JP2000078862A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JP2000078862A
JP2000078862A JP10242979A JP24297998A JP2000078862A JP 2000078862 A JP2000078862 A JP 2000078862A JP 10242979 A JP10242979 A JP 10242979A JP 24297998 A JP24297998 A JP 24297998A JP 2000078862 A JP2000078862 A JP 2000078862A
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JP
Japan
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rotor
shaft
vibrator
contact
ultrasonic motor
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Pending
Application number
JP10242979A
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English (en)
Inventor
Takashi Kayama
俊 香山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カセット内に収納されている一対のテープリー
ルの中心部分を当接するリールスプリングにダボを設け
て組み立てる際に積層させても面接着をなくし又は軽減
させるようにして組み立てし易くする。 【解決手段】カセット筐体内に回転可能に収容されてい
る一対のテープリールの中心位置に設けてある突起部に
当接し且つ上シエルに片側端部を着設したリールスプリ
ングは、長尺板形状に形成し、その着設する取付部近傍
位置に折曲部を有し、この折曲部を境にした2面夫々に
少なくとも1個の厚み方向に突起するダボを形成し、こ
のダボを形成する位置は、2面の内長い面の方は折曲部
近傍であり、もう一方の面は端末寄り部分である。そし
て、このダボは、リールスプリングの厚み方向に突起し
た表面側の凸部を略球形状に形成し、裏面側の凹部を略
円筒型又は略円錐台型に形成したことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波モータに関
する。詳しくは、部品点数を減らして薄型化を図った超
音波モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における超音波モータは、振動
変位の軌跡が楕円状である超音波振動面を回転可能なロ
ータの端面に接触させ、接触面で摩擦を通して回転トル
クが形成されてロータが回転するものである。具体的な
ものとして特開平5ー292763号に開示されている
超音波モータが周知である。
【0003】この超音波モータは、図4に示すように、
電子部品が実装されている基板11上に配設されている
ものであり、基板11にゴム系の接着剤12で接着した
複数の電極からなる振動子13と、第1及び第2のロー
タ14、15と、この第1及び第2のロータ14、15
を振動子13上に配置するシャフト16とから構成され
ている。基板11には3箇所の空気流通孔17が設けら
れており、シャフト16はバネ18を介在させ、ナット
19により締め付けてロータ14、15を振動子13上
に当接させた状態に配置する。第1のロータ14はファ
ン形状に形成されており、振動子13の外径よりも少し
広い径になっている。
【0004】このような構成からなる超音波モータは、
振動子13の電極のそれぞれに正弦波信号、余弦波信号
の電圧を印加すると、これらの電圧の周波数に応じて歪
み伸縮する。この歪み伸縮動作をする振動子13が当接
しているロータ14との接触面で回転トルクが発生して
ロータ14が回転する。ロータ14が回転すればファン
形状のロータが空気流通孔17から空気を逃がし熱を拡
散させることができる。このような超音波モータは電磁
力を全く使用しないため電磁ノイズを発生しないことに
加えて、小型化できるため、電子部品の近傍位置に設け
ることが可能である
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した従来技術における超音波モータは、ロータを振動
子に当接させるために別途付勢手段、即ち、バネやナッ
ト等を設けた構造となっており、この付勢手段を取り付
けるための部品点数を削減することができないばかりで
なく、薄型化にも一定の限界があるという問題がある。
【0006】従って、部品点数を削減すると共に薄型化
が図れる構造に解決しなければならない課題を有してい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る超音波モータは、通気孔を有する筐体
の一部に取り付けられ超音波で振動する振動子と、該振
動子に一部が当接するロータと、該ロータを回転自在に
支持するシャフトとからなり、該シャフトには前記ロー
タの中心位置を押圧して撓ませ、その撓み力で前記ロー
タを前記振動子に当接させたことであり、又、前記ロー
タに取り付けたフィンは、前記振動子の外側及び又は内
側に設け、該フィンの位置に対応させて前記筐体に通気
孔を備えたことであり、更に、前記ロータは、前記シャ
フトの取り付けで撓んだ時に、前記振動子と面接触する
ことである。
【0008】このように、ロータ自体を撓ませた状態で
振動子に当接させた構造にすることによって、ロータを
振動子に当接させる部材をシャフトに兼ねさせることが
できるため、薄型化が図れると共に部品点数を削減する
ことが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る超音波モータ
の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0010】本発明に係る第1の実施の形態の超音波モ
ータは、図1に示すように、筐体の一部に取り付けた構
造となっており、通気孔31を有する筐体30と、筐体
30の内側であって通気孔31の外周位置にゴム系接着
剤32で張り付けたセラミックス材で形成した振動子3
3と、樹脂で形成され外周面を振動子33と当接する当
接部35を設けたロータ34と、ロータ34の中心位置
に貫通係合させるフランジ部37を有するシャフト36
