JP7070446B2 - 荷物ロック装置 - Google Patents

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Description

本開示は、荷物ロック装置に関する。
近年、タクシーサービス、バスサービス、ライドシェアサービス等のモビリティサービスに利用される車両に、自律走行を行う車両を用いる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1には、ユーザの利用要求に応じて運行するデマンドバスが開示されている。
特開2017-182137号公報
ところで、複数の利用者に利用される自動運転車両においては、各利用者の荷物がその利用者から視認できない場所に載置される場合がある。そのため、利用者が降車する際にその降車する利用者が他の利用者の荷物を誤って又は意図的に持ち去ってしまう虞がある。
斯かる荷物の持ち去りを抑制するために、ロック状態において荷物の取り出しが制限されるように荷物を保管可能な荷物ロック機構を自動運転車両に設けることが想定される。例えば、乗車時に、利用者が荷物を荷物ロック機構に保管した後、荷物ロック機構をロックすることにより、斯かる荷物の持ち去りが抑制される。
しかし、斯かる荷物ロック機構では、降車時において利用者が荷物を取り出すために荷物ロック機構をロック解除する際に、例えば暗証番号の入力や読み取り装置に携帯端末をかざす等、何らかの操作を利用者がする必要がある。降車時にこのような操作を利用者が行うと、利用者が荷物を取り出すのに手間がかかる。
上記課題に鑑みて、本開示の目的は、降車時に利用者が荷物を取り出すのに要する手間を低減することにより、車両に搭載された荷物ロック装置の利便性を向上させることにある。
本開示の要旨は、以下の通りである。
(1)荷物ロック装置であって、ロックされると車両の利用者の荷物の取り出しが制限されるように前記荷物を保管可能な複数の荷物ロック機構と、前記複数の荷物ロック機構に接続された荷物ロック制御装置と、を備え、前記荷物ロック制御装置は、前記複数の荷物ロック機構を制御する荷物ロック制御部と、前記利用者の目的地を取得する取得部と、前記荷物ロック機構に荷物を保管させた利用者と、その利用者がその荷物を保管させた前記荷物ロック機構とを認識する認識部と、を備え、前記荷物ロック制御部は、前記車両が前記利用者の目的地に到着したときには、前記目的地に到着した利用者の荷物を保管する荷物ロック機構をロック解除する、荷物ロック装置。
(2)前記荷物ロック装置は、前記利用者を認証する認証装置をさらに備え、前記認証装置は、各荷物ロック機構に対応するように設けられ、前記認識部は、前記認証装置によって認証された利用者を、該認証装置に対応する荷物ロック機構に荷物を保管した利用者として認識する、上記(1)に記載の荷物ロック装置。
(3)前記荷物ロック装置は、前記利用者の携帯端末と通信可能に構成された通信装置をさらに備え、前記荷物ロック制御部は、前記利用者の携帯端末から送信されたロック解除要求を前記通信装置を介して受信した場合、前記車両がその利用者の目的地に到着する前であっても、その利用者がその荷物を保管させた荷物ロック機構をロック解除する、上記(1)又は(2)に記載の荷物ロック装置。
(4)前記車両が前記利用者の目的地に到着したときに、前記目的地に到着した利用者の荷物を保管する荷物ロック機構がロック解除された旨を前記目的地に到着した利用者に通知する通知部をさらに備える、上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の荷物ロック装置。
(5)ロックされると車両の利用者の荷物の取り出しが制限されるように前記荷物を保管可能な複数の荷物ロック機構を制御するための方法であって、前記利用者の目的地を取得するステップと、前記荷物ロック機構に荷物を保管させた利用者と、その利用者がその荷物を保管させた前記荷物ロック機構とを認識するステップと、前記車両が前記利用者の目的地に到着したときには、前記目的地に到着した利用者の荷物を保管する荷物ロック機構をロック解除するステップと、を含む、方法。
本開示によれば、降車時に利用者が荷物を取り出すのに要する手間を低減することにより、車両に搭載された荷物ロック装置の利便性を向上させることが可能となる。
図1は、一実施形態に係る利用者輸送システムの構成の一例を示す図である。 図2は、一実施形態に係る車両の概略構成図である。 図3は、一実施形態に係る車載装置の制御部の機能ブロック図である。 図4は、一実施形態に係る車両の室内の状態の一例を示す図である。 図5は、一実施形態に係るサーバの概略構成図である。 図6は、一実施形態に係る携帯端末の概略構成図である。 図7は、一実施形態に係る利用者輸送システムにおける利用者輸送制御の処理の一例を示すシーケンス図である。 図8は、一実施形態に係る荷物ロック装置における制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本開示の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
