JP6870561B2 - 配車装置及び配車方法 - Google Patents

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Description

本開示は、配車装置に関する。
特許文献1は、配車サービスを提供する装置を開示する。この装置は、ユーザ(利用者)の要求する乗車位置に自動運転機能を有する車両を配車する。この車両は、利用者の希望する目的地まで自動運転で走行する。この車両は、目的地にある種の危険が存在する場合には、代替目的地を提案する。
米国特許出願公開第2016/0370194号明細書
ところで、自動運転機能を有する車両は、目的地に到着する前に、自動運転を継続できなくなるおそれがある。利用者が乗車する車両が自動運転機能を発揮することができない場合であっても、利用者が乗車している車両以外の移動体であれば、目的地まで移動することができる可能性がある。このような代替移動体が存在する場合には、代替目的地を提案することよりも、代替移動体への乗り換えを提案することの方が有効であると考えられる。利用者は結果として目的地に到着することができるので、利用者が不利益を被ることを回避することができるためである。
しかしながら、代替移動体が存在しない場合、利用者は不利益を回避することが困難である。本技術分野では、利用者が乗車した車両の自動運転中において、車両が自動運転を目的地まで継続できない場合に、利用者が被る不利益を低減することができる配車装置が望まれている。
本開示の一態様は、自動運転機能を有する車両を利用者に配車する配車装置である。装置は、検索部及び付与部を有する。検索部は、利用者が乗車した車両の自動運転中において、車両が自動運転を目的地まで継続できない場合には、車両の自動運転の終了位置までのルート上の位置から所定距離内にある乗車位置において降車から所定時間内に乗り換え可能な第1代替移動体を検索する。付与部は、第1代替移動体が存在しない場合、利用者に対して特典を付与する。
この配車装置によれば、車両が自動運転を目的地まで継続できない場合において、乗り換え可能な第1代替移動体が存在しない場合には、付与部により、特典が利用者に付与される。特典は不利益に対する補填となる。このため、この配車装置は、利用者が乗車した車両の自動運転中において、車両が自動運転を目的地まで継続できない場合に、利用者が被る不利益を低減することができる。
一実施形態においては、検索部は、利用者が乗車位置で乗り換えるまでの乗換時間が最も短い移動体を第1代替移動体として選択してもよい。このように構成した場合、最短で乗り換え可能な代替移動体を特定することができる。
一実施形態においては、検索部は、第1代替移動体が存在しない場合には、乗車位置で所定時間経過後に乗り換え可能であって、自動運転機能を有する第2代替移動体を検索し、付与部は、利用者が所定時間経過後に第2代替移動体へ乗り換えたときには、利用者に対して追加特典を付与してもよい。このように構成した場合、利用者が自動運転機能を有する代替移動体を積極的に利用するように促すことができる。
本開示の種々の態様によれば、利用者が乗車した車両の自動運転中において、車両が自動運転を目的地まで継続できない場合に、利用者が被る不利益を低減することができる配車システムが提供される。
図1は、配車システムの構成の一例を示す図である。 図2は、ユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、配車システムの機能の一例を示すブロック図である。 図4は、サーバが保有するデータの一例である。 図5は、サーバが保有するユーザデータの一例である。 図6は、配車システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、配車システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図8は、自動運転が継続できない場合における、配車システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、配車システムの特典付与に関する動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、配車システムの追加特典付与に関する動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、例示的な実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
[第1実施形態]
(配車システム)
