JP2008080895A - 手押し車 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が手押し車を楽に傾動させて段差を乗り越えやすくする。
【解決手段】手押し車は、フレーム1と、フレーム1の前方下部に取り付けられた前輪2と、フレーム1の後方上部に設けられた手押し用ハンドル5とを備える。手押し車はさらに、中間部をフレーム1に執着されたレバー7を備える。レバー7は、一端に操作部7aを有する。レバー7の他端7bには、後輪6が取り付けられている。レバー7は、操作部7aを一方向に枢動させることにより後輪6を後方位置から前方位置へと移動可能であり、操作部7aを逆方向に枢動させることにより後輪6を前方位置から後方位置へと移動可能となされている。
【選択図】図1

Description

本発明は手押し車に関する。手押し車の概念には、介助車、シルバーカー、歩行器(歩行車)、ベビーカー、ショッピングカーなどの、歩行者が後ろから手で押して移動させることのできる、車輪付きの機器が含まれる。
手押し車を押して段差を乗り越える場合、前輪を持ち上げる必要がある。この動作をティッピング(tipping、傾動)という。ティッピングを行うには、手押し車のフレーム下部から後方に突出するようにして設けられたティッピング操作レバーを足で踏むとともに、フレーム後方上部に設けられた手押し用ハンドルを手で押し下げる。すると手押し車は、接地した後輪を支点として後方に傾動し、前輪が持ち上げられる。
ティッピングは「てこの原理」を利用しているため、支点となる後輪と力点のひとつとなる手押し用ハンドルとの間の水平距離が長いほど小さい力で行うことができる。
一方、歩行車の場合、通常の歩行時に不意に後方に傾動して使用者が転倒しないように、後車軸が手押し用ハンドルの後端よりも後方に位置しない構造とされている。歩行車を利用する弱者に配慮した安全対策が図られているのである。
しかしながら、この構造だと、てこの作用に利用できる距離はほとんどなくなってしまう。すると、使用者は、ティッピング操作レバーを足で踏むことのみにほとんど依存して歩行車を傾動させなければならない。歩行車の使用者は弱者であるだけに、より楽にティッピングができることが望まれる。
また、歩行車以外の手押し車においても、特に人を乗せていたり、重量物を運んでいるときには、使用者が楽にティッピングして段差を乗り越えられることが望ましい。
上記課題を解決するため、本発明によれば、
フレームと、
前記フレームの前方下部に取り付けられた前輪と、
前記フレームの後方上部に設けられた手押し用ハンドルと、
中間部を前記フレームに枢着され、一端に操作部を有するレバーと、
前記レバーの他端に取り付けられた後輪と、
を備え、
前記レバーは、前記操作部を一方向に枢動させることにより前記後輪を後方位置から前方位置へと移動可能であり、前記操作部を逆方向に枢動させることにより前記後輪を前記前方位置から前記後方位置へと移動可能となされている、
手押し車が提供される。
前記後輪が前記前方位置にあるとき、前記後輪の車軸が前記手押し用ハンドルよりも前方に位置するようになされていることが望ましい。
前記フレームおよび前記レバーが、前記後輪の前記移動をもたらす四節回転連鎖の2つのリンクをそれぞれ形成しており、前記後輪の移動範囲が、前記四節回転連鎖のリンクを形成する部材どうしの係合により制限されるようになされていることが望ましい。
図3は、従来の歩行車の側面図を示す。歩行車は、フレーム1と、フレーム1の前方下部に取り付けられた前輪2と、フレーム1の後方下部に取り付けられた後輪3と、フレーム1の下部から後方に突出するようにして設けられたティッピング操作レバー4と、フレームの後方上部に設けられた手押し用ハンドル5とを備えている。手押し用ハンドル5の後端5aの水平方向位置は、後輪3の車軸6の水平方向位置とほぼ一致している。ティッピングを行う際には、ティッピング操作レバー4を足で踏むとともに手押し用ハンドル5を手で押し下げる。しかしながら、手押し用ハンドル5を押し下げることによる「てこ作用」を期待するには、手押し用ハンドル5を斜め後ろに向けて押し下げるようにしなければならない。これは使用者に多大な労力を求めることになる。
図1および図2に、本発明の一実施態様による手押し車における後輪近くの構成を示す。従来のティッピング操作レバー4(図3)の代わりに、レバー7が用いられる。レバー7は、その中間部を枢軸ピン8によってフレーム1に枢着されている。レバー7の一端は操作部7aを形成しており、ティッピングの際には操作部7aを足で矢印9の方向に踏み込む。
レバー7の他端7bには、リンク部材10を介して後輪3が取り付けられている。すなわち、レバー7の他端7bは枢軸ピン11によってリンク部材9に枢着され、リンク部材9の下端には車軸6を介して後輪3が取り付けられている。
さらにリンク部材12が、枢軸ピン13によってフレーム1に、枢軸ピン14によってリンク部材12に枢着されている。
フレーム1およびレバー7は、リンク部材9および12とともに、四節回転連鎖のリンクを形成している。
