JP2015116010A - 充電効率管理装置、充電効率管理方法および充電効率管理システム - Google Patents

充電効率管理装置、充電効率管理方法および充電効率管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】充電用駐車場の充電設備を利用した車両の充電効率を向上させる充電効率管理装置、充電効率管理方法および充電効率管理システムを提供する。【解決手段】充電設備による車両の充電が完了したと判定された場合に、この車両に係るユーザの携帯端末8へ車両を充電用駐車場から移動するように促す通知情報を送信させ、記憶部12が記憶する予約情報に基づいて特定した予約待ちのユーザに係る携帯端末8へ充電設備の利用案内情報を送信させる。【選択図】図1

Description

この発明は、駐車場の充電設備の充電効率を管理する充電効率管理装置、充電効率管理方法および充電効率管理システムに関する。
特許文献1には、店舗における購入状況や駐車場の利用条件などに応じて、EV車両の運転者にポイントを付与する装置が開示されている。このポイントは駐車場の充電設備を優先的に使用する権利を与えるものである。ユーザが店舗の充電設備を利用する場合に、店舗側からは、少なくとも充電中はユーザが店舗に滞在するため、店舗の商品を購入する意欲がユーザに喚起されると期待でき、ユーザ側からはポイントによって店舗の駐車場の充電設備を利用できるといったメリットを与える。
また、特許文献2には、複数の充電方式(急速、中速、低速)や複数の充電方法(満充電、時間充電)をユーザが選択して充電予約し、この充電が完了したことをユーザの携帯端末に通知するシステムが開示されている。これにより、充電設備の効率的な利用が可能となる。
特開2009−183135号公報 特開2011−182588号公報
しかしながら、特許文献1,2では、駐車場の充電設備で充電が完了したことをユーザに通知するだけであるため、充電の完了が通知されても車両自体を充電設備から退去してくれなければ、この充電設備を他のユーザに利用させることはできない。
また、他のユーザの利用が完了して充電設備が空いた場合であっても、この充電設備の空きは予約ユーザに通知されない。このため、そのとき駐車場にいたEV車両のユーザ(予約ユーザ以外のユーザ)が空いた充電設備を使用してしまう可能性がある。
さらに、他のユーザの利用が完了して充電設備が空いたことが通知されないため、駐車場の全ての充電設備が使用されていた場合、いずれかの充電設備が空くまで駐車場で待つか、あるいは充電設備を有する他の駐車場へ移動する必要がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、駐車場の充電設備を利用した電気車両の充電効率を向上させることができる充電効率管理装置、充電効率管理方法および充電効率管理システムを得ることを目的とする。
この発明に係る充電効率管理装置は、外部端末と通信を行う通信部と、電気車両に搭載またはユーザに携帯されるユーザ端末から通信部が受信した充電の予約情報を記憶する記憶部と、充電用駐車場における充電設備の使用状況を取得する情報取得部と、充電設備の使用状況に基づいて、充電設備による電気車両の充電が完了したか否かを判定する判定部と、充電設備による電気車両の充電が完了したと判定された場合に、通信部に指示して当該電気車両に係るユーザ端末へ当該電気車両を充電用駐車場から移動するように促す通知情報を送信させ、記憶部が記憶する予約情報に基づいて特定した予約待ちのユーザに係るユーザ端末へ当該充電設備の利用案内情報を送信させる通知制御部とを備える。
この発明によれば、駐車場の充電設備を利用した電気車両の充電効率を向上させることができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る充電効率管理システムを示す図である。 制御部の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1における充電効率管理装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における車載器の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における充電効率管理装置の充電開始までの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における充電効率管理装置の充電完了までの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1における充電完了時の携帯端末の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるPOS端末および充電管理端末の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における駐車料金精算機および充電管理端末の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における店舗出入口端末および充電管理端末の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1における充電設備の利用を充電済み車両から予約待ち車両へ移行させる処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る充電効率管理装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2における車載器の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る充電効率管理システムを示す図である。
実施の形態1.
近年、ショッピングモールなどの大店舗には多数の駐車スペースを有した駐車場があるが、電気車両(EV車、HV車)の車載バッテリを充電するための充電設備を有する充電用駐車場はあまり普及していない。ただし、今後は電気車両が普及して、充電用駐車場も増えることが予想される。そこで、本発明は充電用駐車場における充電効率を適切に管理する技術を提案するものである。
図1は、この発明の実施の形態1に係る充電効率管理システムを示す図である。図1に示す充電効率管理システムは、充電設備を有する充電用駐車場および充電設備を有さない一般駐車場における車両の駐車を管理することにより、充電設備による車両の充電効率を管理するシステムである。その構成として充電管理端末1を備えており、充電管理端末1は、充電装置2、表示装置3、駐車料金精算機4、ポイントオブセール(以下、POSと略す)端末5および店舗出入口端末6と接続している。なお、この接続は有線または無線を問わない。
充電管理端末1は、充電用駐車場の充電設備による車両(電気車両)の充電効率を管理する充電効率管理装置であって、制御部10、通信部11、記憶部12、表示制御部13および充電制御部14を備えて構成される。
通信部11は、外部端末と通信を行う通信部である。外部端末には、ユーザの電気車両Aに搭載された車載器7およびこのユーザが携帯する携帯端末8などのユーザ端末の他、充電装置2、表示装置3、駐車料金精算機4、POS端末5、店舗出入口端末6が挙げられる。また通信部11は通知制御部10cからの指示で外部端末に対して各種の通知情報を送信する。