図1は、配車システム100の構成の一例を示す図である。配車システム100は、自動運転機能を有する車両を利用者に配車するサービスをユーザへ提供する。図1に示されるように、配車システム100は、複数のユーザ端末10A,…,10Xと、サーバ30(配車装置の一例)と、を備えている。複数のユーザ端末10A,…,10Xは、ネットワークNを介してサーバ30と通信可能に接続されている。ネットワークNは、例えば無線通信ネットワークである。
複数のユーザ端末10A,…,10Xは、ユーザが携帯する端末である。ユーザとは、配車システム100の利用者である。ユーザは、配車システム100にあらかじめ登録されていてもよい。登録されたユーザには、ユーザを識別するIDが割り振られてもよい。複数のユーザ端末10A,…,10Xは、同一構成であってもよい。以下、ユーザ端末に共通の構成を説明する場合には、ユーザ端末10をそれらの代表として説明する。
複数の車両2A,2B,…,2Xは、ネットワークNを介してサーバ30と通信可能に接続されている。複数の車両2A,2B,…2Xは、配車システム100にあらかじめ登録されている。登録された車両には、車両を識別するID(車両識別番号)が割り振られてもよい。複数の車両2A,2B,…2Xは、少なくとも自動運転車両を含む。自動運転車両は、予め設定された目的地に向かって自動で車両を走行させる自動運転システムを搭載した車両である。目的地は、運転者などの乗員が設定してもよく、自動運転システムが自動で設定してもよい。自動運転車両は、運転者が運転操作を行う必要が無く、自動で走行する。複数の車両2A,2B,…2Xは、自動運転機能の有無以外については同一構成であってもよい。以下、車両に共通の構成を説明する場合には、車両2をそれらの代表として説明する。
(配車システムのハードウェア構成)
図2は、ユーザ端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されるように、ユーザ端末10は、プロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、通信インターフェース104及びユーザインターフェース105を備え、一般的なコンピュータとして構成されている。
プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)などの演算器である。メモリ102は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体である。ストレージ103は、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶媒体である。通信インターフェース104は、データ通信を実現する通信機器である。ユーザインターフェース105は、液晶やスピーカなどの出力器、及び、タッチパネルやマイクなどの入力器である。プロセッサ101は、メモリ102、ストレージ103、通信インターフェース104及びユーザインターフェース105を統括し、後述するユーザ端末の機能を実現する。なお、ユーザ端末10は、GPS(Global Positioning System)受信機を備えていてもよい。
サーバ30は、上述したユーザ端末10と同様に、プロセッサ301、メモリ302、ストレージ303、通信インターフェース304及びユーザインターフェース305を備える。プロセッサ301は、メモリ302、ストレージ303、通信インターフェース304及びユーザインターフェース305を統括し、後述するサーバ30の機能を実現する。
車両2はECU(Electronic Control Unit)を備えている。ECUは、上述したユーザ端末10と同様に、プロセッサ201、メモリ202、ストレージ203、通信インターフェース204及びユーザインターフェース205を備える。プロセッサ201は、メモリ202、ストレージ203、通信インターフェース204及びユーザインターフェース205を統括し、後述する車両2の機能を実現する。車両2は、GPS受信機を備えてもよい。また、車両2が自動運転車両である場合には、図示しないセンサなど、自動運転車両が一般的に有する構成を備え得る。
(配車システムの機能)
図3は、配車システム100の機能の一例を示すブロック図である。最初に、ユーザ端末10の機能について説明する。図3に示されるように、ユーザ端末10は、表示制御部11、受付部12、配車要求部13及び端末通信部14を備える。
表示制御部11は、配車サービスに係る表示をユーザインターフェース105に表示させる。表示制御部11は、主にプロセッサ101が、メモリ102及びストレージ103を参照しつつ、ユーザインターフェース105を動作させることによって実現される。表示制御部11によって表示される情報は、メモリ102又はストレージ103に予め記憶されている情報、受付部12によって受け付けられたユーザ操作によって確定する情報、配車要求部13によって生成された情報、端末通信部14によってサーバ30から受信された情報などである。
