JP3089976B2 - ワイヤーハーネスのサブアッセンブリ用ストック架台 - Google Patents

ワイヤーハーネスのサブアッセンブリ用ストック架台

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤーハーネスの
サブアッセンブリを予めストックしておくための架台に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスは、多数の電線が寄せ
集められたものからなっているが、これら多数本の電線
は、一度に一まとめにして結束されているのではない。
つまり、大抵のワイヤーハーネスは、複数のサブアッセ
ンブリに分割されている。そして、個々のサブアッセン
ブリを組み立てた後、これらサブアッセンブリを束ねる
(「本結束」という。)ことによりワイヤーハーネスが
構成されている。図3を参照して、サブアッセンブリと
は、たとえば、10〜30本の電線1を含んでおり、こ
れらの端末部分に1または2以上のコネクタCが取り付
けられたものである。ワイヤーハーネスは、このような
サブアッセンブリを単位として組み立てられている。
【0003】すなわち、サブアッセンブリは、本結束作
業を行う際の部品となるものである。従って、本結束作
業を組立ライン上で行う場合、作業を円滑に進めるため
の前提として、充分な数量のサブアッセンブリを予めス
トックしておき、これを順次組立ライン上に供給可能な
状態にしておく必要がある。このため、従来では、図4
に示すような台車によってサブアッセンブリをストック
していた。
【0004】図4を参照して、この台車2は、保持部材
3と、保持部材3を支える支柱4と、支柱4を支持する
ベース5とを有している。保持部材3は、細長のレール
部材3a,3b,3c,3dを十字状に連結して構成さ
れている。組み立てられたサブアッセンブリSAは、レ
ール部材3a,3b,3c,3dに引っ掛けて保持して
おくようになっている。具体的には、図5に示すよう
に、組み立てられたサブアッセンブリSAは、コネクタ
Cを寄せ集めて輪ゴムGで止めるか、テープを巻き付け
て仮止めする。これにより、サブアッセンブリSAに含
まれる電線1は、環状に保たれる。そして、環状に保た
れた電線1をレール部材3a,3b,3cまたは3dに
通すことにより、サブアッセンブリSAを引っ掛けて保
持することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の台車2
では、以下に示すような問題があった。すなわち、図4
を参照して、 隣合うレール部材(たとえば3a,3b)同士は、
約90°角度が離れているので、両レール部材3a,3
b間には、サブアッセンブリSAの保持に関与しない無
駄なスペースがある。この無駄なスペースを無くすた
め、レール部材3a,3bの本数を増やして保持部材3
を放射状に配置することが考えられる。ところが、保持
部材3を放射状に配置すると、保持部材3の中心CL付
近においてレール部材3a,3b,3c,3d間の間隔
が狭くなる。このため、上記中心CL付近では、コネク
タC同士が当接してサブアッセンブリSAを保持するこ
とができなくなり、結果的に、サブアッセンブリSAの
保持に関与しない無駄なスペースができる。このよう
に、従来の台車2では、サブアッセンブリSAのストッ
ク容量をあまり大きく確保することができず、スペース
効率が悪かった。
【0006】 保持部材3が十字状に形成されている
から、サブアッセンブリSAをレール部材3a,3b,
3c,3dに順次引っ掛けていく場合、およびレール部
材3a,3b,3c,3dからサブアッセンブリSAを
順次取り出していく場合には、作業者が保持部材3の周
りを移動していくか、台車2を回転させるかしなければ
ならない。
【0007】 しかも、レール部材3a,3b,3
c,3dに引っ掛けたサブアッセンブリSAは、真っ直
ぐ上方に向かず、レール部材3a,3b,3c,3dか
ら斜めに傾いてしまう場合が多かった。このように、引
っ掛けたサブアッセンブリSAが斜めに傾くと、各サブ
アッセンブリSAが保持部材3上できちんと整列せず、
保持部材3からサブアッセンブリSAを取り出しにくく
なる。
【0008】 さらに、各サブアッセンブリSAが保
持部材3上できちんと整列しなければ、特に保持部材3
の中心CL付近では、保持されたサブアッセンブリSA
