JP2019131089A - サーバ装置 - Google Patents

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弘 井形
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真輝 伊藤
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知明 宮澤
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Abstract

【課題】オーナとユーザとが対面せずに利用できるカーシェアリングサービスを実施するにあたり、ユーザから貸し出しを要求された際の貸し手となるオーナの負担を軽減する。【解決手段】本サーバ装置は、車両のオーナが車両の貸し出しを許可するユーザの基準を示す情報が格納される格納手段と、前記車両の借り手となるユーザが使用するユーザ端末から送信される前記車両の利用要求信号を受信した場合に、前記ユーザの特徴情報を取得する取得手段と、取得した前記特徴情報が前記格納手段に格納された基準を満たす場合に、前記車両の操作を可能化するための所定の認証情報を前記ユーザ端末へ送信する送信手段と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、カーシェアリングサービスに関わるサーバ装置に関する。
近年、スマートフォンのような携帯装置を車両キーの代わりに利用することで、車両の操作(車両ドアの施解錠操作、車両電源のON/OFF操作、車両に搭載された原動機の始動/停止操作等)を可能にする技術が検討されている。このような技術を活用すると、車両のオーナ以外の者(つまり、物理的な車両キーを持たない者)に一時的に車両を操作させることが容易に実現できるため、車両の新たな利用方法や車両を活用した新たなサービスの登場が期待されている。例えば、特許文献1には、カーシェアリングの対象となる車両(又は該車両を管理するサーバ装置)と該車両の借り手となるユーザの携帯装置(以下、「ユーザ端末」と記す場合もある。)との間で相互認証を行わせ、該認証に成功すると、ユーザによる該車両の操作を可能にするシステムが開示されている。斯様なシステムによれば、車両の貸し手となるオーナと借り手となるユーザとの間で物理的な車両キーの受け渡しを行うことなく、車両の貸し借りを行うことが可能になる。
特開2002−330468号公報
ところで、前述した従来のシステムによると、車両の借り手となるユーザから貸し出しを要求されるたびに車両の貸し手となるオーナが貸し出しの可否を判断するのは面倒である。
本発明は、オーナとユーザとが対面せずに利用できるカーシェアリングサービスを実施するにあたり、ユーザから貸し出しを要求された際の貸し手となるオーナの負担を軽減することができる技術を提供することを目的とする。
開示の技術の1つの側面は、次のようなサーバ装置によって例示される。本サーバ装置は、車両のオーナが車両の貸し出しを許可するユーザの基準を示す情報が格納される格納手段と、前記車両の借り手となるユーザが使用するユーザ端末から送信される前記車両の利用要求信号を受信した場合に、前記ユーザの特徴情報を取得する取得手段と、取得した前記特徴情報が前記格納手段に格納された基準を満たす場合に、前記車両の操作を可能化するための所定の認証情報を前記ユーザ端末へ送信する送信手段と、を備える。
本サーバ装置は、オーナとユーザとが対面せずに利用できるカーシェアリングサービスを実施するにあたり、ユーザから貸し出しを要求された際の貸し手となるオーナの負担を軽減することができる。
実施形態に係るカーシェアリングシステムの概略構成を示す図である。 本実施形態に係るカーシェアリングシステムが有する構成要素の一例を概略的に示すブロックである。 キーユニットの制御部に含まれる機能モジュールの一例を示す図である。 貸借管理DBに格納される貸借情報のテーブル構成を例示する図である。 貸借管理DBに格納される車両管理情報のテーブル構成を例示する図である。 貸借条件DBに格納される貸借条件のテーブル構成を例示する図である。 評価結果DBに格納される評価結果のテーブル構成を例示する図である。 実施形態に係るカーシェアリングシステムにおいて各構成要素間で行われるデータ及び処理の流れを示すフロー図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態に記載される構成部品の寸法、材質、形状、相対配置等は、特に記載がない限り発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<カーシェアリングシステム概要>
図1は、実施形態に係るカーシェアリングシステムの概略構成を示す図である。ここでいうカーシェアリングシステムは、車両10の借り手となるユーザが、車両10の貸し手となるオーナからの利用許可を得ることで、車両10を一時的に利用可能になるサービスを実現するためのシステムである。実施形態におけるカーシェアリングシステムは、図1に示すように、車載システム300と、ユーザ端末200と、貸借管理サーバ装置400と、センタサーバ装置500と、オーナ端末600と、を含む。
車載システム300は、実施形態におけるカーシェアリングサービスの貸借対象になる車両10に搭載される。車載システム300は、ユーザ端末200が持つ所定の認証情報に基づく所定の認証処理を行い、その認証結果に基づいてユーザの車両操作(例えば、車両ドアの施解錠操作、車両電源のON/OFF操作、車両10における原動機の始動/停止操作等)に応じるか否かを決定する。さらに、車載システム300は、車両10の運転操作に係る情報(急加速、急ハンドルの有無等)を取得する。
ユーザ端末200は、上記した車両10の借り手となるユーザが使用する携帯型の端末である。なお、ここでいうユーザとしては、上記した車両10を利用する際に車両10の運転操作を実際に行う者(個人)を想定している。ユーザ端末200は、上記した車両10をユーザが利用する際に、所定の認証情報を取得する。そして、ユーザが上記した車両10の操作を行う際には、取得された所定の認証情報を車載システム300へ送信する。
貸借管理サーバ装置400は、車両10の貸し手となるオーナと車両10の借り手となるユーザとの間で取り交わされる貸借契約を仲介する会社等に配置される。貸借管理サーバ装置400は、ユーザ各々を識別するユーザ識別情報を含み、上記した車両10の利用要求をユーザ端末200から受け付けると、ユーザの特徴情報(例えば、年齢、性別、住所、職業、役職、勤続年数、人種、年収、最終学歴、家族構成、運転免許証取得からの経過年数、喫煙者/非喫煙者の別、ペット持込みの有無等)を取得する。特徴情報の取得は、例えば、貸借管理サーバ装置400がユーザ端末200に対して特徴情報の送信を要求し、該要求に応じてユーザがユーザ端末200を用いて特徴情報を貸借管理サーバ装置400に送信することで行われる。また例えば、特徴情報の取得は、ユーザ各々の特徴情報をユーザ識別情報と紐付けて管理するデータベースが貸借管理サーバ装置400に設けられており、貸借管理サーバ装置400は受信した利用要求に含まれるユーザ識別情報に紐づけられた特徴情報をデータベースから取得してもよい。貸借管理サーバ装置400は、取得した特徴情報がオーナが車両10の貸し出しを認める貸借条件を満たす場合に、取得した特徴情報とともに上記した車両10の利用許可要求をオーナ端末600へ送信する。これに応答するかたちでオーナ端末600から送信される利用許可信号が貸借管理サーバ
装置400によって受信されると、貸借管理サーバ装置400が、上記した車両10の車両操作を可能化するための所定の認証情報をユーザ端末200へ送信するように、センタサーバ装置500へ要求する。その際、所定の認証情報のユーザ端末200への送信を要求するための信号に加え、上記した車両10の貸し手となるオーナの識別情報も、貸借管理サーバ装置400からセンタサーバ装置500へ送信されるものとする。
センタサーバ装置500は、貸借管理サーバ装置400から受信したオーナ識別情報に基づいて、該オーナ識別情報に対応づけられた車両10を特定し、該特定された車両10に係る所定の認証情報をユーザ端末200に送信する。センタサーバ装置500から送信された所定の認証情報がユーザ端末200によって受信されると、車両10の借り手となるユーザが、ユーザ端末200を利用して、車両10の操作を行えるようになる。なお、上記した所定の認証情報は、センタサーバ装置500からユーザ端末200へ直接送信されてもよいが、センタサーバ装置500からユーザ端末200へ貸借管理サーバ装置400を介して間接的に送信されてもよい。
オーナ端末600は、上記した車両10の貸し手となるオーナが所有し、使用する端末である。ここでいうオーナは、上記した車両10の占有権を有する者であり、例えば、個人や法人(カーシェアリングサービスを提供する事業者等)である。オーナ端末600は、上記したようなオーナが使用する端末である。その際、上記したオーナが個人である場合には、前記オーナ端末600は、該オーナが携帯する端末又は該オーナの居所に設置される端末であってもよい。また、上記したオーナが事業者等の法人又は団体である場合には、前記オーナ端末600は、事業所等に設置される端末、又は事業所の職員が携帯する端末であってもよい。斯様なオーナ端末600は、貸借管理サーバ装置400からの利用許可要求及び特徴情報を受信したり、利用許可要求に対する回答(利用許可信号又は利用不許可信号)を貸借管理サーバ装置400へ送信したりするために使用される。
