JP2016197473A - 共用車両運用システムおよぴ共用車両運用方法 - Google Patents

共用車両運用システムおよぴ共用車両運用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】共用車両を管理する技術を提供する。【解決手段】共用で利用可能な車両と、サーバとからなり、携帯端末から車両の利用を可能とする共用車両運用システムであって、利用者の運転免許証の免許固有情報を取得し、車両の利用料金の課金の完了を示す課金情報を取得し、免許固有情報と課金情報との取得を条件として、認証情報を発行し、免許固有情報と関連付けて登録情報として記憶し、認証情報を携帯端末に送信するとともに、利用者による車両の利用に際し、携帯端末が受信した認証情報と、登録情報として記憶した認証情報とを用いて、認証処理を行い、利用者の運転免許証から免許固有情報を直接読み取り、登録情報として記憶した免許固有情報との照合処理を行い、認証処理と照合処理との処理結果に基づいて、利用者による車両の利用の可否を決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、共用車両を管理する技術に関する。
従来、車両を貸し出すサービスとして、カーシェアリングサービスがある。カーシェアリングサービスは、一日、半日といった期間での貸し出しに限らず、一時間や数十分単位での貸し出しも想定したサービスであることが多い。例えば、特許文献1には、カーシェアリングの予約に関し、利用者に負担を与えることなく短時間で簡易に予約をすることができる技術が記載されている。
特開平2012−48308号公報
しかし、カーシェアリングサービスに必要な要件として、例えば、予約者と利用者とが一致していること、利用者(予約者)が共用車両の運転時に免許証を所持していること、利用者が利用料金を支払っていることと言った要件があげられるが、特許文献1に記載された技術によっては、これらを満たしたカーシェアリングサービスを提供することができないといった課題があった。また、カーシェアリング用の車両が駐車された駐車場で実際に利用者が車両を借り出して利用する際、利用車がスムーズに車両を利用できるような工夫が十分になされていない。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、共用で利用可能な車両と、サーバとからなり、携帯端末から前記車両の利用を可能とする共用車両運用システムが提供される。この共用車両運用システムは、前記車両の利用を予定している利用者の運転免許証の掲載事項であって、前記利用者を特定可能な固有の掲載事項である免許固有情報を取得し;前記車両の利用料金の課金の完了を示す課金情報を取得し;前記免許固有情報と前記課金情報との取得を条件として、前記利用者の認証に用いる認証情報を発行し、前記免許固有情報と関連付けて登録情報として記憶し;前記認証情報を前記携帯端末に送信するとともに;前記利用者による前記車両の利用に際し;前記携帯端末が受信した前記認証情報と、前記登録情報として記憶した前記認証情報とを用いて、認証処理を行い;利用者の運転免許証から前記免許固有情報を直接読み取り;前記読み取った免許固有情報と、前記登録情報として記憶した前記免許固有情報との照合処理を行い;前記認証処理と前記照合処理との処理結果に基づいて、前記利用者による前記車両の利用の可否を決定する。この形態の共用車両運用システムによれば、課金情報を取得するとともに、利用者による車両の利用に際し、認証処理と照合処理とを行うので、カーシェアリングサービスの提供に必要な要件を満たしていることを条件としてサービスを提供するシステムを実現することができる。
(2)上記形態の共用車両運用システムにおいて、認証情報の発行後に、前記利用者が利用可能な車両を特定する車両特定情報を前記携帯端末に送信し;前記車両特定情報は、該車両特定情報を受信した前記携帯端末が、前記車両を特定するための情報を前記利用者に向けて報知する車両特定報知処理に利用可能な情報であるものとしてもよい。この形態の共用車両運用システムによれば、利用者が車両を特定することを可能することができる。
(3)上記形態の共用車両運用システムにおいて、前記特定情報は、前記利用者が利用可能な車両の駐車位置を示す駐車位置情報であり;前記車両特定報知処理は、前記駐車位置を示す地図画像を前記利用者に向けて表示する処理であるものとしてもよい。この形態の共用車両運用システムによれば、携帯端末が表示する地図画像によって、利用者が車両の駐車位置を特定することを可能することができる。
(4)上記形態の共用車両運用システムにおいて、前記認証処理は、前記携帯端末と前記車両とが所定の距離内に近づいたときに行い;前記認証処理において認証が成功した場合に、前記車両が、前記駐車位置を、前記利用者に直接的に認識可能な報知手段によって報知するものとしてもよい。この形態の共用車両運用システムによれば、利用者が駐車位置を直接的に認識することを可能にすることができる。
(5)上記形態の共用車両運用システムにおいて、前記車両は、バッテリーを動力源として用いる電気自動車であるものとしてもよい。この形態の共用車両運用システムによれば、環境に配慮したカーシェアリングを実現することができる。
(6)上記形態の共用車両運用システムにおいて、前記利用者が当該車両を利用時に、前記車両のバッテリーの電力残量に基づいて、前記車両が走行可能な距離を算出するとともに、前記走行可能距離を利用者に報知するものとしてもよい。この形態の共用車両運用システムによれば、利用者が車両を利用時に、走行可能距離を知ることを可能にすることができる。
