JPH11148897A - 光イメージング装置 - Google Patents

光イメージング装置

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JPH11148897A
JPH11148897A JP9313924A JP31392497A JPH11148897A JP H11148897 A JPH11148897 A JP H11148897A JP 9313924 A JP9313924 A JP 9313924A JP 31392497 A JP31392497 A JP 31392497A JP H11148897 A JPH11148897 A JP H11148897A
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JP
Japan
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optical
light
path length
optical path
mode fiber
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Application number
JP9313924A
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English (en)
Inventor
Mamoru Kaneko
守 金子
Isami Hirao
勇実 平尾
Hideyuki Adachi
英之 安達
Hironobu Takizawa
寛伸 瀧澤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光プローブを交換して使用した場合にも、確
実に断層像を得ることができる光イメージング装置を提
供する。 【解決手段】 低干渉性光源2からの低干渉性光は第1
のシングルモードファイバ3により、一方はその先端か
ら着脱自在のコネクタ部9により光走査プローブ8を介
して生体組織11に出射され、他方は途中の光カップラ
部4から第2のシングルモードファイバ5により光路長
の可変機構14に導光される。光路長の可変機構14は
走査範囲に対応した光路長を変化するガルバノメータミ
ラー19と、光走査プローブ8の個々の長さのバラツキ
を吸収するために光路長を変化する1軸ステージ18と
を有し、この1軸ステージ18により、光路長を調整し
て走査範囲で干渉光が検出できる状態に設定することに
より、確実に断層像が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検体に低干渉性
光を照射し、被検体において散乱した光の情報から被検
体の断層像を構築する光イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生体組織を診断する場合、その組
織の表面状態の光学的情報を得るイメージング装置の他
に、組織内部の光学的情報を得ることのできる光CT装
置が提案されている。
【0003】この光CT装置としてはピコ秒パルスを用
いて、生体内部の情報を検出し、断層像を得る。しかし
ながら、ピコ秒パルスオーダの極短パルス光を発生する
レーザ光源は高価で大型となり、取扱いも面倒である。
【0004】最近になって、低干渉性光を用いて被検体
に対する断層像を得る干渉型のOCT(オプティカル・
コヒーレンス・トモグラフィ)が例えば特表平6ー51
1312号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来例等では光プ
ローブを交換して使用した場合における個々の光プロー
ブの長さのバラツキを考慮していないので、長さのバラ
ツキのために、断層像を得る範囲が狭くなったり、さら
には断層像を得ることができなくなる欠点があった。
【0006】また、体腔内で使用場合には、内視鏡の観
察下で使用できるようにすることが望まれ、その場合に
は内視鏡の鉗子チャンネル内を挿通して使用するが便利
であるが、従来例では内視鏡の鉗子チャンネルの長さに
応じて交換使用できるものを提案していなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みてなされたもので、光プローブを交換して使用し
た場合にも、確実に断層像を得ることができる光イメー
ジング装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】被検体に低干渉性光を照
射し、被検体において散乱した光の情報から被検体の断
層像を構築する光イメージング装置であって、低干渉性
光を被検体に伝送するためのシングルモードファイバが
内蔵された交換可能な光コネクタ部を持つ光プローブ部
と、前記光プローブ部と接続し、被検体から戻ってきた
低干渉性光と基準光とを干渉させるとともに、前記干渉
位置を光軸に対し軸方向に走査するため、その走査範囲
に対応した伝搬時間を変化する第1の伝搬時間変化手段
と、前記交換可能な光コネクタ部の光路長に対応して伝
搬時間を変化する第2の伝搬時間変化手段と、を設ける
ことにより、光プローブ部を交換して使用する場合に
も、その光プローブ部の光路長がバラツキ等で異なる場
合にも、第2の伝搬時間変化手段による伝搬時間の調整
により、バラツキ等による影響を吸収でき、所定の走査
範囲に対する断層像を確実に得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の
光イメージング装置の構成を示し、図2は第1の実施の
形態が挿通される内視鏡を示し、図3は第1の実施の形
態を構成する光走査プローブ装置の後端側部分を示し、
図4は光走査プローブ装置の全体構成を示し、図5は光
路長の変化手段の変形例の構成を示す。
【0010】図1に示す光イメージング装置(光断層画
像装置)1Aは超高輝度発光ダイオード(以下、SLD
と略記)等の低干渉性光源2を有する。この低干渉性光
