徴とする。
ビーコンに関して、前記作業者が所持する携帯端末の電波強度を前記関連情
報として記憶しており、前記演算処理部は、前記選択された作業者の携帯端末がビーコンを受信した通信装置のうち電波強度が所定以上の通信装置を前記関連情報から抽出し、抽出した通信装置を搭載した作業機を関連性が高いものとすることを特徴とする。
者の作業者位置及び各作業機の作業機位置を前記関連情報として記憶しており、前記演
算処理部は、選択された作業者の前記作業者位置と前記作業機位置とが重複する作業機
を関連性が高いものとして抽出することを特徴とする。
作業管理支援装置は、前記記憶部は、各作業者が指定した作業指定時刻及び各作業機
が稼働した稼働時刻を前記関連情報として記憶しており、前記演算処理部は、選択され
た作業者が指定した前記作業指定時刻と前記稼働時刻とが重複する作業機を関連性が高
いものとして抽出することを特徴とする。
ことができる。例えば、複数の作業者のうち、作業機を操作した作業者を簡単に絞りこ
むことができたり、作業機の傍で作業を行った作業者を絞り込むことができる。
また、ビーコンの受信の有無に基づいて、複数の作業者のうち、作業時に関連性の高
かった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる。例えば、複数の作業者のうち
、ビーコンを受信した携帯端末を所持した作業者は、ビーコンを送信した通信装置を搭
載した作業機の近くで作業を行ったと推測することができる。
た作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる。例えば、複数の作業者のうち、ビ
ーコンの電波強度が高かった携帯端末を所持した作業者は、ビーコンを送信した通信装
置を搭載した作業機の近くで作業を行ったと推測することができる。
また、作業者位置及び作業機位置に基づいて、複数の作業者のうち、関連性の高かっ
た作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる。例えば、複数の作業者のうち、作
業機位置に重なる作業者位置に対応する作業者は、作業機の近くで作業を行ったと推測
することができる。
者のうち、関連性の高かった作業者と作業機とを簡単に絞り込むことができる。例えば
、稼働時刻と重複する作業指定時刻を指定した作業者は、作業機と共に作業を行ったと
推測することができる。
また、複数の作業機のうち、作業時に関連性の高かった作業機と作業者とを簡単に絞
り込むことができる。
[第1実施形態]
本発明の作業管理システムは、作業場において作業を行った作業者や作業機の作業を管理することができるシステムである。この作業管理システムは、例えば、農作物等を栽培する圃場(作業場)で、農作業を行った作業者、或いは、圃場で農作業を行った農業機械(作業機)の様々な管理を行うものである。以下、説明の便宜上、作業場を圃場、作業を農作業、作業機を農業機械とし、作業管理システムについて説明する。
農作業後、どの農業機械をどの作業者が操作したかという関係を把握したり、どの作業者がどの圃場で作業を行ったかを把握するために、従来では農作業をノート等に記録したが、この方法では記録自体が大変であるばかりか、正確に農作業を記録することは難しい。
図1に示すように、作業管理システム1は、トラクタ、コンバイン、田植機などの農業機械2に搭載された通信装置31と、作業者が農作業のときに所持する携帯端末4と、作業管理装置5を備えている。
携帯端末4の通信装置31は、例えば、通信規格であるIEEE802.11シリーズのWi-Fi(登録商標)などの無線通信を行うもので、データ収集装置3の通信装置31から送信されたビーコンを受信することができる。記憶部43は、データ収集装置3の通信装置31から送信されたビーコンに関して、当該携帯端末4(通信装置41)が受信したビーコンの受信に関する受信情報を記憶する。なお、携帯端末4の通信装置41は、移動体通信網(例えば、携帯電話通信網)によって携帯端末4の様々なデータを外部に送信することもできる。なお、携帯端末4とデータ収集装置3(通信装置31)との無線通信の通信距離は近距離であって、例えば、0〜20mの範囲に設定されている(通信距離の最大値が20m)。
データ収集装置3の通信装置31は、農業機械2のバッテリーから電源が供給されていて、例えば、農業機械2のエンジンを始動後、所定の間隔で外部にビーコンを送信する。なお、データ収集装置3の通信装置31は、農業機械2のエンジンの始動の有無に関わらず、所定の間隔でビーコンを送信してもよい。
とができる。一方、携帯端末4の通信装置41が、データ収集装置3の通信装置31の通信エリア外であるときはビーコンを受信することができない。
ここで、携帯端末4は、ビーコンを受信すると、受信したビーコンに含まれる識別情報を受信時刻と共に、記憶部43に記憶する。即ち、携帯端末4の記憶部43は、受信情報として、ビーコンに含まれる識別情報及び受信時刻を、ビーコンを受信するごとに記憶する。