≪利用者輸送システムの全体構成≫
図1は、本実施形態に係る利用者輸送システム1の構成の一例を示す図である。利用者輸送システム1は、バスサービス、ライドシェアサービス等のモビリティサービスを提供する。図1に示されるように、本実施形態に係る利用者輸送システム1は、車両2に搭載された車載装置3と、サーバ30と、携帯端末40と、を備える。
本実施形態では、車両2は、例えば、バスサービス、ライドシェアサービス等の複数の利用者4が同乗するモビリティサービスを提供する自動運転車両である。特に、本実施形態では、車両2は、運転手等の乗務員が存在しない自動無人運転車両である。
サーバ30は、例えば不図示のゲートウェイ等を介してネットワーク5と接続される。また、車両2の車載装置3及び携帯端末40は、例えば無線基地局6等を介してネットワーク5と接続される。
≪車両の全体構成≫
図2は、本実施形態に係る車両2の車載装置3の概略構成図である。図2に示されるように、車載装置3は、車内ネットワークを介して互いに接続された、自動運転電子制御ユニット(ECU)10、荷物ロックECU20、荷物ロック機構51、認証装置52、HMI(Human Machine Interface)53、乗降車検出器54及び車外通信機器55を備える。車内ネットワークは、例えば、CAN(Controller Area Network)規格に準拠したネットワークである。車載装置3は、本実施形態に係る荷物ロック装置の一例である。
自動運転ECU10は、車両2の周辺情報(例えば、道路の白線、他車両、歩行者、障害物等の情報)、車両状態情報、車両2の現在地を示す位置情報及び車両2の走行ルートに基づいて、車両2の運転を自動制御するための制御信号を出力する。車両2の周辺情報は、例えば、車外カメラ、ミリ波レーダ、LIDAR(Laser Imaging Detection And Ranging)、超音波センサ(いずれも不図示)等の検出機器から取得される。車両状態情報は、例えば、車速センサ、ヨーレートセンサ、ドア開閉センサ(いずれも不図示)等から取得される。車両2の位置情報は、車両2に設置された不図示のカーナビゲーションシステムのGPS(Global Positioning System)から取得される。走行ルートは、例えば、サーバ30から取得される。自動運転ECU10は、図7を用いて後述するモビリティサービスに関連する利用者輸送処理のうち車両2に関連する処理を実行する。
荷物ロックECU20は、信号線を介して互いに接続された、車内通信インターフェース(I/F)部21、記憶部22、及び制御部23を有する。
車内通信I/F部21は、荷物ロックECU20が車両2の他の車載機器と車内ネットワークを介して通信するための通信I/F回路である。
記憶部22は、例えばROM(リードオンリメモリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)等を備えることができる。記憶部22は、制御部23による処理に用いられる各種のプログラム、各種のデータ(例えば、各種パラメータ及び各種閾値など)を記憶する。
制御部23は、例えばCPU及びその周辺回路等を有するプロセッサとすることができる。制御部23は、記憶部22に記憶された各種のプログラムを実行することにより車両2の各種制御を実行することができる。制御部23は、本実施形態に係る荷物ロック制御装置の一例である。
荷物ロック機構51は、ロック状態において利用者4の荷物4aの取り出しを制限するように荷物4aを保管可能に構成されている。荷物ロック機構51は、後述する荷物ロック制御部24から出力される荷物ロック信号又は荷物ロック解除信号に応じて、ロック(すなわち、施錠)又はロック解除(すなわち、解錠)される。各荷物ロック機構51には、例えば、利用者4が荷物ロック機構51を識別するための識別番号が付されている。