源2はその波長が例えば1300nmで、その可干渉距
離が例えば17μm程度であるような短い距離範囲のみ
で干渉性を示す低干渉性光の特徴を備えている。つま
り、この光を例えば2つに分岐した後、再び混合した場
合には分岐した点から混合した点までの2つの光路長の
差が17μm程度の短い距離範囲内の場合には干渉した
光として検出され、それより光路長が大きい場合には干
渉しない特性を示す。
【0011】この低干渉性光源2の光は第1のシングル
モードファイバ3の一端に入射され、他方の端面(先端
面)側に伝送される。この第1のシングルモードファイ
バ3は途中の光カップラ部4で第2のシングルモードフ
ァイバ5と光学的に結合されている。従って、この光カ
ップラ4部分で2つに分岐されて伝送される。
【0012】第1のシングルモードファイバ3の(光カ
ップラ部4より)先端側には、非回転部と回転部とで光
を伝送可能な結合を行う光ロータリジョイント6が介挿
され、この光ロータリジョイント6内の第3のシングル
モードファイバ7の先端に光走査プローブ8のコネクタ
部9が着脱自在で接続され、この光走査プローブ8内に
挿通され、回転駆動される第4のシングルモードファイ
バ10に低干渉性光源2の光が伝送(導光)される。
【0013】そして、伝送された光は光走査プローブ8
の先端側から被検体としての生体組織11側に走査され
ながら照射される。また、生体組織11側での表面或い
は内部での散乱などした反射光の一部が取り込まれ、逆
の光路を経て第1のシングルモードファイバ3側に戻
り、光カップラ部4によりその一部が第2のシングルモ
ードファイバ5側に移り、第2のシングルモードファイ
バ5の一端から光検出器としての例えばフォトダイオー
ド12に入射される。なお、光ロータリジョイント6の
ロータ側は回転駆動装置13によって回転駆動される。
【0014】また、第2のシングルモードファイバ5の
光カップラ部4より先端側には基準光の光路長を変える
光路長の可変機構14が設けてある。この光路長の可変
機構14は光走査プローブ8により生体組織11の深さ
方向に所定の走査範囲だけ走査する光路長に対応してこ
の走査範囲の光路長だけ高速に変化する第1の光路長変
化手段と、光走査プローブ8を交換して使用した場合の
個々の光走査プローブ8の長さのバラツキを吸収できる
ようにその長さのバラツキ程度の光路長を変化できる第
2の光路長の変化手段とを備えている。
【0015】第2のシングルモードファイバ5の先端に
対向するレンズ15を介してグレーティング16が配置
され、このグレーティング(回折格子)16と対向する
レンズ17を介してその光軸方向に符号aで示すように
移動自在で光路長を変える1軸ステージ18が第2の光
路長の変化手段として設けられ、この1軸ステージ18
上には微小角度回動可能なガルバノメータミラー19が
第1の光路長の変化手段として取付けられており、この
ガルバノメータミラー19はガルバノメータコントロー
ラ20により、符号bで示すように高速に回転的に振動
される。
【0016】このガルバノメータミラー19はガルバノ
メータのミラーにより反射させるもので、ガルバノメー
タに交流の駆動信号を印加してその可動部分に取り付け
たミラーを高速に回転的に振動させるものである。
【0017】つまり、光走査プローブ8により、生体組
織11の深さ方向に所定の距離だけ高速に走査できるよ
うにガルバノメータコントローラ20により、駆動信号
が印加され、この駆動信号により符号bで示すように高
速に回転的に振動する。
【0018】そして、この回転的振動により第2のシン
グルモードファイバ5の端面から出射され、ガルバノメ
ータミラー19で反射されて戻る光の光路長は生体組織
11の深さ方向に走査する所定の距離の走査範囲だけ変
化する。
【0019】つまり、ガルバノメータミラー19によ
り、深さ方向の断層像を得るための第1の光路長の変化
手段を形成している。このガルバノメータミラー19に
よる光路長の変化手段はSCIENCE VOL.27
6、1997、pp2037−2039に開示されてい
る。
【0020】一方、1軸ステージ18は光走査プローブ
8を交換した場合に対し、光走査プローブ8の光路長の
バラツキを吸収できるだけの光路長の可変範囲を有する
第2の光路長の可変手段を形成すると共に、ガルバノメ
ータミラー19による光路長を変えて深さ方向の画像を
得る場合に所望とする位置(例えば、光走査プローブ8
の先端が生体組織11の表面に密着していない場合で
も、1軸ステージ18による光路長を変化させることに
より、生体組織11の表面位置から干渉する状態に設定
することにより、その表面位置)から画像化することが
できるようにオフセットを調整するオフセット調整手段
の機能も備えているようにしている。
【0021】この1軸ステージ18はステージ移動用の
モータを備え、位置制御装置21によりそのモータに駆
動信号を印加することにより1軸ステージ18は符号a
で示す方向に移動する。
【0022】この光路長の可変機構14で光路長が変え
られた光は第2のシングルモードファイバ5の途中に設
けたカップラ部4で第1のシングルモードファイバ3側
から漏れた光と混合されて、共にフォトダイオード12
で受光される。
【0023】なお、例えば第2のシングルモードファイ
バ5は1軸ステージ18をその可変範囲の中間位置付近
に設定した状態では光カップラ部4から第4のシングル
モードファイバ9等を経て光走査プローブ8の先端から
生体組織11に至る光路長と、第2のシングルモードフ
ァイバ5を経て1軸ステージ18上のガルバノメータミ
ラー19で反射される光路長とがほぼ等しい長さとなる
ように設定されている。
【0024】そして、実際に接続して使用される光走査
プローブ8に応じて1軸ステージ18の位置を可変設定
することにより、個々の光走査プローブ8の長さのバラ
ツキを吸収し、かつガルバノメータミラー19を高速で
回転的振動或いは高速振動させてその基準光側の光路長
を周期的に変化することにより、この光路長と等しい値
となる生体組織11の深さ位置での反射光とを干渉さ
