JP2741640B2 - 懸垂式アースオーガ杭打機 - Google Patents

懸垂式アースオーガ杭打機

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JP2741640B2
JP2741640B2 JP3325251A JP32525191A JP2741640B2 JP 2741640 B2 JP2741640 B2 JP 2741640B2 JP 3325251 A JP3325251 A JP 3325251A JP 32525191 A JP32525191 A JP 32525191A JP 2741640 B2 JP2741640 B2 JP 2741640B2
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JP
Japan
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leader
earth auger
suspended
moving
boom
Prior art date
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Application number
JP3325251A
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English (en)
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JPH05132936A (ja
Inventor
喜久雄 礒田
Original Assignee
ポーター製造株式会社
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラッククレーンに
掘削孔窄設用のアースオーガ及び基礎杭打用のモンケン
を搭載した懸垂式アースオーガ杭打機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】懸垂式アースオーガ杭打機は、トラック
クレーンの伸縮ブームの上端部に水平旋回用軸受部を介
してリーダーを懸吊保持すると共に、そのリーダーに沿
い上下方向に固装したガイドレールにアースオーガやモ
ンケンを昇降自在に装着させている。通常このブームに
懸吊されたリーダーは、地面に安定した状態で直立させ
作業時の振れ等を防止するため、下端をトラッククレー
ンに保持させて一定位置に接地できるようになってい
る。ところで、このような構成の懸垂式アースオーガ杭
打機では、各基礎杭打設毎に懸垂式アースオーガ杭打機
を移動させねばならず、作業地盤が陥没・若しくは隆起
していると、リーダーを直立させることができず、作業
を行えないおそれがある。そこで、実公昭57−169
04号に記載の懸垂式アースオーガ杭打機が提案されて
いる。この懸垂式アースオーガ杭打機は、リーダーの全
長に沿って90度の位相をもって2本のガイドレールを
固装させ、リーダー下部をトラッククレーンに保持せぬ
ように構成したものであり、トラッククレーン自体は移
動させず、ブームの移動だけで多くの基礎杭打設が行え
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、打設位置が
隣接建物に極く接近している場合に、リーダーを所定位
置に直立させようとしてブームを回動させる際にリーダ
ーが思わぬ方向に振れ、建造物に接触して建造物を破損
させたり、作業者に危険を及ぼすおそれがある。また、
打設作業中の振動・衝撃により、リーダーの接地位置が
ずれ、元の位置に復旧させるのに手間どる場合もある。
さらに、リーダーに装着したオーガーとモンケンとに重
量隔差がある場合や、何れか一方のみを装着した場合に
は、リーダーを地面に直立させるためのバランスの調整
が難かしい。そこで、この発明は、上記した欠点に鑑
み、リーダーの位置決め調整を安全・確実・迅速に行う
ことができると共にリーダーのバランス調整を容易に行
うことができる懸垂式アースオーガ杭打機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、トラ
ッククレーンのブームの上端部にリーダーを懸吊保持す
ると共に、そのリーダーに沿い固装したガイドレールに
アースオーガを滑動自在に装着した懸垂式アースオーガ
杭打機において、前記リーダーの下端部を接地面に対し
前後左右に移動させると共に所定位置でリーダーを回転
させる第1の移動手段を、前記リーダー下部に設けたも
のである。また、この発明は、リーダー上端部とブーム
上端部との間に、ブーム上端部に対し前後方向にリーダ
ー上端を移動させる第2の移動手段を設けたものであ
る。
【0005】
【作用】この発明の請求項1の懸垂式アースオーガ杭打
機は、リーダー下部に設けた第1の移動手段によって、
そのリーダー下部を作業地盤に対して前後左右に2次元
的に移動させ、リーダーの設置位置を正確かつ迅速に調
整することができる。
【0006】
【実施例】以下この発明の一実施例について添付図面を
参照しながら説明する。図1はこの発明に係る懸垂式ア
ースオーガ杭打機を示すものであり、この懸垂式アース
オーガ杭打機は、伸縮ブーム1の上端部に懸吊保持した
リーダー2の下端及び上端の両端部に夫々第1及び第2
移動手段3,4を備えている。なお、図中符号5はト
ラッククレーン、6は堀削孔窄設用のアースオーガ、7
は基礎杭打設用のモンケン、8はトップシーブ、9A,
9Bはガイドレール、10は回転ホルダを示すものであ
る。
【0007】リーダー2は、リーダー2の全長に沿って
180度の位相差をもって2本のガイドレール9A,9
Bが固装されており、これらのガイドレール9A,9B
にモンケン7及びアースオーガ6がそれぞれ昇降自在に
装着されワイヤ11A,11Bで懸吊されている。
【0008】第1の移動手段3は、図2に示すように下
部側のY移動機構3Aと上部側のX移動機構3Bとから
構成されており、リーダー2及びガイドレール9A,9
Bの各下端が取付けられた回転ホルダ10を、接地面E
に対しX,Yの各方向に自在にスライド移動させること
ができるようになっている。Y移動機構3Aは、地面に
接する基台31においてY方向に一対設けたスライド板
32上で、その上部の移動体33をY方向(トラックク
レーン5に対して左右方向)に自在にスライド移動させ
