JP2000082348A - 電線束ストック台 - Google Patents
電線束ストック台Info
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Abstract
易に行なうこと。 【解決手段】複数の電線束Wを着脱可能な状態でつり下
げるつり下げ部材20を設ける。このつり下げ部材20
は、互いに隣接するつり下げ部材がつり下げている電線
束Wの間を仕切る仕切り布25を垂下させている。 【効果】つり下げ部材20同士を近接させて並べても、
各つり下げ部材20がつり下げている電線束Wが絡み合
うことはない。
Description
関し、特に、ワイヤハーネスを製造する際に、ワイヤハ
ーネスの構成要素となるサブアッセンブリをストックす
るための電線束ストック台に関する。
おいては、当該ワイヤハーネスが構成する電気回路の一
部をサブアッセンブリとして製造し、製造されたサブア
ッセンブリをグロスアッセンブリして最終形態に仕上げ
ている。上述のような製造過程においては、多数のワイ
ヤハーネスやサブアッセンブリ(以下、「電線束」と総
称する)を製造し、ストックしておく必要がある。その
ため、従来より、電線束をストックするためのストック
台が提案されてきた。
願平8−28061号(特開平9−221036号公報
参照)においては、箱型に枠組みされて電線束を収容す
る収容空間を区画するケーシング枠と、ケーシング枠に
設けられ、上記収容空間に収容される電線束をつり下げ
るつり下げ手段とを有した搬送式の台車を提案してい
る。
ためには、限られたスペース内により多くの電線束を収
容することができるとともに、電線束を構成する電線同
士が絡みつくことを可及的に防止して、電線束の着脱を
容易にすることが要請される。しかし、上述した先行技
術は、専ら電線束を搬送するために発明された箱型形状
に構成されているため、狭い設置スペースで多くの電線
束を収容することができなかった。
であり、収納効率がよく、しかも、電線束の着脱を容易
に行なうことのできる電線束ストック台を提供すること
を課題としている。
に、本発明は複数の電線束を着脱可能な状態でつり下げ
るつり下げ部材と、複数のつり下げ部材を、間隔を隔て
て担持する担持体とを有する電線束ストック台であっ
て、上記つり下げ部材に設けられ、互いに隣接するつり
下げ部材がつり下げている電線束の間を仕切る仕切り布
を垂下させていることを特徴とする電線束ストック台で
ある。
材につり下げられている複数の電線束が、仕切り布でつ
り下げ部材毎に仕切られているので、つり下げ部材同士
を近接させて並べても、各つり下げ部材がつり下げてい
る電線束が絡み合うことはない。「仕切り布」は、必要
な可撓性と強度とを有するものであれば、一般的な布に
限らず、ネット状のものでもよい。また、材質も、綿、
麻、等の他、樹脂や金属も採用可能である。可撓性のあ
る仕切り布を採用することにより、一層各つり下げ部材
の間隔を狭めることが可能になる。
は、基端が回動可能に片持ち状に支持されているととも
に、自由端がチャネル状の係止部に着脱可能に係止して
いる長板状部材である。この特定事項を含む発明では、
つり下げ部材の基端が回動可能に片持ち状に支持されて
いるとともに、自由端が着脱可能に係止部に係止してい
るので、必要に応じて自由端を係止部から離脱させ、基
端部を回動させることにより、一のつり下げ部材を垂下
させ、該一のつり下げ部材に後続して配置された他のつ
り下げ部材を開放(露出)することが可能になる。
本発明の好ましい実施の形態について詳述する。図1は
本発明の実施の一形態における電線束ストック台10の
概略構成を示す一部欠載斜視図である。
電線束ストック台10は、概ね台車状に組まれた構造体
11を有している。この構造体11は、キャスター12
によって搬送可能な枠体13の一辺に手押し用のハンド
ル13aを設けて搬送可能に構成されているとともに、
その中央部に横架された桟14上にピラー15を立設
し、ピラー15の頂部に水平桟16の中央部を溶接し
て、概ねT字形に組み付けている。この上記構造体11
は、図示の実施の形態において本発明の骨子となるつり
下げ部材20を担持するための担持体を構成するもので
ある。図2は図1の実施の形態に係るつり下げ部材の概
略構成を示すものであり、(A)は平面略図、(B)は
正面略図である。また、図3は図1の要部を拡大して示
す拡大図である。
り下げ部材20は、略長板状の本体21に、複数のクラ
ンプ22を等配して構成したものであり、その一方の端
部には、取付用の筒23が、当該本体21の長手方向と
直交する水平方向に溶接されている。そして、この筒2
3は、上記構造体11の水平桟16の長手方向一端部に
固定された支持棒17に挿通させるためのものであり、
つり下げ部材20は、筒23を支持棒17に挿通させる
ことによって、構造体11に片持ち状に担持される。
7は、上記水平桟16と直交する水平方向に延びて水平
桟16の一端側に固定されており、複数のつり下げ部材
20を担持可能な長さに設定されている。支持棒17の
両端部には、めねじが形成されており、該めねじに止め
具18のボルト18aを螺合させることにより、支持棒
17に支持されているつり下げ部材20の抜け止めが図
られている。ここで、支持棒17とつり下げ部材20の
筒部23とは、当該つり下げ部材20の自由端が僅かに
左右に振れるように、がたつきを有している。
記構造体11の上記水平桟16の他方の端部には、支持
棒17と平行に延びる係止桟19が溶接されており、係
止桟19には、チャネル状に開く係止部材24が、支持
棒17に担持可能なつり下げ部材20に対応して等配さ
れ、溶接されている。係止部材24は、図3に示すよう
に、平面で見て支持棒17側に「コ」の字状に開き、底
部に受け板24aを有する収容部24bを区画してお
り、この収容部12b内につり下げ部材20の自由端を
係止することにより、つり下げ部材20の自由端を着脱
可能に保持するものである。
20の基端部分は、筒部23で回動可能に片持ちしてい
ることから、つり下げ部材20は、図2(B)の実線で
示す保持姿勢と仮想線で示す垂下姿勢とに変位可能に構
成され、保持姿勢においては、各クランプ22を水平に
並列させた姿勢で横架されているとともに、垂下姿勢に
