JP2000082825A - 半導体素子 - Google Patents

半導体素子

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JP2000082825A
JP2000082825A JP25231998A JP25231998A JP2000082825A JP 2000082825 A JP2000082825 A JP 2000082825A JP 25231998 A JP25231998 A JP 25231998A JP 25231998 A JP25231998 A JP 25231998A JP 2000082825 A JP2000082825 A JP 2000082825A
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outer peripheral
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JP25231998A
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Kenichi Furuta
建一 古田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高耐圧ダイオード等の半導体素子において、
絶縁膜上にある電極端部とEQR等の電位差のある導電
層との間に電流が流れるのを防止する。 【解決手段】 カソード電極1が接続されるN型基板2
にP型拡散領域3が形成され,このP型拡散領域3上に
はアノード電極4に接続される第1の導電層5が形成さ
れている。表面絶縁膜6を介して第1の導電層5と絶縁
されたEQRとなる第2の導電層7が形成されている。
第1の導電層5の外周側端部5aの上側縁部5b,第2
の導電層7の内周側端部7aの上側縁部7bが,各々外
方に凸に湾曲して丸く成形されている。電界集中が緩和
されるから,第1の導電層5と第2の導電層7との間に
電流が流れるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体素子に係
り,特に高耐圧の半導体素子等の半導体素子に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な高耐圧ダイオードのチッ
プの周囲部の構造の断面を図7に示す。同図に示したダ
イオードは,カソード201が接続されるカソード領域
となるN型基板202に,P型拡散領域203が形成さ
れ,このP型拡散領域203上にアノード電極204に
接続されるアルミニウム等の電極配線205が形成され
ている。N型基板202上には,表面絶縁膜206を介
して前記電極配線205と絶縁されたアルミニウム等か
らなる導電性のEQR207が形成されている。そして
これら電極配線205,表面絶縁膜206及びEQR2
07は,封止層であるPV膜(パッシペーション膜)2
08によって被覆されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでアルミニウム
等の導電材料によって形成されている電極配線205,
EQR207は,1回のエッチングによって形成される
ために,その端部に角部205a,207aが形成さ
れ,さらにこれら電極配線205,EQR207の端部
は,表面絶縁膜206上に位置しているから,段差が大
きい形状となっている。またこの種のデバイスにおいて
は製造コストを低くするためにチップサイズを小さくし
ているが,チップサイズを小さくするために,電極配線
205の外周端部とEQR207の内周端部との間の距
離Xは,要求されている耐圧をPNジャンクション部が
満足しうる状態で最小の距離となるように設計されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成の装置では,耐圧測定時,すなわちカソード電極
201に+の電位,アノード電極204をグラウンド電
位に接続すると,電極配線205の外周端部とEQR2
07の内周端部との間に電流が流れてしまい,素子破壊
を起こしてしまうという問題があった。
【0005】発明者の知見によると,その原因は次のよ
うである。まず電極配線205の外周端部とEQR20
7の内周端部には,各角部205a,207aが存在す
るため,これら角部205a,207aに電荷が集中し
電界が集中しやすい。また角部205a,207aを被
覆しているPV膜208の厚さが薄いので,角部205
a,207a間に電流が流れる。これを防止するため,
PV膜208の厚さを厚くすると,PV膜208の応力
が増加してN型基板202に反りが生じてしまう。また
角部205a,207a間の距離,すなわち電極配線2
05の外周端部とEQR207の内周端部との間の距離
Xが短い。距離Xの問題については長くすれば解決でき