記憶部12は、ユーザ端末から通信部11が受信した充電の予約情報を記憶する記憶部である。充電の予約情報には、例えば、ユーザが設定した滞在予想時間(いつまで待てるか)、充電方式(急速、中速、低速)、充電方法(満充電、時間充電)が含まれる。
また、記憶部12は、ユーザごとの識別情報に紐付けて充電の予約情報を記憶している。この識別情報は、ユーザが本実施の形態によるシステムのサービスにユーザ登録した際に付与してもよいし、充電予約に際して例えば制御部10の通知制御部10cが予約したユーザに付与してもよい。
なお、記憶部12は、例えば、充電管理端末1に搭載されたハードディスクドライブ(HDD)装置、USBメモリなどに構築される。また、記憶部12は、充電管理端末1を備えず、通信部11が通信アクセスして情報の取得が可能な外部装置に搭載されていてもよい。
表示制御部13は、制御部10の通知制御部10cからの指示で表示装置3に通知情報を表示させる。表示装置3は、充電用駐車場に設置された表示装置であり、タッチパネルを備え、表示内容に応じたユーザ操作を入力することが可能である。表示装置3で受け付けられたユーザ操作は、情報取得部10aに通知される。例えば、表示装置3を用いて、ユーザが充電予約を行ってもよい。
充電制御部14は、充電装置2による充電を制御する機能を有しており、ケーブル2aおよびコネクタ2bから車両に繋がる充電設備ごとの充電可否を設定する。
また、充電制御部14は、個々の充電設備の使用状況を制御部10に通知する。
制御部10は、充電用駐車場の充電設備による車両の充電効率を管理するための各種処理を行う制御部であり、図2に示すように、情報取得部10a、判定部10bおよび通知制御部10cを備える。
情報取得部10aは、充電制御部14から充電用駐車場における充電設備の使用状況を取得する。また、情報取得部10aは、充電設備の使用状況の他に、通信部11を介して一般駐車場の駐車状況、充電用駐車場の駐車料金精算機4、充電用駐車場に係る店舗のPOS端末5、および、店舗を出るユーザの認証を行う店舗出入口端末6の使用情報を取得する。
なお、駐車料金精算機4、POS端末5および店舗出入口端末6は、使用情報を取得する対象として充電管理端末1に予め定められた端末である。
また、使用情報とは、充電用駐車場の充電設備で電気車両を充電しているユーザが上記端末を使用したか否かを示す情報である。
例えば、ユーザがユーザ端末を用いて上記予め定めた端末を使用する場合、充電設備による電気車両の充電時または充電予約時に通知制御部10cがユーザに付与した識別情報をこの端末との間でやり取りする。情報取得部10aは、この識別情報に基づいてユーザによる予め定められた端末の使用を特定することができる。
一般駐車場の駐車状況は、充電管理端末1に接続されている駐車場ゲート4aおよび監視カメラ4bから得られる。
駐車場ゲート4aは一般駐車場の出入り口に設けられて車両を入退場させる装置であり、ゲートの開閉によって車両の入場および退場を検出することができる。充電管理端末1の情報取得部10aは、駐車場ゲート4aが検出した車両の出入りを示す情報を駐車状況に関する情報として取得する。
また、監視カメラ4bは一般駐車場を撮影して車両の出入りを検出するカメラ装置である。例えば、一般駐車場を撮影した映像データを画像解析して、どの駐車スペースに車両が駐車しているかを示す情報を生成し情報取得部10aに出力する。
判定部10bは、情報取得部10aが取得した充電設備の使用状況に基づいて充電設備による電気車両の充電が完了したか否かを判定する。
また、判定部10bは、情報取得部10aが取得した充電設備の使用状況と一般駐車場の駐車状況に基づいて、充電用駐車場のいずれの充電設備が使用中であるか、および一般駐車場に空きがあるか否かを判定する。
さらに、判定部10bは、情報取得部10aが取得した上記使用情報に基づいて、充電用駐車場の充電設備で電気車両を充電中のユーザが予め定められた端末を使用したか否かを判定する。
通知制御部10cは、判定部10bに充電設備による電気車両の充電が完了したと判定された場合に、通信部11に指示して、当該電気車両に係るユーザのユーザ端末へ当該電気車両を充電用駐車場から移動するように促す通知情報を送信させる。
また通知制御部10cは、記憶部12が記憶する予約情報に基づいて予約待ちのユーザを特定し、通信部11に指示して、予約待ちのユーザに係るユーザ端末へ当該充電設備の利用案内情報を送信させる。
また、通知制御部10cは、判定部10bによって一般駐車場に空きがあり、かつ充電設備による電気車両の充電が完了したと判定された場合に、通信部11に指示して充電が完了した電気車両に係るユーザ端末に対し当該電気車両を一般駐車場へ移動するよう促す通知情報を送信させる。
さらに、通知制御部10cは、判定部10bによって充電設備を利用しているユーザが上記予め定めた端末を使用したと判定された場合に、通信部11に指示して当該ユーザのユーザ端末または予め定められた端末へ充電継続を問い合わせる通知情報を送信させる。
なお、充電継続を問い合わせたユーザが充電を継続しないことを返信した場合は、通知制御部10cが、通信部11に指示して、当該ユーザの電気車両を充電用駐車場から移動するように促す通知情報を当該ユーザに係るユーザ端末または予め定めた端末へ送信させて、予約待ちのユーザに係るユーザ端末へ当該充電設備の利用案内情報を送信させる。
また、情報取得部10a、判定部10b、通知制御部10c、通信部11、表示制御部13、および充電制御部14は、例えば、この実施の形態に特有な処理が記述されたプログラムをマイクロコンピュータが実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現することができる。
充電装置2は、充電用駐車場の充電設備を構成する装置の一つであり、ケーブル2aに繋がるコネクタ2bを介して電気車両の充電を行う。ここでは充電装置2、ケーブル2aおよびコネクタ2bで1つの充電設備が構成されているものとする。
また、コネクタ2bは充電用駐車場の駐車スペースごとに配置されており、充電装置2は、各駐車スペースのコネクタ2bとケーブル2aを介して接続され、複数台の電気車両を同時に充電可能である。このとき、充電装置2は、充電制御部14に動作が制御され、情報取得部10aは、充電制御部14を介して各充電設備の使用状況を取得する。
駐車料金精算機4は、充電用駐車場の駐車料金の精算処理を行う端末である。ただし、本実施の形態に係る駐車料金精算機4は充電管理端末1に接続されており、充電管理端末1の通信部11と通信する機能を有する。情報取得部10aは、通信部11を介して駐車料金精算機4の使用情報を取得するとともに、駐車料金精算機4は、通信部11から送信された通知情報を受信する。
POS端末5は、充電用駐車場に係る店舗の商品の購入料金の支払いを行う端末である。またPOS端末5は、駐車料金精算機4と同様に充電管理端末1に接続されており、充電管理端末1の通信部11と通信する機能を有する。情報取得部10aは、通信部11を介してPOS端末5の使用情報を取得するとともに、POS端末5は、通信部11から送信された通知情報を受信する。
店舗出入口端末6は、充電用駐車場に係る店舗の出入り口に設置された端末であって、ユーザが携帯する携帯端末8と通信してユーザの識別情報を受信することにより、ユーザによる店舗の出入りを管理する。また、駐車料金精算機4およびPOS端末5と同様に、店舗出入口端末6は充電管理端末1に接続されており、充電管理端末1の通信部11と通信する機能を有する。情報取得部10aは、通信部11を介して店舗出入口端末6の使用情報を取得するとともに、店舗出入口端末6は、通信部11から送信された通知情報を受信する。
