JP2000097845A - 光イメージング装置 - Google Patents

光イメージング装置

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JP2000097845A
JP2000097845A JP10266752A JP26675298A JP2000097845A JP 2000097845 A JP2000097845 A JP 2000097845A JP 10266752 A JP10266752 A JP 10266752A JP 26675298 A JP26675298 A JP 26675298A JP 2000097845 A JP2000097845 A JP 2000097845A
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fiber
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章弘 堀井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光走査プローブのコネクタ部に設けられた回
転力伝達手段の回転軸と、観測装置に設けられた回転駆
動手段の回転軸の間に、軸同士のずれ、角度の傾き、軸
方向のガタが存在しても、光走査プローブの光ファイバ
と観側装置側の光ファイバの安定した接続を確保するこ
とができる光イメージング装置を提供する。 【解決手段】 光走査プローブ内のフレキシブルシャフ
ト40の内側に配置された第4のシングルモードファイ
バ10の基端はコネクタ部9の内部で光コネクタ73に
取り付けられ、この光コネクタ73はシャフト止め68
内面に接触するバネ受け72内のバネ74の弾性力によ
り、観測装置側の回転駆動装置を構成し、その中心にシ
ングルモードファイバ88が挿通され、回転駆動される
回転シャフト76に押圧されるようにして接続し、かつ
シャフト止め68の内面の回転対称の球面部68aによ
り、軸方向のズレがある場合にもそのズレを吸収する等
して第4のシングルモードファイバ10の基端とシング
ルモードファイバ88の先端とを安定した接続を可能に
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体に低干渉性
光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検
体の断層像を構築する光イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生体組織を診断する場合、組織内
部の光学的情報を得ることのできる装置として、低干渉
性光を用いて被検体に対する断層像を得る干渉型のOC
T(オプティカル・コヒーレンス・トモグラフィ)が例
えば特公平6−511312号公報に開示されている。
【0003】特公平6−511312では体腔内に挿入
するための外側のチューブ状シースに対して内側に光フ
ァイバおよび光学素子が設けられた回転チューブを設け
たプローブが開示されている。しかし、プローブの着脱
手段がないため、体腔内での使用に必要な洗滌・滅菌が
できない。また、先端のプリズム等の光学素子が外側シ
ースに対して露出して回転しているため、生体を傷つけ
る可能性が有る。
【0004】それに対し、特願平9−313924に
は、光プローブ部と観測装置部を着脱可能なOCT用光
プローブが開示されている。着脱可能なコネクタ部を有
し、先端のプリズム等の光学素子まで透明なシースで覆
って密封している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この技術で
は、光プローブのコネクタ部に設けられた回転チューブ
を回転させる回転伝達手段の回転軸と、観測装置に設け
られた回転駆動手段の回転軸が正確に一致しないと、回
転力の伝達が円滑に行われず、回転ムラや回転速度の不
安定が生じるが、実際には2つの回転軸を正確に一致さ
せることは困難である。
【0006】さらに、回転チューブの基端部の回転伝達
手段と光ファイバ接続部材が一体になっているため、2
つの回転軸の間に傾きが生じたり、回転軸を支持するベ
アリングにが夕が生じてファイバの方向に移動すると、
光プローブの光ファイバと観測装置側の光ファイバの接
続が不安定になるという問題点があった。
【0007】特に、OCTで用いられるシングルモード
ファイバの場合数μの精度でファイバコアを突き合わせ
る必要が有るので、わずかなズレやわずかなファイバ端
の間隔が大きな光損失を生じ、観察のS/N比を悪化さ
せたり、回転による接続状態の変化による観察像の強度
のムラが生じる。
【0008】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、光走査プローブのコネクタ部に設
けられた回転力伝達手段の回転軸と、観測装置に設けら
れた回転駆動手段の回転軸の間に、軸同士のずれ、角度
の傾き、軸方向のガタが存在しても、光走査プローブの
光ファイバと観側装置側の光ファイバの安定した接続を
確保することができる光イメージング装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】被検体に低干渉性光を照
射し、被検体において散乱した光を受光する光走査プロ
ーブと、該光走査プローブが着脱自在に接続され、前記
光走査プローブを経て受光した光の情報から被検体の断
層像を構築する観測装置とを備えた光イメージング装置
において、少なくともその先端は光透過性の良い素材で
形成されたシースと、シースの基端に設けられたハウジ
ングを観測装置に取り付ける着脱手段と、前記シースの
内部に長手方向の軸周りに回転自在に設けられているパ
イプ部材と、前記パイプ部材基端部に設けられた回転力
伝達部材と、回転力伝達部材をハウジングに回転自在に
保持する回転保持手段と、前記パイプ部材の内部に設け
られているシングルモードファイバで形成され、その先
端部は前記パイプ部材の先端に固定されており、低干渉
性光源から出射される光がその基端に入射されるように
設けられているファイバと、前記ファイバ先端からの出
射光を集光するレンズと、出射光の光路を変更するため
に前記レンズに固定されている出射光路変更手段と、前
記ファイバの基端部に設けられたファイバ端固定手段
と、前記ファイバ端固定手段と回転力伝達部材の間に設
けられた弾性手段を有する光走査プローブと;光プロー
ブの回転力伝達部材に回転力を付与する回転駆動装置
と、光プローブのシングルモードファイバに観測装置に
設けられた観測光を送受するファイバを接続する光接続
手段と、を有する観測装置と;からなり、着脱手段によ
り前記光プローブと前記観測装置を接続した際に前記光
走査プローブの弾性手段によりファイバ端固定手段が前
記光接続手段に圧接し、光接続を行う構成により、光走
査プローブのファイバ端は、観測装置のファイバ端に押
し付けられながら回転するため、回転力伝達部材の回転
軸と、観測装置に設けられた回転駆動装置の回転軸の間
に、回転軸のずれ、傾き角度の傾き、軸方向のガタに関
わらず、両ファイバ端同士の安定した接続が行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図7は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の
光イメージング装置の構成を示し、図2は光走査プロー
ブが挿通される内視鏡を光走査プローブと共に示し、図
3は光走査プローブ及び回転駆動装置の構成を示し、図
4は光走査プローブの詳細な構成を示し、図5はコネク
タ部と回転駆動装置との接続部の構成を示し、図6は図
5のA−A,B−B断面などを示し、図7は洗浄及び保
管時のコネクタ部の状態を示す。
【0011】本実施の形態の目的は光プローブのコネク
タ部に設けられた回転チューブを回転させる回転伝達手
段の回転軸と、観測装置に設けられた回転駆動手段の回
転軸の間の、軸同士のずれ、角度の傾き、軸方向のガタ
を防止し、光プローブの光ファイバと観測装置側の光フ
ァイバの安定した接続が確保できるようにする。また、
回転力が回転駆動手段の回転軸から回転伝達手段の回転
軸に円滑な伝達されるようにする。
【0012】また、光走査プローブと観測装置の接続部
のファイバ端が汚損しても、ファイバ端の再研磨なし
に、観測装置の光プローブとの接続部に、設けられた着
