JPH1024851A - 車 両 - Google Patents

車 両

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Publication number
JPH1024851A
JPH1024851A JP21491696A JP21491696A JPH1024851A JP H1024851 A JPH1024851 A JP H1024851A JP 21491696 A JP21491696 A JP 21491696A JP 21491696 A JP21491696 A JP 21491696A JP H1024851 A JPH1024851 A JP H1024851A
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JP
Japan
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vehicle
wheel
vehicle body
state
handle
Prior art date
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Application number
JP21491696A
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English (en)
Inventor
Hisatoho Oogawara
悠遠 大河原
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OGAWARA HISATOHO
Original Assignee
OGAWARA HISATOHO
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、平地走行は従来と同じでありなが
ら、重い荷物を積んだままで台車等車両の段差、階段の
一方若しくは双方の走行を、従来に比較して相当楽に行
うことができる車両にある。 【構成】 台板1を自在キャスタ2と固定キャスタ3で
走行可能に支持する台車29に対して、台車29の段差
走行時に台車29後部のハンドル18を手前に倒す操作
によって、台板1を平地走行時の後車輪位置より前方で
後車輪とは別の車輪11で支持し、この支持位置を支点
にして台板1前方を持ち上げ、この台板1前方持ち上げ
状態で走行可能な段差でのリフト装置を備えた車両。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人力駆動、動力駆動を
含む台車、車椅子、乳母車、任意形状の作業車等を含む
車両において、特に、1段の段差走行、複数段の段差走
行のうち少なくとも1段の段差走行を行うことができる
車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車体に車輪、例えば、3〜6個の
車輪を取り付け、車体をほぼ一定、例えば、ほぼ水平に
保持した状態で走行する車両の例えば、後部ハンドルを
押して走行する台車の場合、平地走行時と同様に、その
まま押しても段差を上ることはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、一般的に
は、台車後端を足で押さえた状態で、ハンドル上端を手
前に引いて、台車の前部を持ち上げながら押して前車輪
を段差上に載せた状態で台車を更に押した後、次は台車
後部を持ち上げながら押して後車輪を段差上に載せなけ
ればならず、特に、運搬する荷物が重たい場合には、ハ
ンドル上端を手前に引いても、台車の前部は持ち上がら
ず、仮に持ち上がっても、この前部持ち上げ状態で台車
を前進させようとすると、台車の前部が下がって水平姿
勢に戻ってしまうことから、これらの動作を全て台車後
部のハンドル位置で行うことはできず、結局、作業者が
台車の前に行ったり、後に戻ったりして台車を持ち上げ
て台車を段の上に載せなければならないと云う欠点があ
った。ましてや、通常の台車は、そのままで階段を上る
ことはできず、そのため台車が階段を上れるようにする
には、台車にキャタピラを取り付けるか、3本スポーク
の各先端に車輪を取り付けた3本スポークホイールを台
車の両側に取り付けるかしなければならず、その場合、
台車が重たくなるばかりか、形状的にも扱いにくい上、
手を離すと下まで落ちる危険性があり、しかも、階段を
上る間中、台車と荷物の重量が作業者の腕にかかってく
ることから、相当力の強い作業者でないと無理で、一般
的に普及するまでには至っていない。そこで本発明の目
的は、車両、例えば、台車そのものの構造が比較的簡単
であるにもかかわらず、従来に比較してずっと安全で、
作業性が良く、1段の段差走行、複数段の段差走行のう
ち少なくとも1段の段差走行を容易に行うことができる
