JPH10260316A - 余長収納シート固定治具 - Google Patents

余長収納シート固定治具

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JPH10260316A
JPH10260316A JP9063607A JP6360797A JPH10260316A JP H10260316 A JPH10260316 A JP H10260316A JP 9063607 A JP9063607 A JP 9063607A JP 6360797 A JP6360797 A JP 6360797A JP H10260316 A JPH10260316 A JP H10260316A
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JP
Japan
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extra
sheet
length storage
holding
connection
Prior art date
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Pending
Application number
JP9063607A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Sato
清 佐藤
Hideo Hirao
秀夫 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10260316A publication Critical patent/JPH10260316A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続作業等において、余長収納シートの蓋シ
ートを容易に、かつ確実に開いた状態に維持する。 【解決手段】 余長収納シート17が、余長収納部21
と展開、閉塞自在な蓋シート22とを備えたクロージャ
1を対象として、余長収納シート17内の接続部27ま
たは接続余長を取出、収納する際に用いる余長収納シー
ト固定治具であって、保持板30とシート固定部材31
とを備えた構成とされ、保持板30は、余長収納シート
17を保持する保持部33と、保持板33をクロージャ
1に係止させる係止部34とを設け、シート固定部材3
1には、一端に蓋シート22を挟持する第一の挟持部3
9が、他端にクロージャ1を挟持する第二の挟持部40
が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、余長収納
シート内に収納された融着接続部および接続余長を出し
入れする際に用いて好適な余長収納シート固定治具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ファイバネットワークにおけ
る光加入者線路の接続点には、メカニカルクロージャや
地下・架空両用クロージャ等が設けられ、このクロージ
ャ内においてコネクタ等の接続部が収納・保護されてい
る。図5および図6に従来のクロージャの一例を示す。
図5において、符号1はクロージャである。クロージャ
1は、間隔をおいて対向配置された円盤状の二枚の端面
板2,2と、該端面板2,2間に装着され、その間に接
続収納空間Sを形成するスリーブ3とを有しており、端
面板2,2には、三個のケーブル導入孔4,5,6がそ
れぞれ形成されている。ケーブル導入孔4,5,6に
は、それぞれ、光ファイバケーブル7,8,9を把持す
る把持金具10,11,12が装着されており、把持金
具10には端面板2に沿って水平方向に延在する横フレ
ーム13,13がボルト固定されている。横フレーム1
3,13には、光ファイバケーブル7,8,9から導出
されたテンションメンバ7a,8a,9aを固定するテ
ンションメンバ固定部18,19,20が、それぞれ設
けられている。
【0003】また、横フレーム13,13間には二本の
連結棒14,14がそれぞれの端部同士を連結して設け
られている。また、一方の連結棒14には、接続収納空
間Sへ向けて突出する接続フレーム15が設けられてお
り、この接続フレーム15には、二本の懸架リング16
を介して、図6に示すように、光ファイバケーブル7,
8,9から導出された光ファイバ26の余長部分を収納
する余長収納シート17が多数枚吊り下げられている。
【0004】余長収納シート17は、全体がポリエチレ
ン等の合成樹脂で形成されたものであって、断面視L字
状の余長収納部21と蓋シート22とから構成されてい
る。余長収納部21の一側縁両端部には、孔部23と狭
間部24とから構成される支持部25が形成されてお
り、支持部25は、懸架リング16を狭間部24を通し
て孔部23に嵌着させることにより余長収納シート17
を着脱自在に懸架リングに支持させるものである。蓋シ
ート22は、余長収納部21の前記一側縁の一辺を開閉
軸線として展開、閉塞自在とされるものであり、自らの
弾性力により閉じることで余長収納部21との間に接続
部27および接続余長を収納する収納空間28を形成す
るものである。
【0005】従来、上記の構成のクロージャ1におい
て、接続切換等の作業を行うには、まず、余長収納シー
ト17の支持部25を懸架リング16から支持解除す
る。次に、この余長収納シート17を蓋シート22を上
に向けた状態でクロージャ1近傍の作業台(図示せず)
に載置する。そして、蓋シート22を開けて接続部27
および接続余長を余長収納シート17から取り出して接
続切換作業を行った後、これらを再び余長収納シート1
7に収納して懸架リング16に吊り下げていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような作業には、以下のような問題が存在する。接続
部27および接続余長の取出し・収納に際しては、蓋シ
ート22を開いた状態で作業することが好ましいが、蓋