<システム構成>
ここで、上記したカーシェアリングシステムの各構成要素について、詳しく説明する。図2は、図1に示した車載システム300、ユーザ端末200、貸借管理サーバ装置400、センタサーバ装置500、及びオーナ端末600の構成の一例を概略的に示したブロック図である。
(車載システム)
車載システム300は、図2に示すように、キーユニット301と、照合ECU302と、車内カメラ303と、加速度センサ304と、イグニッションスイッチ305と、制御部306と、無線通信部308と、エンジンECU309と、エンジン310と、を備える。キーユニット301は、スマートキーの電子キー(携帯機)と同様の無線インタフェースを有しており、既設の車載システム300と通信を行うことで、物理的な鍵を用いることなく車両10の施解錠、車両電源のON/OFF、車両原動機の始動/停止等を行うことができる。また、キーユニット301は、ユーザ端末200と近距離無線通信を行うことで、ユーザ端末200の認証を行い、その認証結果に基づいて、自身が車両10の電子キーとして振る舞うか否かを決定する。キーユニット301と照合ECU302との間の通信は、近距離無線通信によって行われる。なお、車載システム300は、車両10に搭載されるバッテリから供給される電力で動作する。
車載システム300は、車両の各種動作(例えば、車両10のドアを施錠及び解錠する動作、車両電源をON及びOFFする動作、車両原動機を始動及び停止する動作等)を制御したり、運転操作に係る情報(例えば、運転の荒さ、交通違反の有無、運転中の車両10内の画像有無)を取得したりするための装置である。具体的には、車両10のオーナが所持する電子キー(以下、「携帯機」と記す場合もある。)から、電波を介して送信され
る施錠信号及び解錠信号に応じて、車両10のドアを施錠及び解錠する。また、オーナ(又はオーナとともに車両に乗り込んでいる者)が車両電源のON/OFF操作、又は車両原動機の始動/停止操作を行った際に、携帯機を検索するための電波を送信することで、携帯機の認証を行い、その認証に成功すると、上記した操作を受け付ける(許可する)機能も有している。なお、実施形態では、オーナが所持する携帯機の代わりに、キーユニット301がRF帯及びLF帯の電波を送受信することで、車両10の各種動作を制御する。
ここで、車載システム300の具体的な構成について説明する。なお、実施形態においては、車両10の原動機として内燃機関(エンジン)が搭載されている例を挙げる。照合ECU302は、キーユニット301から送信された信号(施錠信号又は解錠信号)に基づいて、車両10のドアを施錠及び解錠する制御を行うコンピュータである。この照合ECU302は、例えば、マイクロコンピュータによって構成される。なお、以下の説明において、施錠信号及び解錠信号を施解錠信号と総称する。ただし、施解錠信号という用語は、施錠信号と解錠信号の少なくともいずれかを表すものとする。また、乗員によるエンジンの始動/停止操作(例えば、イグニッションスイッチ305のON/OFF操作)が行われた際に、照合ECU302は、キーユニット301と通信することで、キーユニット301の持つキーIDを取得する。そして、照合ECU302は、キーユニット301から取得されたキーIDに基づく認証を行い、その認証に成功すると、乗員によるエンジンの始動/停止操作を受け付ける。
照合ECU302は、キーユニット301から送信された施解錠信号が、正当な装置から送信されたものであることを認証する。具体的には、施解錠信号に含まれるキーIDが、照合ECU302が有する記憶部に予め記憶されたキーIDと一致するか否かを判定する。そして、照合ECU302は、この認証の結果に基づいて、ドアの開錠または施錠の可否を判定する。
エンジン310は、車両10の駆動輪を駆動させるためのエンジン本体と、該エンジン本体を始動させるためのスタータモータと、該エンジン本体に取り付けられた電装品(例えば、燃料噴射弁や点火プラグ等)に対する電力の供給/停止を切り替えるためのリレー等を含んで構成される。
イグニッションスイッチ305は、車両10のエンジン310を始動又は停止させる際に乗員が操作するためのスイッチであり、例えば、車室内のセンターコンソールやハンドルの近傍に配置される。イグニッションスイッチ305によるエンジン310の始動/停止操作が為された場合に、照合ECU302は、キーIDの送信要求を、キーユニット301へ送る。その場合、キーユニット301は、後述するように、ユーザ端末200の認証を行い、その認証に成功すると、キーユニット301の持つキーIDを照合ECU302へ送信する。キーユニット301から送信されるキーIDが受信されると、照合ECU302が、キーIDの認証を行い、その認証に成功すると、エンジンECU309に対して、エンジン310の始動指令又は停止指令を送る。
エンジンECU309は、エンジンの始動/停止等を制御するコンピュータである。エンジンECU309は、照合ECU302から受信した始動指令又は停止指令に基づいてエンジン310を制御することで、エンジン310を始動又は停止させる機能を有している。
制御部306は、車内カメラ303、加速度センサ304およびナビゲーション装置307を制御して、運転操作に係る情報を収集する。制御部306は、例えば、エンジン310の始動を契機として、車内カメラ303、加速度センサ304およびナビゲーション
装置307の制御を開始する。制御部306はプログラムを記憶した記憶部を備え、記憶部に記憶されたプログラムをCPUが実行することで、車内カメラ303および加速度センサ304の制御を行う。
車内カメラ303は、車両10の室内を撮影する撮像装置である。車内カメラは、例えば、バックミラーの近傍に設けられる。車内カメラ303が撮影する撮像は、静止画であっても動画であってもよい。制御部306は、車内カメラ303を制御することで、ユーザによる車両10の利用開始直後と利用終了直後における車内の画像を撮影させる。車内カメラ303によって撮影された画像の画像データは、制御部306の記憶部に撮影時刻と紐付けられて記憶される。
加速度センサ304は、車両10の加速度を検出するセンサである。加速度センサ304が検出した車両10の加速度を示す加速度データは、制御部306の記憶部に検出時刻と紐付けられて記憶される。制御部306は、記憶部に記憶された加速度データを用いて、所定値以上の加速度の変化を検出することで急加速や急ハンドル、衝突等の交通事故等を検出し、その回数を記憶部に記憶する。さらに、制御部306は、記憶部に記憶した急加速、急ハンドル、交通事故等の回数を基に運転の荒さを点数化する。
ナビゲーション装置307は、車両10の現在位置を検出するGPS(Global Positioning System)と地図データとを備え、目的地までの経路を案内する装置である。ナビゲ
ーション装置307の地図データは一方通行、一時停止、車両進入禁止等の交通法規に係る情報を含む。ナビゲーション装置307は、交通法規に係る情報に基づいて交通違反を検出すると、検出した交通違反の項目(例えば、進入禁止の無視、一時停止の無視等)を示す違反情報を制御部306に送信し、制御部306は受信した違反情報を違反した時刻と紐付けて記憶部に記憶する。
無線通信部308は、加速度センサ304およびナビゲーション装置307によって収集された運転操作に係る情報と車内カメラ303によって撮影された車両10の車内の画像を、無線通信によって貸借管理サーバ装置400に送信する。無線通信部308は、例えば、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の移動体通信サービ
スを利用して、貸借管理サーバ装置400と通信できる。制御部306は、加速度センサ304が検出した加速度データに基づいて点数化した運転の荒さ、ナビゲーション装置307によって検出した交通違反の項目およびその回数を含む運転操作に係る情報と車内カメラ303によって撮影した車両10の車内の画像を無線通信部308を介してオーナ端末600に送信する。
次に、キーユニット301について説明する。キーユニット301は、車両10における車室内の所定の位置(例えばグローブボックス内)に配置される装置である。キーユニット301は、ユーザ端末200と近距離無線通信を行うことでユーザ端末200を認証する機能と、この認証に成功したときに、施解錠信号を送信する機能と、を有している。さらに、キーユニット301は、照合ECU302から送信されるキーID送信要求を受信したときに、ユーザ端末200と近距離無線通信を行うことで該ユーザ端末200の認証を行う機能と、この認証に成功したときに、該キーユニット301の持つキーIDを、照合ECU302へ送信する機能も有している。
キーユニット301は、所定の無線通信規格を用いて、近距離(車室内と車室外で通信が行える程度)における通信を行う。実施形態では、キーユニット301は、Bluetooth(登録商標)LowEnergy規格(以下、BLE)によるデータ通信を行う。BLEとは、Bluetoothによる低電力通信規格であり、機器同士のペアリングを必要とせず、相手を検知することですぐに通信を開始できるという特徴を有する。なお
