JP2000080675A - 掘削装置 - Google Patents
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- JP2000080675A JP2000080675A JP11190682A JP19068299A JP2000080675A JP 2000080675 A JP2000080675 A JP 2000080675A JP 11190682 A JP11190682 A JP 11190682A JP 19068299 A JP19068299 A JP 19068299A JP 2000080675 A JP2000080675 A JP 2000080675A
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- Japan
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- excavator
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- clamp mechanism
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 81
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims abstract description 13
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 24
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F5/00—Dredgers or soil-shifting machines for special purposes
- E02F5/02—Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for digging trenches or ditches
- E02F5/06—Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for digging trenches or ditches with digging elements mounted on an endless chain
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/13—Foundation slots or slits; Implements for making these slots or slits
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F5/00—Dredgers or soil-shifting machines for special purposes
- E02F5/02—Dredgers or soil-shifting machines for special purposes for digging trenches or ditches
- E02F5/14—Component parts for trench excavators, e.g. indicating devices travelling gear chassis, supports, skids
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】掘削機の頭上に電気ケーブル、電線、トンネル
の天井などの障害物が存在すると、掘削機の使用に障害
が生じ、使用できなくなる問題を解決する。 【解決手段】 連続したモノリシックな張出し又はベー
スを掘るトレンチリグ1であって、動作軸Aを有する掘
削機6及び掘削機6を搭載し、これを所定の方向へ動か
す移動手段としてのトラック2を備えたトレンチリグ1
からなる掘削装置であって、掘削機6の作動姿勢を制御
する制御装置8を備え、この制御装置8は、掘削機6と
トラック2との間に設置され、前記動作軸Aと直交する
回動軸Bを軸として前記掘削機を回動操作する機構を備
えると共に前記掘削機を動作軸Aにそって軸方向に移動
させ、所定の位置で停止させるクランプ機構15,16
を備えており、これら機構は、互いにリニアーステップ
アクチュエーターに連結されている。
の天井などの障害物が存在すると、掘削機の使用に障害
が生じ、使用できなくなる問題を解決する。 【解決手段】 連続したモノリシックな張出し又はベー
スを掘るトレンチリグ1であって、動作軸Aを有する掘
削機6及び掘削機6を搭載し、これを所定の方向へ動か
す移動手段としてのトラック2を備えたトレンチリグ1
からなる掘削装置であって、掘削機6の作動姿勢を制御
する制御装置8を備え、この制御装置8は、掘削機6と
トラック2との間に設置され、前記動作軸Aと直交する
回動軸Bを軸として前記掘削機を回動操作する機構を備
えると共に前記掘削機を動作軸Aにそって軸方向に移動
させ、所定の位置で停止させるクランプ機構15,16
を備えており、これら機構は、互いにリニアーステップ
アクチュエーターに連結されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溝、穴等を掘る
掘削装置、特に詳しくは、モノリシック(継ぎ目なし)
の張出し、礎盤、柱礎、モノリシックな領域を掘削する
ための溝掘り掘削機その他の掘削装置に関するものであ
る。
掘削装置、特に詳しくは、モノリシック(継ぎ目なし)
の張出し、礎盤、柱礎、モノリシックな領域を掘削する
ための溝掘り掘削機その他の掘削装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】上記した溝掘り掘削装置としては、チエ
ーン駆動の掘削機、この装置を移動、搬送する搬送装置
及び前記掘削装置の掘削方向の位置付け装置を具備した
ものが知られており、掘削深度を調節して、所望の深さ
