JP2019121303A - カーシェア用車両関連処理実行装置およびカーシェア用車両関連処理実行方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワンウェイ方式のカーシェアリングサービスについて、ユーザーが過去に借り受けたカーシェア用車両を再び利用しやすい環境を提供し、ユーザーの満足度を向上させ、ユーザーにカーシェアリングサービスの利用を促すことが可能な「カーシェア用車両関連処理実行装置およびカーシェア用車両関連処理実行方法」を提供する。【解決手段】制御サーバー2は、カーシェア用車両およびユーザーの位置を管理する位置管理部11と、各ユーザーについての既利用車両を管理するユーザー情報管理部12と、ユーザーと既利用車両とが、これらが近接する所定関係となったか否かを監視する位置関係監視部14と、所定関係となった場合、既利用車両の存在をユーザーに気付かせるためのカーシェア用車両関連処理を実行するカーシェア用車両関連処理実行部15と、を備えており、ユーザーに、近くに存在する既利用車両を気付かせるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、カーシェア用車両関連処理実行装置およびカーシェア関連処理実行方法に関し、特に、カーシェア用車両の返却がワンウェイ方式で行われるカーシェアリングサービスに関するカーシェア用車両関連処理実行装置およびカーシェア用車両関連処理実行方法に用いて好適なものである。
近年、ユーザーに車両を貸し出すサービスとして、レンタカーサービスとは別にカーシェアリングサービスが普及してきている。特許文献1には、カーシェアリングサービスを提供するシステムについて記載されている。特許文献1に係るシステムでは、過去にカーシェアリングサービスを利用したユーザーが、どのような予約を行ったのかを示す情報を履歴情報として管理し、適宜、履歴情報に基づいて、ユーザーがカーシェア用車両を予約するにあたっての有益な情報(例えば、統計的にユーザーの利用頻度が高い時間帯についての混雑具合の状況を示す情報)を提供する。特許文献1によれば、ユーザーの利便性が向上し、ユーザーにカーシェアリングサービスの利用を促すことができる。
ここで、カーシェアリングサービスには、カーシェア用車両を返却する方式として、ラウンド方式と、ワンウェイ方式とがある。ラウンド方式は、ユーザーが一の待機施設にてカーシェア用車両を借り受けた後、その借り受けたカーシェア用車両を、当該一の待機施設に返却する方式である。一方、ワンウェイ方式は、ユーザーが一の待機施設にてカーシェア用車両を借り受けた後、当該一の待機施設に限らず、返却可能な待機施設の何れかにカーシェア用車両を返却する方式である。ワンウェイ方式は、ユーザーがカーシェア用車両の乗り捨てができるため、ユーザーの利便性が高く、カーシェアリングサービスにおいて、今後、広く普及していくものと想定される。
特開2012−018456号公報
ところで、カーシェアリングサービスは、ユーザーが、カーシェア用車両を借り受けて一時的に利用するサービスであるが、ユーザーが、カーシェア用車両を利用したときに、そのカーシェア用車両そのものに愛着を感じ、そのカーシェア用車両そのものを再び利用したいと考える場合がある。例えば、ユーザーは、カーシェア用車両の個体差に由来する走行特性がユーザーの運転スタイルと合っており、カーシェア用車両を運転しているときに快適さを感じたり、また、カーシェア用車両を利用して長距離運転を行い、連帯感が生じたりしたときに、利用したカーシェア用車両に愛着を感じ、そのカーシェア用車両そのものを再び利用したいと考える場合がある。
ここで、カーシェア用車両の返却がラウンド方式で行われる場合、基本的には、過去に利用したカーシェア用車両は、そのカーシェア用車両をユーザーが借り受け、返却した待機施設に待機しているため、ユーザーは、その待機施設で、過去に利用したカーシェア用車両を再び借り受けることができる。しかしながら、カーシェア用車両の返却がワンウェイ方式で行われる場合、ユーザーが過去に利用したカーシェア用車両は、特定の待機施設で待機しているわけではなく、ユーザーが意図的に過去に利用したカーシェア用車両を再び借り受けることは困難である。一方、カーシェア用車両の返却がワンウェイ方式で行われるカーシェアリングサービスについて、ユーザーがカーシェアリングサービスで借り受けたカーシェア用車両そのものを再び利用することを希望する場合があるという特徴を踏まえ、そのような希望の充足に寄与するようなサービスを提供することができれば、ユーザーの満足度の向上につながり、ユーザーにカーシェアリングサービスの利用を促すことができる。しかしながら、従来、このような特徴を利用したサービスは存在していなかった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、カーシェア用車両の返却がワンウェイ方式で行われるカーシェアリングサービスについて、ユーザーが過去に借り受けたカーシェア用車両そのものを再び利用しやすい環境を提供し、ユーザーの満足度を向上させ、ユーザーにカーシェアリングサービスの利用を促すことを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明のカーシェア用車両関連処理実行装置は、カーシェアリングサービスで提供されるカーシェア用車両の位置、および、カーシェアリングサービスを利用したことのあるユーザーの位置を管理すると共に、ユーザーごとに、ユーザーが過去に実際に利用したカーシェア用車両である既利用車両を管理する。その上で、本発明のカーシェア用車両関連処理実行装置は、ユーザーの位置と、既利用車両の位置とについて、これら位置が近接する所定状態となったか否かを監視し、ユーザーの位置と既利用車両の位置とが所定関係となったことを検出した場合、既利用車両の存在をユーザーに気付かせるためのカーシェア用車両関連処理を実行する。