本実施の形態に係る充電効率管理システムでは、ユーザが予めユーザ登録してもよい。
例えば、少なくとも個人名、車両ナンバー、ユーザに係る車載器7あるいは携帯端末8の連絡先(メールアドレス)を登録情報とする。
充電管理端末1は、インターネットなどを介して閲覧可能なユーザ登録用画面データを管理しており、ユーザは、自身に係るユーザ端末(車載器7または携帯端末8)を使用して、ウェブブラウザを介してユーザ登録用画面を閲覧してユーザ登録を行う。
または、充電管理端末1が、充電用駐車場に備え付けの表示装置3にユーザ登録用画面を表示してタッチパネルを用いたユーザ登録を受け付けてもよい。
さらには、ユーザ端末が通信部11と通信してユーザ登録情報を直接送信してもよい。
充電管理端末1は、上述のようにしてユーザ登録情報を受けると、ユーザに識別情報を付与し、この識別情報に紐付けて登録情報を記憶部12に記憶する。
また、充電用駐車場を利用する場合に全ての充電設備が使用中であれば充電予約を行う必要がある。ユーザは、ユーザ端末を用いて充電予約情報を充電管理端末1に登録する。
充電予約情報は、例えば、ユーザの識別情報、ユーザの滞在予想時間、希望の充電量(満充電の要否)などを含む情報であり、滞在予想時間とはユーザが充電用駐車場に係る店舗に滞在すると予想される時間であり、希望の充電量は充電の完了時刻を予想する際に使用可能である。
充電管理端末1の判定部10bは、現在の充電状況および充電の予約情報に基づいて、いずれかの充電設備で充電が完了したときに残りの滞在予想時間を考慮してどの予約待ちユーザに利用案内を行うか、および希望の充電量を考慮して充電設備がどの時間で空くかを判断する。この判断結果に応じて通知制御部10cが通知情報をユーザ端末または表示装置3に返信する。
例えば、いずれかの充電設備で充電が完了したときに残りの滞在予想時間で希望の充電量の充電が可能な予約待ちユーザのユーザ端末に対して充電設備の利用案内を送信する。
また、希望の充電量から充電が完了しようとしている場合には、この充電を行っているユーザのユーザ端末に充電用駐車場からの車両の移動を促す通知情報を送信する。
なお、車載器7で予約画面を表示する場合、狭域通信(DSRC;Dedicated Short Range Communication)といった路車間通信を用いて、車両Aが充電用駐車場に接近したときに自動的に画面表示させてもよい。
次に動作について説明する。
図3は、実施の形態1における充電効率管理装置の動作を示すフローチャートであり、充電効率管理装置として機能する充電管理端末1の動作を示している。また図4は実施の形態1における車載器の動作を示すフローチャートであって、充電管理端末1による図3の動作に応じて車載器7が行う動作である。なお図4の動作は車載器7の代わりに携帯端末8が行ってもよい。
充電管理端末1は待機状態から処理を開始する。このとき充電管理端末1の通信部11が、充電管理端末1の周辺にEV車両が存在するか否かを確認するための車両有無確認メッセージを送信する(ステップST1)。例えば、通信部11が充電管理端末1の周辺を通信圏内とする無線通信(WiFi、DSRCなど)によって車両有無確認メッセージを配信する。
充電管理端末1の判定部10bは、通信部11によって送信された車両有無確認メッセージに対する応答があるか否かを判定する(ステップST2)。
応答がない場合(ステップST2;NO)、ステップST1に戻り、上述の処理を一定の間隔(例えば、1秒)で繰り返す。
車両Aの車載器7は、充電管理端末1からのメッセージの待ち状態にあり、メッセージを受信したか否かを判定している(ステップST1a)。車載器7が、メッセージを受信したと判定した場合(ステップST1a;YES)、このメッセージ内容を確認する。
充電管理端末1からのメッセージが車両有無確認メッセージである場合(ステップST2a)、車載器7は、車両AがEV車両であるか否かを示す応答メッセージを充電管理端末1に送信する(ステップST3a)。ここでは、車両AがEV車両であるので、車載器7は、車両AがEV車両であることを示す応答メッセージが充電管理端末1へ送られる。
なお、車載器7は、ユーザ登録時に付与されたユーザ識別情報を応答メッセージに付加して充電管理端末1へ送信する。
車載器7から車両有無確認メッセージの応答があった場合(ステップST2;YES)、判定部10bは、応答メッセージに付加された識別情報と記憶部12の登録内容とを照合して、登録されたユーザであるか否かを確認する(ステップST3)。
登録されたユーザでない場合(ステップST3;NO)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cへ送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、通信部11に指示して当該システムへの登録案内を車載器7へ送信する(ステップST4)。
車載器7は、充電管理端末1からのメッセージが登録案内の場合(ステップST5a)、ユーザ登録を実施するか否かを確認する(ステップST6a)。
ここでユーザから登録を実施する旨が入力された場合(ステップST6a;YES)、車載器7は、ユーザ登録画面を表示部に表示する(ステップST7a)。
登録画面は、ユーザの個人名、車両ナンバー、ユーザに係る車載器7あるいは携帯端末8の連絡先(メールアドレス)を入力する画面であり、この画面を基に入力された情報が車載器7から充電管理端末1へ送信される(ステップST8a)。
またユーザから登録を実施しないことが入力された場合(ステップST6a;NO)、車載器7は、充電管理端末1へ登録不要であることを送信する(ステップST9a)。
一方、登録されたユーザであると判定した場合(ステップST3;YES)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cへ送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、表示制御部13に指示して充電用駐車場における充電設備の現在の使用状況(充電設備の空きの有無や充電完了の見込み時間)を表示装置3に表示させ、通信部11に指示して上記使用状況を車載器7へ送信する(ステップST5)。
車載器7は、充電管理端末1から送信されてきた現在のシステム利用状況(充電設備の使用状況)を示す情報を受信する(ステップST4a)。
充電管理端末1の判定部10bは、情報取得部10aに取得された充電設備の使用状況に基づいて、充電用駐車場が満車、すなわち、全ての充電設備が使用されているか否かを判定している(ステップST6)。
充電用駐車場の充電設備に空きがある場合(ステップST6;NO)、充電管理端末1は処理を終了する。このとき車両Aに係るユーザは空いている充電設備を使用して車両Aの充電を開始すればよい。
充電用駐車場が満車である場合(ステップST6;YES)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、通信部11に指示して予約確認を車載器7へ送信する(ステップST7)。
車載器7は、充電管理端末1からのメッセージが予約確認である場合(ステップST10a)、ユーザに予約を行うか否かを確認する(ステップST11a)。例えば、車載器7が、ステップST4aで充電管理端末1から受信した現在の充電設備の使用状況を表示部に表示する。これにより、ユーザは、画面表示された上記使用状況に基づいて予約可否を判断する。