の溝、穴などを掘削するようになっている。このような
従来の掘削装置においては、前記掘削機と前記搬送装置
とがヒンジで連結されていて、使用の際には、前記掘削
機が該ヒンジを回転中心として回動され、その掘削角度
及び/又は掘削深度が変えられるようになっている。
ーン駆動の掘削機、この装置を移動、搬送する搬送装置
及び前記掘削装置の掘削方向の位置付け装置を具備した
ものが知られており、掘削深度を調節して、所望の深さ
の溝、穴などを掘削するようになっている。このような
従来の掘削装置においては、前記掘削機と前記搬送装置
とがヒンジで連結されていて、使用の際には、前記掘削
機が該ヒンジを回転中心として回動され、その掘削角度
及び/又は掘削深度が変えられるようになっている。
【0003】このような溝掘り掘削装置の公知例、例え
ば、欧州特許第633,361号には、前記掘削方向の
位置付け装置が案内アンテナになっていて、このアンテ
ナが搬送装置に回転可能に取り付けられ、該アンテナに
そってスライドするスライダーを介して前記掘削機を支
持する構造のものが開示されている。このようなトレン
チリグにおいては、掘削機は、通常、所定の作動位置で
動き、掘削機は、地中へ垂直に掘進され、掘削深度は、
前記案内にそってスライダーがスライドすることにより
変わるか、又は、前記アンテナ案内に対し掘削機をスラ
イドさせることで変わるようになっている。
ば、欧州特許第633,361号には、前記掘削方向の
位置付け装置が案内アンテナになっていて、このアンテ
ナが搬送装置に回転可能に取り付けられ、該アンテナに
そってスライドするスライダーを介して前記掘削機を支
持する構造のものが開示されている。このようなトレン
チリグにおいては、掘削機は、通常、所定の作動位置で
動き、掘削機は、地中へ垂直に掘進され、掘削深度は、
前記案内にそってスライダーがスライドすることにより
変わるか、又は、前記アンテナ案内に対し掘削機をスラ
イドさせることで変わるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した欧州特許に記
載のトレンチリグは、ヒンジ付きのトレンチリグの掘削
深度よりも深く掘削できるが、掘削機を垂直に位置させ
て掘削する場合、掘削機の頭上に前記したアンテナ案内
が位置し、この案内は、かなり大型のものであるところ
から、掘削機の頭上に電気ケーブル、電線、トンネルの
天井などの障害物が存在すると、掘削機の使用に障害が
生じ、使用できなくなる問題があり、実用面で大きな課
題を残す。このような点が、この発明の解決課題にな
る。
載のトレンチリグは、ヒンジ付きのトレンチリグの掘削
深度よりも深く掘削できるが、掘削機を垂直に位置させ
て掘削する場合、掘削機の頭上に前記したアンテナ案内
が位置し、この案内は、かなり大型のものであるところ
から、掘削機の頭上に電気ケーブル、電線、トンネルの
天井などの障害物が存在すると、掘削機の使用に障害が
生じ、使用できなくなる問題があり、実用面で大きな課
題を残す。このような点が、この発明の解決課題にな
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、前記
課題を解決する掘削装置を提供するものであり、以下の
ような手段により、この目的を達成する。
課題を解決する掘削装置を提供するものであり、以下の
ような手段により、この目的を達成する。
【0006】即ち、この発明は、動作軸を有する掘削機
及び掘削機を搭載し、これを所定の方向へ動かす移動手
段としてのトラックを備えたトレンチリグからなる掘削
装置であって、掘削機の作動姿勢を制御する制御装置を
備え、この制御装置は、掘削機とトラックとの間に設置
され、前記動作軸と直交する回動軸を軸として前記掘削
機を回動操作する機構を備えると共に前記掘削機を動作
軸にそって軸方向に移動させ、所定の位置で停止させる
クランプ機構を備えていることを特徴とする掘削装置に
係るものである。
及び掘削機を搭載し、これを所定の方向へ動かす移動手
段としてのトラックを備えたトレンチリグからなる掘削
装置であって、掘削機の作動姿勢を制御する制御装置を
備え、この制御装置は、掘削機とトラックとの間に設置
され、前記動作軸と直交する回動軸を軸として前記掘削
機を回動操作する機構を備えると共に前記掘削機を動作
軸にそって軸方向に移動させ、所定の位置で停止させる
クランプ機構を備えていることを特徴とする掘削装置に
係るものである。
【0007】つぎに、この発明を図示の実施例により説
明する。
明する。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明を代表的な実施例により
詳しく説明する。この発明の対象となる掘削装置は、所
謂トレンチリグと称されるもので、図1に示すように、
トレンチリグ1は、連続したモノリシックの張出し又は
礎盤などを構築するために溝又は穴掘削を行うものであ
る。
詳しく説明する。この発明の対象となる掘削装置は、所
謂トレンチリグと称されるもので、図1に示すように、
トレンチリグ1は、連続したモノリシックの張出し又は
礎盤などを構築するために溝又は穴掘削を行うものであ
る。
【0009】トレンチリグ1は、図示矢印Dの方向へ自
力走行するクローラートラック2、トロリー4に搭載さ
れたパワーユニット3、前記トラック2と前記パワーユ
ニット3搭載のトロリー4とを連結する剛直な連結装置
5及びチエーン駆動の掘削機6を具備し、掘削機6は、
作動軸Aを有し、掘削態勢7をとるように構成されてい
る。さらに、トレンチリグ1は、掘削機6の作動姿勢を
制御する制御装置8を備え、この制御装置8は、クロー
ラートラック2と掘削機6との間に設置されており、作
動軸Aと方向Dとに交差する方向にあって、水平に位置
する軸Bを回動軸として回動して、掘削機6を矢印D方
向と平行な水平方向に動かしたり、掘削機6の作動軸A
を矢印D方向に対して斜め方向から垂直方向になる扇形
範囲で動かし、掘削機6の掘削深度と掘削角度(地面に
対する)とが調節できるように構成されている。