ワンウェイ方式でカーシェア用車両の返却が行われるカーシェアリングサービスでは、ユーザーが過去に借り受けたカーシェア用車両が特定の待機施設で待機するわけではないため、ユーザーが意図的に過去に利用したカーシェア用車両を再び利用することが困難である一方、分散して配置された待機施設のいずれかにカーシェア用車両が待機する仕組みのため、ユーザーが意図せずして偶発的に、過去に利用したカーシェア用車両の近くを通りかかる可能性がある。これを踏まえ、上記のように構成した本発明によれば、ユーザーの位置と、ユーザーが過去に実際に利用したカーシェア用車両である既利用車両の位置とが近接した場合、カーシェア用車両関連処理が実行され、ユーザーに既利用車両の存在を気付かせることができる。このため、ユーザーが、既利用車両に愛着を感じており、再びその既利用車両を利用したいと考えていた場合であって、偶然、ユーザーが既利用車両の近くを通りかかった場合に、既利用車両を利用したときに感じた愛着を想起させてユーザーの満足度を向上させることができると共に、近くに既利用車両が存在するのであれば、せっかくなので利用しようという心理をユーザーに抱かせることができ、ユーザーにカーシェアリングサービスの利用を促すことができる。
本発明の一実施形態に係るカーシェア用車両関連処理実行システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る制御サーバーの機能構成例を示すブロック図である。 各種データベースのレコードの内容を示す図である。 特定位置関係の説明に用いる図である。 本発明の一実施形態に係る制御サーバーの動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係るカーシェア用車両関連処理実行システム1の構成例を示す図である。図1に示すように、カーシェア用車両関連処理実行システム1は、制御サーバー2(特許請求の範囲の「カーシェア用車両関連処理実行装置」に相当)と、携帯端末3と、車載装置4とを含んで構成される。制御サーバー2、携帯端末3および車載装置4は、それぞれ、インターネット、電話網、その他の通信網を含んで構成されたネットワークNにアクセス可能である。
携帯端末3は、ユーザーが所持する携帯型の端末である。本実施形態では、携帯端末3は、前面の広い領域にタッチパネルが設けられた板状の端末(例えば、いわゆるスマートフォンや、タブレット型コンピューター)であり、少なくとも、GPSユニットが搭載されているものとする。携帯端末3にインストールされたアプリケーションは、OSが提供するAPIを利用してGPSユニットの検出値を取得可能である。なお、携帯端末3の形態は、本実施形態で例示する形態に限られず、一例として、タブレット型ではないモバイル型コンピューターや、腕時計型のウェアラブル端末等であってもよい。
本実施形態では、携帯端末3を所持するユーザーは、カーシェアリングサービスを提供する会社(以下、「カーシェアリング提供会社」という)に会員登録をしており、カーシェアリング提供会社が提供するカーシェアリングサービスを利用できる。本実施形態において、ユーザーは、以下の態様でカーシェアリングサービスを利用する。すなわち、カーシェアリング提供会社により待機施設が各地に設けられる。待機施設は、カーシェアリングサービスにおいてユーザーに貸し出される車両(以下、「カーシェア用車両」という)の貸し出し、および、カーシェア用車両の返却の受け付けが行われる施設である。そして、ユーザーは、カーシェア用車両を借り受ける場合、待機施設に赴き、ユーザー認証等の借り受けに必要な手続きを適切に行ってカーシェア用車両を借り受ける。詳細は省略するが、ユーザーは、カーシェアリング提供会社が提供する予約サービスを利用して、事前に、カーシェア用車両を予約することができる。
また、ユーザーは、カーシェア用車両を返却する場合、カーシェア用車両で、「任意の」待機施設に赴き、利用料金の支払いを含む返却に必要な手続きを適切に行ってカーシェア用車両を返却する。詳細は省略するが、利用料金は、ユーザーがカーシェア用車両を借り受けた時間や、走行距離等に基づいて適切に算出される。このように、本実施形態では、カーシェア用車両の返却は、ユーザーがカーシェア用車両を借り受けた待機施設に限らず、任意の待機施設(当然、カーシェア用車両を借り受けた待機施設であってもよい)に返却するワンウェイ方式によって行われる。ワンウェイ方式は、ユーザーがカーシェア用車両の乗り捨てができるため、ユーザーの利便性が高い。
車載装置4は、カーシェアリング提供会社が貸し出すカーシェア用車両に搭載された装置である。本実施形態に係る車載装置4は、少なくとも以下の機能を有している。すなわち、車載装置4は、ネットワークNを介して制御サーバー2と通信する機能を有している。また、車載装置4は、GPSユニット(不図示)、その他のセンサーの検出値に基づいて、車両の位置、および、車両の向きを検出する機能を有している。「車両の向き」とは、車両が動いているか、停車しているかにかかわらず、車両の車体の前方が向かう方向の方位を意味する。また、車載装置4は、車両に設けられたヘッドライト5を駆動する駆動機構(不図示)を制御して、ヘッドライト5を駆動する機能を有している。
制御サーバー2は、カーシェアリング提供会社が管理するサーバー装置であり、カーシェアリングサービスの提供に関する各種処理を実行する。図2は、制御サーバー2の機能構成例を示すブロック図である。なお、図1および図2では、制御サーバー2を1つのブロックにより表しているが、これは制御サーバー2が単一のサーバー装置により構成されることを意味するするものではなく、制御サーバー2は、複数のサーバー装置により構成されてもよい。
図2に示すように、制御サーバー2は、機能構成として、通信部10、位置管理部11、ユーザー情報管理部12、車両情報管理部13、位置関係監視部14およびカーシェア用車両関連処理実行部15を備えている。上記各機能ブロック10〜15は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック10〜15は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。以上のことは、後述する他の機能ブロックについても同様である。また、制御サーバー2は、記憶手段として、位置記憶部20、ユーザー情報記憶部21、車両情報記憶部22および施設情報記憶部23を備えている。
通信部10は、所定の通信規格に従って、ネットワークNと接続する装置と通信する。
位置管理部11は、位置記憶部20が記憶する車両位置管理データベース20aを利用して、カーシェア用車両のそれぞれの位置、および、向きを管理する。車両位置管理データベース20aは、カーシェア用車両ごとにレコードを有するデータベースである。図3(A)は、車両位置管理データベース20aの1件のレコードの内容を示す図である。図3(A)に示すように、車両位置管理データベース20aの1件のレコードは、車両IDと、車両位置情報と、車両向き情報とを有する。車両IDは、カーシェア用車両を識別するための識別情報である。車両位置情報および車両向き情報については後述する。以下、車両位置管理データベース20aを利用してカーシェア用車両のそれぞれの位置を管理するときの位置管理部11の処理について詳述する。
