JP2000096857A - 浴室ユニットの出入り口部分の構造 - Google Patents

浴室ユニットの出入り口部分の構造

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JP2000096857A
JP2000096857A JP10272336A JP27233698A JP2000096857A JP 2000096857 A JP2000096857 A JP 2000096857A JP 10272336 A JP10272336 A JP 10272336A JP 27233698 A JP27233698 A JP 27233698A JP 2000096857 A JP2000096857 A JP 2000096857A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水樋の開口部の端部を綺麗に仕舞う。 【解決手段】 防水床パン1に出入り口に対応する部分
で切り欠き2を設ける。切り欠き2の下方に排水を受け
る排水樋3を全長に亙って装着する。ドア枠4を排水樋
3の上方に配置すると共にドア枠4の下枠4bをこの下
枠4bの上面が防水床パン1の床面と略面一になるよう
に排水樋3に装着する。切り欠き2縁と下枠4bの浴室
内側の縁との間に排水樋3内と連通する開口部5を設け
る。開口部5を覆うように下枠4bの略全長に亙って排
水目皿6を配置して排水目皿6の下枠4b側の端縁を下
枠4bに受けると共に排水目皿6の浴室内側の端縁を切
り欠き2縁に載せて受ける。ドア枠4の縦枠4aと対応
する位置で排水目皿6で覆われない開口部5の端部にこ
の部分を覆う化粧キャップ7,8を水平方向に移動自在
に嵌め込むと共に化粧キャップ7,8の端縁を縦枠4a
に密着させて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浴室ユニットの出入
り口部分の構造に関し、詳しくは出入り口から浴室内の
水が外に漏れないようにする構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、浴室に対して出入りするとき足を
つまずいたりしないようにするためにドア枠の下枠の上
面と浴室の防水床パンの上面とが略面一になるように施
工することが行われるようになってきた。この場合、ド
ア枠の下枠に下枠の長手方向に長い水止め部材を上下に
起倒自在に装着し、ドア枠に装着したドアを閉塞したと
き水止め部材を起立させ、ドアを開放したとき水止め部
材を下枠の上に倒す構造とし、ドアを閉じたとき出入り
口から浴室内の水が浴室外に出ないようにすると共にド
アを開いたとき水止め部材が通行の支障とならないよう
にしている。また下枠の浴室内側に排水溝を設けると共
に排水溝の上面を目皿で覆うことで、浴室内の水が浴室
外に出るのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に排水溝を設けて排水溝の上面の開口部を目皿で覆った
場合、目皿の長手方向の端部で開口部の仕舞いが悪いと
いう問題があった。特に開口部の端部がドア枠の縦枠と
対応する場合、下枠のある部分と同様に目皿で覆うこと
ができず、開口部の端部の仕舞いが悪いという問題があ
った。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、排水樋の開口部の端部を綺麗に仕舞うことができ
る浴室ユニットの出入り口部分の構造を提供することを
課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1の浴室ユニットの出入り口部分の構
造は、防水床パン1に出入り口に対応する部分で出入り
口の幅方向に亙るように切り欠き2を設け、この切り欠
き2の下方に排水を受ける排水樋3を全長に亙って装着
し、両側の縦枠4aの下部間に下枠4bを架設したドア
枠4を排水樋3の上方に配置すると共にドア枠4の下枠
4bをこの下枠4bの上面が防水床パン1の床面と略面
一になるように排水樋3に装着し、上記切り欠き2縁と
下枠4bの浴室内側の縁との間に排水樋3内と連通する
開口部5を設け、この開口部5を覆うように下枠4bの
略全長に亙って排水目皿6を配置して排水目皿6の下枠
4b側の端縁を下枠4bに受けると共に排水目皿6の浴
室内側の端縁を切り欠き2縁に載せて受け、ドア枠4の
両側の縦枠4aと対応する位置で上記排水目皿6で覆わ
れない開口部5の端部にこの部分を覆う化粧キャップ