力走行するクローラートラック2、トロリー4に搭載さ
れたパワーユニット3、前記トラック2と前記パワーユ
ニット3搭載のトロリー4とを連結する剛直な連結装置
5及びチエーン駆動の掘削機6を具備し、掘削機6は、
作動軸Aを有し、掘削態勢7をとるように構成されてい
る。さらに、トレンチリグ1は、掘削機6の作動姿勢を
制御する制御装置8を備え、この制御装置8は、クロー
ラートラック2と掘削機6との間に設置されており、作
動軸Aと方向Dとに交差する方向にあって、水平に位置
する軸Bを回動軸として回動して、掘削機6を矢印D方
向と平行な水平方向に動かしたり、掘削機6の作動軸A
を矢印D方向に対して斜め方向から垂直方向になる扇形
範囲で動かし、掘削機6の掘削深度と掘削角度(地面に
対する)とが調節できるように構成されている。
【0010】掘削機6は、その前部に粉砕掘削部を備え
ているもので、竪型トレンチャーの構成になっており、
トラック2の進行方向Dに向けて前進すると、進行方向
DFに向けて溝7を掘削できるようになっている。掘削
機6は、中央カラム9を備えており、この中央カラム9
は、垂直方向になったときの上位部10と下位部11と
の二つの部分を有し、両者ともに軸A方向にそって前進
後退する構成になっており、上位部10には、その軸方
向にそって複数の貫通孔12が軸Aに対し横断するよう
に設けられている。
ているもので、竪型トレンチャーの構成になっており、
トラック2の進行方向Dに向けて前進すると、進行方向
DFに向けて溝7を掘削できるようになっている。掘削
機6は、中央カラム9を備えており、この中央カラム9
は、垂直方向になったときの上位部10と下位部11と
の二つの部分を有し、両者ともに軸A方向にそって前進
後退する構成になっており、上位部10には、その軸方
向にそって複数の貫通孔12が軸Aに対し横断するよう
に設けられている。
【0011】制御装置8は、案内駆動装置13と掘削姿
勢制御装置14とを備え、前記案内駆動装置が掘削機6
を軸A方向と平行に移動すると共に前記掘削姿勢制御装
置14は、案内駆動装置13に連結し、掘削機6を軸B
を回動軸として扇形回動させ、図1に示すように、掘削
機6をトラック2の上に寝かせて水平方向の軸Aと平行
になるようにして、掘削機6の運搬ならびに掘削機6の
水平方向移動に備えるようにする一方、図2に示すよう
に、掘削機6を扇形回動して、軸Aが垂直になるように
動かし、掘削機6を竪型に保持して、竪掘りの掘削作業
に備えることができるようになっている。
勢制御装置14とを備え、前記案内駆動装置が掘削機6
を軸A方向と平行に移動すると共に前記掘削姿勢制御装
置14は、案内駆動装置13に連結し、掘削機6を軸B
を回動軸として扇形回動させ、図1に示すように、掘削
機6をトラック2の上に寝かせて水平方向の軸Aと平行
になるようにして、掘削機6の運搬ならびに掘削機6の
水平方向移動に備えるようにする一方、図2に示すよう
に、掘削機6を扇形回動して、軸Aが垂直になるように
動かし、掘削機6を竪型に保持して、竪掘りの掘削作業
に備えることができるようになっている。
【0012】案内駆動装置13は、中央カラム9をトラ
ック2の上にそって軸Aに対し平行にステップバイステ
ップで動かす機構のものであり、二つの把持機構15,
16及びリニアステップアクチュエーター17を備え、
前記把持機構は、中央カラム9の上位部10にそって中
央カラム9にスライド可能に連結し、前記リニアステッ
プアクチュエーター17は、把持機構15,16の間に
位置して、一方の把持機構16を他方の把持機構15に
対し、そして、トラック2に対し動かす機構になってい
る。
ック2の上にそって軸Aに対し平行にステップバイステ
ップで動かす機構のものであり、二つの把持機構15,
16及びリニアステップアクチュエーター17を備え、
前記把持機構は、中央カラム9の上位部10にそって中
央カラム9にスライド可能に連結し、前記リニアステッ
プアクチュエーター17は、把持機構15,16の間に
位置して、一方の把持機構16を他方の把持機構15に
対し、そして、トラック2に対し動かす機構になってい
る。
【0013】把持機構15は、案内駆動装置13に取り
付けられ、中央カラム9に対し軸方向にスライド可能に
取り付けられている。図6に示すように、把持機構15
は、中央カラム9の側面を挟持する一対の案内プレート
18を備え、これら案内プレート18それぞれには、挟
持された中央カラム9に所定の間隔をおいて設けられた
複数の貫通孔12に見合う位置にそれぞれ一対のジャッ
キ19が設置され、該一対のジャッキ19は、前記中央
カラムの貫通孔12に対し出没自由にされており、該一
対のジャッキ19が駆動されて前記貫通孔12に嵌まり
こめば、中央カラム9がロックされ、中央カラム9は、
前記案内プレート18それぞれに対し固定され、軸A方
向にそっての動きがロックされるようになっている。前
記一対のジャッキ19のロック動作は、所定の間隔をお
いて配置された他方の一対のジャッキ19と連動してお
り、このような連動動作により中央カラム9の動きがロ
ックされる。そして、中央カラム9の動きを自由にする
場合には、前記貫通孔12に嵌合しているジャッキ19
を前記貫通孔12から後退させて、ロックを解除すれば
よい。前記のジャッキ19の各々は、前記案内プレート
18に固定の固定部20と前記貫通孔12に出没自由の
可動部21とからなり、可動部21は、前記軸Aに対し
直交し、可動部21が前進して前記貫通孔内に嵌合して
前記中央カラムをロックし、後退して前記貫通孔から外
れれば、前記中央カラムのロックが解除される。
付けられ、中央カラム9に対し軸方向にスライド可能に
取り付けられている。図6に示すように、把持機構15
は、中央カラム9の側面を挟持する一対の案内プレート
18を備え、これら案内プレート18それぞれには、挟
持された中央カラム9に所定の間隔をおいて設けられた
複数の貫通孔12に見合う位置にそれぞれ一対のジャッ
キ19が設置され、該一対のジャッキ19は、前記中央
カラムの貫通孔12に対し出没自由にされており、該一
