JP4228002B2 - 車両共同利用システム - Google Patents

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本発明は、車両共同利用システムに関し、特に、貸渡証の内容を電子化し、それを車載表示装置や携帯通信端末に表示することを可能にする車両共同利用システムに関する。
近年、複数の利用者が複数車両を共同して利用する形態が広まりつつある。その中でも、カーナビゲーションなどのGPS(Global Positioning System)受信機を内蔵した車両位置計測装置、車両情報を把握するための車載機、及び携帯端末等の無線通信機器を接続して、車両の利用情報や現在位置等の動態情報を管理センタに送信し、その情報を元に車両の貸出管理などを行う車両共同利用システムが実験段階を経て事業化段階に差し掛かっている。
しかし、このような従来の車両共同利用システムでは、いままでのレンタカー事業と異なり、車両の貸出し及び返却を無人で行うため、車両の貸し渡しに関する情報を管理するための貸渡証を運転手に渡すことができず、結果的に貸し渡しに関する情報を十分に管理することができない。
ここで、貸渡証とは、利用者(運転者)の氏名、車両ナンバー、貸渡日時、返却日時等を明示したものである。貸渡証は、車両の貸主や借主が利用内容を確認するときや、利用者が何らかの理由により借りている車両の情報を第三者に提示するときに必要とされ、また、貸し渡しの情報を管理するために用いられる。
従って、本発明の目的は、貸渡証の内容を電子化し、それを車両に搭載した表示装置や携帯通信端末に表示する車両共同利用システムを提供することにある。
更に、本発明の目的は、車両の利用実績データを蓄積し、それらの内容を検索し、閲覧する手段を有する車両共同利用システムを提供することにある。
また、本発明の目的は、車両共同利用システムにおいて、車両のキーのON、及びOFFによって、貸渡証の表示タイミングを制御可能とすることである。
また、更なる本発明の目的は、車両共同利用システムにおいて、車両の利用終了時に、貸渡証の内容と利用実績をあわせて表示できるようにすることである。
本発明の第1の実施態様によれば、車両共同利用システムが、(1)車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段と、(2)前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段と、(3)前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段と、(4)前記識別情報を無線通信網を介して受信し、その利用者が実際に予約を行った者であるかどうかを、前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報を用いて判断し、当該利用者が実際に予約を行った者であると判断した場合に、所定のメッセージを、前記無線通信網を介して車両に送信する、車両から隔てて配置された認証手段と、(5)当該所定のメッセージを受信した場合に、利用者が当該予約車両を利用できるように制御する、車両に搭載された車両制御手段とを有するように構成される。
本発明の第2の実施態様によれば、前記第1の実施態様において、前記予約情報を前記無線通信網を介して受信し、当該予約情報に基づいて、当該車両の貸し渡しを証する貸渡証を出力するよう制御する予約情報出力手段を更に有するように構成される。
本発明の第3の実施態様によれば、前記第2の実施形態において、前記予約情報出力手段が前記貸渡証を表示する表示手段を備え、車両に搭載されるように構成される。
本発明の第4の実施態様によれば、前記第2の実施形態において、前記予約情報出力手段が携帯端末に搭載され、前記予約情報の受信及び前記貸渡証の表示に、それぞれ前記携帯端末の無線通信手段及び表示手段を使用するように構成される。
本発明の第5の実施態様によれば、前記第2の実施形態において、前記予約情報出力手段が車両に搭載され、前記貸渡証を表示するために、他のシステムの表示手段を使用するように構成される。
本発明の第6の実施態様によれば、前記第1の実施形態において、前記識別情報取得手段が、車両に搭載されるように構成される。
本発明の第7の実施態様によれば、前記第1の実施形態において、前記識別情報取得手段が、携帯端末に搭載されるように構成される。
本発明の第8の実施態様によれば、前記第1の実施形態において、前記予約情報記憶手段に記憶される予約情報が、利用者識別情報、利用車両識別情報、利用開始日時、及び利用終了日時を含むように構成される。
本発明の第9の実施態様によれば、前記第1の実施形態において、前記識別情報取得手段が更に、利用者の認証情報を取得する認証情報取得手段を備え、前記認証手段が、前記認証情報を元に当該利用者が事前に登録された正当な会員であるかどうかを判断し、当該利用者が実際に予約を行った者であり、かつ、正当な会員であると判断した場合に、所定のメッセージを、前記無線通信網を介して車両に送信するように構成される。
本発明の第10の実施態様によれば、前記第9の実施形態において、前記識別情報取得手段が、車両に搭載されるように構成される。
本発明の第11の実施態様によれば、前記第10の実施形態において、前記認証情報取得手段が、利用者のICカードに記憶されている情報を取得するように構成される。
本発明の第12の実施態様によれば、前記第9の実施形態において、前記識別情報取得手段が、携帯端末に搭載されるように構成される。
本発明の第13の実施態様によれば、前記第12の実施形態において、前記認証情報取得手段が、利用者の暗証番号を取得するように構成される。
本発明の第14の実施態様によれば、前記第12の実施形態において、前記予約情報記憶手段に記憶される予約情報が、利用者識別情報、利用開始日時、及び利用終了日時を含み、前記認証手段は、前記所定のメッセージを車両に送信する前に、前記予約情報による条件を満たす利用可能な車両の候補を前記携帯端末に前記無線通信網を介して送信し、前記携帯端末から、利用者が当該候補から選択した車両の識別情報を前記無線通信網を介して受信するように構成される。
本発明の第15の実施態様によれば、前記第1の実施形態において、利用者の予約した車両の利用実績を所定のタイミングで、前記無線通信網を介して送信する、車両に搭載された利用実績送信手段と、前記利用実績を利用実績情報として記憶する利用実績記憶手段と、前記予約情報記憶手段に記憶されている予約情報及び前記利用実績記憶手段に記憶されている利用実績情報を検索条件に基づいて検索し、検索結果を出力する情報検索手段とを更に有するように構成される。
本発明の第16の実施態様によれば、前記第15の実施形態において、前記所定のタイミングは、利用者が前記車両の利用を実際に開始したタイミング、及び前記車両の利用を実際に終了したタイミングを含むように構成される。
本発明の第17の実施態様によれば、前記第2の実施形態において、前記予約情報出力手段が、前記車両のキーがONにされたタイミング、またはOFFにされたタイミングで前記貸渡証を出力するように構成される。
本発明の第18の実施態様によれば、前記第2の実施形態において、前記予約情報出力手段が、前記車両のドアを開けたタイミングで前記貸渡証を出力するように構成される。
本発明の第19の実施態様によれば、前記第3の実施形態において、利用者の指示に応答して、前記予約情報出力手段が、予約車両の利用中に前記貸渡証を出力するように構成される。
本発明の第20の実施態様によれば、前記第4の実施形態において、利用者による前記携帯端末の所定の操作に応答して、前記予約情報出力手段が、予約車両の利用中に前記貸渡証を出力するように構成される。
本発明の第21の実施態様によれば、前記第5の実施形態において、利用者による前記他のシステムの所定の操作に応答して、前記予約情報出力手段が、予約車両の利用中に前記貸渡証を出力するように構成される。
本発明の第22の実施態様によれば、前記第1の実施形態において、前記予約情報記憶手段に記憶されている予約情報を変更するために利用者の入力を受け付け、当該情報を更新する予約情報更新手段を更に備え、前記予約情報出力手段が、前記更新された予約情報を受信し、前記貸渡証を出力するように構成される。
本発明の第23の実施態様によれば、コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理する車両共同利用システムにおいて、前記車両から隔てて配置された遠隔コンピュータが、(1)前記車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段と、(2)前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段と、(3)前記車両に搭載された車載コンピュータから、前記利用者が車両の利用を開始する際に無線通信網を介して送信されてくる識別情報を受信する識別情報受信手段と、(4)その利用者が実際に予約を行った者であるかどうかを、前記識別情報と前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報を用いて判断し、当該利用者が実際に予約を行った者であると判断した場合に、車両が利用可能であることを示す所定のメッセージを、前記無線通信網を介して前記車載コンピュータに送信する認証手段とを有するように構成される。
本発明の第24の実施態様によれば、コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理する車両共同利用システムにおいて、前記車両に搭載された車載コンピュータが、(1)前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段と、(2)前記識別情報を無線通信網を介して、前記車両から隔てて設置された遠隔コンピュータに送信する識別情報送信手段と、(3)前記遠隔コンピュータから、前記無線通信網を介して、車両が利用可能であることを示す所定のメッセージを受信した場合に、利用者が当該予約車両を利用できるように制御する車両制御手段とを有するように構成される。
