JP2003115680A - ケーブルサポート構造 - Google Patents

ケーブルサポート構造

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JP2003115680A
JP2003115680A JP2001309346A JP2001309346A JP2003115680A JP 2003115680 A JP2003115680 A JP 2003115680A JP 2001309346 A JP2001309346 A JP 2001309346A JP 2001309346 A JP2001309346 A JP 2001309346A JP 2003115680 A JP2003115680 A JP 2003115680A
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JP
Japan
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cable support
cable
support base
rack
support structure
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JP2001309346A
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English (en)
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Kenji Matsuba
健志 松葉
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルサポートと吸気孔フィルタの清掃、
交換を行うためのネジとが位置的に重ならないようにす
るため、ケーブルサポートのケーブル固縛面が小さくな
ってしまい、ケーブル本数の増加や太線化に対応できな
かった。 【解決手段】 ラックに固定するケーブルサポートベー
ス11と、内部にケーブル収納部12を設け、上面部に
ケーブルを通して整理固縛するための複数のスリット1
3を形成し、両側にケーブルサポートベース11に結合
するための取付部14を形成したケーブルサポート10
とを備え、ケーブルサポート10をケーブルサポートベ
ース11に軸ネジ15で回転可能に結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信機器等をラッ
クに搭載した際、ケーブルを整理固縛するケーブルサポ
ート構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のケーブルサポート構造を示
す斜視図、図7は従来技術の下部を示す正面図である。
【0003】複数の基板1を実装した通信機器等の本体
2はラック取付け金具3を側面に固定しており、図示し
てないラックにラック取付け金具3をネジ等で固定して
本体2を搭載している。
【0004】通常、基板1の実装部を避けた本体2の正
面下部には、図示してない吸気孔フィルタを内側に有す
る吸気孔部4が本体2の内部冷却用空気取り入れ口とし
て設けられており、吸気孔フィルタの清掃、交換は吸気
孔フィルタ交換ネジ5を解除して行っている。
【0005】基板1へのケーブル例えばインターフェー
スケーブル6を整理固縛するためのケーブルサポート7
は、基板1の挿抜に干渉しないように、吸気孔部4と同
様に本体2の正面に対して基板1の実装部を避けた下部
にラック取付け金具3の上から重ねるように図示してな
いラックへネジ等により固定される。このため、吸気孔
部4とケーブルサポート7は重なる位置関係にある。
【0006】インターフェースケーブル6は、タイラッ
プ8等のケーブル固縛用品を用いてケーブルサポート7
のケーブル固縛面9に、互いに隣接する基板1の挿抜に
支障がないように、基板1の実装ピッチに合わせて固縛
され、ラックの両サイドへと導かれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構造では、吸気孔フィルタの清掃、交換を行うための吸
気孔フィルタ交換ネジ5とケーブルサポート7が位置的
に重ならないようにするため、ケーブルサポート7のケ
ーブル固縛面9が小さくなってしまい、ケーブル本数が
増加したり、大容量化により太線化した場合、すべての