せ、他の深さ部分での反射光は非干渉にすることができ
るようにしている。
【0025】上記フォトダイオード12で光電変換され
た信号はアンプ22により増幅された後、復調器23に
入力される。この復調器23では干渉した光の信号部分
のみを抽出する復調処理を行い、その出力はA/D変換
器24を経てコンピュータ25に入力される。このコン
ピュータ25では断層像に対応した画像データを生成
し、モニタ26に出力し、その表示面にOCT像27を
表示する。
【0026】このコンピュータ25は位置制御装置21
と接続され、コンピュータ25は位置制御装置21を介
して1軸ステージ18の位置の制御を行う。また、コン
ピュータ25はビデオ同期回路28と接続され、画像化
する際のビデオ同期信号に同期して内部のメモリに断層
像データを格納する。
【0027】また、このビデオ同期回路28のビデオ同
期信号はそれぞれガルバノメータコントローラ20と回
転駆動装置13にも送られ、例えばガルバノメータコン
トローラ20はビデオ同期信号(より具体的には高速及
び低速の2つのビデオ同期信号における高速の第1のビ
デオ同期信号)に同期した周期で駆動信号を出力し、回
転駆動装置13はビデオ同期信号(より具体的には低速
の第2のビデオ同期信号)に同期した周期で第1のビデ
オ同期信号に同期した駆動信号を出力し、回転駆動装置
13による回転により周方向に光を走査するようにして
いる。
【0028】第1の実施の形態における光走査プローブ
8は図2に示すように内視鏡31の鉗子挿通口32から
鉗子挿通用チャンネルを経てその先端開口から光走査プ
ローブ8の先端側を突出させることができる。
【0029】この内視鏡31は体腔内に挿入し易いよう
に細長の挿入部33を有し、この挿入部33の後端には
太幅の操作部34が設けてある。この挿入部33の後端
付近には鉗子挿通口32が設けてあり、この鉗子挿通口
32はその内部で鉗子挿通用チャンネルと連通してい
る。
【0030】挿入部33内には図示しないライトガイド
が挿通され、このライトガイドの入射端を光源装置に接
続し、照明光を伝送して挿入部33の先端部に設けた照
明窓から出射し、患部等を照明する。また、照明窓に隣
接して観察窓が設けられ、この観察窓には対物光学系が
取り付けられ、照明された患部等を光学系に観察できる
ようにしている。
【0031】そして、内視鏡31の先端部の観察光学系
の観察の下で、患部等の注目する部分の生体組織11側
に光走査プローブ8により、低干渉性光を照射し、その
生体組織11の内部の断層画像データを得て、モニタ2
6の表示面にOCT像27を表示できるようにしてい
る。
【0032】この光走査プローブ8の構成を図3及び図
4を参照して以下に説明する。第1のシングルモードフ
ァイバ3の先端側は図3に示す光ロータリジョイント6
内の第3のシングルモードファイバ7を介して光走査プ
ローブ8内に挿通される第4のシングルモードファイバ
10と光学的に結合される。
【0033】第1のシングルモードファイバ3の先端に
は回転子受け36が設けてあり、この回転子受け36の
凹部に回転子37が嵌合し、両者の間に介挿した2箇所
の軸受け38により回転子37は(回転されない回転子
受け36側に対して)回転自在に支持されている。
【0034】回転子受け36及び回転子37の中心に沿
ってそれぞれ第1のシングルモードファイバ3及び第3
のシングルモードファイバ7が挿通され、両ファイバ
3、7が対向する端面にはそれぞれ凸レンズ39、40
を配置して、回転されないファイバ3と回転されるファ
イバ7との間で効率良く光の伝送できるようにしてい
る。
【0035】また、回転子37は例えばベルト41を介
して回転駆動装置13を構成するモータ42のプーリ4
3と連結されている。モータ42の回転により、矢印c
で示すように回転子37も回転され、従って第3のシン
グルモードファイバ7も共に回転される。モータ42は
回転制御部44からのモータ駆動信号により、一定速度
で回転駆動する。
【0036】この回転子37の先端には光走査プローブ
8の後端に設けたコネクタ部9が着脱自在で接続され
る。図4に示すように光走査プローブ8は外套チューブ
となる細長で円管形状のシース47の中心軸に沿って第
4のシングルモードファイバ10を配置し、この第4の
シングルモードファイバ10の後端及び先端をコネクタ
本体48及び先端本体49にそれぞれ固定し、この第4
のシングルモードファイバ10を中空で柔軟な回転力伝
達部材としてのフレキシブルシャフト50で覆うように
している。このフレキシブルシャフト50の内径は第4
のシングルモードファイバ10の外径より僅かに大き
い。なお、第4のシングルモードファイバ10は例えば
そのコア径が9μm程度である。
【0037】シース47は例えばポリメチルペンテン製
等、(低干渉性光に対して)透明で光透過性が良いチュ
ーブで形成されている。また、フレキシブルシャフト5
0は密巻きのコイルを2重或いは3重にして、柔軟性を
有し、一端に加えられた回転を他端に効率良く伝達する
機能を有する。このフレキシブルシャフト50の後端及
び先端もコネクタ本体48及び先端本体49に固定され
ている。
【0038】シース47の後端にはコネクタ部9を形成
する円筒状のコネクタカバー51に固着され、このコネ
クタカバー51の内側に円柱状のコネクタ本体48が2
箇所に設けた軸受け52を介挿して回転自在に支持され
ている。そして、このコネクタ本体48の中心軸に設け
た孔に第4のシングルモードファイバ10の後端が挿入
されて接着剤等で固着されている。
【0039】このコネクタ本体48の後端面には凸部5
3が設けられ、一方回転子37の先端面にはこの凸部5
3に嵌合する凹部54が設けてあり、これらは互いに嵌
合する。そして、両者を突き当てた状態で回転子37を
回転した場合にはコネクタ本体48も回転する。この回
転力がフレキシブルシャフト50の後端に付与され、こ
のフレキシブルシャフト50によりその先端に伝達し、
その先端に取り付けた先端本体49を回転させるように