7,8を水平方向に移動自在に嵌め込むと共に化粧キャ
ップ7,8の端縁を縦枠4aに密着させて固定して成る
ことを特徴とする。排水樋3の上面の開口部5の縦枠4
aと対応する位置の端部に化粧キャップ7,8を嵌め込
んで固定することにより外観よく仕舞うことができる。
このとき化粧キャップ7,8を嵌め込んでから水平方向
に位置調整して化粧キャップ7,8の端縁を縦枠4aに
当接し、この状態で固定できるものであって、ドア枠4
を取り付ける位置に施工誤差があっても化粧キャップ
7,8にて外観よく仕舞うことができる。
【0006】また本発明の請求項2の浴室ユニットの出
入り口部分の構造は、請求項1において、ドア枠4の下
枠4bや縦枠4aと排水樋3や防水床パン1に立設した
壁パネル9との間の接合部は奥部に装填したパッキン1
0と、パッキン10より浴室内側の充填溝11に充填し
たシリコンシーリング材のようなシーリング材12とで
シールされたことを特徴とする。パッキン10とシーリ
ング材12とでシールできて確実に防水できる。
【0007】また本発明の請求項3の浴室ユニットの出
入り口部分の構造は、請求項2において、充填溝11に
充填したシーリング材12の表面を覆うようにシリコン
シーリング材のような表面被覆シーリング材13がさら
に被覆されて3重にシールされたことを特徴とする。パ
ッキン10とシーリング材12と表面被覆シーリング材
13とでシールできて一層確実に防水できる。
【0008】
【発明の実施の形態】浴室の底部には全面に亙って防水
床パン1が敷設されており、防水床パン1の周囲には立
ち上がり縁14を略全周に亙って設けてあり、立ち上が
り縁14の上部には全周に亙って載置段部15を設けて
あり、そして防水床パン1の周囲に立設した壁パネル9
の下端を載置段部15に載設してある。この防水床パン
1の周囲のうち出入り口を設ける部分には出入り口の幅
方向に亙るように平面から見てL字状になるように切り
欠き2を設けてある。
【0009】この切り欠き2を設けた部分の下方には切
り欠き2の全長に亙るように断面略U字状の排水樋3を
配置してあり、この排水樋3を防水床パン1に取り付け
ある。このように防水床パン1と別体の部材として取り
付けられる排水樋3は十分に深さのあるものであって、
出入り口の幅方向に亙る部分にだけ設けるものでも十分
に容積があって、十分に排水を吸収して排水の勢いを止
めることができる。この排水樋3の長手方向の端部には
排水樋3の端部を閉塞するための端部キャップ16,1
7を一体に装着してあり、各端部キャップ16,17に
は夫々下方に突出するように排水口18を垂下してあ
る。端部キャップ16の端面の止水板16aの上端は防
水床パン1の切り欠き2縁の下面側に載置段部15まで
至るように当接してある。端部キャップ17の止水板1
7aの上端部は防水床パン1の立ち上がり縁14と同様
に立ち上げてあり、止水板17aの上端に設けた載置段
部15に壁パネル9の下端を載せて支持できるようにな
っている。端部キャップ16,17内の中段の高さ位置
には仕切り板19を一体に設けてあり、仕切り板19に
矩形状の遊嵌孔20を穿孔してある。
【0010】排水樋3の一方の側壁3aは防水床パン1
の裏リブ21に沿わせられ、側壁3aの上部から裏リブ
21にビスのような固着具22を打入して側壁3aの上
部が防水床パン1に固着される。排水樋3の側壁3aの
下部から側方に取り付け片23を突設してあり、取り付
け片23から裏リブ21にビスのような固着具22を打
入して側壁3aの下部が固着される。排水樋3の他方の
側壁3bの上端には長手方向に亙るように側方に突出す
る受け部24を設けてある。
【0011】ドア枠4は両側の縦枠4aと両側の縦枠4
aの上端間に架設した上枠と両側の縦枠4aの下端間に
架設した下枠4bとで矩形枠状に形成されており、この
ドア枠4を排水樋3の上方に配置して取り付けてある。
ドア枠4を取り付けるとき下枠4bの下面は上記受け部
24に載置され、縦枠4aが壁パネル9の側端に連結さ
れる。防水床パン1のコーナ部に位置する一方の縦枠4
aは縦枠4aと壁パネル9の端部との間にドア固定用ア
ングル25を介装し、夫々ドア固定用アングル25から
縦枠4aや壁パネル9にビスのような固着具22を打入
して固定される。他方の縦枠4aは縦枠4aから壁パネ
ル9にビスのような固着具22を打入して固定される。
【0012】ドア枠4の下枠4bの下面が排水樋3の受
け部24に載置されるが、この間の奥部にはソフトテー
プのようなシール性のあるパッキン10が介装されてお