脱可能なシングルモードファイバを交換し、ファイバ端
の再研磨作業無しに良好な光接続を確保できるようにす
る。さらに、コネクタ部の観測装置への取り付けが一度
の取り付け動作で、回転力伝達の接続と、光接続手段の
接続が同時に行え、使い勝手が良い装置を提供する事な
どである。
【0013】図1に示す光イメージング装置(光断層画
像装置)1Aは観測装置27内に超高輝度発光ダイオー
ド(以下、SLDと略記)等の低干渉性光源2を設けて
いる。この低干渉性光源2はその波長が例えば1300
nmで、その可干渉距離が例えば17μm程度であるよ
うな短い距離範囲のみで干渉性を示す低干渉性光の特徴
を備えている。つまり、この光を例えば2つに分岐した
後、再び混合した場合には分岐した点から混合した点ま
での2つの光路長の差が17μm程度の短い距離範囲内
の場合には干渉した光として検出され、それより光路長
が大きい場合には干渉しない特性を示す。
【0014】この低干渉性光源2の光は第1のシングル
モードファイバ3の一端に入射され、他方の端面(先端
面)側に伝送される。この第1のシングルモードファイ
バ3は途中の光カップラ部4で第2のシングルモードフ
ァイバ5と光学的に結像されている。従って。この光カ
ップラ部4で2つに分岐されて伝送される。
【0015】第1のシングルモードファイバ3の(光カ
ップラ部4より)先端側には、非回転部と回転部とで光
を伝送可能な結合を行う光ロータリジョイント6が介挿
され、この光ロータリジョイント6内の第3のシングル
モードファイバ7の先端に光走査プローブ8のコネクタ
部9が着脱自在で接続され、この光走査プローブ8内に
挿通され、回転駆動される第4のシングルモードファイ
バ10に低干渉性光源2の光が伝送(導光)される。
【0016】そして、伝送された光は光走査プローブ8
の先端側から被検体としての生体組織11側に走査され
ながら照射される。また、生体組織11側での表面或い
は内部での散乱などした反射光の一部が取り込まれ、逆
の光路を経て第1のシングルモードファイバ3側に戻
り、光カップラ部4によりその一部が第2のシングルモ
ードファイバ5側に移り、第2のシングルモードファイ
バ5の一端から光検出器としての例えばフォトダイオー
ド12に入射される。なお、光ロータリジョイント6の
ロータ側は観測装置27内の回転駆動装置13によって
回転駆動される。
【0017】また、第2のシングルモードファイバ5の
光カップラ部4より先端側には基準光の光路長を変える
光路長の可変機構14が設けてある。この光路長の可変
機構14は光走査プローブ8により生体組織11の深さ
方向に所定の走査範囲だけ走査する光路長に対応してこ
の走査範囲の光路長だけ高速に変化する第1の光路長変
化手段と、光走査プローブ8を交換して使用した場合の
個々の光走査プローブ8の長さのバラツキを吸収できる
ようにその長さのバラツキ程度の光路長を変化できる第
2の光路長の変化手段とを備えている。
【0018】第2のシングルモードファイバ5の先端に
対向して1軸ステージ18上に取り付けられ、符号aで
示す方向に移動自在のコリメートレンズ30と、これに
対向して配置されたレンズ15を介してグレーティング
16が配置され、このグレーティング(回折格子)16
と対応するレンズ17を介して微小角度で回動可能なガ
ルバノメータ19が第1の光路長の変化手段として取付
けられており、このガルバノメータミラー19はガルバ
ノメータコントローラ20により、符号bで示すように
高速に回転的に振動される。
【0019】このガルバノメータミラー19はガルバノ
メータのミラーにより反射させるもので、ガルバノメー
タに交流の駆動信号を印加してその可動部分に取り付け
たミラーを高速に回転的に振動させるものである。
【0020】つまり、光走査プローブ8により、生体組
織11の深さ方向に所定の距離だけ高速に走査できるよ
うにガルバノメータコントローラ20により、駆動信号
が印加され、この駆動信号により符号bで示すように高
速に回転的に振動する。そして、この回転的振動により
第2のシングルモードファイバ5の端面から出射され、
ガルバノメータミラー19で反射されて戻る光の光路長
は生体組織11の深さ方向に走査する所定の距離の走査
範囲だけ変化する。
【0021】つまり、ガルバノメータミラー19によ
り、深さ方向の断層像を得るための第1の光路長の変化
手段を形成している。このガルバノメータミラー19に
よる光路長の変化手段はSCIENCE VOL.27
6、1997、pp2037−2039に開示されてい
る。また、第2のシングルモードファイバ5およびコリ
メートレンズ30は、その光軸方向に符号aで示すよう
に移動自在な1軸ステージ18上に設けられ、第2の光
路長の変化手段となっている。また、第2のシングルモ
ードファイバ5には、ファイバで構成される干渉系全体
および光走査プローブ8内のファイバの曲げによって生
じる複屈折性の影響を取り除くための偏波面調整用のフ
ァイバループ29が設けられている。
【0022】一方、1軸ステージ18は光走査プローブ
8を交換した場合に対し、光走査プローブ8の光路長の
バラツキを吸収できるだけの光路長の可変範囲を有する
第2の光路長の可変手段を形成すると共に、ガルバノメ
ータミラー19による光路長を過経して深さ方向の画像
を得る場合に所望とする位置(例えば、光走査プローブ
8の先端が生体組織の表面に密着していない場合でも、
1軸ステージ18による光路長を変化させることによ
り、生体組織11の表面位置から干渉する状態に設定す
ることにより、その表面位置)から画像化することがで
きるようにオフセットを調整する調整手段の機能も備え
ているようにしている。
【0023】この1軸ステージ18はステージ移動用の
モータを備え、位置制御装置21によりそのモータに駆
動信号を印加することにより1軸ステージ18は符号a
で示す方向に移動する。この光路長の可変機構14で光
路長が変えられた光は第2のシングルモードファイバ5
の途中に設けたカップラ部4で第1のシングルモードフ
ァイバ3側から漏れた光と混合されて、共にフォトダイ
オード12で受光される。
【0024】なお、例えば第2のシングルモードファイ
バ5は1軸ステージ18をその可変範囲の中間位置付近
に設定した状態では光カップラ部4から第4のシングル
モードファイバ9等を経て光走査プローブ8の先端から
生体組織11に至る光路長と、第2のシングルモードフ
ァイバ5を経て1軸ステージ18上のガルバノメータミ
ラー19で反射される光路長とがほぼ等しい長さとなる
ように設定されている。
【0025】そして、実際に接続して使用される光走査
プローブ8に応じて1軸ステージ18の位置を可変設定
することにより、個々の光走査プローブ8の長さのバラ
ツキを吸収し、かつガルバノメータミラー19を高速で
回転的振動或いは高速振動させてその基準光側の光路長
を周期的に変化することにより、この光路長と等しい値
となる生体組織11の深さ位置での反射光とを干渉さ
せ、他の深さ部分での反射光は非干渉にすることができ
るようにしている。
【0026】上記フォトダイオード12で光電変換され
た信号はアンブ22により増幅された後、復調器23に
入力される。この復調器23では干渉した光の信号部分
のみを抽出する復調処理を行い、その出力はA/D変換
器24を経てコンピュータ25に入力される。このコン
ピュータ25では断層像に対応した画像データを生成
し、モ二夕26に出力し、その表示面にOCT像26a
を表示する。
【0027】このコンピュータ25は位置制御装置21
と接続され、コンピュータ25は位置制御装置21を介
して1軸ステージ18の位置の制御を行う。また、コン
ピュータ25はビデオ同期回路28と接続され、画像化
する際のビデオ同期信号に同期して内部のメモリに断層
像データを格納する。
【0028】また、このビデオ同期回路28のビデオ同
期信号はそれぞれガルバノメータコントローラ20と回
転駆動装置13にも送られ、例えばガルバノメータコン
トローラ20はビデオ同期信号(より具体的には高速及
び低速の2つのビデオ同期信号における高速の第1のビ
デオ同期信号)に同期した周期で駆動信号を出力し、回
転駆動装置13はビデオ同期信号(より具体的には低速
の第2のビデオ同期信号)に同期した周期で第1のビデ
オ同期信号に同期した駆動信号を出力し、回転駆動装置
13による回転により周方向に光を走査するようにして
いる。
【0029】第1の実施の形態における光走査プローブ
8は図2に示すように内視鏡31の鉗子挿通口32から