ケーブルを固縛するのは困難であった。
【0008】また、無理に固縛すると、ケーブル固縛面
9からはみ出したケーブルにより吸気孔フィルタ交換ネ
ジ5を覆ってしまい、吸気孔フィルタの清掃、交換が難
しくなったり、隣接する基板1の挿抜に支障をきたす場
合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明はラックに固定するケーブルサポートベース
と、内部にケーブル収納部を設け、上面部にケーブルを
通して整理固縛するための複数のスリットを形成し、両
側にケーブルサポートベースに結合するための取付部を
形成したケーブルサポートとを備え、取付部とケーブル
サポートベースを軸ネジで係合することによりケーブル
サポートをケーブルサポートベースに回転可能又はスラ
イド可能に結合したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態を
示す斜視図で、従来技術と同じ構成要素には同じ符号を
付してある。
【0011】従来と同様に、複数の基板1を実装した通
信機器等の本体2には、基板1の実装部を避けて正面下
部に図示してない吸気孔フィルタを内側に有する吸気孔
部4が設けられており、吸気孔フィルタの清掃、交換は
吸気孔フィルタ交換ネジ5を解除して行っている。
【0012】基板1へのケーブル例えばインターフェー
スケーブル6を整理固縛するためのケーブルサポート1
0は、ケーブルサポートベース11に回転可能に結合さ
れ、ケーブルサポートベース11はラック取付け金具3
の上から重ねるように図示してないラックへネジ等によ
り固定される。
【0013】ケーブルサポート10は基板1の挿抜に干
渉しないように吸気孔部4と同様に基板1の実装部を避
けた本体2の正面下部に配置される。
【0014】図2は第1の実施形態のケーブルサポート
を示す斜視図である。
【0015】ケーブルサポート10及びケーブルサポー
トベース11は例えば金属板を加工して形成され、ケー
ブルサポート10は断面がコ字状で、内部にケーブル収
納部12を設け、上面部に図1に示したインターフェー
スケーブル6を通して整理固縛するための複数のスリッ
ト13を形成し、両側にケーブルサポートベース11に
結合するための取付部14を形成している。
【0016】複数のスリット13は図1に示すように本
体2に実装される基板1に対応して、基板1の実装ピッ
チと、同ピッチで形成される。
【0017】両側の取付部14には図示してない例えば
丸穴が形成されており、また、ケーブルサポートベース
11には図示してないネジ穴が形成されており、取付部
14は軸ネジ15によりケーブルサポートベース11に
回転可能に取り付けられる。即ち、ケーブルサポート1
0はケーブルサポートベース11に回転可能に結合され
る。
【0018】また、取付部14の上部には、ケーブルサ
ポート10が下方向に回転しないようにするためのスト
ッパ16が設けられている。このストッパー16は取付
部14の上部を曲げ加工して形成しても、別個に形成し
て固着しても良い。
【0019】ケーブルサポート10の前面部の開口側に
はカバー17がネジ等により固定され、ケーブル収納部
12に収容された図1のインターフェースケーブル6の
はみ出しを防止する。
【0020】図3は第1の実施形態の下部の一部省略正
面図で、吸気孔部とケーブルサポートの位置関係を示し
ている。
【0021】吸気孔部4及びケーブルサポート10は基
板1の挿抜に干渉しないようにするため、基板1の実装
部を避けてその下部に配置される。そのため、吸気孔部
4とケーブルサポート10が重なった位置関係になるの
は避けられず、吸気孔フィルタ交換ネジ5がケーブルサ
ポート10のうしろ側に位置することになる。
【0022】しかしながら、第1の実施形態ではケーブ
ルサポート10が図2に示したケーブルサポートベース
11を介してラックに回転可能に固定されているので、
ケーブルサポート10を上方に回転させることにより吸
気孔フィルタ交換ネジ5を容易に解除し、吸気孔フィル
タの清掃、交換をすることができる。
【0023】以下、動作について説明する。図1,2に
示すように、本体2を図示していないラックに搭載後、
基板1に接続するインターフェースケーブル6を基板1
毎に対応しているスリット13に通してケーブル収納部
12に収容することにより整理固縛する。
【0024】ケーブル収納部12に収容されたインター
フェースケーブル6は左右に振り分けることにより簡単