本発明の第25の実施態様によれば、コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理する車両共同利用システムにおいて、(1)前記車両から隔てて配置された遠隔コンピュータが、(a)前記車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段と、(b)前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段とを有し、(2)前記車両に搭載された車載コンピュータ、又はその他の所定のコンピュータが、(a)前記予約情報を無線通信網を介して受信する予約情報受信手段と、(b)当該予約情報に基づいて、当該車両の貸し渡しを証する貸渡証を出力するよう制御する予約情報出力手段を有するように構成される。
本発明の第26の実施態様によれば、コンピュータを用いて、複数の車両の貸し渡しを管理する車両共同利用管理方法が、(1)車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付けるステップと、(2)前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶するステップと、(3)前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得するステップと、(4)車両から隔てて設置されたコンピュータにおいて、前記識別情報を無線通信網を介して受信し、その利用者が実際に予約を行った者であるかどうかを、前記記憶された予約情報を用いて判断し、当該利用者が実際に予約を行った者であると判断した場合に、所定のメッセージを、前記無線通信網を介して車両に送信するステップと、(5)車両に搭載されたコンピュータにおいて、当該所定のメッセージを受信した場合に、利用者が当該予約車両を利用できるように制御するステップとを有するように構成される。
本発明の第27の実施態様によれば、前記第26の実施形態において、前記予約情報を前記無線通信網を介して受信し、当該予約情報に基づいて、当該車両の貸し渡しを証する貸渡証を出力するよう制御するステップを更に有するように構成される。
本発明の第28の実施態様によれば、コンピュータを、(1)車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段、(2)前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段、(3)前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段、(4)前記識別情報を無線通信網を介して受信し、その利用者が実際に予約を行った者であるかどうかを、前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報を用いて判断し、当該利用者が実際に予約を行った者であると判断した場合に、所定のメッセージを、前記無線通信網を介して車両に送信する、車両から隔てて配置された認証手段、及び(5)当該所定のメッセージを受信した場合に、利用者が当該予約車両を利用できるように制御する、車両に搭載された車両制御手段として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明の第29の実施態様によれば、コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理する車両共同利用システムにおいて、前記車両から隔てて配置された遠隔コンピュータを、(1)前記車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段、(2)前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段、(3)前記車両に搭載された車載コンピュータから、前記利用者が車両の利用を開始する際に無線通信網を介して送信されてくる識別情報を受信する識別情報受信手段、及び(4)その利用者が実際に予約を行った者であるかどうかを、前記識別情報と前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報を用いて判断し、当該利用者が実際に予約を行った者であると判断した場合に、車両が利用可能であることを示す所定のメッセージを、前記無線通信網を介して前記車載コンピュータに送信する認証手段として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明の第30の実施態様によれば、コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理する車両共同利用システムにおいて、前記車両に搭載された車載コンピュータを、(1)前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段、(2)前記識別情報を無線通信網を介して、前記車両から隔てて設置された遠隔コンピュータに送信する識別情報送信手段、及び(3)前記遠隔コンピュータから、前記無線通信網を介して、車両が利用可能であることを示す所定のメッセージを受信した場合に、利用者が当該予約車両を利用できるように制御する車両制御手段として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明の第31の実施態様によれば、コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理する車両共同利用システムにおいて、(1)前記車両から隔てて配置された遠隔コンピュータを、(a)前記車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段、及び(b)前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段として機能させ、(2)前記車両に搭載された車載コンピュータ、又はその他の所定のコンピュータを、(a)前記予約情報を無線通信網を介して受信する予約情報受信手段、及び(b)当該予約情報に基づいて、当該車両の貸し渡しを証する貸渡証を出力するよう制御する予約情報出力手段として機能させるプログラムが提供される。
本発明の第1の効果は、貸渡証の内容を電子化することによって、車載表示装置や、携帯通信端末の表示手段に貸渡証を表示できる点である。
第2の効果は、本発明の車両共同利用システムの利用実績データを蓄積することによって、それらのデータから貸渡簿を自動生成し、また、当該データを必要に応じて検索・閲覧する事ができる点である。
第3の効果は、貸渡証の内容の表示を、車両のキーのON、OFF等を行うことによって、任意のタイミングで行えるようにした点である。
第4の効果は、車両の利用終了時に、貸渡証の内容と利用実績をあわせて表示することができる点である。
最初に、本発明の第1の実施形態の構成について説明する。図1には、本発明の第1の実施形態の車両共同利用システム100が示されている。本発明の車両共同利用システム100では主として、管理センタ内に配置された管理センタ処理装置110と、複数の貸し渡し対象の車両に個々に配置された車両処理装置130との間で情報の送受信が行われ、車両の共同利用を制御・管理している。
管理センタ処理装置110は、各車両の予約情報と利用情報を管理し、車両処理装置130は、車両の動態情報を管理センタ処理装置110に伝えるとともに、管理センタ処理装置110から送信されるデータに基づいて、車両自体を制御し、車両の利用者に所定の情報を提供する。
管理センタ処理装置110と車両処理装置130は通常、無線通信網140によって接続される。管理センタ処理装置110は更に、利用者が車両の利用(貸し渡し)予約を行うために用いるPC160と、ネットワーク150を介して接続される。
また、車両処理装置130は、後で説明するようにICカードリーダを備えており、利用者が、このICカードリーダに対してICカード170を示すと、システム100は、そのICカード170から得られた情報とシステム100内の情報とを比較して、その利用者が利用予約を行った正当な者であるかどうかを判断する。
次に、管理センタ処理装置110と車両処理装置130の構成について、更に詳細に説明する。
管理センタ処理装置110は、管理サーバ111、通信制御装置112、及びWEBサーバ113を備えており、通信制御装置112及びWEBサーバ113は、それぞれ管理サーバ111に接続される。また、データベース120は、管理センタ処理装置110の管理サーバ111に接続され、後述するように、利用者の識別・認証に用いる情報や、車両の予約・利用実績に関する情報等を記憶する複数のテーブルを含んでいる。
また、無線通信網140は通信制御装置112に、ネットワーク150はWEBサーバ113に、それぞれ接続される。
一方、車両処理装置130は、無線通信端末131、車載機132、ナビゲーション・システム133、及びICカードリーダ134を備えており、無線通信端末131、ナビゲーション・システム133、及びICカードリーダ134は、それぞれ車載機132に接続される。また、ナビゲーション・システム133は、コントローラ133a、入力装置133b、及び表示装置133cから構成される。無線通信端末131は、無線通信網140を介して、管理センタ処理装置110の通信制御装置112に接続される。
ここで、無線通信端末131としては、市販の携帯電話や通信機能付き携帯端末を用いることができ、ナビゲーション・システム133としては、市販されている一般的なカー・ナビゲーション・システムを流用することができる。
次に、図1と図2を参照して、管理センタ処理装置110と車両処理装置130の各機能について説明する。