している。
【0040】図4に示すように第4のシングルモードフ
ァイバ10の先端は先端本体49の中心軸に設けた孔に
挿入して接着剤等で固着され、第4のシングルモードフ
ァイバ10の先端面の前側の孔径を拡げて第4のシング
ルモードファイバ10の先端から出射される光を所定の
位置に集光するセルフォックレンズ(GRINレンズ)
56を固着している。このGRINレンズ56の先端面
には光路を反射により変更するマイクロプリズム57を
接着剤等で固着している。
【0041】そして、第4のシングルモードファイバ1
0で導光され、先端面に所定距離離間して配置された光
をGRINレンズ56で集光し、マイクロプリズム57
で直角方向に反射して、透明のシース47を透過させて
外部に集光した(低干渉性光による)出射光58を出射
できるようにしている。そして、所定の距離で集光され
る集光点では例えば10μmないし30μm程度の光束
径となるようにしている。
【0042】なお、第4のシングルモードファイバ10
の先端面は斜めにカットされ、GRINレンズ56の後
面で直接反射された光がこの先端面に入射するのを低減
している。また、GRINレンズ56の後面及びマイク
ロプリズム57の前面に反射防止部材をコーティングす
るなどして反射防止膜59を設け、反射光が生じるのを
低減している。
【0043】なお、シース47の先端は半球状にして先
端を閉じている。本実施の形態の光走査プローブ8はそ
の全長Lがほぼ2000mm程度、シース径dが2.4
mmにしている。
【0044】次に本実施の形態の作用を説明する。図示
しない内視鏡光源装置からの照明光を内視鏡31のライ
トガイドで導光することにより、挿入部33の先端部の
照明窓から生体組織11側を照明する。照明された生体
組織11は観察窓の対物光学系により、固体撮像素子に
結像され、ビデオプロセッサで信号処理された後、表示
用モニタに内視鏡像を表示する。
【0045】低干渉性光での断層像の表示を行う場合に
は、図2に示すように内視鏡31の鉗子挿入口32に光
走査プローブ8を通し、鉗子チャンネル内を経て先端開
口から光走査プローブ8の先端部を突出させる。
【0046】また、この光走査プローブ8の後端のコネ
クタ部9を光ロータリジョイント6の前端の回転子37
に接続して図1の光イメージング装置1を構成する。こ
の場合、接続される光走査プローブ8により光路長は少
し異なることがある。この状態でガルバノメータコント
ローラ28からの駆動信号でガルバノメータミラー18
を回転的に振動させてガルバノメータミラー18で反射
された基準光の光路長を高速で周期的に変化させること
により、生体組織11の深さ方向の断層像データを干渉
光の抽出により得られるが、光走査プローブ8側の光路
長と基準光側の光路長とが正しく設定されていないの
で、例えばガルバノメータミラー18側で光路長を最も
短い状態から光路長を長くなるように変えた場合、途中
からからしか断層像データが得られない(つまり、浅い
表面側では干渉しない状態のために断層像データが得ら
れない)事態とかこれとは逆に深部側の断層像データが
得られないことが起こりえる。
【0047】このために、本実施の形態ではコンピュー
タ25により位置制御装置21を介して1軸ステージ1
8を符号aで示す方向に移動させる。具体的には例えば
最も光路長が短い状態から少しづつ光路長を長くするよ
うに移動させる(図1では左側から右側に移動させ
る)。この場合、ガルバノメータミラー18は例えば通
常の使用状態と同様に高速に回転的に振動させる。
【0048】この移動により、最初はモニタ26にはO
CT像27が表示されないが、基準光側の光路長が光走
査プローブ8側の光路長と一致する状態になると、干渉
光が発生し、その干渉光部分がモニタ26にはOCT像
27として表示され、次第に表示されるOCT像が広が
るようになる。
【0049】そして、例えば注目する関心領域部分がそ
の生体組織表面から所定の走査範囲となる所定の深さま
で表示される状態に達したら、図示しないキーボードな
どからコンピュータ25に移動停止のコマンドなどを入
力して1軸ステージ18の移動を停止させる。
【0050】このようにすると、モニタ26には関心領
域部分の表面からその深部側まで所定の深さ範囲までO
CT像27として確実に表示されるようになる。
【0051】本実施の形態によれば、走査範囲の光路長
に対応して基準光側で高速に光路長を変化する手段と共
に、実際に使用される光走査プローブ8に応じて基準光
側での光路長を可変できるようにしているので、光走査
プローブ8を交換した場合にも一部しか或いは全く断層
像が得られないような事態を回避でき、確実に走査範囲
に対する断層像を得ることができる。
【0052】また、本実施の形態における光走査プロー
ブ8では、その中心軸に沿って配置した第4のシングル
モードファイバ10を回転駆動し、その先端側に設けた
GRINレンズ56及びマイクロプリズム57も回転駆
動することにより、光走査プローブ8の中心軸に垂直な
方向に対して低干渉光を安定して走査でき、従って周方
向に2次元的に広がり、深さ方向の断層像を安定して得
ることができる。
【0053】具体的には、例えば狭い管腔内壁部分でこ
のように周方向の走査を行って周方向の断層像を得るこ
とにより、内視鏡31による表面状態の観察と、断層像
による表面を含むその内部の病変部位の性状を検出する
などの診断を有効に行うことができる。
【0054】また、他の使用例として例えば、内視鏡3
1により体腔内の生体組織11において、患部等の注目
する部位を観察し、その内部の状態を主に観察したい場
合には、注目する部位に光走査プローブ8の先端の側面
を接近させて(例えば光走査プローブ8の先端の側面を
注目する部位の表面とほぼ平行にする)、同様に周方向
の走査により断層像を得る。
【0055】そして、表示の際には全周方向の断層像を
表示しないで、注目する部位を含む狭い範囲をモニタ2
6に表示するようにしても良い。この場合には、広い管
腔内部でも適用できる。また、狭い管腔部位でもその一