対のジャッキ19が駆動されて前記貫通孔12に嵌まり
こめば、中央カラム9がロックされ、中央カラム9は、
前記案内プレート18それぞれに対し固定され、軸A方
向にそっての動きがロックされるようになっている。前
記一対のジャッキ19のロック動作は、所定の間隔をお
いて配置された他方の一対のジャッキ19と連動してお
り、このような連動動作により中央カラム9の動きがロ
ックされる。そして、中央カラム9の動きを自由にする
場合には、前記貫通孔12に嵌合しているジャッキ19
を前記貫通孔12から後退させて、ロックを解除すれば
よい。前記のジャッキ19の各々は、前記案内プレート
18に固定の固定部20と前記貫通孔12に出没自由の
可動部21とからなり、可動部21は、前記軸Aに対し
直交し、可動部21が前進して前記貫通孔内に嵌合して
前記中央カラムをロックし、後退して前記貫通孔から外
れれば、前記中央カラムのロックが解除される。
【0014】把持機構15と対になっている把持機構1
6は、中央カラム9に対し軸方向にスライド可能に連結
されており、中央カラム9を側面方向から挟持する一対
の案内プレート22を備え、該案内プレート各々には、
中央カラム9の軸方向の動きをロックする一対のジャッ
キ23がそれぞれ中央カラム9の貫通孔12に見合う位
置に取り付けてある。該ジャッキ23は、前記案内プレ
ート18に設けられたジャッキ19から所定の間隔をお
いて取り付けられているもので、中央カラム9の軸方向
の動き(スライド)を段階をおいて制御するようになっ
ている。前記ジャッキ23の動作は、前記ジャッキ19
の動作と連動するか、又は、関係なしに独立して動作す
るようになっている。そして、ジャッキ23の一方が動
作すれば、他方のジャッキ23も動作し、中央カラム9
の貫通孔12に嵌合すれば、中央カラム9がロックされ
て、軸方向のスライド動きが抑止され、嵌合解除されれ
ば、中央カラム9のロックが解除される点は、前記ジャ
ッキ19における動作と同じである。なお、ジャッキ2
3の構成は、前記ジャッキ19と同様であり、前記案内
プレート22に固定の固定部24と前記貫通孔12に出
没自由の可動部25とからなり、可動部25は、前記軸
Aに対し直交し、可動部25が前進して前記貫通孔内に
嵌合して前記中央カラムをロックし、後退して前記貫通
孔から外れれば、前記中央カラムのロックが解除され
る。
6は、中央カラム9に対し軸方向にスライド可能に連結
されており、中央カラム9を側面方向から挟持する一対
の案内プレート22を備え、該案内プレート各々には、
中央カラム9の軸方向の動きをロックする一対のジャッ
キ23がそれぞれ中央カラム9の貫通孔12に見合う位
置に取り付けてある。該ジャッキ23は、前記案内プレ
ート18に設けられたジャッキ19から所定の間隔をお
いて取り付けられているもので、中央カラム9の軸方向
の動き(スライド)を段階をおいて制御するようになっ
ている。前記ジャッキ23の動作は、前記ジャッキ19
の動作と連動するか、又は、関係なしに独立して動作す
るようになっている。そして、ジャッキ23の一方が動
作すれば、他方のジャッキ23も動作し、中央カラム9
の貫通孔12に嵌合すれば、中央カラム9がロックされ
て、軸方向のスライド動きが抑止され、嵌合解除されれ
ば、中央カラム9のロックが解除される点は、前記ジャ
ッキ19における動作と同じである。なお、ジャッキ2
3の構成は、前記ジャッキ19と同様であり、前記案内
プレート22に固定の固定部24と前記貫通孔12に出
没自由の可動部25とからなり、可動部25は、前記軸
Aに対し直交し、可動部25が前進して前記貫通孔内に
嵌合して前記中央カラムをロックし、後退して前記貫通
孔から外れれば、前記中央カラムのロックが解除され
る。
【0015】リニアステップアクチュエーター17は、
把持機構15と把持機構16との相対移動を行うもの
で、例えば、把持機構16に対し把持機構15を所定の
軸方向長さ(前記案内プレート18,22に設けられた
貫通孔12の軸方向の間隔に相当)ごとに軸方向移動さ
せるようになっており、2本のピストン26が把持機構
15の案内プレート18と把持機構16の案内プレート
22とに連結され、該ピストンの動きで把持機構15,
16を相対移動させ、両者を接近させたり、遠くに離し
たりするようになっている。
把持機構15と把持機構16との相対移動を行うもの
で、例えば、把持機構16に対し把持機構15を所定の
軸方向長さ(前記案内プレート18,22に設けられた
貫通孔12の軸方向の間隔に相当)ごとに軸方向移動さ
せるようになっており、2本のピストン26が把持機構
15の案内プレート18と把持機構16の案内プレート
22とに連結され、該ピストンの動きで把持機構15,
16を相対移動させ、両者を接近させたり、遠くに離し
たりするようになっている。
【0016】掘削姿勢制御装置14は、二つのクランプ
27を備え、該クランプの一端は、トラック2に軸Bを
介して取り付けられ、その他端は、把持機構15の案内
プレート18に軸支され、軸Bに取り付けられているク
ランプ27の一端は、軸Bを回動軸としてピボット回動
する構成になっている。前記クランプ27とトラック2
との間には、2基のピストン28が設けられており、こ
れらピストン28のピストン運動により前記クランプ2
7が軸Bを回動軸として回動し、これによって、掘削機
6の掘削姿勢を制御する構成になっている。
27を備え、該クランプの一端は、トラック2に軸Bを
介して取り付けられ、その他端は、把持機構15の案内
プレート18に軸支され、軸Bに取り付けられているク
ランプ27の一端は、軸Bを回動軸としてピボット回動
する構成になっている。前記クランプ27とトラック2
との間には、2基のピストン28が設けられており、こ
れらピストン28のピストン運動により前記クランプ2
7が軸Bを回動軸として回動し、これによって、掘削機
6の掘削姿勢を制御する構成になっている。
【0017】つぎに、中央カラム9の動きをもとにし
て、トレンチリグ1の動作を説明するが、トレンチャー
において従来公知の動作詳細は、これを省略する。