図2に示すように、管理センタ処理装置110は、通信制御機能110a、予約受付機能110b、利用開始管理機能110c、利用終了管理機能110d、状態管理機能110e、及び情報検索・閲覧機能110fを備えている。一方、車両処理装置130は、通信制御機能130a、利用開始検知機能130b、利用終了検知機能130c、状態検知機能130d、貸渡証表示機能130e、車両位置取得機能130f、及び貸渡内容変更指示機能130gを備えている。
また、データベース120は、顧客管理情報テーブル、車両予約情報テーブル122、車両位置情報テーブル123、車両状態情報テーブル124、及び利用・課金実績テーブル125を含んでいる。
管理センタ処理装置110の通信制御機能110a及び車両処理装置130の通信制御機能130aは、それぞれ通信制御装置112及び無線通信端末131によって実現され、無線通信網140を介して管理センタ処理装置110と車両処理装置130との間で必要な情報の送受信を実現する。当該通信制御機能(110a、130a)は、管理センタ処理装置110及び車両処理装置130内の他の機能が、無線通信網140を介して車両処理装置130または管理センタ処理装置110に所定の情報を送信、またはそれらから所定の情報を受信しようとする場合に使用される。
当該システム100に利用される無線通信網140の典型的な例は、携帯電話に利用される公衆無線通信網である。この場合、車両処理装置130から管理センタ処理装置110に情報が送信されるときは、無線通信端末131から通信制御装置112に発呼(ダイヤル)し、両者間でセッションが確立したら上記送信が行われ、逆に、管理センタ処理装置110から車両処理装置130に情報が送信されるときは、通信制御装置112から無線通信端末131に発呼が行われ、両者間でセッションが確立される。
予約受付機能110bは、PC160からネットワーク150及びWEBサーバを介して利用者の予約情報を受信し、それを車両予約情報テーブル122に格納する。PC160の表示装置には、利用者が、現在の貸渡車両の空き状況を確認して予約を行うことができるように予約画面が表示され、利用者は、その画面に必要事項を入力することによって車両の利用予約を行う。ここで、ネットワーク150がインターネットであると仮定すると、WEBサーバ113は、HTTPを使用して、PC160に予約画面の表示を行うためのデータを送信し、PC160から利用者の予約画面への入力を受信する。
こうした予約を行うための構成やアプリケーションは一例に過ぎない。即ち、ネットワーク150として様々な他のネットワークを使用することができ、また、WEBサーバ113やHTTPを用いずに、他の様々な機能によって、予約画面の表示及び利用者からの入力の受信を行うことが可能である。
ここで、図3を参照して、PC160に表示される予約画面200の概要を説明する。予約画面200は、2つの部分、即ち、上部の「空き状況一覧」と下部の「予約指示画面」によって構成される。利用者は、最初に空き状況一覧を参照して、所望の利用時間にどのような条件の車両が空いているかを確認し、借りる車両が決まったら、予約指示画面に必要な情報を入力する。
空き状況一覧の日付入力エリア210には当日の日付がデフォルトで示されており、そこから利用者は車両を利用したい日(または利用開始日)を入力する。そこから入力した日付の車両予約情報を確認できる。図3の例では、2002年1月1日が入力されている。この日付の情報は、ネットワーク150及びWEBサーバ113を介して管理サーバ111に渡され、そこで、車両予約情報テーブル122及び車両状態情報テーブル124等を参照して、受信した日付に空きのある車両の一覧情報を編集し、再びWEBサーバ113及びネットワーク150を介してPC160にその一覧情報を送信する。
PC160は、一覧情報を受け取ると、それを予約画面200の空き車両一覧表示エリア220にスクロール可能なリストとして表示する。図3に示す予約画面200には、その例が表示されている。当該エリア220には、車両ごとに、空いている時間帯、車両の車種、車両ナンバー、貸渡場所、返却場所、課金情報が表示されている。
この後、利用者は条件にあった所望の車両を選択する。この選択は、例えば、PC160のマウスを用いて、利用者が、空き車両一覧表示エリア220内の所望の車両の行をクリックすることによって行われる。このとき、条件設定からの車両選択も行うことができる。ここでは、車両ナンバー「横浜 35 わ yyyy」の車両が選択されたものとする(図3で、矢印で示された行の車両)。そうすると、その選択に応答して、予約画面200の下部の予約指示画面に、その選択された車両の車種と車両ナンバーが示される。そこで利用者は、自身の会員番号、利用する日時(利用開始日時と利用終了日時)、及び支払い方法等、車両を借りるのに必要な情報を入力する。
利用者が入力した情報が受け付けられると、当該情報はネットワーク150及びWEBサーバ113を介して管理サーバ111に送信される。管理サーバ111はそこで、受信した情報に含まれる会員番号が顧客管理情報テーブル121内の正当な会員の会員番号と一致するかどうかを判定することによって、当該利用者が正当な会員かどうかを判定する。会員は、事前に所定の手続を行って審査を受け、本システム100を利用する権限を有する者である。
図4には、顧客管理情報テーブル121の構成例が示されている。当該テーブル121には、会員氏名及び会員番号が含まれる。上述したように、この例では、予約の段階の利用者の認証には、利用者が入力した会員番号を用いているが、利用者のICカードをPC160によって読み取り、そのICカードから会員番号(またはその他の認証用番号)を取得するようにしてもよい。また、こうした会員番号は、通信の過程において適当な暗号化方法により暗号化されることが好ましい。
管理サーバ111は、その後、利用者から受信した予約指示の内容をチェックし、問題がなければ、車両予約情報テーブル122に、その内容を格納する。
図5には、車両予約情報テーブル122の構成例が示されている。図5では、便宜上2つの表122aと122bに分離して表されているが、この2つで1つのテーブルを示している。例えば、矢印1で示す行と矢印2で示す行とで1つの論理レコードが構成される。
当該テーブル122は、車両ナンバー、予約番号、会員番号、利用開始日時、利用終了日時、支払い方法、利用開始場所、及び利用終了場所等が記憶される。予約番号は、利用実績等を管理するために、各予約を特定するために、システムによって自動的に付けられる番号である。利用開始場所は、選択された車両の貸渡場所に対応し、利用終了場所は、選択された車両の返却場所に対応し、これらは、予約画面200の空き車両一覧表示エリア220に示されている。図3の例では、返却場所が予め特定されているが、利用者が自由に、あるいは所定の範囲内で選択できるように設計することも可能である。
次に、利用開始管理機能110cについて説明する。当該機能は、利用者によって車両の利用が開始される際に、車両処理装置130の利用開始検知機能130bと協調して動作する。このため、ここでは、利用開始管理機能110cと利用開始検知機能130bの両方を、図6に示すフローチャートに関連づけて同時に説明することにする。また更に、このフローチャートに関連して、管理センタ処理装置110の状態管理機能110e、車両処理装置130の状態検知機能130d、貸渡証表示機能130e、及び車両位置取得機能130fについてもあわせて説明する。
図6に示すフローチャートは、上述した車両の利用予約を終えた利用者が、実際の利用開始日時が到来して車両を利用する際のフローを示すものである。フローの各処理は、車両処理装置130側と管理センタ処理装置110側とで対話式に行われる。そのため、図6では、車両処理装置130におけるフローと管理センタ処理装置110で行われるフローを分けて示している。また、前述したように、車両処理装置130で行われる処理は、利用開始検知機能130bによって制御され、管理センタ処理装置110で行われる処理は、利用開始管理機能110cによって制御される。
まず、利用者は、利用開始日時が到来するのを待って、貸渡場所にある、予約した車両に利用者のICカード170を読み込ませる。このICカード170は、ICカードリーダ134によって読み取られるが、ICカードリーダ134は、車内に設置して、車外からICカード170をかざすと読み取りが行えるような非接触式のICカードリーダが好ましい。車両が無人で貸渡場所に一定時間放置されることから、利用者が利用を開始するまでは車両のドアがロックされていることが望ましく、さらに盗難防止のためにICカードリーダ134はドアロックのされた車内に設置されるのが望ましいからである。しかし、ICカードリーダ134を車外に設置し、読み取りを接触式とすることも可能である。
ICカードリーダ134が利用者のICカード170を読み込むと(ステップS10)、当該ICカード170から、その利用者の会員番号が読み取られる。次に、車載機132は、その会員番号に車両ナンバーを付加して、無線通信網140等を介し管理センタ処理装置110の管理サーバ111に送信する(ステップS12)。この会員番号は、適当な暗号化方法により暗号化されることが好ましい。
管理サーバ111が会員番号を受信すると(ステップS14)、その利用者が正当な会員かどうか、及びその利用者が当該車両を予約済みかどうかを判定する(ステップS16)。
利用者が正当な会員かどうかは、予約受付機能110bの説明において前述したと同様の処理によって判定される。また、予約済みかどうかは、受信した会員番号に対応する予約レコードが車両予約情報テーブル122にあるかどうかをチェックすることによって判断される。より具体的には、会員番号が、受信した会員番号と同一であり、利用開始日時が、当該会員番号を受信した日時より後の予約が、車両予約情報テーブル122に含まれる場合に、その利用者は予約済みであると判断される。また、利用開始日時より少し前に利用者がICカード170を提示することも考えられるため、上記利用開始日時に関する条件に所定の許容時間を設定することも可能である。
