JP2000097846A5 - 光走査プローブ装置及び光イメージング装置 - Google Patents

光走査プローブ装置及び光イメージング装置 Download PDF

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【特許請求の範囲】
【請求項1】 被検体に低干渉性光を照射し、前記被検体において散乱した光の情報から前記被検体の断層像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、
全長の大部分が柔軟な樹脂チューブで構成され少なくともその先端は光透過性の良い素材で形成されているシースと
前記シースの光透過性の良い素材で形成されている部分の内側に設けられ、前記低干渉性光を前記シース内側に向けて出射し、その透過光を前記シース外側の前記被検体に照射し、前記被検体からの反射・散乱・励起光を前記シースを透過して入射するような光の出射・入射部とを備え
前記シースの少なくとも光の出射・入射部が設けられた部分が交換可能であることを特徴とする光走査プローブ装置。
請求項2 被検体に低干渉性光を照射する光学系と、
該光学系に、前記低干渉性光を導くシングルモードファイバと、
前記光学系と前記シングルモードファイバを回転させる回転力を伝達する回転伝達部材と、
環状の樹脂チューブで構成されたシースを備え、
前記光学系、前記シングルモードファイバ及び前記回転伝達部材は、前記シースの内側に設けられ、
前記シースは、少なくともその一部が交換可能に構成されていることを特徴とする光走査プローブ装置。
請求項3 シース保持部材を更に有し、
前記シースは一端側に脱着部を有し、
前記シース保持部材は、一端に該脱着部が取り付けられる構造を有することを特徴とする請求項2に記載の光走査プローブ装置。
請求項4 シース保持部材の他端側に、一端側に凸部が形成された軸受け部材を有し、
前記凸部と前記シースの他端側に形成された凹部との間に、水密シールが設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の光走査プローブ装置。
請求項5 光観測装置と請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の光走査プローブ装置を備え、
前記光観測装置が、前記低干渉性光を発生する低干渉性光源と、検出部と、光路長可変手段と、光伝送部を備え、
該光伝送部が、前記低干渉性光を前記光走査プローブ及び前記光路長可変手段に伝送すると共に、前記低干渉性光を前記光走査プローブ及び前記光路長可変手段からの光を前記検出部に伝送する光イメージング装置。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体に低干渉性光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層像を構築するための光走査プローブ装置及び光イメージング装置に関する。
それに対し、特願9−313924号には、着脱可能なOCT用光プローブが開示されている。着脱可能なコネクタ部を有し、先端のプリズム等の光学素子まで透明なシースで覆って密封している。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の光走査プローブ装置は、被検体に低干渉性光を照射し、前記被検体において散乱した光の情報から前記被検体の断層像を構築する光イメージング装置用の光走査プローブ装置であって、全長の大部分が柔軟な樹脂チューブで構成され少なくともその先端は光透過性の良い素材で形成されているシースと、前記シースの光透過性の良い素材で形成されている部分の内側に設けられ、前記低干渉性光を前記シース内側に向けて出射し、その透過光を前記シース外側の前記被検体に照射し、前記被検体からの反射・散乱・励起光を前記シースを透過して入射するような光の出射・入射部とを備え前記シースの少なくとも光の出射・入射部が設けられた部分が交換可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の光走査プローブ装置は、被検体に低干渉性光を照射する光学系と、該光学系に、前記低干渉性光を導くシングルモードファイバと、前記光学系と前記シングルモードファイバを