るものであり、図3に示すように下部シリンダ34で作
動させるようになっている。この実施例の下部シリンダ
34は基端部34Aが基台31に固着されており、油圧
で制御されている。X移動機構3Bは、スライド板32
で下部スライドメタル(図略)を介してY方向にスライ
ドする移動体33のX方向に配設されているガイド板3
3A上で、上部スライドメタル35を介して回転ホルダ
10をX方向(トラッククレーン5に対して前後方向)
に自在にスライド移動させるものである。この実施例の
X移動機構3Bは、移動体33に基端部36Aを固着し
た上部シリンダ36で作動させるようになっており、下
部シリンダ34とは独立別個に油圧制御されている。
【0009】なお、この実施例の回転ホルダ10は、図
2に示すように上部スライドメダル35に固着したベー
ス板37上にスラスト軸受38を介して回転自在に取付
けられており、普段はトップシーブ8とハンガ12との
間に設けた回転ロック機構(図略)を作動させリーダー
2を所定位置で回動不可の状態にロックさせておくよう
になっている。また、アースオーガ6とモンケン7との
使用を切替えるときには、そのロック状態を解除してリ
ーダー2を作業者が手で簡単に半回転させることができ
るようになっている。なお、この実施例では第1の移動
手段3の下部(基台31)は作業地盤に接地させてある
が、必ずしもその必要はなく、リーダー2の下端部側で
あればある程度地面から離れていてもよい。
【0010】第2の移動手段4は、第1の移動手段3の
動作によりリーダー2がX方向(前後方向)にある程度
大きく移動するような場合、その移動に追従してリーダ
ー2上端をX方向(前後方向)に移動させるものであ
り、図4に示すようなシリンダ41が使用されている。
このシリンダ41は、基端部41Aがトップシーブ8下
部の一端部に固着されており、油圧で制御されて前後に
移動するロッド42の先端部はリーダー2上端に固着さ
れている。このリーダー2の上端は、図4に示すように
略コ字型のスライド体2Aが一対設けられており、トッ
プシーブ8下部において一方向(図4において左右のシ
ーブ8A,8Bの共通回転面に沿ったX方向)に設けた
ガイドレール8Cに係合しながらスライド自在に移動で
きるように構成されている。
【0011】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係る懸垂式アースオーガ杭打機によれば、リー
ダー下部に設けた第1の移動手段によって、そのリーダ
ー下部を作業地盤に対して前後左右に、つまり2次元的
に自由に移動することができるので、以下のような効果
を有する。 堀削孔窄設作業現場や杭打設作業現場に接近して構
造物が隣接していても、精度高くリーダーの位置決めを
行うことができ、これによって正確な削孔打設が可能と
なり、しかも迅速かつ安全にその作業が行える。 削孔打設作業に伴って大きな振動・衝撃を生じ、リ
ーダー設置位置に横ずれが生じても、第1の移動手段に
よってリーダーを水平方向に自由に移動して下端の位置
を再調整することにより、迅速に初期位置に戻すことが
できる。 また、アースオーガーとモンケンとの使用切替のた
めにリーダーを中心としてこれら双方を回転させる場
合、従来はリーダーをわざわざ浮上させる手間を要して
いたが、これが必要なくなり、第1の移動手段を介して
簡単に回転でき、作業時間を大幅に削減できる。また、
この発明の請求項2によれば、特に例えばヘドロ等の堆
積した地面が軟弱な場所や水たまり等での作業の際には
リーダーを地面から吊下げた状態のまま、リーダー上端
部とブーム上端部との間に設けた第2の移動手段によ
り、ブーム上端部に対してリーダー上端部を自由に移動
させることができるので、リーダーの重心位置の微妙な
調整、隣接構造物が接近する場所への確実な移動、鉛直
度の調整等が容易に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る懸垂式アースオーガ杭打機を示
す側面図。
【図2】この発明に係るリーダー下端部側の第1の移動
手段を示す側面図。
【図3】図2に示す第1の移動手段の平面図。
【図4】この発明に係るリーダー上端部側の第2の移動
手段を示す側面図。
【図5】図4に示す第2の移動手段の正面図。
【符号の説明】
1 ブーム 2 リーダー 3,4 (第1,第2の)移動手段 5 トラッククレーン 6 アースオーガ 7 モンケン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラッククレーンのブームの上端部にリ
    ーダーを懸吊保持すると共に、そのリーダーに沿い固装
    したガイドレールにアースオーガを滑動自在に装着した
    懸垂式アースオーガ杭打機において、 前記リーダーの下端部を接地面に対し前後左右に移動さ
    せると共に所定位置でリーダーを回転させる第1の移動
    手段を、前記リーダー下部に設けたことを特徴とする懸
    垂式アースオーガ杭打機。
  2. 【請求項2】 リーダー上端部とブーム上端部との間
    に、ブーム上端部に対し前後方向にリーダー上端を移動
    させる第2の移動手段を設けたことを特徴とする請求項
    1に記載の懸垂式アースオーガ杭打機。
JP3325251A 1991-11-13 1991-11-13 懸垂式アースオーガ杭打機 Expired - Lifetime JP2741640B2 (ja)

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JPH05132936A JPH05132936A (ja) 1993-05-28
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JP4597935B2 (ja) * 2006-09-29 2010-12-15 有限会社邦恵工業所 杭打ち装置におけるリーダのトップ部機構
KR101526806B1 (ko) * 2014-07-01 2015-06-05 최초로 기초공사용 건설장비

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JPH05132936A (ja) 1993-05-28

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