JP2000092887A - 回生制動装置 - Google Patents

回生制動装置

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JP2000092887A JP10261473A JP26147398A JP2000092887A JP 2000092887 A JP2000092887 A JP 2000092887A JP 10261473 A JP10261473 A JP 10261473A JP 26147398 A JP26147398 A JP 26147398A JP 2000092887 A JP2000092887 A JP 2000092887A
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    • B60L7/00Electrodynamic brake systems for vehicles in general
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出力電圧の変動が大きい電源と比較的演算処理
能力の低いCPUを使用して、精度良く回生トルクの制
御を行うことができる回生制動装置を提供する。 【解決手段】所定のトルク指令に応じた回生トルクをモ
ータ1に発生させる回生制動装置において、電流検出手
段8と電圧検出手段10と回転数検出手段12と、モー
タ1の電源電圧とモータ1の回転数と所定のトルク指令
とから目標発電電力を算出する目標発電電力算出手段7
と、モータ1の電機子電流とモータ1の電源電圧とから
モータ1の実発電電力を算出する実発電電力算出手段1
1と、前記目標発電電力と前記実発電電力との偏差を解
消するための操作量を、該偏差からフィードバック制御
の演算処理により算出する操作量算出手段12と、回生
制動の実行時に、前記操作量に応じてモータ1の電機子
電流を制御する回生制御手段4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、モータの電機子
に流れる電流を制御することで、回生制動時に該モータ
に生じる回生トルクを制御する回生制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンジンと該エンジンの出力を
補助するモータとを車両の走行駆動源として具備するハ
イブリッド車においては、車両の加速時にはエンジンの
駆動力と共に、モータの駆動力も車両の駆動輪に付与さ
れる。これにより、必要な加速性能を確保しつつ、エン
ジンの出力を抑制し、エンジンの燃料消費の低減や排気
性能の向上を図っている。
【0003】また、前記モータは、発電機としても動作
し、例えば車両の減速走行時に、車両の運動エネルギー
を駆動輪側からモータに付与することで、該モータを発
電機として動作させ、発電時に該モータに生じる回生ト
ルクにより車両を制動する(回生制動動作)。そして、
発電エネルギーをモータの電源(バッテリや電気二重層
コンデンサ等)に回収(充電)することで、エネルギー
の有効利用を図っている。
【0004】ここで、モータの回生トルクの制御方法と
しては、モータの電機子に流れる電流(以下、電機子電
流という)を検出し、検出した電流値が所定のトルク指
令に応じた目標電流値と一致するように、モータの電機
子電流をフィードバック制御する方法が一般的に採用さ
れている。具体的には、例えばモータの電機子から出力
される発電電圧のパルス幅を、モータの電機子電流の検
出値と目標電流値との偏差に応じて変更することで、電
機子電流を調節するPWM制御が用いられる。
【0005】このように、電機子電流を調節してモータ
の回生トルクを制御する場合、モータの電源としてバッ
テリを用いたときのように、電源電圧の変動が比較的小
さいときには、実電流の追従特性が一定であるため、良
好なトルク制御性能を得ることができる。しかし、モー
タの電源として、例えば電気二重層コンデンサのように
出力電圧の変動が大きい電源を使用したときには、電源
電圧の変動によりモータの電機子から電源に流れる電機
子電流の追従特性が変化するため、回生トルクの制御性
能が悪化するという不都合がある。
【0006】この不都合を解決するため、電源電圧の検
出値、電機子電流の検出値、モータ回転数の検出値等を
制御パラメータとして入力し、これらの制御パラメータ
に応じて電機子電流を制御する、いわゆるソフトウェア
サーボ制御を行うことが考えられる。
【0007】しかし、このようなソフトウェアサーボ制
御を行うためには、各制御パラメータの値から電機子電
流を制御する操作量を決定するために多量のデータを予
め保持する必要がある。そして、保持したデータに基づ
いて操作量を決定するためには複雑な演算処理が必要と
なる。さらに、これらの演算処理は、モータの制御遅れ
を生じないように高速に行う必要がある。そのため、ソ
フトウェアサーボ制御を行うためには、複雑な演算処理
を高速に行うことができる高性能のCPUやDSPを用
いなければならず、回生制動装置の構成が複雑になると
共に、コスト的にも高いものとなるという不都合があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、出力電圧の
変動が大きい電源と比較的演算処理能力の低いCPUを
使用して、精度良く回生トルクの制御を行うことができ
る回生制動装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、DCブラシレスモータの回生動作によっ
て生じる発電エネルギーを該モータの電源に回収するこ
とで、所定のトルク指令に応じた回生トルクを該モータ
に発生させる回生制動装置において、前記モータの電機
