JP4285334B2 - サッシ - Google Patents

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Description

本発明は、施錠できる引戸を備えたサッシに関するものである。
引戸の錠としては、引戸の戸先框の見込み面から鎌が回動して出没し、縦枠に設けた錠受け具に鎌が係合して施錠するものがある。そのような錠では、錠受け具を縦枠に埋め込んで設置するために縦枠を大きく切り欠く必要があり、加工費用が増大している。さらに、錠受け具は貫通孔を有していることが多く、その貫通孔や、錠受け具と枠との間の隙間などから水が浸入し、躯体に漏水する問題がある。
特許文献1には、下向きL字状のロック受け部を縦枠の内周側に突出して設け、引戸の戸先框の見込み面から板状のロック体を突出して設け、ロック体を上下スライドさせて、ロック体の係止孔にロック受け部を係止して施錠するものが記載されている。このような構造とすれば、縦枠に大きな切り欠きを設ける必要がなく、ロック受け部からの漏水を極力防止できるが、戸先框の見込み面からロック体が常時突出することとなるので、出入りのときに手の指や衣服をロック体に引っ掛けるおそれがあり、好ましくない。
特開平7−150838号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑みてなされたものであって、縦枠を切り欠くことなく錠受け具を縦枠に取付けでき、且つ戸先框から鎌先部が突出することのないサッシの提供を目的とする。
上記の課題を達成するために本発明のサッシは、枠と、引戸と、錠受け具と、掘り込み錠とを備え、掘り込み錠は、鎌と、縦枠側面が開口する鎌先収納凹部と、鎌先収納凹部の上下から上下方向に突出する取付部と、鎌先収納凹部の底壁から開口部と反対側に突出する保持部からなり、保持部にはガイド孔が設けてあり、鎌は、保持部に上下動自在に保持してある本体部と、本体部の縦枠側に設けた鎌先部と、戸先框の室内側に設けた操作部を有し、操作部は、ガイド孔に通して上下動自在に取付けてあり且つ本体部と連結してあり、鎌先部は鎌先収納凹部内で上下動するものであり、錠受け具は、鎌先部と係合する受け部を有するとともに縦枠の見込み壁に取付けてあり、掘り込み錠は、保持部と鎌先収納凹部を引戸戸先框の見込み壁に形成した切り欠き孔から戸先框内に収容してあり、取付部を戸先框の見込み壁に固定することにより戸先框に取付けてあり、錠受け具の受け部は、引戸閉鎖状態で鎌先収納凹部内に位置しており、操作部の操作により上下動する鎌先部が受け部に係脱自在となっていることを特徴とする。
本発明によるサッシは、掘り込み錠に鎌先収納凹部を備え、鎌先部が鎌先収納凹部内で上下動し戸先框から外部に突出することがないので、出入りの際に手の指や衣服が鎌先部に引っ掛かることがない。また掘り込み錠は、鎌が上下動する単純な構造となっており、戸先框への取り付けも戸先框の見込み面側から容易に行うことができる。錠受け具は、鎌先部と係合する受け部が引戸閉鎖状態で鎌先収納凹部に収納されるので、縦枠を切り欠くことなく取付け出来る。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図6は、本発明のサッシの一実施形態であって、浴室出入口に設ける片引き引戸の場合を示している。このサッシは、上下左右枠を枠組みしてなる枠1内に一枚の引戸2を備え、引戸2は上枠28と下枠29のレールに案内して左右に移動自在に設けてあり、左側の縦枠22に戸先框24を当接して出入口の開口30を閉鎖する。引戸の戸先框24には掘り込み錠4と取手31を取付けてあり、戸先框24に当接する左側の縦枠22には錠受け具3を取付けてある。
掘り込み錠4は、図1に示すように、ケース5と、ケースに保持した鎌6とを備える。ケース5は、図5に示すように、室内側壁7、室外側壁8、上壁9、下壁10、底壁11とから、縦枠22に面した左側の側面が開口した鎌先収納凹部12を形成してあり、上壁9と下壁10の開口側縁に、取付部13を上方と下方にそれぞれ突出して形成してある。底壁11の外側面には、二枚の保持片14,14を室内外方向に間隔を開けて側方に突設してあり、保持片14,14間に鎌6の本体部17を保持している。各保持片14には、上下方向に長い長方形のガイド孔16を形成してあり、保持片14の内側面には、図1と図2に示すように、鎌6を上位置と下位置に位置決めするための係止溝32を、上下に間隔をおいて2本形成してある。
ケース5は、図5に示すように、保持片14と鎌先収納凹部12を引戸の戸先框24の見込み壁25に形成した切り欠き孔26より戸先框の中空部27内に収容し、取付部13を見込み壁25にビス33で固定している。戸先框24の見込み壁25は、室内外の側壁の端縁から奥まって形成してあるため、ケースの取付部13は戸先框24から突出せず、また見込み壁の切り欠き孔26は、図4に示すように、ケース5の前面によって隠蔽してある。
鎌6の本体部17は、ステンレス板から形成した鎌片34と、鎌片を室内側と室外側から挟む樹脂製のスライド片35とで構成され、ケース5の室内外の保持片14の間に挟み込んで保持してある。また鎌6の本体部17には、室内外方向に貫通する四角孔36を形成してあり、戸先框24の室内側面に突出して設けた操作部19から框を室内外方向に貫通して延びる角棒37を、保持片のガイド孔16と鎌の本体部の四角孔36に挿通してあり、操作部19を上下に動かすことで鎌6が上下にスライドする。鎌片34とスライド片35とは、ピン38を差し込むことで互いに位置がずれないようにしてある。
鎌片34は、本体部17から縦枠22側に突出するカギ状の鎌先部18を備え、図1に示すように、鎌先部18はケースの底壁11に形成した上下方向の長孔15を貫通し、鎌先収納凹部12内で上下に移動する。スライド片35は、本体部17から上向きに延びる係止片39を備え、係止片39の表面には突起40を形成してあり、図4に示すように、その突起40を保持片の係止溝32に係止することで、鎌6が上位置と下位置に位置決めされるようにしている。またスライド片35は、四角孔36の周りに突部41を形成してあり、その突部41を支持片のガイド孔16の内周に係止している。図中の42は、操作部19を抜け止めする受け部材であって、戸先框24の室外側面に当接し、裏面側に形成した突起部43を、操作部19から延びる角棒37の先端に差し込んで係止してある。受け部材42の表面には横向きの溝が形成してあり、緊急時には該溝にドライバー等を引っ掛けて受け部材42を上下に動かすことで、室外側からも解錠できる。なお、戸先框24の室内側面と室外側面には、角棒37が上下動できる長孔44を、掘り込み錠の取付け前にあらかじめ形成しておく必要がある。
錠受け具3は、ステンレス板からなる座板20と、座板20を切り起こして形成した横向きカギ状の受け部21とを有している。錠受け具3は、縦框22の見込み壁23に内側から当接させ、ビス45で固定してあり、引戸2を閉鎖したときには、図1〜3に示すように、錠受け具の受け部21はケースの鎌先収納凹部12に収納される。図1に示すように、引戸を閉鎖した状態で鎌6を上位置にすると、鎌の鎌先部18が錠受け具の受け部21と係合して引戸2が施錠され、図2に示すように鎌6を下位置に移動すると、鎌の鎌先部18が錠受け具の受け部21から抜けて解錠される。
縦枠22の見込み壁23には、図3に示すように、戸先框24先端部の室内側と室外側の位置の二箇所にカバー片46を形成してあり、カバー片46の内側にはゴム質のフィン47を取り付けてあり、このフィン47が引戸閉鎖時に戸先框24の室内側と室外側に密着することで、引戸閉鎖時における高い水密性を確保している。カバー片46は、錠受け具の受け部21の突出高さよりも高い位置まで突出しており、人が出入りする際に錠受け具の受け部21に指や衣服が引っ掛かるのを防いでいる。
本サッシは以上に述べたように構成され、引戸2を施錠するための鎌6の鎌先部18が、戸先框24に埋め込んだケース5の鎌先収納凹部12内で上下動し、戸先框24から突出することがないので、出入りの際に指や衣服が引っ掛かるおそれがなく、さらに戸先框24のケース収納用の切り欠き孔26もケース5で隠蔽してあるので、該切り欠き孔26で指を切る心配もなく、浴室の出入口用に最適なものとなっている。
また、掘り込み錠4の戸先框24への取付けは、戸先框の見込み壁25に形成した切り欠き孔26からケース5を框の中空部27内に差し入れることで、簡易に行うことができる。錠受け具3は、縦枠22を切り欠くことなく、縦枠の見込み壁23に当接してそのまま固定すればよく、錠受け具3の取付け作業を簡略的に行うことができ、且つ錠受け具3のまわりから躯体への漏水も防止できる。
本発明のサッシは以上に述べた実施形態に限定されない。施錠・解錠時の鎌の位置は、上下逆にしたものであってもよい。操作部は、室内側から鎌の本体部を上下に動かせるものであればよく、その設ける位置は、図7に示すように、引戸のパネル48よりも室内側の戸先框24の内周側側面49であってもよい。本発明のサッシは、浴室の出入口以外にも、例えばトイレ、勝手口等にも利用できる。
掘り込み錠の周辺部分の縦断面図であって、施錠したときの状態を示している。 掘り込み錠の周辺部分の縦断面図であって、解錠したときの状態を示している。 掘り込み錠の周辺部分の横断面図である。 掘り込み錠を戸先框に取付けた状態で後から見た図である。 掘り込み錠の分解斜視図である。 本発明のサッシの一実施形態を示す正面図である。 操作部の別の実施形態を示す掘り込み錠周辺部分の横断面図である。
符号の説明
1 枠
2 引戸
3 錠受け具
4 掘り込み錠
5 ケース
6 鎌
7 室内側壁
8 室外側壁
9 上壁
10 下壁
11 底壁
12 鎌先収納凹部
13 取付部
14 保持片(保持部)
15 長孔
16 ガイド孔
17 本体部
18 鎌先部
19 操作部
20 座板
21 受け部
22 縦枠
23 縦枠の見込み壁
24 戸先框
25 戸先框の見込み壁
26 切り欠き孔
27 中空部

Claims (1)

  1. 枠と、引戸と、錠受け具と、掘り込み錠とを備え、掘り込み錠は、鎌と、縦枠側面が開口する鎌先収納凹部と、鎌先収納凹部の上下から上下方向に突出する取付部と、鎌先収納凹部の底壁から開口部と反対側に突出する保持部からなり、保持部にはガイド孔が設けてあり、鎌は、保持部に上下動自在に保持してある本体部と、本体部の縦枠側に設けた鎌先部と、戸先框の室内側に設けた操作部を有し、操作部は、ガイド孔に通して上下動自在に取付けてあり且つ本体部と連結してあり、鎌先部は鎌先収納凹部内で上下動するものであり、錠受け具は、鎌先部と係合する受け部を有するとともに縦枠の見込み壁に取付けてあり、掘り込み錠は、保持部と鎌先収納凹部を引戸戸先框の見込み壁に形成した切り欠き孔から戸先框内に収容してあり、取付部を戸先框の見込み壁に固定することにより戸先框に取付けてあり、錠受け具の受け部は、引戸閉鎖状態で鎌先収納凹部内に位置しており、操作部の操作により上下動する鎌先部が受け部に係脱自在となっていることを特徴とするサッシ。
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