るが,そうするとチップサイズが大きくなって好ましく
ない。
【0006】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり,チップサイズを大きくしたり,封止層の厚さを厚
くしたりすることなく,前記したような電流による素子
破壊を防止できる半導体素子を提供して前記した問題の
解決を図ることをその目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め,請求項1に記載の半導体素子は,第1の伝導型の基
板に第2の伝導型の領域が形成され,この第2の伝導型
の領域上に第1の導電層によってアノード電極が形成さ
れ,前記アノード電極の外周側に,前記アノード電極と
は絶縁膜で隔てられている第2の導電層からなるEQR
(Equi−potential Ring)を有し,
前記第1の導電層,第2の導電層及び絶縁膜が封止層で
覆われている半導体素子において,少なくとも第1の導
電層の外周側端部又は第2の導電層の内周側端部のいず
れかの角部が外方に凸に湾曲した形状であることを特徴
としている。
【0008】このように第1の導電層の外周側端部又は
第2の導電層の内周側端部のいずれかの角部の外方を凸
に湾曲させたので,電界の集中を抑えることができ,第
1の導電層と第2の導電層との間に電流が流れることを
防止して,素子破壊を防止することができる。
【0009】請求項2の半導体素子のように,少なくと
も第1の導電層の外周側端部又は第2の導電層の内周側
端部のいずれかの角部を外方に凹に湾曲させても,電界
の集中を防止することができる。
【0010】請求項3の半導体素子は,少なくとも第1
の導電層の外周側端部又は第2の導電層の内周側端部の
いずれかの厚さが,絶縁膜中央に向かうにつれて薄くな
るように形成されていることを特徴としている。この請
求項3の半導体素子では,結局第1の導電層の外周側端
部又は第2の導電層の内周側端部のいずれかが次第に薄
くなるテーパ形状を呈しているので,従来のような段差
を解消し,端部の角部の角度を解消したり鈍角に成形
し,また被覆している封止層の厚さを従来の段差部分よ
りも厚くすることができる。したがって第1の導電層と
第2の導電層との間に電流が流れることを防止して,素
子破壊を防止することができる。
【0011】請求項4の半導体素子は,少なくとも第1
の導電層の外周側端部又は第2の導電層の内周側端部の
いずれかの角部が斜めに切除された形態であることを特
徴としている。このように第1の導電層の外周側端部又
は第2の導電層の内周側端部のいずれかの角部を斜めに
カットしたので,電界の集中を緩和するとともに,その
部分の封止層の厚さを従来よりも厚くすることができ
る。したがって第1の導電層と第2の導電層との間に電
流が流れることを防止して,素子破壊を防止することが
できる。
【0012】請求項5の半導体素子は,第1の導電層の
外周側端部と第2の導電層の内周側端部との間における
絶縁膜上に前記第1,第2の各導電層とは隔離された他
の導電層が設けられ,当該他の導電層は前記封止層で覆
われていることを特徴としている。このように第1の導
電層の外周側端部と第2の導電層の内周側端部との間に
おける絶縁膜上に前記第1,第2の各導電層とは隔離さ
れた他の導電層を設けると,第1の導電層と第2の導電
層との間の部分に封止層を支持する部分が増加し,その
分封止層の厚さを平準化できる。したがって第1の導電
層の外周側端部と第2の導電層の内周側端部に角部があ
っても,当該角部を被覆する封止層の厚さを従来よりも
厚くすることができ,電流が流れるのを防止することが
できる。また製造にあたっても,第1,第2の各導電層
の形成の際に,他の導電層を同時に形成すればよいの
で,工程数の増加はない。
【0013】請求項6の半導体素子は,前記した他の導
電層に代えて,第1の導電層の外周側端部と第2の導電
層の内周側端部との間における絶縁膜上に他の絶縁層を
設けている。かかる構成によっても,第1の導電層の外
周側端部と第2の導電層の内周側端部に角部があって
も,これら角部を被覆する封止層の厚さを従来よりも厚
くして,電流が流れるのを防止することができる。しか
も前記絶縁層の存在により,疑似的に第1の導電層の外
周側端部と第2の導電層の内周側端部との間を長くする
ことができるから,第1の導電層と第2の導電層との間
の絶縁効果は大きいものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,図に基づいて本発明の好ま
しい実施の形態について説明する。図1は本発明の第1
の実施の形態にかかるダイオードの要部断面を模式的に
示しており,このダイオードは,カソード電極1が接続
されるカソード領域となるN型基板2に,P型拡散領域
3が形成され,このP型拡散領域3上にはアノード電極
4に接続されるアルミニウム等からなる第1の導電層5