り、このパッキン10を介装した部分より浴室内側で段
部11aを設けることで形成した充填溝11にシリコン
シーリング材のようなシーリング材12が充填されてお
り、このシリコンシーリング材12の表面側にはシリコ
ンシーリング材のような表面被覆シーリング材13が被
覆されている。このようにしてパッキン10と充填溝1
1に充填したシーリング材12と表面被覆シーリング材
13で3重にシールされる。また縦枠4aの外面と止水
板16a,17aとの間、縦枠4aと壁パネル9との
間、排水樋3の側壁3aの上端と防水床パン1の切り欠
き2縁の下面との間も上記のようにパッキン10とシー
リング材12と表面被覆シーリング材13で3重にシー
ルされることが望ましい。
【0013】上記のようにドア枠4が取り付けられる
が、ドア枠4を取り付けることでドア枠4の下枠4bの
浴室内側の縁と切り欠き2縁で囲まれる部分に排水樋3
内に連通する開口部5が形成され、開口部5がドア枠4
の幅方向の全長に亙っている。下枠4bの開口部5側の
縁には上支持片26aと下支持片26bとよりなる受け
部26を下枠4bの長手方向全長に亙って設けてある。
開口部5を覆う排水目皿6は細長い矩形状の板であり、
凸条を長手方向に亙るように設けてあると共に小孔より
なる排水孔を多数穿孔してある。かかる排水目皿6は幅
が開口部5の幅よりやや広く、長さが下枠4bの長さと
同じである。本例の場合、排水目皿6の裏面側に横片2
7aと縦片27bよりなる断面略L字状のヘアーキャッ
チャー27を一体に装着してある。このヘヤーキャッチ
ャー27は櫛刃状であり、下枠4bの長手方向全長に亙
っている。またヘアーキャッチャー27を排水目皿6の
裏面に取り付けるとき、排水目皿6が上下に回動可能に
取り付けられるものであって、排水目皿6の下面側に設
けた嵌合凹所28にヘアーキャッチャー27の縦片27
bの上端の嵌合軸部29を回転可能に嵌合してある。こ
のヘアーキャッチャー27は上下に回動可能であるが、
横片27aが水平状態より下方に回動しないように嵌合
軸部29に設けた突起状のストッパー30が排水目皿6
に係止し得る構造になっている。排水目皿6はヘアーキ
ャッチャー27と一緒に開口部5を覆うように取り付け
られるものであって、排水目皿6の一方の端縁を受け部
26の上支持片26aと下支持片26bとの間に挿入
し、排水目皿6の他方の端縁が切り欠き2縁の上に載置
される。このとき排水目皿6の係止部31が開口部5内
に挿入されて排水目皿6の幅方向の移動が規制される。
排水目皿6を取り付けるとき排水目皿6にヘアーキャッ
チャー27が一体に取り付けてあっても横片27aの先
端が排水目皿6に近接するように回動するために図2の
矢印aのように排水目皿6を容易に装着できる。
【0014】上記のように排水目皿6が下枠4bの長手
方向全長に亙って取り付けられるが、開口部5の縦枠4
aに対応する部分の両端は化粧キャップ7,8にて次の
ように仕舞われる。化粧キャップ7はコーナー排水化粧
キャップであり、上面の略L字状の表面板部7aと、表
面板部7aの下方に一体に設けたブロック部7bと、ブ
ロック部7bの下端に設けた突起7cとで構成されてい
る。この化粧キャップ7は図9(a)の矢印bのように
ブロック部7bを開口部5内に挿入してブロック部7b
の下端を仕切り板19の上に載せ、突起7cを仕切り板
19の遊嵌孔20に遊嵌し、表面板部7aの縁部を切り
欠き2縁に載せるように配置される。このとき、ブロッ
ク部7bの外面と対向する開口部5の内面に塗布したシ
リコンシーリング材のような接着剤32にてブロック7
bが接着されて固定される。また化粧キャップ8は平排
水化粧キャップであり、上面の平板状の表面板部8a
と、表面板部8aの下方に一体に設けたブロック部8b
と、ブロック部8bの下端に設けた突起8cとで構成さ
れている。この化粧キャップ8は図9(b)の矢印cの
ようにブロック部8bを開口部5内に挿入してブロック
部8bの下端を仕切り板19の上に載せ、突起8cを仕
切り板19の遊嵌孔20に遊嵌し、表面板部8aの縁部
を切り欠き2縁に載せるように配置される。このとき、
ブロック部8bの外面と対向する開口部5の内面に塗布
したシリコンシーリング材のような接着剤32にてブロ
ック7bが接着されて固定される。上記のように化粧キ
ャップ7,8が取り付けられるが、突起7c,8cを遊
嵌孔20に遊嵌してあるために化粧キャップ7,8を図
9の矢印d,eのように前後左右に位置調整することが
でき、化粧キャップ7,8の端縁を縦枠4aに当接して