、実施形態ではBLEを例示するが、他の無線通信規格も利用可能である。例えば、NFC(Near Field Communication)、UWB(Ultra Wideband)、WiFi(登録商標)などを利用することもできる。
キーユニット301は、ユーザ端末200と近距離無線通信を行い、該ユーザ端末200を認証する処理と、認証結果に基づいて施解錠信号やキーIDを送信する処理と、を行う。
ここで、キーユニット301に含まれる機能モジュールを図3に示す。図3に示すように、キーユニット301は、記憶部1041及び認証部1042を有している。記憶部1041には、キーユニット301を制御するための制御プログラムが記憶されている。キーユニット301は、記憶部1041に記憶されている制御プログラムをCPU(不図示)によって実行することで、認証部1042を含む種々の機能を実現することができる。例えば、キーユニット301は、車載システム300から送信されたポーリング信号を受信する機能、施解錠信号やキーIDを照合ECU302に送信する機能、近距離通信によってユーザ端末200との通信を処理する機能、認証部1042によるユーザ端末200の認証が成功した場合に施解錠信号やキーIDを生成する機能等を実現する。
認証部1042は、ユーザ端末200から受信する認証情報に基づいて、ユーザ端末200の認証を行う。具体的には、認証部1042は、記憶部1041に記憶された認証情報(キーユニット301に固有の認証情報)と、ユーザ端末200から受信した認証情報とを比較し、これらが一致した場合に、認証成功と判断する。双方の認証情報が一致しない場合、認証失敗と判断する。
ここで、ユーザ端末200からの施錠要求又は解錠要求(以下、「施解錠要求」と総称する)が近距離無線通信によって受信された場合には、認証部1042は、該施解錠要求に添付されている認証情報に基づくユーザ端末200の認証を行い、その認証に成功すると、ユーザ端末200から受信した要求に応じた施解錠信号を生成する。そして、認証部1042は、生成された施解錠信号を照合ECU302へ送信する。その際、認証部1042によって行われる認証の方式は、認証情報同士を単純に比較して同一性を検証する方式であってもよいし、非対称暗号を用いた方式であってもよい。以降、説明の必要に応じて、キーユニット301の記憶部1041に記憶される認証情報を装置認証情報、ユーザ端末200から送信される認証情報を端末認証情報(本発明に係る「所定の認証情報」に相当する。)と称するものとする。
なお、認証部1042は、上記の施解錠信号を照合ECU302へ送信する際に、電子キーのID(キーID)を上記の施解錠信号に添付する。ここでいうキーIDは、平文の状態で予めキーユニット301に記憶されていてもよいし、ユーザ端末200に固有な暗号によって暗号化した状態で記憶されていてもよい。キーIDが暗号化した状態で記憶される場合、ユーザ端末200から送信された端末認証情報を用いて、暗号化されたキーIDを復号し、本来のキーIDを得るようにしてもよい。
また、照合ECU302からの上記のキーID送信要求を受信した場合には、認証部1042は、ユーザ端末200と近距離無線通信を行うことで、該ユーザ端末200の持つ端末認証情報を取得する。そして、認証部1042は、ユーザ端末200から取得した端末認証情報に基づく該ユーザ端末200の認証を行い、その認証に成功すると、該キーユニット301の持つキーIDを照合ECU302へ送信する。
なお、ユーザがイグニッションスイッチ305を操作する代わりに、該ユーザの使用するユーザ端末200上においてエンジン310の始動/停止操作が行われた場合には、認
証部1042は、ユーザ端末200からの施解錠要求を受信した場合と同様の手順で該ユーザ端末200の認証を行えばよい。そして、その認証に成功した場合には、認証部1042は、エンジン310の始動指令信号又は停止指令信号を生成して、生成された始動指令信号又は停止指令信号とキーIDとを、照合ECU302へ送信すればよい。その場合、照合ECU302は、キーユニット301からの施錠指令信号又は解錠指令信号を受信した場合と同様の手順で認証を行い、その認証に成功すると、エンジンECU309へエンジン310の始動指令又は停止指令を送ればよい。
(ユーザ端末200)
次に、ユーザ端末200について説明する。ユーザ端末200は、前述したように、車両10の借り手となるユーザが携帯する端末であり、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)といった小型のコンピュータである。ユーザ端末200は、近距離通信部201、通信部202、制御部203、入出力部204、及びカメラ205を備える。
近距離通信部201は、キーユニット301と同一の通信規格によって、キーユニット301との間で通信を行う手段である。通信部202は、ユーザ端末200をネットワークに接続するための通信手段である。実施形態では、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の移動体通信サービスを利用して、他の装置(例えば、貸借管
理サーバ装置400やセンタサーバ装置500等)と通信を行うことができる。
制御部203は、ユーザ端末200の制御を司るコンピュータである。制御部203は、例えば、前述した端末認証情報を取得する処理、施解錠要求を生成する処理、端末認証情報や施解錠要求をキーユニット301に送信する処理等を行う。なお、制御部203は、例えば、マイクロコンピュータによって構成されており、記憶手段(ROM等)に記憶されたプログラムをCPU(いずれも不図示)によって実行させることで上記した各種処理を行うための機能が実現される。
制御部203は、入出力部204を介してユーザとのインタラクションを行う。入出力部204は、ユーザが行った入力操作を受け付け、ユーザに対して情報を提示する手段である。具体的には、タッチパネルとその制御手段、液晶ディスプレイとその制御手段から構成される。タッチパネル及び液晶ディスプレイは、実施形態では一つのタッチパネルディスプレイからなる。
制御部203は、入出力部204に操作画面を表示し、ユーザが行った操作に応じた施解錠要求を生成する。例えば、制御部203は、タッチパネルディスプレイに、解錠を行うためのアイコンや施錠を行うためのアイコン等を出力し、ユーザによって行われた操作に基づいて、解錠要求や施錠要求等を生成する。なお、ユーザが行う操作は、タッチパネルディスプレイを介したものに限られない。例えば、ハードウェアスイッチ等によるものであってもよい。
また、制御部203は、センタサーバ装置500から端末認証情報(所定の認証情報)を取得するための処理を行う。なお、端末認証情報は、車載システム300がキーユニット301を認証するための情報(キーID)ではなく、キーユニット301がユーザ端末200を認証するための情報(例えば、キーユニット301に固有の装置認証情報に対応づけられた情報)である。具体的には、制御部203が、通信部202を介して、車両10の利用を要求するための信号(利用要求信号)を貸借管理サーバ装置400へ送信する。ここでいう「利用要求信号」には、ユーザ端末200を識別するための端末識別情報が添付される。利用要求信号を受信した貸借管理サーバ装置400は、上記した特徴情報の送信を要求するための信号である特徴情報要求信号を、ユーザ端末200へ送信する。貸
借管理サーバ装置400からの上記の特徴情報要求信号が通信部202によって受信されると、制御部203は、入出力部204に特徴情報の入力を受け付けるユーザインタフェースを出力し、ユーザからの特徴情報の入力を受け付ける。さらに、制御部203は、カメラ205を作動させることで、ユーザ自身の顔の撮影を促す。ここでいうカメラ205は、静止画像を撮影するものであってもよいし、動画像を撮影するものであってもよい。特徴情報が入力され、顔画像の撮影操作が行われると、制御部203が、入力された特徴情報および撮影されたユーザ顔画像のデータを、通信部202を介して貸借管理サーバ装置400へ送信する。ユーザ端末200から送信される特徴情報及びユーザ顔画像のデータが貸借管理サーバ装置400によって受信されると、貸借管理サーバ装置400は、オーナが車両10を貸し出しを許可する条件を受信した特徴情報が満たすか否かを判定する。受信した特徴情報が該条件を満たす場合、貸借管理サーバ装置400は、車両10の利用許可を求めるための信号(利用許可要求信号)を、貸し手となるオーナのオーナ端末600へ送信する。ここでいう「利用許可要求信号」には、貸借管理サーバ装置400がユーザ端末200から受信したユーザの特徴情報やユーザ顔画像が添付される。オーナは、ユーザの特徴情報やユーザ顔画像(すなわち、貸借管理サーバ装置400からの特徴情報要求信号をユーザ端末200が受信した後に撮影された、直近のユーザの顔画像)を参考にして、該ユーザによる車両10の利用を許可するか又は不許可にするかの判断を行うことができる。そして、上記の利用許可要求信号に応答するかたちで、車両10の利用を許可しない信号(利用不許可信号)がオーナ端末600から貸借管理サーバ装置400へ送信されると、貸借管理サーバ装置400が、ユーザ端末200に対して、車両10が利用不可能な状態にあることを示す信号を送信する。一方、上記の利用許可要求信号に応答するかたちで、車両10の利用を許可するための信号(利用許可信号)がオーナ端末600から貸借管理サーバ装置400へ送信されると、貸借管理サーバ装置400が、端末認証情報の発行を要求するための信号(認証情報発行要求信号)をセンタサーバ装置500へ送信する。該認証情報発行要求信号を受信したセンタサーバ装置500は、貸し出し対象の車両10に搭載されているキーユニット301に固有な装置認証情報に対応づけられた端末認証情報を取得し、取得した端末認証情報をユーザ端末200へ直接送信し、又は貸借管理サーバ装置400を介してユーザ端末200へ間接的に送信する。その場合、ユーザは、ユーザ端末200を利用して、車両10の解錠操作、施錠操作、エンジン始動操作、及びエンジン停止操作等を行うことが可能になる。なお、ユーザ端末200が端末認証情報を有していない場合は、ユーザは、該ユーザ端末200を利用した車両10の操作を行うことが不可能となる。