部に対する詳細な断層像を得る場合にも適用できる。
【0056】また、このように全周に対する断層像をを
得る場合と全周の一部の領域に対する断層像を得る場合
とで、回転速度(換言すると走査速度)を変更できるよ
うにしても良い。
【0057】第1の実施の形態おける光路長の可変手段
は1軸ステージ18とその1軸ステージ18に設けたガ
ルバノメータミラー19で構成したが、図5に示す変形
例の光路長の可変手段14′のように1軸ステージ18
を用いないで、レンズ17とガルバノメータミラー19
との間の光路上に、3角プリズム状のミラー61を配置
し、このミラー61の両斜面で反射された光路上にさら
に反射するミラー62を配置し、このミラー62を移動
手段としてのリニアアクチュエータ63に取付け、この
リニアアクチュエータ63に駆動信号を印加することに
よって対向するミラー61との光路に沿って符号eで示
す方向にミラー62を移動することによって、光走査プ
ローブ8を交換した場合等にその光路長のバラツキ等を
吸収できるようにしても良い。
【0058】なお、第2の光路長の変化手段としての1
軸ステージ18或いはリニアアクチュエータ63は電気
的な駆動信号の印加によりガルバノメータミラー19或
いはミラー62を移動すると説明したが、手動で移動す
るようにしても良い。
【0059】(第2の実施の形態)次に図6及び図7を
参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。図6は
本発明の第2の実施の形態の光イメージング装置の構成
を示し、図7は光路長の可変手段を示し、図7(A)は
そのの平面図を示し、図7(B)は図7(A)のA−
A′断面図でその構成を示す。
【0060】図6に示す第2の実施の形態の光イメージ
ング装置1Bは図1の光イメージング装置1Aにおける
基準光側での光路長の可変手段とは異なる構成の光路長
の可変手段或いはより広義の伝搬時間の可変機構64を
用いている。
【0061】つまり、第2のシングルモードファイバ5
の先端側は第1の伝搬時間の変化手段を構成する円板状
のピエゾ素子65に巻回した後に、このピエゾ素子65
から端部を延出し、その端部に対向してレンズ66が配
置され、このレンズ66に対向して第2の伝搬時間の変
化手段を構成する1軸ステージ18に取り付けられたミ
ラー67が配置されている。
【0062】1軸ステージ18は光走査プローブ8の光
路長の違い等を吸収するためのものであり、位置制御装
置21によりその移動量を設定でき、ピエゾ素子65は
駆動装置68から交流の駆動信号が印加される。第2の
シングルモードファイバ5の先端側が巻回されたピエゾ
素子65は図7(A)及び(B)に示すように、円板状
のピエゾ板69の両面に電極70a,70bが設けら
れ、両電極70a,70bの上に第2のシングルモード
ファイバ5が同心状に巻回された状態で図示しない接着
剤等で電極70a,70b面に固着されている。
【0063】両電極70a,70b間には駆動装置68
から交流の駆動信号が印加され、この駆動信号の印加に
よりピエジ板69は半径方向に伸縮し、この伸縮に引き
ずられるようにして巻回された第2のシングルモードフ
ァイバ5も伸縮し、この伸縮に応じてその光路長も変化
するし、また、第2のシングルモードファイバ5が伸縮
した場合に、その内部を伝搬する光の伝搬速度もドップ
ラ現象で変化する。
【0064】そして、この場合の伝搬時間の変化幅が走
査範囲の光路長を伝搬する時間と一致するように駆動信
号の振幅を設定できるようにしている。
【0065】その他は第1の実施の形態と同様である。
【0066】また、本実施の形態は基本的に、第1の実
施の形態と同様の作用を有する。また、第1の実施の形
態と同様の効果を有する。
【0067】(第3の実施の形態)次に図8及び図9を
参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。図8は
本発明の第3の実施の形態の光イメージング装置の構成
を示し、図9は光ディレイラインの構造を示す。第1及
び第2の実施の形態では光路長に個体差がある1種類の
光走査プローブに対応できるようにしたものであるが、
本実施の形態は長さが異なる光走査プローブを用いた場
合にも対処できるようにしたものである。
【0068】図8に示す第3の実施の形態の光イメージ
ング装置1Cは図1の光イメージング装置1Aにおい
て、光走査プローブ8の代わりに長さが異なる2種類の
光走査プローブ8A,8Bが選択使用できるようにする
と共に、使用する光走査プローブ8A又は8Bに応じて
光路長を変更するために、例えば第2のシングルモード
ファイバ5の先端側には光ディレイライン71が設けて
ある。この光ディレイライン71はコンピュータ25に
より、内部の光路長を変更できるようにしている。
【0069】光走査プローブ8A及び8Bはそれぞれ使
用される内視鏡のチャンネルに挿通して使用され、例え
ば気管支の検査に使用される気管支用内視鏡が使用され
る場合にはプローブの全長が1.5mの光走査プローブ
8Aが使用され、大腸検査に使用される大腸用内視鏡が
使用される場合にはプローブの全長が3.0mの光走査
プローブ8Bが使用される。
【0070】図9は光ディレイライン71の構造を示
す。第2のシングルモードファイバ5における光カップ
ラ部4側の端部とレンズ15側の端部との間にはそれぞ
れ光スイッチ72A,72Bが配置され、各端部がレセ
プタクル73を介して接続される。これらの光スイッチ
72A,72Bの間には光路長が異なる2本のシングル
モードファイバ74A,74Bが配置されている。例え
ば、シングルモードファイバ74Bはシングルモードフ
ァイバ74Aよりも長く、その光路長の差は光走査プロ
ーブ8Aと8Bとの光路長の差に殆ど一致するように設
定してある。
【0071】また、シングルモードファイバ74Aの長
さは、光カップラ部4で分岐して光走査プローブ8Aを
経て生体組織11の表面付近で反射されて光カップラ部
4に戻るまでの光路長と、このシングルモードファイバ