外観よく仕舞うことができる。このためドア枠4を取り
付ける位置に施工誤差があっても化粧キャップ7,8に
て外観よく仕舞うことができる。
【0015】ドア枠4の下枠4bの上面の浴室内側部分
には下枠4bの長手方向に亙るようにスライド溝33を
設けてあり、ドア枠4内に開閉自在に配置した二つ折り
ドア34の下端のスライド軸35がスライド溝33にス
ライド自在に装着してある。下枠4bのスライド溝33
より浴室外側には下枠4bの長手方向に亙るように凹所
37を設けてあり、この凹所37の部分には凹所37の
上面を覆い得る板状の水止め部材38を配置してあり、
この水止め部材38を下枠4bに起倒自在に装着してあ
る。つまり、下枠4bの凹所37内の浴室外側の縁部に
は長手方向に亙るように枢支軸部39を設けてあり、水
止め部材38の縁部に長手方向に亙って設けた枢支部4
0を枢支軸部39に回転自在に装着してある。この水止
め部材38は倒したとき水平になって凹所37の上面開
口を閉塞し、起こしたとき斜め上方を向くようになって
いる。縦枠4aの内周側には二つ折りドア34を閉じた
とき端縁が当たる戸当たり縁41を設けてあるが。この
戸当たり縁41より浴室外側で下枠4bの上には止水板
42を装着してあり、水止め部材38を起立させたとき
水止め部材38が止水板42の下面に当接するようにな
っている。この下枠4bの凹所37の浴室内側には空間
43を設けてあるが、凹所37と空間42とは連通孔4
4にて連通しており、空間43は連通孔45にて排水樋
3内に連通している。
【0016】上記の水止め部材38は後述する駆動ユニ
ットAにて起倒するように駆動されるが、二つ折りドア
34を閉じたとき水止め部材38が起立し、二つ折りド
ア34を開いたとき水止め部材38が倒れるようになっ
ている。二つ折りドア34を閉じて入浴しているとき、
防水床パン1上の排水は排水目皿6からヘアーキャッチ
ャー27を介して排水樋3に排水される。このとき、排
水目皿6を越えてさらに出入り口側に行く排水は起立し
た水止め部材38で受けられ、水止め部材38にてそれ
以上浴室外側に行くことがない。水止め部材38で受け
られた水は図2の矢印fのように凹所37に入り、連通
孔44を介して空間43内を通り、連通孔45、ヘアー
キャッチャー27を介して排水樋3に排水される。本例
の場合、排水目皿6に小孔よりなる排水孔を設けて排水
目皿6から排水樋3内に排水できるようになっている
が、排水目皿6には必ずしも排水孔を設けてなくてもよ
い。
【0017】下枠4bの凹所37に収納するように取り
付けられる駆動ユニットAは図10乃至図14に示すよ
うに形成されるものであり、ケーシング51、アーム5
2、トリガー53、駆動用バネ54、復帰用バネ55等
で構成されている。ケーシング51にはトリガー用開口
56や一対のアーム収納開口57を設けてあり、ケーシ
ング51の両側面には摺動ガイド溝58を設けてある。
この摺動ガイド溝58は水平ガイド溝58aと傾斜ガイ
ド溝58bとで構成されている。またケーシング51の
アーム収納開口57の下方にはガイドレール部59を設
けてある。アーム52は2個一組となっており、アーム
52の基部を連結部60で一体に連結してある。2個の
アーム52はケーシング51のアーム収納開口57に摺
動自在に挿入してガイドレール部59に載せてあり、ア
ーム52の側面に突設した摺動ピン61,62を摺動ガ
イド溝58に摺動自在に装着してある。そして摺動ピン
61は水平ガイド溝58aに沿って摺動し、摺動ピン6
2は傾斜ガイド溝58bに沿って摺動するようになって
いる。トリガー53は基台部53bと半円筒状の操作部
53aを一体に設けて形成されており、トリガー53は
トリガー用開口56に摺動自在に装着してある。アーム
52の基部側にはバネ収納凹所63を設けてあり、コイ
ルバネのような駆動用バネ54をバネ収納凹所63に挿
入してあり、駆動用バネ54のアーム52の基端から突
出する端部をトリガー53の基台部53bに当接してあ
る。駆動用バネ54を装着した状態では駆動用バネ54
の力が作用していなくてアーム52が水平に倒れた状態
である。またアーム52の連結部60とケーシング51
との間にはコイルバネのような復帰用バネ55を介装し
てあり、アーム52がトリガー53の方に摺動して倒れ
た状態になっている。復帰用バネ55と駆動用バネ54
とは復帰用バネ55の方が駆動用バネ54よりバネ定数
を小さくしてある。一対のアーム52の先端にはアーム
52の摺動方向と直交する方向にピン埋設孔64を穿設