ここで、車載装置4は、電源がオンされている間、所定の周期で定期的に車両の位置、および、車両の向きを検出し、車両の位置を示す情報と、車両の向きを示す情報と、車両IDとを含む車両位置通知情報を制御サーバー2に送信する。位置管理部11は、車両位置通知情報を受信すると、車両位置管理データベース20aのレコードのうち、当該情報に含まれる車両IDに対応するレコードを特定する。そして、位置管理部11は、特定したレコードの車両位置情報を、受信した車両位置通知情報に含まれる車両の位置を示す情報により更新する。さらに、位置管理部11は、特定したレコードの車両向き情報を、受信した車両位置通知情報に含まれる車両の向きを示す情報により更新する。位置管理部11により以上の処理が行われる結果、車両位置管理データベース20aの一のカーシェア用車両に対応するレコードの車両位置情報および車両向き情報の値は、当該一のカーシェア用車両に搭載された車載装置4から直近で受信した車両位置通知情報により更新された値となる。
なお、本実施形態では、車両が待機施設で停車(待機)している間も、バックアップ電源等から車載装置4に必要な電力が供給され、車載装置4の電源がオンされた状態とされる。さらに、車両が待機施設で停車している間も、ヘッドライト5に必要な電力が供給され、車載装置4の制御の下、ヘッドライト5が駆動可能な状態とされる。
さらに、位置管理部11は、位置記憶部20が記憶するユーザー位置管理データベース20bを利用して、ユーザーのそれぞれの位置を管理する。ユーザー位置管理データベース20bは、ユーザーごとにレコードを有するデータベースである。図3(B)は、ユーザー位置管理データベース20bの1件のレコードの内容を示す図である。図3(B)に示すように、ユーザー位置管理データベース20bの1件のレコードは、ユーザーIDと、ユーザー位置情報と、アプリ起動フラグとを有する。ユーザーIDは、ユーザーを識別するための識別情報である。ユーザー位置情報およびアプリ起動フラグについては後述する。以下、ユーザー位置管理データベース20bを利用してユーザーのそれぞれの位置を管理するときの位置管理部11の処理について詳述する。
ここで、本実施形態では、携帯端末3は、ユーザーが屋外を移動している間、専用のアプリケーション(以下、「専用アプリ」という)が起動された状態とされる。専用アプリは、カーシェアリング提供会社が提供するアプリケーションであり、以下の機能を有する。すなわち、専用アプリは、専用アプリが起動している間、所定の周期で定期的に携帯端末3のGPSユニットから検出値を取得し、取得した検出値に基づいて、ユーザーの位置(=GPSユニットの検出値が示す携帯端末3の位置)を示す情報と、ユーザーIDとを含むユーザー位置通知情報を制御サーバー2に送信する機能を有する。位置管理部11は、ユーザー位置通知情報を受信すると、ユーザー位置管理データベース20bのレコードのうち、当該情報に含まれるユーザーIDに対応するレコードを特定する。そして、位置管理部11は、特定したレコードのユーザー位置情報を、受信したユーザー位置通知情報に含まれるユーザーの位置を示す情報により更新する。位置管理部11により以上の処理が行われる結果、ユーザー位置管理データベース20bの一のユーザーに対応するレコードのユーザー位置情報の値は、当該一のユーザーが所持する携帯端末3から直近で受信したユーザー位置通知情報により更新された値となる。
また、位置管理部11は、一のユーザーの携帯端末3からユーザー位置通知情報を所定の周期で定期的に受信している期間はアプリ起動フラグを立て、それ以外の期間はアプリ起動フラグを下げる。位置管理部11により以上の処理が行われる結果、一のユーザーについて、当該一のユーザーが所持する携帯端末3の専用アプリが起動しており、ユーザー位置管理データベース20bの当該一のユーザーに対応するレコードのユーザー位置情報の値が、ユーザーの現時点の位置を反映したものである場合には、アプリ起動フラグが立った状態となり、それ以外の場合には、アプリ起動フラグが下がった状態となる。
なお、本実施形態では、携帯端末3(後述する車両存在通知メールを受信する端末)が、ユーザー位置通知情報を送信する。この点に関し、ユーザー位置通知情報を送信する装置は、携帯端末3以外の装置であってもよい。例えば、ユーザーが装着するウェアラブル端末(例えば、腕時計型のウェアラブル端末や、眼鏡型のウェアラブル端末)が、ユーザー位置通知情報を送信する構成であってもよい。
ユーザー情報管理部12は、ユーザー情報記憶部21が記憶するユーザー情報データベース21aを利用して、ユーザーが過去に実際に利用したカーシェア用車両(以下、「既利用車両」という場合がある)を管理する。ユーザー情報データベース21aは、ユーザーごとにレコードを有するデータベースである。図3(C)は、ユーザー情報データベース21aの1件のレコードの内容を示す図である。図3(C)に示すように、ユーザー情報データベース21aの1件のレコードは、ユーザーIDと、既利用車両情報と、ユーザーメール情報とを有する。既利用車両情報およびユーザーメール情報については後述する。以下、ユーザー情報データベース21aを利用して、ユーザーが過去に実際に利用したカーシェア用車両を管理するときのユーザー情報管理部12の処理について詳述する。
ここで、制御サーバー2は、ユーザーによるカーシェア用車両の利用状況(カーシェア用車両が貸し出し中かどうか、または、待機施設に待機中かどうか)を統括的に管理する機能を有する利用状況管理システムと接続されている。この利用状況管理システムは、ユーザーへのカーシェア用車両の貸し出しが行われる度に、ユーザーのユーザーIDと、貸し出されたカーシェア用車両の車両IDとを含む貸出通知情報を制御サーバー2に送信する。ユーザー情報管理部12は、貸出通知情報を受信すると、ユーザー情報データベース21aのレコードのうち、当該情報に含まれるユーザーIDに対応するレコードを特定する。そして、ユーザー情報管理部12は、特定したレコードの既利用車両情報を、受信した貸出通知情報に含まれる車両ID(=ユーザーに貸し出したカーシェア用車両の車両ID)に基づいて更新する。なお、制御サーバー2が、ユーザーによるカーシェア用車両の利用状況を統括的に管理する機能を有し、ユーザー情報管理部12が当該機能に基づいて既利用車両情報を更新する構成でもよい。
