JP3542198B2 - 電動車両の制御装置 - Google Patents
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- B60L3/0023—Detecting, eliminating, remedying or compensating for drive train abnormalities, e.g. failures within the drive train
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、バッテリ及びモータ間に設けたインバータを介してモータの駆動/回生制御を行う電動車両の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にエンジンを駆動源とする車両では、エンジンの出力制御や自動変速機の変速制御を司る電子制御ユニットは互いに独立した2系統の電源回路を備えており、第1の電源回路は電子制御ユニットの作動用とされ、第2の電源回路は各種情報の記憶保持用とされている。第1の電源回路はイグニッションスイッチの操作によりON/OFFされ、また第2の電源回路は記憶保持のために常時ONしている。
【0003】
また、一般にモータを駆動源とする電動車両においては、モータ回転数が高い領域において弱め界磁制御を行うことにより、モータが発生する逆起電力を低下させてモータの回転可能領域をより高回転側に拡大している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のものは、第1の電源回路及び第2の電源回路が独立していて相互に補完し合う構造になっていないため、何れか一方の電源回路が故障すると電子制御ユニット自体の機能や記憶された情報が失われてしまうことになる。
【0005】
また、モータを駆動源とする電動車両において、モータを高速回転させての走行中に例えばメインスイッチが開成すると、前記第1の電源回路から電源が供給されなくなってモータを制御する電子制御ユニットが機能を停止するため、弱め界磁制御によってモータの逆起電力を低下させることができなくなり、その逆起電力によってインバータに悪影響が及ぶ可能性がある。
【0006】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、電動車両においてモータ制御手段の電源回路のバックアップを確実に行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載に記載された電動車両の制御装置は、バッテリ及びモータ間に配置され、モータの駆動時にバッテリの直流電力を交流電力に変換して該モータに供給するとともに、モータの回生時に該モータが発電した交流電力を直流電力に変換してバッテリに供給するインバータと、インバータを介してモータを駆動/回生制御するモータ制御手段と、運転者により操作される電源スイッチの閉成によりモータ制御手段に電力を供給する第1の電源回路と、モータ回転数を検出するモータ回転数センサと、モータ回転数センサで検出したモータ回転数が所定値以上のときにモータ制御手段に電力を供給する第2の電源回路とを備え、前記電源スイッチが開成状態にあるとき、モータ制御手段はモータの駆動トルクをゼロにすることを特徴とする。
【0008】
また請求項2に記載された電動車両の制御装置は、バッテリ及びモータ間に配置され、モータの駆動時にバッテリの直流電力を交流電力に変換して該モータに供給するとともに、モータの回生時に該モータが発電した交流電力を直流電力に変換してバッテリに供給するインバータと、インバータを介してモータを駆動/回生制御するモータ制御手段と、モータ制御手段に電力を供給すべく運転者により操作される電源スイッチと、モータ回転数を検出するモータ回転数センサと、電源スイッチが閉成状態にあるとき、或いはモータ回転数センサで検出したモータ回転数が所定値以上のときにモータ制御手段に電力を供給する電源回路とを備え、前記電源スイッチが開成状態にあるとき、モータ制御手段はモータの駆動トルクをゼロにすることを特徴とする。
【0009】
【作用】
請求項1の構成によれば、電源スイッチを閉成すると第1の電源回路を介してモータ制御手段に電力が供給される。電源スイッチが開成して第1の電源回路から電力が供給されなくなっても、モータ回転数が所定値以上であれば第2の電源回路を介してモータ制御手段に電力が供給され、モータ回転数が所定値を下回るまでモータの制御が継続される。そして電源スイッチが開成するとモータの駆動トルクがゼロになり、モータの逆起電力によるインバータの損傷を防止する。
【0010】
請求項2の構成によれば、電源スイッチが閉成しているかモータ回転数が所定値以上であれば電源回路を介してモータ制御手段に電力が供給されるので、モータ回転数が所定値以上の状態で電源スイッチが開成してもモータの制御が継続される。そして電源スイッチが開成するとモータの駆動トルクがゼロになり、モータの逆起電力によるインバータの損傷を防止する。
【0011】
【実施例】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
【0012】
