JP2000079754A - 記録シ―ト - Google Patents
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Abstract
ウトされた印刷パターンの一部のみが消去可能であり、
他は消去されず、しかもこの消去可能な部分は長時間経
過してもその消去性能の低下を示さない新規な記録シー
トを提供する。 【解決手段】 基材フィルムの少なくとも片面に、染料
インクによるインクジェット印刷パターンを担持したイ
ンク受容層を有し、かつそのインク受容層表面にインク
受容層に対し、相容性を有しない顔料インクによるイン
クジェット印刷パターンを担持した一部消去可能な記録
シートとする。
Description
刷により形成されたパターンを有し、その一部を消しゴ
ムにより消去することができ、所望ならば、さらにその
上に新らしいパターンを書き加えたり、印刷しうる記録
シートに関するものである。
り、コンピュータにより作成した資料をプリンターを用
いてプリントアウトすることが盛んに行われるようにな
ってきた。その際使用されるプリンターとしては、ドッ
トインパクトプリンター、レーザープリンター、サーマ
ルプリンター、インクジェットプリンターなどがある
が、プリントアウト時の機械的騒音がほとんどなく、し
かもプリントアウトに伴うランニングコストが低いとい
う点でインクジェットプリンターが汎用されている。
ターによってプリントアウトする際の用紙としては、通
常、普通紙やコート紙が用いられるが、最近は、耐水
性、保存性のよいことから、プラスチックフィルムから
なる基材の表面に親水性高分子物質からなるインク受容
層を設けた記録用シートが多用されている。
りプリントアウトされた記録シートについて、しばしば
その印刷パターンの一部を消去して、書きなおす必要を
生じる場合があり、そのための記録用シートもいくつか
提案されている(特開平8−207395号公報)。
いてインクジェットプリンターによりプリントアウトし
たものは、印刷パターン全体が消しゴムなどでこすると
同じように消去されるため、場合によっては、消去しな
くてもよいパターンまでも消去されるという不便さがあ
る上に、長時間経過すると、パターンが定着して消去不
可能になるという欠点があった。
可能な記録シートのもつ欠点を克服し、インクジェット
プリンターによりプリントアウトされた印刷パターンの
一部のみが消去可能であり、他は消去されず、しかもこ
の消去可能な部分は長時間経過してもその消去性能の低
下を示さない新規な記録シートを提供することを目的と
してなされたものである。
ェットプリンターによりプリントアウトされた印刷パタ
ーンの一部のみを選択的に消去しうる記録シートを開発
するために鋭意研究を重ねた結果、基材フィルム上に設
けたインク受容層に浸透しうる染料インクとそれを浸透
しない顔料インクの2種のインクを用いてインクジェッ
トプリンターによりプリントアウトすれば、染料インク
により印刷された部分は消去できないが、顔料インクに
より印刷された部分は消去可能であり、しかもこの消去
性能が長時間にわたって保持されることを見出し、この
知見に基づいて本発明をなすに至った。
くとも片面に、染料インクによるインクジェット印刷パ
ターンを担持したインク受容層を有し、かつそのインク
受容層表面にインク受容層に対し、相容性を有しない顔
料インクによるインクジェット印刷パターンを担持した
ことを特徴とする一部消去可能な記録シートを提供する
ものである。
(A)成分と(B)成分の含有割合は重量比8:2ない
し6:4であり、(C)成分の含有量は、(A)成分と
(B)成分との合計重量100重量部に対し、30〜1
00重量部、特に40〜80重量部の範囲にあるものが
好ましい。
は尿素で架橋化されたポリビニルアルコールであり、
(C)成分は平均粒径3.5μm以下の合成シリカと平
均粒径6.0μm以上の合成シリカとの混合物であるの
が有利である。さらに、この記録シートには、インク受
容層の上にドット形状調整剤含有層を積層することもで
きる。
ムとしては、特に制限はなく、これまでインクジェット
プリンター用記録シートの基材として慣用されていたも
のの中から任意に選んで用いることができる。このよう
なものとしては、例えばポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドなどの中か
ら任意のものを選択して用いることができるが、これら
の中で特にポリエチレンテレフタレートが好適である。
この基材フィルムの厚さは、通常25〜250μm、好
ましくは50〜100μmの範囲である。この基材フィ
ルムとしては、所望に応じマット処理したものを用いる
ことができる。
フィルムの少なくとも片面すなわち片面又は両面に、イ
ンク受容層が設けられるが、このインク受容層と基材フ