子に流れる電流である電機子電流を検出する電流検出手
段と、前記モータの電源電圧を検出する電圧検出手段
と、前記モータの回転数を検出する回転数検出手段と、
前記電圧検出手段により検出された前記モータの電源電
圧と前記回転数検出手段により検出された前記モータの
回転数と前記トルク指令とから、前記トルク指令に応じ
た回生トルクを前記モータに生じさせるために、前記モ
ータの電機子から該モータの電源に出力させる必要があ
る目標発電電力を算出する目標発電電力算出手段と、前
記電流検出手段により検出された前記モータの電機子電
流と前記電圧検出手段により検出された前記モータの電
源電圧とから、前記モータの電機子から実際に出力され
る電力である実発電電力を算出する実発電電力算出手段
と、前記目標発電電力と前記実発電電力との偏差を解消
するための操作量を、該偏差から算出する操作量算出手
段と、前記回生制動の実行時に、前記操作量に応じて前
記モータの電機子電流を制御する回生制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0010】かかる本発明によれば、前記回生制御手段
は、前記操作量算出手段により算出される前記目標発電
電力と前記実発電電力との偏差を解消するための操作量
に応じて、モータの電機子電流を制御する。換言すれ
ば、前記目標発電電力と前記実発電電力との偏差を解消
するように、モータの電機子電流を制御し、これにより
モータに生じる回生トルクを前記トルク指令に追従させ
る。そのため、モータの電源電圧の変動が大きい場合で
あっても、前記回生制御手段により、該モータの電源電
圧の変動の影響を抑制するように該モータの電機子電流
が制御され、該モータに生じる回生トルクを精度良く追
従させることができる。
【0011】例えば、モータの発電エネルギーを回収す
ることでモータの電源電圧が上昇すると、モータの発電
電圧と電源電圧との差が小さくなるため、モータから電
源に流れる電流である電機子電流が減少する。そして、
このように電機子電流が減少すると、モータに生じる回
生トルクが前記トルク指令よりも小さくなる場合が生じ
得る。かかる場合には、前記実発電電力が減少して、前
記目標発電電力との偏差が大きくなるため、前記操作量
算出手段により算出される操作量が大きくなる。そし
て、前記回生制御手段は前記操作量に応じて、即ち、こ
の場合には前記実発電電力が増加して前記目標発電電力
との偏差が解消するように、モータの電機子電流を増加
させる制御を行う。そのため、モータの電源電圧が上昇
しても、モータの電機子電流の減少が抑制され、モータ
に生じる回生トルクを前記トルク指令に追従させること
ができる。
【0012】そして、前記操作量は簡易な演算処理(例
えばPI制御の演算処理)で算出できるため、高性能な
CPUやDSPを用いる必要がない。そのため、比較的
演算能力の低いCPUを用いてモータの制御装置を構成
することができ、装置構成が複雑化することや、装置コ
ストが上昇することを抑制することができる。
【0013】また、前記回生制御手段は、前記モータ
を、該モータの界磁の磁束方向であるq軸上にある第1
電機子と、q軸と直交するd軸上にある第2電機子とを
有する等価回路に変換して扱い、該第1電機子に流れる
iq電流と該第2電機子に流れるid電流とを制御する
ことで、前記モータの電機子電流を制御し、前記操作量
算出手段により算出された前記操作量を所定の基準操作
量と比較し、比較結果に応じて、id電流を制御して前
記モータに生じる回生トルクを増加させる第1回生制御
と、iq電流を制御して前記モータに生じる回生トルク
を減少させる第2回生制御とを選択的に実行することを
特徴とする。
【0014】DCブラシレスモータは3相(u,v,
w)の電機子を有するのが一般的であるが、3相の電機
子に流れる電機子電流を直接制御すると電機子電流の制
御方法が複雑になる。そこで、3相のモータを該モータ
の界磁の磁束方向であるq軸上にある第1電機子と、q
軸と直交するd軸上にある第2電機子とを有する等価回
路に変換したdq座標系でモータを制御することで、制
御方法を簡素化することが一般的に行われている。
【0015】このように、dq座標系でモータの回生ト
ルクを制御する場合、基本的にはid電流を制御してモ
ータに生じる回生トルクを調節する前記第1回生制御が
行われるが、id電流を0としてもなおモータに生じる
回生トルクが大きいときには、iq電流を増加させるこ
とで、前記モータの界磁の磁束を減少させるのと同等の
効果を生じさせ、これにより、モータに生じる回生トル
クを減少させる前記第2回生制御が行われる。このよう
に、前記第1回生制御と前記第2回生制御という2種類
の制御方法を切り替えてモータの回生トルクを制御する
場合に、本発明によれば、前記基準操作量と前記操作量
との比較結果という単一の条件により、前記第1回生制
御と前記第2回生制御とを切り替えることができる。そ
のため前記第1回生制御と前記第2回生制御間の移行が
連続的に行われて、スムーズな回生トルク制御を行うこ
とができる。
【0016】また、前記回生制御手段は、前記第1回生
制御においては、iq電流指令を第1固定値に決定する
と共に、id電流指令を前記操作量に応じて決定し、ま
た、前記第2回生制御においては、id電流の制御目標
であるid電流指令を第2固定値に決定すると共に、i
q電流の制御目標であるiq電流指令を前記操作量に応
じて決定するdq電流指令決定手段と、該dq電流決定
手段により決定されたid電流指令とiq電流指令とか
ら、前記モータの電機子電流の制御目標である電機子電
流指令を算出する電機子電流指令算出手段と、該電機子
電流算出手段により算出された電機子電流指令と、前記
電流検出手段により検出された前記モータの電機子電流