74Aを経て光路長の可変機構14で反射されて光カッ
プラ部4に戻るまでの光路長とが殆ど一致する光路長と
なるように設定されている。
【0072】光スイッチ72I(I=A又はB)は、第
2のシングルモードファイバ5の端部に対向してロッド
レンズ75が配置され、このロッドレンズ75に対向す
る駆動機構76Iにはプリズム77Iが設けてあり、コ
ンピュータ25からの駆動信号を端子78Iを介して印
加することにより、プリズム77Iの位置を実線で示す
位置と点線で示す位置に移動させることができるように
している。
【0073】このプリズム77Iがロッドレンズ75に
対向する位置に設定された場合には、第2のシングルモ
ードファイバ5の端部に対向するロッドレンズ75を経
た光はこのプリズム77Aにより反射されて、この反射
された側の光路上に配置されたロッドレンズ80を介し
てレセプタクル73に接続される一方のシングルモード
ファイバ74Aの端部に導光される。
【0074】また、このプリズム77Iがロッドレンズ
75に対向する位置から退避した位置に設定された場合
には、第2のシングルモードファイバ5の端部に対向す
るロッドレンズ75を経た光は駆動機構76Iを素通り
して、プリズム79に入射し、このプリズム79により
反射され、さらにロッドレンズ80を介して他方のシン
グルモードファイバ74Bの端部に導光される。
【0075】このようにして、プローブ全長が短い光走
査プローブ8Aが接続された場合には、光ディレイライ
ン71のシングルモードファイバ74Aを選択し、プロ
ーブ全長が長い光走査プローブ8Bが接続された場合に
は、光ディレイライン71のシングルモードファイバ7
4Bを選択することにより長さが異なる光走査プローブ
8A,8Bの場合にも同種類の光走査プローブでバラツ
キで長さが異なる場合と同様に使用できる。なお、本実
施の形態では2つの光走査プローブ8A,8Bの場合で
説明したが、3つ以上の場合にも適用できることは明ら
かである。
【0076】(第4の実施の形態)次に図10及び図1
1を参照して本発明の第4の実施の形態を説明する。図
10は本発明の第4の実施の形態の光イメージング装置
の構成を示し、図11は変形例におけるプローブ把持部
の構造を示す。
【0077】第1ないし第3の実施の形態までは、光走
査プローブの光路長のバラツキ等を吸収ための第2の光
路長の可変手段或いはより広義には伝搬時間の変化手段
を基準光側に設けているが、本実施の形態では光走査プ
ローブ側に設けたものである。
【0078】図10に示す第4の実施の形態の光イメー
ジング装置1Dは図1の光イメージング装置1Aにおい
て、第1のシングルモードファイバ3の先端側の端部に
光走査プローブ81のレンズ82aを内蔵したコネクタ
部82が接続され、第2のシングルモードファイバ5の
先端側には途中にループ部3aを設け、端部に対向して
光路長の可変手段83が設けてある。
【0079】この光路長の可変手段83は例えばレンズ
84とこのレンズ84に対向配置されたミラー85と、
このミラー85を符号fで示す方向に移動するアクチュ
エータ86とを有する。このアクチュエータ86には駆
動装置87からの駆動信号が印加され、ミラー85を高
速で移動する。つまり、この光路長の可変手段83は第
1の光路長の可変手段を形成している。
【0080】光走査プローブ81は体腔内88に挿入さ
れる挿入部89を有し、この挿入部89の後端には術者
が把持する把持部90が設けられ、この把持部90から
ケーブル91が延出され、このケーブル91の端部のコ
ネクタ部82を第1のシングルモードファイバ3の端部
に接続することにより、このケーブル91内に挿通され
たシングルモードファイバ92aは第1のシングルモー
ドファイバ3と光結合する。
【0081】このシングルモードファイバ92aで伝送
された光は把持部90内のレンズ93a,93bにより
挿入部89内に挿通されたシングルモードファイバ92
bに伝送される。
【0082】このシングルモードファイバ92bはフレ
キシブルシャフト94内に配置されてその後端と先端と
でフレキシブルシャフト94に固着されている。このフ
レキシブルシャフト94の後端側と先端側はそれぞれ軸
受け95a,95bで回転自在に支持されている。
【0083】また、フレキシブルシャフト94の後端は
ギヤ96aに固着され、このギヤ96aは回転支持部材
97で回転自在に支持されている。このギヤ96aはス
テッピングモータ98に取り付けたギヤ96bと噛合
し、回転駆動される。このステッピングモータ98はモ
ータ99に取り付けたピニオンギヤ99aに噛合するリ
ニア状のギヤ部100aを下面に設けたラック100の
上に固着されており、図10の符号gで示す方向に移動
自在にして、第2の光路長の可変手段を形成している。
なお、回転支持部材97もその下端がラック100に固
着されている。
【0084】フレキシブルシャフト94の先端にはプリ
ズム101が固着され、シングルモードファイバ92b
で伝送した光を直角方向に反射して、先端部89aの透
明シース102を透過して体腔内88の壁面103側に
伝送した光を照射する。
【0085】上記駆動装置87はビデオ同期回路28に
接続され、ステッピングモータ98及びモータ99は位
置制御装置21に接続される。
【0086】その他の構成は図1と同様である。本実施
の形態では、モータ99によって、光走査プローブ81
内のシングルモードファイバ92b及びプリズム101
をシングルモードファイバ92bの軸方向に移動できる
ようにしているので、実際に使用する光走査プローブ8
1の光路長などが異なる場合にも、それに応じてモータ
99を回転させて移動することにより、深さ方向の断層
像を得ることができる。
【0087】なお、図10において、さらに基準光側に
第2の光路長可変手段を設けた場合には、モータ99に
よりラック100を移動することにより、3次元断層像
を得ることができるようにすることもできる。
【0088】図11は図10の光走査プローブ81の変
形例における把持部内の駆動部111の構成を示す。図