鉗子挿通用チャンネルを経てその先端開口から光走査プ
ローブ8の先端側を突出させることができる。
【0030】この内視鏡31は体腔内に挿入し易いよう
に細長で可撓性の挿入部33を有し、この挿入部33の
後端には太幅の操作部34が設けてある。この挿入部3
3の後端付近には鉗子挿通口32が設けてあり、この鉗
子挿通口32はその内部で鉗子挿通用チャンネルと連通
している。
【0031】挿入部33内には図示しないライトガイド
が挿通され、このライトガイドの入射端を光源装置に接
続し、照明光を伝送して挿入部33の先端部に設けた照
明窓から出射し、患部等を照明する。また、照明窓に隣
接して観察窓が設けられ、この観察窓には対物光学系が
取り付けられ、照明された患部等を光学系に観察できる
ようにしている。そして、内視鏡31の先端部の観察光
学系の観察の下で、患部等の注目する部分の生体組織1
1側に光走査プローブ8により、低干渉性光を照射し、
その生体組織11の内部の断層画像データを得て、モ二
夕26の表示面にOCT像26aを表示できるようにし
ている。
【0032】また挿入部33の先端部には湾曲部35お
よび(内視鏡)先端部36が設けられている。湾曲部3
5を経て光走査プローブ8を挿入させる時、また光走査
プローブ8の先端37を内視鏡先端部36より突出させ
て生体組織11に接させる時、図2に示す様に光走査プ
ローブの先端部36は小さな湾曲半径で湾曲する。
【0033】図3は光走査プローブ8と、この光走査プ
ローブ8が着脱自在で接続される観測装置側の回転駆動
装置13の構成を示す。図3に示すように光走査プロー
ブ8は細長い管状の樹脂チューブで構成された光学シー
ス38と、この光学シース38を回転駆動装置13に着
脱自在で接続するコネクタ部9と、光学シース38の内
側に設けられ、自在に回転することにより回転力を伝達
するフレキシブルシャフト40と、フレキシブルシャフ
ト40の内腔に設けられた第4のシングルモードファイ
バ10と、フレキシブルシャフト40の先端に接続され
たレンズユニット39と、フレキシブルシャフト40の
後端に接続された回転伝達コネクタ42と、第4のシン
グルモードファイバ10の後端に接続された光コネクタ
41よりなる。
【0034】この光走査プローブ8の後端が接続される
回転駆動装置13は中空の回転シャフト43及びこの回
転シャフト43の後端に接続された光ロータリジョイン
ト6を有する。この回転シャフト43の先端部には光コ
ネクタ41が設けられ、この光コネクタ41と光ロータ
リジョイント6は回転シャフト43の中空部内に配置さ
れた第3のシングルモードファイバ7で接続されてい
る。
【0035】また、回転駆動装置13は回転シャフト4
3を回転するモータ44及びその回転シャフト43の回
転を検出するエンコーダ45とを有し、モータ44の回
転軸に取り付けたモータプーリ44aと、エンコーダプ
ーリ45aの回転軸に取り付けたエンコーダプーリ45
a及び回転シャフト43にはベルト46が掛け渡してあ
る。また、モータ44およびエンコーダ45は回転駆動
コントローラ48に接続されている。
【0036】次に、この回転駆動装置13の作用をまず
説明する。モータ44の回転はモータプーリ44aに伝
達され、ベルト46により回転シャフト43及びエンコ
ーダプーリ45aに伝達される。エンコーダ45は回転
シャフト43の回転速度を検出し、その回転速度が指定
された速度になるように回転駆動コントローラ48によ
りモータ44の駆動電流を制御する。これにより、回転
シャフト43は指定された速度で一定に回転する。ま
た、回転シャフト43の回転角はエンコーダ45により
検出され、回転駆動コントローラ48を経由して信号4
9がビデオ同期回路28側に送られる。
【0037】この信号49は1回転を256パルスで分
割したパルスであるA相であるA相信号49a、このA
相に対し、45度の位相ずれをもつB相のB相信号49
bと、1回転に1回のパルスである1回転信号49cと
よりなる。
【0038】次に、光走査プローブ8の作用を説明す
る。第3のシングルモードファイバ7で伝送された光は
光コネクタ41によって第4のシングルモードファイバ
10に伝達される。また、回転シャフト43の回転は回
転伝達コネクタ42によってフレキシブルシャフト40
に伝達される。
【0039】第4のシングルモードファイバ10の伝送
光はレンズユニット39に伝達され、光学シース38を
通して検査光として外部に出射され、生体組織からの反
射光を受光し、再び第4のシングルモードファイバ10
に伝達する。フレキシブシャフト40の先端はレンズユ
ニット39に接続されているため、フレキシブルシャフ
ト40、レンズユニット39、第4のシングルモードフ
ァイバ10は一体で回転する。
【0040】図4は光走査グローブ8の詳細な構成を示
す。光学シース38は柔軟性を有する樹脂チューブ50
aと、これと例えば同質の樹脂で構成され、この樹脂チ
ューブ50aの先端開口を閉塞する先端部材50bより
なり、例えば樹脂チューブ50aと先端部材50bは熱
溶着で接合されている。
【0041】レンズユニット39は低干渉性光の出射方
向を変更する出射方向変更手段としてのプリズム51、
低干渉性光の偏波面を回転するファラデーローテータ
(ファラデー回転子)52、集光するGRINレンズ
(屈折率分布型レンズ)53およびこれらを保持するレ
ンズ枠54よりなる。また、第4のシングルモードファ
イバ10はフェルール55に、そのフェルール55の後
端の接着剤57で接着されている。
【0042】レンズユニット39、フェルール55及び
フレキシブルシャフト40は中空の繋ぎ部材56で接続
されている。また、フレキシブルシャフト40の先端は
繋ぎ部材56に挿入され、接着剤58で接着して連結固
定されている。
【0043】第4のシングルモードファイバ10の中心
軸Oに沿って伝送される低干渉性光は第4のシングルモ
ードファイバ10の先端のファイバ端10aより出射さ
れ、対向するGRINレンズ53に入射して集光され、
さらにプリズム51により方向を直角に曲げられ、シー
ス50aを透過して観察ビーム62となり、例えばシー
ス50aの外面から距離59の焦点63に集光する。な
お、光学シース38の先端側、より具体的には少なくと
もプリズム51に対向する部分の樹脂チューブ50aは
低干渉性光を透過する光透過性の良い素材で形成されて
いる。
【0044】コネクタ部9と回転駆動装置13の詳細の
構成を図5に示す。コネクタ部9は以下のように構成さ
れている。コネクタ部9はそのケース部分を構成するコ
ネクタケース64が回転駆動装置13のハウジング65
に取付リング66によって着脱自在に接続できるように
している。
【0045】このコネクタケース64の先端のシース接
続部67には光学シース38を形成する樹脂チューブ5
0aの後端が接続され、このコネクタケース64の内側
にはフレキシブルシャフト40の後端に接続されるシャ
フト止め68が設けてある。このシャフト止め68とコ
ネクタケース64は軸受け69によって回転自在に保持
されている。シャフト止め68にはその周方向の対向す
る2箇所に回転伝達ビン70(図10(B)参照)が対
向して設けられている。
【0046】シャフト止め68の内腔にはシングルモー
ドファイバ10とファイバ端に接合されたフェルール7
1とバネ受け72が設けられている。フェルール71は
光コネクタ73に固定されている。光コネクタ73とバ
ネ受け72の間にはバネ74が設けられ、その弾性力に
よりバネ受け72はシャフト止め68に押し付けられて
いる。
【0047】また、バネ受け72には図5の断面AーA
の図6(A)に示されるように突起72a及び72bが
設けられ、シャフト止め68及び光コネクタ73にはそ
れに対応する凹部68a及び73aが設けられ、光コネ
クタ73がシャフト止め68に対して不用に回転するの
を防止している。なお、取付リング66はコネクタケー
ス64及びコネクタ部9全体を回転駆動装置13のハウ
ジング65に着脱自在に接続する。
【0048】次に、観測装置を構成する回転駆動装置1
3の詳細構成について説明する。ハウジング65の内腔
には回転シャフト76が設けられ、2つの軸受け77
a,77bにより回転自在に保持されている。回転シャ
フト76との一端には光アダプタ78と対向して設けら
れた2つの回転伝達レバー79が設けられている。図5
の断面BーBを示す図6(B)のように光アダプタ78
の外側の回転シャフト76には中心軸の周りで対向する