が密集するので、垂下した電線1同士が絡み合いやす
い。このように、電線1同士が絡んでしまった場合に
は、この電線1同士の絡みを取り除くために非常に面倒
な作業をしなければならない。
【0009】そこで、この発明の目的は、スペース効率
を向上させて多数のサブアッセンブリをストックするこ
とができると共に、ストックする作業および取り出す作
業がしやすいサブアッセンブリ用ストック架台を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】発明の目的
を達成するため、請求項1に係るワイヤーハーネスのサ
ブアッセンブリ用ストック架台は、所定間隔をあけて互
いに平行に配置された一対の細長棒状部材が、所定ピッ
チを有して複数対並列して設けられたコネクタ保持部
と、コネクタ保持部を上端に支持する支持部と、各対を
なす細長棒状部材間の鉛直下方に形成され、保持された
コネクタから電線が垂下することのできる電線垂下部と
を備え、各対をなす細長棒状部材の一端部は、互いに離
反する方向に湾曲されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】この構成によれば、サブアッセンブリに含
まれるコネクタを寄せ集め、これらコネクタに接続され
ている複数の電線を束ねて一対の細長棒状部材間の一端
部側から挿入する。これにより、各コネクタは、一対の
細長棒状部材の上に架け渡された状態で支持されると共
に、各コネクタに接続されている電線は鉛直下方に垂下
して電線垂下部に配置される。このように、簡単にサブ
アッセンブリを保持することができると共に、コネクタ
を支持したときに傾きを生じさせることなく整列させる
ことができる。一方、支持したコネクタを一対の細長棒
状部材の他端部側へスライドさせることにより、簡単に
サブアッセンブリを取り出すことができる。
【0012】また、対をなす細長棒状部材は、所定ピッ
チで複数対並列されているから、コネクタ保持部には、
サブアッセンブリの保持に関与しない無駄なスペースが
発生しない。さらに、サブアッセンブリを保持するとき
および取り出すときには、作業者は、サブアッセンブリ
用ストック架台の回りを移動したり、サブアッセンブリ
用ストック架台を移動させたりする必要がなく、作業者
の略正面で作業をすることができる。
【0013】えて、サブアッセンッブリは、細長棒状
部材の一端部側から挿入する。この場合、細長棒状部材
の一端部が互いに離反する方向に湾曲されているから、
サブアッセンンブリに含まれる電線を、対をなす細長棒
状部材間に挿入する際には、容器湾曲した部分によっ
て、電線を細長棒状部材間に案内することができる。
【0014】発明の目的を達成するため、請求項
係るワイヤーハーネスのサブアッセンブリ用ストック架
台は、請求項1記載のワイヤーハーネスのサブアッセン
ブリ用ストック架台において、隣合う電線垂下部間に
は、仕切板が介在されていることを特徴とするものであ
る。この構成によれば、仕切板によって、一の対をなす
細長棒状部材に保持されたサブアッセンブリに含まれる
電線と、他の対をなす細長棒状部材に保持されたサブア
ッセンブリに含まれる電線とが接触することを回避する
ことができる。
【0015】発明の目的を達成するため、請求項
係るワイヤーハーネスのサブアッセンブリ用ストック架
台は、請求項1または2に記載のワイヤーハーネスのサ
ブアッセンブリ用ストック架台において、各細長棒状部
材は、一端部側から他端部側へ下り勾配が形成されてい
ることを特徴とするものである。この構成によれば、各
対をなす細長棒状部材に保持されたサブアッセンブリ
は、自重によって細長棒状部材の他端部側へスライドす
る。これにより、サブアッセンブリを一層簡単に取り出
すことができる。
【0016】発明の目的を達成するため、請求項
係るワイヤーハーネスのサブアッセンブリは、請求項1
ないしのいずれかに記載のワイヤーハーネスのサブア
ッセンブリ用ストック架台において、各細長棒状部材の
他端部は、上方へ折り曲げられていることを特徴とする
ものである。この構成によれば、各細長棒状部材の他端
部は、上方へ折り曲げられているから、サブアッセンブ
リが容易にコネクタ保持部から脱落するのを防止するこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1は、この発明の一実施例に係る、サブア