回転させる回転力を伝達する回転伝達部材と、環状の樹脂チューブで構成されたシースを備え、前記光学系、前記シングルモードファイバ及び前記回転伝達部材は、前記シースの内側に設けられ、前記シースは、少なくともその一部が交換可能に構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の光イメージング装置は、光観測装置と請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の光走査プローブ装置を備え、前記光観測装置が、前記低干渉性光を発生する低干渉性光源と、検出部と、光路長可変手段と、光伝送部を備え、該光伝送部が、前記低干渉性光を前記光走査プローブ及び前記光路長可変手段に伝送すると共に、前記低干渉性光を前記光走査プローブ及び前記光路長可変手段からの光を前記検出部に伝送する。
この低干渉性光源2の光は第1のシングルモードファイバ3の一端に入射され、他方の端面(先端面)側に伝送される。この第1のシングルモードファイバ3は途中の光カップラ部4で第2のシングルモードファイバ5と光学的に結合されている。従ってこの光カップラ部4で2つに分岐されて伝送される。
上記フォトダイオード12で光電変換された信号はアンプ22により増幅された後、復調器23に入力される。この復調器23では干渉した光の信号部分のみを抽出する復調処理を行い、その出力はA/D変換器24を経てコンピュータ25に入力される。このコンピュータ25では断層像に対応した画像データを生成し、モニタ26に出力し、その表示面にOCT像26aを表示する。
このコンピュータ25は位置制御装置21と接続され、コンピュータ25は位置制御装置2を介して1軸ステージ18の位置の制御を行う。また、コンピュータ25はビデオ同期回路28と接続され、画像化する際のビデオ同期信号に同期して内部のメモリに断層像データを格納する。
挿入部33内には図示しないライトガイドが挿通され、このライトガイドの入射端を光源装置に接続し、照明光を伝送して挿入部33の先端部に設けた照明窓から出射し、患部等を照明する。また、照明窓に隣接して観察窓が設けられ、この観察窓には対物光学系が取り付けられ、照明された患部等を光学系に観察できるようにしている。そして、内視鏡31の先端部の観察光学系の観察の下で、患部等の注目する部分の生体組織11側に光走査プローブ8により、低干渉性光を照射し、その生体組織11の内部の断層画像データを得て、モニタ26の表示面にOCT像26aを表示できるようにしている。
また挿入部33の先端部には湾曲部35および(内視鏡)先端部36が設けられている。湾曲部35を経て光走査プローブ8を挿入させる時、また光走査プローブ8の先端37を内視鏡先端部36より突出させて生体組織11に接触させる時に、図2に示す様に光走査プローブの先端部36は小さな湾曲半径で湾曲する。
第4のシングルモードファイバ10の伝送光はレンズユニット39に伝達され、光学シース38を通して検査光として外部に出射され、生体組織からの反射光を受光し、再び第4のシングルモードファイバ10に伝達する。フレキシブシャフト40の先端はレンズユニット39に接続されているため、フレキシブルシャフト40、レンズユニット39、第4のシングルモードファイバ10は一体で回転する。
なお、光学シース38の後端側は図8を参照して後述するようにシース止め86に設けた口金部87に着脱自在に接続される構造になっている。
レンズユニット39のレンズ枠55の先端側には丸み付キャップ66が接続されている。この丸み付キャップ66には開口部67が設けられ、観察ビーム62を透過できるようになっている。丸み付キャップ66のR部72がシース内面73と接触するため、丸み付キャップ66が回転しもシース内面73は傷つきにくい。
また、丸み付きキャップ66と先端キャップ65の空間の間隔Lは、ナイロンチューブ64、光学シース38の温度による伸縮、また湾曲によるフレキシブルシャフト40と光学シース38の相対的移動のための余裕空間で、光学シース38の材質に左右されるが通常8mm程度必要である。
プリズム51の反射面51aは、屈折率整合水77と直接接するため、プリズム素材の屈折率と整合水77の屈折率が近いため全反射しない。そこで反射面51aにはアルミコーティングや誘電体多層膜コーティングなどの反射コーティング層を設け、全反射させるようにしている。