また、受信時刻が「2012年12月17日13:05:00」、「2012年12月17日13:06:00」、「2012年12月17日13:08:00」、「2012年12月17日13:09:00」のとき、第1携帯端末4aは、第1通信装置31aのビーコンを受信したため、受信した第1通信装置31aのSSIDを、受信時刻に対応させて記憶部43に記憶する(SSIDの欄「○」)。
情報取得部51は、携帯端末4から送信された情報、特に、ビーコンの受信に関する受信情報を取得する。具体的には、所定の携帯端末4からサーバ5にアクセスがあり、サーバ5が携帯端末4のアクセスを許可すると、情報取得部51は、接続した携帯端末4から送信された受信情報(識別情報、ビーコンの受信時刻)を受信(取得)する。また、情報取得部51は、携帯端末4から取得した受信情報の他に、携帯端末4を識別するための作業者特定情報も受信する。
ンの受信時刻)及び作業者特定情報は、農作業を行った作業者と、農業機械との関連性を絞り込むため関連情報である。説明の便宜上、受信情報及び作業者特定情報などを関連情報という。
演算処理部53は、CPU等により構成されていてサーバ5において様々な演算処理を行うものである。表示部54は、モニタ(液晶)等から構成されていて、記憶部52に記憶された様々な情報やインターフェース等を介して入力された情報等を表示することができるものである。
図3に示すように、表示部54は、農作業後等に振り返りを行うための「振り返り画面S」を表示するものである。表示部54は、振り返り画面Sに、複数の作業者と複数の作業機とを表示するものである。この表示部54は、作業者名表示部65と、機械名表示部81と、指定時刻を入力する指定時刻入力部78とを備えている。
次に、演算処理部53について詳しく説明する。
演算処理部53は、記憶部52や表示部54における処理を行うもので、特に、関連情報に基づいて、作業者名表示部65において選択された作業者(選択作業者ということがある)と関連性の高い作業機(関連作業機)を抽出する。
図4は、農作業の状況の一例を示したもので、農作業を行う作業者A、作業者B、作業者Cのそれぞれの周囲には、3台の農業機械2a、2b、2cが農作業を行っている。作
業者Aは、第1携帯端末4aを所持し、作業者Bは、第2携帯端末4bを所持し、作業者Cは、第3携帯端末4cbを所持している。また、農業機械2aには第1通信装置31aが搭載され、農業機械2bには第2通信装置31bが搭載され、農業機械2cには第3通信装置31cが搭載されている。
図6(a)は、振り返り画面Sを表示した初期状態、即ち、作業者(作業者名)を選択する前の状態を示している。図6(a)に示すように、初期状態では、作業者名表示部65は、「作業者A」、「作業者B」、「作業者C」の作業者(作業者名)を表示する。また、機械名表示部81も、「作業機A」、「作業機B」、「作業機C」を表示する。
図6に示すように、表示部54(振り返り画面S)に指定時間帯を入力する入力フレーム78aを表示して、入力フレーム78aに入力された指定時間帯を用いて、さらに絞込みを行ってもよい。例えば、携帯端末4が受信したビーコンのSSIDを検索する場合は、演算処理部53は、まず、記憶部52に記憶された受信時刻のうち、入力フレーム78aに入力された指定時間帯に入る受信時刻を検索する。そして、演算処理部53は、検索後の受信時刻に対応するSSIDの中から、選択された作業者が所持する携帯端末4が受信したSSIDを抽出する。即ち、演算処理部53は、入力フレーム78aに入力された指定時間帯の範囲に入る受信時刻をSSIDの検索の対象とする。なお、入力フレームには「年、月、日、時、分」を入力できるようにしてもよいし、これに代え、振り返り画面Sに入力フレーム及びカレンダーを表示し、カレンダーには「年、月、日」が指定でき、
入力フレームには「時、分」を入力できるようにしてもよい。
サーバ5の情報取得部51は、携帯端末4から送信された受信情報(識別情報、ビーコンの受信時刻、電波強度)及び作業者特定情報も受信する。サーバ5の記憶部52は、情報取得部51が取得した識別情報、ビーコンの受信時刻、電波強度及び作業者特定情報を記憶する。演算処理部53は、記憶部52に記憶された受信情報(識別情報、ビーコンの受信時刻、電波強度)及び作業者特定情報を関連情報とし、この関連情報に基づいて、携帯端末4、即ち、携帯端末4を所持した作業者と農業機械2との対応関係を求める。
図8(b)に示すように、作業者名表示部65は、作業者Bの選択後は、選択した作業者Bを表示する。また、表示部46の機械名表示部81は、作業者Bの選択後は、作業者Bと関連性が低いと判断された作業機Aは表示せず、演算処理部53によって関連性が高いとされた作業機B及び作業機Cを表示する。機械名表示部81は、表示する作業機B及び作業機Cのうち、電波強度が高い作業機Cを先頭に表示する。
この変形例においても、振り返り画面Sに入力フレーム78aを表示し、入力フレーム78aに入力された指定時間帯を用いて、さらに絞込みを行ってもよい。例えば、演算処
理部53が携帯端末4が受信したビーコンの電波強度を検索する場合、指定時間帯の範囲に入る受信時刻でのビーコンの電波強度を検索の対象とする。