ッセンブリを予め多数ストックしておくためのサブアッ
センブリ用ストック架台(以下、「架台」という。)の
斜視図である。
【0018】図1を参照して、この架台は、サブアッセ
ンブリに含まれるコネクタを支持することによって、サ
ブアッセンブリを吊り下げた状態で保持するコネクタ保
持部Aと、コネクタ保持部Aを上端に支持する支持部B
とを備えている。コネクタ保持部Aは、複数のU字状部
材10と、これらU字状部材10を平行に且つ互いに所
定の間隔をあけて連結する連結部材20とを有してい
る。すなわち、コネクタ保持部Aは、複数のU字状部材
10が同一平面上で平行に配置された状態となってい
る。
【0019】各U字状部材10は、丸棒11を略U字状
に湾曲形成することにより構成されている。そして、複
数のU字状部材10が一定の狭い間隔をあけて平行に配
置された結果、互いに隣合うU字状部材10に含まれる
一対の丸棒11によって、サブアッセンブリのコネクタ
が支持されるようになっている。上記所定の間隔とは、
コネクタを丸棒11間に架け渡した状態で支持すること
ができると共に、コネクタに接続されている複数の電線
が一対の丸棒11間に垂れ下がることができる間隔であ
る。また、各U字状部材10の丸棒11間には、U字状
部材10の充分な剛性を確保するためにクロスメンバー
12が適所(本実施例では、3か所)に配設されてい
る。
【0020】連結部材20は櫛状をしている。連結部材
20は、U字状部材10の配列面から上方に突出した状
態で配置されており、各U字状部材10のクロスメンバ
ー12同士を連結している。これにより、各U字状部材
10は、一端10a側、すなわち略U字状に湾曲された
側が揃えられて配置されている。従って、上記対をなす
丸棒11の一端10a側同士は、互いに離反する方向に
湾曲された状態となっている。一方、各U字状部材10
の他端10b側、すなわち開放端側は、上方へはね上げ
るように折り曲げられている。
【0021】支持部Bは、コネクタ保持部Aを支持する
柱部材30と、脚40とを有している。柱部材30に
は、本実施例では、細長に形成された平板部材が採用さ
れており、各U字状部材10に対してそれぞれ2本づつ
連結されている。つまり、一方の柱部材30の上端は、
一端10a側のクロスメンバー12に連結されており、
他方の柱部材30の上端は、他端10b側のクロスメン
バー12に連結されている。また、各柱部材30の下端
が脚40に連結されている。
【0022】柱部材30の一方側、すなわち、U字状部
材10の一端10a側のクロスメンバー12に連結され
ている方は、他端10b側のクロスメンバー12に連結
されている柱部材30よりも、その寸法が長く設定され
ている。このため、コネクタ保持部Aは、U字状部材1
0の一端10a側から他端10b側へ下り勾配が形成さ
れている。なお、参照符号31は、柱部材30を補強す
るための補強部材であって、当該柱部材30と脚40と
を連結している。また、脚40の下端には、移動用のキ
ャスタ41が備えられている。これにより、架台は、容
易に移動することができるようになっている。
【0023】このように、U字状部材10のクロスメン
バー12と脚40とを細長平板状の柱部材30によって
連結しているので、隣合う一対の丸棒11同士間の鉛直
下方には、所定の空間が形成される。この所定の空間
は、保持されたサブアッセンブリの電線が配置される電
線垂下部50を構成している。つまり、一対の丸棒11
によってサブアッセンブリのコネクタを支持した際に、
コネクタから垂下する電線が電線垂下部50に位置する
ようになっている。
【0024】次に、この架台の使い方について、その作
用効果と共に説明する。 図2は、隣合うU字状部材10によって構成される
一対の丸棒11間に、組み立てられたサブアッセンブリ
SAを挿入する状態を示した要部拡大斜視図である。図
2を参照して、組み立てられたサブアッセンブリSA
は、サブアッセンブリSAに含まれるコネクタCを寄せ
集めて、各コネクタCに接続されている複数の電線1を
輪ゴムGまたはテープによって仮止めする。
【0025】 束ねられた電線1を丸棒11間に白抜
き矢印の方向に挿入し、コネクタCを一対の丸棒11間
上に架け渡すように配置する。このとき、電線1は、U
字状部材10の一端10a側から挿入する。これによ
り、各コネクタCは、対をなす丸棒11上に載置された
