JP2008117168A - 携帯端末位置特定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の位置特定システムは、車の駆動システムや制御システムと連動して、駐車状態を感知し、駐車場に配備されたサーバに、駐車情報を蓄積しており、使用者が駐車位置を問い合わせる際には、そのサーバにアクセスする必要があり、セキュリティ上、問題があった。
【解決手段】携帯端末100と車載端末200の通信は、識別符号を含んだ信号でデータをやり取りするが、車載端末200と位置情報発行端末300間の通信は、識別符号を含まずに位置情報の取得を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、第1携帯端末から離れた場所にある第2携帯端末において、それぞれの位置を特定するための携帯端末位置特定システムに関するものである。
従来のこの種のシステムとして、例えば駐車位置特定システムが上げられる。これは、車等の駆動システムと連携し、駐車状態を感知した上で、駐車位置を駐車場に配備されたビーコンを受信し特定し、情報管理サーバへ記録しておく。そして、使用者がサーバに問い合わせるシステムや、あらかじめビークルに搭載された施解錠システムのアンサーバックシステムの応答を駐車場に設置されたセンサで感知し、駐車場における駐車位置を特定し、駐車場内のネットワークを経由し駐車情報を表示することができた(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2005−316771号公報 特開2005−339451号公報
しかしながら、上記従来の構成では、使用者の携帯端末(第1携帯端末)が車の駐車位置(第2携帯端末)を問い合わせるために、サーバに蓄積されたデータに対し問い合わせを行ったり、駐車場内のネットワークを経由して駐車位置(第2携帯端末の位置)を得ることになる。
したがって、サーバやネットワークへアクセスを行う際に識別情報などの個人情報を基に問い合わせる必要があり、上記文献の駐車位置情報特定システムを利用するには、あらかじめサーバや駐車場のネットワークシステムへ識別情報等の個人情報の登録作業が必要になる。また、問い合わせを行う行為から、識別情報などの個人情報がサーバやネットワークに蓄積されることも考えられセキュリティ上好ましいとは言えない。
前記従来の課題を解決するために、本発明の携帯端末位置特定システムは、使用者が第2携帯端末の位置を問い合わせる際、使用者が持っている第1携帯端末と第2携帯端末との間の通信は、識別情報を持った通信で行い、位置を特定するための第2携帯端末と位置情報発行端末間との間の通信は、位置を問い合わせるだけの通信となる。つまり識別情報などの個人情報は、第3者が管理するサーバやネットワークへは入らず、高いセキュリティを確保できる。
本発明の携帯端末位置特定システムでは、使用者が第1携帯端末を操作し、第2携帯端末の位置を第三者が管理するネットワークを介さずに、第2携帯端末と位置情報発行端末から位置特定を行うことができるため、情報漏洩という心配することなく、第2携帯端末の位置の特定が可能となる。
第1の発明は、第1携帯端末と、第2携帯端末と、第1携帯端末及び第2携帯端末の位置情報を管理している位置情報発行端末とから構成されている携帯端末位置特定システムにおいて、第2携帯端末が第1携帯端末を特定する端末IDを含む通信電文を受信した後に、位置情報発行端末から第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文を受信すれ
ば、第2携帯端末は位置情報とともに第1携帯端末を特定する端末IDを含む通信電文を第1携帯端末へ送信することで、第1携帯端末に固有の情報を位置情報発行端末に渡されることなく第2携帯端末の場所を知ることができる。
第2の発明は、複数の位置情報発行端末がある場合、位置情報発行端末から発行される第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文は、複数の位置情報発行端末の位置関係を示すデータと、位置情報発行端末固有のデータを含むものである。これによれば、位置情報発行端末が、どのような配置で設置されているかを知ることができ、離れた場所にある第2携帯端末の場所を正確に推定するための情報を得ることができる。
第3の発明は、第2携帯端末は、複数の位置情報発行端末から送信される第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文を受けた場合、第2携帯端末の位置を複数受けた位置情報を含む電文の電界強度によって判断するものである。これによれば、離れた場所にある第2携帯端末の場所を複数の電界強度を使って正確に判断することができる。
