JP2020126287A - 車両用認証システム及び車両認証方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが車両を容易に識別できるようにする。【解決手段】車両管理サーバ1は、ユーザの端末装置2と車載装置3の位置情報を取得し、ユーザの認証用情報を生成し、認証用情報を端末装置及び車載装置に送信する。端末装置2は、車両管理サーバ1から認証用情報を受信し、認証用情報を第1認証用情報として記憶し、第1認証用情報を車載装置3に送信する。車載装置3は、車両管理サーバ1から認証用情報を受信し、車両管理サーバ1から受信した認証用情報を第2認証用情報として記憶し、端末装置2から第1認証用情報を受信し、第1認証用情報と第2認証用情報とが一致するか否かを判定する。端末装置2と車載装置3は、第1認証用情報と第2認証用情報とが一致すると共に、端末装置2と車載装置3の相対距離が所定距離第2所定距離L2以下になった場合、ユーザに対する報知を行う。【選択図】図2

Description

本開示は、車両用認証システム及び車両認証方法に関する。
車両の盗難防止の目的で、予め運転者の携帯電話機を車両に登録して記憶しておき、登録された携帯電話機の近距離通信に基づいて運転者の認証を行い、その認証結果により、ドアをアンロックする技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2007-251557号公報
上述した従来の技術は、外観にて自己の所有する車両を容易に認識することができるユーザの所有車の場合には有用である。しかし、共用車両(タクシー、レンタカーなど)の場合、ユーザ所有の車両では無いため、そもそも車両を認識することが難しい場合がある。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザが車両を容易に識別できるようにするものである。
本開示の車両用認証システムは、車両を利用するユーザの端末装置と、車両に搭載された車載装置と、車両を管理する情報処理装置とを備える。情報処理装置は、端末装置と車載装置の位置情報を取得し、ユーザの認証用情報を生成し、認証用情報を端末装置及び車両の車載装置に送信する第1送信部とを備える。端末装置及び車載装置のいずれか一方は、情報処理装置から認証用情報を受信する第1受信部と、認証用情報を第1認証用情報として記憶する第1記憶部と、記憶した第1認証用情報を端末装置及び車載装置のいずれか他方に送信する第2送信部とを備える。端末装置及び車載装置のいずれか他方は、第1送信部から認証用情報を受信する第2受信部と、第1送信部から受信した認証用情報を第2認証用情報として記憶する第2記憶部と、第2送信部から第1認証用情報を受信する第3受信部と、第2送信部から受信した第1認証用情報と第2記憶部が記憶した第2認証用情報とが一致するか否かを判定する判定部とを備える。また、端末装置及び車載装置の少なくとも一方は、ユーザに対する報知を行う報知部を備える。車両認証システムは、判定部にて第2送信部から受信した第1認証用情報と第2記憶部が記憶した第2認証用情報とが一致したと判定すると共に、端末装置と車載装置の相対距離が所定距離以下になった場合、報知部により報知を行う。
この開示による車両用認証システムによれば、ユーザと車両の相対距離が所定距離以内に近づくと、少なくとも端末装置又は車載装置がユーザに報知をすることで、ユーザは車両を容易に認識することができる。
本開示による認証システムの実施形態を示す概要図である。 本開示による認証システムの実施形態のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1の車両管理サーバにおいて実行される、ユーザからの車両呼出要求を受けたときの受付処理例を示すフローチャートである。 図1のユーザの端末装置において実行される、ユーザが乗車する前の認証処理例を示すフローチャートである。 図1の共用車両の車載装置において実行される、ユーザが乗車する前の認証処理例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本開示の好適な実施形態としての、車両用認証システム、当該車両用認証システムを備えた車両配車システム及び車両認証方法について、具体的に説明する。
図1を用いて、車両用認証システムの実施形態の一例を説明する。この実施形態の車両用認証処理システムにおいては、車両管理会社の車両管理サーバ1(情報処理装置)と、車両A1の利用を予定しているユーザU1が持っている端末装置2と、車両A1に搭載した車載装置3とが、携帯電話網及びインターネットを含む通信ネットワーク4を通じて接続される。