(7)本発明の他の形態によれば共用で利用可能な車両と、サーバとからなり、携帯端末から前記車両の利用を可能とする共用車両運用システムにおいて;前記サーバは;前記車両の利用を予定している利用者の運転免許証の掲載事項であって、前記利用者を特定可能な固有の掲載事項である免許固有情報を取得する免許固有情報取得部と;前記車両の利用料金の課金の完了を示す課金情報を取得する課金情報取得部と;前記免許固有情報と前記課金情報との取得を条件として、前記利用者の認証に用いる認証情報を発行し、前記免許固有情報と関連付けて登録情報として記憶する登録部と;前記認証情報を前記携帯端末に送信するサーバ送信部とを備え;前記車両は;前記携帯端末が受信した前記認証情報と、前記登録部が前記登録情報として記憶した前記認証情報とを用いて、認証処理を行う車両側認証処理部と;利用者の運転免許証から前記免許固有情報を直接読み取る読取部と;前記読み取った免許固有情報と前記登録情報としての免許固有情報との照合処理を行う免許照合部と;前記認証処理と前記照合処理との処理結果に基づいて、前記利用者による前記車両の利用の可否を決定する利用決定部とを備えるものとしてもよい。この形態の共用車両運用システムによれば、課金情報を取得するとともに、利用者による車両の利用に際し、認証処理と照合処理とを行うので、カーシェアリングサービスの提供に必要な要件を満たしていることを条件としてサービスを提供するシステムを実現することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、車両貸し出し方法、カーシェアリング方法、カーシェアリングシステム、カーシェアリングサーバー、レンタカーサービス提供システム、レンタカーサービス提供方法などの形態で実現することができる。
カーシェアリングシステムの構成を説明する説明図である。 サーバの構成を概略的に示す構成図である。 携帯端末の構成を概略的に示す構成図である。 車両の構成を模式的に示す構成図である。 登録処理の流れを示すフローチャートである。 案内・認証処理の前半の流れを示すフローチャートである。 案内・認証処理の後半の流れを示すフローチャートである。 走行処理の流れを示すフローチャートである。
A.第1実施形態:
(A1)システム構成:
図1は、本発明の第1実施形態としてのカーシェアリングシステム10の構成を説明する説明図である。本実施形態におけるカーシェアリングシステム10は、共用の電気自動車を、ユーザが携帯端末を用いて予約をし、借り出すことができるサービス(以下、単にサーシェアリングとも呼ぶ)を提供するためのシステムである。カーシェアリングシステム10は、サーバ20と、携帯端末40と、電気自動車70(以下、車両70とも呼ぶ)とを備える。サーバ20と携帯端末40、サーバ20と車両70は、互いにインターネットINTによって接続可能である。携帯端末40、車両70は、それぞれ、通信キャリアBSを介して無線によってインターネットINTに接続可能である。また、携帯端末40と車両70とは、ブルートゥース(登録商標)、および、RFID(Radio Frequency Identification)によって互いに通信を行うことが可能である。
サーバ20は、ユーザが行ったカーシェアリングの予約の管理、および、カーシェアリングにおける車両70の運用管理を行うためのサーバである。携帯端末40は、電話機能およびタッチパネルによる操作機構を有する携帯電話(いわゆるスマートフォン)である。携帯端末40には、カーシェアリング専用のアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションAPPとも呼ぶ)がインストールされている。
ユーザは、携帯端末40のアプリケーションAPPを介して、利用予定時刻や利用開始場所等の情報を入力し、カーシェアリングを利用するための予約(利用予約)を行うことができる。ユーザが携帯端末40を用いて利用予約を行うと、予約情報がインターネットINTを介してサーバ20に送信され、所定の条件を満たした場合に、サーバ20によってカーシェアリングの予約登録が行われる。利用予約時に、サーバ20から携帯端末40に対して、利用可能な車両70の駐車位置の情報(駐車位置情報)が送信される。携帯端末40は、アプリケーションAPPを介して、ユーザに、利用可能の車両70の駐車位置を地図表示する。ユーザは、アプリケーションAPPを介して携帯端末40によって行われる地図表示や、音声による駐車位置までの案内(経路案内)に従って、利用予定時刻に車両70の駐車位置に行き、車両70を利用することができる。
車両70は、バッテリーの電力を動力源として駆動する電気自動車である。車両70は、電気自動車専用のカーポートCPに複数駐車されている。カーポートCPは、観光地、駅、コンビニエンスストア、市役所など行政機関の駐車場、病院、介護施設、オフィス街、公園、遊園地、マンションなどの集合住宅の駐車場など、公共の場に設けられている。
ユーザが利用予定時刻に、アプリケーションAPPによる案内に従ってカーポートCPの近くまで来ると、携帯端末40と車両70とが通信を行い、所定の条件を満たした場合に、車両70がライトの点滅および所定の音を発し、車両70自身の位置(自位置)をユーザに向けて報知する。ユーザは、車両70からの報知によって、カーポートCPに複数駐車されている車両70の中から、ユーザが利用可能な車両70を確認することができる。ユーザは、車両70の駐車位置に到着し、車両70を利用することができる。ユーザは、1日単位、半日単位、1時間単位等、ユーザの必要とする時間に応じて車両70を利用することができる。