実施形態においては、ユーザ端末200が取得する端末認証情報は、ユーザによる車両10の利用が終了した時点で無効化されるワンタイムキーである。例えば、センタサーバ装置500から送信される端末認証情報がユーザ端末200によって受信されたタイミングで、該端末認証情報がユーザ端末200の記憶部(不図示)に記憶され、その後、ユーザ端末200から貸借管理サーバ装置400への利用終了通知が送信されたタイミングで、上記の記憶部から該端末認証情報が消去される。なお、ユーザ端末200の記憶部に記憶された端末認証情報が消去されるタイミングは、上記した例に限定されるものではなく、例えば、利用期間の終了前に、車両10が所定の位置に返却されており、且つ該車両10の施錠が完了している場合には、利用期間が終了するタイミングをもって上記の記憶部から端末認証情報が消去されてもよい。
(貸借管理サーバ装置400)
次に、貸借管理サーバ装置400について説明する。貸借管理サーバ装置400は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッ
サ(不図示)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の主記憶部(不図示)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ
(HDD、Hard Disk Drive)、リムーバブルメディア等の補助記憶部(不図示)を有す
るコンピュータである。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、又はCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のようなディスク記録媒体である。補助記憶部には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納されており、そこに格納されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現することができる。
貸借管理サーバ装置400は、通信部402を有する。通信部402は、貸借管理サーバ装置400をネットワークに接続するための通信手段である。例えば、通信部402は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、WiFi等の通信網
を利用して、ネットワーク経由でセンタサーバ装置500と通信を行うとともに、上記したような移動体通信サービスを利用して、ネットワーク経由でユーザ端末200やオーナ端末600と通信を行う。
貸借管理サーバ装置400は、貸借管理DB(Data Base)403、貸借条件DB40
4及び評価結果DB405を有する。貸借管理DB403、貸借条件DB404及び評価結果DB405は、上記の補助記憶部上に構築される。貸借管理DB403には、車両10の貸借情報が車両10の借り手となるユーザの識別情報と紐付けられて格納される。貸借条件DB404には、オーナが車両10の貸し出しを認める基準となる貸借条件が車両10のオーナの識別情報と紐付けられて格納される。評価結果DB405には、車両10の利用を終えたユーザに対する評価結果がユーザの識別情報と紐づけられて格納される。例えば、ユーザは車両10の利用を終える度にオーナによって評価され、評価結果DB405の評価結果フィールドには、今までの評価結果の平均値が登録される。貸借管理DB403、貸借条件DB404及び評価結果DB405は、プロセッサによって実行されるデータベース管理システム(Database Management System、DBMS)のプログラムが、補助記憶部に記憶されるデータを管理することで構築される。貸借管理DB403、貸借条件DB404及び評価結果DB405は、例えば、リレーショナルデータベースである。
ここで、貸借管理DB403に格納される貸借情報の一構成例について、図4に基づいて説明する。図4は、貸借情報のテーブル構成を例示する図である。図4に示す貸借情報テーブルは、ユーザID、利用期間、オーナID、及びステータス等の各フィールドを有する。ユーザIDフィールドには、車両10の借り手となるユーザを識別するためのユーザ識別情報が入力される。ここでいうユーザIDは、ユーザがカーシェアリングサービスの会員登録を行う際に付与される情報である。利用期間フィールドには、車両10の利用期間を示す情報(例えば、利用開始日時と利用終了日時を含む情報)が入力される。ここでいう利用期間は、ユーザによる車両10の利用予約が行われる際に、該ユーザによって指定される期間である。オーナIDフィールドには、ユーザに対する貸し出し対象となる車両10のオーナを識別するためのオーナ識別情報が入力される。ここでいうオーナ識別情報は、オーナがカーシェアリングシステムの会員登録を行う際に付与される情報である。なお、ユーザに対する貸し出し対象となる車両10は、ユーザが希望する利用期間中に空き状態にある車両の一覧からユーザが選択することで決定される。ステータスフィールドには、ユーザによる車両10の利用状況を示す情報が入力される。例えば、ユーザによる車両10の利用が終了している場合には、「終了」と入力され、ユーザが車両10を利用中である場合には、「利用中」と入力され、ユーザによる車両10の利用が開始される前の予約段階にある場合には、「予約中」と入力される。なお、貸借情報テーブルは、上記した各種情報フィールドに加え、貸し出し対象となる車両10の車種や駐車位置等を入力するための車両情報フィールドを有していてもよい。
また、オーナと車両10の空き時間とを紐付けた車両管理情報も、貸借管理DB403に格納される。ここで、貸借管理DB403に格納される車両管理情報の一構成例につい
て、図5に基づいて説明する。図5は、車両管理情報のテーブル構成を例示する図である。図5に示す車両管理情報テーブルは、オーナID、車両特定情報、車両位置、及び空き時間情報の各フィールドを有する。オーナIDフィールドには、車両10の貸し手となるオーナの識別情報が入力される。車両特定情報フィールドには、貸し出し対象となる車両10を、借り手となるユーザが目視で特定するために必要な情報(例えば、車種、車体の色、番号標(ナンバープレート))が登録される。車両位置フィールドには、車両10が駐車されている位置を示す情報が登録される。車両10の位置情報は、オーナからの申請に基づいて登録される。なお、センタサーバ装置500と通信可能な通信装置が車両10に搭載されている場合には、該通信装置を介してセンタサーバ装置500が把握している車両10の位置情報を、センタサーバ装置500から取得して、該車両位置フィールドに登録してもよい。空き時間情報フィールドには、当該車両10を貸し出し対象として利用可能な日時に関する情報が登録される。この空き時間情報フィールドに登録される空き時間は、貸し手となるオーナから申告される情報、及び借り手となるユーザの利用時間等に応じて適宜に更新される。
貸借条件DB404に格納される貸借条件の一構成例について、図6に基づいて説明する。図6は、貸借条件DB404に格納される貸借条件のテーブル構成を例示する図である。図6に示す貸借条件テーブルは、オーナID及び貸借条件情報の各フィールドを有する。オーナIDフィールドには、上述の車両管理情報テーブルと同様に、車両10の貸し手となるオーナの識別情報が入力される。貸借条件情報フィールドには、オーナが車両10の貸し出しを許可する条件(例えば、年齢、性別、喫煙の可否、ペット持込みの可否、評価結果)を示す情報が登録される。貸借条件DB404は、本発明の「格納手段」の一例である。
評価結果DB405に格納される評価結果の一構成例について、図7に基づいて説明する。図7は、評価結果DB405に格納される評価結果のテーブル構成を例示する図である。図7に示す評価結果のテーブルは、ユーザID及び評価結果の各フィールドを有する。ユーザIDフィールドには、上述の貸借管理DB403と同様に、車両10の借り手となるユーザを識別するためのユーザ識別情報が入力される。評価結果フィールドには、車両10に設けられた加速度センサ304やナビゲーション装置307によって収集された情報を含む運転操作に係る情報や車内カメラ303によって撮影された利用前後における車内の画像等に基づいたオーナによるユーザに対する評価結果が入力される。なお、既に以前車両10を借りた際の評価結果が入力されているユーザについては、以前の評価結果と今回の評価結果との平均値が評価結果フィールドに入力される。