シート22は、自らの弾性力により閉じてしまうため、
片手で接続余長を把持した状態で、他方の片手で蓋シー
ト22を開けておく必要があり、作業に手間がかかり、
作業時間も増加していた。また、強引に収納しようとす
れば光ファイバの瞬断を起こす危険性もあった。
【0007】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、接続作業等において、余長収納シートの蓋
シートを容易に、かつ確実に開いた状態に維持できる余
長収納シート固定治具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を採用している。請求項1記
載の余長収納シート固定治具は、スリーブ内に光ファイ
バケーブルが導入され、該光ファイバケーブルから導出
された光ファイバが、余長収納シート内で接続部および
接続余長を設けた状態で収納され、該余長収納シート
は、前記接続部および接続余長を収納する余長収納部
と、該余長収納部に対して展開、閉塞自在な蓋シートと
を備えたクロージャを対象として、前記余長収納シート
内の前記接続部または前記接続余長を取出し、収納する
際に用いる余長収納シート固定治具であって、保持板と
シート固定部材とを備えた構成とされ、該保持板は、前
記余長収納シートを保持する保持部と、該保持板を前記
クロージャに対して着脱自在に係止させる係止部とを設
けてなり、前記シート固定部材には、前記蓋シートを前
記余長収納部に対して展開状態に固定するための、一端
に該蓋シートを挟持する第一の挟持部が、他端に前記ク
ロージャを挟持する第二の挟持部が設けられていること
を特徴とする。
【0009】従って、本発明の余長収納シート固定治具
によれば、係止部をクロージャに対して係止させること
で保持板をクロージャに設置することができる。そし
て、保持部によって余長収納シートを保持板に保持させ
た状態で、シート固定部材の第一の挟持部が余長収納シ
ートの蓋シートを挟持して他端がクロージャを挟持して
蓋シートを展開状態に固定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の余長収納シート固
定治具の第1の実施の形態を、図1ないし図3を参照し
て説明する。これらの図において、従来例として示した
図5および図6と同一の構成要素には同一符号を付し、
その説明を省略する。
【0011】図1において、符号1は、クロージャであ
る。クロージャ1には、余長収納シート固定治具29が
配置されており、この余長収納シート固定治具29は、
保持板30とシート固定部材31とから構成されてい
る。図2に示すように、保持板30は、平面視矩形に形
成された板体32と、板体32の一面に設けられた保持
部33と、板体32から他面側に向かって設けられた係
止部34とを備えた構成とされるものである。
【0012】保持部33は、板体32上に載置された余
長収納シート17を保持するものであって、板体32の
側縁から立設する複数の立設部35と、立設部35の先
端部から内側へ向くように屈曲して形成された屈曲部3
6とから構成される断面視L字状を成すものである。図
3に示すように、係止部34は、クロージャ1の連結棒
14に対して着脱自在に係止するものであって、板体3
2に対して直交する方向に開口する溝37と、板体32
に沿う方向に開口する溝38を有するものである。
【0013】シート固定部材31は、第一の挟持部39
(クリップ)と、第二の挟持部40(クリップ)と、こ
れらを連結する紐体41とから構成されており、一端の
第一の挟持部39は、蓋シート22の開閉先端を挟持
し、他端の第二の挟持部40は、蓋シート22を展開状
態に固定するように連結棒14を挟持して配置されてい
る。
【0014】上記の構成の余長収納シート固定治具29
の使用方法について説明する。まず、係止部34の溝3
7を連結棒14に係止させて、保持板30をクロージャ
1に設置する。このとき、保持板30の板体32は、ク
ロージャ1の接続収納空間S内に位置するように設置さ
れる。次に、余長収納シート17を懸架リング16から
引き抜いて、保持板30の保持部33に保持されるよう
に板体32に載置する。そして、シート固定部材31の
第一の挟持部39に蓋シート22の開閉先端を挟持させ
て、第二の挟持部40を蓋シート22が展開状態に固定
されるように連結棒14に挟持させる。これにより、余
長収納シート17の余長収納部21が露出して、接続部
27および接続余長を取出して接続切換等の作業が行え
る。
【0015】本実施の形態の余長収納シート固定治具に
よれば、シート固定部材31の第一の挟持部39および
第二の挟持部40によって、余長収納シート17の蓋シ
ート22が展開状態に固定されるため、容易に、かつ確
実に接続部27および接続余長を取出して作業を行うこ
とができる。結果として、作業の際に、光ファイバの不
用意な扱いにより瞬断を発生させることも防止できる。
また、板体32が接続収納空間S内に位置しているた
め、懸架リング16に吊り下げられている余長収納シー
ト17を短い時間で保持板30に保持させることができ
る。
【0016】図4は、本発明の余長収納シート固定治具
の第2の実施の形態を示す図である。この図において、
図1ないし図3に示す第1の実施の形態の構成要素と同
一の要素については同一符号を付し、その説明を省略す
る。第2の実施の形態と上記の第1の実施の形態とが異
なる点は、係止部34の溝38を連結棒14に係止させ
たことである。このとき、保持板30の板体32は、接
続収納空間S外に位置するように配置される。また、シ
ート固定部材31の第二の挟持部40は、蓋シート22
を展開状態に固定するために連結棒14を挟持する構成
とされている。このとき、第二の挟持部40は、上記第
1の実施の形態に対して、連結棒14の長さ方向にずれ
た位置を挟持している。
【0017】本実施の形態の余長収納シート固定治具に
よれば、上記第1の実施の形態と同様の作用・効果が得
られることに加えて、光ファイバ26が600〜100