状態で支持されると共に、複数の電線1は、コネクタC
から垂下して電線垂下部50に配置される。この作業を
繰り返し、対をなす丸棒11間にサブアッセンブリSA
を順次並べていく。一の対をなす丸棒11間にサブアッ
センブリSAが満杯になれば、隣合う対をなす丸棒11
間に順次サブアッセンブリSAを並べていく。
【0026】 このように、サブアッセンブリSA
は、電線1を束ねて丸棒11間に挿入するだけで、簡単
にストックしておくことができる。しかも、寄せ集めた
コネクタCを一対の丸棒11に架け渡すので、支持した
ときにサブアッセンブリSAに傾きが生じず、コネクタ
Cに接続されている電線1は、鉛直下方に垂下する。従
って、各サブアッセンブリSAを整列した状態でストッ
クすることができる。
【0027】 一方、寄せ集められたコネクタCを一
対の丸棒11の他端10b側へスライドさせることによ
り、簡単にサブアッセンブリSAを取り出すことができ
る。特に、各サブアッセンブリSAは、整列した状態で
保持されているので、サブアッセンブリSAを多数密集
させても、電線1同士が絡みにくく、サブアッセンブリ
SAの取出作業を円滑に行うことができる。
【0028】 また、U字状部材10は、上記所定の
間隔で並設されているから、コネクタ保持部Aには、サ
ブアッセンブリSAの保持に関与しない無駄なスペース
が発生しない。従って、コネクタ保持部Aのスペース効
率が良く、多数のサブアッセンブリSAをスペース的に
無駄なくストックすることができる。 さらに、作業者は、各U字状部材10の他端10b
側において作業をすることができるので、コネクタCを
支持するとき、およびサブアッセンブリSAを取り出す
ときに、架台の回りを移動したり、架台を移動させたり
する必要がなく、作業者の略正面で作業をすることがで
きる。これにより、作業者は、サブアッセンブリSAを
ストックする作業および取出作業を容易に行うことがで
きる。
【0029】加えて、本実施例では次のような作用効果
を奏する。先ず、丸棒11の一端10a側が互いに離反
する方向に湾曲されているから、サブアッセンブリSA
を一対の丸棒11によって保持する場合、コネクタCに
接続された複数の電線1を上記湾曲した部分によって案
内した状態で丸棒11間に挿入することができる。これ
により、サブアッセンブリSAをストックする作業を一
層容易に行うことができる。
【0030】また、コネクタ保持部Aは、一端10a側
から他端10b側へ下り勾配が形成されているので、保
持されたサブアッセンブリSAは、自重によって他端1
0b側へスライドする。従って、作業者が保持されたサ
ブアッセンブリSAを取り出すと、順次サブアッセンブ
リSAが取出作業を行う作業者の手前側へ移動する。こ
れにより、作業者は、一層円滑にサブアッセンブリSA
の取出作業を行うことができるという利点がある。しか
も、各丸棒11の他端10b側は、上方へ折り曲げられ
ているので、サブアッセンブリSAが容易にコネクタ保
持部Aから脱落するのを防止することができる。その結
果、サブアッセンブリSAをストックしたまま、架台を
自在に移動させることができるという利点もある。
【0031】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、図1に示すように、隣合う電線垂下部5
0間に、仕切板60を介在させることもできる。すなわ
ち、仕切板60は、各U字状部材10に連結された一対
の柱部材30間に配設されている。これにより、各電線
垂下部50を区画することができる。なお、図1におい
ては、図を簡略化するために、図中手前側の柱部材30
間にのみ配設しているが、実際は、各U字状部材10に
連結した柱部材30間に配設されている。
【0032】このように仕切板60を設けることによっ
て、隣合う電線垂下部50間に収容された電線1同士が
接触することを回避することができ、確実に電線1同士
の絡みを防止することができる。その結果、サブアッセ
ンブリSAの取出作業をなお一層円滑に行うことが可能
となる。また、本実施例では、隣合うU字状部材10に
よって、対をなす丸棒11を複数対形成したが、対をな
す真直な棒状部材を複数対並設しても良い。さらにこの
場合、隣合う一対の棒状部材は、その高さを交互に変化
させて配置することもできる。
【0033】
【発明の効果】求項1に係る発明によれば、コネクタ