図1〜図6は本発明の第1実施例を示すもので、図1は電動車両の全体構成を示す図、図2は制御系のブロック図、図3は電子制御ユニットの回路構成を示すブロック図、図4は電源回路を示す図、図5は作用を説明するフローチャート、図6は作用を説明するタイムチャートである。
【0013】
図1及び図2に示すように、四輪の電動車両Vは、三相交流モータ1のトルクがトランスミッション2を介して伝達される駆動輪としての左右一対の前輪Wf,Wfと、従動輪としての左右一対の後輪Wr,Wrとを有する。電動車両Vの後部に搭載された例えば228ボルトのメインバッテリ3は、コンタクタ4,ジョイントボックス5,コンタクタ4及びパワードライブユニットを構成するインバータ6を介してモータ1に接続される。例えば12ボルトのサブバッテリ7にメインスイッチ8及びヒューズ9を介して接続された電子制御ユニット10は、モータ1の駆動トルク及び回生トルクを制御すべくインバータ6に接続される。サブバッテリ7をメインバッテリ3の電力で充電すべく、バッテリチャージャ11及びDC/DCコンバータ12が設けられる。
【0014】
メインバッテリ3とインバータ6とを接続する高圧回路、即ちインバータ6の直流部には、その電流IPDU を検出する電流センサS1 と、電圧VPDU を検出する電圧センサS2 とが設けられており、電流センサS1 で検出したインバータ6の直流部の電流IPDU 及び電圧センサS2 で検出したインバータ6の直流部の電圧VPDU は電子制御ユニット10に入力される。また、モータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmと、アクセル開度センサS4 で検出したアクセル開度θAPと、シフトポジションセンサS5 で検出したシフトポジションPとが電子制御ユニット10に入力される。
【0015】
インバータ6は複数のスイッチング素子を備えおり、電子制御ユニット10から各スイッチィング素子にスイッチング信号を入力することにより、モータ1の駆動時にはメインバッテリ3の直流電力を三相交流電力に変換して該モータ1に供給し、モータ1の被駆動時(回生時)には該モータ1が発電した三相交流電力を直流電力に変換してメインバッテリ3に供給する。
【0016】
電子制御ユニット10からインバータ6のスイッチング素子に入力されるスイッチング信号は、PWM(パルス幅変調)により制御される。また、モータ1の高回転領域でPWM制御のデューティ率が100%に達した後に、弱め界磁制御が行われる。弱め界磁制御とは、モータ1の永久磁石が発生している界磁と逆方向の界磁が発生するように、モータ1に供給する一次電流に界磁電流成分を持たせるもので、全体の界磁を弱めてモータ1の回転数を高回転数側に延ばすものである。
【0017】
次に、図3に基づいて電子制御ユニット10の回路構成及び作用を説明する。
【0018】
電子制御ユニット10は、トルク指令値算出手段21、目標電力算出手段22、実電力算出手段23、比較手段24及びトルク制御手段25を備えており、比較手段24及びトルク制御手段25はフィードバック制御手段27を構成する。
【0019】
トルク指令値算出手段21は、モータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmと、アクセル開度センサS4 で検出したアクセル開度θAPと、シフトポジションセンサS5 で検出したシフトポジションPとに基づいて、ドライバーがモータ1に発生させようとしているトルク指令値を、例えばマップ検索によって算出する。また、目標電力算出手段22は、トルク指令値算出手段21で算出したトルク指令値とモータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmとを乗算し、これを変換効率で除算することにより、モータ1に供給すべき、或いは回生によりモータ1から取り出すべき目標電力を算出する。目標電力は正値の場合と負値の場合とがあり、正の目標電力はモータ1が駆動トルクを発生する場合に対応し、負の目標電力はモータ1が回生トルクを発生する場合に対応する。
【0020】
一方、実電力算出手段23は、電流センサS1 で検出したインバータ6の直流部の電流IPDU と、電圧センサS2 で検出したインバータ6の直流部の電圧VPDU とを乗算することにより、インバータ6に入力される実電力を算出する。目標電力と同様に、実電力にも正値の場合と負値の場合とがあり、正の実電力はモータ1が駆動トルクを発生する場合に対応し、負の実電力はモータ1が回生トルクを発生する場合に対応する。
【0021】
目標電力算出手段22で算出した目標電力と実電力算出手段23で算出した実電力とはフィードバック制御手段27の比較手段24に入力され、そこで算出された目標電力と実電力との偏差に基づいてトルク制御手段25がインバータ6に入力するスイッチング信号のパルス幅を制御する。その結果、実電力を目標電力に一致させるべくモータ1の運転状態がフィードバック制御される。
【0022】
図4に示すように、電子制御ユニット10のモータ制御手段30は、中央処理装置31、モータ制御プログラム等が記憶されているリードオンリーメモリ32、制御用データを一時的に記憶させるランダムアクセスメモリ33及びメインスイッチ8を開成した後にも制御用データの学習値や故障診断結果を記憶させるバックアップランダムアクセスメモリ33′からなる。