接続管111と樹脂チューブ110とは例えば嵌合して接着部112で接合されている。また、チューブ64の後端には接続管111のタケノコ状の突起を設けた口金部113が挿入して接続されている。
また、チューブ64の内側でレンズユニット39とプリズム51がチューブ64に接触する可能性がある部分には硬質コーティング部114が設けられており、接触しても傷つきにくい構成となっている。樹脂に対する適切な硬質コーティング部114としては、窒化チタンなどの薄膜セラミックス等がある。また薄いガラス管をコーティングの代わりに封入しても良い。
シース内面が傷ついた場合にはチューブ64と接続管111は接着されていないので、チューブ64を切りさいて破棄し、新しいチューブ64を接続管111の口金部113に装着することにより、容易に交換することができる。
更に、チューブ64の照射光・観察光の透過する部分の外側に、外側に存在する空気、脱気水、生体組織などの媒質に対応した誘電体多層膜等で構成された反射防止コーティングを設けることで、内面および内部の光学素子界面の反射との多重反射によるゴーストを防止する事ができる。
また、光学素子保持部とシース内面の接触部に硬質コーティング部114を設けることで、接触による傷をつきにくくできる。
また、シース内面の照射・観察光の透過部に反射防止コーティングを設けることにより、シース内面の反射を減衰させ、ゴーストを防止できる。
レンズ132に入射した光はシングルモードファイバ133に入射し、シングルモードファイバ133から出射した光はレンズ134によりグレーティング123に入射し、グレーティング123により分光された光はレンズ124によってガルバノメーターミラー125に入射する。ガルバノメーターミラー125を反射した光は逆の光路を通って第2のシングルモードファイバ115に入射する
ガルバノメーターミラー125を走査させることにより光遅延時間を変化させることができるその他は第1の実施の形態と同様の構成である。
図12(A)に本実施の形態の光イメージング装置で得られた像を示す
モニタ像121の中心122を中心としてシース外面の環状の反射像123および生体組織の像124が得られている。モニタ中心122が光プローブ8の回転中心に対応している
図12(B)にモニタの中心122と光プローブ8の回転中心がずれた像を示す
これは、第4のシングルモードファイバ10およびレンズユニット39の光路長が想定していた長さと、実際とずれていた場合におきる
シース外面の反射像123の直径が増え、同様に生体組織の像124も拡大している。従って、正確な診断が行うことができない。そのため、正確な光路長を算出する必要がある
図20に示すように、本実施の光断層画像装置1Bは、図1における第2のシングルモードファイバ5の出射端に対向して可視領域の波長のガイド光となるレーザ光を供給するレーザ光源171と、このレーザ光は透過するダイクロイックミラー172とを配置し、第2のシングルモードファイバ5の出射端から出射される低干渉性光はダイクロイックミラー172で反射させて光検出器としてのフォトダイオード12で受光する構成にしている。
その他の構成については、図1に示す第1の実施の形態と同一であり、ここでは説明を省略する。
つまり、図21に示すように、低干渉性光とガイド光を光走査プローブ8の先端へ導光し、被検体からの反射光を戻す第2のシングルモードファイバ10と、第2のシングルモードファイバ10の先端から出射される低干渉性光とガイド光から成る光を所定の位置に集光するGRINレンズ53と、低干渉性光を透過し、ガイド光の波長の光を選択的に反射する直方形のダイクロイックミラー184と、低干渉光の偏光面を回転するファラデー回転子52と、低干渉性光の光路を反射により変更するマイクロプリズム51と、GRINレンズ53、ダイクロイックミラー184、ファラデー回転子52、およびマイクロプリズム51を一体的に固定する光学系固定部材185とを有して構成される。
次に本実施の形態の作用を説明する。
内視鏡光源装置からの照明光を内視鏡のライトガイドで導光することにより、挿入部の先端部の照明窓から被検体側を照明する。照明された被検体は観察窓の対物光学系により、固体撮像素子に結像され、ビデオプロセッサで信号処理された後、表示用モニタに内視鏡画像を表示する。