第4の発明は、第2携帯端末は、複数の位置情報発行端末から送信される位置情報を含む電文を受けた場合、第2携帯端末の位置を電文内の位置情報発行端末の位置関係を示すデータ及び位置情報から算出するものである。これにより、位置情報発行端末の設置されている位置関係を考慮し、第2携帯端末の場所を特定することができる。
第5の発明は、第1携帯端末内に報知部を設け、第1携帯端末は第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文を受信したとき、報知部は前記電文内の位置情報に基づいて位置情報を表示するものである。これにより、第1携帯端末内から離れた場所にある第2携帯端末の位置を、第1携帯端末で容易に把握することができる。
第6の発明は、第1携帯端末内に報知部を設け、第1携帯端末は第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文を受信したとき、報知部は電文内の位置情報に基づいて位置情報を音声出力するものである。これにより、第1携帯端末内から離れた場所にある第2携帯端末内の位置を、第1携帯端末から得ることができる。
第7の発明は、第1携帯端末には情報を入力可能な操作部を備え、第1携帯端末から第2携帯端末へ送信する通信電文には、第1携帯端末を特定する端末IDとともに第2携帯端末を特定する固有番号及び操作部から入力された情報である識別データとを含むものである。これにより、第1携帯端末内から離れた場所にある第2携帯端末内の位置情報を入手するには、識別データが必要になり、セキュリティを確保したシステムとなっている。
第8の発明は、第2携帯端末内には、第1携帯端末から送信される通信電文に含まれる識別データが事前に登録されているか否かを判定する照合部を備えたものである。これにより、第1携帯端末より入力された識別データを照合し、登録されている場合のみ第2携帯端末の位置の問い合わせができ、セキュリティを確保したシステムとなっている。
第9の発明は、第2携帯端末において、第1携帯端末へ送信する通信電文の送信出力よりも、位置情報発行端末へ送信する通信電文の送信出力より大きくするものである。これにより、第1携帯端末と第2携帯端末の距離が離れていても、第2携帯端末の位置を問い合わせることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態は、携帯端末位置特定システムとして駐車位置特定システム、児童位置特定システムを例に挙げて説明を行うが、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における駐車位置特定システムのシステム図を示すものである。駐車位置特定システムは、使用者が操作する携帯端末100、車等のビークルに取り付ける車載端末200、位置情報を発行する位置情報発行端末300から構成されている。携帯端末100、車載端末200、位置情報発行端末300間は、無線通信を行っている。
図2は、携帯端末100、車載端末200、位置情報発行端末300の内部構成を示すブロック図である。以下にそれぞれ端末内の各ブロックの機能について説明していく。
携帯端末100には、車等のビークルの位置情報を取得する際に操作する操作部101と、操作部101の入力に応じて、車載端末200や位置情報発行端末300との間で電文を送受信する携帯通信部102と、車等のビークルの位置情報等を前記携帯通信部102で受信した際に、受信した位置情報を報知する報知部103を備えている。
車載端末200は車等のビークルに備え付けられており、前記携帯端末100内の携帯通信部102からの電文を受信したり、位置情報発行端末300へ電文を送信する、車載通信部201を備えている。
位置情報発行端末300は、車載情報端末200内の車載通信部201から送信された電文を受信したり、携帯端末100へ向けて位置情報を含む電文を送信する位置情報発行部301と、あらかじめ位置情報を記憶している位置情報記録部302を備えている。
以下にそれぞれのブロックの動作や作用を説明していく。図3は、実施例1における各構成要素間で行われる通信遷移図を示している。
携帯端末100は、使用者によって車等のビークルの位置を知りたいときに、操作部101より操作を行う。操作部101を操作すると端末通信部102から、車等に備え付けられている車載端末200へ、車載端末200が備え付けられている車の位置情報を要求する駐車位置要求電文600aが送信される。なお、駐車位置要求電文600aには車載通信部の識別符号が含まれているので、あらかじめ決められた特定の車載端末200を搭載する車載通信部201のみが受信動作を行うことができる。
この受信動作は、たとえば、あらかじめ決められた間隔でキャリアセンスを行い、識別符号を受信し、該当する識別番号の場合、位置情報を要求する電文部分まで受信する。該当しない識別番号の場合は、識別符号以降の電文部分は、受信動作を中止するようなシーケンスをとる。