図2は、サーバ20の構成を概略的に示した構成図である。図示するように、サーバ20は、CPU24とRAM26とROM28とを有する制御部22を備える。制御部22は、サーバ20の全体の動作を制御する。さらにサーバ20は、インターネットINTと接続するための通信部30と、カーシェアリングの予約登録に関する情報(以下、登録情報とも呼ぶ)を格納する登録情報データベース32(登録情報DB32)とを備える。登録情報データベース32には、登録情報として、予約をしたユーザの氏名、住所、連絡先、運転免許証の免許証番号、利用料金の課金情報、認証ID、車両の利用時間、利用希望場所、および、利用可能な車両の固有番号(以下、車両Noとも呼ぶ)が記録される。登録情報については、後で詳しく説明する。
図3は、携帯端末40の構成を概略的に示した構成図である。図示するように、携帯端末40は、主制御部42を中心に構成され、通信部50、通信制御部52、タッチパネル54、表示部56、音声出力部58、GPS受信機60、カメラ62、RFIDインターフェース64(RFID/IF64)が接続されている。
主制御部42は、CPU44と、RAM46と、ROM48とを備える。主制御部42は、携帯端末40の全体の動作を制御する。また、ROM48には、アプリケーションAPPを実行するためのプログラムが記憶されており、CPU44が読み出して実行することによって、アプリケーションAPPの種々の機能が実現する。通信部50は、通信キャリアBSとの間でデータ通信もしくは音声通信を行うための回路である。通信部50は、通信キャリアBSを介してサーバ20と通信を行うことができる。また、通信部50は、通信キャリアBSとの間の通信とは別に、ブルートゥースによる通信を行う機構を備えている。
通信制御部52は、音声通話のための着信や呼び出し、音声信号と電気信号の変換などを行う回路である。携帯端末40は、通信部50と通信制御部52とを備えることにより電話としても動作する。
タッチパネル54は、ユーザによる指または専用のペン(以下、指または専用のペンをまとめて単に「指等」と表現する)による接触操作を受け付け、接触位置に基づく座標を取得するポインティングデバイスである。表示部56は、画像を表示可能な領域(以下、表示領域とも呼ぶ)に、種々の画像(表示画像)を表示する。タッチパネル54と表示部56の表示領域とは重畳されている。主制御部42は、タッチパネル54へのユーザの接触位置の座標(接触位置座標)に基づいて、接触位置座標に対応する表示領域上の座標を取得し、接触操作に対応して表示画像が動作するように画像処理を行う。従って、見かけ上、ユーザが指等で直接的に表示画像を操作することを可能にしている。タッチパネル54は、ユーザがアプリケーションAPPの種々の操作を行う際に用いられる。また、携帯端末40が、アプリケーションAPPを介して車両70の経路案内する際には、表示部56には、車両70の駐車位置が地図表示される。
音声出力部58は、アプリケーションAPPを介して、車両70の駐車位置を音声案内ためのスピーカである。その他、音声出力部58は、カーシェアリングシステム10が備える種々のアプリケーションを実行時に、ユーザに向けて音声を出力する。GPS受信機60は、GPS(Global Positioning System/全地球測位システム)を構成する人工衛星から送信された電波を受信することによって、携帯端末40の現在位置の座標(経度・緯度)を取得するための装置であり、ユーザに対して車両70の経路案内を行う際に、ユーザの現在位置の情報を取得する。
図4は、車両70の構成を模式的に示した構成図である。図4には、車両70が備える種々の構成のうち、本実施形態の説明に必要な構成を示している。従って、車両70が備えるモータや車輪などの駆動機構や、車両70の運転を行うための操作機構などは、図示および説明を省略する。
図示するように、車両70は、制御部72を中心に構成され、通信部80、液晶表示型タッチパネル81、免許読取部82、スピーカ84、ライト86、ドアロック88、RFIDインターフェース90(RFID/IF90)、バッテリー92が接続されている。制御部72は、CPU74と、RAM76と、ROM78とを備える。制御部72は、カーシェアリングの制御を専用に行う制御部であり、車両70の駆動系の制御を行う制御部とは別個に設けられている。通信部80は、通信キャリアBSとの間でデータ通信もしくは音声通信を行うための回路である。通信部80は、通信キャリアBSを介してサーバ20と通信を行うことができる。また、通信部80は、通信キャリアBSとの間の通信とは別に、ブルートゥースによる通信を行う機構を備えている。
免許読取部82は、ユーザの運転免許証の免許証番号を直接的に読み取る機構である。免許読取部82は、免許証番号を読み取る2種類の機構を備える。1つめの機構としては、ICタグを備える運転免許証から免許証番号を読み取るためのICタグリーダーである。もうひとつの機構は、ICタグを備えない運転免許証から免許証番号を読み取るためのカメラと、カメラによる撮像画像から免許証番号を抽出するOCR機構である。免許読取部82は、これら2つの機構を備えることにより、ICタグを備える運転免許証と、ICタグを備えない運転免許証との両方から免許証番号を読み取ることができる。