車両A1は駆動機構や操舵機構を備えており、これらの機構は自動運転機能により、自動で制御することができる。しかしながら、自動運転時は運転手がいないことも想定され、車両側でユーザを認証することが特に難しい。そこで、本開示の車両用認証システムでは、人間が操作しなくても自動的に精度良く認証を行えるようにした。なお、車両A1は、運転者の運転操作により走行することができる手動運転機能を備えてもよく、自動運転機能と手動運転機能の切り替えが可能な車両であってもよい。本実施形態の自動運転機能には、本願出願時における自動運転技術を適宜に用いることができる。なお、車両A1は自動運転機能を備えなくてもよい。
本実施形態の車両A1としては、電動モータを駆動源として備える電気自動車、内燃機関を駆動源として備えるエンジン自動車、電動モータ及び内燃機関の両方を駆動源として備えるハイブリッド自動車を例示できる。なお、電動モータを駆動源とする電気自動車やハイブリッド自動車には、二次電池を電動モータの電源とするタイプや燃料電池を電動モータの電源とするタイプのものも含まれる。
車両A1は、ユーザが移動目的で利用する車両であり、例えば、レンタルサービス、カーシェアリングサービス、タクシーサービスに用いられる商用車両である。
車両管理サーバ1は、複数のユーザに利用される複数の共用車両にそれぞれ設けられる車載装置と、複数のユーザによりそれぞれ所持される端末装置と接続されている。この結果、情報管理装置は、遠隔で複数の車両及び複数の端末装置を同時に管理することができる。
図1は、ユーザU1が、端末装置2の案内に従って、車両管理サーバ1から指示された待ち合わせ場所P1に向けて移動する場面を示している。なお、車両A1も、車両管理サーバ1から指示された待ち合わせ場所P1に向けて移動を開始する。
図1に示す場面において、ユーザU1の端末装置2と車両A1の車載装置3は、定期的に自己の位置を車両管理サーバ1に送信し、車両管理サーバ1がユーザU1と車両A1との相対距離を算出する。端末装置2は、ユーザU1と車両A1との相対距離が第1所定距離L1より近づくと、認証用情報(第2認証用情報)である非可聴域信号を出力する。車載装置3は、端末装置2から出力された非可聴域信号を検出すると、車両管理サーバ1から送信された認証用情報(第1認証用情報)と比較し、ユーザU1が車両A1を予約したユーザか否かを認証する。
図2は、本実施形態の車両用認証システムのハードウェア構成例を示す。
本実施形態の端末装置2は、端末の位置を検出する位置検知部21と、プロセッサ及びメモリを備える制御部22と、車両管理サーバ1などの外部装置と通信を行う通信装置23と、ユーザU1に情報を報知する報知部24と、音波信号を出力するスピーカー25(情報発信部)と、記憶部26とを備える。なお、記憶部26には、ユーザU1による共用車両の利用を求める情報を受け付けるためのソフトウェアアプリケーションである車両予約アプリが記憶されており、制御部22は車両予約アプリのプログラムに従って各制御を行う。
本実施形態の位置検知部21は、端末装置2に備えられた図示しないGPS(Global Positioning System)受信機などの位置取得装置を用いて、端末装置2を操作するユーザU1の現在位置の情報を取得する。現在位置の情報としては、例えば、緯度、経度及び高度の座標情報が挙げられる。
記憶部26の車両予約アプリは、予め車両管理会社の車両管理サーバ1に対して、通信装置23を通じてアクセスして、ユーザU1の会員登録をする。具体的には、記憶部26の車両予約アプリを介してユーザU1によって入力されたID、パスワード、携帯電話端末の電話番号やメールアドレス、さらには、クレジットカード情報、金融機関の口座情報などの決済情報(ユーザ情報)が車両管理サーバ1に予め登録される。
また、記憶部26の車両予約アプリは、会員になったユーザU1による共用車両の利用要求などの入力情報を受け付け、該入力情報を、通信装置23を介して車両管理サーバ1に送信する。記憶部26の車両予約アプリは、取得した現在位置の情報を、通信装置23を介して、定期的に車両管理サーバ1に送信する。これにより、後述する車両管理サーバ1が備えるサーバ情報処理装置15は、ユーザU1の現在の位置情報を取得することができる。
さらに、記憶部26の車両予約アプリは、通信装置23を通じて車両管理サーバ1から取得した情報に応じて、報知部24又はスピーカー25の制御を行う。
上述した利用要求には、ユーザのID情報、ユーザの希望出発地の情報、ユーザの希望目的地情報、ユーザの希望利用開始時刻などが含まれる。ユーザの希望出発地とは、ユーザが共用車両に乗車する待ち合わせ場所P1であり、ユーザの希望目的地とは、ユーザが共用車両を降車する位置である。利用要求としては他に、経由地の指定、乗車人数、手荷物情報、リクエスト時刻、相乗り可否、などの付加的な情報をさらに含んでも良い。
報知部24は、ユーザU1に情報を通知するための表示部や制御部を備え、メッセージ又は振動でユーザU1に報知できる。
スピーカー25は、記憶部26の車両予約アプリの指示に従って、非可聴域信号を出力する。また、スピーカー25は、報知部24の一部として、音声信号を用いてユーザU1に情報を通知することができる。