ユーザから予約を行う旨が入力された場合(ステップST11a;YES)、車載器7は、予約情報を入力する予約画面を表示部に表示する(ステップST12a)。
予約画面は、ユーザの識別情報、ユーザの滞在予想時間、希望の充電量(満充電の要否)などを入力する画面であり、この画面を基に入力された情報が車載器7から充電管理端末1へ送信される(ステップST13a)。
またユーザから予約を行わないことが入力された場合(ステップST11a;NO)、車載器7は、充電管理端末1へ予約不要であることを送信する(ステップST14a)。
次に、充電管理端末1の判定部10bは、通信部11を介して情報取得部10aが車載器7から予約情報を取得したか否かに基づいて、車載器7のユーザが予約を行うか否かを判定する(ステップST8)。予約情報が取得されず、予約不要であると判定した場合(ステップST8;NO)、処理を終了する。
予約情報が取得されて予約を行うと判定した場合(ステップST8;YES)、判定部10bは、この予約情報をユーザの識別情報に紐付けて記憶部12に登録する(ステップST9)。
次に充電開始時の動作について説明する。
図5は、実施の形態1における充電効率管理装置の充電開始までの動作を示すフローチャートである。なお、以降では、充電管理端末1の通信相手が車載器7である場合を例に挙げて説明するが、充電管理端末1は携帯端末8に通知情報を送信してもよい。
図5の動作に入る前処理として、ユーザが車両Aを充電用駐車場の駐車スペースに駐車し、車両Aにコネクタ2bを装着して表示装置3のタッチ操作で充電開始を指示する。
判定部10bは記憶部12から予約情報を読み出す(ステップST1b)。
この後、判定部10bは、読み出した予約情報に基づいて予約待ちの予約があるか否かを判定する(ステップST2b)。充電予約がある場合(ステップST2b;YES)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。
通知制御部10cは、この判定結果を受けると、表示制御部13に指示して、予約照会画面を表示装置3に表示させる(ステップST3b)。このようにして、予約照会画面に基づいたユーザ識別情報などの入力を促す。
次に、判定部10bは、車両Aの充電を開始しようとしているユーザの予約情報が予約待ちの予約と一致するか否かを判定する(ステップST4b)。
予約待ちの予約と一致しない場合(ステップST4b;NO)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。
通知制御部10cは、この判定結果を受けると、表示制御部13に指示して、予約待ちのユーザがいて今回の充電を行えるユーザではないことを示す予約不一致画面を表示装置3に表示させる(ステップST5b)。この場合、ユーザは、自身の予約が可能になるまで充電設備を利用できず待ち状態となる。
予約待ちの予約と一致する場合(ステップST4b;YES)、通知制御部10cは、表示制御部13に指示して、予約待ちのユーザと今回充電を行うユーザが一致したことを示す予約一致画面を表示装置3に表示させる(ステップST6b)。
次に、通知制御部10cは、記憶部12に登録されている今回充電を行うユーザの予約情報を“充電中”に更新する(ステップST7b)。この後、通知制御部10cが、充電制御部14に指示して充電装置2に充電可能にすべきことを通知する。充電装置2では、この通知を受けると、ケーブル2aを介して車両に電力を供給して車両の充電を開始する(ステップST8b)。
なお、予約待ちのユーザと今回充電を行うユーザが一致するか否かの確認は、上述したように表示装置3の画面表示で行う場合に限らず、充電管理端末1と車載器7とが相互に通信して確認してもよい。
相互通信で確認する場合は、充電用駐車場の入り口に予約のない車両が進入することを防止する機構を設けておき、充電管理端末1が予約された車両であることを確認すると、この機構を制御して予約車両が駐車スペース内に入れるようにする。
このようにすることで、予約のない車両が充電用駐車場に不要に進入することを防止でき、充電設備の効率的な使用が可能となる。
なお、上記機構としては、例えば、地面から昇降可能な車止めなどが考えられ、充電管理端末1が、車載器7との間で相互通信により上記確認ができた場合に昇状態の車止めを下降させて車両を進入させる。
また、ステップST1bの前処理として、通知制御部10cは、判定部10bによって一般駐車場に空きがありかつ充電設備による車両の充電が完了したと判定された場合に、通信部11に指示して充電が完了した車両に搭載された車載器7に対し当該車両を一般駐車場へ移動するよう促す通知情報を送信させてもよい。このようにすることで、これまで充電を行っていた車両を充電用駐車場からスムーズに移動させてから、予約車両の充電を的確に開始させることができる。
なお、一般駐車場に空きがある場合、通知制御部10cが駐車場ゲート4aに指示して充電済み車両を移動させる駐車スペースを確保してもよい。また、通知制御部10cが、通信部11に指示して一般駐車場への経路を車載器7に送信してもよい。このようにすることで、充電済み車両を充電用駐車場からさらにスムーズに移動させることができる。
次に充電完了時の動作について説明する。
図6は、実施の形態1における充電効率管理装置の充電完了までの動作を示すフローチャートである。また、図7は、実施の形態1における充電完了時の携帯端末の処理を示すフローチャートである。
充電管理端末1の判定部10bは、情報取得部10aによって充電制御部14から取得された充電設備の使用状況に基づいて、現在使用されている充電設備による車両の充電が完了したか否かを判定する。
満充電またはユーザが希望した充電量で車両の充電が完了した場合、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、判定部10bからの通知を受けると、通信部11に指示して、充電が完了したユーザの携帯端末8に充電の完了を示す完了通知を送信する(ステップST1c)。
次に、判定部10bは、記憶部12に予約情報が保存されているか否かに基づいて充電の予約待ちがあるか否かを判定する(ステップST2c)。ここで、予約情報がなく予約待ちがなければ(ステップST2c;NO)、処理を終了する。
予約待ちがある場合(ステップST2c;YES)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、通信部11に指示して、充電が完了したユーザの携帯端末8へ移動依頼を送信する(ステップST3c)。なお、移動依頼は、車両を一般駐車場へ移動することを促す依頼メッセージである。例えば、移動を促すテキスト情報および充電用駐車場から一般駐車場までの案内経路から構成される。
携帯端末8は、充電管理端末1から移動依頼を受信すると、これを表示部に移動依頼画面として表示する(ステップST1d)。例えば、移動を促すテキスト情報および充電用駐車場から一般駐車場までの案内経路が移動依頼画面として表示される。
携帯端末8は、移動依頼画面に基づいてユーザに移動が受託されたか否かを判定する(ステップST2d)。ここで、ユーザが車両を移動しないことを携帯端末8に入力すると、携帯端末8は、移動拒否応答を充電管理端末1へ送信する(ステップST3d)。
また、ユーザが車両を移動することを携帯端末8に入力すると、携帯端末8は、移動受託応答を充電管理端末1へ送信する(ステップST4d)。