ここで言う識別符号とは、携帯端末100に固有に割り振られるデータ(端末ID)で、他の携帯端末と区別するために使用される。
次に、受信動作を行った車載通信部201は位置情報発行端末300へ、車載端末200が備え付けられている車等のビークルの位置情報要求電文600bを送信する。車載端末200より位置情報発行端末300へ送信される位置情報要求電文600bは、前記携帯端末100から送信された駐車位置要求電文600aに含まれている識別符号は含まれていない。
そして、位置情報発行端末300では、前記位置情報要求電文600bを、位置情報発行部301で受信し、あらかじめ位置記憶部302記憶されている位置情報を読み出し、位置情報発行部301から前記位置情報を含む位置情報電文600cを車載端末200へ
送信する。
位置情報電文600cが車載端末200の車載通信部201で受信されると、あらかじめ決められた特定の識別符号を付加して、車載通信部201より駐車位置を含んだ駐車位置電文600dを携帯端末100へ送信する。
送信された駐車位置電文600dは、携帯端末100の端末通信部102で受信する。駐車位置電文600dには、位置情報発行端末300で発行された位置情報のほかに、識別符号もふくまれているため、該当の識別場号と一致する携帯端末100の携帯通信部102が受信動作に入る。
携帯端末100内の携帯通信部102で、該当の識別符号を含んだ電文を受信した際には、電文に含まれている位置情報を報知部103で報知することで、車等のビークルの位置を使用者は知ることができる。
次に位置情報発行端末300内に位置記録部302の位置情報と車載端末200が備え付けられている車等のビークルの駐車位置について説明する。図4は、本発明の使用形態を示す図であり、図4の各要素について説明する。ただし、すでに説明している要素において動作が同じものについては説明を省略する。
図4は本発明を駐車場に適用した例である。駐車エリア400は、3つのエリア1、エリア2、エリア3(401、402、403)に分かれている。それぞれのエリアには、位置情報発行端末300a、300b、300cが、1端末ずつ割り当てられており、それぞれの位置情報端末における位置記録部にはエリア1からエリア3までの位置情報が割り当てられて記憶されている。
図4において、使用者が駐車スペース400に駐車中の車載端末200を備えた車の駐車エリア情報を得るには、携帯端末100の操作部101より入力を行うと、携帯通信部102より、駐車エリアを要求する駐車位置要求電文600aを送信する。そして、駐車位置要求電文600aを受信した車載端末200内の車載通信部201は、位置情報発行端末へ向けて位置情報要求電文600b送信する。
位置情報発行端末は、それぞれ受信できる電界強度レベルが決定されており、あらかじめ決められた値以上でないと受信できないようになっている。たとえば、位置情報発行端末300aは駐車スペース400におけるエリア1(401)内の車載端末より出力された電文でしか受信できないように設定されている。したがって、エリア2に駐車されている車載端末200内の車載通信部201から送信される位置情報要求電文600bは、位置情報発行端末302bのみで受信できる。
位置情報発行端末302bで位置情報要求電文600bを受信した際には、位置情報記録部302に記憶されている位置情報「エリア2(402)」を読み出し、その位置情報を含む位置情報電文600cを位置情報発行端末302b内の位置情報発行部302より、車載端末200へ送信する。
車載端末200内の車載通信部201で位置情報電文600cを受信すると、あらかじめ決められた識別符合を付加して、車載端末200より駐車情報電文600dとして携帯端末100へ送信し、携帯端末100内の携帯通信部102で受信した前記位置情報「エリア2(402)」を報知部103で使用者に報知する。
以上のことから、携帯端末100を持った使用者が離れた場所に駐車した、車等のビー
クルの位置を、ネットワークやサーバを介さずに特定することが可能となる。
(実施の形態2)
図5は第2の実施の形態における駐車位置特定システムにおける各構成要素の内部ブロック図である。なお、図5の構成において図2と同様のものは説明を省略し、それ以外のものについて以下説明を行う。
図2と異なる点として、車等のビークルに搭載する車載端末200において、車載通信部201の送信仕様、受信仕様を制御するための通信制御部202と、車載通信部201で受信した位置情報発行端末300から送信された位置情報電文600cのうち位置情報を基に車載端末200を搭載した車等のビークルの位置情報を算出する位置演算部203を備えている。