スピーカ84およびライト86は、ユーザに対して自位置(車両70の駐車位置)を報知するために用いられる。車両70が自位置を報知する際には、制御部72の制御によって、スピーカ84から所定の音を発し、ライト86を点滅させる。ドアロック88は、車両70のドアの開閉を制御する鍵である。バッテリー92は、車両70を駆動するための動力電源である。制御部72は、バッテリー92を監視することで、電力残量を検出する。液晶表示型タッチパネル81は、走行速度や、バッテリーの電力残量や、利用終了時間までの残り時間など、種々の情報をユーザに向けて表示する。
このような構成を有するカーシェアリングシステム10によって、ユーザは車両70を利用することができる。カーシェアリングシステム10がユーザに対してカーシェアリングサービスを提供するにあたり、3つの処理を行う。一つめは、ユーザが利用予約する際に行う登録処理である。二つめは、ユーザが実際に車両70を利用する際に、ユーザの駐車位置までの経路案内と、ユーザの認証を行う案内・認証処理である。三つめは、走行時に、バッテリーの電力残量や走行距離に基づいて種々の情報をユーザに報知する走行処理である。以下、カーシェアリングシステム10が行う各処理について説明する。
(A2)登録処理:
図5は、カーシェアリングシステム10が行う登録処理の流れを示すフローチャートである。登録処理は、ユーザが、携帯端末40の表示部56に表示されているアプリケーションAPPのアイコンをタップすることによって開始される。処理を開始すると、携帯端末40のCPU44は、アプリケーションAPPを起動する(ステップS102)。その後、CPU44は、表示部56に利用情報の入力画面を表示し、ユーザからの利用情報の入力を受け付ける(ステップS104)。具体的には、CPU44は、利用情報として、ユーザの氏名、住所、連絡先、利用時間、利用希望場所など、車両70を利用する上で必要な情報を、ユーザに入力するよう促すメッセージを表示部56に表示する。そして、ユーザが、タッチパネル54を操作して利用情報を入力することによって、CPU44は利用情報を受け付ける。
CPU44を受け付けた後、ユーザの運転免許証の撮像画像を取得する(ステップS106)。具体的には、CPU44は、ユーザに対して、運転免許証をカメラ62で撮像するように、表示部56にメッセージを表示することによって促す。そして、ユーザが、携帯端末40が備えるカメラ62で運転免許証を撮像することによって、CPU44は運転免許証の撮像画像を取得する。その後、CPU44は、利用情報と、運転免許証の撮像画像とを、インターネットINTを介してサーバ20に送信する(ステップS108)。
サーバ20は、携帯端末40から送信された利用情報と運転免許証の撮像画像とを受信し、登録情報DB32に格納している登録情報(図2参照)に登録する(ステップS208)。具体的には、受信した利用情報は、そのままの内容で登録情報に登録する。すなわち、サーバ20のCPU24は、ユーザの氏名、住所、連絡先、利用時間、利用希望場所を登録情報として登録情報DB32に登録する。運転免許証の撮像画像については、CPU24が、サーバ20が予め有するOCR機能(図示省略)を用いて、運転免許証の撮像画像から、運転免許証の免許証番号を読み取る。そして、読み取った免許証番号を登録情報として登録する。
一方、携帯端末40は、利用情報と、運転免許証の撮像画像をサーバ20に送信後、ユーザの操作によって課金処理を行う(ステップS110)。課金処理とは、カーシェアリングサービスの利用料金をユーザに課金する処理である。課金は、アプリケーションAPPを介して行うことができる。例えば、アプリケーションAPPを提供するサーバ(例えば、iTune(登録商標))に登録しているユーザのクレジットカードに対して課金を行うことや、携帯端末40の電話料金として課金を行うことができる。クレジットカードに対する課金は、実際の利用料金を課金する処理に限らず、ユーザのクレジットカードを特定する処理のみとしても構わない。具体的には、クレジットカードの登録番号の登録のみとしてもよい。ユーザのクレジットカードが特定されていれば、後に、実際の利用料金の課金を行うことが可能である。その他、POSAシステム(Point of Sales Activation/POSAは登録商標)を用いて課金を行うことも可能である。例えば、POSAカードをコンビニエンスストアで販売し、ユーザはそのPOSAカードを購入し、所定の手続きを行うことによって課金を行うとしてもよい。このように、ユーザの操作によって課金処理を行った後、携帯端末40のCPU44は、課金完了の情報(課金情報)をサーバ20に送信する(ステップS112)。
サーバ20は、携帯端末40から課金情報を受信すると、課金情報を登録情報に登録する(ステップS212)。その後、サーバ20のCPU24は、登録情報にユーザの免許証番号と課金情報とが登録されているか確認する(ステップS214)。登録情報を確認し、免許証番号と課金情報が登録されている場合には(ステップS214:YES)、CPU24は、後に行う認証処理に用いる認証IDを発行し、発行した認証IDを登録情報に登録する(ステップS216)。一方、登録情報を確認し、免許証番号と課金情報の少なくとも一つが登録されていない場合には(ステップS214:NO)、CPU24は、免許証番号と課金情報とが登録されるまで、ステップS208からステップS212までの処理を繰り返し行う(ステップS214:NO)。
認証IDを発行後、サーバ20のCPU24は、登録情報としての利用時間と利用希望場所とに基づいて、ユーザが利用可能な車両を決定する(ステップS218)。具体的には、サーバ20は、複数の各車両70ごとに予約状況を記録したデータ(予約状況データ)を備え(図示省略)、予約状況データに基づいて、ユーザが希望する利用予定時刻および希望利用場所に適合した車両を抽出し、利用可能車両として決定する。