荷物ロック機構51としては、例えば、ワイヤの両端を連結可能に構成されたワイヤロック型の荷物ロック機構や、開閉可能に構成されたドアを有する荷物ボックス型の荷物ロック機構が用いられる。ワイヤロック型の荷物ロック機構では、例えば、荷物4aにワイヤを取り付けてワイヤの両端同士を連結した状態で、荷物4aが保管される。この状態でワイヤの両端同士をロックすることにより、利用者4が荷物4aをワイヤから取り外すことができない状態となる。ワイヤの両端をロック解除することにより、利用者4が荷物4aをワイヤから取り外すことが可能となる。また、荷物ボックス型の荷物ロック機構では、例えば、利用者4の荷物4aを荷物ロック機構51の荷物ボックスに収容して荷物ボックスのドアが閉じられた状態で、荷物4aが保管される。この状態で荷物ボックスのドアをロックすることにより、利用者4が荷物4aを荷物ボックスから取り出すことができない状態となる。荷物ボックスのドアをロック解除することにより、利用者4が荷物4aを荷物ボックスから取り出すことが可能となる。
認証装置52は、利用者4を認証する。認証装置52は、例えば、各荷物ロック機構51に対応するように荷物ロック機構51毎に設けられている。認証装置52は、その認証装置52に対応する荷物ロック機構51に荷物4aを保管させた利用者4を認証可能に構成されている。認証装置52は、例えば、携帯端末40に記憶された利用者4のID、携帯端末40に表示された利用者認証用のコード情報や利用者4の指紋等の生体情報などの利用者4を認証するための認証情報を読み取る読取部を有し、読み取った認証情報を用いて、公知の方法により利用者4を認証することができる。
HMI53は、車載装置3と利用者4との間で情報をやり取りするためのインターフェースである。HMI53は、例えば、情報を表示するディスプレイ、音を発生させるスピーカー、利用者が入力操作を行うための操作ボタン又はタッチスクリーン、利用者の音声を受信するマイクロフォン等を備える。HMI53は、例えば、車両2の座席毎、認証装置52毎、車内の乗降車口付近に設けられている。
乗降車検出器54は、利用者4の乗車又は降車を検出した場合に、その利用者4の乗車又は降車の検出信号を自動運転ECU10及び荷物ロックECU20に出力する。乗降車検出器54は、例えば、利用者4の携帯端末40と近距離無線通信することにより、利用者4の乗車又は降車を検出することができる。
車外通信機器55は、無線通信機能を有する車載の端末である。車外通信機器55は、例えば、車載のナビゲーションシステム、DCM(Data Communication Module)、第5世代(5G)通信機器等である。車外通信機器55は、無線基地局6を介してネットワーク5と接続される。車外通信機器55は、本実施形態に係る通信装置の一例である。
図3は、本実施形態に係る荷物ロックECU20の制御部23の機能ブロック図である。図3に示されるように、制御部23は、制御部23のプロセッサ上で実行されるプログラムにより実装される複数の機能モジュールを備える。図2に示されるように、本実施形態では、制御部23は、機能モジュールとして、荷物ロック制御部24と、取得部25と、認識部26と、通知部27と、を備える。
荷物ロック制御部24は、複数の荷物ロック機構51に接続されており、荷物ロック信号又は荷物ロック解除信号を荷物ロック機構51に出力することにより、荷物ロック機構51のロック又はロック解除を制御する。取得部25は、利用者4の目的地を取得する。認識部26は、荷物ロック機構51に荷物4aを保管させた利用者4と、その利用者4がその荷物4aを保管させた荷物ロック機構51と、を認識する。通知部27は、利用者4に対して各種通知を行う。
図4は、本実施形態に係る車両2の室内の状態の一例を示す図である。図4に示される例では、利用者4から基本的に視認されない車内後部に、複数の荷物ロック機構51が設けられている。複数の荷物ロック機構51は、ワイヤロック型の荷物ロック機構51a1乃至51a3及び荷物ボックス型の荷物ロック機構51bを含む。また、図4に示される例では、荷物ロック機構51a1及び51a2は、利用者4の荷物4aが保管された状態でロックされている。また、荷物ロック機構51毎に、認証装置52及びHMI53が設けられている。
≪サーバの構成≫
図5は、本実施形態に係るサーバ30の概略構成図である。図5に示されるように、サーバ30は、信号線を介して互いに接続された、通信I/F部31と、記憶部32と、制御部33と、を備える。
通信I/F部31は、通信部の一例であり、サーバ30をネットワーク5と接続するための通信I/F回路である。通信I/F部31は、車両2の車載装置3、及び携帯端末40とネットワーク5を介して通信可能に構成される。
記憶部32は、例えばROM(リードオンリメモリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)等を備えることができる。記憶部32は、制御部33による処理に用いられる各種のプログラム、各種のデータ(例えば、利用者情報、各種パラメータ及び各種閾値など)を記憶する。