充電管理端末1の判定部10bは、通信部11を介して情報取得部10aが携帯端末8から取得した応答内容に基づいて、ユーザに移動が受託されたか否かを判定する(ステップST4c)。ここで、携帯端末8から移動拒否応答があり、移動が拒否された場合(ステップST4c;NO)、処理を終了する。
一方、携帯端末8から移動受託応答があり、移動が受託されたと判定した場合(ステップST4c;YES)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、記憶部12が記憶する予約情報に基づいて予約待ちのユーザを特定し、通信部11に指示して、このユーザに係るユーザ端末(車載器7または携帯端末8)に充電設備の利用案内情報を通知する(ステップST5c)。
利用案内情報とは、充電設備が直ちに利用可能になることを示す情報であり、例えば、“もうすぐ充電用駐車場が空きます”といったテキスト情報に加え、どの駐車スペースの充電設備が空いたかを示す駐車場内地図情報などを提示する情報である。
次にユーザが店舗の滞在を終了(帰宅)する際の処理について説明する。
図8は、実施の形態1におけるPOS端末および充電管理端末の処理を示すフローチャートであって、車両を充電しているユーザが店舗でPOS端末5を使用した場合の処理を示している。POS端末5は、店舗で買い物を行うユーザによって料金の精算がなされた場合(ステップST1e)、この料金精算時に使用されたユーザカードまたは駐車券などの情報からユーザの識別情報を取得する。この識別情報は、POS端末5から充電管理端末1へ送信される。
充電管理端末1の判定部10bは、通信部11を介して情報取得部10aがPOS端末5から取得した識別情報に基づいて記憶部12の登録内容を検索し、POS端末5を使用したユーザが車両を充電中であるか否かを判定する(ステップST2e)。このユーザが車両を充電中でなければ(ステップST2e;NO)、処理を終了する。
POS端末5を使用したユーザが車両を充電中であると判定した場合(ステップST2e;YES)、判定部10bは、記憶部12に記憶された予約情報を参照して予約待ちのユーザがいるか否かを判定する(ステップST3e)。ここで予約待ちユーザがいなければ(ステップST3e;NO)、処理を終了する。
予約待ちのユーザがいると判定した場合(ステップST3e;YES)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、通信部11に指示して、ユーザの帰宅確認情報をPOS端末5に送信する。これにより、POS端末5の精算画面に帰宅確認が表示される(ステップST4e)。
なお、最近では、アルコール購入時の年齢確認などのためにタッチパネル付きのディスプレイがPOS端末5に常設されており、このディスプレイを利用して帰宅の有無を選択するタッチ操作を受け付ける。
判定部10bは、通信部11を介して情報取得部10aがPOS端末5から取得した応答情報(帰宅の有無のタッチ操作情報など)に基づいて、POS端末5を使用したユーザが帰宅するか否かを判定する(ステップST5e)。ユーザが帰宅しない場合(ステップST5e;NO)、処理を終了する。
ユーザが帰宅する場合(ステップST5e;YES)、判定部10bは、この判定結果と予約待ちユーザの識別情報を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果および識別情報を受けると、通信部11に指示して、予約待ちユーザの携帯端末8に充電設備の利用案内情報を送信する(ステップST6e)。これにより、携帯端末8は、例えば“もうすぐ充電用駐車場が空きます”といったテキスト情報に加え、どの駐車スペースの充電設備が空いたかを示す駐車場内地図情報などを利用案内情報として提示する。
図9は、実施の形態1における駐車料金精算機および充電管理端末の処理を示すフローチャートであり、車両を充電しているユーザが充電用駐車場の駐車料金精算機4を使用した場合の処理を示している。
駐車料金精算機4は、ユーザによって駐車料金の精算がなされた場合(ステップST1f)、この料金精算時に使用されたユーザカードまたは駐車券などの情報からユーザの識別情報を取得する。この識別情報は駐車料金精算機4から充電管理端末1へ送信される。
なお、ステップST2fからステップST6fまでの処理は、図8のステップST2eからステップST6eまでにおけるPOS端末5を駐車料金精算機4に置き換えた処理と同様である。
図10は、実施の形態1における店舗出入口端末および充電管理端末の処理を示すフローチャートであり、車両を充電しているユーザが店舗出入口端末6を使用した場合の処理を示している。店舗出入口端末6は、ユーザが店舗の出入り口を通り過ぎる際にユーザ認証を行う端末であり、例えば、ユーザが買い物などに利用するポイントカードに内蔵されたIDタグと通信してユーザの識別情報を取得する。この識別情報は、店舗出入口端末6から充電管理端末1へ送信される。
充電管理端末1の判定部10bは、通信部11を介して情報取得部10aが店舗出入口端末6から取得した識別情報に基づいて記憶部12の登録内容を検索することによって、店舗出入口端末6を使用した(認証された)ユーザが、登録されたユーザであるか否かを判定する(ステップST1g)。登録されたユーザでなければ(ステップST1g;NO)、ステップST1gの判定を繰り返す。
判定部10bは、店舗出入口端末6を使用したユーザが登録されたユーザであると判定した場合(ステップST1g;YES)、このユーザに係るユーザ情報を記憶部12から読み出して取得する(ステップST2g)。
次に判定部10bは、記憶部12から取得したユーザ情報に基づいて店舗出入口端末6を使用したユーザが車両を充電中であるか否かを判定する(ステップST3g)。
このユーザが車両を充電中でなければ(ステップST3g;NO)、処理を終了する。
店舗出入口端末6を使用したユーザが車両を充電中であると判定した場合(ステップST3g;YES)、判定部10bは、記憶部12が記憶する予約情報を参照することで、予約待ちのユーザがいるか否かを判定する(ステップST4g)。ここで予約待ちユーザがいなければ(ステップST4g;NO)、処理を終了する。
予約待ちのユーザがいると判定した場合(ステップST4g;YES)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、通信部11に指示して、ユーザの帰宅確認メッセージを、このユーザの携帯端末8に送信する(ステップST5g)。これにより、携帯端末8の表示画面に帰宅確認が表示される。なお、最近では、タッチパネル付き表示部を有した携帯端末8が普及しており、この表示部を利用して帰宅の有無を選択するタッチ操作を受け付ける。
判定部10bは、通信部11を介して情報取得部10aが携帯端末8から取得した応答情報(帰宅の有無のタッチ操作情報など)に基づいて店舗出入口端末6を使用したユーザが帰宅するか否かを判定する(ステップST6g)。ユーザが帰宅しない場合(ステップST6g;NO)、処理を終了する。
ユーザが帰宅する場合(ステップST6g;YES)、判定部10bは、この判定結果と予約待ちユーザの識別情報を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果および識別情報を受けると、通信部11に指示して、予約待ちユーザのユーザ端末に充電設備の利用案内情報を送信する(ステップST7g)。これにより、携帯端末8は、例えば“もうすぐ充電用駐車場が空きます”といったテキスト情報に加え、どの駐車スペースの充電設備が空いたかを示す駐車場内地図情報などを利用案内情報として提示する。