11ではフレキシブルシャフト94の後端は駆動部11
1内のラジアル回転部112を構成するモータ113の
軸に固着され、この軸に固着したギヤ114はギヤ11
5を介してロータリエンコーダ116に固着したギヤ1
17に噛合している。モータ113とロータリエンコー
ダ116とはラジアル回転部支持部材118に固着さ
れ、このラジアル回転部支持部材118は駆動力伝達部
材119に固着され、この駆動力伝達部材119のネジ
孔にはボールネジ軸120が螺合し、このボールネジ軸
120はステッピングモータ121に連結されている。
そして、ステッピングモータ121が回転することによ
り、駆動力伝達部材119と共にラジアル回転部112
をボールネジ軸120の軸方向、つまり符号hで示す方
向に移動することができるようにしている。
【0089】なお、フレキシブルシャフト94内を挿通
されたシングルモードファイバ92bはモータ113内
も挿通され、この端部に対向するラジアル回転部支持部
材118の孔を経てレンズ93b,93aと対向し、レ
ンズ93aに対向するシングルモードファイバ92aと
光を伝送できるようにしている。
【0090】また、図12は光走査プローブ81の第2
の変形例の先端側の構成を示す。図12に示す第2の変
形例の光走査プローブ131では挿入部132の先端部
133が透明シース134で形成され、この挿入部13
2内にはシングルモードファイバ135が挿通されたフ
レキシブルシャフト136が挿通され、このシングルモ
ードファイバ135はフレキシブルシャフト136の先
端で固着され、このフレキシブルシャフト136の先端
に固着したプリズム137の斜面にした反射面により直
角方向に反射されて出射面から体腔内138の内壁13
9側に低干渉性光を出射すると共に、反射光を逆方向に
伝送する。
【0091】透明シース134の基端付近にはOリング
141が介挿され、透明シース134内に充満したグリ
セリン或いはフロリナート等の液体142が漏れるのを
防止するシール手段を形成している。グリセリン或いは
フロリナート等の液体142はプリズム137とほぼ同
じ屈折率を有するので、プリズム137の光出射及び光
入射の端面の周囲に充満することにより、プリズム13
7のこの端面での反射による光伝送効率が低下するのを
防止のを防止できる。
【0092】また、プリズム137の反射面に隣接する
部分には空気143が充満された空気室144が形成さ
れている。
【0093】従って、このプリズム137の斜面の反射
面に接する部分にプリズム137の屈折率より小さい空
気143の層が形成されるので、プリズム137の斜面
の反射面で光を全反射させることができ、やはり光の伝
送効率を向上できる。
【0094】その他は図10の光走査プローブ81と同
様の構成である。なお、低干渉性光は生体組織への透過
性が良い赤外の波長域でも良いし、浅い走査範囲で良い
場合には可視の波長域でも良い。
【0095】図13は第3の変形例における光路長の可
変機構141を示す。この光路長の可変機構141は図
1において、第2のシングルモードファイバ5の先端に
配置され、第2のシングルモードファイバ5の先端に対
向配置された平行光束にするレンズ142と、1軸ステ
ージ18上に配置され、平行光束で入射される光を音波
により、透明媒質中に周期的な屈折率分布を空間的に作
ることにより偏向させで出射する音響光学偏向器143
と、この音響光学偏向器143の出射端側に配置された
平行光束にするレンズ144と、このレンズ144を経
た光を反射するミラー145と、音響光学偏向器143
に駆動信号を印加する駆動装置146とを有する。
【0096】駆動装置146は音響光学偏向器143を
構成する例えばピエゾ素子に印加周波数を変えるスイー
プ発振器からの駆動信号を印加することにより、空気な
どの透明媒質中に周期的な屈折率分布、つまり回折格子
のピッチを変えて偏向角度を変えるようにする。この偏
向により、ミラー145で反射されて戻る光路長或いは
伝搬時間は変化する。これを高速で周期的に行うことに
より、走査範囲に対する光路長或いは伝搬時間だけ変化
させる。
【0097】なお、駆動装置146はビデオ同期回路2
8に接続され、ビデオ同期信号と同期して印加周波数を
スイープする。
【0098】なお、上述した各実施の形態等を部分的に
組み合わせて構成される実施の形態等も本発明に属す
る。
【0099】[付記] 1.被検体に低干渉性光を照射し、被検体において散乱
した光の情報から被検体の断層像を構築する光イメージ
ング装置であって、 低干渉性光を被検体に伝送するためのシングルモードフ
ァイバーが内蔵された交換可能な光コネクタ部を持つ光
プローブ部と、 前記光プローブ部と接続し、被検体から戻ってきた低干
渉性光と基準光とを干渉させるとともに、前記干渉位置
を光軸に対し軸方向に走査するため、その走査範囲に対
応した伝搬時間を変化する第1の伝搬時間変化手段と、 前記交換可能な光コネクタ部の光路長に対応して伝搬時
間を変化する第2の伝搬時間変化手段と、を有する光イ
メージング装置。
【0100】2.付記1において、前記第1及び第2の
伝搬時間変化手段はガルバノメータミラーと1軸ステー
ジの組み合わせである。 3.付記1において、前記第1の伝搬時間変化手段はピ
エゾ素子とシングルモードファイバの組み合わせであ
り、第2の伝搬時間変化手段は1軸ステージである。
【0101】4.付記1において、前記第1の伝搬時間
変化手段はガルバノメータミラーであり、第2の伝搬時
間変化手段は複数の光反射部材と1軸ステージの組み合
わせである。 5.付記1において、前記光プローブ部は内視鏡の鉗子
チャンネル内に挿通可能な細長く柔軟な筒状のシースで
ある。
【0102】6.付記5において、光をシースの長手方
向に回転走査するため、前記シース内に回転自在なフレ
キシブルシャフトとシングルモードファイバで形成さ
れ、その基端部は取り外し可能な光コネクタを合わせ持
っている。 7.付記6において、前記光コネクタはシングルモード
ファイバ同士の突き当てとなっている。