端末装置2がナビゲーション装置として機能する場合には、端末装置2は、例えば、端末装置2に備えられたROMなどに地図情報を記憶させておく。端末装置2は、ディスプレーなどの表示部に、地図情報とともに、ユーザU1が予約している車両A1の現在位置と、ユーザU1が指定した待ち合わせ場所P1とを表示し、ユーザU1の現在位置から待ち合わせ場所P1までの経路を案内する。
本実施形態の車載装置3は、車両A1の位置を検出する車両位置検知部31と、車両管理サーバ1などの外部装置と通信を行う通信装置32(情報発信部)と、ユーザU1の認証を行う車両ECU33と、音波信号を収集するマイクロフォン34と、ユーザU1に情報を報知する報知部35と、車両の制御を行う車両制御部36とを備える。図示は省略するが、車両ECU33は、車両サーバ1から受信した情報を記憶する記憶部を有する。
報知部35は、車両のスピーカーやライトなどを用いて、ユーザU1に情報を報知することができる。
車両制御部36は、車両のドアの開閉や車内の装置の制御や車両の走行などの制御を行う。
車両ECU33は、通信装置32を介して定期的に車両情報を車両サーバ1に送信する。
上述した車両情報は、少なくとも車両位置検知部31が検出した車両の位置情報を含むが、この他、車両の進行方向、車速、ドアロック及びドアの開閉状態、シートベルトセンサー値、自動運転中か否か、などの各種車両状態を含む。また、車両の予約が可能か否か、送迎中か否か、乗客の有無及び人数、乗降車ステータス、目的地に到着したか否か、など、配車に関わる情報を含む。また、車両のナンバープレート、車種、色、などの車両識別情報を含む。
車両ECU33は、車両管理サーバ1からユーザ情報、配車情報などを受信し、マイクロフォン34が収集した非可聴域信号に基づいてユーザU1の認証を行う。具体的には、車両ECU33は、車両管理サーバ1から送信されたユーザ情報、配車情報などを通信装置32により受信すると共に、端末装置2のスピーカー25から発せられた音波信号(非可聴域信号)をマイクロフォン34により収集する。また、予め車両管理サーバ1から受信したユーザ情報(第1認証用情報)と、端末装置2から受信した非可聴域信号に含まれるユーザ情報(第2認証用情報)とを比較することによって、ユーザU1の認証を行う。
なお、本実施形態においては、車載装置3は、車両A1の現在位置から目的地までの走行経路を案内するためのナビゲーション装置として機能するものであってもよい。
本実施形態の車両管理サーバ1は、地図情報を記憶する地図データベース12と、車両A1から受信した車両情報を記憶する車両情報データベース11と、ユーザU1の登録情報を記憶するユーザ情報データベース13と、配車データベース14と、配車計画や第1認証用情報を生成するサーバ情報処理装置15と、通信装置16とを備える。
地図データベース12は、少なくとも車両が走行可能な道路情報を含んだいわゆるナビゲーション地図に加え、ユーザU1が乗降可能なエリア又は場所の情報を含む。他に、車両の待機場所の情報、ユーザU1が歩行するルートを計算するための歩行者道路情報を含んでも良い。
ユーザ情報データベース13は、共用車両を利用することができる全ユーザの情報を記憶する。全ユーザの情報には、全ユーザの登録情報、全ユーザの利用要求、全ユーザの現在位置の情報が含まれる。例えば、通信装置16が各ユーザの端末装置2から所定の期間ごとに各ユーザの現在の位置情報を受信することで、ユーザ情報データベース13に格納されたユーザの現在の位置情報を随時更新することができる。なお、ユーザの登録情報としては、例えば、ユーザの氏名(ニックネーム等でも良い)、電話番号、電子メールアドレスが含まれ、顔写真や指紋などの生体情報を含んでも良い。
配車計画データベース14は、サーバ情報処理装置15から送付される配車計画を受信し格納する。さらに、予約済みの配車計画情報を、サーバ情報処理装置15に提供する。
車両情報データベース11は、車両A1から取得した車両情報と、配車に関わる情報とを同じ車両IDに紐づけて保持する。
サーバ情報処理装置15は、端末装置2からのユーザ情報と、ユーザ情報データベース13に記憶されたユーザ情報とを比較し、両者が一致する場合にユーザU1の操作を許可する。また、サーバ情報処理装置15は、ユーザの利用要求に応じて、車両情報データベース11及び配車計画データベース14に記憶された情報を参照しながら、各車両からユーザの指定した待ち合わせ場所P1までの経路等を算出し、ユーザの利用要求に対して最も適切な車両A1を配車する。
サーバ情報処理装置15は、第1認証用情報を生成する。第1認証用情報は、所定時間内で唯一の(他の情報と重複しない)情報であり、20Hz以下又は20kHz以上の非可聴域の周波数からなる配列情報(以下、「非可聴域周波数情報」とも呼ぶ)である。一般的に、人間の可聴域は20Hzから20kHzの間となる。可聴域の音波を使うと、ユーザU1の周辺にいる人間にも認証用情報を認識される可能性があり、セキュリティ上好ましくない。そこで、本実施形態では、20Hz以下又は20kHz以上の非可聴域の周波数からなる配列情報を第1認証用情報として用いる。