ここで、位置演算部203が、車載端末200を搭載した車等のビークルの位置情報を算出する方法として、たとえば、複数の位置情報発行端末300より、位置情報を含む電文が送信されてきたときには、車載通信部201で、それぞれ電文を復調することに加え、電界強度レベルを算出した上で、位置演算部203へ入力し、最も電界強度レベルが大きいものが、車載端末200と位置情報発行端末300との距離が短いことを判断できる。これによれば、その位置情報を車載端末200が搭載された車等のビークルが存在する場所として判断する。
また、図6に示すような複数の位置情報発行端末300−00、300−02、300−04、300−13、300−20、300−40、300−60が配置された駐車スペース400に、車載端末200が搭載されて車等のビークルが駐車していた場合、駐車スペース400より離れた場所から携帯端末100を使って、前記車載端末200の位置情報を要求した場合により詳細に位置情報を得ることができる。
図6では、携帯端末100から車載端末200へ駐車位置要求電文600aが送信されたときには、車載端末200から駐車400に配置されている不特定多数の位置情報発行端末へ、位置情報要求電文600bを送信する。そして、位置情報要求電文600bを受信できた位置情報発行端末は車載端末200へ向けて位置情報電文600cを送信する。
この際、位置情報電文600cは、駐車スペース400の基準原点情報および、終点情報、位置情報発行端末の位置情報等から構成されている。この位置情報電文600cを、車載端末200の車載通信部201が、復調し、あわせて電界強度レベルを求める。車載端末200は、複数の位置情報発行端末から送信されてくる位置情報電文600cを同様に処理し位置演算部203へ入力する。
位置演算部203では、電界強度が最も高い位置情報電文600cを蓄積していき、複数の同強度の電界強度レベルを得た場合、車載端末200が搭載れた車等のビークルが、駐車スペース400のどこに存在するかを算出する。図6のように、電界強度3というレベルが最高だとすると、位置情報発行端末300−13、300−20、300−40が、電界強度レベル3に保つ位置は、500−13、500−20、500−40になるため、その交点近傍に、車載端末200が搭載された車等のビークルが存在することを算出する。以下その動作、作用をさらに詳細に説明する。
使用者が車載端末200を搭載した車等のビークルの位置情報を取得したいときには、携帯端末100の操作部101より位置情報の要求を行い、携帯通信部102から、車載端末200の位置情報を取得するための要求電文である位置情報要求電文600aを車載端末200の車載通信部201へ送信する。
車載通信部201は、送信された位置情報要求電文600aにあらかじめ定められた識別符号が含まれた場合に受信を行う。受信後に、不特定多数の位置情報発行端末300へ向けて、位置情報要求電文600bを送信する。
この際、通信制御部202は、車載通信部201の送信出力を下げるように制御を行う。不特定の位置情報発行端末300へは、車載端末200の近傍にあるものに対して、位置情報を要求できれば良いため、送信出力を下げる。
次に、この位置情報要求電文600cを受信した位置情報発行端末300は、上記に記載したように、位置記録部302にあらかじめ登録された位置情報発行端末300の位置情報や駐車スペースの原点、終点情報を読み出し、位置発行部301より車載端末200へ位置情報電文600cとして送信する。
車載端末200では、すでに記載したように、車載通信部201で位置情報電文600cを復調し、前記電文600cの電界強度を出力する。そのあとで、これらの情報を基に位置演算部203で車載端末200の位置情報を算出する。
算出されて位置情報は、車載通信部201から携帯端末100へ向けて送信される。この際、通信制御部202は車載通信部201の送信出力を上げるように制御し、車載端末200から遠く離れた携帯端末100へ通信できるようにする。携帯端末100の携帯通信部102で受信した車載端末200を備えた車等のビークルの駐車位置情報は、報知部103で報知される。報知部103の構成は、表示や音声や振動等で特定する。
これにより車等のビークルが、携帯端末100を持った人から遠く離れた場所に駐車されていても、駐車位置をサーバやネットワークを介さずに特定することができる。
(実施の形態3)
図7は第3の実施の形態における駐車位置特定システムの各要素のブロック図である。なお、図6の構成において、図2や図5と同様のものは、説明を省略し、それ以外のものについて以下説明を行う。
図2や図5と異なる点は、携帯端末100内に確認入力部104を持ち、車載端末200が備え付けられた車等のビークルの位置情報を要求する際に、使用者が携帯端末100の操作部101より、位置情報の要求を入力するのに加え、確認入力部104より、車載端末200へ要求を行ってよい人であるかを確認する点である。加えて、車載端末200において、携帯端末100内の確認入力部104より入力された情報を位置情報要求や、携帯端末100の識別符号と送信されてきたものを、車載通信部101で受信し、あらかじめ記憶されたデータと前記確認入力部104から入力された情報と照合を行う照合部204を持っている点も異なる。ここで、確認入力部104は、番号や文字、記号等を入力する操作を行う端末や、顔、指紋、体の一部の画像を入力するものであったり、静脈や虹彩等を透写するものである。