してあり、波形の溝を設けたスプリングピンのような連
結ピン65をピン埋設孔64に挿入することで一方のア
ーム52に連結ピン65を装着してあり、アーム52か
ら下枠4bの長手方向と平行になるように連結ピン65
を突設してある。水止め部材38の端部の下面には係止
フック67を装着してあり、この係止フック67に連結
ピン65を係止してある。またトリガー53の操作部5
3aは半円筒状になっているが、この操作部53aを覆
うように上面を閉塞せる有底半円筒状のキャップ66を
被嵌してある。そしてこのキャップ66の下部には外方
に向けて水平に突出する鍔部66aを設けてあり、この
鍔部66aにてトリガー用開口56を覆ってある。
【0018】二つ折りドア34を開いた状態ではトリガ
ー53が押されていなく、水止め部材38は自重で倒れ
た状態である。このときアーム52が図13(a)や図
14(a)のように突出していなくて、アーム収納開口
57に収まっている。二つ折りドア34を開いた状態で
は水止め部材38が水平に倒れているために通行時に水
止め部材38に足が引っ掛かったりすることがない。こ
の状態から二つ折りドア34を閉じると、二つ折りドア
34にて図13(a)の矢印hのようにトリガー53が
押される。トリガー53が押されると、駆動用バネ54
を介してアーム52が押され、アーム52が復帰用バネ
55に抗して摺動する。アーム52が摺動すると、上記
のようにアーム52の先端が斜め上に上がるように枢支
部40側に向けて摺動する。これによりアーム52の先
端から図13(b)の矢印i方向に作用する力で水止め
部材38の枢支部40の近傍が押されて水止め部材38
が回動し、水止め部材38が起立する。水止め部材38
が立ち上がると、水止め部材38の両端の上面が止水板
42の下面に当接し、浴室内側から水が漏れるのを確実
に防止できる。上記のようにトリガー53を押すと、駆
動用バネ54を介してアーム52が押され、アーム52
が復帰用バネ55に抗して摺動するが、アーム52が摺
動するとき摺動ピン61が水平ガイド溝58aに沿って
摺動すると共に摺動ピン62が傾斜ガイド溝58bに沿
って摺動し、図13(b)や図14(b)のようにアー
ム52の先端が斜め上に上がるように摺動する。上記の
ように水止め部材38が起立した状態で水止め部材38
を踏んでも、アーム52が駆動用バネ54に抗して摺動
して倒れて水止め部材38が水平に倒れて水止め部材3
8が破損することがない。このとき駆動用バネ54を介
してトリガー53に図13(d)の矢印jのような力が
かかる。また水止め部材38を起立させるときトリガー
53にて駆動用バネ54を介してアーム52が押されて
アーム52の先端が斜め上に上がることで水止め部材3
8を起立させるために水止め部材38を長期に亙って安
定よく起立させることができ、しかもトリガー53の摺
動ストロークが小さくても水止め部材38を起立させる
ことができる。このとき水止め部材38の枢支部40の
近傍をアーム52の先端が押すためにトリガー53の摺
動ストロークを一層少なくできる。また上記と逆に二つ
折りドア34を開くと、二つ折りドア34がトリガー5
3から離れ、トリガー53の押圧が解除され、復帰用バ
ネ55にてアーム52及びトリガー53が上記と逆に摺
動し、アーム52が倒れて水止め部材38が倒れる。こ
のとき、アーム52に復帰用バネ55の力がかかり、連
結ピン65に図13(c)の矢印kの力が作用し、連結
ピン65と係止フックとが係止されているために水止め
部材38が復帰用バネ55の力で下方に引かれて倒れ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、叙述の如く
排水樋の上面の開口部の縦枠と対応する位置の端部に化
粧キャップを嵌め込んで固定しているので、外観よく仕
舞うことができるものであり、しかも化粧キャップを嵌
め込んでから水平方向に位置調整して化粧キャップの端
縁を縦枠に当接し、この状態で固定できるので、ドア枠
を取り付ける位置に施工誤差があっても化粧キャップに
て外観よく仕舞ことができるものである。
【0020】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、ドア枠の下枠や縦枠と排水樋や防水床パンに
立設した壁パネルとの間の接合部は奥部に装填したパッ
キンと、パッキンより浴室内側の充填溝に充填したシリ
コンシーリング材のようなシーリング材とでシールされ
たので、パッキンとシーリング材とで接合部をシールで