制御部33は、例えばCPU及びその周辺回路等を有するプロセッサとすることができる。制御部33は、記憶部32に記憶された各種のプログラムを実行することによりサーバ30の各種制御を実行することができる。制御部33は、図7を用いて後述するモビリティサービスに関連する利用者輸送処理のうちサーバ30に関連する処理を実行する。
≪携帯端末の構成≫
図6は、本実施形態に係る携帯端末40の概略構成図である。携帯端末40は、ユーザI/F部41と、通信I/F部42と、測位センサ43と、記憶部44と、制御部45と、を備える。携帯端末40は、利用者4によって所有され、利用者4と共に移動可能である。
ユーザI/F部41は、例えば、タッチパネルディスプレイを有する。ユーザI/F部41は、携帯端末40のユーザによる操作(例えば、モビリティサービスに関するアプリケーションの起動、他の利用者との乗合を承認するか否かなど)に応じた信号を生成し、その信号を制御部45へ出力する。また、ユーザI/F部41は、制御部45から受け取った各種の表示用の情報(例えば、他の利用者との乗合を提案するメッセージ、乗車する車両の車両ナンバー等の車両を特定するための情報、待ち合わせ場所、待ち合わせ時刻など)を表示する。
通信I/F部42は、通信部の一例であり、携帯端末40をネットワーク5と接続するための通信I/F回路である。通信I/F部42は、車両2の車載装置3及びサーバ30とネットワーク5を介して通信可能に構成される。
測位センサ43は、携帯端末40の現在地を示す位置情報を生成して制御部45に出力する。測位センサ43は、例えば、GPSである。測位センサ43は、携帯端末40の現在地を示す位置情報を生成して制御部45に出力する。
記憶部44は、例えばROM(リードオンリメモリ)やRAM(ランダムアクセスメモリ)等を備えることができる。記憶部44は、制御部45による処理に用いられる各種のプログラム、各種のデータ(例えば、各種パラメータ及び各種閾値など)を記憶する。
制御部45は、例えばCPU及びその周辺回路等を有するプロセッサとすることができる。制御部45は、記憶部44に記憶された各種のプログラムを実行することにより携帯端末40の各種制御を実行することができる。制御部45は、図7を用いて後述するモビリティサービスに関連する利用者輸送処理のうち携帯端末40に関連する処理を実行する。
≪利用者輸送処理の概要≫
図7は、本実施形態に係る利用者輸送システム1における、モビリティサービスに関連する利用者輸送処理の一例を示すシーケンス図である。図7に示されるシーケンス図において、車両2の車載装置3と、サーバ30及び携帯端末40との間の通信は、ネットワーク5を介して行われる。
モビリティサービスを利用する利用者は、携帯端末40等を用いて、利用者情報を予め登録している。登録された利用者情報は、利用者毎にサーバ30の記憶部32に記憶されている。利用者は、モビリティサービスの利用を要求する場合、すなわち車両2の手配を要求する場合、携帯端末40を操作して依頼情報を携帯端末40に入力する。依頼情報の入力は、例えば、携帯端末40にインストールされたモビリティサービス用のアプリケーション上で行われる。
モビリティサービスを利用しようとする利用者4が携帯する携帯端末40を操作して依頼情報を携帯端末40に入力すると、ステップS1で、携帯端末40が、依頼情報をサーバ30に送信する。依頼情報には、例えば、利用者4の現在地、利用者4の目的地、利用者4を識別するための識別情報(例えば利用者4の登録番号等)、同乗者情報(乗車人数等)、使用を希望する荷物ロック機構51の種類(例えばワイヤロック型、荷物ボックス型など)等が含まれる。また、利用者4の現在地及び目的地は、例えば、施設名、住所、又は経度と緯度の組み合わせにより指定される。なお、依頼情報は、利用者4の現在地を含む代わりに、利用者4の希望乗車位置を含んでもよい。
サーバ30が利用者4から携帯端末40を介して依頼情報を受信すると、ステップS2で、サーバ30が、利用者4の輸送に適した車両2を選定する。すなわち、サーバ30は、利用者と車両2とのマッチングを行う。利用者の輸送に適した車両2は、例えば現在地に最も近い待機中の車両2である。
ステップS3で、サーバ30が、利用者4を輸送するための運行計画を作成する。運行計画には、利用者4が車両2に乗車する乗車位置、利用者4が車両2から降車する降車位置、乗車位置への到着予定時刻、降車位置までの走行ルート、降車位置への到着予定時刻等が含まれる。
ステップS4で、サーバ30が、配車情報を携帯端末40に送信する。携帯端末40に送信される配車情報には、乗車位置、降車位置、乗車位置への到着予定時刻、降車位置までの走行ルート、降車位置への到着予定時刻、車両2の識別情報(ナンバープレートの番号、車種、色等)等が含まれる。また、ステップS5で、サーバ30が、配車情報を車両2に送信する。車両2に送信される配車情報には、乗車位置、降車位置、降車位置までの走行ルート、利用者4の識別情報、使用を希望する荷物ロック機構51の種類等が含まれる。
