JP2019159768A - 車両貸出システムおよび車両貸出管理装置 - Google Patents

車両貸出システムおよび車両貸出管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】個人の所有する車両にカーシェアリングサービスを適用可能とする車両貸出システムを提供する。【解決手段】車両貸出システム100は、個人ユーザが使用権原を有する駐車場の入口で、利用者の操作による車両の借り入れの申し込みを受け付ける申込受付部と、利用者により車両の借り入れの申し込みが行われるとき、利用者を撮影するカメラ15と、個人ユーザの有するユーザ端末20であり、カメラ15により撮影された利用者の画像が表示されるモニタ24と、申込受付部により受け付けられた車両の借り入れの申し込みに対する許可指令が入力される入力部25と、を有するユーザ機器20と、個人ユーザにより入力部25に許可指令が入力されると、利用者による車両の利用開始が可能なように車両の作動を制御する制御部34と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車両の貸し出しを管理する車両貸出システムおよび車両貸出管理装置に関する。
近年、利用者の求めに応じて車両の一時的な貸し出しを行うカーシェアリングサービスが普及している。この種のカーシェアリングサービスに用いられるシステムとして、例えば特許文献1には、予め会員登録された利用者の認証処理を行って車両の貸し出しを行うとともに、カメラにより車内を撮影し、撮影により得られた画像情報を管理者に通知して、車両の貸し出しを管理するようにしたシステムが記載されている。
特開2012−43042号公報
ところで、カーシェアリングサービスには、一般に、事業者が有する車両が用いられるが、サービスの適用範囲を拡大するために、個人が有する車両に対しても適用されるようにすることが望まれる。しかしながら、個人の有する車両をカーシェアリングサービスに提供することは、その個人にとっての心理的負担が大きく、このことがサービスの適用範囲の拡大の妨げとなる。
本発明の一態様は、個人ユーザの有する車両の利用者への貸し出しを管理する車両貸出システムであって、個人ユーザが使用権原を有する駐車場の入口または駐車場に隣接する場所で、利用者の操作による車両の借り入れの申し込みを受け付ける申込受付部と、利用者により車両の借り入れの申し込みが行われるとき、利用者を撮影する利用者撮影部と、個人ユーザの有するユーザ機器であり、利用者撮影部により撮影された利用者の画像が表示される表示部と、申込受付部により受け付けられた車両の借り入れの申し込みに対する許可指令が入力される入力部と、を有するユーザ機器と、個人ユーザにより入力部に許可指令が入力されると、利用者による車両の利用開始が可能なように車両の作動を制御する車両制御部と、を備える。
本発明の他の態様は、個人ユーザの有する車両の利用者への貸し出しを管理する車両貸出管理装置であって、個人ユーザが使用権原を有する駐車場の入口または駐車場に隣接する場所における利用者の操作による車両の借り入れの申し込みの情報と、利用者により車両の借り入れの申し込みが行われるときに撮影して得られた利用者の画像と、利用者の画像が表示される個人ユーザの有するユーザ機器から送信される、車両の借り入れの申し込みに対する許可指令と、を受信する通信部と、通信部により許可指令が受信されると、利用者による車両の利用開始が可能なように車両に設けられた車両制御部に制御信号を出力する出力部と、を備える。
本発明によれば、個人ユーザが有する車両をカーシェアリングサービスに提供する際の個人ユーザの心理的負担を軽減することができる。
本発明の実施形態に係る車両貸出システムの全体構成を概略的に示す図。 本発明の実施形態に係る車両貸出システムの概略構成を示すブロック図。 図2のサーバ装置の機能的構成を示すブロック図。 図2のサーバ装置のCPUで実行される処理の一例を示すフローチャート。 図2のサーバ装置のCPUで実行される処理の別の例を示すフローチャート。
以下、図1〜図4Bを参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車両貸出システムの全体構成を概略的に示す図である。本発明の実施形態に係る車両貸出システム100は、個人のユーザ1(貸し手)が有する車両3を、利用者2(借り手)に一時的に貸し出すために用いられる。
すなわち、図1に示すように、ユーザ1が居住する家屋4の前の道路5に面した駐車場6には、ユーザ1が所有する車両3が駐車されている。なお、ユーザ1が車両3を所有するとは、車両3の所有権の有無に拘わらず、ユーザ1が車両3の使用権原を有する場合を含む。駐車場6は、ユーザ1が使用権原を有する場所であり、家屋4の前でなく家屋4から離れた場所であってもよい。また、駐車場6は、ユーザ1が所有権を有する場所でなく、月極駐車場等、使用権を有する場所であってもよい。
