JPH062302U - 電子装置におけるケーブル収納機構 - Google Patents

電子装置におけるケーブル収納機構

Info

Publication number
JPH062302U
JPH062302U JP3938992U JP3938992U JPH062302U JP H062302 U JPH062302 U JP H062302U JP 3938992 U JP3938992 U JP 3938992U JP 3938992 U JP3938992 U JP 3938992U JP H062302 U JPH062302 U JP H062302U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide plate
cable
storage mechanism
slide
cable storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3938992U
Other languages
English (en)
Inventor
隆宏 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3938992U priority Critical patent/JPH062302U/ja
Publication of JPH062302U publication Critical patent/JPH062302U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守・交換等の作業を容易に行える電子装置
におけるケーブル収納機構を提供すること。 【構成】 支柱11と12は、ブランクユニット5との
固定部からスライド板7との接触部までの長さがそれぞ
れ違っており、またその差がスライド板7の高さd以上
になるように考慮されている。これにより、あるスライ
ド板7を引き出す際に他のスライド板7のケーブル8が
正面に位置しないので、ケーブル8に邪魔されることな
くスライド板7の出し入れが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はケーブル収納機構、とくに例えば電子回路パッケージに接続される光 ファイバケーブルに有利に適用されるケーブル収納機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、光ファイバケーブル(光ファイバコード)の余長処理構造を有する電 子装置の従来技術を示す斜視図である。電子回路パッケージ1は、プラグインユ ニット2に搭載される。電子回路パッケージ1には、前後にスライド可能なカバ ー3が備えられている。カバー3には光ファイバーケーブル8を接続する光コネ クタ4が固定されている。光コネクタ4は、電子回路パッケージ1の光−電気変 換部(図示せず)に接続されている。
【0003】 図4には、図3における光ファイバケーブルの余長処理を行うスライド板7等 が配設されたブランクユニット5の正面図である。段付き支柱6は、スライド板 7の抜き溝を通してブランクユニット5に固定されている。段付き支柱6は、同 図に示すように片端部の径が他の部分より大きく抜き溝を通らない。このため、 スライド板7は、支柱6により支持され、抜き溝の長さの範囲で前後に滑動可能 となっている。
【0004】 図3に戻って、光ファイバケーブル8は、光ファイバケーブルダクト9を通し て光コネクタ4に接続される。その際、光ファイバケーブルの余長部分は、電子 回路パッケージ1毎に上部に配設されたスライド板7上で重ね巻きされ、ワイヤ サドル10にて固定される。なお、光ファイバケーブル8をコネクタ4に接続す る場合、スライド板7およびカバー3を前に引き出した状態で行い、ケーブル8 の余長処理を行った後、これらを後方へ移動する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながらこのような従来技術では、たとえば保守・交換等で光ファイバケ ーブル8を取りはずす際、左隣のスライド板7に導入されている光ファイバケー ブル8が作業を行うスライド板7の前面にあるため、スライド板7を引き出すこ とができず、作業性が著しく悪いという欠点があった。
【0006】 本考案はこのような従来技術の欠点を解消し、保守・交換等の作業を容易に行 える電子装置におけるケーブル収納機構を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の課題を解決するために、ケーブルが接続される電子回路パッケ ージを複数有する電子装置におけるケーブル収納機構は、前後に滑動可能であり 、電子回路パッケージに接続されたケーブルの余長処理を行うスライド板を複数 有し、各スライド板はそれぞれ所定の段差をもって複数並設されることにより、 各スライド板に収納されるケーブルが所定の段差に応じて配置され、スライド板 の滑動の際、当該スライド板以外のスライド板に収納されたケーブルが当該スラ イド板の滑動方向上と異なる位置に配設されている。
【0008】
【作用】
本考案によれば、所定の段差をもってスライド板が並設され、各スライド板の 位置に応じて各ケーブルが配置されるため、スライド板を引き出す際に、他のス ライド板に収納されたケーブルが滑動の妨げにならない。
【0009】
【実施例】
次に添付図面を参照して本考案による電子装置におけるケーブル収納機構の実 施例を詳細に説明する。
【0010】 図1は、本考案による電子装置におけるケーブル収納機構を光ファイバケーブ ルの収納に適用したときの実施例を示す斜視図である。また、図2は、本実施例 における光ファイバケーブルの余長処理を行うスライド板7等が配設されたブラ ンクユニット5の正面図である。なお、これら図において、従来技術で説明した 図3、図4と同じ構成要素には同一の符号を付し、重複する説明はここでは省略 する。
【0011】 図2において、支柱11、12は段付き支柱であり、それぞれスライド板7が 前後に滑動可能なように支持している。すなわち、支柱11と12は、ブランク ユニット5との固定部からスライド板7との接触部までの長さがそれぞれ違って おり、またその差がスライド板7の高さd以上になるように考慮されている。
【0012】 このように本実施例では、ブランクユニット5に取り付けられるすべてのスラ イド板7が長さの異なる段付き支柱により所定の段差をもって支持されるため、 あるスライド板7を引き出す際に他のスライド板7のケーブルが正面に位置しな い。具体的には、図1および図2に示した実施例では、ケーブルが導かれる光フ ァイバケーブルダクト9に近いスライド板7の支柱ほどその長さが長い。したが って本実施例では、光ファイバケーブル8に邪魔されることなく、スライド板7 を前に引き出すことができる。
【0013】 なお、本実施例ではスライド板7が水平方向に段違いに並設される例を示した が、本考案はこれに限定されるものではなく、たとえば垂直方向に段違いに並設 されてもよい。また、本実施例では収納するケーブルを光ファイバケーブル8と したが、特に光ファイバケーブルに限定されるものではなくこれ以外のケーブル やコードであってもよい。すなわち、本考案はスライド板7を段違いにすること でケーブル8がスライド板7の滑動の妨げにならないようにするものであり、本 考案の精神を逸脱することなく当業者が可能な変形および修正は本考案の範疇に 含まれる。
【0014】
【考案の効果】
このように本考案の電子装置におけるケーブル収納機構によれば、スライド板 を支持する支柱をすべてのスライド板が引き出せるよう、それぞれ違う長さとし たので、ケーブルの取り外しや余長処理などの作業性が従来と比較して大幅に向 上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電子装置におけるケーブル収納機
構の実施例を示す斜視図、
【図2】図1に示した実施例におけるスライド板の配置
を示した正面図、
【図3】従来技術における電子装置におけるケーブル収
納機構の斜視図、
【図4】従来のスライド板の配置を示した正面図であ
る。
【符号の説明】
1 電子回路パッケージ 2 プラグインユニット 3 カバー 4 光コネクタ 5 ブランクユニット 7 スライド板 8 光ファイバケーブル 11,12 段付き支柱