ステップS6で、車両2がサーバ30から配車情報を受信すると、自動運転ECU10が車両2を自動運転制御することにより、車両2が乗車位置への移動を開始する。その後、ステップS7で、車両2が乗車位置に到着し、車両2が停車する。
配車された車両2に利用者4が乗車して例えば携帯端末40を乗降車検出器54と近接無線通信させると、ステップS8で、車両2は、乗降車検出器54から出力された検出信号に基づいて利用者4が車両2に乗車したことを検知してサーバ30に通知する。なお、利用者4が車両2に乗車したことを車両2の車載装置3が通知する代わりに、利用者4自身が携帯端末40を操作して乗車したことを通知してもよい。
このとき、利用者4は、荷物ロック機構51の利用を希望する場合、荷物4aを荷物ロック機構51に保管する。その後、荷物ロック機構51がロックされる。
ステップS9で、自動運転ECU10が車両2を自動運転制御することにより、車両2が降車位置への移動を開始する。車両2が降車位置へ移動している間、車両2は、例えば車両2の現在地を示す位置情報や車両2の周辺情報等を定期的にサーバ30に送信する。その後、ステップS10で、車両2が降車位置に到着し、車両2が停車する。車両2が降車位置に到着して停車すると、荷物ロック機構51がロック解除される。利用者4は、このロック解除された荷物ロック機構51から、保管した荷物を取り出す。
利用者4が車両2から降車する際に例えば携帯端末40を乗降車検出器54と近接無線通信させると、ステップS11で、車両2は、乗降車検出器54から出力された検出信号に基づいて利用者4が降車したことを検知してサーバ30に通知する。なお、利用者4が車両2から降車したことを車両2の車載装置3が通知する代わりに、利用者4自身が携帯端末40を操作して降車したことを通知してもよい。
上述したような一連のサービスが終了すると、車両2は次の利用者の輸送のために待機状態となり又は次の利用者の乗車位置に移動する。
≪問題点≫
ところで、複数の利用者に利用される自動運転車両においては、図4に示されるように、各利用者4の荷物4aがその利用者4から視認できない場所に載置される場合がある。そのため、利用者4が降車する際にその降車する利用者4が他の利用者4の荷物4aを誤って又は意図的に持ち去ってしまう虞がある。
そこで、斯かる荷物の持ち去りを抑制するために、荷物ロック機構51は、ロック状態において荷物4aの取り出しが制限されるように荷物4aを保管する。例えば、乗車時に、利用者4が荷物4aを荷物ロック機構51に保管した後、荷物ロック機構51をロックすることにより、斯かる荷物4aの持ち去りが抑制される。
しかし、このような持ち去りを抑制するためには、利用者4が荷物4aを取り出すために荷物ロック機構51をロック解除する際に、例えば暗証番号の入力や読み取り装置に携帯端末40をかざす等、利用者4に何らかの操作を要求することになる。常にこのような操作を利用者4に要求すると、利用者4がその荷物4aを取り出すのに手間がかかってしまう。
≪目的地到着時の自動ロック解除≫
そこで、本実施形態では、荷物ロック制御部24は、車両2が利用者4の目的地に到着したときには、目的地に到着した利用者4がその荷物4aを保管させた荷物ロック機構51をロック解除する。本実施形態によると、降車時に利用者4が荷物4aを取り出すのに要する手間を低減することができるため、車両2に搭載された荷物ロック装置の利便性を向上させることが可能となる。以下、本実施形態に係る荷物ロック装置について詳細に説明する。
≪フローチャート≫
図8は、本実施形態に係る荷物ロック装置における制御ルーチンを示すフローチャートである。本制御ルーチンのフローは、車載装置3の制御部23のプロセッサが、車載装置3の記憶部22に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。本制御ルーチンは、例えば、図7における上記ステップS1の後、すなわち車載装置3が依頼情報を受信すると、車載装置3の制御部23によって実行される。
ステップS101では、取得部25において利用者4の目的地が取得される。斯かる利用者4の目的地は、例えば、図7のステップS1においてサーバ30から送信された配車情報に含まれている。取得部25は、車外通信機器55を介してサーバ30から受信した依頼情報から、利用者4の目的地を取得する。記憶部22には、取得部25において取得された利用者4の目的地がその利用者4に関連付けられて記憶される。