このように、本実施の形態では、充電用駐車場で車両を充電中のユーザが駐車料金精算機4、POS端末5および店舗出入口端末6を使用して、充電用駐車場に係る店舗から帰宅する可能性があるタイミングで、帰宅確認、すなわち充電を継続する意思があるかどうかを確認する。これにより充電済み車両が充電用駐車場に駐車し続けることが抑制され、利用可能となった充電設備で直ちに予約待ち車両の充電を開始させることが可能となる。
次に駐車場退去時の動作について説明する。
図11は実施の形態1における充電設備の利用を充電済み車両から予約待ち車両へ移行させる処理を示すフローチャートである。図8〜10においてはユーザが帰宅しないことを応答すると処理を終了していたが、下記の処理を行ってもよい。
充電管理端末1の判定部10bは、ユーザが帰宅しないことを応答した場合に、記憶部12が記憶する予約情報を参照して予約待ちのユーザがいるか否かを判定する(ステップST1h)。ここで予約待ちユーザがいなければ(ステップST1h;NO)、処理を終了する。
予約待ちのユーザがいると判定した場合(ステップST1h;YES)、この判定結果を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、通信部11に指示して充電が完了したユーザの携帯端末8へ移動依頼を送信する(ステップST2h)。なお、移動依頼は、車両を一般駐車場へ移動することを促す依頼メッセージである。例えば、移動を促すテキスト情報および充電用駐車場から一般駐車場までの案内経路から構成される。
判定部10bは、通信部11を介して情報取得部10aが携帯端末8から取得した応答内容に基づいて、ユーザに移動が受託されたか否かを判定する(ステップST3h)。
ここで、携帯端末8から移動拒否応答があり移動が拒否された場合(ステップST3h;NO)、処理を終了する。
一方、携帯端末8から移動受託応答があり移動が受託されたと判定した場合(ステップST3h;YES)、判定部10bは、情報取得部10aが取得した充電設備の使用状況および一般駐車場の駐車状況に基づいて、移動受託応答を行ったユーザに係る車両の一般駐車場への移動が完了したか否かを判定する(ステップST4h)。ここで、移動が完了していなければ(ステップST4h;NO)、移動が完了するまで判定を繰り返す。
移動が完了した場合(ステップST4h;YES)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、通信部11に指示して予約待ちのユーザの携帯端末8に充電設備の利用案内情報を通知する(ステップST5h)。このようにすることで、充電を予約したユーザに迅速に利用案内を行うことができ、充電設備の利用が可能になった場合に直ちに利用させることが可能になるので、充電用駐車場の利用効率を格段に高めることができる。
なお、帰宅しないと応答したが、ユーザが自発的に車両を一般駐車場へ移動させた場合には、ステップST2hおよびステップST3hの処理を省略して、予約待ちのユーザの携帯端末8に充電設備の利用案内情報を通知してもよい。
例えば、ステップST1hで予約待ちのユーザがいると判定した場合に、まず、判定部10bが、情報取得部10aが取得した充電設備の使用状況および一般駐車場の駐車状況に基づいて充電済み車両が一般駐車場へ移動したか否かを判定する。ここで充電済み車両が一般駐車場へ移動したと判定されなかった場合に、ステップST2hの移動依頼を行い、ステップST3h以降の処理を行う。
一方、充電済み車両が自発的に一般駐車場へ移動したことが確認された場合には、予約待ちのユーザの携帯端末8に対して充電設備の利用案内情報を通知する。このようにすることでも、充電を予約したユーザに迅速に利用案内を行うことができ、充電設備の利用が可能になった場合に直ちに利用させることが可能になるので、充電用駐車場の利用効率を格段に高めることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、外部端末と通信を行う通信部11と、電気車両に搭載またはユーザに携帯されるユーザ端末から通信部11が受信した充電の予約情報を記憶する記憶部12と、充電用駐車場における充電設備の使用状況を取得する情報取得部10aと、充電設備の使用状況に基づいて、充電設備による電気車両の充電が完了したか否かを判定する判定部10bと、充電設備による車両の充電が完了したと判定された場合に、通信部11に指示して充電済み車両に係るユーザの携帯端末8へ充電済み車両を充電用駐車場から移動するように促す通知情報を送信させ、記憶部12が記憶する予約情報に基づいて特定した予約待ちのユーザの携帯端末8へ当該充電設備の利用案内情報を送信させる通知制御部10cとを備える。このように構成することで、充電済み車両が充電用駐車場に駐車し続けることが抑制され、利用可能となった充電設備で直ちに充電を開始することが可能となる。これにより充電用駐車場の充電設備を利用した車両の充電効率を向上させることができる。
また、この実施の形態1によれば、情報取得部10aが充電設備を有さない一般駐車場の駐車状況をさらに取得し、判定部10bが、充電設備の使用状況および一般駐車場の駐車状況に基づいて、充電用駐車場のいずれの充電設備が使用中であるかおよび一般駐車場に空きがあるかを判定し、通知制御部10cが、判定部10bによって一般駐車場に空きがありかつ充電設備による車両の充電が完了したと判定された場合に、通信部11に指示して充電が完了した車両に係るユーザ端末に対し当該車両を一般駐車場へ移動するよう促す通知情報を送信させる。このように、充電が完了したときに充電済み車両をどこに移動すればよいかをユーザに提示して移動を促すことで、充電済み車両が充電用駐車場に駐車し続けることをさらに抑制することができ、利用可能となった充電設備で直ちに充電を開始することが可能となる。
さらに、この実施の形態1によれば、情報取得部10aが、駐車料金精算機4、POS端末5および店舗出入口端末6といった予め定めた端末の使用情報をさらに取得し、判定部10bが、情報取得部10aが取得した使用情報に基づいて、充電用駐車場の充電設備で電気車両を充電中のユーザが予め定めた端末を使用したか否かを判定し、通知制御部10cが、判定部10bによって当該ユーザが予め定めた端末を使用したと判定された場合に、通信部11に指示して当該ユーザに係るユーザ端末または予め定めた端末へ充電継続を問い合わせる通知情報を送信させる。
このように充電用駐車場で車両を充電中のユーザが予め定めた端末を使用して充電用駐車場に係る店舗から帰宅する可能性があるタイミングで充電を継続する意思があるかどうかを確認する。これにより充電済み車両が充電用駐車場に駐車し続けることが抑制され、利用可能となった充電設備で直ちに充電を開始することが可能となる。
さらに、この実施の形態1によれば、通知制御部10cが、上述したように充電継続を問い合わせたユーザが充電を継続しないことを返信した場合に、通信部11に指示して、当該ユーザに係る車両を充電用駐車場から移動するよう促す通知情報を携帯端末8または予め定めた端末へ送信させて、予約待ちのユーザの携帯端末8へ当該充電設備の利用案内情報を送信させる。このように店舗から帰宅する意思がないユーザに対して充電済み車両を充電用駐車場から移動するように促すことにより、充電済み車両が充電用駐車場に駐車し続けることが抑制される。
実施の形態2.