とが一致するように、前記モータの電機子電流を制御す
る電機子電流制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】かかる本発明によれば、前記dq電流指令
決定手段により、前記第1回生制御におけるid電流指
令と、前記第2回生制御におけるiq電流指令とが、前
記操作量に応じて決定される。そして、前記dq電流指
令決定手段により決定されたid電流指令とiq電流指
令とから、前記電機子電流指令算出手段により、前記モ
ータの電機子電流の目標値である電機子電流指令が算出
される。即ち、前記目標発電電力と前記実発電電力との
偏差を解消するように、前記電機子電流指令が決定され
る。そして、前記電機子電流制御手段は、前記電流検出
手段により検出されたモータの電機子電流と前記電機子
電流指令とが一致するように、前記モータの電機子電流
を制御する。これにより、前記モータの電源電圧が変動
した場合であっても、該変動の影響を抑制するように前
記モータの電機子電流が制御され、前記トルク指令に応
じた回生トルクを前記モータに生じさせることができ
る。
【0018】また、前記回生制御手段は、前記電機子電
流指令算出手段により算出された電機子電流指令の位相
を遅らせた遅角電流指令を生成する遅角電流指令生成手
段を備え、前記電機子電流制御手段は、前記第2回生制
御においては、前記遅角電流指令生成手段により生成さ
れた遅角電流指令と、前記電流検出手段により検出され
た前記モータの電機子電流とが一致するように、前記モ
ータの電機子電流を制御することを特徴とする。
【0019】dq座標系でモータの回生トルクを制御す
る場合、前記電機子電流指令は正弦波となり、その位相
はモータの界磁の位置を検出する位置センサの検出結果
に基づいて決定される。そのため、前記第2回生制御に
おいては、界磁の検出位置に対して界磁の磁束を弱める
向きの磁束が発生するように電機子電流指令の位相が決
定される。しかし、正弦波は実効値が低いため、電機子
電流指令に応じた電機子電流を得るために電機子に生じ
させる必要がある通電波形のピーク値が大きくなる。そ
のため、電機子電流のピーク値が大きくなって、モータ
の銅損が増加しモータの効率(モータの発電電力/モー
タへの入力エネルギー)が悪化する。
【0020】かかる場合に本発明によれば、前記遅角電
流指令生成手段により前記電機子電流指令の位相を遅ら
せることで、モータの界磁の検出位置に対して故意に電
機子電流指令の位相をずらすことができる。そして、こ
のように電機子電流指令の位相が実際の界磁の位置から
ずれると、前記電流検出手段により検出される電機子電
流と、前記電機子電流指令との偏差が大きくなる。その
結果、前記電機子電流制御手段は、該偏差を解消するた
めに電機子電流を増加させる制御を行うが、電機子電流
は、電機子に生じる発電電圧やモータの電源電圧、回生
回路の構成等により制限されるため、電機子電流を無制
限に増大させることはできず、電機子の通電波形は振幅
が制限されて正弦波ではなく矩形波となる。
【0021】そして、このように電機子の通電波形を矩
形波とすることで、通電波形の実効値が高くなり、電機
子電流のピーク値が減少するので、モータの銅損を低減
して、モータの効率を改善することができる。そして、
本発明によれば、前記電機子電流制御手段の制御特性を
利用して、モータの電機子の通電波形を矩形波とするの
で、矩形波を生成するための専用の回路等を設ける必要
がない。
【0022】また、前記遅角電流指令生成手段は、前記
トルク指令と前記回転数検出手段により検出された前記
モータの回転数とに応じて、前記dq電流指令決定手段
により決定されたid電流指令を変更し、変更したid
電流指令と前記dq電流指令決定手段により決定された
iq電流指令とに応じて該iq電流指令を変更し、変更
したid電流指令とiq電流指令とを前記電機子電流指
令算出手段に与えることで、前記電機子電流指令算出手
段で算出される電機子電流指令の位相を遅らせて、遅角
電流指令を生成することを特徴とする。
【0023】詳細は後述するが、id電流指令はiq電
流指令よりも90度遅角した位相を持つ。そのため、i
d電流指令を前記第1固定値(通常0に設定される)か
ら変更することで、前記電機子電流算出手段によって算
出される電機子電流指令の位相を遅らせることができ
る。そして、前記電機子電流指令の位相が遅れる角度
(以下、遅角量という)は、id電流指令とiq電流指
令との比に応じて定まり、前記電機子電流指令の振幅
は、id電流指令とiq電流指令の大きさに応じて定ま
るため、id電流指令と共にiq電流指令も変更するこ
とで、例えば振幅を一定に保ったまま電機子電流指令の
位相を遅らせることができる。
【0024】そして、モータの誘起電力は、モータの回
転数に依存して変化するため、前記遅角電流指令生成手
段は、前記トルク指令と前記回転数検出手段により検出
されたモータの回転数と電源電圧とに応じて前記id電
流指令を変更し、変更したid電流指令と前記dq電流
指令とに応じてiq電流指令を変更する。これにより、
モータの回転数の変化に応じて、電機子電流指令の遅角
量を定めることができる。そして、電機子電流指令の遅
角量を大きくするほど、電機子電流指令と前記電流検出
手段により検出される電機子電流との偏差が大きくなる
ため、前記電機子電流制御手段により制御されるモータ
の電機子に印加される矩形波のパルス幅が広がり、界磁
の磁束を弱める効果が大きくなる。そのため、このよう
にモータの回転数に応じて電機子電流指令の遅角量を決
定することで、モータの効率の変化により実際にモータ
に生じる回生トルクが変動することを抑制して、精度良
く回生トルクの制御を行うことができる。
【0025】また、前記遅角電流指令生成手段は、電機