[第2実施形態]
第2実施形態は、測位衛星からの信号に基づいて検出した作業者の作業者の位置(作業者位置という)と、作業機の作業機位置とに基づいて、作業者と作業機との関連性を絞り込むようにしたものである。第1実施形態と異なる点について説明する。
さて、携帯端末4が農業機械2の通信装置31の通信エリアに入ると、通信装置31は、記憶部に記憶した作業機側情報(作業機位置、作業機検出時刻、作業機特定情報)を携帯端末4に送信する。携帯端末4は、通信装置41が作業機側情報を受信すると、受信した作業機側情報を記憶部43に記憶する。また、携帯端末4は、サーバ5との接続が確立すると、記憶部43に記憶している携帯側情報(作業者位置、作業者検出時刻、作業者特定情報)及び作業機側情報をサーバ5に送信する。
、作業者B、作業者Cの識別は作業者特定情報から行えるものとし、作業機A、作業機B、作業者Cの識別は作業機特定情報から行えるものとする。
作業者名表示部65は、作業者Cの選択後は、選択した作業者Cを表示する。また、表示部46の機械名表示部81は、作業者Cの選択後は、作業者Cと関連性が低いと判断された作業機B及び作業機Cは表示せず、演算処理部53によって関連性が高いとされた作業機Aを表示する。
これによれば、作業者の作業者位置と農業機械2の作業機位置とに基づいて、農作業時における作業者と関連する農業機械2の絞込みを簡単に行うことができる。例えば、農業機械2を追随しながら作業者が移動するような収穫作業などでは、作業者と農業機械2との位置が一致しやすくなる。そのため、どの作業者がどの農業機械で収穫作業を行ったかを簡単に絞り込むことが可能となる。また、作業者が農業機械2に乗車して農作業を行った場合も、作業者と農業機械2との位置が一致しやすくなる。それゆえ、どの作業者がどの農業機械に乗車して農作業を行ったかを簡単に絞り込むことができる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、作業者が作業のために指定した作業指定時刻と、作業機が稼動した稼動時刻とに基づいて、作業者と作業機との関連性を絞り込むようにしたものである。第1実施形態と異なる点について説明する。
業機械の負荷情報(速度、エンジン回転数)、施肥量、収穫量などの農作業に関する稼働情報を収集する。なお、稼働情報として収集する内容(項目)は、予めデータ収集装置3等に設定されている。
図15に示すように、トラクタ2は、前後に車輪が取り付けられた走行車両(走行車体)10に、エンジン11、変速装置12等を搭載して構成されている。エンジン11の後方には、独立搭載型のキャビン13が設けられており、キャビン13内には運転席14が設けられている。また、走行車両10の後部には、3点リンク機構15が昇降可能に設けられると共に、エンジン11からの動力を伝達するPTO軸が設けられている。3点リンク機構15には、肥料散布装置、耕耘装置、農薬散布装置、播種散布装置、収穫装置などの作業装置16が着脱自在となっている。なお、図15は、肥料散布装置を3点リンク機構15に取り付けた例を示している。
携帯端末4は、通信装置41が、稼働情報、稼働時刻及び作業機特定情報等の作業機側情報を受信すると、受信した作業機側情報を記憶部43に記憶する。また、携帯端末4は
、サーバ5との接続が確立すると、記憶部43に記憶している携帯側情報(作業者特定情報、作業指定時刻)及び作業機側情報をサーバ5に送信する。
なお、上述した実施形態では、演算処理部53は、作業開始指定時刻及び作業終了指定時刻と稼働時刻とをそれぞれ比較していたが、作業開始指定時刻と作業終了指定時刻とに基づいて求めた指定時間帯と、稼働時刻に基づいて求めた稼働時間帯とを比較してもよい。
また、作業機Bの稼働開始時の稼働時刻が「14時45分」、作業機Bの稼働終了時の稼働時刻が「17時55分」であったとすると、稼働開始時の稼働時刻である「14時45分」から稼働終了時の稼働時刻である「17時55分」までの時間帯を指定時間帯(14時45分〜17時55分)とする。そして、演算処理部53は、指定時間帯と稼働時間帯とが重複しているか否かを判断し、一部でも重複していれば、作業者Bの携帯端末4と、作業機Bとが関連性が高いと判断する。なお、演算処理部53は、指定時間帯と稼働時間帯とが重複しない場合は、関連性は低いと判断する。
これによれば、作業者が指定した作業指定時刻と、農業機械2が稼動した稼動時刻とに基づいて、農作業時における作業者と関連する農業機械2の絞込みを簡単に行うことができる。
[第4実施形態]
第4実施形態は、選択された作業機と関連性の高い作業者を抽出するようにしたものである。即ち、第1実施形態〜第3実施形態は、作業者を選択できるようにしたうえで選択
した作業者と関連性の高い作業機を抽出するものであったが、第4実施形態は、作業機を選択できるようにしたうえで選択した作業機と関連性の高い作業者を抽出するようにしたものである。