表示制御部11は、配車サービスに係る表示の一例として、迎車位置の入力をサポートする地図をユーザインターフェース105に表示させる。迎車位置とは、配車車両を向かわせる位置であり、ユーザが乗車する位置である。配車車両とは、配車サービスを行う車両である。迎車位置は、一例として、ユーザ操作により指定される。例えば、ユーザ端末10のユーザインターフェース105に表示された地図をユーザが指でタップ操作した位置が迎車位置となる。迎車位置は、ユーザ端末10に備わるGPS受信機の位置に基づいて決定されてもよい。
表示制御部11は、目的地の入力をサポートする画面をユーザインターフェース105に表示させてもよい。画面の一例としては、目的地を直接入力するフォームや、入力した場所が表示される地図であってもよい。例えば、ユーザ端末10のユーザインターフェース105に表示された地図をユーザが指でタップ操作した位置が目的地となる。
表示制御部11は、配車日時の入力をサポートする画面をユーザインターフェース105に表示させてもよい。画面の一例としては、配車日時を直接入力するフォームや、カレンダー及び時計などを表示した日時選択画面であってもよい。
表示制御部11は、候補車両のスペック(車種、自動運転機能の有無など)、おおよその乗車可能時刻などを確認するための画面をユーザインターフェース105に表示させてもよい。候補車両とは、配車車両の候補となる車両である。一例として、表示制御部11は、ユーザ端末10の位置から所定距離内に存在する候補車両の位置を示す地図をユーザインターフェース105に表示させる。ユーザ端末10のユーザインターフェース105に表示された候補車両をユーザが指でタップ操作した場合、選択された候補車両のスペックが表示されてもよい。表示制御部11は、配車車両の車種などを入力するためのフォームをユーザインターフェース105に表示させてもよい。また、候補車両の1つをユーザがタップ操作した場合、選択された候補車両が要求車両として設定されてもよい。
表示制御部11は、迎車位置、目的地、配車日時、要求車両などを確定させる配車決定ボタンをユーザインターフェース105に表示させてもよい。
表示制御部11は、配車サービスの精算に関する画面やポイント管理画面をユーザインターフェース105に表示させてもよい。ポイントとは、サービスや物品の対価として通貨の代わりに利用できる仮想通貨である。ポイントの一例としては、配車サービスのみに利用可能なポイント、航空会社のマイレージ(登録商標)のマイルなど提携企業において利用可能なポイントである。ポイントは、配車サービスの対価、有料道路使用料としての使用、車両検査費用としての使用、車両点検費用としての使用、燃料との引き替え、商品との引き替えなどが可能な仮想通貨とすることができる。ポイントは、配車サービスの対価として支払った額に応じてユーザに付与される。
受付部12は、配車サービスに関するユーザ操作を受け付ける。受付部12は、主にプロセッサ101が、メモリ102及びストレージ103を参照しつつ、ユーザインターフェース105を動作させることによって実現される。配車サービスに関するユーザ操作は、一例として、迎車位置、車種、目的地などを入力する操作、要求車両を選択する操作、配車決定ボタンを選択する操作、精算に関する操作、ポイントに関する操作などである。
配車要求部13は、配車要求に関する処理を行う。配車要求部13は、主にプロセッサ101が、メモリ102及びストレージ103を参照しつつ、通信インターフェース104を動作させることによって実現される。配車要求部13は、表示制御部11及び受付部12を動作させて、配車要求に必要な迎車位置を少なくとも取得する。配車要求部13は、表示制御部11及び受付部12を動作させて、目的地、配車日時及び要求車両を取得してもよい。配車要求部13は、配車決定ボタンのユーザ選択によって確定された迎車位置、目的地、配車日時、及び、要求車両などをサーバ30へ送信するための要求データを生成する。要求データには、少なくとも迎車位置が含まれる。要求データは、目的地、配車日時、要求車両などが含まれてもよい。
端末通信部14は、サーバ30と通信する。端末通信部14は、主にプロセッサ101が、メモリ102及びストレージ103を参照しつつ、通信インターフェース104を動作させることによって実現される。端末通信部14は、配車決定に必要な情報をサーバ30から受信する。一例として、端末通信部14は、端末の現在位置又は乗車位置をサーバ30へ送信し、当該送信に応じて、配車決定に必要な情報を受信する。配車決定に必要な情報は、一例として、候補車両の位置、車両スペックなどである。さらに、端末通信部14は、要求データをサーバ30へ送信する。端末通信部14は、要求データをサーバ30へ送信し、サーバ30から配車車両の詳細(配車車両の車両識別番号、運転者情報、自動運転か否か、単位時間あたりの料金、付与されるポイントなど)を受信する。