子電流指令の位相を遅らせる角度である遅角量を、前記
電圧検出手段により検出される前記モータの電源電圧と
前記回転数検出手段により検出された前記モータの回転
数とに応じて決定し、前記遅角量と、前記dq電流指令
決定手段により決定されたiq電流指令とに応じて、前
記dq電流指令決定手段により決定されたid電流指令
とiq電流指令とを変更し、変更したid電流指令とi
q電流指令とを前記電機子電流指令算出手段に与えるこ
とで、前記電機子電流算出手段で算出される電機子電流
指令の位相を遅らせて、遅角電流指令を生成することを
特徴とする。
【0026】モータの効率は、モータの回転数やモータ
の電源電圧により変化する。そのため、前記モータの回
転数と電源電圧に応じて前記遅角量を定めることで、モ
ータの効率の変化により、実際にモータに生じる回生ト
ルクが変動することを抑制して精度よく回生トルクの制
御を行うことができる。そして、上述したように、電機
子電流指令の遅角量はid電流指令とiq電流指令の比
で定まり、振幅はid電流指令とiq電流指令の大きさ
で定まる。そのため、id電流指令とiq電流指令を前
記遅角量と前記iq電流指令とに応じて変更すること
で、例えば振幅を一定に保ったままで電機子電流指令の
位相を遅らせることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態につい
て、図1〜図5を参照して説明する。図1は本発明の回
生制動装置の全体構成図、図2はdq座標の説明図、図
3は図1に示した回生コントローラの制御ブロック図、
図4は図2に示したdq電流指令決定手段の作動説明
図、図5は電機子電流指令の遅角処理の説明図である。
【0028】図1を参照して、本実施の形態の回生制動
装置は、エンジン(図示しない)とDCブラシレスモー
タ1の組合わせにより駆動力を得るいわゆるハイブリッ
ド車両に搭載される。この種のハイブリッド車両におい
ては、例えば車両の加速走行時にはエンジンの駆動力と
共に、モータ1の駆動力も車両の駆動輪に付与される。
また、車両の減速走行時には、車両の運動エネルギーを
駆動輪側からモータ1に付与することでモータ1を発電
機として動作させ、発電時にモータ1に生じる回生トル
クにより車両の制動力を得る(回生制動動作)と共に、
発電エネルギーをモータ1の電源2に回収する。
【0029】モータ1は回転磁界を発生する3相の電機
子3と永久磁石の界磁を備えたロータ6とを有するDC
ブラシレスモータであり、電源2はモータ1の発電電力
により充電される電気二重層コンデンサである。また、
8,9はモータ1の電機子3に流れる電流(以下、電機
子電流という)を検出する電流検出手段、10は電源2
の電圧を検出する電圧検出手段、12はモータ1の回転
速度に応じたパルス信号を出力するエンコーダ(本発明
の回転数検出手段に相当する)である。
【0030】本発明の回生制動装置は、車両の制動時に
モータ1に所望の回生トルクが発生するようにモータ1
の電機子3に流れる電流を制御する回生ドライバー4
と、回生ドライバー4に対して回生トルクの制御指示を
与える回生コントローラ5とを備える。尚、回生ドライ
バー4と回生コントローラ5により本発明の回生制御手
段が構成される。
【0031】回生コントローラ6は、CPU,ROM,
RAM等によって構成され、車両の速度や電源2の出力
電圧等を入力して車両の作動を制御する統括的コントロ
ーラ(図示しない)から与えられるトルク指令に応じた
回生トルクがモータ1に生じるように、回生ドライバー
5に電機子電流の制御目標値を指示する。
【0032】ここで、回生コントローラ5と回生ドライ
バー4とは、図2に示したように、3相(u,v,w)
の電機子を持つモータ1を、ロータ6に備えられた永久
磁石の界磁20の磁束方向であるq軸上にある第1電機
子21と、q軸と直交するd軸上にある第2電機子22
とを有する等価回路に変換して扱う。この等価回路にお
いては、回生制動時に駆動輪からの駆動力により界磁2
0がq軸、d軸と共に角速度ωで回転すると、界磁20
の磁束の向きの変化により第2電機子22にはω×Φ
(Φは界磁鎖交磁束数)の誘起起電力が生じる。
【0033】そして、dq座標におけるモータの回生ト
ルクTrの制御式は、以下の式(1)で表現される。
【0034】
【数1】
【0035】但し、pは電機子の極対数、Φは界磁鎖交
磁束数、idはd軸上にある第2電機子21に流れる電
流(以下、id電流という)である。
【0036】即ち、界磁20の磁束が一定であれば、i
d電流を制御することでモータ1に生じる回生トルクを
制御することができる。また、q軸上にある第1電機子
21に流れる電流(以下、iq電流という)は通常0と
なるように制御されるが、iq電流を流すことでq軸上
の第1電機子21に界磁20の磁束の向きと逆向きの磁
束が生じ、界磁20の磁束を減少させるのと同等の効果
が得られる。そして、界磁20の磁束が減少すると、界
磁鎖交磁束数Φが減少するため、モータ1に生じる回生
トルクを小さくすることができる。
【0037】尚、id電流及びiq電流と、実際の3相
(u,v,w)の電機子3に流れる電流との変換式は、
以下の式(2)のようになる。
【0038】
【数2】
【0039】但し、iu ,iv w はそれぞれ電機子3
のu,v,w相に流れる電流、idはid電流、iqは
iq電流、θはエンコーダ12の出力から検出されるu
軸を基準としたq軸の傾き(図2参照)である。
【0040】以上説明したdq座標による制御方法を採
用して、回生コントローラ5は、トルク指令とエンコー
ダ12により検出されるモータ1の回転数と電圧検出手
段10により検出される電源2の電圧とに応じて、モー
タ1に発生させる発電電力の制御目標である目標発電電