が形成されている。N型基板2上には,表面絶縁膜6を
介して前記第1の導電層5と絶縁されたアルミニウム等
からなる第2の導電層7が形成されている。この第2の
導電層7はEQRを構成するものである。そして第1の
導電層5,表面絶縁膜6及び第2の導電層7は,封止層
であるPV膜8によって被覆されている。なお図中の9
はグリットライン端部である。
【0015】このダイオードにおいては製造プロセスの
関係上,第1の導電層5の外周側,すなわち第2の導電
層7側端部は表面絶縁膜6の上に載っており,また第2
の導電層7の内周側端部,すなわち第1の導電層5側端
部も同様に表面絶縁膜6の上に載っている。
【0016】前記第1の導電層5,第2の導電層7は,
いずれも同じ1回のエッチングによって形成されるた
め,そのままでは既述したように第1の導電層5の外周
側端部5aの上側縁部5b,第2の導電層7の内周側端
部7aの上側縁部7bは角ばった形状となってしまう。
しかしながら,第1の実施の形態においては,第1の導
電層5の外周側端部5aの上側縁部5b,第2の導電層
7の内周側端部7aの上側縁部7bは,いずれも外方に
凸に湾曲して丸く成形されている。このように丸く成形
するには,例えばエッチングによって第1の導電層5,
第2の導電層7を形成した後,不活性ガス雰囲気でこれ
ら第1の導電層5,第2の導電層7を構成する材料の融
点近くまで高温処理すればよい。
【0017】第1の実施の形態にかかるダイオードの要
部は以上の構成を有しており,アノード電極4に+の電
位をかけ,カソード電極1をグランドに接続するとアノ
ード電極4からカソード電極1に電流が流れる。その逆
にアノード電極4をグランドに接続し,カソード電極1
に+の電位をかけると,カソード電極1からアノード電
極4には電流は流れず,ダイオードとして機能する。
【0018】そして耐圧測定時,カソード電極1に+の
電位,アノード電極4にグランドを接続すると,第2の
導電層7,グリットライン端部9には+の電位,第1の
導電層5にはグラウンドが印加されることになり,第1
の導電層5の外周側端部5aと第2の導電層7の内周側
端部7aとの間には電位差が生じることになる。そのた
め第1の導電層5の外周側端部5aの上側縁部5b,第
2の導電層7の内周側端部7aの上側縁部7bが,従来
のように角ばっていると,電界集中度が高くなるため,
上側縁部5bと上側縁部7bとの間で電流が流れて素子
破壊が起こるおそれがあった。
【0019】しかしながら第1の実施の形態において
は,前記したように,第1の導電層5の外周側端部5a
の上側縁部5bと,第2の導電層7の内周側端部7aの
上側縁部7bは各々丸く成形されているので,電界の集
中を緩和することができ,電流が流れることを防止し,
素子破壊を防ぐことが可能である。なおこの第1の実施
の形態においては,第1の導電層5の外周側端部5aの
上側縁部5bと,第2の導電層7の内周側端部7aの上
側縁部7bの各々を丸く成形したが,いずれか一方の導
電層の上側縁部をそのように丸くしても,その分電界の
集中を従来より緩和して電流が流れるのを従来より抑え
ることができる。
【0020】次に第2の実施の形態について説明する。
なお以下の各実施の形態の説明並びにその図面におい
て,前記第1の実施の形態の説明で使用した符号と同一
の符号で示される構成要素は,前記第1の実施の形態の
それと同一の構成要素であり,これによって重複した説
明を省略している。
【0021】図2に示した第2の実施の形態にかかるダ
イオードでは,第1の導電層5の外周側端部5aの上側
縁部を外方に凹に湾曲した上側縁部5cとし,また同様
に第2の導電層7の内周側端部7aの上側縁部について
も,外方に凹に湾曲した上側縁部7cとしたものであ
る。例えばエッチング処理によってこのように外方に凹
に湾曲した形状を実現することができる。
【0022】このように,第1の導電層5の外周側端部
5aの上側縁部と,第2の導電層7の内周側端部7aの
上側縁部を各々丸くへこませて成形しても,前記第1の
実施の形態の場合と同様,電界の集中を従来より抑えて
電流による素子破壊を防止することができる。
【0023】次に図3に示した第3の実施の形態につい
て説明する。この第3の実施の形態にかかるダイオード
においては,第1の導電層5の外周側,第2の導電層の
内周側の各々表面絶縁膜6上に載っている部分をテーパ
状に成形したものである。すなわち,第1の導電層5の
外周側端部5dと,第2の導電層7の内周側端部7d
を,表面絶縁膜6の中央部分に向かうにつれて次第に薄
くなるように成形したものである。このようにテーパ状
に成形するには,例えばウェットエッチング処理によっ
て実現することができる。
【0024】かかる構成の第3の実施の形態によれば,
従来のように,第1の導電層5の外周側端部並びに第2
の導電層の内周側端部と,表面絶縁膜6の表面との間に