ィルムとの密着性を向上させるために、所望により基材
フィルムとインク受容層との間に下引き層を設けてもよ
い。この下引き層としては、通常飽和ポリエステル樹脂
やウレタン樹脂などが用いられるが、特にウレタン樹脂
がインク受容層との密着性が良好であるので好ましい。
この下引き層の厚さは、通常0.5〜1.5μmの範囲
である。
(A)架橋化されたポリビニルアルコールと(B)ポリ
ビニルピロリドンと(C)合成シリカを主成分とする層
が用いられる。この(A)成分として用いられるポリビ
ニルアルコールは、通常重合度が1000以上、特に1
000〜3000の範囲のものが好ましい。この重合度
が1000未満の場合、被膜のインク乾燥性(インク吸
収性)及び耐水性が不十分となる。また、このポリビニ
ルアルコールとしては、けん化度が75モル%以上のポ
リ酢酸ビニルの部分けん化物や完全けん化物、特にけん
化度が75〜90モル%の部分けん化物が好ましい。け
ん化度が75モル%未満のものではインク吸収速度が遅
くなる。
は尿素で架橋化されていてもよい。この繊維素反応型架
橋剤は、繊維素の水酸基に対して反応性を有する架橋剤
であって、このようなものとしては、例えばジメチロー
ルエチレン尿素、ジメチロールプロピレン尿素、ジメチ
ロールアルキルトリアゾン、メチル化ジメチロールウロ
ン、ジメチロールグリオキザールモノウレインなどの環
状あるいは複素環状の尿素誘導体などが挙げられる。こ
れらは、触媒例えば塩化アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、硫酸アンモニウムなどの存在下で、ポリビニルアル
コール中の官能基と反応して、三次元構造を形成する。
繊維素反応型架橋剤又は尿素は、ポリビニルアルコール
100重量部に対して、通常4〜12重量部、好ましく
は5〜10重量部の割合で用いられる。この量が4重量
部未満では十分な耐水性の向上が得られないし、12重
量部を超えるとインク吸収性が低下する傾向がある。ま
た、これと併用される触媒は、繊維素反応型架橋剤に対
し、通常20〜100重量%の割合で用いるのが好まし
い。
ピロリドンとしては、通常分子量40000以上、特に
600000〜2800000の範囲のものが好まし
い。この分子量が40000未満のものは、インクの吸
収速度や受容性が低く、その結果インクの乾燥性が低下
する。また、(C)成分として用いる合成シリカとして
は、吸油量75〜105ml、比表面積500〜900
m2/gを有するものが好ましい。吸油量が75ml未
満あるいは比表面積が500m2/g未満では、染料イ
ンクでインクジェットプリントする際に染料インクを十
分に浸透し、吸収しにくくなるし、吸油量が105ml
よりも多い場合、あるいは比表面積が900m2/gよ
りも大きい場合、顔料インクを浸透させる結果、顔料イ
ンクで印刷されたパターンが消しゴム等により消去しに
くくなる。
5〜15μm、好ましくは0.8〜9μmの範囲のもの
が好適である。この平均粒径が0.5μm未満ではイン
ク乾燥性に劣るし、15μmを超えるとドット形状が真
円状になりにくく、画像解像度が低下する傾向がみられ
る。
適なのは、平均粒径3.5μm以下の合成シリカと平均
粒径6.0μm以上の合成シリカとの混合物である。こ
の平均粒径の小さいものと大きいものとの混合割合とし
ては、重量比で8:2ないし2:8の範囲が好ましい。
は、重量比で8:2ないし6:4の範囲にあるのが好ま
しい。(A)成分の割合がこれよりも少ないと耐水性が
低下し、べたつきの原因となるし、また(A)成分の割
合がこれよりも多いと染料インクの吸収性が低下する。
と(B)成分との合計重量100重量部に対して30〜
100重量部、好ましくは40〜80重量部の範囲で選
ばれる。この量が30重量部未満では染料インクの吸収
性が低下するし、100重量部を超えると耐水性が低下
する。
にして作製することができる。すなわち、先ず(A)成
分、(B)成分及び(C)成分を、それぞれ所定の割合
で水性媒体に溶解又は分散させて、固形分濃度10〜1
5重量%程度の塗工液を調製したのち、基材フィルム又
は所望により設けられる下引き層の上に、常法に従って
塗布、乾燥することによりインク受容層を設ける。この
際、該塗工液には、従来慣用されている各種添加剤、例
えば界面活性剤、潤滑剤、安定剤、着色剤などを添加す
ることができる。このインク受容層の厚さは、通常5〜
30μm、好ましくは10〜20μmの範囲である。
れたインク受容層の上に、所望に応じ、ドット形状調整
剤含有層を設けることができる。このドット形状調整剤
としては、例えば第四級アンモニウム塩型アクリル樹脂
が好ましい。この第四級アンモニウム塩型アクリル樹脂
の具体例としては、アルキルアクリレートやアルキルメ
タクリレートと、ジアルキルアミノアクリレートやジア
ルキルアミノアルキルメタクリレートとの共重合体塩な