なお、「所定時間内で唯一」とは、複数のユーザが同時に車両の利用要求を出した場合に、ユーザ毎に異なる認証用情報が付与されることを意味する。かかる構成により、複数のユーザが同時に車両を利用することが可能となる。
また、サーバ情報処理装置15は、通信装置16を通じて、待ち合わせ場所P1情報と第1認証用情報を端末装置2及び車載装置3に送信し、定期的に端末装置2及び車載装置3に互いの位置情報を送信する。
以下、車両用認証システムの具体的な制御を説明する。
図3は、図1に示す実施形態の車両管理サーバ1におけるユーザU1からの車両呼出要求を受けたときの受付処理例を説明するためのフローチャートである。
ステップS101にて、車両管理サーバ1は、端末装置2と通信を行い、ユーザU1からの利用要求を取得する。上述した通り、利用要求には、ユーザのID情報、ユーザの希望出発地の情報、ユーザの希望目的地の情報、ユーザの希望利用開始時刻及び降車希望時刻などが含まれる。ユーザの希望出発地とは、ユーザU1が車両A1に乗車する待ち合わせ場所P1であり、ユーザの希望目的地とは、ユーザU1が車両A1を降車する位置である。希望出発地(待ち合わせ場所P1)及び希望目的地(降車位置)は、例えば端末装置2に表示される地図上でユーザU1が指定することができ、例えば緯度、経度で示されても良い。なお、待ち合わせ場所P1及び降車位置は、例えば横浜駅周辺など、エリアで指定されてもよい。
乗車希望時刻及び降車希望時刻は、特定の時刻に限らず、例えばAM8時からAM9時などの時間帯で指定されてもよい。なお、利用要求は必ずしも乗車希望時刻又は降車希望時刻を含まなくてもよい。例えば、ユーザU1ができるだけ早く車両A1に乗車したいこと希望した場合には、利用要求は乗車希望時刻を含まない。
ステップS102にて、車両管理サーバ1は、ユーザU1の利用要求に基づき、複数の共用車両から利用要求に合う車両A1を選定し、配車計画を算出する。配車計画は、選定された共用車両A1の情報、待ち合わせ場所P1の位置座標、降車位置の位置座標、選定された共用車両A1の走行経路、待ち合わせ場所P1における出発予定時刻、降車位置における到着予定時刻により定まる。出発予定時刻はユーザU1の乗車予定時刻に相当し、到着予定時刻はユーザの降車予定時刻に相当する。車両管理サーバ1は、待ち合わせ場所P1から降車位置までのルート探索を行うことで、ユーザU1が希望する待ち合わせ場所P1までの走行経路を算出する。例えば、車両管理サーバ1は、利用要求で指定された待ち合わせ場所P1から最も近い車両を、利用可能な候補車両として選定する。利用要求が待ち合わせ場所P1及び乗車希望時刻を含む場合には、車両管理サーバ1は、車両が待ち合わせ場所に乗車希望時刻までに到着できるか否かを判定する。車両が待ち合わせ場所P1に乗車希望時刻までに到着できると判定した場合、車両管理サーバ1は、当該候補車両を配車車両に決定する。当該候補車両を利用できない場合、すなわち利用要求に合う共用車両を特定できない場合には、利用可能な複数の候補車両の車両情報をユーザU1に通知し、ユーザU1が配車車両を選定する。
ステップS103にて、車両管理サーバ1は、ユーザU1の認証に対する非可聴域周波数情報を認証用情報として生成する。認証用情報は、所定時間内で唯一の(他の情報と重複しない)情報である。なお、認証用情報としての周波数と周波数配列は、一定時間経過後に再利用することができる。
ステップS104にて、車両管理サーバ1は、配車車両A1にユーザU1の情報、配車計画情報及び認証用情報を送信し、端末装置2に車両A1の情報、配車計画情報及び認証用情報を送信する。
図4は、図1の例の端末装置2において、ユーザU1が配車車両A1に乗車する前に実行される認証処理例を説明するためのフローチャートである。
ステップS201にて、端末装置2は、車両管理サーバ1から、配車計画情報と、車両情報と、非可聴域周波数情報を受信する。受信した配車計画情報、車両情報は記憶部26に記憶される。受信した非可聴域周波数情報は第1認証用情報として記憶部26に記憶される。
ステップS202にて、端末装置2は、ディスプレー及び/又はスピーカー25を用いて、ユーザU1を待ち合わせ場所P1へ案内する。さらに、端末装置2は、ディスプレーに車両A1の現在位置、車両の識別情報などの車両情報及び走行経路、待ち合わせ場所P1、予測到着時間などの配車計画情報を提示する。
ステップS203にて、端末装置2は、車両管理サーバ1から車両A1とユーザU1との相対距離を受信し、車両A1とユーザU1との相対距離が第1所定距離L1以下か否かを判定する。車両A1とユーザU1との相対距離は、サーバ1から受信した車両A1の位置と位置検知部21から取得したユーザU1の位置を用いて、端末装置2が算出しても良い。なお、車両A1とユーザU1との相対距離が第1所定距離L1以下となったか否かは、車両管理サーバ1が判定しても良い。その場合、S203では、端末装置2は、車両管理サーバ1から車両A1とユーザU1との相対距離が第1所定距離L1以下になった旨の判定結果を受信したか否かを判断するだけで良い。第1所定距離L1は、基本的に、端末装置2のスピーカー25からの音波を車両A1のマイクロフォン34で集音可能な距離に設定される。車両A1とユーザU1との相対距離が第1所定距離L1以下になると、ステップS204に進む。