利用者が正当な会員でないと判断された場合、または予約済みでないと判断された場合(ステップS16のNO)、フローは終了する。また、どのような条件で車両の利用を拒否されたのかを利用者に間接的に知らせるために、車両処理装置130の車載機132にシグナルを送信して、車両の所定の部分を動作させることもできる(例えば、クラクションを所定時間鳴らしたり、ヘッドライトの点滅を所定回数行うなど)。
ステップS16において、利用者が正当な会員であり、かつ予約済みであると判断された場合、管理サーバ111は、車両利用許可通知と予約情報を車両処理装置130の車載機132に送信する(ステップS20)。上記予約情報は、車両予約情報テーブル122の該当レコードの内容を編集したものであり、利用開始日時及び利用終了日時等が含まれる。
車載機132が車両利用許可通知と予約情報を受信すると(ステップS20)、そのことを利用者に伝えるために、車両を制御して、車両のハザードランプを点滅させる(ステップS22)。このような車両から利用者へのメッセージは、ハザードランプの点滅の他にも多くの方法が考えられる。
利用者はこのメッセージを認識すると、車両が利用可能になったことがわかるので、ICカード170を再びICカードリーダ134にかざしてICカードの情報を読み込ませる(ステップS24)。ステップS10からステップS16の処理によって、利用者が正当な会員であり、かつ予約を行った者であることが分かっているので、ステップS22及びステップS24は省略することもできる。
次に、ステップS26において、車載機132は、車両を制御してドアロックを解除する。
次に車載機132は、ドアが開けられたことを検知すると(ステップS28)、貸渡証を例えばナビゲーション・システム133の表示装置133c上に表示する(ステップS30)。当該処理は、貸渡証表示機能130eによって行われるものである。表示装置133cは、一般的には、車載用のLCDパネルで構成され、コントローラ133aによって表示制御される。また、表示装置133cは通常、運転者の見やすい、ダッシュボード付近に設置され、ナビゲーション・システム133が提供するナビゲーション画面やテレビ画面等が表示される。
車載機132は、例えば、貸渡証をNTSC信号の画像やJPEG画像として作成してコントローラ133aに送信し、コントローラ133aがそれぞれの画像の形式に応じて必要なデコード処理等を施し、表示装置133cに貸渡証を表示する。
図7には、貸渡証の表示例が示されている。当該貸渡証には、運転者(利用者)、車両ナンバー、貸渡日時(利用開始日時)、返却日時(利用終了日時)、貸渡場所、及び返却場所が明示されている。
利用者は、その後、車両のキーを回して(ONにして)、エンジンを始動する。こうして車両のキーがONにされると、それが検知され(ステップS32)、そのタイミングで貸渡証が表示装置133cに表示される(ステップS34)。当該処理も、貸渡証表示機能130eによって行われる。
従って、利用者は、車両を利用している途中で何らかの理由により第三者に貸渡証を提示する必要が生じたときには、一旦車両のエンジンをOFFにし、再び車両のキーをONにすれば、任意のタイミングで貸渡証を表示することができる。
しかし、ここで示すフローは、利用開始時のものであるため、ステップS32及びステップS34の処理は必須ではない。また、ここでは任意のタイミングで貸渡証を表示するために、ナビゲーション・システム133の入力装置133bを用いて利用者が指示することもできる。また、利用者が、その入力装置133b等を用いて、利用途中に利用時間等の変更を要求し、それが管理センタで認められた場合は、そのタイミングで当該変更が反映された最新の予約情報を含む貸渡証が表示される。
また更に、管理センタからの一方的な指示によって、車両処理装置130内の車載機132及びコントローラ133aを制御して、貸渡証を表示装置133cに表示させることができる。
次に、ステップS36で車両状態情報が管理サーバ111に向けて送信される。ここでは、車両状態情報は、当該車両の車両ナンバーとともに、車両の現在位置情報、及び車両の利用が実際に開始された利用開始日時を含んでいる。
車両の現在位置情報は、車両位置取得機能130fによって取得される。本実施例では、市販のカー・ナビゲーション・システムを流用する構成であるため、車両位置取得機能130fは、ナビゲーション・システム133がGPS機能を利用して検出した車両の現在位置を受け取り、車両状態情報にセットする。後述するように、独自の表示装置、入力装置、及び車両位置検出装置を設置して、ナビゲーション・システム133を流用せずに本システムを構成することも可能であり、その場合には、当該車両位置取得機能130fは、車両の位置をGPS等を用いて検出する機能を備える必要がある。
車両状態情報は、この他のタイミングにおいても車載機132の制御の下、または管理サーバ111の要求に応じて、随時管理センタに送信される。車両状態情報には、現在時刻情報、車両のキーの状態(ONまたはOFF)、走行距離、残り燃料、現在位置情報等が含まれうる。
管理サーバ111が車両状態情報を受信すると(ステップS38)、当該情報を車両位置情報テーブル123、車両状態情報テーブル124、及び利用・課金実績テーブル125に格納する(ステップS40)。
車両状態情報が随時管理センタに送信されて、車両位置情報テーブル等にその内容を格納する処理は、状態管理機能110e及び状態検知機能130dが協働することによって行われる。
図8には、車両位置情報テーブル123の構成例が示されており、車両ナンバー、日時、及び車両位置を項目として有している。車両位置は、例えば、「(N)37゜33'38.5'',(E)126゜56'07.2''」のようなデータで表される。これは、「(N)」以降の数字が北緯を表し、「(E)」以降の数字が東経を表している。
ステップS40では、ステップS38において受信した車両状態情報の利用開始日時が、対応する車両ナンバーのレコードの日時に、車両状態情報の現在位置情報が、対応する車両ナンバーのレコードの車両位置に格納される。
これらの日時、車両位置の項目は、前述した、随時送信される車両状態情報の現在時刻情報、及び現在位置情報に基づいても更新される。
図9には、車両状態情報テーブル124の構成例が示されており、車両ナンバー、利用中かどうかを示す「利用中」、キーのON/OFFを示す「キー」、走行距離、及び残り燃料等を含んでいる。距離は、例えばキロメートルの単位で表され、燃料は、例えばリットルの単位で表される。
ステップS40では、ステップS38において車両状態情報を受信した場合に、対応する車両ナンバーのレコードの「利用中」の項目が1(=利用中を意味する)に更新される。前述した、随時送信される車両状態情報を受け取った場合も、車両のキーの状態(ONまたはOFF)、走行距離、残り燃料の内容に応じて、対応する車両ナンバーのレコードの対応する項目を更新する。
図10には、利用・課金実績テーブル125の構成例が示されており、車両ナンバー、予約番号、利用開始日時(予定)、利用開始日時(実績)、利用終了日時(予定)、利用終了日時(実績)、料金、支払い方法、会員番号、利用開始場所、利用終了場所、及び走行距離等の項目が格納される。
図10では、表示の便宜上、テーブル125が3つの表125a、125b、及び125cによって表されているが、この3つの表によって1つのテーブルが構成される。例えば、矢印1、矢印2、及び矢印3で示す3つの行で1つの論理レコードが構成される。
ステップS40では、ステップS38において受信した車両状態情報の利用開始日時が、対応する車両ナンバーのレコードの利用開始日時(実績)の項目に格納される。
テーブル125内の、利用開始日時(予定)、利用終了日時(予定)、支払い方法、会員番号、利用開始場所、及び利用終了場所については、適当なタイミングで、車両予約情報テーブル122からシフトされる。
次に、利用終了管理機能110dについて説明する。当該機能は、利用者が車両の利用を終了する際に、車両処理装置130の利用終了検知機能130cと協調して動作する。このため、ここでは、利用終了管理機能110dと利用終了検知機能130cの両方を、図11に示すフローチャートに関連づけて同時に説明することにする。
図11に示すフローチャートは、利用者が、車両の利用を終了する際のフローを示すものであり、図6のフローチャートと同様、車両処理装置130における処理と管理センタ処理装置110における処理とを分けて表してある。フローの各処理は、車両処理装置130側と管理センタ処理装置110側とで対話式に行われる。前述したように、車両処理装置130で行われる処理は、利用終了検知機能130cによって制御され、管理センタ処理装置110で行われる処理は、利用終了管理機能110dによって制御される。
最初に、利用者が車両のキーをOFFにしたことが車載機132によって検知されると(ステップS50のYES)、更に利用者が車両を出てドアを閉めたかどうかが判定される(ステップS52)。ドアを閉めたことが検知された場合(ステップS52のYES)、車載機132は、ドアをロックするように車両を制御し(ステップS54)、車両状態情報を管理サーバ111に送信する(ステップS56)。
利用者は、利用中に車両のキーをOFFにしてドアを閉めることもあるので、利用の終了とこれらの利用途中の動作を区別するために、予約情報の利用終了日時にある程度近接したタイミングで行われる上記動作を利用の終了とみなすようにしたり、利用の終了の場合は利用者が入力装置133bを用いて所定の入力を行う等のルールを設けることが必要である。
ステップS50で、利用者が車両のキーをOFFにしたことが検知された場合に、貸渡証を表示装置133cに表示することもできる。
また、前記のように、利用者から入力装置133bによって利用の終了が示された場合に、貸渡証の内容と、利用実績を表示装置133cに表示することもできる。