貸借管理サーバ装置400では、上述したプロセッサがプログラムを実行することで実現される機能部としての制御部401が形成される。制御部401は、貸借管理DB403への貸借情報や車両管理情報の登録及び更新等の管理制御や、貸借条件DB404および評価結果DB405への情報の登録及び更新等の管理制御を行う。例えば、借り手となるユーザからの利用予約が発生すると、制御部401が、そのユーザのユーザ識別情報に、利用期間、貸し手となるオーナのオーナ識別情報等を紐付けて、該ユーザに対応する貸借情報を生成し、生成された貸借情報を貸借管理DB403に登録する。これに伴い、制御部401は、情報管理情報において上記のオーナ識別情報と紐付けられている空き時間情報を更新する。また、貸借情報が貸借管理DB403に登録された後に、ユーザから利用期間等の変更要求が発生した場合には、制御部401は、その変更要求に応じて、貸借管理DB403の登録内容を更新する。さらに、制御部401は、通信部502を介してユーザ端末200との通信を行うことで、ステータスに関する情報の更新も行う。また、例えば、車両10の貸し手となるオーナのオーナ端末600から貸借条件を受信すると、制御部401が、受信した貸借条件とオーナ識別情報とを紐付けて貸借条件DB404に登録する。制御部401は、ユーザ端末200から特徴情報を取得すると、取得した特徴
情報が貸借条件DB404に記憶された貸借条件を満たすか否かの判定を行う。オーナ端末600から車両10を利用したユーザの評価結果を受信すると、制御部401が、受信した評価結果とユーザ識別情報とを紐付けて評価結果DB405に登録する。
また、実施形態においては、ユーザ端末200から送信される利用要求信号が通信部402によって受信された場合に、制御部401は、上記した特徴情報要求信号をユーザ端末200へ送信する。この特徴情報要求信号に応答するかたちでユーザ端末200から送信される特徴情報やユーザ顔画像データが通信部402によって受信されると、制御部401は、該特徴情報が貸借条件DB404に記憶された貸借条件を満たすか否かを判定する。貸借条件を満たす場合、制御部401は、該特徴情報及び該ユーザ顔画像データが添付された利用許可要求信号を、通信部402を介してオーナ端末600へ送信する。特徴情報及びユーザ顔画像データが添付された利用許可要求がオーナ端末600によって受信されると、オーナは、特徴情報及びユーザ顔画像(すなわち、貸借管理サーバ装置400からの画像要求信号をユーザ端末200が受信した後に撮影された、直近のユーザの顔画像)を参考にして、ユーザによる車両10の利用を許可するか否かを判断することができる。これにより、ユーザによる車両10の利用を許可しないとオーナが判断した場合には、該オーナがオーナ端末600を操作することで、オーナ端末600から貸借管理サーバ装置400へ利用不許可信号を送信すればよい。一方、ユーザによる車両10の利用を許可するとオーナが判断した場合には、該オーナがオーナ端末600を操作することで、オーナ端末600から貸借管理サーバ装置400へ利用許可信号を送信すればよい。そして、上記した利用許可要求に応答するかたちでオーナ端末600から貸借管理サーバ装置400へ送信される信号が利用不許可信号である場合には、制御部401は、車両10が利用不可能な状態にあることを示す信号を、通信部402を介してユーザ端末200へ送信する。その場合、貸借管理サーバ装置400からセンタサーバ装置500への認証情報発行要求、及びセンタサーバ装置500からユーザ端末200への端末認証情報の発行が行われない。それにより、ユーザ端末200を利用した車両10の操作が不可能になるため、ユーザによる車両10の利用が不可能となる。一方、上記した利用許可要求に応答するかたちでオーナ端末から貸借管理サーバ装置400へ送信される信号が利用許可信号である場合には、制御部401は、上記した認証情報発行要求信号を、通信部402を介してセンタサーバ装置500へ送信する。その際、上記した認証情報発行要求信号には、車両10の貸し手となるオーナのオーナ識別情報が添付される。斯様な認証情報発行要信号がセンタサーバ装置500によって受信されると、センタサーバ装置500が、認証情報発行要求信号に添付されているオーナ識別情報に基づいて、貸し出し対象となる車両10を特定し、該特定された車両10に搭載されているキーユニット301に固有な装置認証情報に対応づけられた、端末認証情報を取得する。そして、センタサーバ装置500は、取得された端末認証情報をユーザ端末200へ直接送信し、又は貸借管理サーバ装置400を介してユーザ端末200へ間接的に送信する。その場合、ユーザ端末200を利用した車両10の操作が可能になるため、ユーザによる車両10の利用が可能となる。
なお、貸借管理サーバ装置400は、ユーザによる車両の利用期間に応じて、該ユーザに対する課金処理を行う機能を有していてもよい。斯様な課金処理は、貸借管理サーバ装置400以外のサーバ装置が行ってもよい。
ここで、上記したような貸借管理サーバ装置400の各機能構成素のいずれか、又はその処理の一部は、該貸借管理サーバ装置400とネットワークを介して接続される他のコンピュータによって実行されてもよい。また、貸借管理サーバ装置400で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
(センタサーバ装置500)
次に、センタサーバ装置500について説明する。センタサーバ装置500も、一般的なコンピュータの構成を有しており、基本的なハードウェア構成は貸借管理サーバ装置400と同じであり、不図示のプロセッサ、主記憶部、補助記憶部を有する。したがって、補助記憶部に格納されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現することができる。また、センタサーバ装置500も通信部502を有している。この通信部502は、機能的には上記した貸借管理サーバ装置400の通信部402と同等のものであり、センタサーバ装置500と他の装置(例えば、貸借管理サーバ装置400等)との間の通信を行う。
センタサーバ装置500は、その補助記憶部に、各種情報を格納するオーナ情報DB503、認証情報DB504を有している。これらのデータベース(DB)は、プロセッサによって実行されるデータベース管理システムのプログラムが、補助記憶部に記憶されるデータを管理することで構築される。オーナ情報DB503、認証情報DB504は、例えば、リレーショナルデータベースである。
オーナ情報DB503は、車両10の貸し手となるオーナを識別するためのユーザ識別情報と、該オーナが占有権を有する車両10を識別するためのオーナ車両識別情報と、を紐付けて格納する。なお、オーナ情報DB503に登録されるオーナ識別情報としては、上記した貸借管理サーバ装置400の貸借管理DB403に用いられる識別情報(オーナID)と同じ識別情報が用いられる。
認証情報DB504は、車両10を識別するためのオーナ車両識別情報と、該車両10に搭載されるキーユニット301に固有な装置認証情報と、該装置認証情報に対応づけられた端末認証情報と、を紐付けて格納する。また、認証情報DB504は、各端末認証情報の有効期間(例えば、ユーザによる車両10の利用期間と同じ期間)や、各端末認証情報の失効有無等の情報も格納するようにしてもよい。端末認証情報の有効期間に関する情報は、端末認証情報がユーザ端末200へ送信される際に、該端末認証情報とともにユーザ端末200へ送信されてもよい。その場合、ユーザ端末200は、前述したように、車両10の利用開始タイミングから該有効期間が経過したときに、該ユーザ端末200の記憶部に記憶されている端末認証情報を消去することで、該端末認証情報を失効(無効化)させればよい。
また、センタサーバ装置500では、上述したプロセッサがプログラムを実行することで実現される機能部としての制御部501が形成される。制御部501は、ユーザ端末200等に対する認証情報の発行に関連する制御を行う。具体的には、貸借管理サーバ装置400から送信される認証情報発行要求が通信部502によって受信されたときに、制御部501は、オーナ情報DB503へアクセスすることで、該認証情報発行要求に添付されているオーナ識別情報に対応するオーナ車両識別情報を導出する。続いて、制御部501は、認証情報DB504へアクセスすることで、オーナ情報DB503から導出されたオーナ車両識別情報に対応する端末認証情報を導出する。そして、制御部501は、認証情報DB504から導出された端末認証情報(及び有効期間に関する情報)を、通信部502を介してユーザ端末200へ送信する。その際、上記の端末認証情報は、ユーザ端末200へ直接送信されてもよく、又は貸借管理サーバ装置400を介してユーザ端末200へ間接的に送信されてもよい。
ここで、上記したようなセンタサーバ装置500の各機能構成素のいずれか、又はその処理の一部は、該センタサーバ装置500とネットワークを介して接続される他のコンピュータによって実行されてもよい。また、センタサーバ装置500で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させるこ