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルが接続される電子回路パッケー
    ジを複数有する電子装置におけるケーブル収納機構にお
    いて、 前後に滑動可能であり、前記電子回路パッケージに接続
    されたケーブルの余長処理を行うスライド板を複数有
    し、 前記各スライド板はそれぞれ所定の段差をもって複数並
    設されることにより、各スライド板に収納される前記ケ
    ーブルが前記所定の段差に応じて配置され、 前記スライド板の滑動の際、当該スライド板以外のスラ
    イド板に収納されたケーブルが当該スライド板の滑動方
    向上と異なる位置に配設されていることを特徴とする電
    子装置におけるケーブル収納機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のケーブル収納機構にお
    いて、前記ケーブルは光ファイバケーブルであることを
    特徴とする電子装置におけるケーブル収納機構。
JP3938992U 1992-06-09 1992-06-09 電子装置におけるケーブル収納機構 Pending JPH062302U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3938992U JPH062302U (ja) 1992-06-09 1992-06-09 電子装置におけるケーブル収納機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3938992U JPH062302U (ja) 1992-06-09 1992-06-09 電子装置におけるケーブル収納機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062302U true JPH062302U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12551654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3938992U Pending JPH062302U (ja) 1992-06-09 1992-06-09 電子装置におけるケーブル収納機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH062302U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5246955B2 (ja) 光コネクタ配列ボックス
JPH062302U (ja) 電子装置におけるケーブル収納機構
JP3996468B2 (ja) ケーブル余長処理構造
JP3612860B2 (ja) 組立図板装置
JP2821978B2 (ja) コード整線棚付きサブラック
JPH0439043B2 (ja)
JP2904484B1 (ja) 通信機器用装置架のケーブル導入構造
JP2921929B2 (ja) 光ファイバケーブル接続箱
JP3497274B2 (ja) 光配線架
JPH0796489A (ja) フラットケーブル
JPS62246205A (ja) ワイヤハーネスの成形方法とその成形方法のための成形装置
JPS61295510A (ja) 光ケ−ブルの余長収納部
JPS58109708U (ja) 光フアイバケ−ブル用接続箱
SU1739533A1 (ru) Шаблон дл раскладки проводов в жгут
JPH0745046Y2 (ja) 光ファイバケーブル余長部分の収容部構造
JPS5852762Y2 (ja) 電子装置のケ−ブル布線構造
JP3089976B2 (ja) ワイヤーハーネスのサブアッセンブリ用ストック架台
JP3007804U (ja) 光ファイバケーブル配線盤
JPH08242085A (ja) 中継ケーブルの処理方法および処理構造
JPH0746164B2 (ja) 光ファイバ接続部の余長収容器具
JP2543315Y2 (ja) 光ケーブルの余長処理構造
JPH1123855A (ja) 光ファイバの配線方法
JPS62193507A (ja) ケ−ブル保護装置
JPS61223808A (ja) 光配線盤
JPS5923617B2 (ja) フラツトケ−ブルによるシエルフ実装構造