これによれば、演算処理部53によって、表示部54に表示した作業機の中から選択された作業機と関連性の高いとされる作業者(作業者が所有する携帯端末)を抽出し、表示部54によって、作業機の選択後に、選択された作業機と関連性の高い作業者とを表示しているため、例えば、農作業後において、農作業を行った作業者と、当該作業者が農作業で用いた農業機械との絞り込みを簡単に行うことができる。
次に、第4実施形態における変形例について説明する。
ビーコンを受信した電波強度に基づいて、作業機と作業者との関連性を判断する場合には、演算処理部53は、次のように処理する。演算処理部53は、選択された作業機に搭載した通信装置31のビーコンを受信した携帯端末4のうち、ビーコンの電波強度が所定以上(閾値以上)であった携帯端末4の作業者特定情報を記憶部52から抽出する。そして、演算処理部53は、抽出した作業者特定情報を有する携帯端末4を所持した作業者と、選択された作業機とは関連性が高いものとする。
る作業指定時刻(作業開始指定時刻、作業終了指定時刻)を検索する。演算処理部53は、稼働時刻と一致する作業指定時刻がある場合、作業指定時刻を指定した携帯端末4の作業者特定情報を抽出する。そして、演算処理部53は、抽出した作業者特定情報を有する携帯端末4を所持した作業者と、選択された作業機とは関連性が高いものとする。なお、作業指定時刻と作業機が稼動した稼動時刻とに基づいて、作業機と作業者との関連性を判断する場合には、第3実施形態と同じように、作業指定時刻から得られる指定時間帯と稼働時刻から得られる稼働時間帯とを用いて、作業機と作業者との関連性を判断してもよい。
また、上述した実施形態では、作業管理支援装置5をサーバで構成していたが、これに代え、作業者が所持する携帯端末で構成してもよい。この場合、図14に示すように、携帯端末5は、通信装置41と、記憶部43と、情報取得部71と、演算処理部73とを備えている。演算処理部73は、上述したサーバ5の演算処理部53と同様の動作を行うため説明を省略する。情報取得部71は、上述したように、農業機械2に搭載された通信装置31からビーコンの受信に関する受信情報(識別情報、ビーコンの受信時刻)を受信(取得)するものである。記憶部43は、情報取得部71が取得した受信情報を記憶するものである。即ち、記憶部43は、サーバ5の記憶部52と同様に受信情報を記憶する。まとめると、サーバの機能を携帯端末に持たせることによって携帯端末を作業管理装置とすることができる。携帯端末5によれば、演算処理部73などを動作させることにより、農業機械と携帯端末を所持する作業者との関連付けを簡単に把握することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。上述した実施形態では、農業機械の一例としてトラクタを例にあげ説明したが、コンバインであってもよい。コンバインには、収穫した穀物のタンパク質を検出するセンサや収穫量を検出する計量器等が設けられており、コンバインに適用した場合には、収穫量、タンパク質などを稼働情報として取得することができ、圃場毎の収穫量やタンパク質などを整理することが可能となる。或いは、トラクタやコンバインだけでなく、農業機械は、田植機であってもよい。
4 携帯端末
5 作業管理装置
6 測位衛星
10 走行車両
11 エンジン
12 変速装置
13 キャビン
14 運転席
15 3点リンク機構
16 作業装置
30 位置検出装置
31 通信装置
33 記憶部
34 計時部
41 通信装置
40 位置検出装置
43 記憶部
44 計時部
47a 作業開始ボタン
47b 作業終了ボタン
51 情報取得部
52 記憶部
53 演算処理部
54 表示部
65 作業者名表示部
81 機械名表示部
78 指定時刻入力部
78a 入力フレーム
90 スクロールバー
91 ノブ
92 アロー
Claims (6)
- 作業を行った複数の作業者に関する情報及び作業を行った複数の作業機に関する情報を、作業機との関連性を絞り込むための関連情報として取得する情報取得部と、
前記関連情報を記憶する記憶部と、
複数の作業者に関する情報に対応する複数の作業者と複数の作業機に関する情報に対応する複数の作業機とを表示し且つ表示した複数の作業者のうち所定の作業者を選択可能な表示部と、
前記選択された作業者と関連性の高い作業機を抽出する演算処理部と、
を備え、
前記表示部は、前記作業者の選択後に、選択された作業者と前記演算処理部で抽出した作業機とを表示することを特徴とする作業管理支援装置。 - 前記記憶部は、前記各作業機に搭載された通信装置が送信したビーコンに関して、前記作業者が所持する携帯端末が受信したか否かの情報を前記関連情報として記憶しており、
前記演算処理部は、前記選択された作業者の携帯端末がビーコンを受信した通信装置を前記関連情報から抽出し、抽出した通信装置を搭載した作業機を関連性が高いものとすることを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装置。 - 前記記憶部は、前記各作業機に搭載された通信装置が送信したビーコンに関して、前記作業者が所持する携帯端末の電波強度を前記関連情報として記憶しており、