次に、サーバ30の機能について説明する。最初にサーバ30が保有するデータについて説明する。サーバ30のストレージ303は、登録車両に関する情報を記憶する。登録車両とは、配車システム100に予め登録された車両である。登録車両には、車両識別番号が割り振られる。車両識別番号は車両を識別するIDである。車両識別番号は、配車システム100が車両固有番号(ナンバープレートに記載の車両番号、車体に刻印された車体番号、通信機器に割り振られた物理アドレスなど)に対応付けて割り振った番号であってもよいし、車両固有番号そのものであってもよい。
図4は、サーバ30が保有するデータの一例である。図4に示されるように、ストレージ303は、車両識別番号に対応付けて、現在の車両位置、現在の運転状態、運転者の有無、自動運転機能の有無、配車計画などを記憶する。車両位置は、地図上の位置であり、例えば緯度経度である。運転状態とは、自動運転又は手動運転の何れかである。自動運転機能の有無とは、自動運転の可否であり、自動運転が実行可能な車両であるか否かを判定するための情報である。配車計画とは、車両の配車スケジュールである。配車計画は、車両の位置、速度、行き先、乗車予定などと予定時間とを関連付けたデータである。
現在の車両位置、現在の運転状態、運転者の有無、自動運転機能の有無については、車両2又は路側通信インフラから取得され、所定のタイミングで更新される。配車計画については、サーバ30により登録車両ごとに生成され、所定のタイミングで更新される。
図4では、一例として、車両識別番号「2A」と、車両位置「経度:XX,緯度XX」、運転状態「自動運転」、運転者の有無「有」、自動運転機能「有」、及び、配車計画「配車計画A」とが関連付けられている。また、車両識別番号「2B」と、車両位置「経度:XX,緯度XX」、運転状態「手動運転」、運転者の有無「有」、自動運転機能「無」、及び、配車計画「配車計画B」とが関連付けられている。また、車両識別番号「2C」と、車両位置「経度:XX,緯度XX」、運転状態「自動運転」、運転者の有無「無」、自動運転機能「有」、及び、配車計画「配車計画C」とが関連付けられている。また、車両識別番号「2D」と、車両位置「経度:XX,緯度XX」、運転状態「手動運転」、運転者の有無「有」、自動運転機能「有」、及び、配車計画「配車計画D」とが関連付けられている。なお、図4に示されるデータは一例であり、他の情報を含んでもよい。
図5は、サーバ30が保有するユーザデータの一例である。図5に示されるように、ストレージ303は、ユーザIDに対応付けて、ポイント、利用履歴などを記憶する。利用履歴とは、過去の配車サービスの利用日時、乗車位置、目的地などである。ポイント及び利用履歴は、ユーザが配車サービスを利用する度にサーバ30により更新される。また、ポイントは、ユーザが消費したタイミングでサーバ30により適宜更新される。なお、図5に示されるデータは一例であり、他の情報を含んでもよい。
サーバ30は、サーバ通信部31、情報管理部32、配車処理部33、会計部34、ポイント管理部35、検索部36及び付与部37を有する。
サーバ通信部31は、ユーザ端末10及び車両2と通信する。サーバ通信部31は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照しつつ、通信インターフェース304を動作させることによって実現される。
情報管理部32は、サーバ30が保有するデータの更新を行う。情報管理部32は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照して演算することによって実現される。情報管理部32は、一例として、車両2から情報を受信した場合、図4に示されるデータを更新する。
配車処理部33は、ユーザ端末10に表示させる配車に関する情報を生成する。配車処理部33は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照して演算することによって実現される。配車処理部33は、一例として、ユーザ端末10の位置又は乗車位置に基づいて、図4のテーブルを参照し、候補車両を決定する。配車処理部33は、候補車両の情報を、サーバ通信部31を介してユーザ端末10へ送信する。
配車処理部33は、ユーザ端末10からサーバ通信部31を介して要求データを取得し、配車車両を決定する。配車処理部33は、配車車両の配車計画を生成し、情報管理部32に図4のテーブルを更新させる。配車処理部33は、配車車両の詳細を、サーバ通信部31を介してユーザ端末10へ送信する。配車処理部33は、配車車両に対して、乗車位置やユーザの情報を送信する。