【0023】
サブバッテリ7は、メインスイッチ8、ヒューズ9、第1ダイオード34及び第1レギュレータ35を介してモータ制御手段30の電源端子VCCに接続され、中央処理装置31、リードオンリーメモリ32及びランダムアクセスメモリ33に給電する。従って、メインスイッチ8を閉成することによりモータ制御手段30を機能させることができる。
【0024】
また、サブバッテリ7は、第2ダイオード36及び第2レギュレータ37を介してモータ制御手段30のバックアップ電源端子VBUに接続され、バックアップランダムアクセスメモリ33′に常時給電する。従って、メインスイッチ8を開成してモータ制御手段30の機能を停止させた後も、バックアップランダムアクセスメモリ33′の前記データは保持される。
【0025】
また、バックアップ電源端子VBUは第3ダイオード39を介して第1レギュレータ35に接続される。従って、第2レギュレータ37が故障した場合でも、メインスイッチ8が閉成中であればバックアップランダムアクセスメモリ33′に給電することができる。
【0026】
トランジスタ38のエミッタは第2ダイオード36と第2レギュレータ37間のa点に接続され、コレクタは第1ダイオード34と第1レギュレータ35間のb点に接続され、ベースはモータ制御手段30の制御出力端子CONに接続される。
【0027】
モータ回転数センサS3 からモータ制御手段30に入力されるモータ回転数Nmが所定値NmREF 以上になると、制御出力端子CONからトランジスタ38のベースに制御信号が出力され、トランジスタ38がONする。
【0028】
サブバッテリ7からメインスイッチ8、ヒューズ9、第1ダイオード34及び第1レギュレータ35介してモータ制御手段30に至る回路は第1の電源回路40を構成し、サブバッテリ7から第2ダイオード36、トランジスタ38及び第1レギュレータ35を介してモータ制御手段30に至る回路は第2の電源回路41を構成する。
【0029】
ヒューズ9と第1ダイオード34間の接続点は、モータ制御手段30の電源監視端子IGに接続され、メインスイッチ8が閉成されて第1の電源回路40からモータ制御手段30に電力が供給されているか否かが監視される。
【0030】
次に、図5及び図6を参照しながら第1実施例の作用を説明する。
【0031】
メインスイッチ8を閉成すると、第1の電源回路40を介してサブバッテリ7からモータ制御手段30の電源端子VCCに給電され、図5のフローチャートに示す制御プログラムが実行される。
【0032】
先ず、ステップS1において、モータ回転数Nmが所定値NmREF 以上か否かが判断される。前記所定値NmREF は、弱め界磁制御を実行しない場合において、モータ1が発生する逆起電力がメインバッテリ3の電圧と等しくなる回転数よりも若干低めに設定される。
【0033】
ステップS1でモータ回転数Nmが所定値NmREF 以上であれば、ステップS2でモータ1の高回転状態における第1の電源回路40からの給電停止に備え、制御端子CONを制御してトランジスタ38をONする。これにより、第1の電源回路40からの給電が停止したときでも、モータ制御手段30は第2の電源回路41からの給電によって作動を継続することができる。
【0034】
次に、ステップS3において、電源監視端子IGの信号を確認することにより、メインスイッチ8が閉成中であってモータ制御手段30が第1の電源回路40によって作動中であるか否かが判断される。モータ制御手段30が第1の電源回路40によって作動中であれば、ステップS4でアクセル開度等により決定される目標電力になるように、前述したモータ1のフィードバック制御が実行され、PWM制御及び高回転領域における弱め界磁制御が行われる。
【0035】
一方、ステップS3でモータ制御手段30が第2の電源回路41によって作動中であれば、メインスイッチ8の開成やヒューズ9の溶断が発生したと判断し、ステップS5で目標電力を0にしてモータ1をフィードバック制御する。これにより、モータ1が発生する駆動トルクはアクセル開度等に関わらず0になる。このとき、モータ1の逆起電力がメインバッテリ3の電圧を越えるようであれば、ステップS4における通常のフィードバック制御と同様に、弱め界磁制御が行われてモータ1の逆起電力が抑制される。
【0036】
その結果、走行中に運転者によってメインスイッチ8が開成された場合やヒューズ9が溶断した場合であっても、インバータ6の損傷を防止するとともに車両を安全に停止させることができる。
【0037】
前記ステップS1でモータ回転数Nmが所定値NmREF 未満であれば、ステップS6で制御端子CONを制御してトランジスタ38をOFFし、第2の電源回路41からのモータ制御手段30への給電を停止する。これは、モータ回転数Nmが小さく逆起電力が充分に低下しているため、仮に第1の電源回路40からの給電が途絶えてもインバータ6が損傷する虞がないからである。しかも、モータ回転数Nmが低いときに第2の電源回路41が開放するために、暗電流の増加を最小限に抑えることができる。
【0038】