駐車場6の入口には支柱7が立設され、支柱7にレンタル申込装置10が設置される。駐車場6は、例えば家屋4の外壁に取り付けられた監視カメラ8によって常時監視される。監視カメラ8の映像(動画)は記憶することができる。車両3は例えば電気自動車であり、駐車場6に設けられた充電器9により、駐車中の車両3のバッテリを充電することができる。なお、車両3は、ガソリンを燃料として走行するガソリン車両やハイブリッド車両であってもよい。
レンタル申込装置10は、家屋4内に設置されたユーザ端末20と無線または有線で通話可能に接続される。したがって、レンタル申込装置10およびユーザ端末20はインターホンの一種であり、これらはそれぞれマイクとスピーカとを有する。レンタル申込装置10は、さらに利用者2を撮影するカメラを有する。車両3には車載装置30が設けられる。レンタル申込装置10、ユーザ端末20、および車載装置30は、それぞれサーバ装置40と通信可能である。
なお、ユーザ1の情報(ユーザ情報)および利用者2の情報(利用者情報)は、予めユーザ1の識別IDおよび利用者2の識別IDに対応付けてサーバ装置40に記憶(登録)されている。ユーザ情報が登録されたユーザ1と利用者情報が登録された利用者2とが、車両貸出システム100を利用することができる。サーバ装置40は、車両貸出システム100の運営会社により管理される。
図2は、本発明の実施形態に係る車両貸出システム100の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、車両貸出システム100は、レンタル申込装置10と、ユーザ端末20と、車載装置30と、サーバ装置40とを有する。これらは、インターネット網や携帯電話網等に代表される公衆無線通信網を含むネットワーク50に接続され、ネットワーク50を介して互いに通信可能である。なお、ネットワーク50には、所定の管理地域ごとに設けられた閉鎖的な通信網、例えば無線LAN、Wi−Fi(登録商標)等も含まれる。レンタル申込装置10とユーザ端末20とは、互いに所定距離内に位置するため、ネットワーク50を介さずに互いに通信可能に接続することもできる。
レンタル申込装置10は、通信部11と、マイク12と、スピーカ13と、モニタ14と、カメラ15と、入力部16と、制御部17とを有する。
通信部11は、ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成されるとともに、ネットワーク50を介してまたは介さずにユーザ端末20と通信可能に構成される。マイク12は、車両3の借り入れ申し込み時に利用者2の発話による音声を入力し、スピーカ13はユーザ1の発話による音声を出力する。モニタ14は、車両3の借り入れ申し込み時に車両3の貸出条件(規約)などの各種情報を表示する。カメラ15は、モニタ14の前方に立っている利用者2の顔面を撮影する。撮影された画像(動画または静止画)は、通信部11を介してユーザ端末20に送信される。
入力部16は、例えばモニタ14上に設定されたタッチパネルにより構成され、利用者2の入力部16の操作により各種情報が入力される。例えば、駐車場6に駐車中の車両3の借り入れの申し込み、利用者2を識別する識別ID(会員番号等)、モニタ14に表示された選択画面に対する選択指令などを入力することができる。IC免許証をリーダで読み込ませて利用者2の識別IDを入力することもできる。利用者2の有する携帯端末(携帯電話や各種ウェアラブル端末等)に識別IDが記憶されている場合、携帯端末からID情報を自動送信して識別IDを入力することもできる。制御部17は、CPUやメモリを含んで構成され、レンタル申込装置10の各部の動作を制御する。例えば通信部11での信号の送受信、カメラ15の動作、モニタ14の表示画像などを制御する。
ユーザ端末20は、通信部21と、マイク22と、スピーカ23と、モニタ24と、入力部25と、制御部26とを有する。ユーザ端末20には、監視カメラ8と充電器9とが接続される。ユーザ端末20のメモリには、監視カメラ8からの画像、すなわち現時点から所定時間前までの画像が記憶される。なお、メモリの画像は上書きされ、古いものから順に消去される。
通信部21は、ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成されるとともに、ネットワーク50を介してまたは介さずにレンタル申込装置10と通信可能に構成される。マイク22は、車両3の借り入れ申し込み時にユーザ1の発話による音声を入力し、スピーカ23は利用者2の発話による音声を出力する。モニタ24は、車両3の借り入れ申し込み時にカメラ15により撮影された利用者2の画像や監視カメラ8の画像、利用者2の識別IDに対応する利用者情報などを表示する。