とから構成されている。
【0011】筐体30は、通気孔31に挟まれた中心位
置に盲穴からなるシャフト受部36aを設けた構造とな
っている。
【0012】ロータ34は、中心位置にシャフト36を
貫通させる貫通孔38を設けたシャフト係合部39と、
シャフト係合部39と当接部35との間、即ち、振動子
33の内側にフィン40を設けた構造となっている。こ
のフィン40はロータ34が振動子33の上部位置に当
接して取り付けられた時に、筐体30の通気孔31に対
峙した位置関係になる。
【0013】振動子33と当接する当接部35は、筐体
30に取り付ける前においては、図2に示すように、当
接部35側の接触面41が振動子33の接触面42に対
して傾斜した構造となっている。
【0014】このような構造からなる超音波モータを組
み立てるには、先ず振動子33の上にロータ34を載置
し(図1における破線)、その中心位置にシャフト36
を貫通させ、筐体30のシャフト受部36aに嵌合させ
る。そして、ロータ34のシャフト係合部39にシャフ
ト36のフランジ部37を係合させて撓むようになるま
でシャフト36を押し込む。そうするとフランジ部37
がシャフト係合部39の表面に当たり、そのまま筐体3
0側に押し込められるため、ロータ34のシャフト係合
部39近傍が撓み、その撓み力が当接部35側に伝わ
り、当接部35が振動子33の表面に面接触して当接し
た状態になる。このようにしてロータ34を撓んだ状態
で取り付けることにより、撓み力が、常時当接部35を
振動子33側に当接させるようにして働き、良好な面接
触状態を得ることができるのである。
【0015】次に、第2の実施の形態の超音波モータに
ついて図3を参照して説明する。この超音波モータは、
フィンを振動子の外側に設け、このフィンの位置に対応
して通気孔を振動子の外側に設けた構造となっている。
【0016】本発明に係る第2の実施の形態の超音波モ
ータは、図3に示すように、筐体30の一部に取り付け
た構造となっており、通気孔31を有する筐体30と、
筐体30の内側であって通気孔31の外周位置にゴム系
接着剤32で張り付けたセラミックスで形成した振動子
33と、外側面を当接部35に形成した樹脂で形成した
ロータ34と、ロータ34の中心位置に貫通させるフラ
ンジ部37を有するシャフト36とから構成されてい
る。
【0017】筐体30は、通気孔31に挟まれた中心位
置に盲穴からなるシャフト受部36aを設けた構造とな
っている。
【0018】ロータ34は、中心位置にシャフト36が
貫通させる貫通孔38を設けたシャフト係合部39と、
その外周、即ち、振動子33の外側にフィン40を取り
付けた構造となっている。
【0019】当接部35は、筐体30に取り付ける前に
おいては、図3に示すように、振動子33側の接触面が
下方向に傾斜した構造となっている。
【0020】このような構造からなる超音波モータを組
み立てるには、上述した第1の実施の形態と同様であ
り、ロータ34のシャフト係合部39が撓むようになる
までシャフト36を押し込むと、フランジ部37がシャ
フト係合部39の表面に当たり、そのまま筐体30側に
押し込められるため、ロータ34のシャフト係合部39
近傍が撓み、その撓み力が当接部35側に伝わる。この
ようにしてロータ34を撓んだ状態で取り付けることに
より、撓み力が常時当接部35を振動子33に当接さ
せ、良好な面接触状態を得ることができるのである。
【0021】尚、第1及び第2の実施の形態において、
フィン40の位置が振動子33の内側及び又は外側に設
けた構造になっているがこの位置関係に限定されること
なく、振動子33の位置から外れた位置であって筐体3
0に設ける通気孔31の位置に対応させて取り付けるこ
とができ、又は通気孔31の位置に対応させてフィン4
0を取り付けるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る超音
波モータは、ロータを撓んだ状態にして振動子上に取り
付けたことにより、振動子上に当接するための付勢手段
を別途必要としないで、撓み力により常時振動子上に面
接触して当接させることができるため、部品点数を減ら
して薄型化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る第1の実施の形態の超音波モー
タの略示的な断面図である。
【図2】同ロータの振動子当接部部分を拡大して示した
略示的な断面図である。
【図3】本願発明に係る第2の実施の形態の超音波モー
タの略示的な断面図である。
【図4】従来技術における超音波モータの略示的な説明
図であり、(A)は平面図、(B)は断面図である。
【符号の説明】
30;筐体、31;通気孔、32;ゴム系接着剤、3
3;振動子、34;ロータ、35;当接部、36;シャ
フト、36a;シャフト受部、37;フランジ部、3
8;貫通孔、39;シャフト係合部、40;フィン、4
1;接触面、42;接触面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通気孔を有する筐体の一部に取り付けられ
    超音波で振動する振動子と、該振動子に一部が当接する
    ロータと、該ロータを回転自在に支持するシャフトとか
    らなり、該シャフトには前記ロータの中心位置を押圧し
    て撓ませ、その撓み力で前記ロータを前記振動子に当接
    させたことを特徴とする超音波モータ。
  2. 【請求項2】前記ロータに取り付けたフィンは、前記振
    動子の外側及び又は内側に設け、該フィンの位置に対応
    させて前記筐体に通気孔を備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の超音波モータ。
  3. 【請求項3】前記ロータは、前記シャフトの取り付けで
    撓んだ時に、前記振動子と面接触することを特徴とする
    請求項1に記載の超音波モータ。
JP10242979A 1998-08-28 1998-08-28 超音波モータ Pending JP2000078862A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122254A1 (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017122254A1 (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
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