力を算出する目標発電電力算出手段7と、電流検出手段
8,9による電機子電流の検出値(以下、実電機子電流
という)と、電圧検出手段10による電源2の電圧の検
出値とから実際にモータ1から電源2に出力される発電
電力(以下、実発電電力という)を算出する実発電電力
算出手段11と、前記目標発電電力と前記実発電電力と
の偏差を解消するための操作量を算出する操作量算出手
段12とを有し、操作量算出手段12により算出された
操作量から電機子電流の制御目標に対応するid電流指
令とiq電流指令とを決定して回生ドライバー4に指示
する。
【0041】回生ドライバー4は、回生コントローラ5
から指示されたid電流指令とiq電流指令とから、前
記式(2)に従って、実際に電機子3に供給する電機子
電流の制御目標である電機子電流指令を算出する電機子
電流指令算出手段13と、該電機子電流指令と電流検出
手段8,9により検出される実電機子電流とが一致する
ように、PWM制御によりモータ1の電機子3から出力
される交流電圧のパルス幅を調節して電機子電流を制御
する電機子電流制御手段14とを備える。
【0042】次に、図3を参照して、回生コントローラ
5に備えられた目標発電電力算出手段7は、エンコーダ
12により検出されたモータ1の回転数とトルク指令と
に応じて目標発電電力を決定するためのマップを電源2
の所定電圧幅ごとに有し、電圧検出手段10により検出
された電源2の電圧に応じてマップを選択して、目標発
電電力を決定する。
【0043】ここで、モータ1に生じる回生トルクは、
基本的には前記式(1)に示したように、id電流の大
きさで決定する。しかし、モータの回転数に応じて変化
する機械的な損失や、電源2の電圧に応じて変化する回
生ドライバー4での電気的な損失等の影響を受けるた
め、id電流指令を同一としても、実際にモータ1から
駆動輪に伝達される回生トルクが一定とならない場合が
生じ得る。
【0044】そこで、目標発電電力算出手段7は、上述
したように、エンコーダ12により検出されるモータ1
の回転数と、電圧検出手段10により検出された電源2
の電圧とに応じて、トルク指令に応じた回生トルクが得
られるように目標発電電力を決定する。これにより、モ
ータ1の回転数の変化や電源2の電圧の変化の影響を考
慮した目標発電電力を決定することができる。
【0045】そして、操作量算出手段12は、目標発電
電力算出手段7により算出された目標発電電力と、実発
電電力算出手段により算出実発電電力算出手段11によ
り算出された実発電電力との偏差ΔPowerを解消す
るための操作量αを、以下の式(3)に示したフィード
バック制御のPI演算処理により算出する。
【0046】
【数3】
【0047】但し、KP,KIは、それぞれモータ1の
特性や実験結果等に基づいて決定された係数である。
【0048】このように、操作量αの算出は簡易な演算
処理で行われるため、回生コントローラ5を構成するC
PUには高度な演算能力は要求されず、比較的能力の低
いCPUを採用することができる。
【0049】dq電流指令決定手段30は、操作量算出
手段12により算出された操作量αに基づいて、回生ド
ライバー4に指示するid電流指令とiq電流指令とを
決定する。dq電流指令決定手段30は、操作量α(α
min ≦α≦αmax )を基準操作量αL と比較し、αL
αのとき(実発電電力が目標発電電力よりも小さく、モ
ータ1に生じる回生トルクが不足した状態にあるとき)
は、id電流指令を制御してモータ1に生じる回生トル
クを増加させる第1回生制御を行い、α<αLのとき
(実発電電力が目標発電電力よりも大きく、モータ1に
生じる回生トルクが過大な状態にあるとき)は、iq電
流指令を制御してモータ1に生じる回生トルクを減少さ
せる第2回生制御を行う。
【0050】このように、目標発電電力算出手段7によ
り、電源2の検出電圧とモータ1の回転速度neとに応
じて、指令トルクが得られるように目標発電電力が算出
され、該目標発電電力が得られるように、dq電流指令
決定手段30によりid電流指令とiq電流指令とが回
生ドライバー4に指示されるので、電源2の電圧の変動
が大きい場合であっても、精度の良い回生トルク制御を
行うことができる。
【0051】また、dq電流指令決定手段30は、操作
量αと基準操作量αL との比較結果という単一の条件に
より、前記第1回生制御と前記第2回生制御とを切り替
えるため、両制御間の移行が連続的に行われて、スムー
ズな回生トルクの制御を行うことができる。尚、本実施
の形態では、基準操作量αL をid電流指令とiq電流
指令が共に0となる点に設定している。
【0052】dq電流指令決定手段30は、第1回生制
御においては、iq電流指令を0(本発明の第1固定値
に相当する)に決定し、id電流指令を前記操作量αか
らスケーリング関数f1 (α)により決定する。また、
第2回生制御においては、id電流指令をidマップ3
1により決定し、iq電流指令を前記操作量αからスケ
ーリング関数f2 (α)により決定する。
【0053】図4はスケーリング関数f1 (α)とf2
(α)の説明図であり、第1回生制御領域(αL ≦α≦
αmax )においては、操作量αに基づいて、f1 (α)
によりid電流指令が決定される(id電流指令=f1
(α),Dmin ≦f1 (α)≦Dmax )。f1 (α)に
よれば、操作量αが大きい程(目標発電電力に対して実
発電電力が小さい程)、id電流指令が大きい値に決定
される。また、第2回生制御領域(αmin ≦α<αL
においては、操作量αに基づいて、f2 (α)によりi
q電流指令が決定される(iq電流指令=f2 (α),
min ≦f2 (α)≦Qmax )。f2 (α)によれば、
操作量αが小さい程(目標発電電力に対して実発電電力