保持部にサブアッセンブリの保持に関与しない無駄なス
ペースが発生するのを抑えることができるので、スペー
ス効率を向上させて多数のサブアッセンブリをストック
することができる。また、作業者の略正面において、サ
ブアッセンブリを支持する作業および取り外す作業をす
ることができる。しかも、整列させた状態で各サブアッ
センブリをストックすることができるから、サブアッセ
ンブリの電線同士が絡み合うことを防止することができ
る。従って、サブアッセンブリをストックする作業およ
び取り出す作業がしやすく、円滑に作業を進めることが
できる。加えて、細長棒状部材の湾曲された部分によっ
て、電線を案内した状態で支持することができるので、
サブアッセンンブリをストックする作業を一層容易に行
うことができる。
【0034】求項に係る発明によれば、仕切板によ
って、ストックされたサブアッセンブリの電線同士が絡
まるのを確実に防止することができる。従って、サブア
ッセンブリの取出作業を一層円滑に行うことができる。
【0035】求項に係る発明によれば、ストックさ
れたサブアッセンブリは、自重によって細長棒状部材の
他端部側へ移動するから、サブアッセンブリを一層簡単
に取り出すことができる。求項に係る発明によれ
、各細長棒状部材の他端部は、上方へ折り曲げられて
いるから、サブアッセンブリが容易にコネクタ保持部か
ら脱落するのを防止することができる。これにより、多
数のサブアッセンブリを保持した状態で、サブアッセン
ブリ用ストック架台を自由に移動させることができると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る架台の斜視図である。
【図2】一対の丸棒間に、組み立てられたサブアッセン
ブリを挿入する状態を示した要部拡大斜視図である。
【図3】サブアッセンブリを模式的に示した図である。
【図4】従来のサブアッセンブリのストック台車を示し
た斜視図である。
【図5】従来のストック台車のレール部材に、サブアッ
センブリを引っ掛けた状態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
A コネクタ保持部 B 支持部 10 U字状部材 10a 一端 10b 他端 11 丸棒 30 柱部材 40 脚 50 電線垂下部 60 仕切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−169292(JP,U) 実開 昭58−195591(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/00 - 43/02 H01R 43/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔をあけて互いに平行に配置された
    一対の細長棒状部材が、所定ピッチを有して複数対並列
    して設けられたコネクタ保持部と、 コネクタ保持部を上端に支持する支持部と、 各対をなす細長棒状部材間の鉛直下方に形成され、保持
    されたコネクタから電線が垂下することのできる電線垂
    下部とを備え 各対をなす細長棒状部材の一端部は、互いに離反する方
    向に湾曲されていることを特徴とするワイヤーハーネス
    のサブアッセンブリ用ストック架台。
  2. 【請求項2】請求項1記載のワイヤーハーネスのサブア
    ッセンブリ用ストック架台において、 隣合う電線垂下部間には、仕切板が介在されていること
    を特徴とするワイヤーハーネスのサブアッセンブリ用ス
    トック架台。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のワイヤーハーネ
    スのサブアッセンブリ用ストック架台において、 各細長棒状部材は、一端部側から他端部側へ下り勾配が
    形成されていることを特徴とするワイヤーハーネスのサ
    ブアッセンブリ用ストック架台。
  4. 【請求項4】請求項1ないしのいずれかに記載のワイ
    ヤーハーネスのサブアッセンブリ用ストック架台におい
    て、 各細長棒状部材の他端部は、上方へ折り曲げられている
    ことを特徴とするワイヤーハーネスのサブアッセンブリ
    用ストック架台。
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