て、トレンチリグ1の動作を説明するが、トレンチャー
において従来公知の動作詳細は、これを省略する。
【0018】図3a,図3b,図4a,図4b,図5
a,図5bに示すように、掘削機6は、まず土の掘り起
こしから掘削動作を開始する。掘削機6は、図3a,図
3bに示すように、ピストン27を動作させて、クラン
プ27を軸Bを回動軸として時計方向へ回動し、掘削機
9を掘削すべき地面に対し竪型位置に姿勢を変えさせ、
案内駆動装置13により、溝7を掘削する中央カラム9
の掘削深度を調節する。
a,図5bに示すように、掘削機6は、まず土の掘り起
こしから掘削動作を開始する。掘削機6は、図3a,図
3bに示すように、ピストン27を動作させて、クラン
プ27を軸Bを回動軸として時計方向へ回動し、掘削機
9を掘削すべき地面に対し竪型位置に姿勢を変えさせ、
案内駆動装置13により、溝7を掘削する中央カラム9
の掘削深度を調節する。
【0019】所定の掘削工程の深さ分だけ中央カラム9
を軸Aにそって動かすためには、最初の作動状態からス
タートするもので、この時点においては、まず、中央カ
ラム9を把持機構15,16により把持しておく。この
ためには、前記した動作でジャッキ19,23により中
央カラム9をロックしておく。この時点では、把持機構
15,16は、互いに接触した状態にある。ついで、把
持機構16におけるジャッキ23を作動させて、中央カ
ラム9からジャッキ23の可動部25を抜き去り、中央
カラム9に対し把持機構16を自由に動けるようにする
一方、把持機構15による中央カラム9のロック関係
は、これを維持しておく。このような状態で、ピストン
26を動作させて、把持機構16を把持機構15から所
定の間隔だけ離す。これによって、把持機構16は、中
央カラム9を軸A方向にそい所定の距離分スライドす
る。
を軸Aにそって動かすためには、最初の作動状態からス
タートするもので、この時点においては、まず、中央カ
ラム9を把持機構15,16により把持しておく。この
ためには、前記した動作でジャッキ19,23により中
央カラム9をロックしておく。この時点では、把持機構
15,16は、互いに接触した状態にある。ついで、把
持機構16におけるジャッキ23を作動させて、中央カ
ラム9からジャッキ23の可動部25を抜き去り、中央
カラム9に対し把持機構16を自由に動けるようにする
一方、把持機構15による中央カラム9のロック関係
は、これを維持しておく。このような状態で、ピストン
26を動作させて、把持機構16を把持機構15から所
定の間隔だけ離す。これによって、把持機構16は、中
央カラム9を軸A方向にそい所定の距離分スライドす
る。
【0020】所定の距離分軸方向に把持機構16をスラ
イドさせてから、該把持機構のジャッキ23を作動させ
て、中央カラム9の貫通孔12に嵌合させ、中央カラム
9をロックすると共に把持機構15により動きがロック
されている中央カラム9を軸方向にスライド可能にす
る。これには、把持機構15のジャッキ19の可動部2
1を中央カラム9の貫通孔12から後退させればよく、
これによって、把持機構15に対し中央カラム9は、軸
方向にスライド可能になる。その後、ピストン26を作
動し、把持機構16を把持機構15側へ引き寄せると、
中央カラム9は、把持機構16が下方へ移動した所定の
長さ分だけ下方へ下降するもので、この下降動作は、把
持機構15により軸A方向に案内される。
イドさせてから、該把持機構のジャッキ23を作動させ
て、中央カラム9の貫通孔12に嵌合させ、中央カラム
9をロックすると共に把持機構15により動きがロック
されている中央カラム9を軸方向にスライド可能にす
る。これには、把持機構15のジャッキ19の可動部2
1を中央カラム9の貫通孔12から後退させればよく、
これによって、把持機構15に対し中央カラム9は、軸
方向にスライド可能になる。その後、ピストン26を作
動し、把持機構16を把持機構15側へ引き寄せると、
中央カラム9は、把持機構16が下方へ移動した所定の
長さ分だけ下方へ下降するもので、この下降動作は、把
持機構15により軸A方向に案内される。
【0021】把持機構15,16を再び最初の動作位置
に戻すことにより、中央カラム9を軸方向にそい下降さ
せたり、上昇させたりすることができる。
に戻すことにより、中央カラム9を軸方向にそい下降さ
せたり、上昇させたりすることができる。
【0022】中央カラム9を最初の動作位置から所定の
間隔(長さ)分だけ軸方向にそい上昇させるには、把持
機構15のジャッキ19を中央カラム9の貫通孔12か
ら後退させ、把持機構15による中央カラム9のロック
を解除すると共に把持機構16により中央カラム9をロ
ックさせておき、ピストン26を作動させて、把持機構
16を把持機構15から離して所定の間隔分だけ軸方向
へ上げればよく、このような把持機構16の上昇により
中央カラム9が最初の動作位置から所定の間隔(長さ)
分だけ軸方向にそい上昇する。
間隔(長さ)分だけ軸方向にそい上昇させるには、把持
機構15のジャッキ19を中央カラム9の貫通孔12か
ら後退させ、把持機構15による中央カラム9のロック
を解除すると共に把持機構16により中央カラム9をロ
ックさせておき、ピストン26を作動させて、把持機構
16を把持機構15から離して所定の間隔分だけ軸方向
へ上げればよく、このような把持機構16の上昇により
中央カラム9が最初の動作位置から所定の間隔(長さ)
分だけ軸方向にそい上昇する。
【0023】中央カラム9が所定の間隔(長さ)分だけ
軸方向にそい上昇されれば、把持機構15により中央カ
ラム9をロックする(ジャッキ19が貫通孔12に嵌
合)。そして、把持機構15により中央カラム9がロッ
クされれば、他方の把持機構16による中央カラム9の
ロックを解除する(ジャッキ23を貫通孔12から後退
させる)。このようにして、中央カラム9は、把持機構
15により軸方向への動きがロックされ、把持機構16
によってはロックされない状態になる。
軸方向にそい上昇されれば、把持機構15により中央カ
ラム9をロックする(ジャッキ19が貫通孔12に嵌