前記演算処理部は、前記選択された作業者の携帯端末がビーコンを受信した通信装置のうち電波強度が所定以上の通信装置を前記関連情報から抽出し、抽出した通信装置を搭載した作業機を関連性が高いものとすることを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装置。 - 前記記憶部は、測位衛星からの信号に基づいて検出した各作業者の作業者位置及び各作業機の作業機位置を前記関連情報として記憶しており、
前記演算処理部は、選択された作業者の前記作業者位置と前記作業機位置とが重複する作業機を関連性が高いものとして抽出することを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装置。 - 前記記憶部は、各作業者が指定した作業指定時刻及び各作業機が稼働した稼働時刻を前記関連情報として記憶しており、
前記演算処理部は、選択された作業者が指定した前記作業指定時刻と前記稼働時刻とが重複する作業機を関連性が高いものとして抽出することを特徴とする請求項1に記載の作業管理支援装置。 - 作業を行った複数の作業者に関する情報及び作業を行った複数の作業機に関する情報を、作業機との関連性を絞り込むための関連情報として取得する情報取得部と、
前記関連情報を記憶する記憶部と、
複数の作業者に関する情報に対応する複数の作業者と複数の作業機に関する情報に対応する複数の作業機とを表示し且つ表示した複数の作業機のうち所定の作業機を選択可能な表示部と、
前記選択された作業機と関連性の高い作業者を抽出する演算処理部と、
を備え、
前記表示部は、前記作業機の選択後に、選択された作業機と前記演算処理部で抽出した作業者とを表示することを特徴とする作業管理支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013074039A JP6027933B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 作業管理支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013074039A JP6027933B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 作業管理支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014199515A JP2014199515A (ja) | 2014-10-23 |
JP6027933B2 true JP6027933B2 (ja) | 2016-11-16 |
Family
ID=52356385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013074039A Active JP6027933B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 作業管理支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6027933B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7392323B2 (ja) | 2019-08-19 | 2023-12-06 | 株式会社リコー | 情報処理システム、認証装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6525677B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-06-05 | 株式会社クボタ | 穀物処理設備を支援する支援装置及び穀物処理設備 |
EP3469867A3 (en) * | 2017-10-11 | 2019-08-07 | Iseki & Co., Ltd. | Work setting system for working vehicle |
JP7121253B2 (ja) * | 2017-12-28 | 2022-08-18 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 情報処理システム、その制御方法、携帯端末、携帯端末の制御方法、およびプログラム |
JP7071563B1 (ja) | 2021-02-16 | 2022-05-19 | 株式会社Social Area Networks | 作業実績管理システム及び作業実績管理方法 |
JP7032601B1 (ja) | 2021-09-03 | 2022-03-08 | 株式会社Social Area Networks | 作業監視システム及び作業監視方法 |
JP2024110903A (ja) * | 2023-02-05 | 2024-08-16 | 株式会社エヌブリッジ | 工場診断システム、データ収集送出装置、工場診断装置、プログラム |