会計部34は、乗車位置から目的地までの距離と、乗車時間とに基づいて、送迎に関する対価となる料金を算出する。会計部34は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照して演算することによって実現される。会計部34は、算出された料金を、サーバ通信部31を介してユーザへ送信する。なお、会計部34は、図示しないクレジットサーバと連携して会計処理をしてもよい。
ポイント管理部35は、ユーザが保有するポイントを管理する。ポイント管理部35は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照して演算することによって実現される。ポイント管理部35は、一例として、利用額に応じたポイントを算出し、図5に示されるユーザデータを更新する。なお、ポイント管理部35は、図示しないポイントサーバと連携してポイント管理処理をしてもよい。
検索部36は、ユーザが乗車した配車車両の自動運転中において、配車車両が自動運転を目的地まで継続できない場合には、配車車両の自動運転の終了位置までのルート上の位置から所定距離内にある乗車位置において降車から所定時間内に乗り換え可能な第1代替移動体を検索する。検索部36は、主にプロセッサ301が、メモリ302及びストレージ303を参照して演算することによって実現される。
配車車両が自動運転を目的地まで継続できない場合とは、自動運転機能を発揮可能な状況になっていない場合、あるいは、そのような状況が予測される場合のことである。このようなシーンの一例としては、例えば、目的地までのルート上で事故や工事が発生している場合、配車車両の位置を検出するセンサの精度が低下している場合、道路環境が大きく変動する場合、天候悪化の場合、周辺車両の動きが不規則である場合などである。これらの事象が発生又は予測できたとき、配車車両が自動運転を目的地まで継続できない場合となる。配車車両が自動運転を目的地まで継続できないことは、配車車両(車両2)が予測又は判定してもよいし、サーバ30が予測又は判定してもよい。検索部36は、配車車両又はサーバ30から予測結果又は判定結果を取得する。
配車車両の自動運転の終了位置とは、配車車両が自動運転を目的地まで継続できない場合において、自動運転を終了する位置である。第1代替移動体とは、乗り物であり、一例として、自動運転機能を有する車両、手動運転の車両、公共機関(バス、電車)、バイク、自転車などである。公共機関が第1代替移動体になるか否かについては、図示しない他のサーバから運行計画を取得して判断される。
検索部36は、配車車両の位置と自動運転の終了位置とに基づいて、終了位置に至るルート上の位置から所定距離内にある乗車位置を決定する。この所定距離は、例えば、ユーザが徒歩で移動可能な距離が設定される。そして、検索部36は、配車車両の現在位置から乗車位置へ移動するまでの時間を算出する。検索部36は、図4の配車計画を参照し、乗車位置へ移動するまでの時間経過後において乗車位置から所定距離内に存在する移動体を、乗り換え可能な候補移動体として決定する。検索部36は、ユーザが乗車位置で候補移動体に乗り換えるまでの乗換時間を候補移動体ごとに算出する。そして、検索部36は、乗換時間が最も短い候補移動体を第1代替移動体として決定する。
検索部36は、配車車両又はサーバ30から予測結果又は判定結果を取得したときに第1代替移動体の検索を開始してもよいし、ユーザが乗り換えを希望したときに第1代替移動体の検索を開始してもよい。以下では、一例として、ユーザが乗り換えを希望した場合を説明する。
配車処理部33は、配車車両が自動運転を目的地まで継続できない場合、ユーザ端末10に表示させる提案情報を生成する。提案情報は、ユーザが取り得る選択肢を含む。一例として、提案情報は、乗り換え、手動運転、徒歩などを含む。ユーザ端末10は、サーバ30から提案情報を受信し、選択肢を表示して、ユーザに今後の対応を決定させる。
提案情報は、おすすめ順が付与されていてもよい。例えば、選択肢には、対応するおすすめ順番が付与される。あるいは、おすすめ順が高い選択肢ほど上にくるように、選択肢の表示順番が決定される。配車処理部33は、配車車両の現在位置と目的地との距離が所定距離以下の場合には、乗り換えの選択肢のおすすめ順を、徒歩などに比べて低く設定してもよい。
配車処理部33は、第1代替移動体が存在する場合、サーバ通信部31を介して、第1代替移動体の情報及び乗車位置をユーザ端末10へ報知するとともに、乗車位置(迎車位置)を第1代替移動体へ送信する。