段差がなくなり,その結果封止層であるPV膜8がその
部分で薄くならない。したがって,PV膜8を従来より
も厚くすることなく,第1の導電層5と第2の導電層と
の間に電流が流れることを防止して,素子破壊を防ぐこ
とができる。そのうえPV膜8の厚さは,従来と同じで
よいから,PV膜8に余計な応力がかからず,N型基板
2に反りが生じたりしない。
【0025】次に図4に基づいて第4の実施の形態につ
いて説明する。この第4の実施の形態では,第1の導電
層5の外周側端部5aの上側縁部を斜めに切除した上側
縁部5eとし,また同様に第2の導電層7の内周側端部
7aの上側縁部についても,斜めに切除した上側縁部7
eとしたものである。このように斜めに切除した形態と
するには,例えば第1の導電層5,第2の導電層7をエ
ッチングによって形成した後,さらにウェットエッチン
グを行い,その後さらにドライエッチングすることによ
って実現できる。
【0026】かかる構成によれば,第1の導電層5の外
周側端部5aと,第2の導電層7の内周側端部7aにお
ける,表面絶縁膜6表面との段差が緩和され,その分封
止層であるPV膜8の厚みが従来より増し,絶縁性が向
上する。しかも第1の導電層5の外周側端部5aの上側
縁部5eと,第2の導電層7の内周側端部7aの上側縁
部7eは,斜めに切除された形態であるから,従来より
も電荷が集中して電界集中による電流の流れを防止して
素子破壊を防ぐことができる。もちろんPV膜8の厚さ
は,従来と同じでよい。
【0027】次に図5に基づいて第5の実施の形態につ
いて説明する。この第5の実施の形態は,表面絶縁膜6
上における第1の導電層5の外周側端部5aと,第2の
導電層7の内周側端部7aとの間に,アルミニウム等で
別の電極配線11,12を形成し,その後封止層として
PV膜8を形成したものである。
【0028】これによってPV膜8を形成する場合に,
第1の導電層5の外周側端部5aと,第2の導電層7の
内周側端部7aの各上縁部分でPV膜8が薄くなること
を防止することができ,それによって,第1の導電層5
の外周側端部5aと,第2の導電層7の内周側端部7a
との間に電流が流れるのを防止できる。またこの第5の
実施の形態では,前記電極配線11,12は,第1の導
電層5,第2の導電層7の形成時に同時に形成できるの
で,工程数も格別増加しないというメリットがある。
【0029】次に第6の実施の形態について説明する。
図6に示したように,この第6の実施の形態において
は,表面絶縁膜6上における第1の導電層5の外周側端
部5aと,第2の導電層7の内周側端部7aとの間に,
ポリイミド等の他の絶縁層13を別途形成し,その後封
止層としてPV膜8を形成したものである。
【0030】かかる構成によれば,第1の導電層5の外
周側端部5aと,第2の導電層7の内周側端部7aの各
上縁部分でPV膜8が薄くなることを防止することがで
きる。しかも,絶縁層13の存在により,第1の導電層
5の外周側端部5aと,第2の導電層7の内周側端部7
aとの間の距離を疑似的に長くすることができる。した
がって,これら双方の作用により第1の導電層5の外周
側端部5aと,第2の導電層7の内周側端部7aとの間
に電流が流れるのを防止できる。
【0031】前記各実施の形態は,いずれもダイオード
に適用した例であったが,これに限らず,本発明は,V
D−MOS,バイポーラトランジスタなどの半導体素子
についても適用可能であり,本発明をこれらの半導体素
子に適用することで,大凡,対向する電位差が存在する
電極端部間に電流が流れるのを防止することが可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1〜6の半導体素子によれば,チ
ップサイズを大きくしたり,封止層の厚さを厚くするこ
となく,アノード電極を構成する第1の導電層とEQR
を構成する第2の導電層との間に電流が流れることを防
止して,素子破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる半導体素子
の要部断面を模式的に示した説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態にかかる半導体素子
の要部断面を模式的に示した説明図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態にかかる半導体素子
の要部断面を模式的に示した説明図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態にかかる半導体素子
の要部断面を模式的に示した説明図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態にかかる半導体素子
の要部断面を模式的に示した説明図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態にかかる半導体素子