0心程度収納され、接続収納空間S内に板体32を位置
させることが不能なクロージャ1の場合であっても保持
板30を配置可能である。
【0018】なお、上記実施の形態において、蓋シート
を一枚からなる構成としたが、この構成に限られること
なく、例えば二枚以上の複数の蓋シートからなる構成で
あっても良く、二枚の蓋シートを有する余長収納シート
を使用する場合には、二つのシート固定部材を使用すれ
ばよい。また、蓋シートを挟持する第一の挟持部は、蓋
シートの枚数に対応させて、連結棒に挟持させる第二の
挟持部は一つというような構成であってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の余長収納
シート固定治具によれば、保持板とシート固定部材を備
え、保持板には、余長収納シートを保持する保持部と保
持板をクロージャに対して着脱自在に係止させる係止部
が設けられ、シート固定部材には、蓋シートを展開状態
に固定する一端に蓋シートを挟持する第一の挟持部が他
端にクロージャを挟持する第二の挟持部が設けられる構
成となっている。これにより、光ファイバの容量に左右
されることなく、余長収納シート内の接続部および接続
余長の取出し、収納が容易に行えるため、作業性の向上
という優れた効果を奏すると共に光ファイバの瞬断防止
という効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す図であっ
て、固定治具が連結棒に支持されている外観斜視図であ
る。
【図2】 固定治具の外観斜視図である。
【図3】 図1における要部の断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を示す図であっ
て、保持板の板体が接続収納空間外に配置されている断
面図である。
【図5】 従来のクロージャ内部の一例を示す外観斜視
図である。
【図6】 余長収納シートの外観斜視図である。
【符号の説明】
1…クロージャ、3…スリーブ、7,8,9…光ファイ
バケーブル、17…余長収納シート、21…余長収納
部、22…蓋シート、26…光ファイバ、27…接続
部、29…余長収納シート固定治具、30…保持板、3
1…シート固定部材、33…保持部、34…係止部、3
9…第一の挟持部(クリップ)、40…第二の挟持部
(クリップ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スリーブ(3)内に光ファイバケーブル
    (7,8,9)が導入され、 該光ファイバケーブルから導出された光ファイバ(2
    6)が、余長収納シート(17)内で接続部(27)お
    よび接続余長を設けた状態で収納され、 該余長収納シートは、前記接続部および接続余長を収納
    する余長収納部(21)と、 該余長収納部に対して展開、閉塞自在な蓋シート(2
    2)とを備えたクロージャ(1)を対象として、 前記余長収納シート内の前記接続部または前記接続余長
    を取出し、収納する際に用いる余長収納シート固定治具
    (29)であって、 保持板(30)とシート固定部材(31)とを備えた構
    成とされ、 該保持板は、前記余長収納シートを保持する保持部(3
    3)と、 該保持板を前記クロージャに対して着脱自在に係止させ
    る係止部(34)とを設けてなり、 前記シート固定部材には、前記蓋シートを前記余長収納
    部に対して展開状態に固定するための、一端に該蓋シー
    トを挟持する第一の挟持部(39)が、他端に前記クロ
    ージャを挟持する第二の挟持部(40)が設けられてい
    ることを特徴とする余長収納シート固定治具。
JP9063607A 1997-03-17 1997-03-17 余長収納シート固定治具 Pending JPH10260316A (ja)

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JP9063607A JPH10260316A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 余長収納シート固定治具

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JP9063607A JPH10260316A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 余長収納シート固定治具

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JPH10260316A true JPH10260316A (ja) 1998-09-29

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JP9063607A Pending JPH10260316A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 余長収納シート固定治具

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JP (1) JPH10260316A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001166154A (ja) * 1999-12-13 2001-06-22 Shodensha Co Ltd 光ファイバ心線余長収納ケース
JP2011221425A (ja) * 2010-04-14 2011-11-04 K Opticom Corp 光ファイバ接続部
JP2015200709A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 日本通信電材株式会社 クロージャ

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