次に、ステップS102では、乗車予定の利用者4が車両2に乗車したか否かが判定される。斯かる判定は、例えば、乗降車検出器54から出力された検出信号に基づいて行われる。ステップS102において利用者4が車両2に乗車したと判定された場合には、本制御ルーチンはステップS103へと進む。一方で、ステップS102において利用者4が車両2に乗車していないと判定された場合には、ステップS102が繰り返し実行される。
ステップS103では、通知部27により、乗車した利用者4に対して、その利用者4に使用させる荷物ロック機構51が通知される。通知部27は、例えば、車内の乗降車口付近に設けられたHMI53に、斯かる荷物ロック機構51の識別番号及びその識別番号の荷物ロック機構51を使用する旨を表示する。また、通知部27は、例えば、サーバ30を介して斯かる通知をさせるための通知情報を携帯端末40に送信することにより、携帯端末40のユーザI/F部41に斯かる情報を表示させてもよい。この使用させる荷物ロック機構51の通知により、利用者4は使用する荷物ロック機構51を把握することができる。そのため、利用者4は円滑に荷物4aを荷物ロック機構51に保管することができるとともに、複数の利用者4が同時に乗車した場合であってもその利用者4に割り当てられた荷物ロック機構51が他の利用者4によって使用されることを抑制することができる。
ここで、乗車した利用者4には、例えば、その利用者4に使用させる荷物ロック機構51が予め割り当てられている。斯かる利用者4に使用させる荷物ロック機構51は、例えば、現在乗車中の利用者4に割り当てられた荷物ロック機構51以外の荷物ロック機構51から、荷物ロック機構51の識別番号の昇順に決定される。また、例えば、車載装置3が受信した配車情報中に使用を希望する荷物ロック機構51の種類に関する情報が含まれている場合には、斯かる利用者4に使用させる荷物ロック機構51は、その種類の荷物ロック機構51から優先的に決定されてもよい。
なお、通知された荷物ロック機構51とは異なる荷物ロック機構51を使用することを利用者4が要求する場合には、例えば、利用者4は、車内の乗降車口又は認証装置52付近に設けられたHMI53を介して、使用を希望する荷物ロック機構51を指定してもよい。その指定した荷物ロック機構51が使用できない状態(例えば現在他の利用者によって使用中など)でなければ、その指定した荷物ロック機構51が利用者4に使用させる荷物ロック機構51として割り当てられる。
ステップS104では、ステップS103において通知した荷物ロック機構51がロック可能な状態であるか否かが判定される。例えば、ワイヤロック型の荷物ロック機構51については、そのワイヤの両端が連結されている場合に、荷物ロック機構51がロック可能な状態であると判定される。また、例えば、荷物ボックス型の荷物ロック機構51については、そのドアが閉じられている場合に、荷物ロック機構51がロック可能な状態であると判定される。
ステップS104において荷物ロック機構51がロック可能な状態であると判定された場合には、本制御ルーチンはステップS105へと進む。一方で、ステップS104において荷物ロック機構51がロック可能な状態ではないと判定された場合には、ステップS104が繰り返し実行される。なお、荷物ロック機構51がロック可能な状態ではないと判定された場合には、通知部27が、その認証装置52付近に設けられたHMI53を介して、荷物ロック機構51をロック可能な状態にするように求める旨を通知してもよい。
次に、ステップS105では、認識部26において、乗車した利用者4に割り当てられた荷物ロック機構51に対応する認証装置52により、その利用者4が認証されたか否かが判定される。この認証装置52による利用者4の認証は、公知の方法により行われる。具体的には、認証装置52は、例えば、利用者4が携帯端末40をかざすことによって携帯端末40との間で無線通信し、利用者4のIDなどの利用者4の認証情報を読み取ることにより、利用者4を認証することができる。また、認証装置52は、例えば、携帯端末40に表示された利用者認証用のコード情報や利用者4の指紋等の生体情報などの利用者4の認証情報を読み取ることにより、利用者4を認証してもよい。このように認証装置52が利用者4を認証することにより、複数の利用者4が同時に乗車した場合であっても、その利用者4に割り当てられていない荷物ロック機構51がその利用者によって使用されることを抑制することができる。
認証装置52は各荷物ロック機構51に対応するように荷物ロック機構51毎に設けられている。そのため、認識部26は、認証装置52によって認証された利用者4を、その認証装置52に対応する荷物ロック機構51に荷物4aを保管した利用者4として認識する。その結果、認識部26は、荷物ロック機構51に荷物4aを保管させた利用者4及びその利用者4が荷物4aを保管させた荷物ロック機構51を認識する。記憶部22には、認識部26において認識された利用者4及び荷物ロック機構51が関連付けて記憶される。