車両を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、車体を
車輪で走行可能に支持する車両に対して、車両の段差走
行時に車体後部のハンドルを手前に倒す操作によって、
車体を平地走行時の後車輪位置より前方で後車輪とは別
の車輪で支持し、この支持位置を支点にして車体前方を
持ち上げ、この車体前方持ち上げ状態で走行可能な段差
での車体中間位置支持装置を備えた車両。又は、段差で
の車体中間位置支持装置による車体中間位置支持状態で
ハンドルを操作前の状態に戻すハンドル分離機構を備え
た車両。又は、車体を平地走行時の後車輪位置より前方
で支持する後車輪とは別の段差での車体中間位置支持装
置の車輪が前後方向に複数個配列されている車両。又
は、車体を平地走行時の後車輪位置より前方で支持する
後車輪とは別の段差での車体中間位置支持装置の車輪が
前後方向に複数個配列されている場合において、車体中
間位置支持装置の後車輪が車両の後車輪を兼ねている車
両。又は、車両の前車輪が車体前端より突出しているに
している車両。又は、車両の前車輪が車体前端より突出
した状態で、最大突出位置を弾発力による復帰位置とし
て前後動可能である車両。又は、車体の裏側前後方向中
間部に、接地面より若干浮かせた非接地状態で中間車輪
を取り付けた車両。又は、車体の裏側前後方向中間部
に、接地面より若干浮かせた非接地状態と接地可能な接
地状態との切り換え可能に中間車輪を取り付けた車両。
又は、車体の裏側前後方向中間部に、接地可能に自在形
式の中間車輪を取り付けた車両。
【0005】
【作用】このように構成された車両、例えば台車の場
合、従来の4輪台車の裏側前後方向中間部に、接地面よ
り若干浮かせた非接地状態で中間車輪を取り付け、か
つ、段差での車体中間位置支持装置として、車両の後部
に、車輪の付いた支持アームを平地走行時に支障のない
ように接地面より若干浮かせてある。そのため台車は、
支持アームに関係なく、従来の台車と何ら変わりのない
状態でハンドルを押して平地を走行することができる。
このハンドルを押しての平地走行状態で段差があると、
まず、台板の前端、又は、突出した前車輪が段差の壁に
当って台車は停止する。この状態でハンドルを手前に倒
して回転させると、台車の後部が支持アーム先端の車輪
を接地させた状態で、予め設定された高さ、例えば30
mm〜50mm程度持ち上げられた状態で支持される。
この場合において、支持アームの回転中心位置は後車輪
位置より台車前後方向の中央寄りに位置している。従っ
て、この状態で台車のハンドルを更に手前に引いて倒す
と、或るいは、車体中間位置支持装置による支持状態を
そのままにしてハンドルのみを一旦元に戻してロックさ
せた後、ハンドルを手前に引いて倒すと、台車は車体中
間位置支持装置の車輪位置が支点になって、その前部を
少なくとも段差の高さまで、仮に台車上の荷物が重くて
も比較的軽く持ち上げることができ、そのまま押すと、
前車輪が段差の壁に当っている場合は段差の形状に沿っ
て自然に段差上に載り、又、前車輪が前後動する場合
は、既に前車輪はスプリング復帰して段差上に載ってい
て、そのまま押して台車を更に前進させると、次に台車
の中間車輪がそのほぼ軸心位置、若しくは、それより低
い位置で段差に当たり、そのまま或るいはハンドルを更
に手前に引きながら台車を押すと、中間車輪も自然に段
差上に載って、台車は段差上の前車輪と中間車輪とで支
持することができ、この状態で台車の後部が極端に落ち
ることはない。その結果、そのまま押すと、支持アーム
は段差に当ってスプリング復帰するとともに、台車全体
が平地走行状態で段差上に移行する。次に階段のように
複数段の段差の場合、前記動作により台車の前部を階段
の1段目に載せた状態で、台車を更に前進させて台車前
部を階段2段目の壁に当てた状態でハンドルを更に手前
に倒すと、前車輪が階段2段目上でスプリング復帰する
とともに、この状態で、ハンドルを持ち上げながら台車
を押すと、台車の前車輪は階段の2段目に位置し、支持
アームの車輪は階段の1段目に位置する。この状態で、
更にハンドルを手前に引くと、台車は支持アームの車輪
で支持された状態で、前車輪が階段の3段目上に位置
し、従って、この状態でハンドルを持ち上げながら押し
た後、台車の後部を下げると、支持アームの車輪が階段
の下から2段目上に載るとともに、この状態で更にハン
ドルを手前に引くと、台車の前車輪は階段の4段目上に
位置するとともに前記動作を繰り返すことによって台
車は容易に階段を上ることができる。上りと逆の動作で
台車は階段を下りることができる他、台車が、車椅子、
乳母車、作業車両等の任意の車両であっても、前記同様
の作用・効果を得ることができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の第1実施例の構成を図1、図