きて確実に防水できるものである。
【0021】また本発明の請求項3の発明は、請求項2
において、充填溝に充填したシーリング材の表面を覆う
ようにシリコンシーリング材のような表面被覆シーリン
グ材がさらに被覆されて3重にシールされたので、パッ
キンとシーリング材と表面被覆シーリング材とでシール
できて一層確実に防水できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一部を分解した一部切欠
斜視図である。
【図2】図1の組み立て状態のX−X線で切断した断面
図である。
【図3】同上の排水目皿にヘヤーキャッチャーを装着し
た部分を拡大せる断面図である。
【図4】同上のドア枠の取り付けを説明する斜視図であ
る。
【図5】同上の排水樋の一方の端部キャップの部分の斜
視図である。
【図6】同上の排水樋の他方の端部キャップの部分を示
す斜視図である。
【図7】同上の接合部をシールする部分を示す斜視図で
ある。
【図8】同上の接合部をシールした状態の要部を拡大せ
る断面図である。
【図9】同上の化粧キャップを取り付ける状態を示し、
(a)は一方の斜視図、(b)は他方の斜視図である。
【図10】同上の駆動ユニットの分解斜視図である。
【図11】同上の駆動ユニットを示し、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図12】(a)は図11(a)のY−Y線断面図、
(b)は図11(a)のZ−Z線断面図である。
【図13】(a)(b)(c)(d)は同上の駆動ユニ
ットの動作を説明する斜視図である。
【図14】(a)(b)は同上の駆動ユニットの動作を
説明する側面図である。
【符号の説明】
1 防水床パン 2 切り欠き 3 排水樋 4 ドア枠 4a 縦枠 4b 下枠 5 開口部 6 排水目皿 7 化粧キャップ 8 化粧キャップ 9 壁パネル 10 パッキン 11 充填溝 12 シーリング材 13 表面被覆シーリング材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E06B 7/14 E06B 7/14 2E036 Fターム(参考) 2D032 GA05 2D061 CA02 CC02 CC09 CC14 CC15 DA01 DE04 DE13 DE30 2E001 DA01 DA02 DA03 FA42 FA54 HF02 MA02 MA06 2E011 MA04 2E025 BA01 BC02 BC05 DA14 2E036 RA08 RB03 RC02 TA03 UA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水床パンに出入り口に対応する部分で
    出入り口の幅方向に亙るように切り欠きを設け、この切
    り欠きの下方に排水を受ける排水樋を全長に亙って装着
    し、両側の縦枠の下部間に下枠を架設したドア枠を排水
    樋の上方に配置すると共にドア枠の下枠をこの下枠の上
    面が防水床パンの床面と略面一になるように排水樋に装
    着し、上記切り欠き縁と下枠の浴室内側の縁との間に排
    水樋内と連通する開口部を設け、この開口部を覆うよう
    に下枠の略全長に亙って排水目皿を配置して排水目皿の
    下枠側の端縁を下枠に受けると共に排水目皿の浴室内側
    の端縁を切り欠き縁に載せて受け、ドア枠の両側の縦枠
    と対応する位置で上記排水目皿で覆われない開口部の端
    部にこの部分を覆う化粧キャップを水平方向に移動自在
    に嵌め込むと共に化粧キャップの端縁を縦枠に密着させ
    て固定して成ることを特徴とする浴室ユニットの出入り
    口部分の構造。
  2. 【請求項2】 ドア枠の下枠や縦枠と排水樋や防水床パ
    ンに立設した壁パネルとの間の接合部は奥部に装填した
    パッキンと、パッキンより浴室内側の充填溝に充填した
    シリコンシーリング材のようシーリング材とでシールさ
    れたことを特徴とする請求項1記載の浴室ユニットの出
    入り口部分の構造。
  3. 【請求項3】 充填溝に充填したシーリング材の表面を
    覆うようにシリコンシーリング材のような表面被覆シー
    リング材がさらに被覆されて3重にシールされたことを
    特徴とする請求項2記載の浴室ユニットの出入り口部分
    の構造。
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