付与部37は、第1代替移動体が存在しない場合、ユーザに対して特典を付与する。特典とは、ユーザの利益になる物品、サービス、又は、権利である。特典の一例としては、景品、サービスの値引き券、ポイントなどである。なお、特典は、ユーザが被った不利益を補填するためのものである。以下では、特典がポイントである場合を一例として説明する。
付与部37は、第1代替移動体が存在しない場合、配車車両に乗車したユーザのポイントを増加させる。付与部37は、配車車両に乗車したユーザのユーザIDに基づいて、図4に示されるテーブルを参照し、当該ユーザの現在のポイントを特定する。そして、付与部37は、現在のポイントに所定数のポイントを加算する。所定数のポイントは、予め定められていてもよいし、自動運転の終了位置から目的地までの距離が長いほど大きくしてもよい。
上述した検索部36及び付与部37は、配車装置1を構成する。
次に、車両2の機能について説明する。車両2は、一例として、位置取得部21、乗員判定部22及び車両通信部23を備える。車両2は、自動運転部24を備えてもよい。
位置取得部21は、車両2の地図上の位置を取得する。位置取得部21は、主にプロセッサ201が、GPS受信機から得られた情報に基づいて動作することによって実現される。
乗員判定部22は、車両2の運転席に乗員が着座しているか否かを判定する。乗員判定部22は、主にプロセッサ201が、運転席の着座センサから得られた情報に基づいて動作することによって実現される。
車両通信部23は、サーバ30と通信する。車両通信部23は、主にプロセッサ201が、メモリ202及びストレージ203を参照しつつ、通信インターフェース204を動作させることにより実現される。送信情報は、車両2の位置、運転状態、運転席の着座状態、及び、自動運転機能に関する情報を含む。受信情報は、迎車位置を含む。受信情報は、配車要求をしたユーザの情報を含んでもよい。
自動運転部24は、車両2を自動運転で走行させる。自動運転部24は、図示しないセンサなどの検知情報、地図情報などに基づいて、自動運転を実現する。自動運転部24は、自動運転中において、自動運転を目的地まで継続できるか否かを判定してもよい。なお、車両2が自動運転機能を有する場合であって自動運転で走行するときには、受信された迎車位置が目的地として設定される。
(動作例)
(配車処理)
図6は、配車システム100の動作の一例を示すフローチャートである。図6のフローチャートは、例えば、ユーザ端末10及びサーバ30が起動状態であり、かつ、ユーザがユーザ端末10の配車アプリケーションにて配車処理を開始させたタイミングで実行される。なお、図6のフローチャート開始前において、サーバ30は、登録車両の位置を取得しているものとする。
図6に示されるように、ユーザ端末10の配車要求部13は、配車要求処理(S10)として、迎車位置、目的地、要求車両などを決定する。ユーザ端末10は、例えば、ユーザインターフェース105に候補車両を含むマップを表示し、当該マップに基づいたユーザ操作に基づいて、迎車位置、目的地、要求車両を決定する。そして、配車要求部13は、迎車位置、目的地、要求車両の車両識別番号を含む要求データを生成する。
続いて、配車要求部13は、要求送信処理(S12)として、配車要求処理(S10)にて生成した要求データを、端末通信部14を介してサーバ30へ送信する。
サーバ30のサーバ通信部31は、要求受信処理(S100)として、ユーザ端末10から要求データを受信する。サーバ30の配車処理部33は、配車処理(S102)として、要求データに応じて登録車両の中から配車車両を決定する。配車処理部33は、要求送信処理(S104)として、迎車位置、目的地及びユーザ情報を、サーバ通信部31を介して配車車両となる車両2へ送信する。車両2の車両通信部23は、要求受信処理(S200)として、迎車位置、目的地及びユーザ情報を受信する。
続いて、サーバ30の配車処理部33は、配車情報の送信処理(S106)として、配車情報(迎車位置、車種、車両識別番号など)を、サーバ通信部31を介してユーザ端末10へ送信する。ユーザ端末10の端末通信部14は、配車情報の受信処理(S14)として、配車情報を受信する。受信処理(S14)が完了すると、図6のフローチャートが終了する。
(ポイント管理処理)
図7は、配車システム100の動作の一例を示すフローチャートである。図7のフローチャートは、図6のフローチャートの実行後に行われる。
車両2は、到着判定処理(S210)として、ユーザを乗せた状態で目的地に到着したか否かを判定する。車両2の車両通信部23は、到着判定処理(S210)にてユーザを乗せた状態で目的地に到着したと判定された場合、完了送信処理(S212)として、乗車位置からの走行距離及び乗車時間をサーバ30へ送信する。サーバ30のサーバ通信部31は、完了受信処理(S110)として、乗車位置からの走行距離及び乗車時間を車両2から受信する。
