JP2000085583A - 歩行補助車などの手押し車 - Google Patents

歩行補助車などの手押し車

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JP2000085583A
JP2000085583A JP10297530A JP29753098A JP2000085583A JP 2000085583 A JP2000085583 A JP 2000085583A JP 10297530 A JP10297530 A JP 10297530A JP 29753098 A JP29753098 A JP 29753098A JP 2000085583 A JP2000085583 A JP 2000085583A
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JP
Japan
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axle
vehicle
vehicle body
rear wheel
wheelbarrow
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Pending
Application number
JP10297530A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamaoka
広 山岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaoka Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yamaoka Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 段差などへの乗り上げや、方向転換が容易に
行なえる手押し車を得るにある。 【構成】 押し手6を備えた四輪以上の車輪を有する歩
行補助車などの手押し車であって、車体、ないしは車体
フレーム1を後車輪5の車軸Aより後方に延長し、該延
長部8の、車軸Aと地面Bとの間の高さ位置に、後車輪
5の車軸Aを軸として車体前方を持ち上げるステップ7
を設けたのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、高齢者の外
出時などに杖代わりとして使用される歩行補助車や、荷
物を運搬する際に用いられる運搬車などの四輪、ないし
は四輪以上の車輪を備えた手押し車に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高齢者の外出時などに杖代わり
として使用される歩行補助車は、押し手、ストッパーを
有し、休憩時に座ることのできる座面を備えたバッグを
設けているのが通常であるが、路面に段差などがある場
合には前進歩行が不可能となる場合があり、特に高齢者
が押す歩行補助車においては、車輪が円滑に乗り越えら
れる段差などは約10ミリ程度であるといえる。
【0003】従って、従来の高齢者が使用する歩行補助
車では、歩道などの段差がある場合には車体の前部を直
接持ち上げるか、或いは杖代わりとしている押し手を後
方に押し倒して前輪部を持ち上げることによって段差を
乗り越えなければならないのであり、高齢者にとっては
その都度の作業が面倒で、且つ、危険でもあった。
【0004】また、荷物を運搬する際に用いられる運搬
車においても、重量が大なる場合にはわずかな段差でも
乗り越えることができないものであって、車体の前部を
持ち上げるか、押し手を後方に押し倒して前輪部を持ち
上げるなどの処置によらない限り段差を乗り越えことが
できないのであり、積載重量が大なる場合は不安定で危
険な作業とならざるを得ないのである。
【0005】更に、前車輪にキャスターを用いていない
手押し車においては、押し手を持ち上げて徐々に車体を
目的方向へずらしたり、或いは押し手を後方に押し倒し
て前輪部を持ち上げることで方向転換しなければならな
いのであって、方向転換に極めて手数を要するばかりで
なく、方向転換作業自体が危険なものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の歩行補助車などの手押し車においては、段
差を乗り越えたり、方向転換することに手数を要し、且
つ、危険性を有することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】押し手を備えた四輪以上
の車輪を有する歩行補助車などの手押し車において、車
体、ないしは車体フレームを後車輪の車軸より後方に延
長し、該延長部の、車軸と地面との間の高さ位置に、後
車輪の車軸を軸として車体前方を持ち上げるステップを
設けたのであり、ステップの下方にはローラーを取り付
けたのである。
【0008】また、ステップは、ステップを踏み付け車
体前方が持ち上がり、押し手が後方に移動した際におけ
る押し手の位置より後方に設けられていることが好まし
い。
【0009】車体フレームが折畳み自在であり、後車輪
を取り付ける後輪用車体フレームを後方に延長し、該延
長部にステップを設けることが好ましい。
【0010】ステップが、左右の後車輪の後方に配置さ
れていることが安全上有益である。
【0011】
【作用】而して、進行方向に段差が存在する場合には、
後車輪の車軸より後方に突設されたステップを足で踏み
付け、後車輪の車軸を軸として車体前方を持ち上げるの
である(図2の状態)。
【0012】この際、ステップの下方にローラーを取り
付けることにより、ステップを足で踏み付け、車体前方
を持ち上げた状態のまま車体を前進、或いは回転などの
動作ができ、前車輪を段差に乗せることや方向転換が容
易に行なえるのである。
【0013】また、ステップを足で踏み付けて車体前方
が持ち上がり、押し手が後車輪の車軸を軸として後方に
移動した際における押し手の位置より後方にステップが
設けられている場合(図2の状態)には、踏み付けられ
て接地したステップ、もしくはステップの下方のローラ
ーが障害となり、押し手の後方下方への押し下げ、即
ち、車体の後方への過度の傾斜が防止されるのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】押し手を備えた四輪以上
の車輪を有する歩行補助車などの手押し車において、車
体、ないしは車体フレームを後車輪の車軸より後方に延