ステップS204にて、端末装置2は、車両管理サーバ1から受信した非可聴域周波数情報を非可聴域の周波数を有する音波信号(非可聴域信号)に変換し、スピーカー25から出力する。
ステップS205にて、ユーザU1の端末装置2は、車両管理サーバ1を経由して、車載装置3における認証結果を受信する。
ステップS206にて、ユーザU1の端末装置2は、スピーカー25や報知部24(振動制御装置やディスプレーなど)を用いて、認証結果及び記憶部26に記憶された車両情報からの車両識別情報をユーザU1に提示する。
図5は、図1の共用車両の車載装置3において、ユーザU1が乗車する前に認証を行う際の処理例を説明するためのフローチャートである。なお、以下では、車両A1が自動運転をしている場合を想定して各処理を説明する。ただし、以下の処理は、車両A1がドライバによって運転される場合にも適用できることは言うまでもない。
ステップS301にて、車両A1の車載装置3は、車両管理サーバ1から配車計画情報、ユーザ情報、非可聴域周波数情報を受信する。受信した配車計画情報、ユーザ情報は、車両ECU33の記憶部に記憶される。受信した非可聴域周波数情報は第2認証用情報として車両ECU33の記憶部に記憶される。
ステップS302にて、車両A1の車載装置3は、車両A1に対し待ち合わせ場所P1への走行案内を開始する。走行案内で使う走行経路は、車両ECU33が地図情報に基づいて算出する。地図情報は、周辺の交通状況なども含む。なお、地図情報は、車両A1の乗員向けの地図である必要はなく、自動走行に必要なダイナミックマップでも良い。
ステップS303にて、車両A1の車載装置3は、マイクロフォン34が収集した音波信号の中から非可聴域信号を検出する。
ステップS304にて、車両A1の車載装置3は、検出された非可聴域信号(より正確には、当該信号に含まれた第1認証用情報)と、予め車両管理サーバ1から受信して車両ECU33の記憶部に記憶された第2認証用情報とを比較する。両認証用情報が一致した場合、ステップS305に進む。認証用情報が一致しなかった場合、ステップS303に戻って、他の非可聴域音波信号を検出する。なお、図示は省略するが、車両A1の車載装置3は、認証用情報が一致せず、かつ他の非可聴域信号を検出することができない場合にはステップS306に進み、車両管理サーバ1を経由して、認証が失敗した旨の認証結果を端末装置2に送信し、認証を終了する。
ステップS305にて、車両A1の車載装置3は、車両管理サーバ1から車両A1とユーザU1との相対距離を受信し、車両A1とユーザU1との相対距離が第1所定距離L1よりも短い第2所定距離L2以下か否かを判定する。車両A1とユーザU1との相対距離は、サーバ1から受信したユーザU1の位置と車両位置検知部31から取得した車両A1の位置を用いて、車載装置3が算出しても良い。なお、車両A1とユーザU1との相対距離が第2所定距離L2以下となったか否かは、車両管理サーバ1が判定しても良い。その場合、S305では、車両A1の車載装置3は、車両管理サーバ1から車両A1とユーザU1との相対距離が第2所定距離L2以下になった旨の判定結果を受信したか否かを判断するだけで良い。第2所定距離L2はユーザU1が車両A1の前に来て、すぐに乗車できるおよそ1メートル程度の短距離である。このように、車両A1とユーザU1との相対距離が、第1所定距離L1よりも短い第2所定距離L2以下になったことを確認することにより、車両A1を予約したユーザU1以外の者が車両A1に乗車することを防止することができる。車両A1とユーザU1との相対距離が第2所定距離L2以下になると、ステップS306に進む。
ステップS306にて、車両A1の車載装置3は、車両管理サーバ1を経由して、端末装置2に認証結果を送信する。
ステップS307にて、車両A1の車載装置3は、車両A1の報知部35(スピーカーやライトなど)を用いて、ユーザU1に報知をする。
ステップS308にて、車両A1の車載装置3は、車両A1が待ち合わせ場所P1に停止したことを確認した後、車両制御部36にてドアの開放や起動などユーザU1の乗車を準備するための制御を行う。このように、ユーザU1のスムースな乗車をサポートすることができる。