おいては、後側のつり下げ部材20を概ね全面的に開放
するように構成されている。
り下げ部材20に仕切り布25が取り付けられている。
仕切り布25は、当該つり下げ部材20につり下げられ
る電線束Wを全長にわたって間仕切り可能な長さで垂下
されており、その上端部が例えば面テープ26(図1の
み破線で図示)で着脱可能に固定されている。「仕切り
布」は、必要な可撓性と強度とを有するものであれば、
一般的な布に限らず、ネット状のものでもよい。また、
材質も、綿、麻、等の他、樹脂や金属も採用可能であ
る。可撓性のある仕切り布25を採用することにより、
各電線束Wが軽く押し付けられる程度まで、つり下げ部
材20の対向間隔を狭めることができるので、一層収納
率が向上する。
下げ部材20につり下げられている複数の電線束Wが、
仕切り布25でつり下げ部材20毎に仕切られているの
で、つり下げ部材20同士を近接させて並べても、各つ
り下げ部材20がつり下げている電線束Wが絡み合うこ
とはない。従って、つり下げ部材20同士を可及的に近
接させて配置し、電線束Wの収容本数を多くとることが
できるので、収納効率がよく、しかも、電線束Wの着脱
を容易に行なうことができるという顕著な効果を奏す
る。
に片持ち状に支持されているとともに、自由端が着脱可
能に係止部に係止している場合には、つり下げ部材20
の基端に設けた筒部23が支持棒17によって回動可能
に片持ち状に支持されているとともに、自由端が係止部
材24によって着脱可能に保持されているので、必要に
応じて自由端を係止部材24から離脱させ、基端部を回
動させることにより、一のつり下げ部材20を垂下さ
せ、該一のつり下げ部材20に後続して配置された他の
つり下げ部材20を開放(露出)することが可能にな
る。従って、図示の実施の形態では、操作性が一層向上
するという利点がある。
具体例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施
の形態に限定されない。例えば、つり下げ部材20を放
射状に配列したり、斜めに傾斜させたりしてもよい。そ
の他、本発明の特許請求の範囲内で種々の設計変更が可
能であることは云うまでもない。
仕切り布によって電線束同士がつり下げ部材毎に仕切ら
れ、つり下げ部材同士を近接させて並べても、各つり下
げ部材がつり下げている電線束が絡み合うことはないが
ないので、つり下げ部材同士を可及的に近接させて配置
し、電線束の収容本数を多くとることができる。
く、しかも、電線束の着脱を容易に行なうことができる
という顕著な効果を奏する。特に、つり下げ部材の基端
が回動可能に片持ち状に支持されているとともに、自由
端が着脱可能に係止部に係止している場合には、必要に
応じて自由端を係止部から離脱させ、基端部を回動させ
ることにより、一のつり下げ部材を垂下させ、該一のつ
り下げ部材に後続して配置された他のつり下げ部材を開
放(露出)することが可能になる結果、一層操作性が向
上するという利点がある。
台の概略構成を示す一部欠載斜視図である。
成を示すものであり、(A)は平面略図、(B)は正面
略図である。
Claims (2)
- 【請求項1】複数の電線束を着脱可能な状態でつり下げ
るつり下げ部材と、 複数のつり下げ部材を、間隔を隔てて担持する担持体と
を有する電線束ストック台であって、 上記つり下げ部材に設けられ、互いに隣接するつり下げ
部材がつり下げている電線束の間を仕切る仕切り布を垂
下させていることを特徴とする電線束ストック台。 - 【請求項2】請求項1記載の電線束ストック台におい
て、上記つり下げ部材は、基端が回動可能に片持ち状に
支持されているとともに、自由端がチャネル状の係止部
に着脱可能に係止している長板状部材である電線束スト
ック台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25417298A JP3580351B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 電線束ストック台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25417298A JP3580351B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 電線束ストック台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000082348A true JP2000082348A (ja) | 2000-03-21 |
JP3580351B2 JP3580351B2 (ja) | 2004-10-20 |
Family
ID=17261241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25417298A Expired - Fee Related JP3580351B2 (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 電線束ストック台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3580351B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015050145A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ付電線配列用具 |
-
1998
- 1998-09-08 JP JP25417298A patent/JP3580351B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015050145A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ付電線配列用具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3580351B2 (ja) | 2004-10-20 |
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