2箇所の位置に回転伝達レバー79が前方に突出するよ
うに設けられ、各回転伝達レバー79にはシャフト止め
68に後方に突出するように設けられた各回転伝達ビン
70が隣接し、回転伝達レバー79が回転すると、周方
向に隣接する回転伝達ビン70を押して共に回転させる
ことにより、回転を伝達できるようにしている。
【0049】また、回転シャフト76の後端にはプーリ
部80が設けられており、このプーリ部80には、図6
(C)に示すように光ロータリージョイント6の回転ビ
ン81を回転させるためのU字溝82とU字溝82と回
転ビン81の間に設けられた弾性体83が設けられてい
る。また、回転シャフト76の内腔にはその前端に取り
付けた光アダプタ81とその後端側に設けた光アダプタ
84との間に設けられた光ファイバケーブル部85が設
けてある。
【0050】この光ファイバケーブル部85は、光アダ
プタ81と接続する光コネクタ86と、光アダプタ84
と接続される光コネクタ87と、光コネクタ87と光コ
ネクタ87を接続するシングルモードファイバ88とを
有する。また、光ロータリジョイント6の光コネクタ8
9は光アダプタ84によって光コネクタ87に接続され
ている。また、ハウジング65におけるコネクタ部9が
挿入して接続されるコネクタ接続部には、軸90を中心
に可動する挿入検知レバー91とスイッチ92が設けら
れており、コネクタ部9が挿入されたいない場合には図
5の点線で示すような状態であり、コネクタ部9を挿入
することにより、点線から実線で示すように回動する挿
入検知レバー91によりスイッチ92をオンする。
【0051】本実施の形態ではコネクタ部9を回転駆動
装置13のコネクタ接続部に接続した場合、回転シャフ
ト76の回転軸とコネクタ部9側のシャフト止め68の
回転軸とが厳密に一致しないような場合にも、バネ受け
72とシャフト止め68との間に隙間を設けて回転軸相
互の平行方向のズレを吸収するようにしている。
【0052】また、バネ受け72とシャフト止め68と
はその回転軸に対して回転対称の球面部68aで接して
いるため、回転軸相互の角度の相違も吸収できるように
している。
【0053】図7(A)はコネクタ部9の洗浄及び保管
時の状態を示す。防水キャップ93が取付リング66に
よってコネクタケース64に接続され、防水キャップ9
3とコネクタケース64の間には弾性体で構成された防
水シール94が設けられ、水密構造となっている。ま
た、防水キャップ93におけるフェルール71に対する
部分では光コネクタクリーナ95が設けられ、フェルー
ル71の光ファイバ端部が傷ついたり汚れたりすること
を防止し、清浄に保つ作用を有している。
【0054】また、防水キャップ93には水密テストキ
ャップ96および水密テストキャップ96と防水キャッ
プ93の水密を保つためのOリング97が設けられ、水
密テストキャップ96を外し、圧力を加えた空気を導入
し、光走査プローブ8より空気のリークがあるかどうか
により光走査プローブ8の水密状態を確認することが出
来るようにしている。
【0055】図7(B)はコネクタ部9が未装着時の回
転駆動装置13におけるコネクタ接続部を示す。
【0056】コネクタキャップ101がハウジング65
に押し付けられ、未使用時にハウジング65内部に触れ
ないように保護している。また、コネクタキャップ10
1の光アダプタ78に接する部分では防塵キャップ10
2が設けられ、光アダプタ78への塵の進入を防いでい
る。
【0057】挿入検知レバー91は図示しないバネによ
り右側方向に回転して押し付けられ、その結果、スイッ
チ92は通電しない。次に、図5、図7(A),(B)
を参照して光コネクタ部9と回転駆動装置13の作用を
説明する。
【0058】防水キャップ93を光コネクタ部9より外
し、コネクタキャップ101をハウジング65より外
す。コネクタケース64をハウジング65に挿入し、取
付リング66によりハウジング65に装着する。これに
より、光コネクタ部9が回転駆動装置13に固定され
る。
【0059】コネクタケース64の端部64aにより挿
入検知レバー91が軸90を中心に左周り(反時計回り
方向)に回転し、スイッチ92を通電させる。スイッチ
92が通電して始めてモータ44に通電され、モータ4
4の回転はモータプーリ44aによりベルト46に伝達
され、ベルト46により回転シャフト76のプーリ80
に伝達される。
【0060】回転シャフト76及び光アダプタ78、光
ファイバケーブル85、光アダプタ84、光ロータリー
ジョイント6の光コネクタ89と回転ピン81は一体で
回転される。回転シャフト76に設けられた回転伝達レ
バー79が回転伝達ビン70を押し、コネクタ部9のシ
ャフト止め68に回転を伝達する。この時、バネ受け7
2に設けられた突起72a及び72bにより光コネクタ
73もシャフト止め68と一体に回転する。そして、シ
ャフト止め68の回転はフレキシブルシャフト40に伝
達される。
【0061】この時、一般に、回転シャフト76の回転
軸とシャフト止め68の回転軸は厳密には一致しない
が、バネ受け72とシャフト止め68の間には回転軸に
対し径方向に隙間があるため、回転軸相互の平行方向の
ズレは吸収される。また、バネ受け72とシャフト止め
68は球面部68aで接しているため、回転軸相互の角
度の相違も吸収される。またフェルール71はバネ74
の弾性力により光アダプタ78に押し付けられているた
め、回転軸のずれが起きても、光ファイバ同士の接続は
保持される。
【0062】また、挿入検知レバー91の移動によりス
イッチ92が通電し、光走査プローブ8の挿入が検知さ
れると、図示しない低干渉性光発光の表示ランプが点灯
し、一定の時間の後、低干渉性光源2のインターロック
回路(回路が非導通だと光源の発光が行われない安全回
路)が導通し、低干渉性光の発光が行われる。
【0063】本実施の形態によれば、光走査プローブ8
のコネクタ部9に設けられた回転チューブを回転させる
回転伝達手段の回転軸と、観測装置27側に設けられた
回転駆動手段の回転軸の間に、軸同士のずれ、角度の傾
き、軸方向のガタが存在しても、それらのずれ等を吸収
して光走査プローブ8の光ファイバと観測装置27側の
光ファイバとの安定した接続が確保できる。また、回転
力が回転駆動手段の回転軸から回転伝達手段の回転軸に
円滑な伝達される。
【0064】また、光走査プローブ8と観測装置27の
接続部のファイバ端が汚損しても、ファイバ端の再研磨
なしに、観測装置27の光プローブとの接続部に、設け
られた着脱可能なシングルモードファイバ88を交換
し、ファイバ端の再研磨作業無しに良好な光接続を確保
できる。また、コネクタ部9の観測装置27への取り付
けが一度の取り付け動作で、回転力伝達の接続と、光接
続手段の接続が同時に行え、簡便である。
【0065】(第2の実施の形態)本実施の形態の目的
は第1の実施の形態に同じである。図8に第2の実施の
形態におけるコネクタ部の主要部の構成を示す。図5と
の相違を以下に述べるが、それ以外は第1の実施の形態
と同じである。シャフト止め68の代わりにシャフト止
め103が設けられている。
【0066】フェルール71はフェルール止め104に
接続され、コネクタハウジング105とフェルール止め
104は左右方向に摺動可能であり、フェルール止め1
04は右方向にバネ106により押し付けられている。
【0067】コネクタハウジング105の根元側はテー
パ状をしており、シャフト止め103に設けられたデル
リンなどの摺動性プラスチックで構成された摺動体10
7のR部108と接している。接触がテーパ形状とR形
状のためコネクタハウジング105はシャフト止め10
3の回転軸に対して若干可動である。
【0068】コネクタハウジング105は断面C−Cを
示す図8(B)に示すように、平面109を有し、シャ
フト止め103には回転防止ピン110が設けられてお
り、シャフト止め103、コネクタハウジング105、
回転防止ビン110の間にはそれぞれ隙間があるため、
コネクタハウジング105はシャフト止め103に対し
て一体で回転するが、若干可動である。
【0069】よって、第1の実施の形態の図5と同じよ
うに、回転シャフト76と光コネクタ部9の回転軸相互
にずれが生じても吸収することが出来る。本実施の形態
は以下の効果を有する。
【0070】第1の実施の形態に加え、コネクタハウジ
ング105、フェルール止め104、フェルール71、
バネ106等をFCコネクタ等、市販の光コネクタ部品
で構成でき、安価にできる。