にラックの両サイドへ導くことができる。
【0025】通信機器等の装置をラックに設置した後
で、本体への大容量化等に伴い、インターフェースケー
ブル6の本数が増加したり、太線化しても、インターフ
ェースケーブル6をスリット13毎に通してケーブル収
納部12に収容するだけなので、容易にインターフェー
スケーブル6の整理固縛が可能である。
【0026】図4は第1の実施形態の基板挿抜時の側面
図である。ケーブルサポート10は通常時の位置にあ
り、軸ネジ15によりケーブルサポートベース11に固
定されている。
【0027】吸気孔部4及びケーブルサポート10は図
3に示したように基板1の実装部を避けているので、基
板1を技去する時は矢印A方向に引くことにより、また
基板1を挿入する時は矢印Aと逆方向に挿入することに
より、基板1の挿抜を容易に行うことができる。
【0028】図5は第1の実施形態の吸気孔フィルタ交
換時の側面図である。軸ネジ15を緩め、ケーブルサポ
ート10を矢印Bのように上方へ回転させた状態を示し
ている。なお、軸ネジ15を緩めた時に、ストッパー1
6があるので、ケーブルサポート10が下方向へ回転し
たり、不安定になったりすることはない。
【0029】この状態では、ケーブルサポート10は吸
気孔部4の上方に位置するので、吸気孔フィルタ交換ネ
ジ5は何の障害もなく解除することができる。吸気孔フ
ィルタ交換ネジ5を解除して吸気孔部4を矢印Cのよう
に取り外し、内側の吸気孔フィルタの清掃、交換を実施
する。
【0030】この時、図1に示したように、インターフ
ェースケーブル6はタイラップ等の固縛用品にて固縛し
ていないため、スリット13内でケーブルサポ−ト10
の回転運動に追従でき、なお且つカバー17でケーブル
収納部12の前面の開口側が覆われているので前面には
み出すこともない。
【0031】以上のように第1の実施形態によれば、ケ
ーブルサポート10に複数のスリット13とケーブル収
納部12を形成し、ケーブルサポート10をラックに固
定するケーブルサポートベース11に回転可能に結合す
るので、ケーブルサポート10を回転移動させることに
より吸気孔フィルタの清掃、交換を容易に行うことがで
き、スリット13にインターフェースケーブル6を通し
て整理固縛するので、、吸気孔の位置や大きさに拘わら
ずケーブルサポート10の大型化が可能であり、これに
伴い大容量化によるケーブル本数の増加や太線化にも対
応が可能である。
【0032】また、インターフェースケーブル6はケー
ブル収納部12内に容易且つ確実に収容されるため、イ
ンターフェースケーブル6がはみ出して吸気孔フィルタ
交換ネジ5の部分を覆ってしまったり、隣接する基板1
の挿抜に支障をきたすこともない。
【0033】なお、ケーブルサポート10にストッパー
16を設けることによりケーブルサポート10が下方向
に回転することもなく、またカバー17をケーブル収納
部12に取り付けることによりケーブルサポート10の
回転移動時にインターフェースケーブル6が開口側から
はみ出すこともない。
【0034】第1の実施例では図2に示すようにケーブ
ルサポート10をケーブルサポートベース11に回転可
能に結合するため、ケーブルサポート10の取付部14
に例えば丸穴を設けて軸ネジ15で結合しているが、第
2の実施形態は、図示していないが、上記した丸穴に代
えて長穴を形成し、ケーブルサポート10をケーブルサ
ポートベース11に長穴に沿ってスライド可能に結合し
たものである。その他は同じである。
【0035】例えば、図2において、ケーブルサポート
10の取付部14に長穴を水平方向に形成した場合、長
穴に係合した軸ネジ15を緩めれば、ケーブルサポート
10は長穴に沿って水平方向、即ち通信機器等の装置に
対して前後方向に移動可能になる。
【0036】そのため、装置やラックの奥行き方向の大
きさに合わせて前後方向にスライドさせてケーブル固縛
を行うことができ、複数の装置やラックに共通に使用す
ることが可能となる。
【0037】吸気孔フィルタの清掃、交換に際しては、
図1においてケーブルサポート10を装置の前方向即ち
手前にスライドさせ、ケーブルサポート10と吸気孔部
4との間隔を広げて吸気孔フィルタ交換ネジ5を解除す
るようにすれば良い。
【0038】また、軸ネジ15は長穴に係合しているの
で、緩めることによりケーブルサポート10は回転する
ことも可能であるから、上方に回転させて吸気孔フィル
タの清掃、交換を実施することもできる。