利用実績には、例えば、利用開始日時(実績)、利用終了日時(実績)、利用時間合計、料金、及び走行距離を含む。
次に、管理サーバ111が車両状態情報を受信すると(ステップS58)、この内容に基づいて各種テーブルを更新する(ステップS60)。より具体的には、この場合、車両状態情報は、当該車両の車両ナンバーとともに、車両の現在位置情報、車両の利用が実際に終了した利用終了日時、及び走行距離を含んでいる。
図8に示す車両位置情報テーブル123に関しては、車両状態情報の利用終了日時が、対応する車両ナンバーのレコードの日時に、車両状態情報の現在位置情報が、対応する車両ナンバーのレコードの車両位置に格納される。
図9に示される車両状態情報テーブル124に関しては、ステップS58において車両状態情報を受信した場合に、対応する車両ナンバーのレコードの「利用中」の項目を1から0(=利用していないことを意味する)に更新する。
図10に示す利用・課金実績テーブル125に関しては、車両状態情報の利用終了日時が、対応する車両ナンバーのレコードの利用終了日時(実績)の項目に格納される。
また、ステップS58において車両状態情報を受信した場合は、車両の利用終了を意味するので、ステップS62において、利用・課金実績テーブル125の走行距離の項目に、車両状態情報に納められた対応する情報が格納される。利用・課金実績テーブル125の料金の項目は、当該走行距離、や利用開始日時と利用終了日時(予定または実績)などを用いて管理サーバ111によって計算され、格納される(ステップS62)。
次に、管理センタ処理装置110の情報検索・閲覧機能110fについて説明する。本機能110fは、上述の車両の予約と利用を通して蓄積されたデータベース120内の各種テーブル(121〜125)を使用して、必要な情報を検索し、閲覧することを可能にするものである。本機能は、データベース120の内容を参照するだけなので、他の機能とは異なり、車両処理装置130の各機能と通信を行う必要もなく、更に、管理センタ処理装置110と分離して単独で機能することも可能である。
図12には、検索画面300の表示例が示されている。検索画面300においては、車種、車両ナンバー、利用開始日、利用終了日、利用開始場所、利用終了場所、及び会員番号を入力する検索条件入力エリア310が用意されている。また、予約情報の検索であるのか、利用実績の検索であるのかを指定する検索対象指定エリア320も示されている。
検索を行う者は、検索条件入力エリア310内の少なくとも1つの項目に値を入力し、検索対象指定エリア320で、予約情報の検索か利用実績の検索かを指定し、検索実行ボタン330を押すことにより、検索条件を満たす検索結果を得ることができる。検索条件入力エリア310で2つ以上の項目に入力すれば、それらを全て、或いは少なくとも1つ満たすレコードが検索される。
この例では、利用開始日と利用終了日については範囲指定が可能となっているが、他の項目についても範囲指定を使って検索することができる。また、正規化表現を用いた部分一致検索を行うこともできる。また、データベース120に記憶されているその他の項目を検索項目として指定することもできる。
図13には、検索結果の一例が示されている。図12の検索画面300で指定されている条件で検索実行ボタン330が押された場合に表示される検索結果400である。すなわち、会員番号が「4293-6650」である利用者が、2002年1月1日から2002年3月31日の間に実際に利用を開始した車両の履歴が表示される。
このようにして、システムの管理者等は、様々な視点から車両共同利用システムに関する予定、実績データを検索・閲覧することができる。このような検索結果を表示することによって、ある利用者に関する、あるいはある車両に関する貸渡簿等を容易に編集し生成することも可能となる。
図13に示す検索結果400は、パーソナル・コンピュータ(PC)に接続された表示装置に表示された状態を示すものであるが、同様に前記PCに接続された印刷装置を用いて印刷することもできる。このようなPCは、データベース120に直接接続する形態、管理センタ処理装置110の管理サーバ111に接続する形態、車両処理装置130の車載機132に接続する形態、またはWEBサーバ113に接続する形態等、様々な接続形態をとることが可能である。
次に、車両処理装置130の貸渡内容変更指示機能130gについて説明する。前述したように、利用者が予約した内容は、予約受付機能110bによって、車両予約情報テーブル122に記憶されるが、その後、利用者がその内容を変更する必要が生ずる場合がある。そのような場合には、利用者は、車両を利用する前であれば、PC160を用いて、車両を利用している途中であれば、ナビゲーション・システム133等を用いて内容の変更を指示する。
PC160を用いて予約の変更を行う場合、利用者は、PC160のマウス等を操作して自身の予約情報をPC160の表示装置に表示させ、変更すべき部分をキーボード等の入力装置を用いて変更する。また、ナビゲーション・システム133を用いる場合は、入力装置133bを操作して自身の予約情報を表示装置133cに表示させ、入力装置133bを用いて予約内容を変更する。こうした入力装置133bとして一般的なのは、ナビゲーション・システム133の操作を行うために用いられるリモコンスイッチである。
利用者は、予約時に付された予約番号を使用して自身の予約を特定することができる。
変更された予約情報は、管理サーバ111でチェックされ、問題がなければ車両予約情報テーブル122の対応するレコードを更新する。また、変更のタイミングによっては一部のデータが既に利用・課金実績テーブル125に反映されている場合もあるので、その場合は、当該項目も変更後の内容に更新する。
これまで、データベース120として、各種テーブル(121〜125)を用いて本発明の第1の実施形態の車両共同利用システムについて説明してきたが、上記各種テーブルの構成は、説明のための例示であり、当業者には、他の様々な形態で必要なデータを保持できることが明らかである。
また、本実施形態においては、利用者の認証をICカードを用いて行っているが、これ以外の本人認証手段を利用することも可能である。例えば、指紋による認証や、声紋による認証を用いることができ、これらによれば、いわゆる「なりすまし」を効果的に防止することが可能である。
更に、本実施形態においては、車両の位置情報の取得、車両における利用者への情報の表示、及び利用者からの情報の入力に関して、ナビゲーション・システムの、GPS等を用いた位置計測機能、表示装置、及び入力装置を使用するように構成されている。しかし、本発明の実施に関しては、ナビゲーション・システムそのものを備える必要はなく、車両の位置情報を取得する手段、及び情報を表示する手段があれば十分である。また、利用者が所定の入力(例えば、予約の変更)を行う場合は、入力手段が必要とされる。また、この位置計測機能を、無線通信端末131や車載機132の内部に組み込むことも可能である。
次に、本発明の第2の実施形態の車両共同利用システム500について説明する。図14は、システム500の構成を示すものであるが、図1に示す第1の実施形態と異なる部分は、利用者が使用する携帯端末520が追加されているということである。この携帯端末520は、無線通信網140と接続される。また、その携帯端末520と新たにやり取りを行うという意味で、管理サーバも第1の実施形態の管理サーバ111と異なるものであり、その意味で、管理センタ処理装置510、管理サーバ511として新たな符号を付した。その他の構成要素については実質的に第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と同様の符号を付している。
また、ここでいう携帯端末520は、無線通信機能とプログラム実行機能を内蔵する端末であり、例えば、JAVA(登録商標)言語で記述された、i−mode(登録商標)対応携帯電話向けアプリケーションであるiアプリ(株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの商標)実行環境を内蔵した携帯電話機である。
本実施形態において、携帯端末520は、無線通信網140を介して管理サーバ511との間でデータをやり取りする。従って、携帯端末520は、上記のような構成以外にも、例えば、i−mode(登録商標)対応であって、インターネット上の所定のサーバに記憶されたi−mode(登録商標)向けHTMLを介して、管理サーバ511とデータのやり取りを行えるような携帯電話機であってもよい。
ここで、システム500において、利用者が車両の利用を開始する場合のフローを図15及び図16を参照して説明する。図6、及び図11のフローチャートにおいては、管理センタ処理装置110の処理と車両処理装置130との処理を分けて示したが、今度は、その2つに加え、携帯端末520での処理も区別して表示する。また、図15及び図16の2図によって、この一連の処理が表されている。
最初に、この車両共同利用システムに登録しており、事前に利用予約を行っている利用者の所定の操作に応じて、携帯端末520は所定のアプリケーション・プログラムを起動する(ステップS70)。これによって、携帯端末520には、認証画面が表示される(ステップS72)。ここで、利用者は、その画面に会員番号と暗証番号を入力し、携帯端末520がこれを受け取る(ステップS74)。
次に、携帯端末520は、認証依頼を管理センタ処理装置510内の管理サーバ511に向け、無線通信網140経由で送信する(ステップS76)。この際、携帯端末520からは、ステップS74で取得した会員番号と暗証番号も送信される。送信にあたっては、上記会員番号と暗証番号は適当な暗号化方法により暗号化されることが好ましい。
管理サーバ511が上記認証依頼を受け取ると(ステップS78)、当該利用者が正当な会員で、かつ予約を行っている者かどうかをチェックする(ステップS80)。このようなチェックは、第1の実施形態における会員のチェックと同様のものであるが、ここでは利用者の暗証番号を添付してセキュリティーを強化しており、従って、顧客管理情報テーブル121は、会員ごとに予め設定してある暗証番号を保持する必要がある。