【0071】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を説明する。本実施の形態の目的は第1の実
施の形態に同じである。図9は第3の実施の形態におけ
るコネクタ部及び回転駆動装置のコネクタ接続部の構成
を示す。
【0072】図9に示す第3の実施の形態と、図5に示
す第1の実施の形態との相違は、第1の実施の形態では
回転駆動装置13側の光アダプタ78が回転シャフト7
6と一体に回転するのに対し、本実施の形態では、固定
されることである。本実施の形態ではコネクタケース6
4の内側に配置された図5のシャフト止め68の代わり
に設けたシャフト止め111には図5の回転伝達ピン7
0は設けられていない。
【0073】また、図5の回転シャフト76の代わりに
設けられた回転シャフト115の内腔には光ファイバア
ダプタ116が設けられている。この光ファイバアダプ
タ116の先端は光アダプタ部117となり、この光ア
ダプタ部117にはフェルール118が設けられてい
る。
【0074】光ファイバアダプタ116の後端にはフェ
ルール119が設けられ、ネジ部120によりアダプタ
121に固定されている。アダプタ121はハウジング
65に固定されているため、光ファイバアダプタ116
もハウジング65に対して固定されている。アダプタ1
21によりフェルール119と光コネクタ122が接続
される。フェルール118とフェルール119にはシン
グルモードファイバ88が挿通されている。
【0075】シャフト止め111の後端部(着脱の場合
の先端部)112と回転シャフト114の先端部115
は図9のD−D断面を示す図10に示されるように、周
方向に交互に端部が隣接するように配置され、回転シャ
フト114の回転は先端部115及び後端部112によ
ってシャフト止め111に伝達される。また、回転シャ
フト115の先端部には複数の回転止め124が設けら
れている。コネクタ部9が挿入されていない状態では、
挿入検知レバー91は図示されないバネにより点線で示
される位置に保持されている。
【0076】そのため、挿入検知レバー91と、回転止
め124が干渉し回転シャフト115は一定角度以上回
転しない。コネクタ部9が挿入されると挿入検知レバー
91は実線で示される位置に移動するので、回転止め1
24と干渉せず、回転シャフト115は回転可能にな
る。これにより、スイッチ92による非挿入時の電気的
な回転防止にさらに機械的手段による回転防止が加わ
り、回転部の巻き込み防止に有効である。
【0077】本実施の形態は第1の実施の形態の効果に
加え、回転駆動装置13と光走査プローブ8の光接続部
が、第1の実施の形態の光ロータリジョイント6を兼ね
るため安価にできる。
【0078】(第4の実施の形態)本実施の形態の目的
は光プローブのコネクタ部に設けられた回転チューブを
回転させる回転伝達手段の回転軸と、観測装置に設けら
れた回転駆動手段の回転軸の間の、軸同士のずれ、角度
の傾き、軸方向のガタを防止し、光プローブの光ファイ
バと観測装置側の光ファイバの安定した接続が確保でき
るようにする。また、回転力が回転駆動手段の回転軸か
ら回転伝達手段の回転軸に円滑な伝達されるようにす
る。
【0079】また、光走査プローブと回転伝達手段との
光コネクタと回転伝達手段が一つで済むため構造が単純
で安価にできるようにする。さらに、光コネクタにFC
コネクタ等市販の光コネクタ部品で構成でき、安価にで
きるようにする事などである。
【0080】図11に本発明の第4の実施の形態のコネ
クタ部及び回転駆動装置の構造を示す。図5との相違を
以下に示すが、それ以外は第1の実施の形態と同じであ
る。図5のコネクタケース64の代わりにコネクタケー
ス125が設けられている。このコネクタケース125
の内側のシャフト止め68はコネクタケース125に2
つの軸受け69で回転自在に支持されている。
【0081】コネクタケース125は、パイプ状のスラ
イドパイプ126に内接しており、スライドパイプ12
6はコネクタケース125に対して左右方向に図11の
点線で示される位置127まで摺動可能である。
【0082】スライドパイプ126は取付リング66に
より回転駆動装置13のハウジング65に固定される。
コネクタケース125には回転止め128が設けられ、
スライドパイプ126にはスライド用長孔129が設け
られているため、コネクタケース125がシャフト止め
68と一緒に回転してしまうことはない。
【0083】また、スライドパイプ126の後端(着脱
の場合の先端)には図12に示すように突起126aが
設けられ、ハウジング65に設けられた凹部65aと対
応し、回転止めを形成し、取付リング66でスライドパ
イプ126をハウジング65に取り付けた場合には相互
に回転しないような構成になっている。フェルール71
は光コネクタハウジング130に接続され、光コネクタ
ハウジング130はシャフト止め68に接合されてい
る。
【0084】本実施の形態の回転駆動装置13における
図5との相違は、回転シャフト76の先端に回転伝達レ
バー79がなく、光アダプタ78のみが設けてある。光
コネクタハウジング130には回転止めの突起131が
設けられ、光アダプタ78にはそれに対応する凹部13
2を有する。光コネクタハウジング130は止めネジ1
33によって光アダプタ78に取り付けられる。
【0085】回転伝達装置13からの回転力の伝達は光
アダプタ78と光コネクタハウジング130との接続で
行われる。回転力は回転止め131および凹部により行
われる。コネクタ部9を回転駆動装置13に接続する場
合には、スライドパイプl28を位置127にスライド
させ、光コネクタハウジング130およびフェルール7
1を光アダプタ78に接続し、止めネジ133によって
取り付ける。
【0086】次にスライドパイプ126をハウジング6
5に挿入し、取付リング66で固定する。本実施の形態
の場合、回転シャフト76の回転軸と、シャフト止め6
8の回転軸は正確に一致していないと、回転ぶれによる
損失が非常に大きくなるため、光アダプタ78、光コネ
クタハウジング130とシャフト止め68、コネクタケ
ース125、スライドパイプ126などの回転軸に対す
る位置精度が高くなるように製作する必要が有る。
【0087】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
の効果に加え、光走査プローブ8と回転伝達手段との光
コネクタと回転伝達手段が一つで済むため構造が単純で
安価にでき、かつ、光コネクタにFCコネクタ等市販の
光コネクタ部品で構成でき、安価にできる効果がある。
【0088】(第5の実施の形態)本実施の形態の目的
は回転チューブの回転速度にムラが生じても、回転角度
と位置の関係が正しい回転走査像を得ることができるよ
うにする。また、連続的な回転走査像を得ることができ
るようにする。
【0089】図13は光走査手段による深さ方向の走査
のタイミングと光走査プローブ8の回転角度の関係を示
す。図13(A)に示されるように高速でガルバノメー
タミラー19を駆動する場合には、一定の周期で繰り返
し駆動するのが一般的である。この時、走査周期は一定
となる。しかし、実際には光走査プローブ8のフレキシ
ブルシャフト40による回転は湾曲による抵抗等により
一定にならない。
【0090】これを模式的に示したのが図13(B)で
ある。一回の深さ方向の走査の走査の方向をt0からt
7の線で示す。t0〜t7の時間的間隔は一定である
が、回転速度が一定でないためにt0からt4の線の角
度の間隔は広いが、t5からt7の線の間隔は狭い。
【0091】OCTにより得られる深さ方向の情報は図
13(C)に示す通りである。ここで、横軸が時間t、
縦軸がOCT信号(OCT情報)である。ミラー19を
スキャンし始めた時点(t0〜t7)からの時間で得ら
れる情報が深さ方向のOCT情報に対応している。図1
4にこのような走査方法で、光走査プローブ8の回転方
向の走査の速度ムラを補正して観察像として表示する手
段を示す。
【0092】ガルバノメータコントローラ20からの走
査タイミング(図13のt0からt7に相当)信号がフ
レームメモリ141にx受信開始信号として受信され
る。OCTの干渉信号は復調器23とA/Dコンバータ
24により強度信号142としてフレームメモリ141
に入力される。エンコーダ45により検出された光走査
プローブの回転角は、一回転に一度のZ信号49cがフ
レームメモリ141に面受信開始信号として受信され