サーバ30の会計部34は、課金処理(S112)として、完了受信処理(S110)にて受信された走行距離及び乗車時間に基づいて、配車サービスに対する対価を算出する。そして、会計部34は、サーバ通信部31を介してユーザ端末10に利用金額を送信する。会計部34は、クレジットサーバと連携して会計処理を実行してもよい。
続いて、サーバ30のポイント管理部35は、ポイント処理(S114)として、課金処理(S112)にて演算された対価に基づいて、獲得ポイントを算出する。そして、ポイント管理部35は、図5のテーブルを更新するとともに、サーバ通信部31を介してユーザ端末10に獲得ポイントを送信する。ポイント処理(S114)が完了すると、図7のフローチャートが終了する。
(自動運転の終了時の処理)
図8は、自動運転が継続できない場合における、配車システム100の動作の一例を示すフローチャートである。図8に示されるフローチャートは、配車車両の自動運転中に実行される。
車両2の自動運転部24は、終了判定処理(S220)として、自動運転の終了が予測されることを判定する。例えば、自動運転部24は、走行ルート上にて工事が発生していることを通信により取得し、自動運転の終了を予測する。車両2の自動運転部24は、送信処理(S222)として、自動運転の終了が発生すると予測される位置を含む終了情報を、車両通信部23を介してサーバ30へ送信する。
サーバ30のサーバ通信部31は、受信処理(S120)として、終了情報を受信する。そして、サーバ30の配車処理部33は、提案処理(S122)として、ユーザが取り得る選択肢を含む提案情報を生成する。そして、配車処理部33は、提案送信処理(S124)として、提案情報を、サーバ通信部31を介してユーザ端末10へ送信する。
ユーザ端末10の端末通信部14は、提案受信処理(S20)として、提案情報を受信する。ユーザ端末10の表示制御部11は、提案報知処理(S22)として、ユーザインターフェース105に提案情報に基づく画像を表示させる。そして、ユーザ端末10の受付部12は、受付処理(S24)として、選択肢を選択するユーザ操作を受け付ける。そして、端末通信部14は、送信処理(S26)として、ユーザ操作によって選択された選択肢をサーバ30へ送信する。サーバ30は、受信処理(S126)として、ユーザ操作によって選択された選択肢を受信する。受信処理(S126)が完了すると、図8のフローチャートが終了する。
(特典付与)
図9は、配車システム100の特典付与に関する動作の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートは、図8の受信処理(S126)にて、ユーザ操作により選択された選択肢が他の移動体への乗り換えである場合に実行される。
サーバ30の検索部36は、検索処理(S130)として、降車から所定時間内に乗り換え可能な第1代替移動体を検索する。検索部36は、判定処理(S132)として、第1代替移動体が存在するか否かを判定する。なお、検索部36は、乗換時間が最も短い候補移動体を第1代替移動体として決定する。
第1代替移動体が存在すると判定された場合(S132:YES)、サーバ30の配車処理部33は、報知処理(S134)として、第1代替移動体の情報、乗り換え位置、乗り換え時間などをユーザ端末10へ送信する。なお、第1代替移動体は、自車位置と、ユーザ端末10との距離が所定距離以内になったときに、第1代替移動体に備わる表示部に到着の表示をしたり、第1代替移動体に備わるスピーカで音を出力したりしてもよい。
第1代替移動体が存在しないと判定された場合(S132:NO)、サーバ30の付与部37は、特典付与処理(S136)として、ユーザのポイントを増加させる。報知処理(S134)又は特典付与処理(S136)が完了すると、図9のフローチャートが終了する。
(第1実施形態のまとめ)
配車システム100のサーバ30によれば、車両2が自動運転を目的地まで継続できない場合において、乗り換え可能な第1代替移動体が存在しない場合には、付与部37により、特典が利用者に付与される。特典は不利益に対する補填となる。このため、このサーバ30は、ユーザが乗車した車両2の自動運転中において、車両2が自動運転を目的地まで継続できない場合に、ユーザが被る不利益を低減することができる。また、サーバ30は、最短で乗り換え可能な代替移動体を特定することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る配車システムは、第1実施形態に係る配車システム100と比較して、特典付与に関する動作が相違し、その他は同一である。第2実施形態では、第1実施形態と同一の内容については繰り返さない。
第2実施形態に係る配車システムの構成は、配車システム100と同一である。