上記のとおり、本実施形態では、車両A1を利用するユーザU1の端末装置2と、車両A1に搭載された車載装置3と、車両A1を管理する車両管理サーバ1(情報処理装置)と、を備えた車両用認証システムを開示する。車両管理サーバ1は、端末装置2と車載装置3の位置情報を取得し、ユーザの認証用情報(非可聴域周波数情報)を生成し(S103)と、認証用情報を端末装置及び車両の車載装置に送信する第1送信部(S104)とを備える。端末装置2及び車載装置3のいずれか一方(上記実施形態にあっては、端末装置2)は、車両管理サーバ1から認証用情報を受信する第1受信部(S201)と、認証用情報を第1認証用情報として記憶する第1記憶部(S201)と、記憶した第1認証用情報を端末装置及び車載装置のいずれか他方(上記実施形態にあっては、車載装置3)に送信する第2送信部と(S203、S204)を備える。端末装置及び車載装置のいずれか他方(上記実施形態にあっては、車載装置3)は、第1送信部から認証用情報を受信する第2受信部(S301)と、第1送信部から受信した認証用情報を第2認証用情報として記憶する第2記憶部(S301)と、第2送信部から第1認証用情報を受信する第3受信部(S303)と、第2送信部から受信した第1認証用情報と第2記憶部が記憶した第2認証用情報とが一致するか否かを判定する判定部(S304)とを備える。端末装置2及び車載装置3(上記実施形態にあっては、端末装置2と車載装置3両方)の少なくとも一方は、ユーザに対する報知を行う報知部(S206、S208)を備える。本車両用認証システムは、判定部が第2送信部から受信した第1認証用情報と第2記憶部が記憶した第2認証用情報とが一致したと判定すると共に、端末装置2と車載装置3の相対距離が所定距離(上記実施形態にあっては、第2所定距離L2)以下になった場合、報知部により報知を行う(S206、S307)。この結果、乗車前にユーザU1の認証を完了させることができると共に、ユーザU1は車両A1を容易に識別することができる。また、ユーザU1による端末装置2の操作を必要とせずに認証を完了させることができるため、車両A1にスムースに乗車することができる。
また、上記した実施形態においては、車載装置3は、報知部35(スピーカーやライトなど)と車両ECU33(車両制御部)とを備え、車両ECU33は、報知部35を作動させた後、車両A1の停止を確認すると、車両A1のドアを開放する(S308)。かかる構成により、この結果、乗車前にユーザU1の認証を完了させることができると共に、ユーザU1は車両A1を容易に識別することができる。また、ユーザU1による端末装置2の操作を必要とせずに認証を完了させることができるため、車両A1にスムースに乗車することができる。
また、上記した実施形態においては、車両A1が自動運転機能を備える。かかる構成により、車両A1が自動運転機能を備えることにより、人為的ミス(ヒューマンエラー)に起因する不都合を排除できると共に、ドライバの休憩時間を考慮せずに車両A1の配車を行うことができる。
また、上記した実施形態においては、車両管理サーバ1は、非可聴域の周波数からなる音波信号(非可聴域信号)を用いて第1認証用情報を発信する。第1認証用情報として非可聴域(20Hz以下又は20kHz以上)の周波数からなる音波信号を利用することで、周囲の人間に第1認証用情報を認識されるのを避けることができる。この結果、ユーザU1のプライバシー保護やセキュリティの向上を図ることができる。
また、上記した実施形態においては、車載装置3と端末装置2の間の無線通信手段は、光無線通信、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、LTE、4G、5G無線通信手段。この結果、通信コストや消費電力を低減する、伝送速度を上げることができる。
また、上記した実施形態においては、端末装置2も報知部24を備えている。端末装置2の報知部24は、ユーザU1への報知を確実に実行することができる。
また、上記した実施形態においては、車載装置3も報知部35を備えている。車載装置3の報知部は、ユーザU1への報知を確実に実行することができる。
また、上記した実施形態においては、前記車載装置3は、車両管理サーバ1から車両A1の識別情報を含む車両情報を受信し、車両情報をユーザU1に報知する。この結果、ユーザU1は車両A1を容易に識別することができる。
本開示は、車両を利用するユーザU1の端末装置2と、車両A1に搭載された車載装置3と、車両A1を管理する車両管理サーバ1(情報処理装置)と、を備えた車両認証方法に関する。本方法は、車両管理サーバ1が端末装置2と車載装置3の位置情報を取得するステップと、車両管理サーバ1がユーザU1の認証用情報(非可聴域周波数情報)を生成するステップ(S103)と、車両管理サーバ1が端末装置2及び車載装置3に、車両管理サーバ1が認証用情報を送信するステップ(S104)と、端末装置2及び車載装置3のいずれか一方(上記実施形態にあっては、端末装置2)が車両管理サーバ1から認証用情報を受信し、受信した認証用情報を第1認証用情報として記憶するステップ(S201)と、端末装置2が記憶した第1認証用情報を端末装置2及び車載装置3のいずれか他方(上記実施形態にあっては、車載装置3)に送信するスッテプ(S203、S204)と、車載装置3が車両管理サーバ1から認証用情報を受信し、車両管理サーバ1から受信した認証用情報を第2認証用情報として記憶するステップ(S301)と、車載装置3が端末装置2から第1認証用情報を受信するステップ(S303)と、車載装置3が端末装置2から受信した第1認証用情報と記憶した第2認証用情報とが一致するか否かを判定するステップ(S304)と、端末装置2及び車載装置3の少なくとも一方がユーザに対する報知を行うステップ(上記実施形態にあっては、端末装置2と車載装置3両方)と、を備える。本方法は、車載装置3が端末装置2から受信した第1認証用情報と記憶した第2認証用情報とが一致したと判定すると共に、車両管理サーバ1にて端末装置2と車載装置3の相対距離が所定距離(上記実施形態にあっては、第2所定距離L2)以下になった場合に報知を行う(S206、S307)。