入力部25は、例えばモニタ24上に設定されたタッチパネルにより構成され、ユーザ1の入力部25の操作により各種情報が入力される。例えば利用者2に対し車両3の貸出を許可または禁止するなどの指令や、車両3の貸出条件などを入力することができる。車両3の貸出を許可するか否かは、ユーザ1が、モニタ24に表示される利用者2の画像とその他の情報とを参照して判断することができる。例えば、カメラ15により撮影された利用者2の画像と予めサーバ装置40に登録された利用者2の画像とが一致するか否か、利用者情報に含まれる利用者2の過去の利用実績(利用者2の信頼度の情報)、監視カメラ8からの画像による利用者2の挙動不審の程度等に基づいて、利用者2が車両3の貸出を許可するか否かを判断することができる。その判断結果に基づき、貸出の許可指令または禁止指令が、入力部25を介してユーザ1により入力される。
入力部25を介して入力される車両3の貸出条件は、例えば、ペットの乗車を禁止、車内での飲食禁止、海沿いの走行禁止、車内での喫煙禁止などの禁止事項や、車両3を清掃して返却、○○時までに返却、返却時に車両3を充電器9に接続することなどの返却に関する条件、車両保険の加入などの条件を含む。貸出条件は、ユーザ1の入力に従い任意に設定することができる。制御部26は、CPUやメモリを含んで構成され、ユーザ端末20の各部および監視カメラ8と充電器9の動作を制御する。例えば通信部21での信号の送受信、モニタ24の表示画像などを制御する。
車載装置30は、通信部31と、カメラ32と、アクチュエータ33と、制御部34とを有する。
通信部31は、ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成される。カメラ32は、車内に取り付けられ、車内の乗員を撮影する。アクチュエータ33は、ドアロック解除用アクチュエータ、車両の走行開始を可能とする走行用アクチュエータ(例えばパーキング解除用アクチュエータ)などを含む。制御部34は、CPUやメモリを含んで構成され、車両3の各部を制御する。例えば、通信部31での信号の送受信、カメラ32の動作、アクチュエータ33の動作を制御する。
サーバ装置40は、例えば単一のサーバとして、あるいは機能ごとに別々のサーバから構成される分散サーバとして構成される。クラウドサーバと呼ばれるクラウド環境に作られた分散型の仮想サーバとしてサーバ装置40を構成することもできる。サーバ装置40は、CPU,ROM,RAM、およびその他の周辺回路を有する演算処理装置を含んで構成される。
図3は、サーバ装置40の機能的構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ装置40は、機能的構成として、通信部41と、記憶部42と、条件設定部43と、申込受付部44と、画像照合部45と、ID認識部46と、挙動算出部47と、返却判定部48と、出力部49とを有する。
通信部41は、ネットワーク50を介してレンタル申込装置10、ユーザ端末20、および車載装置30と無線通信可能に構成される。
記憶部42は、ユーザ1の識別IDに対応付けてユーザ情報を記憶するとともに、利用者2の識別IDに対応づけて利用者情報を記憶する。ユーザ情報には、ユーザ1が所有する車両3の車種、年式、色、走行距離等の車両情報、駐車場6の住所、ユーザ1が定めた車両3の貸出条件、車両3の貸出可能日時などの情報が含まれる。車両情報は、車両3の識別IDに対応付けて記憶され、ユーザ1が複数の車両3を有する場合には、車両3毎の車両情報が記憶部42に記憶される。
利用者情報には、利用者2の顔画像、免許証の種類、過去の利用実績などの情報が含まれる。過去の利用実績の情報には、利用者2の信頼度を表す値、例えば利用者2を評価するポイント値が含まれる。具体的には、利用者2が貸出条件を遵守した場合、ユーザ1は入力部25を介して利用者2に対しプラスの利用ポイントを付与し、反対に貸出条件に違反した場合にはマイナスの利用ポイントを付与するように構成し、記憶部42は、利用者情報の一部として、利用者2の識別IDに対応付けて利用ポイントの累計値を記憶する。これにより、利用ポイントの値が高いほど利用者2の信頼度が高くなる。記憶部42に記憶される情報は、通信部41を介して情報を取得したときなど、所定のタイミングで更新される。
条件設定部43は、車両3毎の貸出条件を設定する。貸出条件には、各車両3に共通の一般的条件と、ユーザ端末20の入力部25を介してユーザ1が入力した個別の条件とが含まれる。一般的条件は、例えば運営会社により定められる。条件設定部43により設定された貸出条件は、車両3の借り入れ申込時にレンタル申込装置10のモニタ14に表示される。利用者2は、表示された貸出条件に同意する場合には、入力部16を介して同意の指令を入力する。