が大きい程)、iq電流指令が大きい値に決定される。
【0054】図3を参照して、idマップ31は、回生
ドライバー4に備えられた電機子電流指令算出手段13
(図1参照)により、id電流指令とiq電流指令とか
ら前記式(2)により算出される電機子電流指令の位相
を遅らせるためのid電流指令を決定するものである。
第2回生制御においては、基本的には、id電流指令を
0(本発明の第2固定値に相当する)に決定し、iq電
流指令を上述したようにスケーリング関数f2 (α)で
決定して回生ドライバー4に指示することで、回生ドラ
イバー4に備えられた電機子電流制御手段7(図1参
照)により、トルク指令に応じた回生トルクがモータ1
に生じるように電機子電流が制御される。
【0055】ここで、電機子電流指令算出手段13によ
り算出される電機子電流指令は、エンコーダ12の出力
から検出された界磁20の位置θに基づく正弦波である
ため、実際にモータ1の電機子から回生ドライバーに出
力される電流波形が正弦波となるように、電機子電流制
御手段7により制御される。しかし、正弦波は実効値が
低いため、電機子電流のピーク値が大きくなり、その結
果、モータ1の銅損が増加してモータ1の効率(モータ
の発電電力/モータへの入力エネルギー)が悪化すると
いう不都合がある。
【0056】そこで、dq電流指令決定手段30は、か
かる不都合が生じることを防止するため、電機子電流指
令の位相を遅らせる処理を行う。図5は電機子電流指令
の位相を遅らせたときの効果を示したものであり、a0
はid電流指令を0、iq電流指令をスケーリング関数
2 (α)としたときに電機子電流指令算出手段13で
算出される電機子電流指令の波形である。図5中、a1
はa0 の位相を5度遅角させた波形、a2 はa0 の位相
を20度遅角させた波形である。
【0057】上述したように電機子電流指令a0 は、界
磁20の検出位置に基づいて算出されたものであるた
め、電機子電流指令を故意に遅角させると電機子3に生
じる発電電流である実電機子電流と電機子電流指令との
偏差が大きくなる。その結果、電機子電流制御手段7
は、実電機子電流と電機子電流指令との偏差を解消する
べく、電機子電流を増加させる制御を行う。
【0058】電機子電流制御手段7は、上述したよう
に、実電機子電流と電機子電流指令の偏差に応じて、モ
ータ1の電機子3から回生ドライバー4に出力される交
流発電電圧のパルス幅を制御するいわゆるPWM制御に
より、電機子電流を増加させる制御を行うが、実電機子
電流と電機子電流指令との偏差が所定量を超えると、P
WM制御により制御される交流発電波形のパルス幅が飽
和する(デューテイ100%)。
【0059】しかし、交流発電波形のパルス幅を飽和さ
せても、電機子電流を無制限に増加させることはでき
ず、モータ1の発電電圧や電源2の電圧、回生ドライバ
ー4の回生回路構成等の要因により、電機子電流には上
限がある。そのため、モータ1の電機子の通電波形は図
5のb1 に示すように、振幅が制限されて矩形波形とな
る。そして、このようにモータ1の電機子3の通電波形
を矩形波とすることで、通電波形の実効値が上がり、電
機子電流のピーク値が減少する。これにより、モータ1
の銅損が減少し、モータ1の効率を高めることができ
る。尚、図5に示したように、電機子電流指令の位相を
遅らせる角度(以下、遅角量という)を大きくする程、
生じる矩形波のパルス幅が大きくなり、界磁20の磁束
を弱める効果が大きくなる。
【0060】ここで、前記式(2)を変形すると以下に
示す(4)のようになる。即ち、iq電流指令にid電
流指令を加えることで、電機子電流指令を遅角させるこ
とができる。
【0061】
【数4】
【0062】
【数5】
【0063】そして、遅角させた電機子電流指令(以
下、遅角電流指令という)の振幅は、式(4)より、i
q電流指令とid電流指令の大きさにより定まり、遅角
量は式(5)より、iq電流指令とid電流指令の大き
さの比で定まる。
【0064】そこで、idマップ31は、トルク指令と
エンコーダ12により検出されるモータ1の回転数とに
応じて、電機子電流指令を遅角させるためのidマップ
値を決定する。そして、dq電流指令決定手段30は、
idマップ値をid電流指令とし、関数hにより変更さ
れたiq電流指令(=h(f2 (α),idマップ
値))と共に回生ドライバー4に指示する。ここで、関
数hは、遅角処理の前後で電機子電流指令の振幅が変わ
らないように、idマップ値に応じてiq電流指令を変
更するものである。
【0065】そして、回生ドライバー4に備えられた電
機子電流指令算出手段13が、dq電流指令決定手段3
0から指示されたid電流指令とiq電流指令により、
式(4)に従って電機子電流指令を算出することで、遅
角電流指令が生成される。このように、トルク指令とモ
ータ1の回転数とに応じて決定したid電流指令に基づ
いて遅角電流指令を生成することで、モータ1の回転数
の変化により、実際にモータ1に生じる回生トルクが変
動することを抑制して、精度のよい回生トルクの制御を
行うことができる。また、電機子電流制御手段14の制
御特性を利用して電機子3の通電波形を矩形波としてい
るので、矩形波を生成するための専用回路等を新たに設
ける必要はない。
【0066】尚、本第1の実施の形態においては、dq
電流指令算出手段30とidマップ31と回生ドライバ
ー4に備えられた電機子電流算出手段13とにより、本
発明の遅角電流指令生成手段が構成される。
【0067】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図6,7を参照して説明する。本第2の実施の形態
の回生制動装置の主な構成は、図1に示した前記第1の