ともできる。
(オーナ端末600)
次に、オーナ端末600について説明する。オーナ端末600は、ユーザ端末200と同様に、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)といった小型のコンピュータであってもよく、又は据え置き型のパーソナルコンピュータであってもよい。このオーナ端末600は、通信部601、制御部602、及び入出力部603を有して構成される。
通信部601は、ユーザ端末200の通信部202と同様に、オーナ端末600をネットワークに接続するための通信手段であり、3GやLTE等の移動体通信サービスを利用して、ネットワーク経由で他の装置(例えば、貸借管理サーバ装置400やセンタサーバ装置500等)と通信を行うことができる。
制御部602は、オーナ端末600の制御を司るコンピュータである。この制御部602は、貸借管理サーバ装置400からの上記の利用許可要求信号を受信したときに、ユーザによる車両10の利用を許可するか又は不許可にするかの選択をオーナに促す処理、オーナにより選択された許可/不許可に応じた利用許可信号/利用不許可信号を貸借管理サーバ装置400へ送信する処理等を行う。なお、制御部602は、例えば、マイクロコンピュータによって構成されており、記憶手段(ROM等)に記憶されたプログラムをCPU(いずれも不図示)によって実行させることで上記した各種処理を行うための機能が実現される。
制御部602は、入出力部603を介してオーナとのインタラクションを行う。入出力部603は、オーナが行った入力操作を受け付け、オーナに対して情報を提示する手段であり、例えば、タッチパネルとその制御手段、液晶ディスプレイとその制御手段から構成される。そして、貸借管理サーバ装置400から送信される上記の利用許可要求信号が通信部601によって受信されたときに、制御部602は、上記の利用許可要求信号に添付されている特徴情報及びユーザ顔画像とともに、ユーザによる車両10の利用を許可するか又は不許可にするかの情報を入力させるための操作画面を、入出力部603に表示させることで、ユーザによる車両10の利用を許可するか又は不許可にするかの選択をオーナに促す。例えば、制御部602は、タッチパネルディスプレイに、上記の特徴情報及びユーザ顔画像を表示させるとともに、許可ボタン及び不許可ボタンを表示させる。このような操作画面上においてオーナによる許可ボタンの操作又は不許可ボタンの操作が為されると、制御部602は、操作されたボタンに応じた利用許可信号/利用不許可信号を生成し、該生成された利用許可信号/利用不許可信号を、通信部601を介して貸借管理サーバ装置400へ送信する。さらに、オーナ端末600は、車両10から上述の運転操作に係る情報を受信すると、受信した運転操作に係る情報を入出力部603に表示させることで、ユーザに対する評価結果の入力をオーナに促す。例えば、制御部602は、タッチパネルディスプレイに、上記の運転操作に係る情報及びユーザ顔画像を表示させるとともに、評価結果としての数値を入力させる数値入力欄を表示させる。オーナによって入力された評価結果は、通信部601によって貸借管理サーバ装置400に送信される。
なお、図2においては、オーナ端末600は、ユーザ端末200の近距離通信部201に相当する構成を明示的には有していないが、そのような構成を有するとともに、ユーザ端末200と同様の手順で端末認証情報を取得して、その端末認証情報をキーユニット301に近距離無線通信により送信することで、車両10の操作を行えるように構成されてもよい。
<システムの動作>
ここで、ユーザが車両10を利用する際におけるカーシェアリングシステムの動作について図8に基づいて説明する。図8は、各構成要素間で送受信されるデータの流れ、及び、各構成要素が行う処理を説明するフロー図である。
先ず、車両10の利用を希望するユーザが、ユーザ端末200の入出力部204を介して利用要求信号の送信操作を行うと、ステップS11において、ユーザ端末200が、貸借管理サーバ装置400に対して、該ユーザ端末200の識別情報とともに利用要求信号を送信する。
ユーザ端末200から送信された端末識別情報及び利用要求信号が貸借管理サーバ装置400によって受信されるとステップS12において、貸借管理サーバ装置400が、上記した特徴情報要求信号を、ユーザ端末200へ送信する。なお、貸借管理サーバ装置400がステップS12の処理を実行することにより、本発明に係る「取得手段」が実現される。
貸借管理サーバ装置400から送信される特徴情報要求信号がユーザ端末200によって受信されると、ユーザ端末200は、入出力部204に特徴情報の入力を受け付けるユーザインタフェースを出力することで、ユーザからの特徴情報の入力を受け付ける。さらに、ユーザ端末200は、カメラ205を作動させることで、ユーザ自身の顔画像の撮影をユーザに促す。ユーザが入出力部204に出力されたユーザインタフェースを介して特徴情報を入力し、カメラ205による自身の顔画像の撮影を行うと、ステップS13において、ユーザ端末200が、入力された特徴情報と撮影されたユーザ顔画像のデータを、貸借管理サーバ装置400へ送信する。
ユーザ端末200から送信される特徴情報とユーザ顔画像データが貸借管理サーバ装置400によって受信されると、貸借管理サーバ装置400が、評価結果DB405から該ユーザの評価結果を取得する。貸借管理サーバ装置400が、受信した特徴情報および取得した評価結果が貸借条件DB404に記憶された貸借条件を満たすか否か判定する。該特徴情報および該評価結果が該貸借条件を満たさない場合、貸借管理サーバ装置400は、利用許可要求信号をオーナ端末600に送信せず、車両10が利用不可能な状態にあることを示す信号をユーザ端末200へ送信する。該特徴情報および該評価結果が該貸借条件を満たす場合、ステップS14において、貸借管理サーバ装置400が、該特徴情報と、該ユーザ顔画像データと、上記の利用許可要求信号とを、オーナ端末600へ送信する。貸借管理サーバ装置400は、利用許可要求信号に対して、さらに評価結果DB405から取得した評価結果を添付してもよい。
貸借管理サーバ装置400から送信される利用許可要求がオーナ端末600によって受信されると、オーナ端末600が、上記の利用許可要求信号に添付されている特徴情報及びユーザ顔画像とともに、ユーザによる車両10の利用を許可するか又は不許可にするかの情報を入力させるための操作画面を、入出力部603に表示させることで、ユーザによる車両10の利用を許可するか又は不許可にするかの選択をオーナに促す。オーナ端末600は、利用許可要求信号に評価結果が添付されている場合は、評価結果も併せて入出力部603に表示させてもよい。その際、オーナは、受信した特徴情報及び直近に撮影されたユーザの顔画像等を参考にして、該ユーザによる車両10の利用を許可するか又は不許可にするかの判断を行うことができる。そして、ユーザによる車両10の利用を許可するか又は不許可にするかを選択するための操作をオーナが行うと、ステップS15において、オーナ端末600が、オーナの選択に対応する利用許可信号/利用不許可信号を生成し、該生成された利用許可信号/利用不許可信号を貸借管理サーバ装置400へ送信する。
ここで、オーナ端末600から送信される利用許可信号/利用不許可信号が貸借管理サ
ーバ装置400によって受信されると、貸借管理サーバ装置400が、該信号が利用許可信号であるか又は利用不許可信号であるかを判別する。その際、オーナ端末600から受信した信号が利用不許可信号であれば、貸借管理サーバ装置400は、センタサーバ装置500に対する認証情報発行要求を行わず、車両10が利用不可能な状態にあることを示す信号をユーザ端末200へ送信する。また、オーナ端末600から受信した信号が利用許可信号であれば、ステップS16において、貸借管理サーバ装置400が、上記の認証情報発行要求信号をセンタサーバ装置500へ送信する。
貸借管理サーバ装置400から送信される認証情報発行要求信号がセンタサーバ装置500によって受信されると、センタサーバ装置500が、該認証情報発行要求に添付されているオーナ識別情報に基づいて、該オーナ識別情報に対応するオーナ車両識別情報を導出する。続いて、センタサーバ装置500は、前記オーナ車両識別情報に基づいて、車両10に搭載されているキーユニット301に固有な装置認証情報に対応づけられた端末認証情報を取得する(ステップS17)。そして、センタサーバ装置500は、ステップS17で取得された端末認証情報を、ユーザ端末200へ送信する(ステップS18)。このステップS18の処理がセンタサーバ装置500によって実行されることにより、本発明に係る「送信手段」が実現される。なお、センタサーバ装置500によって取得された端末認証情報は、該センタサーバ装置500から貸借管理サーバ装置400を介してユーザ端末200へ送信されてもよい。このようにしてセンタサーバ装置500から送信される端末認証情報がユーザ端末200によって受信されると、該端末認証情報がユーザ端末200の記憶部に記憶されるため、該ユーザ端末200を利用した車両10の操作が可能になり、それによりユーザが車両10を利用可能になる。