長し、該延長部の、車軸と地面との間の高さ位置に、後
車輪の車軸を軸として車体前方を持ち上げるステップを
設けたのであり、ステップの下方にはローラーを取り付
けたのである。
【0008】また、ステップは、ステップを踏み付け車
体前方が持ち上がり、押し手が後方に移動した際におけ
る押し手の位置より後方に設けられていることが好まし
い。
【0009】車体フレームが折畳み自在であり、後車輪
を取り付ける後輪用車体フレームを後方に延長し、該延
長部にステップを設けることが好ましい。
【0010】ステップが、左右の後車輪の後方に配置さ
れていることが安全上有益である。
【0011】
【作用】而して、進行方向に段差が存在する場合には、
後車輪の車軸より後方に突設されたステップを足で踏み
付け、後車輪の車軸を軸として車体前方を持ち上げるの
である(図2の状態)。
【0012】この際、ステップの下方にローラーを取り
付けることにより、ステップを足で踏み付け、車体前方
を持ち上げた状態のまま車体を前進、或いは回転などの
動作ができ、前車輪を段差に乗せることや方向転換が容
易に行なえるのである。
【0013】また、ステップを足で踏み付けて車体前方
が持ち上がり、押し手が後車輪の車軸を軸として後方に
移動した際における押し手の位置より後方にステップが
設けられている場合(図2の状態)には、踏み付けられ
て接地したステップ、もしくはステップの下方のローラ
ーが障害となり、押し手の後方下方への押し下げ、即
ち、車体の後方への過度の傾斜が防止されるのである。
で車体を前進させて段差などを乗り越えることができる
のである。
【0020】また、ステップの下方にローラーを取り付
けることにより、ステップを踏み付けた状態での車体の
前進が簡単に行なえるばかりでなく、車体の方向転換も
容易である。
【0021】更に、ステップが、車体前方が持ち上が
り、押し手が後方に移動した際における押し手の位置よ
りも後方に設けられている場合には、押し手を後方下方
へ押し下げても、踏み付けられて接地したステップ、も
しくはステップの下方のローラーが障害となり、車体の
後方への過度の傾斜が防止され、安全性が確保されるの
である。
【0022】押し手、並びに車体フレームが折畳み自在
であり、左右の後車輪を取り付ける後輪用車体フレーム
を車軸より後方に延長し、該左右の延長部のそれぞれに
ステップを取り付けた場合には、車体を押す高齢者など
の歩行者の障害となるものが車体後方の中央部にはな
く、歩行を円滑に行なわしめるばかりでなく、左右いず
れのステップを使用することができ、また、車体の後方
への不則な傾斜が生じた場合にも左右いずれかのステッ
プが接地して車体の転倒を防止できるのであり、手押し
車を使用する高齢者などの歩行者の安全性を確保できる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】車体の側面図。
【図2】概略説明図。
【図3】要部の側面図。
【図4】要部の平面図。
【符号の説明】
1 車体フレーム 2 前輪フレーム 3 前車輪 4 後車輪フレーム 5 後車輪 6 押し手 7 ステップ 8 延長部 9 ローラー 10 バッグ A 後車輪の車軸 B 地面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押し手(6)を備えた四輪以上の車輪を
    有する歩行補助車などの手押し車において、車体、ない
    しは車体フレーム(1)を後車輪(5)の車軸Aより後
    方に延長し、該延長部(8)の、車軸Aと地面Bとの間
    の高さ位置に、後車輪(5)の車軸Aを軸として車体前
    方を持ち上げるステップ(7)を設けた歩行補助車など
    の手押し車。
  2. 【請求項2】 押し手(6)を備えた四輪以上の車輪を
    有する歩行補助車などの手押し車において、車体、ない
    しは車体フレーム(1)を後車輪(5)の車軸Aより後
    方に延長し、該延長部(8)の、車軸Aと地面Bとの間
    の高さ位置に、下方にローラー(9)を取り付け、後車
    輪(5)の車軸Aを軸として車体前方を持ち上げるステ
    ップ(7)を設けた歩行補助車などの手押し車。
  3. 【請求項3】 押し手(6)を備えた四輪以上の車輪を
    有する歩行補助車などの手押し車において、押し手
    (6)、並びに車体フレーム(1)が折畳み自在に構成
    され、左右の後車輪(5)を取り付ける後車輪フレーム
    (4)を車軸Aより後方に延長し、該延長部(8)の、
    車軸Aと地面Bとの間の高さ位置に、下方にローラー
    (9)を取り付け、後車輪(5)の車軸Aを軸として車
    体前方を持ち上げるステップ(7)を設けた歩行補助車
    などの手押し車。
  4. 【請求項4】 ステップ(7)が、車体前方が車軸Aを
    軸として持ち上がり、押し手(6)が後方に移動した際
    における押し手(6)の位置より後方に設けられている
    請求項1、2または3記載の歩行補助車などの手押し
    車。
  5. 【請求項5】 ステップ(7)が、左右に配置されてい
    る請求項1、2、3または4記載の歩行補助車などの手
    押し車。
JP10297530A 1998-09-11 1998-09-11 歩行補助車などの手押し車 Pending JP2000085583A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015570A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 台車および自動販売機
JP2008080895A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Satsuki:Kk 手押し車
JP2015221183A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 株式会社石井鐵工所 シルバーカー
WO2016047402A1 (ja) * 2014-09-22 2016-03-31 コンビ株式会社 乳母車
JP2016101185A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 公立大学法人岡山県立大学 歩行補助器

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