次に、その動作、作用を説明すると、照合部204では、携帯端末100より送信されてきた情報と照合部204にあらかじめ記録された情報が一致すれば、位置情報を要求する位置情報要求電文600bを車載通信部201より位置情報発行端末300へ向けて送信する一方、不一致だった場合には、その情報を車載通信部201より携帯端末100へ送信する。携帯端末100では、前記情報を携帯通信部101で受信し、報知部103で、認証できなかった旨、再度入力を促す内容を報知する。また、複数回認証できなかった際には、携帯端末100からの駐車位置特定機能を使えなくする。
以上のように携帯端末100に確認入力部104を付加することで、携帯端末101の所有者でないものが、駐車位置情報を確認できないようにすることで、セキュリティレベルを高めることができる。なお、確認入力部104から入力した情報を照合する照合部204は携帯端末100内に存在してもよい。
(実施の形態4)
第1から第3の実施の形態では、駐車位置特定システムについて説明を行ったが、本実施の形態では、その応用展開として児童位置特定システムについて説明を行う。
図8は、本実施の形態における児童位置特定システムのシステム図を示すものである。児童位置特定システムは、保護者が保持する携帯端末600、子供が保持する携帯端末700、位置情報発行端末300から構成されており、それぞれは無線通信で接続されている。
図9は、携帯端末600、携帯端末700、位置情報発行端末300の内部構成を示すブロック図である。以下にそれぞれ端末内の各ブロックの機能について説明していく。
携帯端末600には、携帯端末700の位置情報を取得する際に操作する操作部601と、操作部601の入力に応じて、携帯端末700や位置情報発行端末300との間で電文を送受信する携帯通信部602と、携帯端末700の位置情報等を携帯通信部602で受信した際に、受信した位置情報を報知する報知部603を備えている。携帯端末700は携帯端末600と同様の構成をしており、操作部601は操作部701に対応し、携帯通信部602は携帯通信部702に対応し、報知部603は報知部703に対応しているので説明を省略する。
以下にそれぞれのブロックの動作や作用を説明していく。図10は、実施例1における各構成要素間で行われる通信遷移図を示している。
携帯端末600は、使用者によって携帯端末700の位置を知りたいときに、操作部601より操作を行う。操作部601を操作すると端末通信部602から、端末通信部702へ、携帯端末700の位置情報を要求する児童位置要求電文800aが送信される。なお、児童位置要求電文800aには携帯通信部702の識別符号が含まれているので、あらかじめ決められた特定の端末通信部702を搭載する携帯端末700のみが受信動作を行うことができる。
この受信動作は、たとえば、あらかじめ決められた間隔でキャリアセンスを行い、識別符号を受信し、該当する識別番号の場合、位置情報を要求する電文部分まで受信する。該当しない識別番号の場合は、識別符号以降の電文部分は、受信動作を中止するようなシーケンスをとる。
ここで言う識別符号とは、携帯端末600に固有に割り振られるデータ(端末ID)で、他の携帯端末と区別するために使用される。
次に、受信動作を行った携帯通信部702は位置情報発行端末300へ、携帯端末700の位置情報要求電文800bを送信する。携帯端末700より位置情報発行端末300へ送信される位置情報要求電文800bは、携帯端末600から送信された児童位置要求電文800aに含まれている識別符号は含まれていない。
そして、位置情報発行端末300では、位置情報要求電文800bを、位置情報発行部
301で受信し、あらかじめ位置記憶部302記憶されている位置情報を読み出し、位置情報発行部301から前記位置情報を含む位置情報電文800cを携帯端末700へ送信する。
位置情報電文800cが携帯端末700の携帯通信部702で受信されると、あらかじめ決められた特定の識別符号を付加して、携帯通信部702より位置情報を含んだ児童位置電文800dを携帯端末600へ送信する。
送信された児童位置電文800dは、携帯端末600の携帯通信部602で受信する。児童位置電文800dには、位置情報発行端末300で発行された位置情報のほかに、識別符号もふくまれているため、該当の識別場号と一致する携帯端末600の携帯通信部602が受信動作に入る。
携帯端末600内の携帯通信部602で、該当の識別符号を含んだ電文を受信した際には、電文に含まれている位置情報を報知部603で報知することで、児童の位置を使用者は知ることができる。