申込受付部44は、入力部25を介して入力された、貸出条件に対する利用者2の同意の指令を受け付けるとともに、同意の入力を条件として、車両3の借り入れの申し込みを受け付ける。
画像照合部45は、レンタル申込装置10のカメラ15により撮影された利用者2の画像と、車載装置30のカメラ32により撮影された画像(運転者の画像)とを照合する。すなわち、車両3の借り入れを申し込んだ利用者2と、運転者とが同一人であるか否かを判定する。
ID認識部46は、入力部16を介して入力された利用者2の識別IDを認識するとともに、識別IDに対応した利用者情報を記憶部42から取得し、利用者情報をユーザ端末20に送信する。
挙動算出部47は、監視カメラ8により撮影された利用者2の画像を取得して解析し、利用者2の挙動不審の程度(挙動不審度)を算出する。例えば利用者2が空き巣目的で家屋4にユーザ1が在宅しているか確認する等の不正目的で車両3の借り入れを申し込むとき、利用者2が挙動不審な行動をとる可能性があるが、そのような行動をレンタル申込装置10のカメラ15の撮影画像のみから判断することは困難である。そこで、挙動算出部47は、監視カメラ8からの画像により、車両3の借り入れの申し込みに到るまでおよび到った後の利用者2の行動パターンを取得し、この行動パターンと予め定めた挙動不審のパターンとのマッチングを行い、これにより利用者2の挙動不審度を算出する。
返却判定部48は、車両3の返却が完了したか否かを判定する。例えば車両3の貸出条件として、車両3を駐車場6に返却した後に車両3を充電器9に接続すること、などの条件が付加されている場合に、車両3が充電器9に接続されると、ユーザ端末20は、充電器9の接続状態を示す信号をサーバ装置40に送信する。サーバ装置40がこの信号を受信すると、返却判定部48は、車両3の返却が完了したと判定する。その後、サーバ装置40では、車両3の貸出時間に基づいて利用者2に対する課金の処理などが行われる。
出力部49は、ユーザ端末20の入力部25を介して入力された車両3の貸出許可指令を受信すると、車載装置30にドアロック解除指令を送信する。これにより車載装置30の制御部34は、アクチュエータ33に制御信号を出力し、車両3のドアロックを解除する。また、出力部49は、挙動算出部47により算出された利用者2の挙動不審度を、ユーザ端末20に送信する。これにより車両3の借り入れ申し込み時に、ユーザ端末20のモニタ24に利用者2の挙動不審度を表示することができる。
さらに、出力部49は、車両3のドアロックが解除された後、画像照合部45による照合の結果に基づいて、車載装置30に走行許可指令または走行禁止指令を送信する。すなわち、画像照合部45により、車両3の借り入れを申し込んだ利用者2の画像と、車内のカメラ32により撮影された運転者の画像とが一致すると判定されると、車載装置30に走行許可指令を送信し、不一致と判定されると、走行禁止指令を送信する。車載装置30の制御部34は、走行許可指令を受信すると、例えばアクチュエータ33に制御信号を出力し、車両3のパーキングロックを解除する。
図4A,4Bは、それぞれ予め記憶されたプログラムに従い、サーバ装置40のCPUで実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、図4Aは、車両3の借り入れ申し込みからドアロック解除に到るまでの処理であり、図4Bは、ドアロック解除から車両3のパーキングロック解除に到るまでの処理である。
図4Aに示す処理は、例えば利用者2が入力部16を介して車両3の借り入れを申し込み、その申し込み指令をサーバ装置40が受信すると開始され、所定周期で繰り返される。なお、図4Aの処理が開始される前の初期状態では、車両3のドアロックとパーキングロックの両方が作動している。
図4Aに示すように、まず、ステップS1で、予め記憶部42に記憶されたユーザ1の識別IDに対応するユーザ情報をユーザ端末20に送信する。すなわち、レンタル申込装置10を介して車両3の借り入れが申し込まれると、レンタル申込装置10と通信するユーザ端末20から、車両3の識別IDに対応したユーザ1の識別IDがサーバ装置40に送信される。この信号に対応して、サーバ装置40は、車両3の貸出条件を含むユーザ情報を記憶部42から読み込み、ユーザ端末20に送信する。
次いで、ステップS2で、ユーザ端末20のメモリに記憶された監視カメラ8の画像、すなわち現時点から所定時間前までの監視カメラ画像を取得するとともに、監視カメラ8の現在の画像を取得する。次いで、ステップS3で、取得した画像に基づいて利用者2の挙動不審度を算出する。次いで、ステップS4で、レンタル申込装置10の入力部16を介して利用者2により識別IDが入力されたか否か、すなわち利用者2の識別IDを取得したか否かを判定する。ステップS4で肯定されるとステップS5に進み、否定されると処理を終了する。