より詳細には、既利用車両情報の初期値は、ヌル値である。そして、ユーザー情報管理部12は、一のユーザーについての貸出通知情報を受信した場合、ユーザー情報データベース21aの当該一のユーザーに対応するレコードの既利用車両情報に、受信した貸出通知情報に含まれる車両IDを追加する。その際、ユーザー情報管理部12は、追加しようとしている車両IDの値と同一の値の車両IDが既に既利用車両情報に含まれている場合は、その車両IDについては重複して追加しない。ユーザー情報管理部12により以上の処理が行われる結果、ユーザー情報データベース21aの一のユーザーに対応するレコードの既利用車両情報の値は、当該一のユーザーが過去に実際に利用した(借り受けた)カーシェア用車両のそれぞれの車両IDを示す値となる。
また、ユーザー情報管理部12は、ユーザー情報記憶部21が記憶するユーザー情報データベース21aを利用して、ユーザーが、後述する車両存在通知メールの受信に利用するメールアドレス(以下、「ユーザーメールアドレス」という)を管理する。本実施形態では、一のユーザーについてのユーザーメールアドレスは、当該一のユーザーが所持する携帯端末3によるメールの受信で利用可能なメールアドレスとされている。ユーザーメールアドレスを管理するときのユーザー情報管理部12の処理について詳述すると、ユーザー情報管理部12は、所定のタイミングで、所定の手段で、ユーザーのユーザーメールアドレスを取得する。一例として、ユーザーによる会員登録の際、会員登録に係る所定のユーザーインターフェースに、ユーザーメールアドレスを入力させるようになっており、ユーザー情報管理部12は、当該所定のユーザーインターフェースに入力されたユーザーメールアドレスを取得する。
そして、ユーザー情報管理部12は、一のユーザーについてのユーザーメールアドレスを取得したときに、ユーザー情報データベース21aの当該一のユーザーに対応するレコードのユーザーメール情報の値を、取得したユーザーメールアドレスにより更新する。また、ユーザー情報管理部12は、ユーザー情報データベース21aの一のユーザーに対応するレコードのユーザーメール情報が示すユーザーメールアドレスの値の変更の指示があった場合には、当該指示に基づいて当該一のユーザーに係るユーザーメール情報の値を変更する。ユーザー情報管理部12により以上の処理が行われる結果、ユーザー情報データベース21aの一のユーザーに対応するレコードのユーザーメール情報は、当該一のユーザーが所持する携帯端末3によるメールの受信で利用可能なメールアドレスを示す情報となる。
ユーザーメールアドレスは、特許請求の範囲の「通信情報」に相当する。本実施形態では、車両存在通知情報の送信(後述)がメールにより行われるが、当該情報の送信が専用アプリを介したプッシュ通知等、他の方法で行われる構成でもよい。この場合、他の方法により当該情報の送信を行うために必要な情報が、「通信情報」に相当する。例えば、当該情報の送信が専用アプリを介したプッシュ通知で行われる場合、プッシュ通知を行うために必要な情報(例えば、所定のサーバーにより発行されるデバイス識別情報)が、「通信情報」に相当する。
車両情報管理部13は、車両情報記憶部22が記憶する車両情報データベース22aを利用して、カーシェア用車両の予約状況を管理する。車両情報データベース22aは、カーシェア用車両ごとにレコードを有するデータベースである。図3(D)は、車両情報データベース22aの1件のレコードの内容を示す図である。図3(D)に示すように、車両情報データベース22aの1件のレコードは、車両IDと、予約フラグと、利用開始日時情報と、待機中フラグと、待機施設情報とを有する。以下、車両情報データベース22aを利用してカーシェア用車両の予約状況を管理するときの車両情報管理部13の処理について詳述する。
ここで、制御サーバー2は、カーシェア用車両の予約状況を統括的に管理する機能を有する予約状況管理システムと接続されている。詳細は省略するが、カーシェア用車両の予約は、所定の手段により、ユーザーがカーシェア用車両の借り受けを希望する待機施設に待機するカーシェア用車両のうち、ユーザーが希望する利用開始日時に貸出可能なカーシェア用車両が選別された上で適切に実行される。そして、この予約状況管理システムは、ユーザーによりカーシェア用車両の予約が行われる度に、予約されたカーシェア用車両の車両IDと、利用開始日時を示す情報との組み合わせを制御サーバー2に通知する。また、この予約状況管理システムは、予約されたカーシェア用車両が予約に基づいてユーザーに貸し出される度に、または、予約がキャンセルされる度に、そのカーシェア用車両の車両IDを制御サーバー2に通知する。
車両情報管理部13は、予約状況管理システムからの通知に基づいて、一のカーシェア用車両について予約が入っている期間(予約が入った後、その予約に基づくカーシェア用車両の貸し出しが行われるまでの期間)は、車両情報データベース22aの当該一のカーシェア用車両に対応するレコードの予約フラグを立て、それ以外の期間は、予約フラグを下げる。また、車両情報管理部13は、一のカーシェア用車両について予約が入っている期間は、利用開始日時情報の値を、その予約に係る利用開始日時を示す値とし、それ以外の期間は、利用開始日時情報の値を、ヌル値とする。
また、車両情報管理部13は、車両情報記憶部22が記憶する車両情報データベース22aを利用して、カーシェア用車両が待機施設に待機中かどうか、および、待機中の場合は待機する待機施設を管理する。詳述すると、上述したように、制御サーバー2は、ユーザーによるカーシェア用車両の利用状況(カーシェア用車両が貸し出し中かどうか、または、待機施設に待機中かどうか)を統括的に管理する機能を有する利用状況管理システムと接続されている。そして、この利用状況管理システムは、カーシェア用車両が待機施設に返却され、カーシェア用車両の待機施設での待機が開始される度に、そのカーシェア用車両の車両IDと、カーシェア用車両が待機する待機施設の施設ID(待機施設を識別するための識別情報)との組み合わせを制御サーバー2に通知する。また、この利用状況管理システムは、カーシェア用車両がユーザーに貸し出され、カーシェア車両の待機施設での待機が解除される度に、そのカーシェア用車両の車両IDを制御サーバー2に通知する。