ステップS80において、利用者が正当な会員で、かつ利用予約を行った者であることが確認されると(ステップS80のYES)、予約・利用可能車両情報を、管理サーバ511から携帯端末520に向けて、無線通信網140を介して送信する(ステップS82)。利用者が上記チェックで妥当な者でないと判断された場合は(ステップS80のNO)、当該処理は終了する。
携帯端末520が管理サーバ511から送信された予約・利用可能車両情報を受信すると(ステップS84)、起動アプリケーション・プログラムが貸出処理画面を携帯端末520の表示手段に表示する(ステップS86)。貸出処理画面では、貸し渡し可能な車両の車種や車両ナンバーのリストが表示される。利用者が、予約の時点で所望の利用開始日時と利用終了日時を入力していれば、その間に利用可能な車両が表示される。利用者は、その他、車種や貸渡場所等の条件を付して予約を行うことができ、貸出処理画面には、その条件を満たした車両だけが表示される。
ここで、利用者は、所望の車両を携帯端末520のボタンなどの入力手段を使用して選択することになる。携帯端末520は、その選択指示を受け取り、それを車両選択情報として管理サーバ511に送信する(ステップS88)。
管理サーバ511は、 この車両選択情報を受信すると(ステップS90)、車両利用許可通知と当該予約情報を携帯端末520に送信する(ステップS92)。
次に、携帯端末520がこの車両利用許可通知と予約情報を受信すると(ステップS94)、携帯端末520の表示手段に利用開始案内画面を表示する(ステップS96)。これで利用者には、車両の利用が可能になったことが分かる。この後、携帯端末520で起動されていたアプリケーション・プログラムは終了する(ステップS98)。
また、管理サーバ511は、上記携帯端末520への車両利用許可通知と当該予約情報の送信とともに、同内容の情報を車両処理装置130の車載機132にも送信する(ステップS92)。
車載機132は、これらを受信すると(ステップS100)、車両にハザードランプを点滅させるよう制御する(ステップS102)。利用者は、このことによっても車両が利用可能であることを認識することができる。
これ以降の車両処理装置130における処理(ステップS104〜ステップS116)及び管理センタ処理装置510における処理(ステップS118とS120)は、図6を参照して説明した第1の実施形態の車両処理装置130の処理と管理センタ処理装置110の処理と同様であるため、説明は省略する。
本実施形態では、第1の実施形態と同様、車両のエンジンをOFFにして再び車両のキーをONにした場合等、所定のタイミングで最新の予約情報を反映した貸渡証が表示されるが、本実施形態では更に、車両の利用中に、携帯端末520のアプリケーション・プログラムを起動し、その表示手段に貸渡証画面を表示することができる。この貸渡証画面は、利用者から表示するよう指示があったときに無線通信網140を介して管理サーバ511と通信し、最新のデータをデータベース120から取得して編集するため、常に最新の情報を反映した貸渡証を表示することができる。また、上記ステップS96、S110、またはS114のタイミングで、携帯端末520の表示画面に、貸渡証を表示させることができる。
また、長期間に亘って変動しない定常的なデータは携帯端末520内に記憶しておき、予約情報などの、利用ごとに異なるデータのみを管理サーバ511経由でダウンロードするので、通信データ量の軽減を図ることができる。
ここで、貸渡証の出力イメージは、図7を用いて説明したものと同様のものである。
また、本実施形態においても、車両の予約実績、利用実績、課金実績などの運用実績にかかわる情報をデータベースに記憶しているため、データベース内の情報を検索し、貸渡簿の内容として閲覧することができる。この情報は、適宜編集して、ディスプレイ等の表示装置に表示させたり、プリンタ等を用いて印刷することができる。
次に、本発明の第1、及び第2の実施形態の車両共同利用システム100、500を実現するために使用されるコンピュータの基本的な構成について説明する。使用するコンピュータは、パーソナル・コンピュータが一般的であるが、高性能ワークステーション、大型ホストコンピュータ、小型携帯用コンピュータ、その他様々な種類のコンピュータを用いることができる。
また、一台のコンピュータにシステム100、500のどの構成要素を割り当てるかについても多くの様々なパターンが考えられる。例えば、管理サーバ(111、511)、WEBサーバ113、通信制御装置112、及びデータベース120を1台のパーソナル・コンピュータで運用することも可能であり、この構成からデータベース120だけを独立した1台のコンピュータでデータベース・サーバとして稼働させることもできる。
ここでは、管理サーバ(111、511)、通信制御装置112、WEBサーバ113、データベース(サーバ)120、PC160、及び情報検索・閲覧用コンピュータをそれぞれ独立したコンピュータで実現する場合の第1の構成、車両処理装置130の一部を1台のコンピュータで実現する場合の第2の構成、及び携帯端末520を1台のコンピュータで実現する場合の第3の構成のそれぞれについて説明する。
まず、図17を参照して、第1の構成のコンピュータ600について説明する。
第1の構成におけるコンピュータ600は、CPU610、メモリ620、外部記憶装置630、入力装置640、出力装置650、記録媒体駆動装置660、ネットワーク・インタフェース670、およびこれらの構成要素610〜670を相互に接続するバス680からなる。
CPU610は、コンピュータ600内の各構成要素の処理を制御して、上述した管理サーバ(111、511)やWEBサーバ113等の各機能を実現する。
メモリ620は、前記制御、および各処理を行うようCPU610を制御するプログラム、および当該プログラムが使用するデータを一時的に記憶する。
外部記憶装置630は、本システムで必要なデータ、プログラムを記憶するハードディスク等の記憶装置である。データベース(サーバ)120においては主に、各種テーブル(121〜125)のデータを格納するために用いられる。
入力装置640は、マウス、キーボード等の、CPU610に特定の指令を与えたり、外部記憶装置630に記憶するデータを入力するための装置である。PC160では、利用者から予約の受付を受けるために必須の構成要素となる。また、情報検索・閲覧用コンピュータでは、検索条件等の入力をする必要があり、必須の構成要素である。
出力装置650は、CRTディスプレイやテレビモニタであり、CPU610への指示やその他の入力を受付るための入力画面や、特定の情報を表示する表示画面を表示するために用いられる。PC160では、図3に示したように、利用者から予約の受付を受けるために予約画面200を表示する必要があるため、必須の構成要素となる。また、情報検索・閲覧用コンピュータでは、検索結果を表示するため必要である。更に、情報検索・閲覧用コンピュータを用いて検索結果を印刷する必要がある場合は、適当な仕様のプリンタも必要とされる。
記録媒体駆動装置660は、DVD−ROM、CD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体690の内容を読み出し、必要に応じて前記メモリ620や外部記憶装置630にコピーする。本発明の車両共同利用システムを実行するためにCPU610に指令を与え制御するプログラムも当該記録媒体690に格納される場合があり、このプログラムは、必要に応じてメモリ620にロードされる。本発明の場合、コンピュータごとに機能がことなるため、それを実行するプログラムは、コンピュータごとに適したものが提供される。
各コンピュータは、メモリ620内にロードされた当該プログラムによって制御され、CPU610はこのプログラムの命令に従って各種処理を実行し、全体として本発明の共同利用システム100または500を実現する。
ネットワーク・インタフェース670は、パーソナル・コンピュータ600をネットワーク700に接続する。ネットワーク700は、図1、図4に示す無線通信網140やネットワーク150に対応する。
前記CPU610に指令を与え、本発明を実現するプログラムは、当該ネットワーク700を介してメモリ620にロードされる場合もある。
次に、図18を参照して、第2の構成のコンピュータ800について説明する。このコンピュータ800は、車両内に搭載されて、車両処理装置130の各機能を制御するものであり、この例では、無線通信端末131及び車載機132を含むように構成される。当該コンピュータ800は、車両に搭載されるため、一般的には、極めてサイズの小さいコンピュータである。
CPU810は、コンピュータ800内の各構成要素の処理を制御して、上述した車両処理装置130の各機能を実現する。
メモリ820は、前記制御、および各処理を行うようCPU810を制御するプログラム、および当該プログラムが使用するデータを一時的に記憶する。
外部記憶装置830は、前記各機能の実行に必要なデータやプログラムを記憶するハードディスク等の記憶装置である。
カードリーダ・インタフェース840は、図14に示すICカードリーダ134と接続し、ICカードリーダ134で読み取られたICカード170の情報を受け取る。
ナビゲーション・システム・インタフェース850は、図14に示すナビゲーション・システム133と接続し、貸渡証などを表示装置133cに表示するためのデータを、コントローラ133aを介して当該表示装置133cに送信する。また、入力装置133bからの利用者の入力や、ナビゲーション・システム133のGPS機能によって取得された現在位置に関する情報を、コントローラ133aを介して受信する。