ステップS5では、取得した識別IDに対応した利用者情報を記憶部42から読み込み、ユーザ端末20に送信する。利用者情報には、予め記憶された利用者2の画像情報と、過去の利用実績に基づく利用者2の信頼度の情報(例えば利用ポイントの累計値)とが含まれる。次いで、ステップS6で、ステップS3で算出した挙動不審度がユーザ端末20に送信される。
ユーザ端末20の制御部26は、ステップS5、ステップS6で送信された情報に基づいてモニタ24の表示画像を制御する。例えば送信された利用者2の画像とカメラ15からの画像とを並べて表示するとともに、利用者2の信頼度と挙動不審度とを表す数値を、モニタ24に同時に表示する。これによりユーザ1は、利用者2へ車両3を貸し出すか否かを容易に判断できる。
ステップS7では、ユーザ端末20の入力部25を介して車両3の貸出許可指令が入力されたか否か、すなわち車両3の貸出許可指令を取得したか否かを判定する。ステップS7で肯定されるとステップS8に進み、否定されると処理を終了する。ステップS8では、車載装置30にドアロック解除指令を送信する。これにより車載装置30の制御部34がアクチュエータ33に制御信号を出力し、ドアロックが解除される。その結果、利用者2が車両3に乗車可能となる。
図4Bの処理は、車載装置30にドアロック解除指令を送信すると開始され、所定時間毎に繰り返される。まず、ステップS11で、車両3のドアロックが解除されたか否かを判定する。ドアロックの解除は車両3に設けられたロックセンサにより検出することができ、ステップS11では、ロックセンサからの信号に基づいてドアロックの解除の有無を判定する。次いで、ステップS12で、車両3に設けられたカメラ32により撮影された画像を取得する。
次いで、ステップS13で、車両3の借り入れ申し込み時にカメラ15により撮影された画像が、カメラ32により撮影された画像に一致するか否か、すなわち車両3の借り入れ申し込みの利用者2と運転者とが一致するか否かを判定する。ステップS13で肯定されるとステップS14に進み、否定されると処理を終了する。ステップS14では、車載装置30にパーキングロック解除指令を送信する。これにより車載装置30の制御部34がアクチュエータ33に制御信号を出力し、パーキングロックが解除される。その結果、利用者2が車両3の運転を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係る車両貸出システム100の主要な動作をより具体的に説明する。利用者2は、例えば携帯端末などを用いて、現在地周辺の借り入れ可能な車両3を検索し、借り入れを希望する車両3の駐車場6において、レンタル申込装置10を操作して車両3の借り入れを申し込む。なお、予め利用者2が携帯端末等を用いて車両3の借り入れを予約し、予約時間に車両3の駐車場6においてレンタル申込装置10を操作して車両3の借り入れを申し込むこともできる。
車両3の借り入れ申し込み時には、利用者2の識別IDが入力され、ユーザ端末20のモニタ24に、サーバ装置40から送信された利用者情報が表示される(ステップS5)。このとき、監視カメラ8からの情報に基づいてサーバ装置40で算出された利用者2の挙動不審度の情報が、併せてモニタ24に表示される(ステップS3,ステップS6)。一方、レンタル申込装置10のモニタ14には、ユーザ情報に含まれる車両3の貸出条件が表示される(ステップS1)。
利用者2が、モニタ14に表示された貸出条件に同意すると、ユーザ1は、モニタ14に表示された利用者2の画像、利用者情報、および挙動不審度の情報等に基づいて、利用者2に車両3を貸し出すか否かを判断する。このようにユーザ1は、利用者2の実際の画像等を確認してから車両3の貸し出しを決定するため、安心して車両3を貸し出すことが可能となり、ユーザ1の心理的負担を軽減することができる。なお、挙動不審度が所定値以上の場合には、スピーカ13から警報音を発生するなどして、利用者2が駐車場6に近づくことを阻止するようにしてもよい。
ユーザ端末20から車両3の貸出許可指令が送信されると、サーバ装置40からの指令により車両3のドアロックが解除される(ステップS8)。その後、利用者2が車両3に乗車すると、車両3の借り入れを申し込んだ利用者2が運転者であることを条件として、サーバ装置40からの指令により車両3のパーキングロックが解除される(ステップS14)。これにより、貸出条件に同意した以外の者が車両3を運転することを防止できる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)個人のユーザ1の有する車両3の利用者2への貸し出しを管理する車両貸出システム100は、ユーザ1が使用権原を有する駐車場6の入口に設置されたレンタル申込装置10を利用者2が操作することによる車両3の借り入れの申し込みを受け付ける申込受付部44と、利用者2により車両3の借り入れの申し込みが行われるとき、利用者2を撮影するカメラ15と、カメラ15により撮影された利用者2の画像が表示されるモニタ24および申込受付部44により受け付けられた車両3の借り入れの申し込みに対する許可指令が入力される入力部25を有するユーザ端末20と、ユーザ1により入力部25に許可指令が入力されると、利用者2による車両3の利用開始が可能なように車載装置30に制御信号を出力する出力部49および出力部49からの制御信号に基づき車両3の作動を制御する制御部34と、を備える(図2,3)。