このように認識部26が利用者4及び荷物ロック機構51を認識することにより、例えば、車両2に複数の利用者4が乗車している場合において、後述するステップS109において目的地に到着した利用者4ではない他の利用者4の荷物4aを保管している荷物ロック機構51がロック解除されることを抑制することが可能となる。
ステップS105において、認証されたと判定された場合には、本制御ルーチンはステップS106へと進む。一方で、ステップS105において認証されていないと判定された場合には、ステップS105が繰り返し実行される。
ステップS106では、荷物ロック制御部24により、ステップS105において認証されたと判定された荷物ロック機構51に荷物ロック信号が出力される。この荷物ロック信号を受けて、その荷物ロック機構51がロックされる。その後、本制御ルーチンは、ステップS107へと進む。
ステップS107では、利用者4の携帯端末40から、利用者4が荷物4aを保管している荷物ロック機構51をロック解除させるためのロック解除要求を受信したか否かが判定される。このロック解除要求は、例えば、利用者4による携帯端末40の操作に応じて携帯端末40からサーバ30を経由して又は携帯端末40と車載装置3との間の無線通信により車載装置3に送信される。
ステップS107においてロック解除要求を受信したと判定された場合には、本制御ルーチンはステップS108へと進む。一方で、ステップS107においてロック解除要求を受信していないと判定された場合には、ステップS109へと進む。
ステップS108では、荷物ロック制御部24により、このロック解除要求をした利用者4が荷物4aを保管している荷物ロック機構51に荷物ロック解除信号が出力される。この荷物ロック解除信号を受けて、その荷物ロック機構51がロック解除される。従って、ステップS107及びS108によると、荷物ロック制御部24は、携帯端末40から送信されたロック解除要求を受信した場合、車両2が利用者4の目的地に到着する前であっても、その利用者4が荷物4aを保管している荷物ロック機構51をロック解除するといえる。この結果、利用者4は、車両2が利用者4の目的地に到着する前であっても、必要なときにその利用者4が荷物4aを保管している荷物ロック機構51から荷物4aを取り出すことが可能となる。
ステップS108の後、本制御ルーチンはステップS104に戻る。ここで、このようにして制御ルーチンがステップS104に戻った場合、ステップS105における認証装置52による利用者の認証は省略されてもよい。この場合、例えば、ステップS108におけるロック解除後に、利用者4が荷物4aを再び荷物ロック機構51に保管し、ステップS104において荷物ロック機構51がロック可能な状態であると判定された後、荷物ロック制御部24が認証装置52付近に設けられたHMI53を介して利用者4によって入力された荷物ロック機構51をロックするためのロック指示を受け付けた場合に、制御ルーチンがステップS106へと進んでもよい。或いは、例えば、ステップS108におけるロック解除と同時に荷物ロック機構51がロック可能ではない状態(例えば、ワイヤの両端同士の連結が外れる、荷物ボックスが開く等)にされた後、利用者4が荷物4aを再び荷物ロック機構51に保管し、ステップS104において荷物ロック機構51がロック可能な状態であると判定された場合に、制御ルーチンがステップS106へと進んでもよい。
ステップS109では、利用者4の目的地に到着したか否かが判定される。斯かる判定は、取得部25において取得された利用者4の目的地に基づいて行われる。ステップS109において目的地に到着したと判定された場合には、本制御ルーチンはステップS110へと進む。一方で、ステップS109において目的地に到着していないと判定された場合には、本制御ルーチンはステップS107に戻る。
ステップS110では、荷物ロック制御部24により、目的地に到着した利用者4がその荷物4aを保管させた荷物ロック機構51に荷物ロック解除信号が出力される。この荷物ロック解除信号を受けて、その荷物ロック機構51がロック解除される。具体的には、荷物ロック制御部24は、認識部26において認識された利用者4及び荷物ロック機構51に基づいて、目的地に到着した利用者4が荷物4aを保管させた荷物ロック機構51を検索し、その検索された荷物ロック機構51に荷物ロック解除信号を出力する。なお、目的地に到着した利用者4以外の利用者4が荷物4aを保管させた荷物ロック機構51もロックされている場合には、その荷物ロック機構51はロック解除されず、目的地に到着した利用者4が荷物4aを保管させた荷物ロック機構51のみがロック解除されてもよい。ステップS110の後、本制御ルーチンは、ステップS111へと進む。