2によって説明する。手動及び動力駆動を含む台車、作
業用車両、乳母車及び車椅子等車両、この場合、台板1
裏面前端部両側には自在キャスタ2が取り付けられ、台
板1裏面後端部両側には固定キャスタ3が取り付けら
れ、台板1裏面前端部中央位置には、図1に示す実線位
置から矢印A方向に図示省略スプリング付勢力に抗して
スイング可能に車輪4が軸5とスイングアーム6を介し
て取り付けられ、台板1裏面のほぼ中央位置には接地面
Bより若干浮かした状態で中間車輪7が中間ブラケット
8と軸9を介して回転可能に取り付けられている。一
方、台板1裏面後端部の両側には、先端に軸10を介し
て車輪11を回転可能に取り付けた前後2本の支持アー
ム12、13が、ブラケット14に軸15を介して回転
可能、かつ、連結リンク16を介して平行四辺形状態で
の揺動可能、かつ、トグルスプリング17とストッパと
により図1に示す実線位置と2点鎖線位置での停止可能
に取り付けられている。又、後部支持アーム13の軸1
5にはハンドル18を軸19を介して回転可能に取り付
けたハンドルアーム20が回転可能に取り付けられ、ハ
ンドル18の下端には後部支持アーム13の車輪11の
軸10と係合するための溝21が形成されている。又、
台板1後部両側にはハンドル18に取り付けられたロッ
ド22と係合するためのコの字状溝体23が取り付けら
れ、ロッド22が溝体23の溝24と係合した場合にお
いてハンドル18は、図1に示す垂直姿勢に保持され
る。又、台板1後部両側の溝体23に取り付けられたL
字状ブラケット25には軸26を介してL字状係止レバ
ー27が、図1に示す垂直姿勢状態のハンドル18の軸
19と図示省略スプリング付勢力(図1の矢印C方向)
によって係合してのハンドル18の下動阻止可能に取り
付けられ、かつ、L字状係止レバー27の上突出部28
をスプリング付勢力に抗して前方に押すことによるL字
状係止レバー27の回転によって、L字状係止レバー2
7とハンドル18の軸19との係合は解除される。
【0007】次に、本実施例の作用を図1〜図3によっ
て説明する。このように構成された台車29の場合、従
来の4輪台車の裏側前端と前後方向中間部に、接地面よ
り若干浮かせた非接地状態でスイングアーム6の車輪4
と中間車輪7を取り付け、かつ、台板1の後部に、ハン
ドル18操作の車輪11付平行四辺形リフト装置30の
車輪11位置を平地走行時に支障のないように接地面よ
り若干浮かせて取り付けてあるようなもので、そのため
台車29は、支持アーム12、13のリフト装置30に
関係なく、従来の台車と何ら変わりのない状態でハンド
ル18を押して平地を走行することができる。このハン
ドル18を押しての平地走行状態で段差31があると、
まず、突出した前の車輪4が段差31の壁32に当って
台車29は図3に右下実線で示すように停止する。この
停止状態で係止レバー27の上突出部28を前に押して
ハンドル18ロックを解除した状態でハンドル18を手
前に倒すと、図1に示す平地走行姿勢で後支持アーム1
3の車輪11の軸10とハンドル18の溝21とが係合
しているため、トグルスプリング17の付勢力に抗して
前後支持アーム12、13を同時に回転させることがで
き、この場合において、後支持アーム13を前支持アー
ム12より若干長くするか、後支持アーム13の車輪1
1の直径を前支持アーム12の車輪11の直径より若干
大きくすると一層顕著に、まず後支持アーム13のみが
作動して台車29の後部が、台車29上の荷物の重さに
対して比較的楽に持ち上げることができる。この状態で
ハンドル18を更に倒すと、台車29が前に傾斜してい
るため後支持アーム13の車輪11が接地面Bから離れ
て前支持アーム12の車輪11が接地するとともに、こ
の状態では前支持アーム12が台車29の重心に近い位
置に位置していることから、前支持アーム12には比較
的大きな力がかかるものの、この時点ではハンドル18
の回転角度に対するリフト量が小さいため、図3に2点
鎖線で示すように台車29の後部を段差31走行に対応
して予め設定された高さ、例えば30mm〜50mm程
度持ち上げることができる。このように台車29後部を
リフトした状態でハンドル18を図1、図3の反時計方
向に回転させると、リフト状態はそのままでハンドル1
8のみが、後支持アーム13の車輪11の軸10とハン
ドル18の溝21との係合を解除しなから元の垂直姿勢
に戻るとともに、ハンドル18のロッド22が溝体23
の溝24と係合する一方、ハンドル18の軸19がL字
状係止レバー27と係合する。従って、このハンドル1
8垂直姿勢の状態で図3の右下に1点鎖線で示すよう
に、ハンドル18を手前に引いて倒すと、台車29は比
較的力のかかる状態においては前支持アーム12の車輪
11位置が梃子の支点になって、まず水平姿勢になると
ともに、その後の比較的力のかからない状態において
は、台車29前部を大きくリフトさせることができる後