実施の形態における回生制動装置と同様であり、回生コ
ントローラにおける電機子電流指令を遅角させるための
構成のみが相違する。
【0068】図6を参照して、本第2の実施の形態にお
ける回生コントローラ60は、電機子電流指令の遅角量
θL を、エンコーダ12(図1参照)により検出される
モータ1の回転数neと、電圧検出手段10(図1参
照)により検出される電源2(図1参照)の電圧とに応
じて決定する遅角量マップ61を有する。そして、本第
2の実施の形態のdq電流指令決定手段62は、遅角量
マップ61で決定された遅角量θL が得られるように、
回生ドライバー4に指示するid電流指令とiq電流指
令とを決定する。尚、図3に示した前記第1の実施の形
態における回生コントローラ5と同一の構成部分につい
ては、同一の符号を付して説明を省略する。
【0069】dq電流指令決定手段62は、前記第1の
実施の形態と同様に、操作量算出手段12により算出さ
れた操作量αと基準操作量αL との比較結果に応じて、
第1回生制御と第2回生制御とを選択的に実行する。第
1回生制御においては、前記第1の実施の形態と同様、
dq電流指令算出手段30は、iq電流指令を0(本発
明の第1固定値に相当する)に決定し、id電流指令を
スケーリング関数f1(α)により決定して回生ドライ
バー4に指示する。一方、第2回生制御においては、d
q電流指令決定手段62は、基本的にはid電流指令を
0(本発明の第2固定値に相当する)に決定する。そし
て、先ず遅角量マップ61により、エンコーダ12によ
り検出されるモータ1の回転数neと、電圧検出手段1
0により検出される電源2の電圧とに応じて、電機子電
流指令の遅角量θL を決定し、また、スケーリング関数
2 (α)により、操作量算出手段12により算出され
た操作量αに応じて、iq電流指令を決定する。
【0070】次に、dq電流指令算出手段62は、図7
に示したid電流指令変更マップ70に基づく関数m1
により、0に決定されていたid電流指令を変更し、i
q電流指令変更マップ71に基づく関数m2 により、ス
ケーリング関数f2 (α)で決定されたiq電流指令を
変更する。
【0071】ここで、関数m1 とm2 は、遅角量θL
スケーリング関数f2 によるiq電流指令(=f
2 (α))とに応じて、遅角処理の前後で電機子電流指
令の振幅が変化しないように、id電流指令とiq電流
指令を変更する(id電流指令=m 1 (f2 (α),θ
L )、iq電流指令=m2 (f2 (α),θL ))。こ
のように、id電流指令とiq電流指令とを変更して回
生ドライバー4に指示することで、前記第1の実施の形
態と同様、電機子電流指令算出手段13により遅角電流
指令が算出される。
【0072】このように、モータ1の回転数と電源2の
電圧に応じて電機子電流指令の遅角量を決定すること
で、モータ1の回転数や電源2の電圧の変化に依存する
モータ1の効率の変化により、実際にモータ1に生じる
回生トルクが変動することを抑制して、精度良く回生ト
ルクの制御を行うことができる。
【0073】尚、前記第1,第2の実施の形態において
は、iq電流指令にid電流指令を加えることで、電機
子電流指令を遅角させた遅角電流指令を生成したが、他
の方法、例えば遅延回路を設け、電機子電流算出手段1
3により算出される電機子電流指令を該遅延回路を通し
て出力することで、遅角電流指令を生成するようにして
もよい。
【0074】また、モータ1の銅損がさほど問題となら
ないときには、前記第2回生制御における電機子電流指
令の位相を遅角させる処理を行わず、dq電流指令決定
手段により、id電流指令を0に決定し、iq電流指令
をスケーリング関数f2 (α)により決定して、そのま
ま回生ドライバー4に指示するようにしても良い。
【0075】また、前記第1,第2の実施の形態では、
モータ1を図2に示したdq座標系に変換した等価回路
を介してモータ1を制御したが、モータ1の電機子3に
流れる3相の交流電流を直接制御してもよく、或いは3
相交流を2相交流に変換した2相交流座標系での等価回
路を介して制御してもよい。
【0076】また、前記第1固定値と前記第2固定値を
共に0としたが、これらは厳密なものではなく、0付近
の固定値に設定すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】回生制動装置の全体構成図。
【図2】dq座標の説明図。
【図3】図1に示した回生コントローラの制御ブロック
図。
【図4】図2に示したdq電流指令決定手段の作動説明
図。
【図5】電機子電流指令の遅角処理の説明図。
【図6】図1に示した回生コントローラの制御ブロック
図。
【図7】図6に示したdq電流指令決定手段の作動説明
図。
【符号の説明】
1…DCブラシレスモータ、2…電源、3…電機子、4
…回生ドライバー、5…回生コントローラ、6…ロー
タ、7…目標発電電力算出手段、8,9…電流検出手
段、10…電圧検出手段、11…実発電電力算出手段、
12…操作量算出手段、13…電機子電流指令算出手
段、14…電機子電流制御手段、20…界磁、30…d
q電流指令決定手段、31…idマップ、60…回生コ
ントローラ、61…遅角量マップ、62…dq電流指令
決定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H530 AA05 AA07 BB18 CD20 CD24 CD32 CD34 CE16 CF06 CF15 DD03 EE05 EF01 5H560 AA08 AA10 BB04 BB07 BB12 DB07 DC12 DC13 EB01 GG04 HB02 SS02 XA02 XA03 XA04 XA12 XA13 5H576 AA01 BB02 DD02 EE01 EE09 EE11 EE19 FF04 GG02 GG04 HB01 JJ03 JJ17 KK06 LL07 LL14 LL22 LL38