以上説明した実施形態は、本開示の理解を容易にするために記載されたものであって、本開示を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態において開示された各要素は、本開示の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述した実施形態では、非可聴域周波数情報を認証用情報として、音声信号で送受信し、認証を行うこととしたが、認証用情報は、ワンタイムパスワードでもよく、ユーザの識別情報などでもよい。さらに、上述した端末装置と車載装置との認証用情報のやり取りにおいて、スピーカー25から音波信号を出力することとしたが、互いに有する無線通信手段を用いてもよい。無線通信の方式は、例えば、光無線通信、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信でもよく、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)でもよい。このような通信手段は通信コストが低く、消費電力も比較的に小さいという利点がある。また、上述した通信手段は、LTE、4G、5Gなどの遠距離移動通信手段でも良い。このような遠距離移動通信手段は通信距離が長く、比較的伝送速度が速いという利点がある。したがって、特に画像など大きなユーザ情報データを送受信する際に有利である。無線通信手段を利用する場合、第1所定距離L1はユーザが車両を視認可能な距離を設定すればよい。
また、上述した実施形態では、車両管理サーバ1(より具体的には、算出部としてのサーバ情報処理装置15)がユーザU1及び車両A1の位置情報を受信し、ユーザU1及び車両A1の相対距離を算出するが、これに限らず、端末装置2及び車載装置3が互いの位置情報を送受信し、ユーザU1と車両A1の相対距離を算出してもよい。この場合には、ユーザU1及び車両A1の位置情報に基づいて、端末装置2及び/又は車載装置3により、ユーザU1及び車両A1の相対距離を算出すればよい。
また、上述した実施形態では、本開示に係るユーザU1の認証を行う場合には、端末装置2が認証用情報を出力し、車載装置3が情報を収集して認証を行うが、逆に車載装置3が認証用情報を出力し、端末装置2が情報を収集して認証を行っても良く、端末装置2及び車載装置3が情報を出力し、車両管理サーバ1が端末装置2及び車載装置3から収集した情報に基づいて認証を行っても良い。
また、上述した実施形態では、車両A1の報知部35としてスピーカーやライトをについて説明したが、報知部35の形態はこれに限られない。例えば、車両A1の報知部35には、HUD(Head Up Display)等を用いてフロントガラスにユーザU1に対するメッセージを表示させるものを含んでも良い。
1 車両管理サーバ
11 車両情報データベース
12 地図データベース
13 ユーザ情報データベース
14 配車計画データベース
15 サーバ情報処理装置
16 通信装置(送信部、受信部)
A1 車両
2 端末装置
21 位置検知部
22 制御部
23 通信装置(送信部、受信部)
24 報知部
25 スピーカー
26 記憶部
3 車載装置
31 車両位置検知部
32 通信装置(送信部、受信部)
33 車両ECU(記憶部、判定部)
34 マイクロフォン
35 報知部
36 車両制御部
U1 ユーザ
4 通信ネットワーク
P1 待ち合わせ場所

Claims (9)

  1. 車両を利用するユーザの端末装置と、前記車両に搭載された車載装置と、前記車両を管理する情報処理装置と、を備えた車両認証システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記端末装置と前記車載装置の位置情報を取得し、前記ユーザの認証用情報を生成し、前記端末装置及び前記車両の車載装置に、前記認証用情報を送信する第1送信部と、を備え、
    前記端末装置及び前記車載装置のいずれか一方は、
    前記情報処理装置から前記認証用情報を受信する第1受信部と、
    前記情報処理装置から受信した前記認証用情報を第1認証用情報として記憶する第1記憶部と、
    記憶した前記第1認証用情報を前記端末装置及び前記車載装置のいずれか他方に送信する第2送信部と、を備え、
    前記端末装置及び前記車載装置のいずれか他方は、
    前記第1送信部から前記認証用情報を受信する第2受信部と、
    前記第1送信部から受信した前記認証用情報を第2認証用情報として記憶する第2記憶部と、
    前記第2送信部から前記第1認証用情報を受信する第3受信部と、