合)。そして、把持機構15により中央カラム9がロッ
クされれば、他方の把持機構16による中央カラム9の
ロックを解除する(ジャッキ23を貫通孔12から後退
させる)。このようにして、中央カラム9は、把持機構
15により軸方向への動きがロックされ、把持機構16
によってはロックされない状態になる。
【0024】以上の説明から明らかなように、前記した
トレンチリグは、かなりの深さの溝、穴などを掘削でき
るものである。特に、掘削機6の作動姿勢を制御する制
御装置8が動作する掘削領域において、頭上に障害物が
あっても、中央カラム9には、従来公知のトレンチリグ
におけるような案内アンテナのような突起物が存在して
いないので、障害物に拘束されることなく、かなりの深
さの溝、穴などを掘削することができる。さらに、中央
コラム9の位置は、二つの把持機構15,16により常
に制御されているものであるから、掘削機6の掘削角度
を種々の角度に変えることができ、トレンチリグとして
の使用勝手にすぐれている。
トレンチリグは、かなりの深さの溝、穴などを掘削でき
るものである。特に、掘削機6の作動姿勢を制御する制
御装置8が動作する掘削領域において、頭上に障害物が
あっても、中央カラム9には、従来公知のトレンチリグ
におけるような案内アンテナのような突起物が存在して
いないので、障害物に拘束されることなく、かなりの深
さの溝、穴などを掘削することができる。さらに、中央
コラム9の位置は、二つの把持機構15,16により常
に制御されているものであるから、掘削機6の掘削角度
を種々の角度に変えることができ、トレンチリグとして
の使用勝手にすぐれている。
【0025】図7、図8及び図9に示す第2の実施例
は、前記したトレンチリグ1に基本的に類似したトレン
チリグ51を示す。このトレンチリグ51は、以下の2
点で前記トレンチリグ1と相違する。即ち、方向Dに直
交する一連の溝7を掘削することができるように、掘削
機6が方向Dと平行の方向Bへ動く点と、掘削機6が側
面に掘削部を有している点である。
は、前記したトレンチリグ1に基本的に類似したトレン
チリグ51を示す。このトレンチリグ51は、以下の2
点で前記トレンチリグ1と相違する。即ち、方向Dに直
交する一連の溝7を掘削することができるように、掘削
機6が方向Dと平行の方向Bへ動く点と、掘削機6が側
面に掘削部を有している点である。
【0026】また、トレンチリグ51は、前記した掘削
姿勢制御装置14の代わりに掘削姿勢制御装置52を備
え、これは、クランプ27、ピストン26の代わりに、
二つの案内機構53を備え、これらは、トラック2に一
体的に取り付けられ、軸Bを横断する構成で、スライド
機構54が案内機構53にスライド可能に搭載されてい
る。スライド機構54には、案内駆動装置13が前部に
配置され、スライド機構54により軸Bを中心として回
転する支持シャフト55が設けられて、その一方の端部
で把持機構15を支持する。
姿勢制御装置14の代わりに掘削姿勢制御装置52を備
え、これは、クランプ27、ピストン26の代わりに、
二つの案内機構53を備え、これらは、トラック2に一
体的に取り付けられ、軸Bを横断する構成で、スライド
機構54が案内機構53にスライド可能に搭載されてい
る。スライド機構54には、案内駆動装置13が前部に
配置され、スライド機構54により軸Bを中心として回
転する支持シャフト55が設けられて、その一方の端部
で把持機構15を支持する。
【0027】掘削姿勢制御装置52は、前記支持シャフ
ト55により掘削機6を軸Bを回動中心として時計方向
又は反時計方向へ回動する構成になっており、さらに、
スライド機構54を案内機構53にそって動かす構成に
なっている。
ト55により掘削機6を軸Bを回動中心として時計方向
又は反時計方向へ回動する構成になっており、さらに、
スライド機構54を案内機構53にそって動かす構成に
なっている。
【0028】前記した把持機構15,16における案内
プレート18,22は、この第2の実施例においては、
中央カラム9の両側にそってその全長にわたり存在する
ものではなく、中央カラム9の両側面の一部にあって、
角柱案内56に結合されている。角柱案内56は、中央
カラム9と一体のもので、中央カラム9の全長にわた
り、中央カラム9をロックし、又は、ロック解除するた
めの前記機能の複数の貫通孔12を有している。
プレート18,22は、この第2の実施例においては、
中央カラム9の両側にそってその全長にわたり存在する
ものではなく、中央カラム9の両側面の一部にあって、
角柱案内56に結合されている。角柱案内56は、中央
カラム9と一体のもので、中央カラム9の全長にわた
り、中央カラム9をロックし、又は、ロック解除するた
めの前記機能の複数の貫通孔12を有している。
【0029】前記したトレンチリグ51における掘削動
作は、前記のトレンチリグ1と同様のものであるが、ト
レンチリグ51は、1本の連続した溝、穴を掘るのでは
なく、方向Dを横切る複数の溝、穴を互いに並べるよう
に掘削するものであり、トラック2を停止させて、1本
の溝(又は穴)を掘削し、掘削機6を案内機構53にそ
って平行に動かし、順次掘削してゆくもので、中央カラ
ム9の角度は、軸Bまわりを回動させることで調節す
る。
作は、前記のトレンチリグ1と同様のものであるが、ト
レンチリグ51は、1本の連続した溝、穴を掘るのでは
なく、方向Dを横切る複数の溝、穴を互いに並べるよう
に掘削するものであり、トラック2を停止させて、1本
の溝(又は穴)を掘削し、掘削機6を案内機構53にそ
って平行に動かし、順次掘削してゆくもので、中央カラ
ム9の角度は、軸Bまわりを回動させることで調節す
る。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、掘削機は、一段ごと
に掘進される構成になっており、これにより掘削機の頭
上に障害物があっても掘削作業に全く影響を受けず、実
用性に富んでいるものであり、構造も簡単で、安価に製
造できる。
に掘進される構成になっており、これにより掘削機の頭