CPU24は、利用可能車両を決定すると、決定した利用可能車両の車両Noを登録情報に登録する(ステップS220)。利用可能車両の車両Noを登録後、CPU24は、認証IDと、利用可能車両の駐車位置の座標データ(車両位置情報)とを、携帯端末40に送信する(ステップS222)。携帯端末40は、サーバ20が送信した認証IDと、車両位置情報とを受信し、RAM46に記憶する(ステップS122)。カーシェアリングシステム10は、このようにして登録処理を行う。
(A3)案内・認証処理:
次に、カーシェアリングシステム10が行う案内・認証処理について説明をする。上述したように、案内・認証処理は、ユーザが実際に車両70を利用する際に、ユーザ(携帯端末40)の現在位置から駐車位置までの経路案内と、ユーザの認証を行う処理である。図6,図7は、カーシェアリングシステム10が行う案内・認証処理の流れを示したフローチャートである。案内・認証処理は、ユーザが、携帯端末40の表示部56に表示されているアプリケーションAPPを起動し、車両70の駐車位置までの経路案内を実行するための経路案内アイコンをタップすることによって開始される。
案内・認証処理が開始されると、携帯端末40のCPU44は、アプリケーションAPPの経路案内モードを起動する(ステップS124)。その後、CPU44は、サーバ20に対して、ユーザ(携帯端末40)の現在位置から駐車位置までの経路探索のリクエストを送信する(ステップS126)。携帯端末40がサーバ20に送信する経路探索リクエストには、携帯端末40がGPS受信機60を用いて取得した現在位置の情報(GPS情報)が含まれる。
サーバ20は、経路探索リクエストを受信すると、経路探索リクエストに含まれるGPS情報と、登録情報として記録されている車両70(利用可能車両)の駐車位置の座標データとを用いて、ユーザの現在位置から駐車位置までの最適経路を探索する(ステップS226)。最適経路の探索は、サーバ20が予め備える道路ネットワークデータ(図示省略)を用いて、CPU24が、ダイクストラ法によって行う。CPU24は、経路探索の結果を、経路データとして携帯端末40に送信する(ステップS228)。
携帯端末40は、サーバ20から経路データを受信すると、経路データに基づいて、最適経路の地図表示と音声案内とによって経路案内を行う(ステップS128)。その後、携帯端末40のCPU44は、経路案内を継続しながら、定期的に、ユーザの現在位置の情報(GPS情報)をサーバ20に送信する(ステップS130)。後述するように、CPU44は、車両70から送信されるチャレンジ信号を受信するまで、定期的にサーバにGPS情報を送信する(ステップS134:NO)。
サーバ20のCPU24は、携帯端末40から受信したGPS情報に基づいて、ユーザの現在位置と車両70との離隔距離を算出する(ステップS230)。CPU24は、離隔距離が所定の距離(例えば、20m)より短くなるまで、携帯端末40からGPS情報を定期的に受信するごとに、離隔距離の算出を行う(ステップS232:NO)。その後、離隔距離が所定距離以下になると(ステップS232:YES)、CPU24は、利用可能車両である車両70に対して、ユーザが接近した旨を通知する接近通知をインターネットINTを介して送信する(ステップS234)。サーバ20が送信する接近通知には、ユーザの登録情報としての認証IDが含まれている。
車両70のCPU74は、サーバ20から接近通知を受信すると、携帯端末40との間で、チャレンジ・レスポンス方式の認証を行う。具体的には、車両70のCPU74は、ブルートゥースによる通信によって、携帯端末40に向けてチャレンジ信号を送信する(ステップS334)。
携帯端末40は、チャレンジ信号を受信すると(ステップS134:YES)、登録処理時にサーバ20から受信し記憶していた認証IDと、受信したチャレンジ信号とを用いてレスポンス信号を生成し、車両70に送信する(ステップS136)。車両70は、レスポンス信号を受信すると、ユーザの認証を行う(ステップS336)。具体的には、チャレンジ信号を携帯端末40に送信した際に、車両70において、送信したチャレンジ信号と認証IDとを用いて、予め、レスポンス信号を生成する。そして、車両70で生成したレスポンス信号と、携帯端末40から受信したレスポンス信号との照合を行い、信号が合致していれば認証成功と判断する。
車両70は、このような方法によって認証を行い、認証が成功すると、認証成功通知を携帯端末40に送信する(ステップS338)。携帯端末40は、車両70から認証成功通知を受信すると、現在位置から駐車位置までの詳細案内を、地図表示と音声案内によって行う(ステップS138)。一方、車両70は、認証成功通知を送信後、車両70の近距離に到達しているユーザに対して、自位置を報知する(ステップS340)。具体的には、車両70が備えるスピーカ84から所定の音声を発するとともに、ライト86を点滅させる。
その後、車両70の自位置の報知によって、ユーザが、複数駐車してある車両70から利用可能車両である車両70の位置を確認し、車両70に到達すると、ユーザが、携帯端末40のRFID/IF64と、車両70のRFID/IF90とを接近させることによって、携帯端末40と車両70との間で、近距離の認証を行う(ステップS140、ステップS342)。具体的には、携帯端末40から認証IDをRFIDによって車両70に送信し、車両70が受信した認証IDが、車両70が予め記憶している認証IDと一致するか否かによって近距離認証を行う。