どが挙げられる。このような第四級アンモニウム塩型ア
クリル樹脂は公知であり、例えばブチルメタクリレート
とジメチルアミノエチルメタクリレートとのモル比1:
1の共重合体の四級塩は、市販品として入手可能であ
る。
は、前記ドット形状調整剤を適当な溶剤、例えばアルコ
ール又はアルコールと水との混合物に溶解し、この溶液
をインク受容層の上に塗布したのち、乾燥させればよ
い。この際、ドット形状調整剤は、インク受容層上に形
成させてもよいし、インク受容層中に一部溶け込ませる
か、あるいは含浸させてもよい。
g/m2の範囲が適当である。このドット形状調整剤の
塗工量が3g/m2未満では画像の鮮明性(画像解像
度)が不十分になるし、10g/m2を超えるとインク
吸収性及びインク乾燥性が低下する。この層は、ドット
形状をより真円に形成し、さらにインクの滲みを防止す
る作用がある。
ト形状調整剤含有層が基材フィルムの片面に設けられる
場合、基材フィルムの裏面すなわちインク受容層とは反
対側の面に、所望によりマット層又はインク受容層を設
けることができる。前記のマット層はバインダー及びマ
ット化剤により形成され、該バインダーとしては、例え
ば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂などがあ
り、具体的にはアクリル系、ウレタン系、ポリエステル
系、塩化ビニル系の各樹脂が挙げられる。また、マット
化剤としては、例えばシリカ、ジルコニア、クレー、カ
オリン、アルミナ、チタニア、ゼオライト、炭酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、水酸化マグネシウム、リン酸カル
シウム、ガラスなどの無機粉体、アクリル系樹脂、ウレ
タン系樹脂、塩化ビニル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、
ベンゾグアナミン/メラミン/ホルムアルデヒド縮合物
などの合成樹脂粉体が挙げられる。このマット化剤の平
均粒径は、0.1〜20μm、好ましくは2〜10μm
の範囲が好ましい。また、基材フィルムの裏面にもイン
ク受容層を形成する場合は、基材フィルムの表面に設け
たものと同一のものを設けてもよいし、他のもの、例え
ばマット化剤を含有しない、もしくは極少量含有させた
もので透明性のあるインク受容層などを設けてもよい。
好な筆記性などが得られる点から、1〜10μm、好ま
しくは3〜7μmの範囲が有利である。さらに、該マッ
ト層には、従来添加剤として慣用されているもの、例え
ば界面活性剤、潤滑剤、安定剤、着色剤などを含有させ
ることができる。
印刷用シート上に、インクジェットプリントされた2種
の印刷パターンを有している。その中の1種はインク受
容層中に浸透した染料インクにより形成されたインクジ
ェット印刷パターンであり、他の1種はインク受容層又
は場合によりその上に積層されたドット形状調整剤含有
層の表面に担持された顔料インクにより形成されたイン
クジェット印刷パターンである。
く、通常のインクジェットプリントに用いられているも
のの中から任意に選んで用いることができる。このよう
なものとしては、例えばマラカイトグリーン、ローダミ
ンB又はG、ビクトリヤブルーB、パーマネントグリー
ン、パーマネントローダミン、パーマネントブルーなど
の染料を鉱物油、植物油、桐油、合成乾性油、アルキッ
ド樹脂油などのベヒクルに溶解したものがある。
限はなく、通常インクジェットプリントに用いられてい
るものの中から任意に選んで用いることができる。この
ようなものとしては、例えば合成無機顔料、アゾ顔料、
レーキ顔料、フタロシアニン顔料などの顔料を、水、界
面活性剤や分散剤などを含めた水溶液、溶剤などのベヒ
クルに分散させたものがある。この顔料は粒径0.5〜
2μm、好ましくは約1μm程度のものが用いられる。
で染料インクにより形成されたものは、インク受容層の
中に浸透し、定着したパターンすなわち消しゴム等で摩
擦しても消去しないパターンであり、他方顔料インクに
より形成されたものは、インク受容層中に浸透せず、単
にインク受容層の上に担持されているだけで消しゴム等
により摩擦すると消去されるパターンである。この顔料
インクにより形成されたパターンは、長時間にわたって
消去可能であり、例えば30日間放置後であっても容易
に消去することができる。
示すモデルの縦断面図であって、基材フィルム1の片面
に所定の組成からなるインク受容層2が設けられ、染料
インクによるインクジェット印刷パターン3が、インク
受容層2に浸透した状態で形成され、さらにインク受容
層2の表面に顔料インクによるインクジェット印刷パタ
ーン4が担持されている。そして、この顔料インクによ
るインクジェット印刷パターン4は、インク受容層に浸
透していない状態で形成されているので、消しゴムや鉛