JP7345813B1 (ja) * | 2023-02-05 | 2023-09-19 | 株式会社エヌブリッジ | 工場診断システム、データ収集送出装置、工場診断装置、プログラム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004282301A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Toyota Motor Corp | 現在位置検出システム |
JP3951025B2 (ja) * | 2003-09-18 | 2007-08-01 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 農作業履歴管理装置、農作業履歴管理方法および農作業履歴管理プログラム |
JP4160917B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2008-10-08 | Hoya株式会社 | 処理管理システム及び工程管理システム |
JP2007026212A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 作業情報管理システムおよび携帯端末装置 |
JP5157929B2 (ja) * | 2009-01-16 | 2013-03-06 | 富士通株式会社 | 作業記録装置、作業記録システムおよび作業記録プログラム |
JP2011085990A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Fujitsu Ltd | 作業管理プログラム、作業管理装置、および作業管理方法 |
-
2013
- 2013-03-29 JP JP2013074039A patent/JP6027933B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7392323B2 (ja) | 2019-08-19 | 2023-12-06 | 株式会社リコー | 情報処理システム、認証装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014199515A (ja) | 2014-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6027933B2 (ja) | 作業管理支援装置 | |
JP5902120B2 (ja) | 作業管理支援装置及び作業管理システム | |
JP6332896B2 (ja) | 作業情報抽出システム及び作業情報抽出システムの動作方法 | |
WO2015033968A1 (ja) | 農業支援システム | |
US9111320B2 (en) | Automated location-based information recall | |
JP6025390B2 (ja) | 農作業支援システム | |
JP5996468B2 (ja) | 農業管理支援システム | |
JP5889763B2 (ja) | 農業支援システム | |
JP6021718B2 (ja) | 農業管理支援システム | |
JP5972820B2 (ja) | 作業管理支援装置 | |
JP6021717B2 (ja) | 作業管理支援装置及び作業管理システム | |
JP6148125B2 (ja) | 農業支援システム | |
JP2015049871A (ja) | 農業支援システム | |
JP2015118482A (ja) | 作業管理システム | |
JP2015047155A (ja) | 農業支援システム | |
JP6034769B2 (ja) | 農業支援システム | |
JP2021087361A (ja) | 作業情報管理装置 | |
JP6118615B2 (ja) | 農業管理支援装置及び農業管理支援システム | |
JP6148168B2 (ja) | 作業管理システム | |
JP5972818B2 (ja) | 作業管理支援装置及び作業管理システム | |
JP5972819B2 (ja) | 作業管理支援装置及び作業管理システム | |
JP6013255B2 (ja) | 農業機械の管理システム及び農業機械の携帯端末 | |
JP2016218949A (ja) | 表示装置 | |
JP6222961B2 (ja) | 農業管理支援システム | |
WO2014156940A1 (ja) | 作業管理支援装置及び作業管理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160401 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161004 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161017 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6027933 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |