JP2000093074A - 低糖配合玉状冷凍パン生地の焼成前処理方法 - Google Patents

低糖配合玉状冷凍パン生地の焼成前処理方法

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JP2000093074A
JP2000093074A JP10270246A JP27024698A JP2000093074A JP 2000093074 A JP2000093074 A JP 2000093074A JP 10270246 A JP10270246 A JP 10270246A JP 27024698 A JP27024698 A JP 27024698A JP 2000093074 A JP2000093074 A JP 2000093074A
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low
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Hiroshi Iwashita
裕志 岩下
Naoko Shirai
尚子 白井
Koji Adachi
好司 足立
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Ajinomoto Co Inc
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低糖配合玉状冷凍パン生地の焼成前処理方法に
おいて、煩雑である焼成前作業を単純化すること、解凍
作業及び成形作業などの頻度を減少させ総労働量を減少
させること、パン生地の焼成頻度をあげること、及び、
解凍後の生地発酵を促進し発酵風味を付与すること。 【解決手段】庫内温度を0℃〜25℃に維持した高湿度
冷蔵庫内で、低糖配合玉状冷凍パン生地の解凍工程及び
低温発酵工程を連続的に行ない、解凍終了後に、パン生
地を成形することから成る、低糖配合玉状冷凍パン生地
の焼成前処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低糖配合玉状冷凍
パン生地の焼成前処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】玉状冷凍パン生地の解凍は冷凍保管庫か
ら生地を取り出し、これを室内で解凍させる室温解凍法
や発酵室を利用して解凍させる発酵解凍法が最も一般的
であり、解凍終了後(生地温度が0℃〜20℃)は生地
をホイロに入れ最終発酵工程が行われている。これらの
方法では1時間〜3時間で解凍が終了するが、生地表面
の濡れが激しい為に、生地にビニール袋などを被せて生
地が濡れるのを防ぐ等の対応策が必要である。
【0003】又、焼成に適当な生地状態を長時間維持す
る手段として、最終発酵工程後に、0℃〜18℃の温度
範囲に維持し、パン酵母の活性を抑制する方法(特開平
7−155100)も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、煩雑である焼成前作業を単純化するこ
と、解凍作業及び成形作業などの頻度を減少させ総労
働量を減少させること、パン生地の焼成頻度をあげる
こと、解凍後の生地発酵を促進し発酵風味を付与する
こと、の4点である。
【0005】玉状冷凍パン生地の利用はスクラッチ法
(ミキシングから焼成まで連続的に行う従来の製パン方
法)に比べて、店舗内の作業を単純化し作業量を大幅に
削減することが可能である。又、ミキサーや発酵室等の
装置を必要とせず、その分設備投資も少なくて済み、更
に広いスペースも必要としない。しかし、60種類から
100種類にも及ぶパンを製造するような一般的な店舗
においては、玉状冷凍パン生地を利用しても1日1回か
ら2回製造することが現状であり、常に焼き立てのパン
を消費者に提供することは困難である。この理由とし
て、焼成する回数だけ解凍・成形工程を行う必要があ
り、多頻度にこれらの作業を行うことは困難であるから
である。従って、作業の単純化の手段として、連続的に
解凍、成形及び低温発酵を行うことによって、任意の時
間に焼成が出来るようにすることが好ましい。
【0006】又、一般的に、冷凍生地はスクラッチ生地
(非冷凍生地)に比べて、冷凍前の生地発酵時間がかな
り短い。これは生地の冷凍保存性を高める為であるが、
この結果、冷凍生地より得たパンは発酵風味が弱いこと
が多い。この現象は多糖生地よりもフランスパンを代表
とする低糖生地で特に顕著に見られる傾向がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、庫内温度を0
℃〜25℃、好ましくは5℃〜20℃、更に好ましくは
10℃〜15℃に維持した高湿度冷蔵庫内で、低糖配合
玉状冷凍パン生地の解凍工程及び低温発酵工程を連続的
に行ない、解凍終了後に、パン生地を成形することから
成る、低糖配合玉状冷凍パン生地の焼成前処理方法に係
わる。解凍工程及び低温発酵工程に要する時間は、通
常、4時間から36時間、好ましくは、6時間から24
時間である。庫内温度が0℃以下であると低糖配合生地
の解凍は進まず、25℃以上、又は36時間以上解凍す
ると生地は発酵が進みすぎ過発酵状態となる。すなわち
低糖配合生地中のパン酵母の活性が落ち最終発酵工程で
十分な炭酸ガスが発生しなくなる等の現象が生じる。本
発明方法においては、解凍工程及び低温発酵工程を行う
間、高湿度冷蔵庫内の温度を特に段階的に変化させる必
要がなく、上記の所定範囲の一定温度に維持すれば良
い。低糖配合玉状冷凍パン生地として複数種類のものを
使用することも可能である。又、解凍後の玉状冷凍パン
生地の成形は、最終製品の形状等に応じて当業者が適宜
選択できる。尚、成形はモルダー等の通常の手段を使用
して行うことができる。
【0008】本発明によれば、解凍工程及び低温発酵工
程を同一の庫内で連続的に行うことによって、良質のパ
ンを得ることができる。即ち、高湿度下の庫内で解凍を
行う為に、生地表面にビニール袋等を被せる等して生地
の濡れ及び乾燥のいずれも防ぐ必要がないので、作業性
向上し、更に衛生上も好ましい。このような効果を得る
為に庫の湿度は、通常、80%〜100%の範囲に維持
するのが好ましい。本発明方法においては、生地を解凍
状態で数時間維持する為に、その間生地は低温発酵して
発酵風味が付与され、冷凍生地の課題であった少ない発
酵量を補うことが出来る。特に、フランスパン生地のよ
うな低糖生地の配合はリーンであり、パンの風味で原材
料に由来するものは少なく、その分生地の発酵風味が重
要である。又、長時間解凍である為に生地のムラが殆ど
なく、解凍終了後は安定した生地温度の生地を得ること
が可能であり、従って、解凍・成形工程の次工程である
(最終)発酵工程でも安定した発酵(長時間発酵)を得
ることが可能である。更に、本発明方法においては、解
凍終了後に生地を丸めベンチタイムで生地を休めること
が好ましく、このベンチタイムは、通常、20℃〜40
℃、より好ましくは28℃〜35℃で、15分〜2時間
である。こうしてパン生地を休め、更に発酵を進めるこ
とにより、更に良好な風味のフランスパン等を得ること
ができる。尚、かかるベンチタイムの際の湿度条件には
特に制限はないが、通常60%〜80%の範囲が好まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は更に、成形した生地を−
5℃〜20℃、好ましくは−5℃〜5℃に維持した高湿
度冷蔵庫内で一定時間、例えば、30分間〜5時間維持
し、その後に最終発酵工程を行うことを特徴とする、低
糖配合玉状冷凍パン生地の焼成前処理方法に係わる。即
ち、この温度領域においてはパン酵母の活性は低く、パ
ン生地の膨張は殆どなく、生地表面の濡れすぎ乾燥もな
い為に、成形された生地を長時間同じ状態で維持するこ
とが可能である。これによって玉状冷凍パン生地の焼成
前処理工程で煩雑な成形作業を一括して行うことが可能
となり、必要に応じて、希望するタイミングで次工程で
ある発酵工程に移行し、その後に焼成してパンを得るこ
とが可能となった。
【0010】又、本発明は、最終発酵工程が終了した
後、パン生地を、−5℃〜20℃、好ましくは−5℃〜
5℃に維持した高湿度冷蔵庫内で一定時間、例えば、3
0分間〜5時間維持し、その後に焼成することを特徴と
する、低糖配合玉状冷凍パン生地の焼成前処理方法に係
わる。但し、最終発酵工程後は、パン酵母の活性が高く
なっている為、生地冷却中の若干の生地膨張が起こる。
従って、このような場合は、やや早めに最終発酵を終了
することが望ましい。高湿度冷蔵庫内の湿度は、通常、
80%〜100%の範囲に維持するのが好ましい。又、
本発明方法において、最終発酵工程前後の両方の時期
に、パン生地を−5℃〜20℃、好ましくは−5℃〜5
℃に維持した高湿度冷蔵庫内で一定時間維持することも
可能である。
【0011】本発明方法において、冷凍パン生地の解
凍、低温発酵、最終発酵、最終発酵工程前後の冷却維持
を行う為の高湿度冷蔵庫としては、当業者には公知の任
意のもの、例えば、「氷温庫」と呼ばれているものを使
用することができる。又、「ドウコンディショナー」と
称する、加温、冷却、加湿、除湿が任意におこなえる装
置を使用することも可能である。本発明方法に使用する
「低糖配合玉状冷凍パン生地」とは、糖の含有量が約3
重量%以下のパン生地を意味し、その材料及び他の配合
割合は、例えば、フランスパン等の最終製品の種類に応
じて当業者が適宜選択できる。各材料を適宜配合して調
製して得られた原料を、当業者には周知の各工程、例え
ば、前処理、混捏、醗酵等を施したのち、更に、分割、
丸め,ねかし、整形等の仕上げ処理を経て、プラストフ
リーザーなどを用いて凍結させ、適当な温度で冷凍庫な
どで凍結保存する。
【0012】以下、実施例を参照しながら本発明方法を
具体的に説明する。本発明の主旨を逸脱しない限り、本
発明の技術的範囲が実施例に限定されるものでないこと
は当業者には明らかである。尚、当業者には周知の事項
であるが、以下の表における「ベーカーズ%」及び
「%」は「重量部」を意味する。
【0013】
【実施例1】以下の仕様によりフランスパンの玉状冷凍
パン生地を製造した。
【0014】
【表1】
【0015】この様にして得られた冷凍フランスパン生
地を冷凍庫から取り出し、高湿度氷温庫(温度10℃、
湿度90%)に収容した。16時間後に高湿度氷温庫か
ら解凍した生地を取り出し、生地を丸め、温度35℃、
湿度70%の庫内で1時間生地を発酵させた後生地を取
り出して成形をおこない、さらに温度35℃、湿度70
%のホイロ庫に入れ最終発酵終了後焼成をおこなった。
【0016】
【実施例2】実施例1と同様にして冷凍フランスパン生
地を調整した。この様にして得られた冷凍フランスパン
生地を冷凍庫から取り出し、高湿度氷温庫(温度10
℃、湿度90%)に収容した。16時間後に高湿度氷温
庫から解凍した生地を取り出し、生地を丸め、温度35
℃、湿度70%の庫内で1時間生地を発酵させた後生地
を取り出し成形をおこなった。成形生地は高湿度冷蔵庫
(温度5℃、湿度90%)に移しその状態で維持した。
1時間後、温度35℃、湿度70%のホイロ庫に入れ最
終発酵終了後焼成をおこなった。
【0017】
【実施例3】実施例1と同様にして冷凍フランスパン生
地を調整した。この様にして得られた冷凍フランスパン
生地を冷凍庫から取り出し、高湿度氷温庫(温度10
℃、湿度90%)に収容した。16時間後に高湿度氷温
庫から解凍した生地を取り出し、生地を丸め、温度35
℃、湿度70%の庫内で1時間生地を発酵させた後生地
を取り出し成形をおこなった。さらに温度35℃、湿度
70%のホイロ庫に入れ最終発酵をおこなった。最終発
酵が終了した生地は高湿度冷蔵庫(温度5℃、湿度90
%)に移しその状態で維持した。1時間後、高湿度冷蔵
庫から最終発酵済み生地を取り出し焼成をおこなった。
【0018】
【実施例4】実施例1と同様にして冷凍フランスパン生
地を調整した。この様にして得られた玉状冷凍パン生地
を冷凍庫から取り出し、高湿度氷温庫(温度10℃、湿
度90%)に収容した。16時間後に高湿度氷温庫から
解凍した生地を取り出し、生地を丸め、温度35℃、湿
度70%の庫内で1時間生地を発酵させた後生地を取り
出し成形をおこなった。成形した生地は高湿度冷蔵庫
(温度5℃、湿度90%)に移しその状態で維持した。
1時間後、温度35℃、湿度70%のホイロ庫に入れ最
終発酵をおこなった。最終発酵が終了した生地は高湿度
冷蔵庫(温度5℃、湿度90%)に移しその状態で維持
した。1時間後高湿度冷蔵庫から最終発酵済み生地を取
り出し焼成をおこなった。
【0019】
【比較例1】以下の仕様により玉状冷凍パン生地を製造
した。
【0020】
【表2】
【0021】この様にして得られた冷凍食パン生地を冷
凍庫から取り出し、高湿度氷温庫(温度15℃、湿度9
0%)に収容した。16時間後に高湿度氷温庫から解凍
した生地を取り出し、生地を丸め温度35℃、湿度70
%の庫内で1時間生地を発酵させた後生地を取り出して
成形をおこない、温度35℃、湿度70%のホイロ庫に
入れ最終発酵終了後焼成をおこなった。
【0022】
【比較例2】実施例1と同様にして冷凍フランスパン生
地を調整した。この様にして得られた冷凍フランスパン
生地を冷凍庫から取り出し、解凍庫(温度26℃、湿度
90%)に収容した。16時間後に高湿度氷温庫から解
凍した生地を取り出し、直ちに成形をおこない、温度3
5℃、湿度70%のホイロ庫に入れ最終発酵終了後焼成
をおこなった。
【0023】
【比較例3】実施例1と同様にして玉状冷凍パン生地を
調整した。この様にして得られた玉状冷凍パン生地を冷
凍庫から取り出し、冷蔵庫(温度15℃、湿度50%)
に収容した。16時間後に冷蔵庫から解凍した生地を取
り出し、直ちに成形をおこなった後に、冷蔵庫(後5
℃、湿度50%)に移し1時間その状態で成形済み生地
を維持した。1時間後、温度35℃、湿度70%のホイ
ロ庫に入れ最終発酵終了後焼成をおこなった。
【0024】
【比較例4】実施例1と同様にして玉状冷凍パン生地を
調整した。この様にして得られた玉状冷凍パン生地を冷
凍庫から取り出し、高湿度氷温庫(温度15℃、湿度9
0%)に収容した。16時間後に高湿度氷温庫から解凍
した生地を取り出し、直ちに成形をおこなった後、温度
28℃、湿度65%の部屋に放置し1時間その状態で成
形済み生地を維持した。1時間後、温度35℃、湿度7
0%のホイロ庫に入れ最終発酵終了後焼成をおこなっ
た。
【0025】
【比較例5】実施例1と同様にして玉状冷凍パン生地を
調整した。この様にして得られた玉状冷凍パン生地を冷
凍庫から取り出し、高湿度氷温庫(温度15℃、湿度9
0%以上)に収容した。16時間後に高湿度氷温庫から
解凍した生地を取り出し、直ちに成形をおこない、さら
に温度35℃、湿度70%のホイロ庫に入れ最終発酵終
了後焼成をおこなった。最終発酵が終了した生地は温度
28℃、湿度65%の部屋に放置した後焼成をおこなっ
た。以上の結果を表3、表4及び表5に示す。
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】
【表5】
【0029】各実施例はいずれも各比較例に比べ、焼成
前の生地表面の状態が良く、焼成後得られたパンの品質
も良好であった。温度15℃、湿度90%以上の状態に
16時間維持されることで生地は解凍及び低温発酵が進
み、焼成後のパンは発酵風味が良好であった。さらに温
度35℃、湿度70%の庫内で1時間ベンチタイムをと
ることにより風味は更に良化した。また、解凍及び低温
発酵が終了した生地は表面が適度にしとり感があり、物
性は伸展性が良く、成形の作業性が非常に良いものであ
った。26℃で16時間解凍した生地はかなり発酵が進
み生地は膨張していた。すなわち解凍工程中のイースト
の活性は高い状態で維持され、解凍終了時は残存糖量が
少なく、イースト活性が低下し、従ってパンのボリュー
ムが小さく、焼き色は薄くなった。成形後、さらに最終
発酵終了後の生地を温度5℃、湿度90%以上の高湿度
冷蔵庫に入れることにより、その状態を数時間まで同じ
状態で維持することが可能であることが明らかになっ
た。最終発酵終了後の生地はしばらく膨張が認められる
が直ちに膨張が停止し大きな問題はない。室温に放置す
ると生地の膨張、表面の乾燥が現れパン品質に重大な悪
影響を与えた。
【0030】
【発明の効果】本発明の焼成前処理方法によれば、例え
ば、前日夜から解凍を開始することが可能となるため、
当日は常時解凍状態の生地を確保することが可能とな
る。また、解凍状態の生地は安定している為、空いた時
間、任意の時間に成形作業を行うことが出来る。更に、
成形されたパン生地を数時間維持することが可能である
ことから、大量の生地をまとめて成形することが可能で
あり、必要に応じて、必要な量だけ最終発酵及び焼成工
程に進めることが出来る。従って、1日に複数回のパン
焼成が可能であり、更に、販売の状態を考慮しながら製
造個数を調整することも可能である。このように、本発
明方法によって、小人数で、多品種のパンを多頻度で任
意の時間に焼成することが可能になった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 足立 好司 神奈川県川崎市川崎区鈴木町1丁目1番 味の素株式会社食品総合研究所内 Fターム(参考) 4B032 DB01 DB36 DP33 DP74

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内温度を0℃〜25℃に維持した高湿
    度冷蔵庫内で、低糖配合玉状冷凍パン生地の解凍工程及
    び低温発酵工程を連続的に行ない、解凍終了後に、パン
    生地を成形することから成る、低糖配合玉状冷凍パン生
    地の焼成前処理方法。
  2. 【請求項2】 庫内温度を0℃〜25℃に維持した高湿
    度冷蔵庫内で、低糖配合玉状冷凍パン生地の解凍工程及
    び低温発酵工程を連続的に行ない、解凍終了後に生地を
    丸めベンチタイムで生地を休めた後、パン生地を成形す
    ることから成る、請求項1に記載の低糖配合玉状冷凍パ
    ン生地の焼成前処理方法。
  3. 【請求項3】 庫内温度を5℃〜20℃に維持すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の低糖配合玉状冷凍
    パン生地の焼成前処理方法。
  4. 【請求項4】 庫内温度を10℃〜15℃に維持するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の低糖配合玉状冷凍パン
    生地の焼成前処理方法。
  5. 【請求項5】 ベンチタイムの条件が温度20℃〜40
    ℃、15分間〜2時間であることを特徴とする請求項
    2、3又は4のいずれか一項に記載の低糖配合玉状冷凍
    パン生地の焼成前処理方法。
  6. 【請求項6】 成形したパン生地を庫内温度−5℃〜2
    0℃に維持した高湿度冷蔵庫内で一定時間維持し、その
    後に最終発酵工程を行うことを特徴とする、請求項1、
    2、3、4又は5のいずれか一項に記載の低糖配合玉状
    冷凍パン生地の焼成前処理方法。
  7. 【請求項7】 最終発酵工程が終了した後、パン生地を
    庫内温度−5℃〜20℃に維持した高湿度冷蔵庫内で一
    定時間維持し、その後に焼成することを特徴とする、請
    求項1、2、3、4、5又は6のいずれか一項に記載の
    低糖配合玉状冷凍パン生地の焼成前処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529202A (ja) * 2004-03-12 2007-10-25 リッチ プロダクツ コーポレイション フリーザー−リターダ−オーブン生地

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007529202A (ja) * 2004-03-12 2007-10-25 リッチ プロダクツ コーポレイション フリーザー−リターダ−オーブン生地
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