支持アーム13の車輪11が梃子の支点になって、その
前部を少なくとも段差31の高さまで、仮に台車29上
の荷物が重くても比較的軽く持ち上げることができる。
なお、荷物が比較的軽い場合には、最初から台車29を
水平姿勢のままリフトさせることができ、段差31が低
い場合には、そのまま台車29を前進させることがで
き、段差31が高い場合には、水平姿勢から台車29の
前をリフトさせることができる。次に、この前リフトの
最大リフト状態においては、この場合、台車29は後支
持アーム13の車輪11と台車29後部の固定キャスタ
3とによって安定支持され、容易に前進させることがで
きるとともに、台車29前部は段差31上に載り、更
に、そのまま押して前進させると、中間車輪7が段差3
1にその高さに対応して当るか、場合によっては当らな
いが、そのままハンドル18を上に持ち上げながら押す
と、中間車輪7も自然に段差31上に載って、積み荷を
含む台車29の相当重量は自在キャスタ2と中間車輪7
とで支持されるとともに、更に、そのまま押すと、前支
持アーム12が段差31に当たるとともに後支持アーム
13とともにスプリング復帰した後、固定キャスタ3の
軸心以下部分が段差31に当たるが、この状態では比較
的楽に、そのままハンドル18を上に持ち上げながら押
して、台車29全体を平地走行状態で段差31上に移行
させることができる。次に階段33の場合、前記動作に
より図3に上部実線で示すように台車29の前部を階段
33の2段目に載せた状態で、ハンドル18を上に持ち
上げながら(図3上部2点鎖線参照)台車29を更に前
進させた後、台車29の後部を階段1段目に着けた状態
で台車29の前部が階段33の3段目に載るとともに
(図3上部1点鎖線参照)、前記動作を繰り返すことに
よって、台車29を容易に階段33走行させることがで
きる。なお、階段33下りの場合は、ハンドル18の持
ち上げがいらないため、上りより更に楽に台車29を階
段33走行させることができ、又、前を固定で後を自在
キャスターにした引き台車の場合には、前の固定キャス
ターを前後にスイング可能にして台車29の車輪4の役
を持たせ、台車29の前部をすっきりさせることができ
る。ここで台車29が、車椅子、乳母車、作業車両等の
任意の車両であっても、前記同様の作用 効果を得るこ
とができる。なお、台車8に荷物が載っていないか、載
っていても軽い場合には、台車29の後端に足をかけて
ハンドル18を手前に倒す従来と同様の方法で台車29
を段差31走行させることもでき、又、図1に2点鎖線
で示す前後支持アーム12、13の停止状態は図示省略
任意の手元操作のロック・アンロック装置によってロッ
クし、これによって階段上り下り動作の安定性を向上さ
せることができる。次に、図4〜図6は本発明の第2実
施例であって、この場合は、第1実施例の前後支持アー
ム12、13を個々に独立させた前後支持アーム34、
35とし、それぞれを、ハンドルアーム20とともに連
結リンク36を介して揺動する平行四辺形リンク37の
軸38、39と係合させて揺動させて、階段33の上り
下り動作時に前支持アーム34が階段33の壁32と当
接して階段33上り下り動作をどんな場合も阻害しない
ように積極的に防止した他は、構成、作用、効果とも前
記第1実施例と同様である。次に、図7〜図9は本発明
の第3実施例であって、この場合は、第2実施例の中間
車輪7を中間アーム40と軸41を介して図7に実線で
示す接地状態から2点鎖線で示す図示省略スプリング付
勢力による非接地状態に揺動可能とし、かつ、中間車輪
7の車軸42に回転可能に取り付けられた間座アーム4
3を手元操作の操作アーム44とロッド45を介して左
右回転させることによって、中間車輪7を図7に実線で
示す接地状態にし、かつ、中間車輪7位置を第1実施例
の場合より更に後方に位置させて台車46の段差33走
行を一層楽にした他は、構成、作用、効果とも前記第1
実施例及び第2実施例と同様である。次に、図10は本
発明の第4実施例であって、この場合は、第1実施例に
おける後支持アーム13の車輪11を固定キャスタ3の
車輪47として、平地走行時に常時接地するようにした
他は、構成、作用、効果とも前記第1実施例と同様であ
る他、この第4実施例の構成を前記第2実施例及び第3
実施例に適用することもできる。次に、図11は本発明
の第5実施例であって、この場合は、第2実施例におい
て後支持アーム35を省いた他は、構成、作用、効果と
も前記第1実施例及び第2実施とほぼ同様である。な
お、各実施例のハンドル18操作によるリフトアップ
は、足による操作、或るいは、電動、油圧等の外部動力
による操作等に代えることができ、又、スイングアーム
6を介して前後動可能にした車輪4は、自在キャスタ2
と前後支持アーム12、13間寸法が長い場合には、省
くことができる場合もある。
【0008】
【発明の効果】その結果、本発明は、平地走行は従来と