【0039】取付部15に長穴を斜め方向又は上下方向
に形成した場合も、ケーブルサポート10を斜め上方も
しくは斜め下方、又は上方もしくは下方にスライドさせ
て吸気孔フィルタの清掃、交換を実施することもでき
る。
【0040】以上のように第2の実施形態は第1の実施
形態と同等な効果を有する。なお、長穴を水平方向に形
成した場合には、装置やラックの奥行きに対応した自由
度の効くケーブル固縛が可能となる。
【0041】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、ケー
ブルサポートを移動させることにより吸気孔フィルタの
清掃、交換を容易に行うことができ、スリットにケーブ
ルを通して整理固縛するのでケーブルサポートの大型化
が可能で、ケーブル本数の増加や太線化にも対応するこ
とができ、またケーブルはケーブル収納部内に確実に収
容されるため、吸気孔交換ネジの部分を覆ってしまった
り、隣接する基板の挿抜に支障をきたすこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す斜視図
【図2】第1の実施形態のケーブルサポートを示す斜視
【図3】第1の実施形態の下部の一部省略正面図
【図4】第1の実施形態の基板挿抜時の側面図
【図5】第1の実施形態の吸気孔フィルタ交換時の側面
【図6】従来技術の斜視図
【図7】従来技術の下部の正面図
【符号の説明】
10 ケーブルサポート 11 ケーブルサポートベース 12 ケーブル収納部 13 スリット 14 取付部 15 軸ネジ 16 ストッパー 17 カバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器等をラックに搭載した際、ケー
    ブルを整理固縛するケーブルサポート構造において、 前記ラックに固定するケーブルサポートベースと、 内部にケーブル収納部を設け、上面部に前記ケーブルを
    通して整理固縛するための複数のスリットを形成し、両
    側に前記ケーブルサポートベースに結合するための取付
    部を形成したケーブルサポートとを備え、 前記取付部とケーブルサポートベースを軸ネジで係合す
    ることにより前記ケーブルサポートを前記ケーブルサポ
    ートベースに回転可能に結合したことを特徴とするケー
    ブルサポート構造。
  2. 【請求項2】 通信機器等をラックに搭載した際、ケー
    ブルを整理固縛するケーブルサポート構造において、 前記ラックに固定するケーブルサポートベースと、 内部にケーブル収納部を設け、上面部に前記ケーブルを
    通して整理固縛するための複数のスリットを形成し、両
    側に前記ケーブルサポートベースに結合するための取付
    部を形成したケーブルサポートとを備え、 前記取付部に軸ネジが係合する長穴を形成し、前記ケー
    ブルサポートとケーブルサポートベースを前記軸ネジで
    係合することにより前記ケーブルサポートを前記ケーブ
    ルサポートベースに前記長穴に沿ってスライド可能に結
    合したことを特徴とするケーブルサポート構造。
  3. 【請求項3】 前記長穴が水平方向に形成されたことを
    特徴とする請求項2記載のケーブルサポート構造。
  4. 【請求項4】 前記ケーブルサポートが前記ケーブルサ
    ポートベースに前記軸ネジを中心に回転可能に結合した
    ことを特徴とする請求項3記載のケーブルサポート構
    造。
  5. 【請求項5】 前記取付部に前記ケーブルサポートが下
    方向に回転しないようにするためのストッパーを設けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項4記載のケーブル
    サポート構造。
  6. 【請求項6】 前記長穴が斜め方向又は上下方向に形成
    されたことを特徴とする請求項2記載のケーブルサポー
    ト構造。
  7. 【請求項7】 前記ケーブルサポートの開口側にカバー
    を固定することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載のケーブルサポート構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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