る。αを基準として検出される。
【0093】エンコーダ45出力信号49a,49b,
49cは相対位置算出手段143に入力され、光走査プ
ローブ8の回転角が検出される。またガルバノメータコ
ントローラ20からのタイミング信号144も相対位置
算出手段143に入力されるので、図13(B)のt0
からt7とθ0からθ7との相対的な関係が算出でき
る。
【0094】相対位置算出手段143からのプローブ回
転角と走査タイミングの関係から補間演算手段145は
フレームメモリ141の記憶情報を用いて観察像データ
146をフレームメモリ147上に格納し、それがモ二
夕26にOCT像として表示されるようになっている。
【0095】次に作用を説明する。フレームメモリ14
1は多数め時系列的な1次元情報の集合を多数の1次元
情報の列として2次元で記憶できるメモリである。エン
コーダ45のZ信号49cにより新しい2次元情報の記
憶を開始する。
【0096】ガルバノメータコントローラ20からの走
査開始のタイミング信号144が入力すると、1次元情
報の列の記録を開始する。その後もタイミング信号14
4の入力により一回の深さ方向の走査が行われるたびに
1次元情報の列の記録を行う。
【0097】相対位置検出手段143はそれぞれの深さ
方向の走査(t0〜t7)がどの回転角度(θ0〜θ
7)で行われたかの回転の情報を持っている。相対位置
検出手段143は図13(D)に示される一定の間隔の
回転角度(θ1′)で像t 1′を得ようとした場合に、
どの走査(t0)とどの走査(t1)の間のどの角度位
置(α)かの角度情報を補間演算手段145に送る。
【0098】補間演算手段145は、欲しい方向の情報
をフレームメモリ141より読み出した近傍の2つ以上
の走査の信号から補間して得る。補間の方法は角度の近
さによる比例分配による簡単なものから多項式やスプラ
イン曲線による補完などの方法を用いることができる。
補完演算手段138は演算で得られた信号を半径方向に
表示されるように変換しながらフレームメモリ147に
記録する。
【0099】このとき、回転中心に近い側は情報が密に
存在するが、違い側は疎にしか存在しないので、その部
分は同様の技術で補間を行い滑らかな一様の像として表
示する。
【0100】実際には像をリアルタイムで得たいため、
相対位置算出手段143は記憶した一回前の回転の情報
に基づいて算出を行う。また、得た信号を極力短い処理
時間で表示したいため、フレームメモリ141のOCT
強度信号の書き込みと、補間演算手段145によるフレ
ームメモリ141の読み込みと補間演算手段145によ
るフレームメモリ147の書き出しはほぼ同時に行われ
る。そのため、フレームメモリ141は数回の走査の列
の情報を記憶するだけの容量が有れば十分である。
【0101】図15(A)、15(B)に別の方法を示
す。図13の場合とは異なり、高速な可変走査手段を用
いて、定まった間隔の角度△θの回転をエンコーダ45
で検出するたびに走査開始信号(t0〜t7)を発し、
深さ方向の走査を行う方法である。
【0102】この方法であれば深さ方向の走査タイミン
グと回転角度のずれが起きないため、図14に示したよ
うな補間演算手段145のような高速演算手段を用い
ず、正しい像を表示することができる。
【0103】[付記] 1.被検体に低干渉性光を照射し、被検体において散乱
した光を受光する光走査プローブと、該光走査プローブ
が着脱自在に接続され、前記光走査プローブを経て受光
した光の情報から被検体の断層像を構築する観測装置と
を備えた光イメージング装置において、全長の大部分が
柔軟な樹脂チューブであって少なくともその先端は光透
過性の良い素材で形成されており、先端が開口していな
いシースと、シースの基端に設けられたハウジングとハ
ウジングを観測装置に取り付ける着脱手段と、前記シー
スの内部に長手方向の軸周りに回転自在に設けられてい
る柔軟なパイプ部材と前記パイプ部材基端部に設けられ
た回転力伝達部材と、回転力伝達部材をハウジングに回
転自在に保持する回転保持手段と、前記柔軟なパイプ部
材の内部に設けられているシングルモードファイバで形
成され、その先端部は前記パイプ部材の先端に固定され
ており、低干渉性光源から出射される光がその基端に入
射されるように設けられているファイバと、前記ファイ
バ先端に設けられたファイバからの出射光を集光するレ
ンズと、出射光の光路を変更するために前記レンズに固
定されている出射光路変更手段と、ファイバの基端部に
設けられたファイバ端固定手段と、ファイバ端固定手段
と回転力伝達部材の間に設けられた弾性手段を有する光
走査プローブと;光プローブの回転力伝達部材に回転力
を付与する回転駆動装置と、光プローブのシングルモー
ドファイバに観測装置に設けられた観測光を送受するフ
ァイバを接続する光接続手段、を有する観測装置と;か
らなり、着脱手段により前記光プローブと前記観測装置
を接続した際に前記光プローブの弾性手段によりファイ
バ端固定手段が前記光接続手段に圧接し、光接続を行う
ことを特徴とする光イメージング装置。
【0104】1−1.付記1において、弾性手段が、弾
性体と弾性体を保持する保持手段よりなる。 1−2.付記1において、ファイバ端固定手段、弾性手
段、および回転力伝達部材の何れかに回転軸の径方向
に、相互の回転軸が平行に相違して回転するための空隙
を有する。
【0105】1−3.付記1において、ファイバ端固定
手段、弾性手段、および回転力伝達部材の何れかの間
に、相互の回転軸が角度を有して回転するための軸受を
有する。 1−3−1.付記1−3において、軸受が球面軸受であ
る。 1−3−2.付記1−3において、軸受がテーパ形状と
曲面が接する構成である。 1−4.付記1において、回転力伝達部材とファイバ端
固定手段が相対的に一定以上の回転が起こらないための
回転規制部材を有する。
【0106】(付記1群の作用)付記1の構成により、
光プローブの光ファイバ端は、観測装置の光ファイバ端
に押し付けられながら回転するため、回転チューブを回
転させる回転伝達手段の回転軸と、観測装置に設けられ
た回転駆動手段の回転軸の間に、回転軸のずれ、傾き角
度の傾き、軸方向のガタに関わらず光ファイバ同士の接
続が行われる。
【0107】(付記1−2、1−3の目的):回転力が
回転駆動手段の回転軸から回転伝達手段の回転軸に円滑
な伝達されるようにする。 (付記1−2の作用)回転軸同士の間に、軸同士のずれ
が存在しても、平行方向のずれが回転軸の径方向に設け
られた空隙に吸収されるため、回転力が回転駆動手段の
回転軸から回転伝達手段の回転軸に円滑な伝達される。 (付記1−3)回転軸同士の間に、角度の傾きが存在し
ても、傾きのずれが軸受に吸収されるため、回転力が回
転駆動手段の回転軸から回転伝達手段の回転軸に円滑な
伝達される。
【0108】2.被検体に低干渉性光を照射し、被検体
において散乱した光の情報から被検体の断層像を構築す
る光イメージング装置用の光プローブおよび観測装置で
あって、全長の大部分が柔軟な樹脂チューブであって少
なくともその先端は光透過性の良い素材で形成されてお
り、先端が開口していないシースと、シースの基端に設
けられたハウジングとハウジングを観測装置に取り付け
るハウジング着脱手段と、前記シースの内部に長手方向
の軸まわりに回転自在に設けられている柔軟なパイプ部
材と、前記柔軟なパイプ部材の内部に設けられているシ
ングルモードファイバで形成され、その基端部および先
端部は、それぞれ前記パイプ部材の基端および先端に固
定されており、低干渉性光源から出射される光がその基
端に入射されるように設けられているファイバと、前記
ファイバ先端に設けられたファイバからの出射光を集光
するレンズと、出射光の光路を変更するために前記レン
ズに固定されている出射光路変更手段と、前記パイプ部
材基端部に設けられ、ファイバ基端部を固定するファイ
バ端固定手段と、ファイバ端固定手段をハウジングに回
転自在に保持する回転保持手段を有する光プローブと、
光プローブのパイプ部材に回転力を付与する回転駆動装
置と、光プローブのシングルモードファイバに、観測光
を送受するファイバを接続する観測装置に設けられた光
接続手段、を有する観測装置からなり、光プローブのフ
ァイバ端固定手段に光接続手段とのファイバ端着脱手段
が設けられ、観測装置の回転駆動装置が光接続手段を回
転させることを特徴とする光走査プローブ装置。
【0109】2−1.付記2において、ハウジング着脱