車両情報管理部13は、利用状況管理システムからの通知に基づいて、一のカーシェア用車両について、当該一のカーシェア用車両が待機施設に待機している期間は、車両情報データベース22aの当該一のカーシェア用車両に対応するレコードの待機中フラグを立て、それ以外の期間は、待機中フラグを下げる。また、車両情報管理部13は、一のカーシェア用車両について、当該一のカーシェア用車両が待機施設に待機している期間は、車両情報データベース22aの当該一のカーシェア用車両に対応するレコードの待機施設情報の値を、当該一のカーシェア用車両が待機する待機施設の施設IDとする。
施設情報記憶部23は、施設情報データベース23aを記憶する。図3(E)は、施設情報データベース23aの1件のレコードの内容を示す図である。図3(E)に示すように、施設情報データベース23aの1件のレコードは、施設IDと、施設の位置(例えば、施設の地図上の領域の中央部の位置)を示す施設位置情報とを有する。
位置関係監視部14は、ユーザーごとに、ユーザーの位置と、既利用車両の位置とが、特定位置関係となったか否かを監視する。以下、位置関係監視部14の処理について、ある一のユーザー(以下、便宜上、「対象ユーザー」という)を処理対象とする場合を例にして詳述する。つまり、位置関係監視部14は、実際には、以下で説明する処理を、ユーザーのそれぞれについて実行する。
位置関係監視部14は、対象ユーザーについて、ユーザー位置管理データベース20bの対象ユーザーに対応するレコードのアプリ起動フラグが立っているか否かを監視する。位置関係監視部14は、アプリ起動フラグが立っている場合(=対象ユーザーが所持する携帯端末3の専用アプリが起動している場合)は、アプリ起動フラグが立っている期間、以下の処理を実行し、それ以外の期間は、以下の処理を実行しない。上述したように、一のユーザーに係るアプリ起動フラグが立っている場合、当該一のユーザーに係るユーザー位置情報の値は、当該一のユーザーの現時点の位置を反映した値である。
位置関係監視部14は、対象ユーザーについてのアプリ起動フラグが立っている場合、ユーザー情報データベース21aの対象ユーザーに対応するレコードの既利用車両情報に基づいて、対象ユーザーについての既利用車両の車両IDを取得する。上述した通り、対象ユーザーについての既利用車両は、無い場合もあれば、複数ある場合もある。以下では、対象ユーザーについての既利用車両が1台以上あるものとして説明を行う。なお、対象ユーザーについての既利用車両が1台もない場合は、以下の処理は行われない。
位置関係監視部14は、対象ユーザーについての既利用車両のそれぞれについて、車両情報データベース22aの既利用車両に対応するレコードの待機中フラグに基づいて、既利用車両が待機施設に待機中であるか否かを判定し、待機施設に待機中の既利用車両については、以下の位置関係監視処理を実行する一方、待機施設に待機中ではない既利用車両については、以下の位置関係監視処理を実行しない。
位置関係監視部14は、位置関係監視処理において、対象ユーザーの位置と、既利用車両の位置との関係が、特定位置関係となったか否かを監視する。図4は、特定位置関係の説明に利用する図である。位置関係監視部14は、対象ユーザーの位置と既利用車両の位置との関係が特定位置関係となったか否かの監視に際し、まず、既利用車両に係る車両位置情報および車両向き情報に基づいて、特定範囲H1を算出する。図4に示すように、特定範囲H1は、車両の位置(本実施形態では、車両位置情報が示す位置)を中心とし、車両の車体の前方(本実施形態では、車両向き情報が示す方向)に延在する扇状の範囲である。特定範囲H1の中心角θ1および半径T1は、特定範囲H1を、当該特定範囲H1内にユーザーが位置している状態で、車両のヘッドライトが駆動した場合に、ユーザーによりヘッドライト5の光が知覚されるような範囲とする、という観点の下、事前のテストやシミューレーションの結果に基づいて適切に設定されている。従って、一のユーザーが一の車両に係る特定範囲H1内に位置している場合において、当該一の車両のヘッドライト5が駆動した場合、当該一の車両のヘッドライト5が投射する光が、当該一のユーザーにより知覚されることになる。なお、位置関係監視部14は、既利用車両に係る特定範囲H1を、地図上の領域として算出する。
既利用車両に係る特定範囲H1を算出した後、位置関係監視部14は、対象ユーザーに係るユーザー位置情報、および、算出した特定範囲H1に基づいて、対象ユーザーが特定範囲H1に進入したか否かを監視する。そして、位置関係監視部14は、対象ユーザーが、既利用車両に係る特定範囲H1に進入した場合に、対象ユーザーの位置と、既利用車両の位置との関係が、特定位置関係となったと判定する。このように、特定位置関係は、既利用車両のヘッドライト5を駆動したときに、ユーザーがヘッドライト5の光を知覚できるような位置関係である。
特定位置関係は、特許請求の範囲の「所定関係」に相当する。本実施形態では、特定位置関係を、ユーザーが既利用車両に係る特定範囲H1に進入したときの、ユーザーの位置と、既利用車両の位置との位置関係としている。しかしながら、特定位置関係は、例示した位置関係に限らない。すなわち、本実施形態では、特定位置関係は、既利用車両のヘッドライト5を駆動したときに、ユーザーがヘッドライト5の光を知覚できるような位置関係であればよい。例えば、特定範囲H1の形状は、扇状に限らない。
位置関係監視部14は、以上の位置関係監視処理を、待機中の既利用車両のそれぞれについて実行する。
カーシェア用車両関連処理実行部15は、位置関係監視部14によりユーザーの位置と、既利用車両の位置とが特定位置関係となったことが検出された場合であって、以下で説明する所定の場合に、カーシェア用車両関連処理を実行する。以下、ある一のユーザー(以下、便宜上、「対象ユーザー」という)の位置と、ある一の既利用車両(以下、便宜上、「対象車両」という)の位置とが特定位置関係となったことが位置関係監視部14により検出された場合にカーシェア用車両関連処理実行部15が実行する処理を詳述する。
対象ユーザーの位置と、対象車両の位置とが特定位置関係となったことが位置関係監視部14により検出された場合、カーシェア用車両関連処理実行部15は、車両情報データベース22aの対象車両に対応するレコードの利用フラグに基づいて、対象車両に予約が入っているか否かを判定する。対象車両に予約が入っていない場合、カーシェア用車両関連処理実行部15は、以下で説明するカーシェア用車両関連処理を実行する。