車両70のCPU74によって近距離認証が成功すると、CPU74は、免許読取処理を実行する(ステップS344)。具体的には、CPU74は、ユーザに対して、免許読取部82にユーザの運転免許証を置くように、スピーカ84からの音声によって案内をする。ユーザが免許読取部82に運転免許証を置くと、運転免許証から免許証番号を読み取る。上述したように、ユーザの運転免許証がICタグを備える運転免許証の場合には、ICタグリーダーによって免許証番号を読み取る。一方、ユーザの運転免許証がICタグを備えない運転免許証の場合、免許証番号を読み取るためのカメラによって、運転免許証を撮像し、OCR機構を用いて撮像画像から免許証番号を抽出することによって読み取りを行う。
このようにして免許証番号を読み取ると、車両70は、免許証番号とともに、運転免許証の照合要求をサーバ20に対して送信する(ステップS346)。サーバ20は、車両70から、照合要求と免許証番号を受信すると、受信した免許証番号と、登録情報として登録されているユーザの免許証番号との照合を行い、免許証番号が一致している場合には照合成功と判断し、照合成功通知を車両70に送信する(ステップS248)。
車両70は、サーバ20から照合成功通知を受信すると、ドアロック88を解除する(ステップS348)。その後、車両70は、ロック解除通知をサーバ20に送信する(ステップS350)。サーバ20は、車両70からロック解除通知を受信すると、登録情報として利用時間を車両70に送信する(ステップS250)。車両70は、サーバ20から利用時間を受信すると、スピーカ84と液晶表示型タッチパネル81とを用いて、ユーザに対して利用時間を案内する(ステップS352)。このようにして、カーシェアリングシステム10は、案内・認証処理を行う。
(A4)走行処理:
次に、カーシェアリングシステム10が行う走行処理について説明する。走行処理は、ユーザの運転によって車両70が走行時に、バッテリーの電力残量と走行距離および利用時間に基づいて、ユーザに所定の案内を行う処理である。走行処理は、案内・認証処理が終了後、ユーザが車両70に乗り込んで所定の操作を行い、車両70が走行することによって開始される。
ユーザは、車両70の走行を開始させるために、例えば、以下の操作を行うとしてもよい。車両70が、携帯端末40のRFID/IF64を近接させたまま固定できる携帯端末固定部(図示省略)を有し、携帯端末固定部にはRFID/IF90が備えられている。そして、車両70のCPU74が、携帯端末固定部に携帯端末40が載置されていることを感知している場合のみ、車両70の走行が可能となるように制御するとしてもよい。すなわち、ユーザの携帯端末40が、一般の車両における鍵の役割を果たす。また、携帯端末固定部に携帯端末40を載置している時に、携帯端末40と車両70との間で、RFIDを介して認証IDを用いた認証を常時行い、認証が成功している間のみ走行可能としてもよい。このようにすることで、セキュリティーの向上を図ることができる。例えば、ユーザが走行途中に、店舗等に立ち寄る場合、携帯端末40を携帯端末固定部から外し、携帯端末40を所持して車両70から離れることで、ユーザの意図に反して、第三者が車両70を運転して盗難するなどの事態を回避することができる。
図8は、カーシェアリングシステム10が行う走行処理の流れを示したフローチャートである。ユーザが車両70の走行を開始すると、車両70のCPU74は、帰路タイミング案内用パラメータを取得する(ステップS356)。帰路タイミング案内とは、帰路につくべきタイミングをユーザに案内することである。ユーザに対して帰路につくタイミングを案内することで、ユーザが利用時間を無意識に延長してしまうことや、利用時間の延長によるユーザへの追加課金を抑制することができる。また、現在地から車両70を返却すべきカーポートCP(返却カーポート)まで走行するために必要なバッテリーの電力量が、電力残量を超えてしまうことを回避し、ユーザが走行途中でバッテリーの充電作業を行うことを回避することができる。なお、返却カーポートは、ユーザが車両70の利用を開始したカーポートCPと異なっているとしてもよい。
CPU74は、帰路タイミング案内用パラメータとして、ユーザが車両70を利用可能な残り時間、現在地から返却カーポートCPまでの距離、バッテリーの電力残量など、帰路タイミングを算出するために必要なパラメータを取得する。帰路タイミング案内用パラメータを取得後、CPU74は、取得した種々のパラメータが、予め設定した条件(帰路タイミング案内条件)を満たしているか判断する(ステップS358)。そして、帰路タイミング案内用パラメータが、帰路タイミング案内条件を満たしている場合(ステップS358:YES)、CPU74は、帰路タイミング案内を行う(ステップS360)。一方、帰路タイミング案内用パラメータが、帰路タイミング案内条件を満たしていない場合には(ステップS358:NO)、CPU74は、帰路タイミング案内を行わない。
