JPH02275656A - 樹脂封止型半導体装置 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置

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Publication number
JPH02275656A
JPH02275656A JP9792089A JP9792089A JPH02275656A JP H02275656 A JPH02275656 A JP H02275656A JP 9792089 A JP9792089 A JP 9792089A JP 9792089 A JP9792089 A JP 9792089A JP H02275656 A JPH02275656 A JP H02275656A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guard ring
cover film
film
section
insulating film
Prior art date
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Pending
Application number
JP9792089A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimi Taniguchi
谷口 敏美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH02275656A publication Critical patent/JPH02275656A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は樹脂封止型半導体装置に関する。
〔従来の技術〕
樹脂封止型半導体装置は、ICチップの周囲をモールド
樹脂で封止している構造のために、温度や湿度などの影
響により、ICチップの表面、特に隅部や周辺部は集中
してモールド樹脂からのストレスを受ける。特にチップ
周辺に形成される反転層防止の為の導体膜からなるガー
ドリング、あるいは電源ラインなどでは、最上部のカバ
ー膜と、その直下のガードリングとが広範囲に平坦に重
なっている為に、モールド樹脂からのストレスがカバー
膜に加っな際に、下層のガードリングにはストレスがあ
まり伝達されず、カバー膜がストレスに耐えられなくな
り、クラックを発生して耐湿不良などICの欠陥を引起
こすという問題がある。
この対策として第3図(a)、(b)に示すように、ガ
ードリング7の一部にスリット11を設け、カバー膜9
に段差を形成し、この上に被覆されるモールド樹脂から
のカバー膜9に加わるストレスをこのガードリング7と
スリット11で分散させ、カバー膜9に発生するクラッ
クを抑制する試みがなされている。(例えば特開昭62
−202525公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の樹脂封止型半導体装置はガードリンク7
にスリット11を形成するために、ガードリング7を電
源配線と共用させる場合などにおいては、スリット11
の部分において抵抗値が増加し、ICの電気的特性が悪
化するという欠点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の樹脂封止型半導体装置は、半導体基板の周辺部
に絶縁膜を介して形成された導体膜よりなるガードリン
グと該ガードリング上に形成されたカバー膜とを有する
樹脂封止型半導体装置において、前記絶縁膜には前記ガ
ードリングとカバー膜とに段差を形成するための開口部
が設けられているものである。
〔実施例〕
第1図(a)、(b)は本発明の第1の実施例の平面図
及びA−A’線断面図であり、特に平面図では絶縁膜を
除いた場合を示している。
第1図(a)、(b)において、半導体基板1の一生面
に、不純物拡散などにより回路素子2と、酸化などによ
り基板絶縁領域3が形成されている。次に半導体基板と
配線領域とを隔離する絶縁膜4が形成され、ここに電極
のコンタクト孔5が開けられて電極配線6が形成されて
いる。更に半導体基板1の周辺部にはAρ等の導体膜よ
りなるガードリンク7が形成されているが、このガード
リング7は絶縁膜4に設けられた開口部8により、基板
絶縁領域3に接続した構造となっている。更にこのガー
ドリング7を含む全面にはカバー膜9が形成されている
。通常ガードリング7と電極配線6は同一材質、同一工
程で形成されるので、開口部8も電極のコンタクト孔5
と同一工程で形成されるため、製造工程が増すことはな
い。
このように構成された第1の実施例によれば、基板絶縁
領域3に形成された開口部8により、ガードリング7及
びカバー膜9に段差を生じる。従って、段切れを生じな
い様に絶縁膜4とガードリング7の膜厚を決める事で開
口部8の形成によりガードリング7の配線抵抗値の増加
を防ぐことができる。更に開口部8によりガードリング
7とカバー膜9に生じた段差により、モールド樹脂など
から半導体基板の周辺部に加わるストレスの集中を多方
向に分散させる事が出来るので、ガードリング7やカバ
ー膜9に発生するクラックを防止出来る。
なお、開口部8の形状は長方形や正方形等任意に選ぶこ
とが出来、またガードリンク7の形状についても何ら限
定条件を必要としない。
第2図<a)、(b)は本発明の第2の実施例の平面図
及びB−B’線断面図であり、平面図では絶縁膜を除い
た場合を示している。
第1図に示した第1の実施例では、ガードリング下の基
板構造は基板絶縁領域3を設けてガードリング7を電気
的に絶縁させていたが、本第2の実施例では、ガードリ
ング下の半導体基板1に不純物拡散等により導電性を高
めた基板ガードリング10を形成し、開口部8を通して
ガードリンク7と基板ガードリング10とを電気的に導
通させている。半導体基板1の電位とガードリング7の
電位との関係により、基板ガードリンク]0の材質が決
まる。もし、ガードリング7と半導体基板1とが同電位
となる仕様で、両者がオーミックコンタクト可能な材質
の組合せであれば、基板ガードリング10の形成は不要
で、半導体基板1そのもとが基板ガートリングとなる。
本第2の実施例でも開口部8により、ガードリング7と
カバー膜9に段差が形成され、カバー膜のクラック発生
等の欠陥を防止する効果は変わらないが、絶縁膜4に形
成した開口部8によ′って、ガードリンク7と基板ガー
トリング10とが導通するため、ガードリングの配線抵
抗を従来より低く出来るという効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、絶縁膜に開口部を形成し
この絶縁膜上に形成されるガードリングとカバー膜とに
段差を形成することにより、ガードリングの抵抗値を高
めることなくモールド樹脂からのストレスを分散できる
なめ、カバー膜に発生するクラックを少くすることがで
きる。このため樹脂封止型半導体装置の耐湿性を向上さ
せることかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図<a)、(b)及び第2図(a)、  (b)は
本発明の第1及び第2の実施例の平面図及び断面図、第
3図(a>、(b)は従来例の平面図及び断面図である
。 1・・・半導体基板、2・・・回路素子、3・・・基板
絶縁領域、4・・・絶縁膜、5・・・コンタクト孔、6
・・・電極配線、7・・・ガードリング、8・・・開口
部、9・・・カバー膜、10・・・基板ガードリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体基板の周辺部に絶縁膜を介して形成された導体膜
    よりなるガードリングと該ガードリング上に形成された
    カバー膜とを有する樹脂封止型半導体装置において、前
    記絶縁膜には前記ガードリングとカバー膜とに段差を形
    成するための開口部が設けられていることを特徴とする
    樹脂封止型半導体装置。
JP9792089A 1989-04-17 1989-04-17 樹脂封止型半導体装置 Pending JPH02275656A (ja)

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JP9792089A Pending JPH02275656A (ja) 1989-04-17 1989-04-17 樹脂封止型半導体装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9741634B2 (en) 2014-10-03 2017-08-22 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9741634B2 (en) 2014-10-03 2017-08-22 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device
US10147661B2 (en) 2014-10-03 2018-12-04 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device
US10242928B2 (en) 2014-10-03 2019-03-26 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device

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