同じでありながら、重い荷物を積んだままで台車等車両
の段差、階段の一方若しくは双方の走行を、従来に比較
して相当楽に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の台車29の一部破断側面
図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】本実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の第2実施例の側面図である。
【図5】本実施例の要部詳細図である。
【図6】本実施例の動作説明図である。
【図7】本発明の第3実施例の側面図である。
【図8】本実施例の平面図である。
【図9】本実施例の要部詳細図である。
【図10】本発明の第4実施例の側面図である。
【図11】本発明の第5実施例の動作説明を含む側面図
である。
【符号の説明】
1 台板 2 自在キャスタ 3 固定キャスタ 7 中間車輪 12 前支持アーム 18 ハンドル 29 台車 30 リフト装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体を車輪で走行可能に支持する車両に
    対して、車両の段差走行時に車体後部のハンドルを手前
    に倒す操作によって、車体を平地走行時の後車輪位置よ
    り前方で後車輪とは別の車輪で支持し、この支持位置を
    支点にして車体前方を持ち上げ、この車体前方持ち上げ
    状態で走行可能な段差での車体中間位置支持装置を備え
    ることを特徴とする車両。
  2. 【請求項2】 段差での車体中間位置支持装置による車
    体中間位置支持状態でハンドルを操作前の状態に戻すハ
    ンドル分離機構を備えることを特徴とする請求項1に記
    載の車両。
  3. 【請求項3】 車体を平地走行時の後車輪位置より前方
    で支持する後車輪とは別の段差での車体中間位置支持装
    置の車輪が前後方向に複数個配列されていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の車両。
  4. 【請求項4】 車体を平地走行時の後車輪位置より前方
    で支持する後車輪とは別の段差での車体中間位置支持装
    置の車輪が前後方向に複数個配列されている場合におい
    て、車体中間位置支持装置の後車輪が車両の後車輪を兼
    ねていることを特徴とする請求項3に記載の車両。
  5. 【請求項5】 車両の前車輪が車体前端より突出してい
    るにしていることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3又は請求項4に記載の車両。
  6. 【請求項6】 車両の前車輪が車体前端より突出した状
    態で、最大突出位置を弾発力による復帰位置として前後
    動可能であることを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3又は請求項4に記載の車両。
  7. 【請求項7】 車体の裏側前後方向中間部に、接地面よ
    り若干浮かせた非接地状態で中間車輪を取り付けること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5又は請求項6に記載の車両。
  8. 【請求項8】 車体の裏側前後方向中間部に、接地面よ
    り若干浮かせた非接地状態と接地可能な接地状態との切
    り換え可能に中間車輪を取り付けることを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は
    請求項6に記載の車両。
  9. 【請求項9】 車体の裏側前後方向中間部に、接地可能
    に自在形式の中間車輪を取り付けることを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
    求項6又は請求項7に記載の車両。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054988A (ja) * 2013-12-16 2014-03-27 Tawaraya:Kk 車輪装置
JP2014054860A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Tawaraya:Kk 車輪装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014054860A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Tawaraya:Kk 車輪装置
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