その後、ユーザの運転によって車両70が返却カーポートに到着するまで、CPU74は、ステップS356からステップS360までの処理を繰り返し行う(ステップS362:NO)。ユーザの運転によって車両70が返却カーポートに到着すると(ステップS362:YES)、CPU74は、利用料金に関して追加の課金の算出を行う(ステップS364)。具体的には、ユーザによる車両70の利用時間が、登録情報として登録されている利用時間を超えている場合には、追加の課金の対象となる。追加の課金を算出後、CPU74は、ユーザによる車両70の利用が終了した旨の終了通知と追加課金の情報(追加課金情報)とをサーバ20に送信する(ステップS366)。その後、ユーザが車両70から降車したのを感知して、車両70はドアロック88を施錠する(ステップS368)。また、サーバ20は、携帯端末40から終了通知と追加課金情報を受信すると、サーバ20のCPU24は、追加課金情報に基づいて、ユーザに対して追加の課金処理を行う(ステップS266)。このようにして、カーシェアリングシステム10は走行処理を行う。
以上説明したように、カーシェアリングシステム10は、ユーザが車両70に接近した際に認証IDを用いた認証を行うので、予約者と異なる第三者による車両70の利用を抑制することができる。また、ユーザの無意識の間に、携帯端末40と車両70との間で自動的に認証を行うので、ユーザは認証のための作業を行うことを要せず、スムーズに車両70を利用することができる。
また、カーシェアリングシステム10は、ユーザが車両70を利用する直前に運転免許証の照合を行う(図7:ステップS246参照)。従って、ユーザの免許不携帯による車両70の運転を抑制することができる。また、カーシェアリングシステム10は、アプリケーションAPPを用いた課金や、POSAカードを用いた課金を行うことができる。従って、ユーザはスムーズに課金を行うことができる。また、車両70の利用後に追加の課金が発生した場合にも、車両70とサーバ20との間で自動的に追加の課金を行うので、ユーザは追加の課金のための作業を回避することができる。
このように、カーシェアリングシステム10は、予約者と利用者とが一致していること、利用者(予約者)が共用車両の運転時に免許証を所持していること、利用者が利用料金を支払っていることと言った要件を確認する処理を行うので、カーシェアリングサービスに必要な要件を満たしたシステムを実現することができる。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施形態や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(B1)変形例1:
上記実施形態において、登録情報に登録されている利用時間の所定時間前(例えば10分前)になっても、アプリケーションAPPの起動によって開始される案内・認証処理が開始されていない場合には、サーバ20が、登録情報に登録されているユーザの連絡先の情報に基づいて携帯端末40に所定の方法によって連絡をし、利用時間が接近していることをユーザに案内するものとしてもよい。この場合、サーバ20のCPU24が、登録情報に登録されている利用時間の所定時間前から、ユーザによる案内・認証処理が開始されたか否かの判断処理を行い、案内・認証処理が開始されていないと判断した場合に、携帯端末40への電話による音声案内、またはメールによる案内など、携帯端末40への種々の連絡処理を行うことにより実現することができる。その他の携帯端末40への連絡処理としては、サーバ20から遠隔制御によって、携帯端末40のアプリケーションAPPを起動し、アプリケーションAPPを介してユーザに利用時間が接近していることを案内するとしてもよい。このようにすることで、ユーザがカーシェアリングサービスの利用を失念することを抑制することができる。
(B2)変形例2:
上記実施形態において、ユーザが車両70の運転を開始する際に、携帯端末固定部に携帯端末40を載置し、車両70の走行時に、車両70と携帯端末40との間でRFIDによる通信を行うとしたが、その際、車両70が有する種々の情報を携帯端末40に送信し、携帯端末40は受信した情報に基づく種々の案内をユーザに行うとしてもよい。例えば、走行速度や、現在地から目的地までの経路データ、利用可能な残り時間など、種々の情報を車両70から携帯端末40に送信し、携帯端末40によってユーザがそれらの情報を閲覧可能とするとしてもよい。
その他、車両70が車外の風景を撮像可能なカメラを備えるとし、車両70の走行時に、定期的に車外の風景を撮像する。そして、撮像によって取得した画像データに付されている撮像位置座標データと、車両70の利用によって走行した経路(走行経路)上における座標位置とを関連付けデータを、カーシェアリングサービスの一環として、車両70から携帯端末40に提供するとしてもよい。携帯端末40は、受信したデータをアプリケーションAPPを介して実行し、地図画像の走行経路上の撮像位置に、車両70が撮像した画像をサムネイル表示する処理を実行するとしてもよい。
(B3)変形例3:
上記実施形態においては、車両70は電気自動車であるとしたが、それに限ることなく、エンジンを動力とする自動車(エンジン車)や、エンジンとモータの両方を動力とするハイブリッド車を採用するとしてもよい。エンジン車の場合、帰路タイミング案内用パラメータとしてのバッテリーの電力残量に代えてガソリン残量を採用し、ハイブリッド車の場合、帰路タイミング案内用パラメータとしてのバッテリーの電力残量とガソリン残量の両方を採用することによって、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(B4)変形例4:
上記実施形態においては、免許固有情報として、免許証番号を採用したが、それに限ることなく、例えば、運転免許証に表示されている運転者の顔写真を採用することができる。この場合、運転免許証の照合は、登録情報として登録した運転者の顔写真と、免許読取部で読み取った顔写真のパターンマッチングを行うことができる。このようにしても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
(B5)変形例5:
上記実施形態において、サーバ20が有する機能の一部を、携帯端末40または車両70が有するとしてもよいし、携帯端末40が有する機能の一部を、サーバ20または車両70が有するとしてもよいし、車両70が有する機能の一部をサーバ20または車両70が有するとしてもよい。
10…カーシェアリングシステム
20…サーバ
22…制御部
24…CPU
26…RAM
28…ROM
30…通信部
32…登録情報データベース
40…携帯端末
42…主制御部
44…CPU
46…RAM
48…ROM
50…通信部
52…通信制御部
54…タッチパネル
56…表示部
58…音声出力部
60…GPS受信機
62…カメラ
64…RFID/IF
70…電気自動車
72…制御部
74…CPU
80…通信部
81…液晶表示型タッチパネル
82…免許読取部
84…スピーカ
86…ライト
88…ドアロック
90…RFID/IF
92…バッテリー
32…登録情報DB
CP…カーポート
BS…通信キャリア
INT…インターネット

Claims (7)

  1. 共用で利用可能な車両と、サーバとからなり、携帯端末から前記車両の利用を可能とする共用車両運用システムであって、
    前記車両の利用を予定している利用者の運転免許証の掲載事項であって、前記利用者を特定可能な固有の掲載事項である免許固有情報を取得し、
    前記車両の利用料金の課金の完了を示す課金情報を取得し、
    前記免許固有情報と前記課金情報との取得を条件として、前記利用者の認証に用いる認証情報を発行し、前記免許固有情報と関連付けて登録情報として記憶し、
    前記認証情報を前記携帯端末に送信するとともに、
    前記利用者による前記車両の利用に際し、
    前記携帯端末が受信した前記認証情報と、前記登録情報として記憶した前記認証情報とを用いて、認証処理を行い、
    利用者の運転免許証から前記免許固有情報を直接読み取り、
    前記読み取った免許固有情報と、前記登録情報として記憶した前記免許固有情報との照合処理を行い、
    前記認証処理と前記照合処理との処理結果に基づいて、前記利用者による前記車両の利用の可否を決定する
    共用車両運用システム。
  2. 請求項1記載の共用車両運用システムであって、
    前記認証情報の発行後に、前記利用者が利用可能な車両を特定する車両特定情報を前記携帯端末に送信し、
    前記車両特定情報は、該車両特定情報を受信した前記携帯端末が、前記車両を特定するための情報を前記利用者に向けて報知する車両特定報知処理に利用可能な情報である
    共用車両運用システム。
  3. 請求項2記載の共用車両運用システムであって、
    前記特定情報は、前記利用者が利用可能な車両の駐車位置を示す駐車位置情報であり、
    前記車両特定報知処理は、前記駐車位置を示す地図画像を前記利用者に向けて表示する処理である
    共用車両運用システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の共用車両運用システムであって、
    前記認証処理は、前記携帯端末と前記車両とが所定の距離内に近づいたときに行い、
    前記認証処理において認証が成功した場合に、前記車両が、前記駐車位置を、前記利用者に直接的に認識可能な報知手段によって報知する
    共用車両運用システム。
  5. 前記車両は、バッテリーを動力源として用いる電気自動車である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の共用車両運用システム。
  6. 請求項5記載の共用車両運用システムであって、
    前記利用者が当該車両を利用時に、前記車両のバッテリーの電力残量に基づいて、前記車両が走行可能な距離を算出するとともに、前記走行可能距離を利用者に報知する
    共用車両運用システム。
  7. 共用で利用可能な車両と、サーバとからなり、携帯端末から前記車両の利用を可能とする共用車両運用システムであって、
    前記サーバは、
    前記車両の利用を予定している利用者の運転免許証の掲載事項であって、前記利用者を特定可能な固有の掲載事項である免許固有情報を取得する免許固有情報取得部と、
    前記車両の利用料金の課金の完了を示す課金情報を取得する課金情報取得部と、
    前記免許固有情報と前記課金情報との取得を条件として、前記利用者の認証に用いる認証情報を発行し、前記免許固有情報と関連付けて登録情報として記憶する登録部と、
    前記認証情報を前記携帯端末に送信するサーバ送信部とを備え、
    前記車両は、
    前記携帯端末が受信した前記認証情報と、前記登録部が前記登録情報として記憶した前記認証情報とを用いて、認証処理を行う車両側認証処理部と、
    利用者の運転免許証から前記免許固有情報を直接読み取る読取部と、
    前記読み取った免許固有情報と前記登録情報としての免許固有情報との照合処理を行う免許照合部と、
    前記認証処理と前記照合処理との処理結果に基づいて、前記利用者による前記車両の利用の可否を決定する利用決定部とを備える
    共用車両運用システム。
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