ステップS111では、通知部27により、目的地に到着した利用者4に対して、その利用者が荷物を保管させた荷物ロック機構51がロック解除された旨が通知される。具体的には、通知部27は、例えば、目的地に到着した利用者4の座席に設けられたHMI53に、荷物ロック機構51の識別番号及びその識別番号の荷物ロック機構51のロックが解除された旨を表示する。また、通知部27は、例えば、サーバ30を介して斯かる通知をさせるための通知情報を携帯端末40に送信することにより、携帯端末40のユーザI/F部41に斯かる情報を表示させてもよい。この結果、利用者4に荷物4aの取り出しを促すことができるとともに、利用者4が荷物ロック機構51に荷物を保管したまま降車してしまうことが抑制される。
ステップS111の後、本制御ルーチンは終了する。
また、本実施形態では、利用者4により使用される荷物ロック機構51が予め割り当てられていたが、利用者4により使用される荷物ロック機構51は予め割り当てられなくてもよい。この場合、利用者は、例えば、自由にその使用する荷物ロック機構51を選択することができる。具体的には、例えば、乗車時に、利用者4がHMI53を介して使用を希望する荷物ロック機構51を指定してもよい。或いは、利用者4が使用を希望する荷物ロック機構51に対応する認証装置52により認証されることにより、その認証装置52に対応する荷物ロック機構51がその利用者4により使用される荷物ロック機構51として決定されてもよい。
また、本実施形態では、認証装置52が荷物ロック機構51毎に設けられているが、認証装置52は荷物ロック機構51毎に設けられていなくてもよい。この場合、例えば、1つの認証装置52を用いて各荷物ロック機構51に荷物を保管した利用者4が認証されてもよい。
2 車両
3 車載装置
10 自動運転ECU
20 荷物ロックECU
24 荷物ロック制御部
25 取得部
26 認識部
27 通知部
30 サーバ
40 携帯端末

Claims (5)

  1. 荷物ロック装置であって、
    ロックされると車両の利用者の荷物の取り出しが制限されるように前記荷物を保管可能な複数の荷物ロック機構と、
    前記複数の荷物ロック機構に接続された荷物ロック制御装置と、を備え、
    前記荷物ロック制御装置は、
    前記複数の荷物ロック機構を制御する荷物ロック制御部と、
    前記利用者の目的地を取得する取得部と、
    前記荷物ロック機構に荷物を保管させた利用者と、その利用者がその荷物を保管させた前記荷物ロック機構とを認識する認識部と、
    を備え、
    前記荷物ロック制御部は、前記車両が前記利用者の目的地に到着したと判定したときには、前記目的地に到着した利用者の荷物を保管する荷物ロック機構をロック解除する、荷物ロック装置。
  2. 前記荷物ロック装置は、前記利用者を認証する認証装置をさらに備え、
    前記認証装置は、各荷物ロック機構に対応するように設けられ、
    前記認識部は、前記認証装置によって認証された利用者を、該認証装置に対応する荷物ロック機構に荷物を保管した利用者として認識する、請求項1に記載の荷物ロック装置。
  3. 前記荷物ロック装置は、前記利用者の携帯端末と通信可能に構成された通信装置をさらに備え、
    前記荷物ロック制御部は、前記利用者の携帯端末から送信されたロック解除要求を前記通信装置を介して受信した場合、前記車両がその利用者の目的地に到着する前であっても、その利用者がその荷物を保管させた荷物ロック機構をロック解除する、請求項1又は2に記載の荷物ロック装置。
  4. 前記車両が前記利用者の目的地に到着したときに、前記目的地に到着した利用者の荷物を保管する荷物ロック機構がロック解除された旨を前記目的地に到着した利用者に通知する通知部をさらに備える、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の荷物ロック装置。
  5. ロックされると車両の利用者の荷物の取り出しが制限されるように前記荷物を保管可能な複数の荷物ロック機構を制御するための方法であって、
    前記利用者の目的地を取得するステップと、
    前記荷物ロック機構に荷物を保管させた利用者と、その利用者がその荷物を保管させた前記荷物ロック機構とを認識するステップと、
    前記車両が目的地に到着したか否かを判定するステップと、
    前記車両が前記利用者の目的地に到着したと判定されたときには、前記目的地に到着した利用者の荷物を保管する荷物ロック機構をロック解除するステップと、
    を含む、方法。
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