次に、ステップS21〜S24では、ユーザ端末200を用いて車両10のドアを解錠するための処理が行われる。ステップS21〜S24の処理が行われるにあたり、ユーザ端末200は、車両特定情報や車両位置情報等を参照したユーザによって、車両10のキーユニット301と該ユーザ端末200との間の近距離無線通信が成立する位置に移動させられているものとする。
ユーザがユーザ端末200の入出力部204を介して車両10を解錠する操作を行うと、ステップS21において、ユーザ端末200が、端末認証情報及び解錠要求を、近距離無線通信を利用してキーユニット301に送信する。そして、ユーザ端末200から送信される端末認証情報及び解錠要求がキーユニット301によって受信されると、ステップS22において、キーユニット301が、ユーザ端末200から受信した端末認証情報と該キーユニット301に事前に記憶されている装置認証情報とを照合することで、ユーザ端末200の認証を行う。端末認証情報と装置認証情報との照合に成功することで、ユーザ端末200の認証に成功すると、キーユニット301が、解錠信号及びキーIDを、照合ECU302に送信する。キーユニット301から送信された解錠信号及びキーIDが照合ECU302によって受信されると、照合ECU302が、キーユニット301から受信したキーIDに基づいて、キーユニット301の認証を行う。すなわち、照合ECU302は、キーユニット301から受信したキーIDと該車載システム300に予め記憶されているキーIDとを照合する。この照合に成功することでキーユニット301の認証に成功すると、照合ECU302が、車両10のドアを解錠する。その際、車載システム300は、アンサーバック等の処理を行ってもよい。車両10におけるドアが解錠されることで、ユーザが車両10の室内(例えば、運転席)へ乗車することが可能となる。
次に、ステップS201〜S205では、ユーザ端末200を利用して車両10のエンジンを始動するための処理が行われる。ステップS201〜S205の処理が行われるにあたり、ユーザ端末200は、ユーザとともに車両10の車室内に移動されているものとする。
車両10の室内に乗り込んだユーザがイグニッションスイッチ305をONにするための操作を行うと、ステップS201において、照合ECU302が、上記のキーID送信要求信号を、キーユニット301に送信する。照合ECU302から送信されるキーID送信要求信号がキーユニット301によって受信されると、キーユニット301が、端末認証情報の送信を要求するための信号である端末認証情報要求信号を、近距離無線通信を利用してユーザ端末200に送信する。キーユニット301から送信される端末認証情報要求信号がユーザ端末200によって受信されると、ステップS202において、ユーザ端末200が、該ユーザ端末200の記憶部に記憶されている端末認証情報を、近距離無線通信を利用してキーユニット301に送信する。ユーザ端末200から送信される端末認証情報がキーユニット301によって受信されると、ステップS203において、キーユニット301が、ユーザ端末200から受信した端末認証情報と該キーユニット301に事前に記憶されている装置認証情報とを照合することで、ユーザ端末200の認証を行う。端末認証情報と装置認証情報との照合に成功することでユーザ端末200の認証に成功すると、キーユニット301が、該キーユニット301の持つキーIDを、照合ECU302に送信する。キーユニット301から送信されるキーIDが照合ECU302によって受信されると、ステップS204において、車載システム300が、受信したキーIDに基づくキーユニット301の認証を行い、その認証に成功すると、エンジン310を始動させる。エンジン310が始動されると、ステップS205において、制御部306は、ユーザによる車両10の利用開始時点の車内画像を車内カメラ303に撮影させるとともに、加速度センサ304およびナビゲーション装置307を制御することで、運転操作に係る情報の収集を開始する。
なお、図8には明示していないが、エンジン310の運転を停止させることを目的として、ユーザがイグニッションスイッチ305をOFFにする操作を行った場合も、エンジン310を始動させる場合と同様に、キーユニット301によるユーザ端末200の認証処理、及び車載システム300によるキーユニット301の認証処理が行われて、それらの認証に成功すると、車載システム300がエンジン310を停止させる。
ステップS31〜S35では、ユーザによる車両10の利用が終了する際に、ユーザ端末200を用いて車両10を施錠するための処理が行われる。ユーザによる車両10の利用が終了した際に、ユーザが、車両10のドアを閉扉させた上で、ユーザ端末200の入出力部204を介して車両10を施錠する操作を行うと、ステップS31において、ユーザ端末200が、端末認証情報及び施錠要求を、近距離無線通信を利用してキーユニット301に送信する。
ユーザ端末200から送信される端末認証情報及び施錠要求がキーユニット301によって受信されると、ステップS32において、キーユニット301が、ユーザ端末200から受信した端末認証情報に基づくユーザ端末200の認証を行う。これによりユーザ端末200の認証に成功すると、キーユニット301が、施錠信号及びキーIDを、照合ECU302に送信する。キーユニット301から送信された施錠信号及びキーIDが照合ECU302によって受信されると、照合ECU302が、キーユニット301から受信したキーIDに基づくキーユニット301の認証を行い、その認証に成功すると、車両10のドアを施錠する。ドアの施錠が完了すると、制御部306は、ユーザによる車両10の利用終了時点の車内画像を車内カメラ303に撮影させる。また、キーユニット301は、照合ECU302に対する施錠信号の送信を終えると、車両10の施錠が完了した旨の通知(施錠通知)を、近距離無線通信を利用してユーザ端末200に送信する(ステップS33)。これにより、ユーザ端末200のタッチパネルスクリーン上に、施錠が完了した旨の通知が出力される。
車両10の利用を終了したユーザが、ユーザ端末200の入出力部204を介して、車両10の利用を終了するための操作を行うと、ステップS34において、ユーザ端末200が、車両10の利用が終了したことを通知するための信号である利用終了通知信号を生成し、該生成された利用終了通知信号を、移動体通信サービスを利用して貸借管理サーバ装置400へ送信する。これに伴い、ユーザ端末200は、該ユーザ端末200の記憶部に記憶されている端末認証情報を消去することで、該端末認証情報を失効(無効化)させる。これにより、ユーザ端末200を利用した車両10の操作が不可能になる。また、ユーザ端末200から送信される利用終了通知信号が貸借管理サーバ装置400によって受信されると、ステップS35において、貸借管理サーバ装置400が、ユーザによる車両10の利用終了に伴う該車両10の返却が完了したことを示す信号である車両返却信号を生成し、該生成された車両返却信号を、移動体通信サービスを利用してオーナ端末600へ送信する。なお、キーユニット301から送信される施錠通知がユーザ端末200によって受信された後もユーザによる車両10の利用が継続される場合、すなわち、利用期間の途中でユーザが車両10の施錠操作を行った場合には、ユーザは、ユーザ端末200の入出力部204を介して車両10の利用を終了するための操作を行わなければよい。その場合、上記したステップS35〜S35の処理が行われないため、ユーザ端末200を利用した車両10の操作が引き続き可能になる。
ステップS41〜S44では、ユーザによる車両10の利用が終了した際に、車両10を利用したユーザを評価するための処理が行われる。施錠が完了すると、ステップS41において、制御部306は無線通信部308を介して、車両10をユーザが利用している間に収集した運転操作に係る情報と車内カメラ303が撮影した車両10の車内の画像をオーナ端末600に送信する。運転操作に係る情報と車内カメラ303が撮影した車両10の車内の画像がオーナ端末600によって受信されると、ステップS42において、オーナ端末600は、入出力部603に運転操作に係る情報と車内カメラ303が撮影した車両10の車内の画像を入出力部603に表示させ、オーナは入出力部603に表示された情報を参照して、入出力部603を介して評価結果を入力する。運転操作に係る情報には、前述のように、運転の荒さ、交通違反の有無、事故の有無、等が含まれ、車内カメラ303が撮影した画像には、利用開始前後における車両10の車内の画像が含まれる。そのため、オーナは、このような情報を参照して、安全運転に配慮したユーザであるか否か、車両をきれいに利用するユーザであるか否か等の評価を行うことができる。評価結果が入力されると、ステップS43において、オーナ端末600は通信部601を介して入力された評価結果を貸借管理サーバ装置400に送信する。評価結果を受信すると、ステップS44において、貸借管理サーバ装置400は、受信した評価結果を評価結果DB405に登録する。
以上述べた実施形態によれば、ユーザによる車両10の利用要求が発生した場合に、貸借管理サーバ装置400が、ユーザの特徴情報が貸借条件DBに格納された貸借条件を満たすか否かを判定し、貸借条件を満たす場合に利用許可要求をオーナ端末600に送信する。そのため、オーナが車両10の利用を許可するか否かを判断する件数を減少させる事ができ、オーナの負担を軽減できる。車両10の貸し手となるオーナは、特徴情報及び直近に撮影されたユーザの顔画像を参考にして、該ユーザによる車両10の利用を許可するか又は許可しないかを判断することができる。そのため、オーナが車両10を貸し出す際の不安を軽減することができる。