車両制御インタフェース860は、車載機132から所定の指令を車両に伝え、また、車両の所定の状態を車両から受信するためのインタフェースである。車載機132は、例えば、図6のステップS22に示すように、車両にハザードランプを点滅させるように指示するが、この指示は、CPU810で生成され当該インタフェース860を経由して車両に伝えられる。車両からは、例えば、図9の車両状態情報テーブル124に記憶されている走行距離や残り燃料などの情報が当該インタフェース860を経由して伝えられる。
ネットワーク・インタフェース870は、ネットワーク890に所定の無線通信方法で接続される。このネットワーク890は、図1、14の無線通信網140に対応するものであり、CPU810は、上記各インタフェース(840〜860)から取得した情報を管理サーバ111、511に送信し、逆に、管理サーバから、所定の情報、通知を受け取るように制御する。上記無線通信方法で代表的なものは、主として携帯電話等で用いられるパケット通信方法であるが、これに限定されるものではない。
ここで、車両の現在位置情報を例にとって、コンピュータ800の動作を説明すると、最初に、ナビゲーション・システム133のGPS機能によって計測された車両の現在位置情報が、コントローラ133aを介してナビゲーション・システム・インタフェース850に送信され、当該インタフェース850は、その位置情報を取得すると、それをネットワーク・インタフェース870に送信し、ネットワーク・インタフェース870は、その位置情報を、所定のプロトコルを用いて、無線通信網140を経由し、管理サーバ111、511に送信する。これらの一連の処理の制御は、CPU810によって行われる。
また、バス880は、各構成要素(810〜870)を接続し、各構成要素間におけるデータ送信を可能とする。
コンピュータ800では、コンピュータ600のように入力装置、出力装置、及び記録媒体駆動装置を備える必要は必ずしもない。しかし、ナビゲーション・システム133を流用しない構成を実現するのであれば、ナビゲーション・システム133内の入力装置133bや表示装置133cに代わる装置をGPS機能と共に備える必要がある。
コンピュータ800は、メモリ820内にロードされたプログラムによって制御され、CPU810はこのプログラムの命令に従って各種処理を実行する。第2の構成では、こうしたプログラムは、ROM(メモリ820)に予め記録された状態で提供されることが多いが、無線通信網140及びネットワーク・インタフェース870を介して提供され、メモリ820にロードされてもよい。
また、プログラムをDVD−ROM、CD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体経由で受け取ることもできるが、この場合には、コンピュータ600が有するような記録媒体駆動装置、またはこの装置とのインタフェースが必要になる。
次に、図19を参照して、第3の構成のコンピュータ900について説明する。このコンピュータ900は、本発明の第2の実施形態で使用される携帯端末520を実現するものである。携帯端末520は、一般的には、アプリケーション実行機能及びデータ通信機能を備えた携帯型電話機であるが、ここでは、電話機として必要な通話制御、マイクロフォン、スピーカ等については本発明の実施に直接関連する構成要素でないため、図示及び説明を省略する。
CPU910は、コンピュータ900内の各構成要素の処理を制御して、上述した携帯端末520の各機能を実現する。
メモリ920は、前記制御、および各処理を行うようCPU910を制御するプログラム、および当該プログラムが使用するデータを一時的に記憶する。
外部記憶装置930は、前記各機能の実行に必要なデータやプログラムを記憶するハードディスク等の記憶装置である。図15及び図16を参照して説明した、携帯端末520上で起動するアプリケーションも当該装置930に記憶される。
入力装置940は、ボタンのような入力装置であり、利用者がこの入力装置を用いて車両の選択等を指示する。
出力装置950は、LCDパネル等の表示装置であり、ここには、例えば利用可能な車両の一覧や、貸渡証が表示される。
ネットワーク・インタフェース960は、ネットワーク980に所定の無線通信方法で接続される。このネットワーク98は、図1、14の無線通信網140に対応するものであり、CPU910は、当該インタフェース960を介して、管理サーバ511との間で必要なデータの送受信を行う。上記無線通信方法で代表的なものは、主として携帯電話等で用いられるパケット通信方法であるが、これに限定されるものではない。
バス970は、各構成要素(910〜960)を接続し、各構成要素間におけるデータ送信を可能とする。
コンピュータ900は、メモリ920内にロードされたプログラムによって制御され、CPU910はこのプログラムの命令に従って各種処理を実行する。当該第3の構成では、こうしたプログラムは、ROM(メモリ920)に予め記録された状態で提供されることが多いが、無線通信網140及びネットワーク・インタフェース960を介して提供され、メモリ920にロードされてもよい。
また、プログラムをDVD−ROM、CD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体経由で受け取ることもできるが、この場合には、コンピュータ600が有するような記録媒体駆動装置、またはこの装置とのインタフェースが必要になる。
本発明の第1の実施形態の車両共同利用システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の車両共同利用システムの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態における、予約画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、顧客情報管理テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、車両予約情報テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の車両処理共同利用システムにおいて、利用者が車両の利用を開始する際の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において表示される貸渡証の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、車両位置情報テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、車両状態情報テーブルの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、利用・課金実績テーブル125の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の車両処理共同利用システムにおいて、利用者が車両の利用を終了する際の処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における、検索画面の一例を示す図である。 図12の検索画面で示された条件を実行した検索結果を示す図である。 本発明の第2の実施形態における車両共同利用システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の車両処理共同利用システムにおいて、利用者が車両の利用を開始する際の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の車両処理共同利用システムにおいて、利用者が車両の利用を開始する際の処理を示すフローチャートである。 本発明の車両共同利用システムを実現するために使用されるコンピュータの第1の構成を示す図である。 本発明の車両共同利用システムを実現するために使用されるコンピュータの第2の構成を示す図である。 本発明の車両共同利用システムを実現するために使用されるコンピュータの第3の構成を示す図である。
符号の説明
100、500 車両共同利用システム
110、510 管理センタ処理装置
110a 通信制御機能
110b 予約受付機能
110c 利用開始管理機能
110d 利用終了管理機能
110e 状態管理機能
110f 情報検索・閲覧機能
111、511 管理サーバ
112 通信制御装置
113 WEBサーバ
120 データベース
121 顧客管理情報テーブル
122 車両予約情報テーブル
123 車両位置情報テーブル
124 車両状態情報テーブル
125 利用・課金実績テーブル
130 車両処理装置
130a 通信制御機能
130b 利用開始検知機能
130c 利用終了検知機能
130d 状態検知機能
130e 貸渡証表示機能
130f 車両位置取得機能
130g 貸渡内容変更指示機能
131 無線通信端末
132 車載機
133 ナビゲーション・システム
133a コントローラ
133b 入力装置
133c 表示装置
134 ICカードリーダ
140 無線通信網
150 ネットワーク
160 PC
170 ICカード
600、800、900 コンピュータ
610、810、910 CPU
620、820、920 メモリ
630、830、930 外部記憶装置
640、940 入力装置
650、950 出力装置
660 記録媒体駆動装置
670 ネットワーク・インタフェース
680、880、970 バス
690 記録媒体
700、890、980 ネットワーク
840 カードリーダ・インタフェース
850 ナビゲーション・システム・インタフェース
860 車両制御インタフェース
870、960 ネットワーク・インタフェース

Claims (9)

  1. 車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段と、
    前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段と、