実施の形態2に係る充電効率管理システムは、実施の形態1で示したシステムと基本的な構成は同一であるが、充電済み車両のユーザが充電用駐車場から車両を移動させた場合に、このユーザに優先情報を付与して充電設備の利用を優遇する処理を行う点で異なる。
そこで、実施の形態2に係るシステムの構成については、実施の形態1で示した図1と図2を参照するものとする。
充電用駐車場に係る店舗にいるユーザは、充電用駐車場に駐車して自身の車両の充電が完了したか否かによらず、通常店舗にいる間は車両を駐車場から移動させることはない。
しかしながら、充電用駐車場における充電効率を上げるためには、充電済みの車両は、直ちに充電用駐車場から移動してもらい、予約待ちの車両を引き続き充電させるよう促す必要がある。
そこで、本実施の形態では、充電済み車両を移動することに対してメリットを与える。
具体的には、図6のステップST3cにおいて、充電管理端末1からの移動依頼を受託したユーザに対して予め定めた条件で次回からの充電設備の利用を優先させる優先情報を付与する。優先情報としては、例えば、充電費用の割引や、予約待ちの順序が通常よりも上位に設定される優待券情報が挙げられる。
このようにすることで、ユーザが充電済み車両を積極的に充電用駐車場から移動させるようになり、利用可能となった充電設備で直ちに予約待ち車両の充電を開始することが可能となる。このため充電用駐車場の充電設備を利用した車両の充電効率を向上させることができる。
次に優待券の使用態様について説明する。
図12は実施の形態2における充電効率管理装置の動作を示すフローチャートであり、充電効率管理装置として機能する充電管理端末1の動作を示している。また図13は実施の形態3における車載器の動作を示すフローチャートであり、充電管理端末1による図12の動作に応じて車載器7が行う動作である。なお図13の動作は、車載器7の代わりに携帯端末8が行ってもよい。
また、図12におけるステップST1からステップST8までの処理は、図3と同様であり、図13におけるステップST1aからステップST14aまでの処理は図4と同様であるので説明を省略する。
ステップST8−1において、充電管理端末1の判定部10bは、記憶部12に記憶されているユーザ情報を参照して、予約を行ったユーザに優待券が付与されているか否かを判定する。優待券を有していなければ(ステップST8−1;NO)、判定部10bは、通信部11を介して情報取得部10aが取得したユーザの予約情報をユーザ情報に紐付けて記憶部12に登録する(ステップST9)。この予約情報は、予約した順に記憶部12から読み出され、充電は先に予約したユーザが優先される。例えば、現在の予約待ち人数が20人である場合、このユーザの予約順序は21番目となる。
優待券がある場合(ステップST8−1;YES)、判定部10bは、この判定結果を通知制御部10cに送る。通知制御部10cは、この判定結果を受けると、通信部11に指示して優待券使用確認を、充電の予約しようとしているユーザの車載器7へ送信する(ステップST8−2)。
車載器7は、充電管理端末1からのメッセージが優待券の使用確認である場合(ステップST15a)、優待券を使用するか否かを確認する(ステップST16a)。
ユーザから優待券を使用する旨が入力された場合(ステップST16a;YES)、車載器7は、優待券を使用することを充電管理端末1に送信する(ステップST17a)。
一方、ユーザから優待券を使用しないことが入力された場合(ステップST16a;NO)、車載器7は、充電管理端末1へ優待券不使用であることを送信する(ステップST18a)。
充電管理端末1の判定部10bは、車載器7へ送信された優待券使用確認に対する応答内容に基づいて、ユーザが優待券を使用するか否かを判定する(ステップST8−3)。
優待券不使用の応答があり、ユーザが優待券の使用を希望していないと判定した場合(ステップST8−3;NO)、ステップST9の処理に移行する。
優待券使用の応答があり、ユーザが優待券の使用を希望する場合(ステップST8−3;YES)、判定部10bは、このユーザの優待券の内容、記憶部12に既に登録されている予約情報および優待券情報に基づいて、このユーザの予約順序を変更する(ステップST8−4)。例えば、現在の予約待ち人数が20人である場合、通常では21番目となるところ、このユーザの予約待ち順序を優待券使用で10番目に登録する。また優待券には優先レベルを設けて、優先レベルが高ければさらに前の順番(例えばこの場合、5番目)などに登録できるようにする。優待券の優先レベルは、例えば充電が完了したときに積極的に充電済み車両を充電用駐車場から移動してくれたユーザに対して移動回数に応じて優先レベルの高い優待券を付与する。
また帰宅せずに車両を移動したユーザに対して優待特典として以下の2点を選択できるようにしてもよい。
1つ目は当日の充電費用を例えば10%割引を行う。
2つ目は、次回に充電設備が満車でありかつ予約待ち人数が閾値を超える場合に、予約待ち行列に並ぶ待ち順番を例えば10人分前に並べる優待券を発行する。
以上のように、この実施の形態2によれば、情報取得部10aが、充電設備を有さない一般駐車場の駐車状況をさらに取得し、判定部10bが、充電設備の使用状況および一般駐車場の駐車状況に基づいて、充電用駐車場のいずれの充電設備が使用中であるかおよび一般駐車場に空きがあるかを判定し、通知制御部10cが、充電を継続しないことを返信したユーザが車両を一般駐車場に移動したことが判定された場合、通信部11に指示して予め定めた条件で次回からの充電設備の利用を優先する優先情報をユーザの携帯端末8に送信させる。このように構成することで、ユーザが充電済み車両を積極的に充電用駐車場から移動させるようになり、利用可能となった充電設備で直ちに充電を開始することが可能となる。このため充電用駐車場の充電設備を利用した車両の充電効率を向上させることができる。
実施の形態3.