この構成により、ユーザ1は、利用者2をカメラ15で認識してから自己所有の車両3を貸し出すか否かを判断するので、見ず知らずの人に車両3を貸し出す場合に比べ、車両3を貸し出す際のユーザ1の心理的負担が軽減される。これにより、個人が所有する車両3をカーシェアリングサービスに提供することができ、カーシェアリングサービスを広く普及させることができる。
(2)車両3は、車内を撮影するカメラ32を搭載する(図2)。車両貸出システム100は、レンタル申込装置10のカメラ15により撮影された利用者2の画像とカメラ32により撮影された運転者の画像とを照合する画像照合部45をさらに備える(図3)。出力部49は、画像照合部45による照合結果に基づいて車載装置30に制御信号を出力し、制御部34は、この制御信号に基づいて車両3の作動を制御する。これにより、車両3の借り入れを申し込んだ利用者2と運転者とが異なる場合に、パーキングロックの解除を禁止することが可能となる。このため、貸出条件に同意した利用者2のみが車両3を運転可能となり、運転者に貸出条件を遵守させることがえきる。
(3)車両貸出システム100は、車両3の貸出条件を設定する条件設定部43をさらに備える(図3)。申込受付部44は、条件設定部43により設定された貸出条件に対する利用者2の同意が入力されると、車両3の借り入れの申し込みを受け付ける。これにより、貸出条件に同意することを車両3の貸し出しの条件とするため、ユーザ1は車両3を安心して貸し出すことができる。
(4)貸出条件は、車両3に対する利用者の自動車保険の加入を含む。これにより、車両3が利用者2によって損傷されたときには、自動車保険で対応できるため、ユーザ1の安心感が増大する。
(5)車両貸出システム100は、予め利用者2の情報を記憶する記憶部42と、カメラ15により撮影された利用者2の画像とともに、記憶部42に記憶された利用者情報が表示されるようにモニタ24を制御する制御部26と、をさらに備える(図2,3)。これによりユーザ1は、カメラ15により撮影された画像だけでなく、記憶部42に記憶された利用者情報を参照して車両3の貸出を決定することができ、車両3の貸出の判断が容易である。
(6)記憶部42に記憶された利用者2の情報は、利用者2の顔の画像を含む。これによりユーザ1は、カメラ15により撮影された利用者2が、記憶部42に記憶された利用者と同一人であるか否かを確認することができ、いわゆる利用者2へのなりすましを防止できる。
(7)記憶部42は、予め複数の利用者2の情報を各利用者2の識別IDに対応付けて記憶する。車両貸出システム100は、利用者2による車両3の借り入れの申し込みが行われるとき、利用者2の識別IDを認識するID認識部46をさらに備える(図3)。制御部26は、カメラ15により撮影された利用者2の画像とともに、記憶部42に記憶された複数の利用者2の情報のうち、ID認識部46により認識された利用者2に対応する情報が表示されるようにモニタ24を制御する。これにより利用者2の特定が容易であり、利用者情報を容易かつ正確にモニタ24に表示させることができる。
(8)記憶部42に記憶された利用者情報は、利用者2による車両貸出システム100の過去の利用実績の情報を含む。これにより、過去の利用実績に基づく信頼度が高い利用者2に対してのみ車両3を貸し出すことが可能となり、車両貸出時にユーザ1が抱く不安感を低減させることができる。
(9)車両貸出システム100は、駐車場6の近傍での利用者2の挙動を検出する監視カメラ8と、監視カメラ8により検出された挙動に基づいて利用者2の挙動不審の程度を算出する挙動算出部47と、をさらに備える(図2,3)。制御部26は、さらに挙動算出部47により算出された利用者2の挙動不審の程度が表示されるようにモニタ24を制御する。これにより不審者への車両3の貸出を防止することができる。この場合、挙動不審度が所定値以上の場合にスピーカ13から警報音を発生させれば、家屋4の駐車場6に不審者が近づくことを阻止できる。
(10)車両貸出システム100は、駐車場6に設けられた充電器9に車両3が接続されたか否かを判定する返却判定部48をさらに備える(図3)。これにより、車両3の返却時点を容易に特定することができ、車両貸出料金の計算が容易である。また、車両3の返却時に車両3が充電器9に接続されるため、車両3の走行開始時に充電不足となる事態を防止できる。