の要部断面を模式的に示した説明図である。
【図7】従来技術にかかる半導体素子の要部断面を模式
的に示した説明図である。
【符号の説明】
1 カソード電極 2 N型基板 3 P型拡散領域 4 アノード電極 5 第1の導電層 5a 外周側端部 6 表面絶縁膜 7 第2の導電層 7a 内周側端部 8 PV膜

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の伝導型の基板に第2の伝導型の領
    域が形成され,この第2の伝導型の領域上に第1の導電
    層によってアノード電極が形成され,前記アノード電極
    の外周側に,前記アノード電極とは絶縁膜で隔てられて
    いる第2の導電層からなるEQR(Equi−pote
    ntial Ring)を有し,前記第1の導電層,第
    2の導電層及び絶縁膜が封止層で覆われている半導体素
    子において,少なくとも第1の導電層の外周側端部又は
    第2の導電層の内周側端部のいずれかの角部が外方に凸
    に湾曲した形状であることを特徴とする,半導体素子。
  2. 【請求項2】 第1の伝導型の基板に第2の伝導型の領
    域が形成され,この第2の伝導型の領域上に第1の導電
    層によってアノード電極が形成され,前記アノード電極
    の外周側に,前記アノード電極とは絶縁膜で隔てられて
    いる第2の導電層からなるEQR(Equi−pote
    ntial Ring)を有し,前記第1の導電層,第
    2の導電層及び絶縁膜が封止層で覆われている半導体素
    子において,少なくとも第1の導電層の外周側端部又は
    第2の導電層の内周側端部のいずれかの角部が外方に凹
    に湾曲した形状であることを特徴とする,半導体素子。
  3. 【請求項3】 第1の伝導型の基板に第2の伝導型の領
    域が形成され,この第2の伝導型の領域上に第1の導電
    層によってアノード電極が形成され,前記アノード電極
    の外周側に,前記アノード電極とは絶縁膜で隔てられて
    いる第2の導電層からなるEQR(Equi−pote
    ntial Ring)を有し,前記第1の導電層,第
    2の導電層及び絶縁膜が封止層で覆われている半導体素
    子において,少なくとも第1の導電層の外周側端部又は
    第2の導電層の内周側端部のいずれかの厚さが,絶縁膜
    中央に向かうにつれて薄くなるように形成されているこ
    とを特徴とする,半導体素子。
  4. 【請求項4】 第1の伝導型の基板に第2の伝導型の領
    域が形成され,この第2の伝導型の領域上に第1の導電
    層によってアノード電極が形成され,前記アノード電極
    の外周側に,前記アノード電極とは絶縁膜で隔てられて
    いる第2の導電層からなるEQR(Equi−pote
    ntial Ring)を有し,前記第1の導電層,第
    2の導電層及び絶縁膜が封止層で覆われている半導体素
    子において,少なくとも第1の導電層の外周側端部又は
    第2の導電層の内周側端部のいずれかの角部が斜めに切
    除された形態であることを特徴とする,半導体素子。
  5. 【請求項5】 第1の伝導型の基板に第2の伝導型の領
    域が形成され,この第2の伝導型の領域上に第1の導電
    層によってアノード電極が形成され,前記アノード電極
    の外周側に,前記アノード電極とは絶縁膜で隔てられて
    いる第2の導電層からなるEQR(Equi−pote
    ntial Ring)を有し,前記第1の導電層,第
    2の導電層及び絶縁膜が封止層で覆われている半導体素
    子において,第1の導電層の外周側端部と第2の導電層
    の内周側端部との間における絶縁膜上に前記第1,第2
    の各導電層とは隔離された他の導電層が設けられ,当該
    他の導電層は前記封止層で覆われていることを特徴とす
    る,半導体素子。
  6. 【請求項6】 第1の伝導型の基板に第2の伝導型の領
    域が形成され,この第2の伝導型の領域上に第1の導電
    層によってアノード電極が形成され,前記アノード電極
    の外周側に,前記アノード電極とは絶縁膜で隔てられて
    いる第2の導電層からなるEQR(Equi−pote
    ntial Ring)を有し,前記第1の導電層,第
    2の導電層及び絶縁膜が封止層で覆われている半導体素
    子において,第1の導電層の外周側端部と第2の導電層
    の内周側端部との間における絶縁膜上に他の絶縁層が設
    けられ,当該絶縁層は前記封止層で覆われていることを
    特徴とする,半導体素子。
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