上に障害物があっても掘削作業に全く影響を受けず、実
用性に富んでいるものであり、構造も簡単で、安価に製
造できる。
【図1】この発明の掘削装置の第1の実施例における掘
削機が水平に寝かせた状態の側面図。
削機が水平に寝かせた状態の側面図。
【図2】図1に示した掘削装置における掘削機が垂直に
立てられた状態の側面図。
立てられた状態の側面図。
【図3】(a)は掘削機の作動状態を示す説明図、
(b)は掘削機の作動状態を示す説明図。
(b)は掘削機の作動状態を示す説明図。
【図4】(a)は掘削機の作動状態を示す説明図、
(b)は掘削機の作動状態を示す説明図。
(b)は掘削機の作動状態を示す説明図。
【図5】(a)は掘削機の作動状態を示す説明図、
(b)は掘削機の作動状態を示す説明図。
(b)は掘削機の作動状態を示す説明図。
【図6】掘削機の要部の軸方向の拡大断面図。
【図7】この発明の第2の実施例における掘削装置の略
示平面図。
示平面図。
【図8】この発明の第2の実施例における掘削装置の略
示側面図。
示側面図。
【図9】この発明の第2の実施例における掘削装置の略
示正面図。
示正面図。
【符号の説明】 1,51 トレンチリグ 2 トラック 6 掘削機 8 制御装置 15,16 クランプ機構 A 動作軸 B 回動軸
Claims (16)
- 【請求項1】 動作軸(A)を有する掘削機(6)及び
掘削機(6)を搭載し、これを所定の方向へ動かす移動
手段としてのトラック(2)を備えたトレンチリグ
(1)(51)からなる掘削装置であって、掘削機
(6)の作動姿勢を制御する制御装置(8)を備え、こ
の制御装置(8)は、掘削機(6)とトラック(2)と
の間に設置され、前記動作軸(A)と直交する回動軸
(B)を軸として前記掘削機を回動操作する機構を備え
ると共に前記掘削機を動作軸(A)にそって軸方向に移
動させ、所定の位置で停止させるクランプ機構(15)
(16)を備えていることを特徴とする掘削装置。 - 【請求項2】 前記一方のクランプ機構(15)は、固
定され、他方のクランプ機構(16)は、動作軸(A)
に対し平行な状態で一方のクランプ機構(15)に対し
相対移動する構成であり;前記クランプ機構(15)
は、掘削機(6)に対し相対的にスライド可能であり、
掘削機(6)とトラック(2)との間に位置し、前記ク
ランプ機構(16)は、クランプ機構(15)と掘削機
(6)とに対し移動可能になっていることを特徴とする
請求項1による掘削装置。 - 【請求項3】 前記クランプ機構(15)(16)は、
直線駆動手段としてのピストン(26)を備え、該ピス
トンは、前記固定のクランプ機構(15)と前記可動の
クランプ機構(16)との間に位置し、該クランプ機構
(16)を所定の間隔分だけクランプ機構(16)から
移動させる構成になっていることを特徴とする請求項2
による掘削装置。 - 【請求項4】 前記固定のクランプ機構(15)と前記
可動のクランプ機構(16)は、それぞれ案内プレート
(18,22)を備え、これら案内プレートは、前記掘
削機(6)を軸方向にスライドできるように保持し、前
記案内プレートそれぞれの軸方向に所定の間隔をおいて
係合手段としてのジャッキ(19,23)を設け、該ジ
ャッキが選択的に係合する係合部が前記掘削機に形成さ
れて、前記掘削機の軸方向の移動ストロークが所定の間
隔ごとに制御される構成になっていることを特徴とする
請求項1又は請求項2による掘削装置。 - 【請求項5】 前記掘削機(6)は、中央カラム(9)
を備え、この中央カラムは、所定の間隔をもって軸方向
に形成された前記ジャッキに対する係合部としての貫通
孔(12)が複数設けられていることを特徴とする請求
項4による掘削装置。 - 【請求項6】 前記貫通孔(12)は、前記中央カラム
の両側面に軸方向と直交する配置で形成され、前記案内
プレートは、軸方向に所定の間隔をおいて複数のジャッ
キ(19,23)を備えて、前記中央カラムの側面に対
面している構成を特徴とする請求項5による掘削装置。 - 【請求項7】 前記貫通孔(12)は、前記中央カラム
の両側面に軸方向と直交する配置で形成され、該貫通孔
に前記ジャッキ(19,23)が出没自由に係合して、
前記貫通孔が前記中央カラムの軸方向移動を制御する係
合部になる構成を特徴とする請求項5による掘削装置。 - 【請求項8】 前記ジャッキ(19,23)は、案内プ
レート(18,22)に少なくとも1基づつ設けられて
いる構成を特徴とする請求項4から請求項7のいずれか
による掘削装置。 - 【請求項9】 前記ジャッキ(19,23)は、一方の
ジャッキ(19)が固定のクランプ機構(15)の案内
プレート(18)に、他方のジャッキ(23)が可動の
クランプ機構(16)の案内プレート(22)にそれぞ
れ設けられている構成を特徴とする請求項8による掘削
装置。 - 【請求項10】 前記制御装置(8)は、掘削機(6)
を軸(B)を回動軸として回動させる掘削姿勢制御装置
(14)(52)を備え、該掘削姿勢制御装置(14)
(52)は、前記クランプ機構(15)とトラック
(2)との間に設けられている構成を特徴とする請求項
1から請求項9のいずれかによる掘削装置。 - 【請求項11】 前記掘削姿勢制御装置(14)は、前
記トラック(2)にピボット連結され、前記固定のクラ
ンプ機構(15)に連結されている二つのクランプ(2
7)を備えている構成を特徴とする請求項10による掘
削装置。 - 【請求項12】 前記軸(B)は、与えられた方向
(D)に対し直交する方向にある請求項11による掘削
装置。 - 【請求項13】 前記掘削姿勢制御装置(52)は、ト
ラック(2)にピボット連結し、前記クランプ機構(1
5,16)に連結している支持シャフト(55)を有し
ていることを特徴とする請求項10による掘削装置。 - 【請求項14】 前記軸(B)は、与えられた方向
(D)に対し直交する方向にある請求項13による掘削
装置。 - 【請求項15】 前記掘削姿勢制御装置(52)は、ト
ラック(2)と一体の案内手段(53)を備え、前記軸
(B)と直交しており、さらに、前記案内手段(53)