【0103】8.被検体に低干渉性光の照射し、被検体
において散乱した光の情報から被検体の断層像を構築す
る光イメージング装置であって、低干渉性光を被検体に
伝送するためのシングルモードファイバが内蔵された交
換可能な光コネクタ部を持つ光路の異なる複数の種類を
持つ光プローブ部と、前記光プローブ部と接続し、被検
体から戻ってきた低干渉光と基準光とを干渉させるとと
もに、前記干渉位置を光軸に対し軸方向に走査するため
の第1の伝搬時間変化手段と、前記光プローブ部の種類
に応じた異なる光路を持ち、前記光プローブ部の種類に
合わせ光路長を切換可能な光ディレイ部を持つ光イメー
ジング装置。
【0104】9.付記8において、光ディレイ部は光ス
イッチと複数の長さの異なるシングルモードファイバの
組み合わせである。 10.付記1において、前記第1の伝搬時間変化手段は
前記走査範囲に対応した伝搬時間を高速に変化させる。
【0105】11.付記1において、前記第1の伝搬時
間変化手段は前記走査範囲に対応した伝搬時間を高速か
つ周期的に変化させる。 12.付記1において、前記第2の伝搬時間変化手段は
被検体の注目する部分で設定した前記走査範囲で断層像
が得られるように伝搬時間を可変設定する。
【0106】13.可視から赤外の波長域の低干渉性光
源と、該光源からの光を伝送する光導波路と、周方向へ
反射させ回転するプリズムミラーと生体からの散乱光等
を検出する検出部と、表示する表示部からなる光イメー
ジング装置に於いて、上記プリズムミラー周囲に満たさ
れた上記プリズムミラーと略同屈折率の光透過性流体
と、上記プリズムミラーの反射面の裏側に設けられた流
体収納部と、上記流体収納部に収納された低屈折率流体
と、を備えたことを特徴とする光イメージング装置。 14.付記13において、上記低屈折率流体が空気であ
る。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検体に低干渉性光を照射し、被検体において散乱した光
の情報から被検体の断層像を構築する光イメージング装
置であって、低干渉性光を被検体に伝送するためのシン
グルモードファイバが内蔵された交換可能な光コネクタ
部を持つ光プローブ部と、前記光プローブ部と接続し、
被検体から戻ってきた低干渉性光と基準光とを干渉させ
るとともに、前記干渉位置を光軸に対し軸方向に走査す
るため、その走査範囲に対応した伝搬時間を変化する第
1の伝搬時間変化手段と、前記交換可能な光コネクタ部
の光路長に対応して伝搬時間を変化する第2の伝搬時間
変化手段と、を設けているので、光プローブ部を交換し
て使用する場合にも、その光プローブ部の光路長がバラ
ツキ等で異なる場合にも、第2の伝搬時間変化手段によ
る伝搬時間の調整により、バラツキ等による影響を吸収
でき、所定の走査範囲に対する断層像を確実に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の光イメージング装
置の構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施の形態が挿通される内視鏡を示す
図。
【図3】第1の実施の形態を構成する光走査プローブ装
置の後端側部分を示す断面図。
【図4】光走査プローブ装置の全体構成を示す断面図。
【図5】光路長の変化手段の変形例の構成を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態の光イメージング装
置の構成を示すブロック図。
【図7】光路長の可変手段を示し、図7(A)はその平
面図、図7(B)は図7(A)のA−A′断面図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の光イメージング装
置の構成を示すブロック図。
【図9】光ディレイラインの構造を示す図。
【図10】本発明の第4の実施の形態の光イメージング
装置の構成を示すブロック図。
【図11】第4の実施の形態の第1の変形例における光
走査プローブの駆動部の構成を示す図。
【図12】第4の実施の形態の第2の変形例における光
走査プローブの先端側の構成を示す図。
【図13】第3の変形例における光路長の可変機構を示
す図。
【符号の説明】
1…光イメージング装置 2…低干渉性光源 3…第1のシングルモードファイバ 4…光カップラ部 5…第2のシングルモードファイバ 6…光ロータリジョイント 7…第3のシングルモードファイバ 8…光走査プローブ 9…コネクタ部 10…第4のシングルモードファイバ 11…生体組織 12…フォトダイオード(PD) 13…回転駆動装置 14…光路長の可変機構 16…グレーティング 18…1軸ステージ 19…ガルバノメータミラー 20…ガルバノメータミラーコントローラ 21…位置制御装置 25…コンピュータ 26…モニタ 31…内視鏡 47…シース 50…フレキシブルシャフト 56…GRINレンズ 57…マイクロプリズム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧澤 寛伸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に低干渉性光を照射し、被検体に
    おいて散乱した光の情報から被検体の断層像を構築する
    光イメージング装置であって、 低干渉性光を被検体に伝送するためのシングルモードフ
    ァイバが内蔵された交換可能な光コネクタ部を持つ光プ
    ローブ部と、 前記光プローブ部と接続し、被検体から戻ってきた低干
    渉性光と基準光とを干渉させるとともに、前記干渉位置
    を光軸に対し軸方向に走査するため、その走査範囲に対
    応した伝搬時間を変化する第1の伝搬時間変化手段と、 前記交換可能な光コネクタ部の光路長に対応して伝搬時
    間を変化する第2の伝搬時間変化手段と、を有する光イ
    メージング装置。
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