ステップS7が実行されるのは、モータ制御手段30が第1の電源回路40で作動中のときであり、ステップS4と同様に前述した通常のモータ1のフィードバック制御が行われる。
【0039】
次に、図7に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
【0040】
第2実施例はサブバッテリ7から電子制御ユニット10に給電する電源回路42がリレー回路43を備えている。リレー回路43には、モータ回転数センサS3 で検出したモータ回転数Nmと、メインスイッチ8の開閉信号とが入力される。またメインスイッチ8の開閉信号は電子制御ユニット10にも入力される。
【0041】
而して、メインスイッチ8が閉成しているか、或いはモータ回転数Nmが所定値NmREF 以上であれば、リレー回路43が閉成してサブバッテリ7から電子制御ユニット10に給電され、モータ1の通常のフィードバック制御が行われる。モータ回転数Nmが所定値NmREF 以上であれば、何らかの理由でメインスイッチ8が開成しても電子制御ユニット10への給電は継続されるため、電子制御ユニット10は通常のフィードバック制御を停止してモータ1の出力トルクがゼロになるように制御を行い、これによりモータ1の逆起電力によるインバータの損傷を防止する。
【0042】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載された発明によれば、電源スイッチが開成して第1の電源回路からモータ制御手段に電力が供給されなくなっても、モータ回転数が所定値以上であれば第2の電源回路を介してモータ制御手段に電力が供給されるので、モータ回転数が所定値を下回って逆起電力が充分に減少するまでモータの制御を継続してインバータの損傷を回避することができる。しかも電源スイッチが開成するとモータの駆動トルクがゼロになるため、モータの逆起電力を減少させてインバータの損傷を確実に防止することができる。
【0044】
また請求項2に記載された発明によれば、電源スイッチが閉成しているかモータ回転数が所定値以上であれば電源回路を介してモータ制御手段に電力が供給されるので、モータ回転数が所定値以上の状態で電源スイッチが開成しても、モータ回転数が所定値を下回って逆起電力が充分に減少するまでモータの制御を継続してインバータの損傷を回避することができる。しかも電源スイッチが開成するとモータの駆動トルクがゼロになるため、モータの逆起電力を減少させてインバータの損傷を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動車両の全体構成を示す図
【図2】制御系のブロック図
【図3】電子制御ユニットの回路構成を示すブロック図
【図4】電源回路を示す図
【図5】作用を説明するフローチャート
【図6】作用を説明するタイムチャート
【図7】第2実施例に係る制御系のブロック図
【符号の説明】
1 モータ
3 メインバッテリ(バッテリ)
6 インバータ
8 メインスイッチ(電源スイッチ)
30 モータ制御手段
40 第1の電源回路
41 第2の電源回路
42 電源回路
S3 モータ回転数センサ
Nm モータ回転数
NmREF 所定値
Claims (2)
- バッテリ(3)及びモータ(1)間に配置され、モータ(1)の駆動時にバッテリ(3)の直流電力を交流電力に変換して該モータ(1)に供給するとともに、モータ(1)の回生時に該モータ(1)が発電した交流電力を直流電力に変換してバッテリ(3)に供給するインバータ(6)と、
インバータ(6)を介してモータ(1)を駆動/回生制御するモータ制御手段(30)と、
運転者により操作される電源スイッチ(8)の閉成によりモータ制御手段(30)に電力を供給する第1の電源回路(40)と、
モータ回転数(Nm)を検出するモータ回転数センサ(S3 )と、
モータ回転数センサ(S3 )で検出したモータ回転数(Nm)が所定値(NmREF )以上のときにモータ制御手段(30)に電力を供給する第2の電源回路(41)と、
を備え、前記電源スイッチ(8)が開成状態にあるとき、モータ制御手段(30)はモータ(1)の駆動トルクをゼロにすることを特徴とする電動車両の制御装置。 - バッテリ(3)及びモータ(1)間に配置され、モータ(1)の駆動時にバッテリ(3)の直流電力を交流電力に変換して該モータ(1)に供給するとともに、モータ(1)の回生時に該モータ(1)が発電した交流電力を直流電力に変換してバッテリ(3)に供給するインバータ(6)と、
インバータ(6)を介してモータ(1)を駆動/回生制御するモータ制御手段(30)と、
モータ制御手段(30)に電力を供給すべく運転者により操作される電源スイッチ(8)と、
モータ回転数(Nm)を検出するモータ回転数センサ(S3 )と、
電源スイッチ(8)が閉成状態にあるとき、或いはモータ回転数センサ(S3 )で検出したモータ回転数(Nm)が所定値以上のときにモータ制御手段(30)に電力を供給する電源回路(42)と、
を備え、前記電源スイッチ(8)が開成状態にあるとき、モータ制御手段(30)はモータ(1)の駆動トルクをゼロにすることを特徴とする電動車両の制御装置。
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