にスライド可能に取り付けられ、前記支持シャフトに対
し回転自由に取り付けられている構成を特徴とする請求
項1から請求項9のいずれかによる掘削装置。 - 【請求項16】 添付の図面に示した構成の掘削装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT98TO000582A ITTO980582A1 (it) | 1998-07-03 | 1998-07-03 | Attrezzatura di scavo |
IT98A000582 | 1998-07-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000080675A true JP2000080675A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=11416901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11190682A Pending JP2000080675A (ja) | 1998-07-03 | 1999-07-05 | 掘削装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6354026B1 (ja) |
EP (1) | EP0969152A3 (ja) |
JP (1) | JP2000080675A (ja) |
IT (1) | ITTO980582A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6254670B1 (ja) * | 2016-12-28 | 2017-12-27 | 株式会社Kgフローテクノ | 連続壁掘削機 |
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JP3931769B2 (ja) * | 2002-08-30 | 2007-06-20 | コベルコクレーン株式会社 | 地中連続溝の掘削方法および地中連続溝掘削機 |
JP5814082B2 (ja) * | 2011-11-09 | 2015-11-17 | 太洋基礎工業株式会社 | 掘削装置 |
CN102979129B (zh) * | 2012-12-11 | 2014-11-26 | 中铁二十局集团西安工程机械有限公司 | 一种成槽机卷管系统随动装置 |
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JP6451713B2 (ja) * | 2016-10-03 | 2019-01-16 | コベルコ建機株式会社 | 掘削装置および掘削方法 |
CN106759593A (zh) * | 2017-01-18 | 2017-05-31 | 王燏斌 | 一种用于地下建筑的切槽装置及其施工法 |
KR101886969B1 (ko) * | 2017-06-30 | 2018-08-13 | 진창곡 | 포크레인 결합형 지반굴착장치 |
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DE2711693C3 (de) * | 1977-03-17 | 1985-11-21 | Otto 8959 Trauchgau Bihler | Druckmittelbetätigungssystem für die Vorschub- und die Rückhaltezange einer Bandvorschubeinrichtung |
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FR2590292B1 (fr) * | 1985-11-18 | 1988-01-15 | Dalaine Jean Charles | Machine a fleche coulissante pour la realisation de tranchees ou le drainage du sol |
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IT1261066B (it) * | 1993-06-30 | 1996-05-08 | Trevi Spa | Procedimento per la realizzazione di diaframmi, basamenti e piazzali monolitici e relativa attrezzatura. |
-
1998
- 1998-07-03 IT IT98TO000582A patent/ITTO980582A1/it unknown
-
1999
- 1999-06-22 EP EP99112032A patent/EP0969152A3/en not_active Withdrawn
- 1999-06-29 US US09/342,620 patent/US6354026B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-07-05 JP JP11190682A patent/JP2000080675A/ja active Pending
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Also Published As
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---|---|
ITTO980582A0 (it) | 1998-07-03 |
EP0969152A3 (en) | 2003-04-16 |
US6354026B1 (en) | 2002-03-12 |
EP0969152A2 (en) | 2000-01-05 |
ITTO980582A1 (it) | 2000-01-03 |
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