一方、対象車両に予約が入っている場合、カーシェア用車両関連処理実行部15は、車両情報データベース22aの対象車両に対応するレコードの利用開始日時情報に基づいて、対象ユーザーの位置と対象車両の位置とが特定位置関係となった時点から、特定時間TM1以上予約が入っていないかどうかを判定する。当該時点から特定時間TM1以上予約が入っていない場合は、以下で説明するカーシェア用車両関連処理を実行する。一方、当該時点から特定時間TM1より前に予約が入っている場合は、以下で説明するカーシェア用車両関連処理を実行しない。
上述のとおり、対象ユーザーの位置と対象車両の位置とが特定位置関係となった時点から、特定時間TM1以上予約が入っていない場合(予約が全く入っていない場合も含む)、カーシェア用車両関連処理実行部15は、カーシェア用車両関連処理を実行する。カーシェア用車両関連処理において、カーシェア用車両関連処理実行部15は、対象車両に搭載された車載装置4と通信し、車載装置4に必要な制御データを送信することによって、車載装置4にヘッドライト5を所定の期間、所定の態様で駆動させる。この結果、ヘッドライト5が所定の期間、所定の態様で点灯する。対象ユーザーの位置と、対象車両の位置とは、特定位置関係である。従って、ヘッドライト5が所定の態様で点灯すると、対象ユーザーは、ヘッドライト5が投射する光を知覚する。このことの効果については、後述する。
さらに、カーシェア用車両関連処理において、カーシェア用車両関連処理実行部15は、ユーザー情報データベース21aを参照して、対象ユーザーのユーザーメール情報を取得し、当該情報が示すユーザーメールアドレスを宛先として、以下の情報が記載されたメール(以下、「車両存在通知メール」という)を送信する。対象車両が対象ユーザーの近くに存在することを示す情報(「情報J1」とする)、対象車両の位置を示す情報(「情報J2」とする)、対象車両の空き状況を示す情報(「情報J3」とする)。
情報J1は、例えば、「近くに、以前、利用した車があります。」といったメッセージである。情報J1について、対象車両を擬人化し、対象車両の発言のようなメッセージ(例えば、「近くにいるよ。よかったらまた乗ってね。」というメッセージ)とすることができる。このようなメッセージとする効果については後述する。情報J2は、例えば、対象ユーザーの位置と、対象車両の位置とが明示された地図に、対象車両の位置に過去に利用したカーシェア用車両が存在すること示す情報が付加された情報である。情報J1、J2は、特許請求の範囲の「車両存在通知情報」に相当する。情報J3は、例えば、予約が全く入っていない場合には、そのことを示す情報であり、予約が入っている場合には、利用開始日時を示す情報である。情報J3に関し、情報J1と同様、対象車両を擬人化し、対象車両の発言のようなメッセージ(例えば、「今日は、いつでも空いているよ。」というメッセージや、「今日は、○時○分まで空いているよ。」というメッセージ)とすることができる。
カーシェア用車両関連処理実行部15により、以上のカーシェア用車両関連処理が実行される結果、対象ユーザーは、対象車両(対象ユーザーが過去に実際に利用したカーシェア用車両)のヘッドライト5の光を知覚しつつ、携帯端末3が受信したメールにより、情報J1〜J3の内容を認識する。これにより、以下の効果を奏する。すなわち、対象ユーザーは、対象車両のヘッドライト5の光を知覚することにより、過去に実際に利用したカーシェア用車両が近くに存在することを認識することができる。特に、本実施形態では、メールに情報J1および情報J2が含まれているため、これら情報に基づいて、対象ユーザーは、ヘッドライト5が駆動しているカーシェア用車両が、自身が過去に利用した車両であることを的確に認識できる。
ここで、過去にカーシェア用車両を利用したことのあるユーザーは、カーシェア用車両を利用したときに、そのカーシェア用車両そのものに愛着を感じ、そのカーシェア用車両そのものを再び利用したいと考える場合がある。しかしながら、本実施形態のように、カーシェア用車両の返却がワンウェイ方式で行われる場合、ユーザーが意図的に過去に利用したカーシェア用車両を再び借り受けることは困難である。そして、本実施形態によれば、対象ユーザーが、偶然、過去に利用した対象車両の近くを通りかかった場合に、その対象車両が近くに存在することを認識することができる。このため、対象ユーザーが、対象車両に愛着を感じており、再びその対象車両を利用したいと考えていた場合であって、偶然、対象ユーザーが対象車両の近くを通りかかった場合に、対象車両を利用したときに感じた愛着を想起させて対象ユーザーの満足度を向上させることができると共に、近くに対象車両が存在するのであれば、せっかくなので利用しようという心理を対象ユーザーに抱かせることができ、対象ユーザーにカーシェアリングサービスの利用を促すことができる。
特に、ヘッドライト5の駆動は、対象車両が自発的に行った行動のような印象を対象ユーザー与えることができ、対象ユーザーにより愛着を抱かせることが可能である。また、メールのメッセージについて、対象車両を擬人化し、対象車両の発言のようなメッセージとすることによって、対象ユーザーにより愛着を抱かせることが可能である。また、対象ユーザーは、情報J3に基づいて、対象車両を借り受けるとした場合、いつまで借り受けることができるのかを的確に認識できる。
本実施形態では、対象車両について、特定時間TM1以上予約が入っていない場合に、カーシェア用車両関連処理が実行される。特定時間TM1は、対象ユーザーが、対象車両を借り受けて、少し運転した後、返却するのに十分な時間(例えば、1時間)とされている。従って、対象車両について、特定時間TM1より前に予約が入っている場合は、対象ユーザーは、その時点で対象車両を借り受けることができない。そして、上記構成によれば、対象車両を実際には借り受けることができない状態の場合には、対象ユーザーに、対象車両が近くに存在することを認識させず、対象ユーザーが、対象車両を借り受けたいのに借りることができないという気持ちを抱かないようにすることができる。
次に、制御サーバー2の動作例について、フローチャートを用いて説明する。図5のフローチャートFAは、制御サーバー2の位置関係監視部14の動作例を示すフローチャートである。特に、フローチャートFAは、ある一のユーザー(以下、図5を用いた説明において「対象ユーザー」という)、および、対象ユーザーについての一の既利用車両(以下、図5を用いた説明において「対象車両」という)を対象として位置関係監視部14が実行する処理の一例を示している。また、図5のフローチャートFBは、制御サーバー2のカーシェア用車両関連処理実行部15の動作例を示すフローチャートである。特に、フローチャートFBは、位置関係監視部14により、対象ユーザーの位置と対象車両の位置とが特定位置関係となったことが検出された場合に、カーシェア用車両関連処理実行部15が実行する処理を説明している。