筆型イレーザーで摩擦すると容易に消去される。
明する。
部、ポリビニルアルコール(重合度2000、けん化度
88.0モル%)14重量部、平均粒径3.5μmの合
成シリカ粉末(比表面積700m2/g)6重量部、繊
維素反応型架橋剤であるジメチロールグリオキザールモ
ノウレイン1.4重量部、塩化アンモニウム0.3重量
部、エタノール40重量部、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル20重量部及び水108.3重量部を混
合してインク受容層形成塗工液を調製した。
トフィルムの片面に、ウレタン樹脂から成る厚さ1.0
μmの下引き層を設けたのち、前記塗工液をワイヤーバ
ーにて下引き層の上に塗布し、130℃で5分間加熱し
て、厚さ約15μmのインク受容層を形成させた。
lett Packard)社製インクジェットプロッ
ター(デザイン・ジェット750C)を用い、染料イン
ク(Hewlett Packard社製,商品名「5
1644C」)により、このインク受容層上に、建物デ
ザインの基本構造部分をインクジェット印刷したのち、
さらに顔料インク(Hewlett Packard社
製,商品名「51645A」)により付属構造部分をイ
ンクジェット印刷した。
摩擦したところ、付属構造部分は完全に消去されたが、
基本構造部分は全く損なわれなかった。また、2か月放
置後、同様の操作を行ったが、顔料インクによるインク
ジェット印刷パターンの消去性能にはほとんど変化はな
かった。比較のために、市販のインクジェット用記録用
紙に、上記の顔料インクで同じパターンをインクジェッ
ト印刷したものについて消去試験を行ったところ、1時
間後では消去可能であったが、2か月後では全く消去さ
れなかった。
部、ポリビニルアルコール(重合度2000、けん化度
88.0モル%)14重量部、平均粒径3.5μmの合
成シリカ粉末(比表面積700m2/g)6重量部、平
均粒径2.0μmの炭酸カルシウム粉末4重量部、繊維
素反応型架橋剤であるジメチロールグリオキザールモノ
ウレイン1.4重量部、塩化アンモニウム0.3重量
部、エタノール40重量部、プロピレングリコールモノ
メチルエーテル20重量部及び水108.3重量部を混
合してインク受容層形成塗工液を調製した。
トフィルムの片面に、ウレタン樹脂から成る厚さ1.0
μmの下引き層を設けたのち、前記塗工液をワイヤーバ
ーにて下引き層の上に塗布し、130℃で5分間加熱し
て、厚さ約15μmのインク受容層を形成させた。
樹脂[三菱油化(株)製、サフトマーCP−2000]
1.0重量部とエタノール10.0重量部と水89.0
重量部とから成るドット形状調整剤含有層形成液を調製
し、これをインク受容層上に塗布し、乾燥してドット形
状調整剤の使用量が4g/m2のドット形状調整剤含有
層を形成した。
ー(アクリル共重合樹脂)20重量部とマット化剤(合
成シリカ粉末、平均粒径3.5μm)10重量部と水7
0重量部とから成るマット層形成塗工液を塗布し、30
℃で2分間加熱して、厚さ5μmのマット層を形成させ
た。
て、実施例1と同様にして、染料インク及び顔料インク
による印刷パターンを形成し、消しゴムにより消去試験
を行ったところ、実施例1と同様の結果が得られた。
1に示す組成のものを用いた以外は、実施例2と全く同
様にして記録用フィルムを製造し、実施例2と同様にし
て染料インク及び顔料インクによる印刷パターンを形成
し、消しゴムによる消去試験を行ったところ、全く同様
の結果が得られた。
1に示す組成のものを用いた以外は、実施例2と全く同
様にして記録用フィルムを製造し、実施例2と同様にし
て染料インク及び顔料インクによる印刷パターンを形成
し、消しゴムによる消去試験を行ったところ、顔料イン
クを消去することができなかった。
l、比表面積700m2/g 2)合成シリカ粉末:粒径3.5μm、吸油量210m
l、比表面積300m2/g
ないパターンを染料インクで、また必要に応じ消去しな
ければならないパターンを顔料インクで、それぞれイン
クジェット印刷することにより、所望に応じ随時消しゴ
ム等によりパターン修正を行いうるという利点がある。
また、この顔料インクによる印刷パターン部分の消去性
能は長期間にわたって低下することはないという利点も
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 基材フィルムの少なくとも片面に、染料
インクによるインクジェット印刷パターンを担持したイ
ンク受容層を有し、かつそのインク受容層表面にインク
受容層に対し、相容性を有しない顔料インクによるイン
クジェット印刷パターンを担持したことを特徴とする一
部消去可能な記録シート。 - 【請求項2】 インク受容層が、(A)架橋化されたポ
リビニルアルコールと、(B)ポリビニルピロリドン
と、(C)吸油量75〜105ml、比表面積500〜