また、実施形態においては、車両10に設置されているイグニッションスイッチ305をユーザが操作することで、エンジン310の始動/停止が行われる例を挙げたが、ユーザ端末200のタッチパネル上にエンジン310の始動ボタン及び停止ボタンを表示させ、それらのボタンをユーザが操作することで、エンジン310の始動/停止が行われてもよい。その場合、キーユニット301によるユーザ端末200の認証は、ユーザ端末20
0を利用した車両10の施解錠操作が行われる場合と同様の手順で行われればよい。
また、本実施例においては、加速度センサ304及びナビゲーション装置307によって、車両10の利用中における運転操作に係る情報が収集されるとともに、車両10の利用前後における車両10の車内の画像が車内カメラ303によって撮影される。車両10の利用終了後には、収集された運転操作に係る情報および車内カメラ303によって撮影された画像はオーナ端末600に送信され、オーナ端末600は受信した運転操作に係る情報を入出力部603に表示した。そのため、車両10のオーナは、収集された運転操作に係る情報を参考にして、ユーザの評価を行うことができる。
<変形例1>
前述した実施形態では、運転操作に係る情報を取得する手段として加速度センサ304及びナビゲーション装置307が車両10に設けられたが、さらにビデオ通話システムが車両10に搭載されてもよい。ビデオ通話システムを介して車両10のオーナと車両10に乗車しているユーザとが会話し、会話内容に基づいてユーザを評価できるようにしてもよい。また、ビデオ通話システムは所定の質問項目を記憶した自動応答システムを含み、自動応答システムからの質問事項に対する車両10のユーザの回答内容を基に、制御部306がユーザを評価してもよい。
<変形例2>
前述した実施形態では、特徴情報にはユーザの顔画像も含まれた。すなわち、車両10の利用を希望するユーザの顔画像も利用して、オーナは車両10の利用を許可するか否かを判断した。しかしながら、特徴情報はユーザの顔画像を含むものに限定されず、顔画像を含まなくともよい。顔画像を含まない場合、オーナは特徴情報に含まれるユーザの顔画像以外の情報を参照して、車両10の利用可否を判定すればよい。
<変形例3>
前述した実施形態では、ユーザの特徴情報が貸借条件DB404に記憶された条件を満たす場合、貸借管理サーバ装置400は利用許可要求をオーナ端末600に送信し、オーナ端末600から利用許可信号が送信されれば、車両10の利用が許可された。しかしながら、貸借管理サーバ装置400は、ユーザの特徴情報が貸借条件DB404に記憶された条件を満たす場合、オーナ端末600への利用許可要求を送信せずにセンタサーバ装置500から端末認証情報を取得し、取得した端末認証情報をユーザ端末200に送信してもよい。すなわち、ユーザの特徴情報が貸借条件DB404に記憶された条件を満たす場合において、オーナによる利用許可/不許可の判断が省略されてもよい。このような構成とすることで、車両10をユーザに貸し出す際におけるオーナの負担を軽減できる。なお、特徴情報としてユーザ顔画像が含まれる場合でも、ユーザ顔画像についての基準を貸借条件DB404に格納しておき、貸借管理サーバ装置400が、ユーザ顔画像が貸借条件DB404に格納された顔画像に関する条件を満たすか否かを判定すればよい。
<変形例4>
前述した実施形態では、端末認証情報の取得に関わる処理、及び端末認証情報の発行に関わる処理以外の処理(例えば、車両10の利用予約、ユーザ端末200に対する特徴情報送信要求、オーナ端末600に対する利用許可要求、オーナ端末600に対する車両返却通知等の処理)が貸借管理サーバ装置400によって行われる例について述べた。すなわち、前述した実施形態では、貸借管理サーバ装置400とセンタサーバ装置500との2つのサーバ装置により、本発明に係る「サーバ装置」が実現される例について述べた。これに対し、端末認証情報の取得に関わる処理、及び端末認証情報の発行に関わる処理に加え、これらの処理以外の処理も全てセンタサーバ装置500によって行われるように構成することで、センタサーバ装置500のみによって本発明に係る「サーバ装置」を実現
することができる。なお、その場合には、センタサーバ装置500は、利用許可要求信号に応答するかたちでオーナ端末600から送信される信号を受信したときに、該信号が利用許可信号であれば、端末認証情報の取得処理、及び取得された端末認証情報のユーザ端末200への送信処理を行えばよい。
<変形例5>
前述の実施形態では、車載システムがキーユニットを備える例を挙げたが、車載システムがキーユニットを備えていなくてもよい。つまり、前述した実施形態では、キーユニットによる端末認証情報の認証処理と、照合ECUによるキーIDの認証処理と、を含む2段階の認証処理が行われる例について述べたが、照合ECUによるキーIDの認証のみが行われてもよい。その場合、車載システムがユーザ端末との間で直接通信を行う機能(例えば、近距離通信部)を備えるようにすればよい。そして、車両に対応するキーIDをユーザ端末が貸借管理サーバ装置又はセンタサーバ装置から取得して、そのキーIDがユーザ端末から車載システムへ直接送信されることで、車載システムによるキーIDの認証処理が行われればよい。その場合、ユーザ端末が貸借管理サーバ装置又はセンタサーバ装置から取得するキーIDが、本発明に係る「所定の認証情報」に相当する。
<変形例6>
前述した実施形態では、本発明に係る「所定の認証情報」として、キーユニットに固有な不変の装置認証情報に対応づけられた端末認証情報、又は車両に対応するキーIDを使用する例について述べたが、これらに限定されるものではない。例えば、センタサーバ装置と通信可能な装置が車両に搭載されている場合には、センタサーバ装置は、貸借管理サーバ装置からの認証情報発行要求を受信する度に新たな端末認証情報を生成して、生成された新たな端末認証情報をユーザ端末に送信するとともに、該生成された新たな端末認証情報に対応する装置認証情報を車両の通信装置を介してキーユニットに登録してもよい。その場合、ユーザ端末は、センタサーバ装置から受信した新たな端末認証情報をキーユニットへ送信すればよい。そして、キーユニットは、ユーザ端末から受信した新たな端末認証情報と、センタサーバ装置によって登録された新たな装置認証情報と、を照合することで、ユーザ端末の認証を行えばよい。斯様な方法によれば、車両の利用要求が発生する度に、所定の認証情報が変更されることになるため、貸し出しの対象となる車両のセキュリティを高めることができる。
なお、上記したような新たな端末認証情報を生成する方法として、車両に対応するキーIDと時刻情報とを用いるアルゴリズムに従って、新たな端末認証情報を生成する方法を用いることもできる。その場合、センタサーバ装置は、上記のアルゴリズムで生成された新たな端末認証情報を、上記の時刻情報とともにユーザ端末へ送信すればよい。これに伴い、ユーザ端末は、センタサーバ装置から受信した新たな端末認証情報と時刻情報とをキーユニットへ送信すればよい。キーユニットは、ユーザ端末から受信した時刻情報と該キーユニットに予め登録されているキーIDとを用いて、センタサーバ装置と同一のアルゴリズムで新たな端末認証情報に対応する装置認証情報を生成すればよい。そして、キーユニットは、ユーザ端末から受信した端末認証情報と、該キーユニットで生成された装置認証情報と、を照合することで、ユーザ端末の認証を行えばよい。斯様な方法によれば、センタサーバ装置と通信可能な装置が車両に搭載されていない場合においても、該車両の利用要求が発生する度に所定の認証情報を変更することができる。
10 車両
100 キーユニット
101 LF受信機
102 RF送信機
103 近距離通信部
104 制御部
200 ユーザ端末
201 近距離通信部
202 通信部
203 制御部
204 入出力部
205 カメラ
300 車載システム
301 キーユニット
302 照合ECU
303 車内カメラ
304 加速度センサ
305 イグニッションスイッチ
306 制御部
307 ナビゲーション装置
308 無線通信部
309 エンジンECU
310 エンジン
400 貸借管理サーバ装置
401 制御部
402 通信部
403 貸借管理DB
500 センタサーバ装置
501 制御部
502 通信部
503 オーナ情報DB
504 認証情報DB
600 オーナ端末
601 通信部
602 制御部
603 入出力部
1041 記憶部
1042 認証部

Claims (1)

  1. 車両のオーナが車両の貸し出しを許可するユーザの基準を示す情報が格納される格納手段と、
    前記車両の借り手となるユーザが使用するユーザ端末から送信される前記車両の利用要求信号を受信した場合に、前記ユーザの特徴情報を取得する取得手段と、
    取得した前記特徴情報が前記格納手段に格納された基準を満たす場合に、前記車両の操作を可能化するための所定の認証情報を前記ユーザ端末へ送信する送信手段と、を備える、
    サーバ装置。
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