図5のフローチャートFAに示すように、位置関係監視部14は、対象ユーザーについて、ユーザー位置管理データベース20bの対象ユーザーに対応するレコードのアプリ起動フラグが立っているか否かを監視する(ステップSA1)。アプリ起動フラグが立っている場合(ステップSA1:YES)、位置関係監視部14は、ステップSA2以下の処理を実行する。なお、ステップSA2以下の実行中、アプリ起動フラグが下がった場合、位置関係監視部14は、処理を停止して処理手順をステップSA1へ戻し、再び、対象ユーザーに係るアプリ起動フラグが立っているか否かを監視する。また、対象ユーザーについての既利用車両が存在しない場合(=対象ユーザーがカーシェアリングサービスを利用したことがない場合)や、待機中の既利用車両が存在しない場合は、ステップSA2以下の処理は実行されない。以下では、説明の便宜のため、対象ユーザーについて、1つ以上、待機中の既利用車両が存在している状態であるものとする。
ステップSA2において、位置関係監視部14は、特定範囲H1を算出する。次いで、位置関係監視部14は、対象ユーザーに係るユーザー位置情報、および、ステップSA2で算出した特定範囲H1に基づいて、対象ユーザーが特定範囲H1に進入したか否かを監視する(ステップSA3)。対象ユーザーが特定範囲H1に進入したことを検出した場合(ステップSA3:YES)、位置関係監視部14は、対象ユーザーの位置と、対象車両の位置とが特定位置関係となったことを検出する(ステップSA4)。ステップSA2〜ステップSA4の処理は、位置関係監視処理に相当する。位置関係監視処理は、待機中の既利用車両のそれぞれについて実行される。
一方、図5のフローチャートFBに示すように、カーシェア用車両関連処理実行部15は、対象ユーザーの位置と、対象車両の位置とが特定位置関係となったことが位置関係監視部14により検出されたか否かを監視する(ステップSB1)。特定位置関係となったことが検出された場合(ステップSB1:YES)、カーシェア用車両関連処理実行部15は、予約が入っていないか否かを判定する(ステップSB2)。予約が入っていない場合(ステップSB2:YES)、カーシェア用車両関連処理実行部15は、処理手順をステップSB4へ移行する。予約が入っている場合(ステップSB2:NO)、カーシェア用車両関連処理実行部15は、対象車両について特定時間TM1以上予約が入っていない状態か否かを判定する(ステップSB3)。
特定時間TM1以上予約が入っていない場合(ステップSB3:YES)、カーシェア用車両関連処理実行部15は、処理手順をステップSB4へ移行する。特定時間TM1が経過する前に予約が入っている場合(ステップSB3:NO)、カーシェア用車両関連処理実行部15は、カーシェア用車両関連処理を実行せず、処理を終了する。
ステップSB4において、カーシェア用車両関連処理実行部15は、対象車両に搭載された車載装置4と通信し、車載装置4に必要な制御データを送信することによって、車載装置4にヘッドライト5を所定の期間、所定の態様で駆動させる。次いで、カーシェア用車両関連処理実行部15は、対象ユーザーのユーザーメール情報を取得し、当該情報が示すユーザーメールアドレスを宛先として、情報J1〜J3が記載された車両存在通知メールを送信する(ステップSB5)。ステップSB4、SB5の処理は、カーシェア用車両関連処理である。
<変形例>
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、カーシェア用車両関連処理に、ヘッドライト5を駆動させる処理が含まれていた。この点に関し、カーシェア用車両関連処理に、ヘッドライト5を駆動させる処理が含まれず、メールの送信のみが行われる構成でもよい。この構成であっても、ユーザーは、メールの内容(特に、情報J1、J2)を参照することにより、近くに過去に利用したカーシェア用車両が存在することを的確に認識することができる。この場合、特定位置関係を、ユーザーが、既利用車両の位置を含む所定圏内に入っている位置関係とすることにより、ユーザーと既利用車両とが近接したときに、カーシェア用車両関連処理が実行されるようにすることができる。
また、上記実施形態では、カーシェア用車両関連処理は、特定時間TM1以上予約が入っていない場合にのみ実行された。この点に関し、予約が入っているか否かにかかわらず、カーシェア用車両関連処理が実行される構成であってもよい。この構成の場合、ユーザーが、実際には、過去に利用したカーシェア用車両を借り受けることができない場合に、ヘッドライト5の駆動、および、メールにより、当該カーシェア用車両が近くに存在することを認識するケースが生じるが、この場合であっても、ユーザーに、カーシェア用車両を利用したときのことを思い出させ、愛着を想起させて、ユーザーの満足度を向上することができる。
また、上記実施形態において、メールに記載された情報に、情報J1と、情報J2とのいずれか一方が含まれない構成でもよい。
また、上記実施形態において、位置関係監視部14およびカーシェア用車両関連処理実行部15が以下の処理を実行する構成でもよい。すなわち、位置関係監視部14は、ユーザー位置管理データベース20bおよび施設情報データベース23aの内容に基づいて、ユーザーが待機施設の位置を含む所定圏内に入ったか否かを監視する。カーシェア用車両関連処理実行部15は、位置関係監視部14によりユーザーが一の待機施設に係る所定圏内に入ったことが検出された場合、当該ユーザーに係るユーザーメール情報に基づいて、当該ユーザーの携帯端末3に、以下の情報が記載されたメールを送信する。当該一の待機施設を紹介する情報(「情報J4」とする)、および、ユーザーの周辺に位置する待機施設を紹介する情報(「情報J5」とする)。情報J4、J5のうち、いずれか一方の情報を送信する構成でもよい。待機施設を紹介する情報は、その待機施設の位置を示す情報や、その待機施設に待機するカーシェア用車両の空き状況、その待機施設で行われているキャンペーン等、待機施設に関する情報であって、ユーザーにとって有益な情報や、ユーザーにカーシェアリングサービスの利用を促す情報である。なお、待機施設を紹介する情報は、待機施設ごとに、事前に登録される。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