そして、低干渉性光源2からの低干渉性光を第1のシングルモードファイバ3に導光する。第1のシングルモードファイバ3は光ロータリジョイント6を介して第2のシングルモードファイバ7と接続されており、低干渉光を光走査プローブ8の先端に導く。
コンピュータ25では順次得られた断層像データをその内部の画像メモリに一旦格納し、所定の周期で読み出してモニタ26に断層像を表示する。
ガイド光と、低干渉光の被検体への照射位置は、若干異なるが、このずれは数mmであり、光走査プローブ8の位置決めに支障はない。
また、図21(B)に示すように誘電体多層膜面の角度を45度から変化させ、例えば反射角を90°より大きく取った直方形のダイクロイックミラー186を用いることにより、より低干渉性光の照射位置に一致させることができる。
2−4.付記2において、柔軟なパイプ部材がコイルシャフトである
2−4−1.付記2−4において、コイルシャフトが2層以上の多条コイルである
3.被検体に低干渉性光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層像を構築する光イメージング装置用の光プローブ装置であって、
全長の大部分が柔軟な樹脂チューブであって少なくともその先端は光透過性の良い素材で形成されており、先端が開口していないシースと、
シースの光透過性の良い素材で形成されている部分の内側に設けられ、光をシース内側に向けて出射し、その透過光をシース外側の被検体に照射し、被検体からの反射・散乱・励起光をシースを透過して入射するような光の出射・入射部と、
シース内側の概全長にわたって挿入された柔軟なパイプ部材と、
柔軟なパイプ部材の先端側に取り付けられた前記出射・入射部の保持部材と、 パイプ部材の内腔に設けられた低干渉光を伝送する光ファイバと、
シース内腔とパイプ部材外径間の液体を封止するシールを有し、少なくとも光の出射・入射部とシース内側の腔に屈折率整合液が封止されていることを特徴とする光プローブ装置。
4.被検体に低干渉性光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層像を構築する光イメージング装置用の光プローブ装置であって、
全長の大部分が柔軟な樹脂チューブであって少なくともその先端は光透過性の良い素材で形成されているシースと、
シースの光透過性の良い素材で形成されている部分の内側に設けられ、光をシース内側に向けて出射し、その透過光をシース外側の被検体に照射し、被検体からの反射・散乱・励起光をシースを透過して入射するような光の出射・入射部と、
出射・入射部が、光ファイバからの光を集光するレンズおよび光軸の方向を該直角に曲げるプリズムを有する先端光学部材より構成され、
シース内側の概全長にわたって挿入された柔軟なパイプ部材と、
パイプ部材の内腔に設けられた低干渉光を伝送する光ファイバと、
光ファイバ端を保持するファイバ保持部材と、
柔軟なパイプ部材の先端とファイバ保持部材と先端光学部材を接続する接続部材を有し、
柔軟なパイプ部材と接続部材の接合部がファイバ保持部材の長さの範囲内に存在することを特徴とする光プローブ装置。
(付記4の背景)
(付記4に対する従来技術)特表平6−511312、特願9−313924に開示されるようなプローブでは、光ファイバ端を光学素子に対して保持するためには光ファイバを挿通し、高精度に位置決めして保持するフェルールと呼ばれるパイプ状の部品を用いる。フェルールと光ファイバの接合強度の維持のために接合には一定の長さが必要である。それに対して、内視鏡の鉗子孔にプローブを挿通して体腔内に挿入する場合など、プローブを小さな湾曲半径で湾曲させたい場合、光学素子の長さ+フェルールの長さ+回転チューブの接合部で示される硬質長は短くする必要が有る。
しかし、それぞれの長さは仕様および接合強度で定まるため、硬質長が短くできないと言う問題点が有った。
5.被検体に低干渉性光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断層像を構築する光イメージング装置であって、
低干渉性光を被検体に伝送するためのシングルモードファイバが内蔵された交換可能な光コネクタ部を持つ光プローブ部と、
前記光プローブ部と接続し、被検体から戻ってきた低干渉性光と基準光とを干渉させるとともに、前記干渉位置を光軸に対し軸方向に走査するため、その走査範囲に対応した伝搬時間を変化する第1の伝搬時間変化手段と、