以上のようにして、携帯端末を介して保護者が児童の位置を、ネットワークやサーバを介して検索するときに、保護者や児童の持つ携帯端末固有の情報を位置情報発行端末に渡されることなく児童の場所を知ることができる。
以上のように本発明では、第1携帯端末から離れた場所にある第2携帯端末を介して位置情報発行端末から第2携帯端末との位置関係を問い合わせ、第1携帯端末へ第2携帯端末の位置情報を送信し表示することが可能となるので、様々なネットワークを構成する携帯端末に対して適用可能である。
第1の実施の形態の駐車位置特定システムの構成図 第1の実施の形態における各要素のブロック図 第1の実施の形態における通信遷移図 第1の実施の形態における駐車位置特定システムの適用図 第2の実施の形態における書く要素のブロック図 第2の実施の形態における、駐車位置特定方法の説明図 第3の実施の形態における各要素のブロック図 第4の実施の形態の児童位置特定システムの構成図 第4の実施の形態における各要素のブロック図 第4の実施の形態における通信遷移図
符号の説明
100 携帯端末
101 操作部
102 携帯通信部
103 報知部
104 確認入力部
200 車載端末
201 車載通信部
202 通信制御部
203 位置演算部
204 照合部
300 位置情報発行端末
301 位置情報発行部
302 位置記録部
400 駐車スペース
600、700 携帯端末
601、701 操作部
602、602 携帯通信部
603、603 報知部

Claims (9)

  1. 第1携帯端末と、第2携帯端末と、前記第1携帯端末及び第2携帯端末の位置情報を管理している位置情報発行端末とから構成されている携帯端末位置特定システムにおいて、
    前記第2携帯端末が前記第1携帯端末を特定する端末IDを含む通信電文を受信した後に、前記位置情報発行端末から前記第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文を受信すれば、
    前記第2携帯端末は前記位置情報とともに前記第1携帯端末を特定する端末IDを含む通信電文を第1携帯端末へ送信することを特徴とする携帯端末位置特定システム。
  2. 複数の位置情報発行端末がある場合、位置情報発行端末から発行される第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文は、複数の位置情報発行端末の位置関係を示すデータと、位置情報発行端末固有のデータを含むことを特徴とする請求項1の携帯端末位置特定システム。
  3. 第2携帯端末は、複数の位置情報発行端末から送信される前記第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文を受けた場合、前記第2携帯端末の位置を複数受けた位置情報を含む電文の電界強度によって判断することを特徴とした請求項1の携帯端末位置特定システム。
  4. 第2携帯端末は、複数の位置情報発行端末から送信される位置情報を含む電文を受けた場合、前記第2携帯端末の位置を前記電文内の位置情報発行端末の位置関係を示すデータ及び位置情報から算出することを特徴とした請求項2に示す携帯端末位置特定システム。
  5. 第1携帯端末内に報知部を設け、前記第1携帯端末は第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文を受信したとき、前記報知部は前記電文内の位置情報に基づいて位置情報を表示することを特徴とする請求項1の携帯端末位置特定システム。
  6. 第1携帯端末内に報知部を設け、前記第1携帯端末は第2携帯端末の位置を特定する位置情報を含む電文を受信したとき、前記報知部は前記電文内の位置情報に基づいて位置情報を音声出力することを特徴とする請求項1の携帯端末位置特定システム。
  7. 第1携帯端末には情報を入力可能な操作部を備え、
    前記第1携帯端末から第2携帯端末へ送信する通信電文には、前記第1携帯端末を特定する端末IDとともに前記第2携帯端末を特定する固有番号及び前記操作部から入力された情報である識別データとを含むことを特徴とする請求項6の携帯端末位置特定システム。
  8. 第2携帯端末内には、第1携帯端末から送信される通信電文に含まれる識別データが事前に登録されているか否かを判定する照合部を備えたことを特徴とする請求項7の携帯端末位置特定システム。
  9. 第2携帯端末は、第1携帯端末へ送信する通信電文の送信出力よりも、位置情報発行端末へ送信する通信電文の送信出力より大きくすることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の携帯端末位置特定システム。
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