(11)個人のユーザ1の有する車両3の利用者2への貸し出しを管理するサーバ装置40は、ユーザ1が使用権原を有する駐車場6の入口における利用者2の操作による車両3の借り入れの申し込みの情報と、利用者2により車両3の借り入れの申し込みが行われるときに撮影して得られた利用者2の画像と、利用者2の画像が表示されるユーザ1の有するユーザ端末20から送信される、車両3の借り入れの申し込みに対する許可指令と、を受信する通信部41と、通信部41により許可指令が受信されると、利用者2による車両3の利用開始が可能なように車両3に設けられた制御部34に制御信号を出力する出力部49と、を備える(図3)。このように車両貸出管理装置としてサーバ装置40を構成することで、車両貸出時のユーザ1の心理的負担を軽減することができる。
なお、上記実施形態では、車両3の借り入れ申し込み時にカメラ15(利用者撮影部)により撮影された利用者2の画像とカメラ32(車内撮影部)により撮影された運転者の画像とが不一致のときに、車両制御部として機能するサーバ装置40の出力部49および車載装置30の制御部34により、パーキングロックの解除を禁止するようにしたが、走行モータの駆動を禁止したりエンジンの始動を禁止したりして車両3の走行を禁止するようにしてもよい。利用者2が貸出条件を守っていないことが検出されると、車両3の走行を禁止するようにしてもよい。例えば子供の乗車禁止が貸出条件に含まれているとき、カメラ32により子供の乗車が検出されると、車両の走行を禁止するようにしてもよい。
上記実施形態では、利用者2がレンタル申込装置10のモニタ14に表示される貸出条件に同意することを条件として、車両3の借り入れの申し込みを受け付けるようにしたが、貸出条件をモニタ14に表示させる代わりに、利用者2の携帯端末に表示させる、あるいは紙を貼り付けておくなどして利用者2に報知するようにしてもよい。したがって、レンタル申込装置10はモニタ14を備えなくてもよい。貸出条件にバッテリの充電残容量を含め、車両3の借り入れ申し込み時に充電残容量をモニタ14に表示して、利用者2による充電残容量への同意を求めるようにしてもよい。
上記実施形態では、貸出条件に自動車保険の加入を含めるようにしたが、車両3の借り入れ申し込み時に、レンタル申込装置10を介して利用者2が自動車保険に加入可能に構成してもよい。この場合、自動車保険の保険料や掛け金をモニタ14に表示し、利用者2が入力部16を介して内容に同意することで、保険契約が成立するようにしてもよい。上記実施形態では、ユーザ端末20のモニタ24を制御部26が制御して利用者2の画像と利用者情報と挙動不審度とを表示させるようにしたが、少なくとも利用者の画像が表示されるのであれば表示画像はいかなるものでもよく、表示制御部の構成は上述したものに限らない。
上記実施形態では、家屋4内に設置されたユーザ端末20を用いて車両貸出システムを構成したが、ユーザ端末20の代わりに、ユーザ1が携帯する携帯端末をユーザ機器として用いることもできる。したがって、ユーザ1が家屋4に不在の場合であっても、車両3を貸し出すことができる。上記実施形態では、駐車場6の入口にレンタル申込装置10を設置して車両3の借り入れの申し込みを受け付けるようにしたが、駐車場6に隣接する場所(例えば家屋4の敷地の入口)にレンタル申込装置を設置して申し込みを受け付けるようにしてもよい。車両3の駐車場6は、集合住宅の駐車場、例えば立体駐車場などでもよい。
上記実施形態では、サーバ装置40を車両貸出管理装置として構成したが、車両貸出管理装置の機能の一部または全部を他の機器が担うようにしてもよい。例えば、サーバ装置40を介さずにユーザ端末20からの指令により、車載装置30の制御部34が借り入れ申し込み時の車両3の作動を制御するようにしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
8 監視カメラ、9 充電器、10 レンタル申込装置、15 カメラ、20 ユーザ端末、24 モニタ、25 入力部、26 制御部、30 車載装置、32 カメラ、33 アクチュエータ、34 制御部、40 サーバ装置、41 通信部、42 記憶部、43 条件設定部、44 申込受付部、45 画像照合部、46 ID認識部、47 挙動算出部、48 返却判定部、49 出力部、100 車両貸出システム

Claims (11)

  1. 個人ユーザの有する車両の利用者への貸し出しを管理する車両貸出システムであって、
    前記個人ユーザが使用権原を有する駐車場の入口または駐車場に隣接する場所で、前記利用者の操作による前記車両の借り入れの申し込みを受け付ける申込受付部と、
    前記利用者により前記車両の借り入れの申し込みが行われるとき、前記利用者を撮影する利用者撮影部と、