    前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報を無線通信網を介して受信し、その利用者が実際に予約を行った者であるかどうかを、前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報を用いて判断し、当該利用者が実際に予約を行った者であると判断した場合に、前記予約情報を含む所定のメッセージを編集し、編集された予約情報として、前記無線通信網を介して車両に送信し、前記予約の変更があった場合、当該予約の変更を認証した上で、前記認証済の予約情報を前記編集された予約情報として送信する、車両から隔てて配置された認証手段と、
    当該編集された予約情報を受信した場合に、利用者が当該予約車両を利用できるように制御する、車両に搭載された車両制御手段と、
    当該編集された予約情報を、前記無線通信網を介して受信し、車両利用時に当該編集された予約情報を出力するよう制御する予約情報出力手段と
    を有し、更に、前記予約情報出力手段は、前記編集された予約情報に基づいて、前記予約の変更が反映された最新の予約情報を含む貸渡証を出力し、
    前記車両の貸し出し、返却を無人で行うことができることを特徴とする車両共同利用システム。
  2. 請求項1に記載の車両共同利用システムにおいて、
    前記認証手段は、前記利用者が実際に予約を行った者ではない場合、若しくは、予約済みではない場合、前記車両制御手段に、前記車両の所定部分を動作させるシグナルを送信する手段を備えていることを特徴とする車両共同利用システム。
  3. 請求項1に記載の車両共同利用システムにおいて、
    前記車両制御手段は、前記編集された予約情報を車両許可通知と共に受信すると、前記車両に所定の動作を行わせ、前記利用者に当該車両が利用可能であることを通知する手段を備えていることを特徴とする車両共同利用システム。
  4. コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理し、前記車両の貸し出し、返却を無人で行うことができる車両共同利用システムであって、
    前記車両に搭載された車載コンピュータが、
    前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報を無線通信網を介して、前記車両の貸し出し、返却を無人で行う、前記車両から隔てて設置された遠隔コンピュータに送信する識別情報送信手段と、
    前記遠隔コンピュータから、前記無線通信網を介して、当該利用者に関する編集された予約情報と、車両が利用可能であることを示す車両許可通知と共に受信した場合に、利用者が当該予約車両を利用できるように制御する車両制御手段と、
    当該編集された予約情報を前記無線通信網を介して受信し、車両利用時に当該編集された予約情報を出力するよう制御する予約情報出力手段と
    を有し、当該予約情報出力手段は、更に、前記予約の変更があった場合、前記編集された予約情報として含む貸渡証を出力す
    とを特徴とする車両共同利用システム。
  5. コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理し、前記車両の貸し出し、返却を無人で行うことができる車両共同利用システムであって、
    前記車両から隔てて配置された遠隔コンピュータが、
    前記車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段と、
    前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段と、
    前記予約情報を編集し、編集された予約情報として、車両許可通知と共に送信すると共に、前記予約の変更があった場合、当該予約の変更を認証した上で、前記認証済の予約情報を前記編集された予約情報として送信する予約情報出力手段を有し、
    前記車両に搭載された車載コンピュータ、又はその他の所定のコンピュータが、
    前記編集された予約情報を無線通信網を介して受信する予約情報受信手段と、
    当該編集された予約情報に基づいて、当該車両の貸し渡しを証する貸渡証を出力するよう制御する予約情報出力手段を有し、更に、当該予約情報出力手段は、前記予約の変更が反映された最新の予約情報を含む前記貸渡証を出力することを特徴とする車両共同利用システム。
  6. コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理し、前記車両の貸し出し、返却を無人で行うことができる車両共同利用管理方法であって、
    車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付ステップと、
    前記予約受付ステップによって受け付けられた予約を予約情報として記憶するステップと、
    前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得するステップと、
    車両から隔てて設置されたコンピュータにおいて、前記識別情報を無線通信網を介して受信し、その利用者が実際に予約を行った者であるかどうかを、前記記憶された予約情報を用いて判断し、当該利用者が実際に予約を行った者であると判断した場合に、当該予約情報を含む所定のメッセージを編集して、編集された予約情報として、前記無線通信網を介して前記予約車両に送信すると共に、前記予約の変更があった場合、当該予約の変更を認証した上で、前記認証済の予約情報を前記編集された予約情報として送信するステップと、
    車両に搭載されたコンピュータにおいて、当該編集された予約情報を受信した場合に、利用者が当該予約車両を利用できるように制御するステップと、当該編集された予約情報を前記無線通信網を介して受信し、車両利用時に当該編集された予約情報から貸渡証を作成して出力するよう制御すると共に、前記予約の変更があった場合、前記予約の変更が反映された最新の予約情報を含む前記貸渡証を出力するように制御するステップと
    を有することを特徴とする車両共同利用管理方法。
  7. 複数の車両の貸し渡しを管理し、前記車両の貸し出し、返却を無人で行うことができる車両共同利用システムに使用され、車載のコンピュータから離れた位置に設けられた遠隔コンピュータを、
    車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段、
    前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段、
    前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段、
    前記識別情報を無線通信網を介して受信し、その利用者が実際に予約を行った者であるかどうかを、前記予約情報記憶手段に記憶された予約情報を用いて判断し、当該利用者が実際に予約を行った者であると判断した場合に、当該予約情報を含む所定のメッセージを編集して、編集された予約情報を前記無線通信網を介して予約車両に送信すると共に、前記予約の変更があった場合、当該予約の変更を認証した上で、前記認証済の予約情報を前記編集された予約情報として送信する、認証手段として機能させ、
    前記予約の変更があった場合、前記車載のコンピュータとの間で情報の授受により前記予約の変更が反映された最新の予約情報を含む貸渡証を前記車両側で出力するように制御するためのプログラム。
  8. コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理し、前記車両の貸し出し、返却を無人で行うことができる車両共同利用システムに使用される、前記車両に搭載された車載コンピュータのプログラムであって前記車載コンピュータを、
    前記利用者が予約車両の利用を開始する際に、当該利用者から、その利用者の識別情報を取得する識別情報取得手段、
    前記識別情報を無線通信網を介して、前記車両から隔てて設置された遠隔コンピュータに送信する識別情報送信手段、及び
    前記遠隔コンピュータから、前記無線通信網を介して、当該利用者に関する予約情報を含むメッセージを編集された予約情報として受信すると共に、車両が利用可能であることを示す車両許可通知を受信した場合に、利用者が当該予約車両を利用できるように制御する車両制御手段及び
    当該予約情報を前記無線通信網を介して受信し、車両利用時に当該編集された予約情報から貸渡証を作成して出力するよう制御し、更に、前記予約の変更があった場合、前記予約の変更が反映された最新の予約情報を含む前記貸渡証を出力するように制御する予約情報出力手段
    として機能させるためのプログラム。
  9. コンピュータを用いて複数の車両の貸し渡しを管理し、前記車両の貸し出し、返却を無人で行うことができる車両共同利用システムに使用される、前記車両から隔てて配置された遠隔コンピュータのプログラムであって、前記遠隔コンピュータを、
    前記車両の貸し渡しについて、利用者から予約を受け付ける予約受付手段、及び
    前記予約受付手段によって受け付けられた予約を予約情報として記憶する、車両から隔てて配置された予約情報記憶手段として機能させると共に、
    前記予約情報を含むメッセージを編集して、編集された予約情報として送信する送信手段として機能させ、更に、前記予約の変更があった場合、当該予約の変更を認証した上で、前記送信手段を、前記認証済の予約情報を前記編集された予約情報として送信する送信手段としても機能させ、
    これにより、前記車両に搭載された車載コンピュータ、又はその他の所定のコンピュータに、前記編集された予約情報を、無線通信網を介して受信させ、
    当該編集された予約情報に基づいて、前記予約の変更が反映された最新の予約情報を含む、当該車両の貸し渡しを証する貸渡証を出力させるように、制御することを特徴とするプログラム。
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