光プローブの先端光学部材の光学係数の変化とその光路長を検出する検出手段と、
光学係数の変化とその光路長より光プローブの光路長を算出する算出手段と、
算出された光プローブの光路長に対応して伝搬時間を変化する第2の伝搬時間変化手段と、
を有する光イメージング装置
(付記5の背景)
(付記5に対する従来技術)特表平6−511312では光プローブを交換して使用した場合における個々の光プローブの長さのバラツキを考慮していないので、長さのバラツキのために、断層像を得る範囲が狭くなったり、さらには断層像を得ることができなくなる欠点があった。また、体腔内で使用場合には、内視鏡の観察下で使用できるようにすることが望まれ、その場合には内視鏡の鉗子チャンネル内を挿通して使用するが便利であるが、従来例では内視鏡の鉗子チャンネルの長さに応じて交換使用できるものを提案していなかった。
それに対し、特願9−313924では観察のための光路長の走査手段とは別に光路長の可変手段を設け光プローブの長さの変化に対応させているが、個々の光プローブの長さの徴少なばらつきに関しては観察者が調整する必要があり、煩雑であるという問題が有る。
6.被検体内に挿通可能な細長の挿入部と、
低干渉光を発生する低干渉光源と、
前記低干渉光と波長の異なる可視光を発生する可視光源と、
前記挿入部に挿通され、前記挿入部の先端側へ前記低干渉光を導くとともに、被検体より反射された反射光を検出するための1つのシングルモードファイバからなる導光手段と、
前記シングルモードファイバからの低干渉光を前記挿入部先端の側端面より被検体に照射するための反射手段と、
前記シングルモードファイバと反射手段の間に配置され、前記低干渉光および反射光の偏光面を回転する偏光面回転素子と、
前記可視光源から発せられる可視光を前記導光手段に導光する可視光合成手段と、
を備えた光断層画像装置用の光プローブにおいて、
前記シングルモードファイバと前記偏光面回転素子の間に前記可視光を反射し、前記低干渉光を透過する光選択手段を前記反射手段低干渉光を反射する所定の方向と同じ方向に可視光を反射するように配置したことを特徴とする光プローブ。
6−1.付記6において、前記光選択手段は、ダイクロイックミラーである。
(付記6の背景)
(付記6に対する従来の技術)従来技術として、特表平6−511312があるまた、ファラデーローテータを使用した文献がある。OCTに用いられる干渉系において、物体側の干渉系のアームにある光走査プローブに設けられたファラデーローテータと、参照側のアームにあるファラデーローテータによって、光走査プローブの湾曲により内部にあるファイバが湾曲することによって生じる複屈折性を補償することができることは、“Rapid acquisition of in vivo biological images by use of optical coherene tomography”,G.J.Tearney et.al,Optics Letters,vol.21,N0.17,p.1408-1410,1996に開示されている
被検体に低干渉光を照射し、光断層像を得る場合、より深部の像を得るために、低干渉光には800nm以上の赤外域の波長を用いることが有利である。また、目視することのできない低干渉光の照射位置を確認するため、可視光を、低干渉光と同光軸上に照射してガイド光とする光断層画像装置がある。
しかし、ファラデー回転子は光の透過特性に波長依存性があり、低干渉光の波長帯域を透過させた場合、可視光帯域の波長をほとんど透過しない為、低干渉光と可視光を同光軸上に配置しただけでは、可視光はファラデー回転子により反射され被検体に照射されず、ガイド光として利用できないという問題があった。
(付記6の目的)
ファラデー回転子が低干渉光の導光光学系内に配置されていても、可視光をガイド光として被検体に照射し、低干渉光の照射位置を確認することのできる光断層画像装置用の光プローブを提供することを目的として付記6構成にした。
(作用)低干渉光と可視光をファラデー回転子の手前で分離し、それぞれの光を被検体に照射することにより、低干渉光の照射位置を目視することができる。
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