手段が、ハウジングをファイバ端固定手段の回転軸の方
向に移動可能な状態で、観測装置に接続する。 (付記1、2の目的)光プローブのコネクタ部に設けら
れた回転チューブを回転させる回転伝達手段の回転軸
と、観測装置に設けられた回転駆動手段の回転軸の間
に、軸同士のずれ、角度の傾き、軸方向のガタが存在し
ても、光プローブの光ファイバと観側装置側の光ファイ
バの安定した接続を確保すること。 (付記2−1の目的)ファイバ固定手段を光接続段に着
脱を容易にする。
【0110】(付記2の作用)付記2の構成により、光
プローブの光ファイバ端は、ファイバ端着脱手段によ
り、観測装置の光ファイバ端に確実に接続され、回転チ
ューブを回転させる回転伝達手段の回転軸と、観測装置
に設けられた回転駆動手段の回転軸が同時に確実に接続
されるため、両軸の回転軸のずれ、傾き角度の傾き、軸
方向のガタが取り除かれ、光ファイバ同士の確実な接続
が行われた状態で回転することができる。
【0111】3.被検体に低干渉性光を照射し、被検体
において散乱した光の情報から被検体の断層像を構築す
る光イメージング装置用の光プローブおよび観測装置で
あって、被検体に低干渉性光を照射し、被検体において
散乱した光を受光するシングルモードファイバと、光プ
ローブの先端部に設けられたファイバからの光を生体に
照射し、受光する光学素子と光プローブを観測装置に取
り付けるための着脱手段と、観測装置に設けられたファ
イバ干渉系の物体光側に設けられた第1のシングルモー
ドファイバと、第1のシングルモードファイバに着脱可
能に光接続された第2のシングルモードファイバと、光
プローブのシングルモードファイバに第2のシングルモ
ードファイバを接続する光接続手段、を有する観測装置
からなることを特徴とする光走査プローブ装置。
【0112】3−1.被検体に低干渉性光を照射し、被
検体において散乱した光の情報から被検体の断層像を構
築する光イメージング装置用の光プローブおよび観測装
置であって、全長の大部分が柔軟な樹脂チューブであっ
て少なくともその先端は光透過性の良い素材で形成され
ており、先端が開口していないシースと、シースの基端
に設けられたハウジングと、ハウジングを観測装置に取
り付ける着脱手段と、前記シースの内部に長手方向の軸
まわりに回転自在に設けられている柔軟なパイプ部材
と、前記柔軟なパイプ部材の内部に設けられているシン
グルモードファイバで形成され、その基端部および先端
部は前記パイプ部材の基端および先端に固定されてお
り、低干渉性光源から出射される光がその基端に入射さ
れるように設けられているファイバと、前記ファイバ先
端に設けられたファイバからの出射光を集光するレンズ
と、出射光の光路を変更するために前記レンズに固定さ
れている出射光路変更手段を有する光プローブと、観測
装置に設けられたファイバ干渉系の物体光側に設けられ
た第1のシングルモードファイバと、前記パイプ部材に
回転力を付与する回転手段と、回転手段の内腔に設けら
れ、回転手段と一体に回転する第2のシングルモードフ
ァイバと、固定された第1のシングルモードファイバと
回転する第2のシングルモードファイバを接続する回転
光ジョイントと、第2のシングルモードファイバに着脱
可能に光接続され、回転手段と一体に回転する第3のシ
ングルモードファイバと、光プローブのシングルモード
ファイバに第3のシングルモードファイバを接続する光
接続手段と、を有する観測装置からなることを特徴とす
る光走査プローブ装置。
【0113】(付記3の背景) (付記3に対する従来技術) 特願平9−313924
で示されるような光プローブと観測装置の光ファイバ間
の接続部は、光プローブの洗浄・滅菌のため、頻繁に着
脱される。頻繁に着脱するとファイバ端面およびファイ
バ固定部材(フェルール)接触面の傷の発生が避けられな
いが、OCTで用いられるシングルモードファイバの場
合数μのファイバコア同士を突き合わせて光接続をおこ
なうため、わずかなファイバ端面の傷や、ファイバ固定
部材の傷によるわずかなファイバ端間の間隔が大きな光
損失を生じ、観察のS/N比を悪化させたり、回転によ
る接続状態の変化による観察像の強度のムラが生じる。
【0114】傷が生じた場合には通常ファイバ端を有す
るフェルール端面の再研磨が行われるが、医療機器であ
る観測装置や光プローブに組み込まれたファイバの場
合、再研磨は技術的に困難な上、ユーザは再研磨の技術
に不案内であり極めて困難である。また、観測装置に組
み込まれた回転する光ファイバと固定された光ファイバ
を接続する光ロータリジョイントは一般的に高価でファ
イバ端の傷により交換することは経済的でないという問
題を有する。
【0115】(付記3の目的)光プローブと観測装置の
接続部のファイバ端が汚損しても、ファイバ端の再研磨
なしに光プローブの光ファイバと観測装置側の光ファイ
バの安定した接続を確保する。 (付記3の作用)観測装置の光走査プローブとの接続部
に、着脱可能な第2のシングルモードファイバを設け、
観測装置のファイバ接続端が汚損した場合は、第2のシ
ングルモードファイバを交換し、ファイバ端の再研磨作
業無しに良好な光接続を確保する。
【0116】4.被検体に低干渉性光を照射し、被検体
において散乱した光の情報から被検体の断層像を構築す
る光イメージング装置であって、柔軟な樹脂チューブで
構成されるシースと、前記シースの内部に長手方向の軸
まわりに回転自在に設けられている柔軟なパイプ部材
と、前記柔軟なパイプ部材の内部に設けられているシン
グルモードファイバで形成され、その基端部および先端
部は、それぞれ前記パイプ部材の基端および先端に固定
されており、低干渉性光源から出射される光がその基端
に入射されるように設けられているファイバと、前記フ
ァイバ先端に設けられたファイバからの出射光を集光す
るレンズと、出射光の光路を変更するために前記レンズ
に固定されている出射光路変更手段を有する光プローブ
と、光プローブのパイプ部材に回転力を付与する回転駆
動装置と、パイプ部材の回転角度を検出する角度検出手
段と、光プローブと接続し、被検体から戻ってきた低干
渉性光と基準光とを干渉させるとともに、前記干渉位置
を伝播時間を変化することで光軸に対し軸方向に走査す
る走査手段と、走査手段の走査タイミングを出力する走
査タイミング検出手段と、干渉信号を取得する干渉信号
取得手段と、走査タイミング検出検出時に角度検出手段
より得られた回転角度に対応する、画像の中心から伸び
る線状の位置に、干渉信号の情報を表示装置に表示する
画像構成手段と、を有する光イメージング装置。
【0117】4−1.走査タイミングに基づいて走査手
段により走査して得た干渉信号を記録する記録手段と、
走査タイミングと角度検出手段より得られた走査タイミ
ングと回転角度の関係を算出する関数算出手段と、関数
算出手段を用いて、定められた回転角度に対応する走査
タイミングの情報を得、走査タイミング情報に基づき干
渉信号の記録情報を記録手段より得、その情報を表示装
置に表示する画像構成手段と、画像構成手段が、定めら
れた回転角度を変化させ、得られた干渉信号を回転角度
に対応した位置に、輝度の変化として表示装置に表示す
ることを特徴とする光イメージング装置。
【0118】4−1−1.付記4−1において、画像構
成手段が表示する走査タイミングの情報に基づいて、複
数回の走査に対応する記録情報より、数学的手法で補完
して対応する干渉信号を生成し、その情報を表示装置に
表示するもの。 4−1−2.付記4−1において、記録手段が複数の1
次元的な情報を記録したデジタルメモリであるもの。
【0119】5.被検体に低干渉性を照射し、被検体に
おいて散乱した光の情報から被検体の断層像を構築する
光イメージング装置であって、柔軟な樹脂チューブで構
成されるシースと、前記シースの内部に長手方向の軸ま
わりに回転自在に設けられている柔軟なパイプ部材と、
前記柔軟なパイプ部材の内部に設けられているシングル
モードファイバで形成され、その基端部および先端部
は、それぞれ前記パイプ部材の基端および先端に固定さ
れており、低干渉性光源から出射される光がその先端に
入射されるように設けられているファイバと、前記ファ
イバ先端に設けられたファイバからの出射光を集光する
レンズと、出射光の光路を変更するために前記レンズに
固定されている出射光路変更手段を有する光プローブ
と、光プローブのパイプ部材に回転力を付与する回転駆
動装置と、パイプ部材の回転角度を検出する角度検出手
段と、光プローブと接続し、被検体から戻ってきた低干