2 制御サーバー(カーシェア用車両関連処理実行装置)
3 携帯端末
4 車載装置
5 ヘッドライト
11 位置管理部
12 ユーザー情報管理部
14 位置関係監視部
15 カーシェア用車両関連処理実行部

Claims (9)

  1. カーシェアリングサービスで提供されるカーシェア用車両の位置、および、カーシェアリングサービスを利用したことのあるユーザーの位置を管理する位置管理部と、
    前記ユーザーごとに、前記ユーザーが過去に実際に利用した前記カーシェア用車両である既利用車両を管理するユーザー情報管理部と、
    前記ユーザーの位置と、前記既利用車両の位置とが、これら位置が近接した所定関係となったか否かを監視する位置関係監視部と、
    前記位置関係監視部により前記ユーザーの位置と前記既利用車両の位置とが前記所定関係となったことが検出された場合、前記既利用車両の存在を前記ユーザーに気付かせるためのカーシェア用車両関連処理を実行するカーシェア用車両関連処理実行部と、
    を備えることを特徴とするカーシェア用車両関連処理実行装置。
  2. 前記所定関係は、前記既利用車両のヘッドライトを駆動したときに、前記ユーザーがヘッドライトの光を知覚できるような位置関係であり、
    前記カーシェア用車両関連処理実行部は、
    前記位置関係監視部により前記ユーザーの位置と前記既利用車両の位置とが前記所定関係となったことが検出された場合、前記カーシェア用車両関連処理として、前記既利用車両の車載装置と通信し、前記車載装置にヘッドライトを駆動させる処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカーシェア用車両関連処理実行装置。
  3. 前記ユーザー情報管理部は、
    前記ユーザーごとに、前記ユーザーが所持する携帯端末に情報を送信するために必要な通信情報を管理し、
    前記カーシェア用車両関連処理実行部は、
    前記カーシェア用車両関連処理において、前記車載装置にヘッドライトを駆動させる一方、前記ユーザーの前記通信情報に基づいて、前記ユーザーが所持する携帯端末に、前記既利用車両が前記ユーザーの近くに存在することを示す情報か、前記既利用車両の位置を示す情報の少なくとも何れか一方を含む車両存在通知情報を送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載のカーシェア用車両関連処理実行装置。
  4. 前記カーシェア用車両関連処理実行部は、
    前記カーシェア用車両関連処理において、前記車両存在通知情報と共に、前記既利用車両の空き状況を示す情報を送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載のカーシェア用車両関連処理実行装置。
  5. 前記所定関係は、前記ユーザーが、前記既利用車両の位置を含む所定圏内に入っている位置関係であり、
    前記ユーザー情報管理部は、
    前記ユーザーごとに、前記ユーザーが所持する携帯端末に情報を送信するために必要な通信情報を管理し、
    前記カーシェア用車両関連処理実行部は、
    前記カーシェア用車両関連処理において、前記ユーザーの前記通信情報に基づいて、前記ユーザーが所持する携帯端末に、前記既利用車両が前記ユーザーの近くに存在することを示す情報か、前記既利用車両の位置を示す情報の少なくとも何れか一方を含む車両存在通知情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカーシェア用車両関連処理実行装置。
  6. 前記カーシェア用車両関連処理実行部は、
    前記カーシェア用車両関連処理において、前記車両存在通知情報と共に、前記既利用車両の空き状況を示す情報を送信する
    ことを特徴とする請求項5に記載のカーシェア用車両関連処理実行装置。
  7. 前記カーシェア用車両関連処理実行部は、
    前記既利用車両について、前記ユーザーの位置と前記既利用車両の位置とが前記所定関係となったときから所定時間以上予約が入っていない場合に、前記カーシェア用車両関連処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のカーシェア用車両関連処理実行装置。
  8. 待機施設のそれぞれの位置を記憶する施設情報記憶部を更に備え、
    前記ユーザー情報管理部は、
    前記ユーザーごとに、前記ユーザーが所持する携帯端末に情報を送信するために必要な通信情報を管理し、
    前記位置関係監視部は、
    前記ユーザーが、前記待機施設の位置を含む所定圏内に入ったか否かを更に監視し、
    前記カーシェア用車両関連処理実行部は、
    前記位置関係監視部により前記ユーザーが一の前記待機施設に係る所定圏内に入ったことが検出された場合、前記ユーザーの前記通信情報に基づいて、前記ユーザーが所持する携帯端末に、当該一の前記待機施設を紹介する情報、または、当該一の前記待機施設を含み、前記ユーザーの周辺に位置する他の前記待機施設を紹介する情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカーシェア用車両関連処理実行装置。
  9. カーシェアリングサービスで提供されるカーシェア用車両の位置、および、カーシェアリングサービスを利用したことのあるユーザーの位置を管理すると共に、前記ユーザーごとに、前記ユーザーが過去に実際に利用した前記カーシェア用車両である既利用車両を管理するカーシェア用車両関連処理実行装置によるるカーシェア用車両関連処理実行方法であって、
    前記カーシェア用車両関連処理装置の位置関係監視部が、前記ユーザーの位置と、前記既利用車両の位置とが、これら位置が近接した所定関係となったか否かを監視するステップと、
    前記カーシェア用車両関連処理装置のカーシェア用車両関連処理実行部が、前記位置関係監視部により前記ユーザーの位置と前記既利用車両の位置とが前記所定関係となったことが検出された場合、前記既利用車両の存在を前記ユーザーに気付かせるためのカーシェア用車両関連処理を実行するステップと、
    を含むことを特徴とするカーシェア用車両関連処理実行方法。
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