四節回転連鎖によりもたらされる後輪3の移動について説明する。図1の状態では、後輪3は後方位置にある。そして、後輪3の車軸6の水平方向位置は、手押し車の手押し用ハンドル5の後端5a(図3参照)よりも前方にはないものとする。枢軸ピン13とレバー7に設けられたピン15との間に渡された引っ張りコイルバネ16の作用を受け、四節回転連鎖は閉じた状態にある。フレーム1とリンク部材10とが互いに係合することにより、後輪3がさらに後方に移動することは制限されている。
図1において、レバー7の操作部7aを足で踏むことにより矢印9の方向に枢動させると、四節回転連鎖は、フレーム1が形成するリンクを固定リンクとして動く。レバー7が形成するリンクは時計方向に枢動し、後輪3を前方位置(図2参照)へと移動させる。
図2において、リンク部材10がフレーム1に係合することにより、後輪3がさらに前方に移動することは制限される。後輪3がこの前方位置にあるとき、後輪3の車軸6は、手押し用ハンドル5よりも前方に位置していることが望ましい。手押し用ハンドル5を手で真下に押し下げるだけで、「てこの作用」を利用して手押し車を後方に楽にティッピングさせることができるからである。
前方位置にある後輪3の車軸6が、手押し用ハンドル5より前方に位置していなくとも、後輪3が後方位置にあるときに比べてティッピングは楽になる。手押し用ハンドル5を極端に斜め後方に押さなくてもよくなるからである。
レバー7の操作部7aを足で踏むことにより後輪3が図2に示す前方位置へと移動せしめられ、フレーム1とリンク部材10とが互いに係合して後輪3のさらなる前方移動を制限したのちは、上述したように手押し用ハンドル5を手で押し下げることにより、手押し車を容易にティッピングさせて前輪2を持ち上げることができる。それにより、段差を楽に乗り越えることができる。
段差を乗り越えた後、レバー9の操作部9aを足の甲で矢印17の方向に跳ね上げて枢動させることにより、四節回転連鎖はフレーム1が形成するリンクを固定リンクとして図1の状態へと動き、後輪3は後方位置へと移動する。フレーム1とリンク部材10とが係合することにより後輪3のさらなる後方移動が制限された後は、手押し車の自重とバネ16の作用とによって、四節回転連鎖は図1の状態を維持し、後輪3はその後方位置を維持する。
発明の効果
本発明によれば、手押し用ハンドルが後輪の車軸よりも後方の位置にない歩行車であっても、力の弱い使用者が楽にティッピングをして段差を乗り越えることができる。
また、手押し用ハンドルが後輪の車軸よりも後方の位置にある、歩行車以外の手押し車であっても、後輪を手押し用ハンドルに相対的に前方に移動させることにより「てこの腕の長さ」を長くすることができるので、楽にティッピングを行うことができる。
本発明は、介助車、シルバーカー、歩行器(歩行車)、ベビーカー、ショッピングカーなどの、歩行者が後ろから手で押して移動させることのできる、車輪付きの機器全般に応用することができる。例えば、雪かきのために使用される車輪付きの大型スコップに適用し、雪を積載したままティッピングして横方向に雪を捨てやすくすることもできる。
本発明の一実施態様による手押し車における後輪近くの構成を示す断片側面図である。後輪は通常の後方位置にある。 本発明の一実施態様による手押し車における後輪近くの構成を示す断片側面図である。後輪はティッピングを行うための前方位置にある。 従来の歩行車の側面図である。
符号の説明
1 フレーム、2 前輪、3 後輪、4 ティッピング操作レバー、5 手押し用ハンドル、5a 手押し用ハンドルの後端、6 後輪の車軸、7 レバー、7a レバーの操作部、7b レバーの他端、8 枢軸ピン、9 レバーの枢動方向、10 リンク部材、11 枢軸ピン、12 リンク部材、13 枢軸ピン、14 枢軸ピン、15 ピン、16 引っ張りコイルバネ、17 レバーの枢動方向。

Claims (3)

  1. フレームと、
    前記フレームの前方下部に取り付けられた前輪と、
    前記フレームの後方上部に設けられた手押し用ハンドルと、
    中間部を前記フレームに枢着され、一端に操作部を有するレバーと、
    前記レバーの他端に取り付けられた後輪と、
    を備え、
    前記レバーは、前記操作部を一方向に枢動させることにより前記後輪を後方位置から前方位置へと移動可能であり、前記操作部を逆方向に枢動させることにより前記後輪を前記前方位置から前記後方位置へと移動可能となされている、
    手押し車。
  2. 前記後輪が前記前方位置にあるとき、前記後輪の車軸が前記手押し用ハンドルよりも前方に位置するようになされている、
    請求項1に記載の手押し車。
  3. 前記フレームおよび前記レバーが、前記後輪の前記移動をもたらす四節回転連鎖の2つのリンクをそれぞれ形成しており、前記後輪の移動範囲が、前記四節回転連鎖のリンクを形成する部材どうしの係合により制限されるようになされている、
    請求項1または2に記載の手押し車。
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