900m2/gの合成シリカを含む請求項1記載の記録
シート。 - 【請求項3】 インク受容層における(A)成分と
(B)成分の含有割合が重量比8:2ないし6:4であ
り、かつ(C)成分の含有量が、(A)成分と(B)成
分との合計重量100重量部に対して30〜100重量
部である請求項2記載の記録シート。 - 【請求項4】 (A)成分が繊維素反応型架橋剤又は尿
素により架橋化されたポリビニルアルコールである請求
項2又は3記載の記録シート。 - 【請求項5】 (C)成分が平均粒径3.5μm以下の
合成シリカと平均粒径6.0μm以上の合成シリカとの
混合物である請求項2,3又は4記載の記録シート。 - 【請求項6】 インク受容層の上にさらにドット形状調
整剤含有層を積層した請求項1ないし5のいずれかに記
載の記録シート。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11144985A JP2000079754A (ja) | 1998-06-30 | 1999-05-25 | 記録シ―ト |
TW88109782A TW446645B (en) | 1999-05-25 | 1999-06-11 | Recording paper |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-184517 | 1998-06-30 | ||
JP18451798 | 1998-06-30 | ||
JP11144985A JP2000079754A (ja) | 1998-06-30 | 1999-05-25 | 記録シ―ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000079754A true JP2000079754A (ja) | 2000-03-21 |
JP2000079754A5 JP2000079754A5 (ja) | 2006-07-13 |
Family
ID=26476257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11144985A Pending JP2000079754A (ja) | 1998-06-30 | 1999-05-25 | 記録シ―ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000079754A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1228895A2 (en) * | 2001-02-05 | 2002-08-07 | Hewlett-Packard Company | Printed security document and method of printing a security document |
EP1228888A3 (en) * | 2001-02-05 | 2003-11-19 | Hewlett-Packard Company | Security document, print media, printing method, and apparatus |
EP1228883A3 (en) * | 2001-02-05 | 2003-11-26 | Hewlett-Packard Company | Security document, print media, printing method, and apparatus |
KR100523239B1 (ko) * | 1998-03-31 | 2005-10-21 | 오지 세이시 가부시키가이샤 | 잉크젯 기록재, 그것의 제조 방법 및 그것을 사용한 잉크젯 기록 방법 |
JP2014054783A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Ricoh Co Ltd | 再生可能な被記録媒体 |
JP2019025861A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 明和グラビア株式会社 | 装飾シート |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP11144985A patent/JP2000079754A/ja active Pending
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JP2019025861A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 明和グラビア株式会社 | 装飾シート |
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