図10は、配車システムの追加特典付与に関する動作の一例を示すフローチャートである。図10のフローチャートは、図8の受信処理(S126)にて、ユーザ操作により選択された選択肢が他の移動体への乗り換えである場合に実行される。
検索処理(S140)、判定処理(S142)、報知処理(S144)及び特典付与処理(S146)は、図9の検索処理(S130)、判定処理(S132)、報知処理(S134)及び特典付与処理(S136)と同一である。なお、判定処理(S142)で用いた所定時間を、許容乗換時間として説明する。
サーバ30は、判定処理(S148)として、ユーザが所定時間経過後に自動運転機能を有する車両2に乗り換えたか否かを判定する。最初に、サーバ30の検索部36は、許容乗換時間を経過した後において、乗車位置で乗り換え可能であって、自動運転機能を有する第2代替移動体を検索する。そして、第2代替移動体が存在する場合、サーバ30は、第2代替移動体をユーザ端末10へ報知する。ユーザ端末10は、第2代替移動体を配車するユーザ操作を受け付けた場合、サーバ30へ配車要求を行う。サーバ30は、第2代替移動体を乗車位置へ向かわせる。そして、サーバ30は、車両2から乗車完了の通知を受信する。サーバ30は、乗車完了の通知を受信した場合、ユーザが所定時間経過後に自動運転機能を有する車両2に乗り換えたと判定する。
ユーザが所定時間経過後に自動運転機能を有する車両2に乗り換えたと判定された場合(S148:YES)、付与部37は、追加特典付与処理(S150)として、追加特典をユーザに付与する。付与部37は、ユーザのポイントを増加させる。
ユーザが所定時間経過後に自動運転機能を有する車両2に乗り換えていないと判定された場合(S148:NO)、報知処理(S144)又は追加特典付与処理(S150)が完了した場合には、図10のフローチャートが終了する。
(第2実施形態のまとめ)
配車システム100のサーバ30によれば、自動運転機能を有する車両2に乗り換えた場合、追加特典が付与されるため、ユーザが自動運転機能を有する代替移動体を積極的に利用するように促すことができる。ユーザは自動運転に対する信頼が失いつつあるため、サーバ30は、追加特典を付与することにより、自動運転の普及に貢献することができる。
上述した実施形態は、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。
配車システム100は、複数のユーザ端末を備える必要はなく、1つのユーザ端末のみを含んでもよい。
車両2及びユーザ端末10は、同一のネットワークNを介してサーバ30に接続されている例を示したが、互いに異なるネットワークを介してサーバ30と接続されていてもよい。
サーバ30の会計部34及びポイント管理部35は、サーバ30とは異なるサーバにて実現されてもよい。
1…配車装置、2…車両、10…ユーザ端末、30…サーバ、36…検索部、37…付与部、100…配車システム。

Claims (4)

  1. 自動運転機能を有する車両を利用者に配車する配車装置であって、
    前記利用者が乗車した前記車両の自動運転中において、前記車両が自動運転を目的地まで継続できない場合には、前記車両の自動運転の終了位置までのルート上の位置から所定距離内にある乗車位置において降車から所定時間内に乗り換え可能な第1代替移動体を検索する検索部と、
    前記第1代替移動体が存在しない場合、前記利用者に対して特典を付与する付与部と、
    を備える配車装置。
  2. 前記検索部は、前記利用者が前記乗車位置で乗り換えるまでの乗換時間が最も短い移動体を前記第1代替移動体として選択する、
    請求項1に記載の配車装置。
  3. 前記検索部は、
    前記第1代替移動体が存在しない場合には、前記乗車位置で前記所定時間経過後に乗り換え可能であって、自動運転機能を有する第2代替移動体を検索し、
    前記付与部は、
    前記利用者が前記所定時間経過後に前記第2代替移動体へ乗り換えたときには、前記利用者に対して追加特典を付与する、
    請求項1又は2に記載の配車装置。
  4. 自動運転機能を有する車両を利用者に配車する配車方法であって、
    前記利用者が乗車した前記車両の自動運転中において、前記車両が自動運転を目的地まで継続できない場合には、前記車両の自動運転の終了位置までのルート上の位置から所定距離内にある乗車位置において降車から所定時間内に乗り換え可能な第1代替移動体を検索する検索ステップと、
    前記第1代替移動体が存在しない場合、前記利用者に対して特典を付与する付与ステップと、
    を備える配車方法。
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