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】DCブラシレスモータの回生動作によって
    生じる発電エネルギーを該モータの電源に回収すること
    で、所定のトルク指令に応じた回生トルクを該モータに
    発生させる回生制動を行う回生制動装置において、 前記モータの電機子に流れる電流である電機子電流を検
    出する電流検出手段と、前記モータの電源電圧を検出す
    る電圧検出手段と、前記モータの回転数を検出する回転
    数検出手段と、 前記電圧検出手段により検出された前記モータの電源電
    圧と前記回転数検出手段により検出された前記モータの
    回転数と前記トルク指令とから、前記トルク指令に応じ
    た回生トルクを前記モータに生じさせるために、前記モ
    ータの電機子から該モータの電源に出力させる必要があ
    る目標発電電力を算出する目標発電電力算出手段と、 前記電流検出手段により検出された前記モータの電機子
    電流と前記電圧検出手段により検出された前記モータの
    電源電圧とから、前記モータの電機子から実際に出力さ
    れる電力である実発電電力を算出する実発電電力算出手
    段と、 前記目標発電電力と前記実発電電力との偏差を解消する
    ための操作量を、該偏差から算出する操作量算出手段
    と、前記回生制動の実行時に、前記操作量に応じて前記
    モータの電機子電流を制御する回生制御手段とを備えた
    ことを特徴とする回生制動装置。
  2. 【請求項2】前記回生制御手段は、前記モータを、該モ
    ータの界磁の磁束方向であるq軸上にある第1電機子
    と、q軸と直交するd軸上にある第2電機子とを有する
    等価回路に変換して扱い、該第1電機子に流れるiq電
    流と該第2電機子に流れるid電流とを制御すること
    で、前記モータの電機子電流を制御し、 前記操作量算出手段により算出された前記操作量を所定
    の基準操作量と比較し、比較結果に応じて、id電流を
    制御して前記モータに生じる回生トルクを増加させる第
    1回生制御と、iq電流を制御して前記モータに生じる
    回生トルクを減少させる第2回生制御とを選択的に実行
    することを特徴とする請求項1記載の回生制動装置。
  3. 【請求項3】前記回生制御手段は、前記第1回生制御に
    おいては、iq電流指令を第1固定値に決定すると共
    に、id電流指令を前記操作量に応じて決定し、また、
    前記第2回生制御においては、id電流の制御目標であ
    るid電流指令を第2固定値に決定すると共に、iq電
    流の制御目標であるiq電流指令を前記操作量に応じて
    決定するdq電流指令決定手段と、 該dq電流決定手段により決定されたid電流指令とi
    q電流指令とから、前記モータの電機子電流の制御目標
    である電機子電流指令を算出する電機子電流指令算出手
    段と、 該電機子電流算出手段により算出された電機子電流指令
    と、前記電流検出手段により検出された前記モータの電
    機子電流とが一致するように、前記モータの電機子電流
    を制御する電機子電流制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項2記載の回生制動装置。
  4. 【請求項4】前記回生制御手段は、前記電機子電流指令
    算出手段により算出された電機子電流指令の位相を遅ら
    せた遅角電流指令を生成する遅角電流指令生成手段を備
    え、 前記電機子電流制御手段は、前記第2回生制御において
    は、前記遅角電流指令生成手段により生成された遅角電
    流指令と、前記電流検出手段により検出された前記モー
    タの電機子電流とが一致するように、前記モータの電機
    子電流を制御することを特徴とする請求項3記載の回生
    制動装置。
  5. 【請求項5】前記遅角電流指令生成手段は、前記トルク
    指令と前記回転数検出手段により検出された前記モータ
    の回転数とに応じて、前記dq電流指令決定手段により
    決定されたid電流指令を変更し、 変更した該id電流指令と前記dq電流指令決定手段に
    より決定されたiq電流指令とに応じて該iq電流指令
    を変更し、変更したid電流指令とiq電流指定とを前
    記電機子電流指令算出手段に与えることで、前記電機子
    電流指令算出手段で算出される電機子電流指令の位相を
    遅らせて、遅角電流指令を生成することを特徴とする請
    求項4記載の回生制動装置。
  6. 【請求項6】前記遅角電流指令生成手段は、電機子電流
    指令の位相を遅らせる角度である遅角量を、前記電圧検
    出手段により検出される前記モータの電源電圧と前記回
    転数検出手段により検出された前記モータの回転数とに
    応じて決定し、 前記遅角量と、前記dq電流指令決定手段により決定さ
    れたiq電流指令とに応じて、前記dq電流指令決定手
    段により決定されたid電流指令とiq電流指令とを変
    更し、変更したid電流指令とIq電流指令とを前記電
    機子電流指令算出手段に与えることで、前記電機子電流
    算出手段で算出される電機子電流指令の位相を遅らせ
    て、遅角電流指令を生成することを特徴とする請求項4
    記載の回生制動装置。
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