渉性光と基準光とを干渉させるとともに、前記干渉位置
を伝播時間を変化することで光軸に対し軸方向に走査す
る走査手段と、干渉信号を取得する干渉信号取得手段
と、角度検出手段により定められた回転角が検出された
時に、走査手段により干渉位置を変化させ、干渉信号を
取得し、画像構成手段が、定められた回転角度を変化さ
せ、得られた干渉信号を回転角度に対応した位置に、輝
度の変化として表示装置に表示することを特徴とする光
イメージング装置。
【0120】(付記4、5の背景) (付記4、5に対する従来技術)特公平6−51131
2や、特願9−313924には、体腔内に挿入するた
めの外側のチューブ状シースに対して内側に光ファイバ
および光学素子が設けられた回転チューブが設けられ、
回転チューブの回転により、照射光および観察光の向き
を回転し、走査するプローブが開示されている。
【0121】その回転走査の間に、干渉位置を光の出射
方向に走査し、干渉信号を取得し、その回転角度と干渉
位置と干渉信号の強度を2次元の円周状の像に構成し表
示するものである。これらの技術では、特に光プローブ
が大きく湾曲していた場合、シースと回転チューブとの
摩擦により、回転チューブの回転が一定速度にならず、
回転速度にムラを生じる。一般にリアルタイムで観察す
るために、干渉位置の走査はミラーの共振振動等を用い
て高速に一定の走査タイミングで走査される。そのた
め、干渉位置の走査で得られる放射線状の像情報の角度
の間隔は回転速度のムラに応じて一定ではない。
【0122】(付記4、5の目的)回転チューブの回転
速度にムラが生じても、回転角度と位置の関係が正しい
回転走査像を得る。 (4−2の目的)連続的な回転走査像を得る。 (付記4〜5の作用)付記4の構成により、検出された
回転角に対応して干渉信号の像を表示することにより、
角度と干渉信号の対応が正しい観察像が得られる。付記
4−1の構成により、得られた干渉信号の角度位置が離
散的であっても、補完演算により連続的な観察像を得る
ことができる。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検体に低干渉性光を照射し、被検体において散乱した光
を受光する光走査プローブと、該光走査プローブが着脱
自在に接続され、前記光走査プローブを経て受光した光
の情報から被検体の断層像を構築する観測装置とを備え
た光イメージング装置において、少なくともその先端は
光透過性の良い素材で形成されたシースと、シースの基
端に設けられたハウジングを観測装置に取り付ける着脱
手段と、前記シースの内部に長手方向の軸周りに回転自
在に設けられているパイプ部材と、前記パイプ部材基端
部に設けられた回転力伝達部材と、回転力伝達部材をハ
ウジングに回転自在に保持する回転保持手段と、前記パ
イプ部材の内部に設けられているシングルモードファイ
バで形成され、その先端部は前記パイプ部材の先端に固
定されており、低干渉性光源から出射される光がその基
端に入射されるように設けられているファイバと、前記
ファイバ先端からの出射光を集光するレンズと、出射光
の光路を変更するために前記レンズに固定されている出
射光路変更手段と、前記ファイバの基端部に設けられた
ファイバ端固定手段と、前記ファイバ端固定手段と回転
力伝達部材の間に設けられた弾性手段とを有する光走査
プローブと;光プローブの回転力伝達部材に回転力を付
与する回転駆動装置と、光プローブのシングルモードフ
ァイバに観測装置に設けられた観測光を送受するファイ
バを接続する光接続手段と、を有する観測装置と;から
なり、前記光プローブと前記観測装置を接続した際に前
記光プローブの弾性手段によりファイバ端固定手段が前
記光接続手段に圧接して接続を行うようにしているの
で、光走査プローブのファイバ端は、弾性手段により観
測装置のファイバ端に押し付けられながら回転するた
め、回転力伝達部材の回転軸と、観測装置に設けられた
回転駆動装置の回転軸の間に、回転軸のずれ、傾き角度
の傾き、軸方向のガタなどに関わらずそれらのずれ等を
吸収して両ファイバ端同士の安定した接続を確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の光イメージング装
置の構成図。
【図2】光走査プローブが挿通される内視鏡を光走査プ
ローブと共に示す図。
【図3】光走査プローブ及び回転駆動装置の構成を示す
断面図。
【図4】光走査プローブの詳細な構成を示す断面図。
【図5】コネクタ部と回転駆動装置との接続部の構成を
示す断面図。
【図6】図5のA−A,B−B断面などを示す図。
【図7】洗浄及び保管時のコネクタ部の状態を示す断面
図。
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるコネクタ部
の主要部の構成及びC−C断面を示す図。
【図9】本発明の第3の実施の形態におけるコネクタ部
と回転駆動装置との接続部の構成を示す断面図。
【図10】図9のD−D断面図。
【図11】本発明の第4の実施の形態におけるコネクタ
部と回転駆動装置との接続部の構成を示す断面図。
【図12】図11におけるスライドパイプとハウジング
との間の回転止め機構を示す図。
【図13】光走査手段による深さ方向の走査タイミング
と光走査プローブの回転角度の関係等を示す図。
【図14】光走査プローブの回転方向の走査の速度ムラ
を補正して観察像を表示する手段の主要部の構成を示す
ブロック図。
【図15】図14とじは異なる他の方法の説明図。
【符号の説明】
1A…光イメージング装置 2…低干渉性光源 3…第1のシングルモードファイバ 4…光カップラ部 5…第2のシングルモードファイバ 6…光ロータリジョイント 7…第3のシングルモードファイバ 8…光走査プローブ 9…コネクタ部 10…第4のシングルモードファイバ 11…生体組織 12…フォトダイオード 13…回転駆動装置 14…光路長の可変機構 19…ガルバノメータミラー 25…コンピュータ 26…モニタ 27…観測装置 40…フレキシブルシャフト 44…モータ 46…ベルト 64…コネクタケース 65…ハウジング 66…取付リング 68…シャフト止め 69…軸受け 70…回転伝達ピン 71…フェルール 72…バネ受け 73…光コネクタ 74…バネ 76…回転シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 M

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に低干渉性光を照射し、被検体に
    おいて散乱した光を受光する光走査プローブと、該光走
    査プローブが着脱自在に接続され、前記光走査プローブ
    を経て受光した光の情報から被検体の断層像を構築する
    観測装置とを備えた光イメージング装置において、 少なくともその先端は光透過性の良い素材で形成された
    シースと、 シースの基端に設けられたハウジングを観測装置に取り
    付ける着脱手段と、 前記シースの内部に長手方向の軸周りに回転自在に設け
    られているパイプ部材と、 前記パイプ部材基端部に設けられた回転力伝達部材と、 回転力伝達部材をハウジングに回転自在に保持する回転
    保持手段と、 前記パイプ部材の内部に設けられているシングルモード
    ファイバで形成され、その先端部は前記パイプ部材の先
    端に固定されており、低干渉性光源から出射される光が
    その基端に入射されるように設けられているファイバ
    と、 前記ファイバ先端からの出射光を集光するレンズと、 出射光の光路を変更するために前記レンズに固定されて
    いる出射光路変更手段と、 前記ファイバの基端部に設けられたファイバ端固定手段
    と、 前記ファイバ端固定手段と回転力伝達部材の間に設けら
    れた弾性手段を有する光走査プローブと;光プローブの
    回転力伝達部材に回転力を付与する回転駆動装置と、 光プローブのシングルモードファイバに観測装置に設け
    られた観測光を送受するファイバを接続する光接続手段
    と、を有する観測装置と;からなり、着脱手段により前
    記光プローブと前記観測装置を接続した際に前記光プロ
    ーブの弾性手段によりファイバ端固定手段が前記光接続
    手段に圧接し、光接続を行うことを特徴とする光イメー
    ジング装置。
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