図14は、この発明の実施の形態3に係る充電効率管理システムの構成を示すブロック図である。図14に示す充電効率管理システムは、実施の形態1,2と同様に充電用駐車場および一般駐車場における車両の駐車を管理することにより車両の充電効率を管理するシステムであるが、充電管理端末1の代わりに充電管理端末1Aを備え、さらに充電効率管理サーバ9を有する点で異なる。なお、図14において、図1と同一構成には同一符号を付して説明を省略する。
充電管理端末1Aは、図1に示した通信部11、表示制御部13および充電制御部14を備え、制御部10および記憶部12が省略されている。従って、充電管理端末1Aは、実施の形態1に係る充電管理端末1よりも演算処理能力が低い情報処理装置で実現することができる。充電管理端末1Aの通信部11が外部端末から受信した各種情報は、充電効率管理サーバ9へ適宜送られる。
充電効率管理サーバ9は、図1に示した制御部10および記憶部12を備えるサーバであり、充電管理端末1Aと有線または無線で接続されて情報のやり取りが可能である。
図14に示す充電効率管理システムでは、充電管理端末1の動作を充電管理端末1Aと充電効率管理サーバ9との間で情報をやり取りして実行する以外、実施の形態1と同様である。
以上のように、この実施の形態3によれば、充電管理端末1Aが通信部11、表示制御部13および充電制御部14を備えており、充電管理端末1Aと通信可能な充電効率管理サーバ9が制御部10および記憶部12を備える。
このように構成することでも、充電済み車両が充電用駐車場に駐車し続けることが抑制され、利用可能となった充電設備で直ちに充電を開始することが可能となる。これにより充電用駐車場の充電設備を利用した車両の充電効率を向上させることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1A 充電管理端末、2 充電装置、2a ケーブル、2b コネクタ、3 表示装置、4 駐車料金精算機、4a 駐車場ゲート、4b 監視カメラ、5 POS端末、6 店舗出入口端末、7 車載器、8 携帯端末、9 充電効率管理サーバ、10 制御部、10a 情報取得部、10b 判定部、10c 通知制御部、11 通信部、12 記憶部、13 表示制御部、14 充電制御部。

Claims (8)

  1. 外部端末と通信を行う通信部と、
    電気車両に搭載またはユーザに携帯されるユーザ端末から前記通信部が受信した充電の予約情報を記憶する記憶部と、
    充電用駐車場における充電設備の使用状況を取得する情報取得部と、
    前記充電設備の使用状況に基づいて、前記充電設備による電気車両の充電が完了したか否かを判定する判定部と、
    前記充電設備による電気車両の充電が完了したと判定された場合に、前記通信部に指示して当該電気車両に係るユーザ端末へ当該電気車両を前記充電用駐車場から移動するように促す通知情報を送信させ、前記記憶部が記憶する前記予約情報に基づいて特定した予約待ちのユーザに係るユーザ端末へ当該充電設備の利用案内情報を送信させる通知制御部とを備える充電効率管理装置。
  2. 前記情報取得部は、前記充電設備を有さない一般駐車場の駐車状況をさらに取得し、
    前記判定部は、前記充電設備の使用状況と前記一般駐車場の駐車状況に基づいて、前記充電用駐車場のいずれの充電設備が使用中であるかおよび前記一般駐車場に空きがあるかを判定し、
    前記通知制御部は、前記判定部によって前記一般駐車場に空きがありかつ前記充電設備による電気車両の充電が完了したと判定された場合に、前記通信部に指示して前記充電が完了した前記電気車両に係るユーザ端末に対し当該電気車両を前記一般駐車場へ移動するよう促す通知情報を送信させることを特徴とする請求項1記載の充電効率管理装置。
  3. 前記情報取得部は、予め定めた端末の使用情報をさらに取得し、
    前記判定部は、前記情報取得部が取得した前記使用情報に基づいて、前記充電用駐車場の充電設備で電気車両を充電中のユーザが前記予め定めた端末を使用したか否かを判定し、
    前記通知制御部は、前記判定部によって当該ユーザが前記予め定めた端末を使用したと判定された場合に、前記通信部に指示して当該ユーザに係るユーザ端末または前記予め定めた端末へ充電継続を問い合わせる通知情報を送信させることを特徴とする請求項1記載の充電効率管理装置。
  4. 前記通知制御部は、前記充電継続を問い合わせたユーザが充電を継続しないことを返信した場合に、前記通信部に指示して、当該ユーザに係る電気車両を前記充電用駐車場から移動するように促す通知情報を当該ユーザに係るユーザ端末または前記予め定めた端末へ送信させ、前記予約待ちのユーザに係るユーザ端末へ当該充電設備の利用案内情報を送信させることを特徴とする請求項3記載の充電効率管理装置。
  5. 前記情報取得部は、前記充電設備を有さない一般駐車場の駐車状況をさらに取得し、
    前記判定部は、前記充電設備の使用状況と前記一般駐車場の駐車状況に基づいて、前記充電用駐車場のいずれの充電設備が使用中であるかおよび前記一般駐車場に空きがあるかを判定し、
    前記通知制御部は、前記充電を継続しないことを返信したユーザが前記電気車両を前記一般駐車場に移動したことが判定された場合、前記通信部に指示して、予め定めた条件で次回からの前記充電設備の利用を優先する優先情報を当該ユーザに係るユーザ端末に送信させることを特徴とする請求項4記載の充電効率管理装置。
  6. 前記予め定めた端末は、前記充電用駐車場に係る店舗のポイントオブセール端末、前記充電用駐車場の駐車料金精算機、および前記店舗を出るユーザの認証を行う店舗出口端末の少なくとも一つであることを特徴とする請求項3記載の充電効率管理装置。
  7. 充電用駐車場の充電設備による電気車両の充電効率を管理する充電効率管理方法であって、
    通信部が、電気車両に搭載またはユーザに携帯されるユーザ端末から充電の予約情報を受信するステップと、
    記憶部が、前記通信部が受信した充電の予約情報を記憶するステップと、
    情報取得部が、前記充電用駐車場における充電設備の使用状況を取得するステップと、
    判定部が、前記充電設備の使用状況に基づいて、前記充電設備による電気車両の充電が完了したか否かを判定するステップと、
    通知制御部が、前記充電設備による電気車両の充電が完了したと判定された場合に、前記通信部に指示して当該電気車両に係るユーザ端末へ当該電気車両を前記充電用駐車場から移動するように促す通知情報を送信させ、前記記憶部が記憶する前記予約情報に基づいて特定した予約待ちのユーザに係るユーザ端末へ当該充電設備の利用案内情報を送信させるステップとを備える充電効率管理方法。
  8. 充電用駐車場の充電設備による電気車両の充電効率を管理する充電効率管理システムであって、
    外部端末と通信を行う通信部と、
    電気車両に搭載またはユーザに携帯されるユーザ端末から前記通信部が受信した充電の予約情報を記憶する記憶部と、
    充電用駐車場における充電設備の使用状況を取得する情報取得部と、
    前記充電設備の使用状況に基づいて、前記充電設備による電気車両の充電が完了したか否かを判定する判定部と、
    前記充電設備による電気車両の充電が完了したと判定された場合に、前記通信部に指示して当該電気車両に係るユーザ端末へ当該電気車両を前記充電用駐車場から移動するように促す通知情報を送信させ、前記記憶部が記憶する前記予約情報に基づいて特定した予約待ちのユーザに係るユーザ端末へ当該充電設備の利用案内情報を送信させる通知制御部とを備える充電効率管理システム。
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