    前記第2送信部から受信した前記第1認証用情報と前記第2記憶部が記憶した前記第2認証用情報とが一致するか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記端末装置及び前記車載装置の少なくとも一方は、前記ユーザに対する報知を行う報知部を備え、
    前記車両認証システムは、
    前記判定部が前記第2送信部から受信した前記第1認証用情報と前記第2記憶部が記憶した前記第2認証用情報とが一致したと判定すると共に、前記端末装置と前記車載装置の相対距離が所定距離以下になった場合、前記報知部により報知を行うことを特徴とする車両認証システム。
  2. 請求項1に記載の車両用認証システムであって、
    前記車載装置は、前記報知部と前記車両のドアの開操作を行う車両制御部とを備え、
    前記ユーザに対する報知を行った後、前記車両の停止を確認すると、前記車両制御部を制御することを特徴とする車両認証システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用認証システムであって、
    前記車両が自動運転機能を備えることを特徴とする。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の車両用認証システムであって、
    前記第2送信部は、前記第1認証用情報を非可聴域の周波数からなる音波信号に変換して送信することを特徴とする車両認証システム。
  5. 請求項1から3の何れか一項に記載の車両用認証システムであって、
    前記第2送信部は、光無線通信、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、LTE、4G、5G無線通信手段のいずれか一つであることを特徴とする車両用認証処理システム。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の車両用認証システムであって、
    前記端末装置が前記報知部を備え、
    前記報知部は、前記端末装置のスピーカーを用いた音声、前記端末装置のディスプレーを用いた画面表示、又は前記端末装置の振動によりユーザに報知をすることを特徴とする車両認証システム。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の車両用認証システムであって、
    前記車載装置が前記報知部を備え、
    前記報知部は、音声又は視認可能な形態でユーザに報知をすることを特徴とする車両認証システム。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の車両用認証システムであって、
    前記端末装置が前記報知部を備え、
    前記端末装置は、前記第1受信部または第2受信部を介して前記情報処理装置から少なくとも車両の識別情報を含む車両情報を受信し、前記報知部にて前記車両情報を前記ユーザに提示することを特徴とする車両認証システム。
  9. 車両を利用するユーザの端末装置と、前記車両に搭載された車載装置と、前記車両を管理する情報処理装置と、を備えた車両認証方法であって、
    前記情報処理装置が前記端末装置と前記車載装置の位置情報を取得するステップと、
    前記情報処理装置が前記ユーザの認証用情報を生成するステップと、
    前記情報処理装置が前記端末装置及び前記車両の車載装置に、前記認証用情報を送信するステップと、
    前記端末装置及び前記車載装置のいずれか一方が前記情報処理装置から前記認証用情報を受信し、前記情報処理装置から受信した前記認証用情報を第1認証用情報として記憶するステップと、
    前記端末装置及び前記車載装置のいずれか一方が記憶した前記第1認証用情報を前記端末装置及び前記車載装置のいずれか他方に送信するスッテプと、
    前記端末装置及び前記車載装置のいずれか他方が前記情報処理装置から認証用情報を受信し、前記情報処理装置から受信した認証用情報を第2認証用情報として記憶するステップと、
    前記端末装置及び前記車載装置のいずれか他方が前記端末装置及び前記車載装置のいずれか一方から前記第1認証用情報を受信するステップと、
    前記端末装置及び前記車載装置のいずれか他方が前記端末装置及び前記車載装置のいずれか一方から受信した前記第1認証用情報と記憶した前記第2認証用情報とが一致するか否かを判定するステップと、
    前記端末装置及び前記車載装置の少なくとも一方が前記ユーザに対する報知を行うステップと、を備え、
    前記報知ステップは、前記判定ステップが前記第1認証用情報と記憶した前記第2認証用情報とが一致したと判定すると共に、前記端末装置と前記車載装置との相対距離が所定距離以下になった場合に前記報知を行う
    ことを特徴とする車両認証方法。
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