    前記個人ユーザの有するユーザ機器であり、前記利用者撮影部により撮影された前記利用者の画像が表示される表示部と、前記申込受付部により受け付けられた前記車両の借り入れの申し込みに対する許可指令が入力される入力部と、を有するユーザ機器と、
    前記個人ユーザにより前記入力部に前記許可指令が入力されると、前記利用者による前記車両の利用開始が可能なように前記車両の作動を制御する車両制御部と、を備えることを特徴とする車両貸出システム。
  2. 請求項1に記載の車両貸出システムにおいて、
    前記車両は、車内を撮影する車内撮影部を有し、
    前記利用者撮影部により撮影された前記利用者の画像と前記車内撮影部により撮影された運転者の画像とを照合する画像照合部をさらに備え、
    前記車両制御部は、前記画像照合部による照合結果に基づいて前記車両の作動を制御することを特徴とする車両貸出システム。
  3. 請求項1または2に記載の車両貸出システムにおいて、
    前記車両の貸出条件を設定する条件設定部をさらに備え、
    前記申込受付部は、前記条件設定部により設定された貸出条件に対する前記利用者の同意が入力されると、前記車両の借り入れの申し込みを受け付けることを特徴とする車両貸出システム。
  4. 請求項3に記載の車両貸出システムにおいて、
    前記貸出条件は、前記車両に対する前記利用者の自動車保険の加入を含むことを特徴とする車両貸出システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両貸出システムにおいて、
    予め前記利用者の情報を記憶する記憶部と、
    前記利用者撮影部により撮影された前記利用者の画像とともに、前記記憶部に記憶された前記利用者の情報が表示されるように前記表示部を制御する表示制御部と、をさらに備えることを特徴とする車両貸出システム。
  6. 請求項5に記載の車両貸出システムにおいて、
    前記記憶部に記憶された前記利用者の情報は、前記利用者の顔の画像を含むことを特徴とする車両貸出システム。
  7. 請求項5または6に記載の車両貸出システムにおいて、
    前記記憶部は、予め複数の利用者の情報を各利用者の識別IDに対応付けて記憶し、
    前記利用者による前記車両の借り入れの申し込みが行われるとき、前記利用者の識別IDを認識するID認識部をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記利用者撮影部により撮影された前記利用者の画像とともに、前記記憶部に記憶された前記複数の利用者の情報のうち、前記ID認識部により認識された前記利用者に対応する情報が表示されるように前記表示部を制御することを特徴とする車両貸出システム。
  8. 請求項5〜7のいずれか1項に記載の車両貸出システムにおいて、
    前記記憶部に記憶された前記利用者の情報は、前記利用者による前記車両貸出システムの過去の利用実績の情報を含むことを特徴とする車両貸出システム。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載の車両貸出システムにおいて、
    前記駐車場の近傍での前記利用者の挙動を検出する挙動検出部と、
    前記挙動検出部により検出された挙動に基づいて前記利用者の挙動不審の程度を算出する挙動算出部と、をさらに備え、
    前記表示制御部は、さらに前記挙動算出部により算出された前記利用者の挙動不審の程度が表示されるように前記表示部を制御することを特徴とする車両貸出システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の車両貸出システムにおいて、
    前記駐車場に設けられた充電器に前記車両が接続されたか否かを判定する判定部をさらに備えることを特徴とする車両貸出システム。
  11. 個人ユーザの有する車両の利用者への貸し出しを管理する車両貸出管理装置であって、
    前記個人ユーザが使用権原を有する駐車場の入口または駐車場に隣接する場所における前記利用者の操作による前記車両の借り入れの申し込みの情報と、前記利用者により前記車両の借り入れの申し込みが行われるときに撮影して得られた前記利用者の画像と、前記利用者の画像が表示される前記個人ユーザの有するユーザ機器から送信される、前記車両の借り入れの申し込みに対する許可指令と、を受信する通信部と、
    前記通信部により前記許可指令が受信されると、前記利用者による前記車両の利用開始が可能なように前記車両に設けられた車両制御部に制御信号を出力する出力部と、を備えることを特徴とする車両貸出管理装置。
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