JP2000077818A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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JP2000077818A
JP2000077818A JP10245653A JP24565398A JP2000077818A JP 2000077818 A JP2000077818 A JP 2000077818A JP 10245653 A JP10245653 A JP 10245653A JP 24565398 A JP24565398 A JP 24565398A JP 2000077818 A JP2000077818 A JP 2000077818A
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JP
Japan
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printed wiring
wiring board
chip component
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length
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Pending
Application number
JP10245653A
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English (en)
Inventor
Hideo Yamauchi
秀雄 山内
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異サイズのチップ部品に、自己位置修正効果
を高めて高品質の実装が可能なプリント配線板を提供す
る。 【解決手段】 接続導体部8では、凹部6a間隔Z1が
小さいチップ部品5aの長さL1とフィレット部の和
に、幅狭部分の幅X2がチップ部品5aの幅W1よりや
や大に、外側間隔Z2が大きいチップ部品5bの長さL
2とフィレット部の和に、幅広部分の幅X3がチップ部
品5bの幅W2よりやや大に設定され、チップ部品5
a、5bは、リフロー時に自己位置修正効果で、X、Y
方向で、それぞれ長さZ1、X2の内側、長さZ2、X
3の内側に戻ろうとし、ソルダーレジスト3の長さと幅
は高精度に形成され、リフロー後にチップ部品5a、5
bは、長さZ1、X2の内部と、長さZ2、x3の内部
にそれぞれ安定し、マウントずれ時に不良接触部が発生
せず高品質の実装が可能で、凹部6aの存在で、同一量
で半田を高くして強固な半田付けが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ部品が実装
されるプリント配線板に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の小型軽量化に伴い、プリント
配線板に実装される電子部品もチップ部品として小型化
され、プリント配線板へのチップ部品の高密度実装が行
なわれている。チップ部品をプリント配線板に実装する
には、プリント配線板上に形成される回路パターンの接
続導体部に、クリーム状の半田を塗布し、チップ部品の
電極を半田部分に装着し、リフローによりチップ部品の
電極を接続導体部に半田付けを行なう方式や、チップ部
品の電極を接着剤で接続導体部に仮止めし、この状態で
半田槽に浸漬して、チップ部品の電極を接続導体部にハ
ンダ付けする方式が採用されている。
【0003】従来のプリント配線板1Aには、図7に示
すように矩形状のランド2が、所定の間隔をもって形成
され、このランド2の周縁部には、帯状に半田の付かな
いソルダレジスト3が配設され、ランド2のソルダレジ
スト3が配設されていない部分に、チップ部品5の電極
6が接続される接続導体部8が形成されている。この接
続導体部8に、クリーム状の半田が塗布され、チップ部
品5の互いに対向する電極6がそれぞれ半田上に装着さ
れた状態で、例えば、外部熱源からの輻射熱により半田
を加熱するリフローによって、互いに対向する接続導体
部8に、チップ部品5の電極6がそれぞれ半田付け接続
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のプリント
配線板1Aでは、異なるサイズのチップ部品5を実装し
ようとすると、それぞれのチップ部品5により、リフロ
ー時のセルフアライメント(以下自己位置修正効果とい
う)が異なるために、高品質の実装を行なうことができ
ない。また、半田付け作業時に、チップ部品がマウント
ずれを起こした場合に、図7(b)に示すように、一方
の電極6が、実際に半田付けが行なわれる接続導体部8
内に戻っても、他方の電極6が、半田7に接しにくくな
り、浮いた状態となって不良接触部が発生することがあ
る。
【0005】本発明は、前述したような従来のプリント
配線板へのチップ部品の実装の現状に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、異なるサイズのチップ部品に対
して、自己位置修正効果を高めて高品質の実装を行なう
ことが可能なプリント配線板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、チップ部品の互いに対向す
る電極が、接続導体部にそれぞれ半田付接続されること
により、前記チップ部品が実装されるプリント配線板で
あり、前記接続導体部の形状が、前記電極の外側中央部
に対応する位置に凹部が形成されたコ字型に形成されて
いることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、図1ないし図6を参照して説明する。図1は本実施
の形態の要部の構成を示す説明図、図2は本実施の形態
の要部の他の構成例を示す説明図、図3は本実施の形態
の接続導体部のディメンジョンを示す説明図、図4は本
実施の形態への小型チップ部品の実装の説明図、図5は
本実施の形態への大型チップ部品の実装の説明図、図6
は本実施の形態の自己位置修正効果の説明図である。
【0008】本実施の形態では、プリント配線板1上
に、チップ部品5の電極6が、半田付け接続されるほぼ
コ字状の接続導体部8が形成されている。この場合、図
1に示すように、プリント配線板1上に矩形状のランド
2が形成されていて、このランド2上において、ソルダ
レジスト3を周縁部で帯状に配設し、ランド2の外側縁
部の一部で、ソルダレジスト3を絞り込み配設し、この
部分に凹部8aを形成することにより、ランド2上にほ
ぼコ字状の接続導体部8が形成されている。或いは、図
2に示すように、外側縁部の一部に凹部8aを有するコ
字状のランド2を、プリント配線板1上に直接形成し、
このランド2の周辺部にソルダレジスト3を配設し、ラ
ンド2でほぼコ字状の接続導体部8を形成してもよい。
【0009】本実施の形態では、サイズの異なるチップ
部品5を高実装品質で実装させるために、図3に示すよ
うに、接続導体部8に半田付け接続されるチップ部品5
の電極6の配列方向(X方向)に直角な方向(Y方向)
において、接続導体部8には、幅の異なる部分が形成さ
れている。即ち、図3において、互いに対向する接続導
体部8の外側間の長さはZ2に設定され、凹部8aのY
方向の長さはX1に、凹部8aのX方向の長さは、(Z
2−Z1)/2に設定され、凹部8aの間隔はZ1とな
っている。そして、接続導体部8の互いに対向する内側
位置には、Y方向の長さがX2の幅狭部分が形成され、
この幅狭部分に連続して、接続導体部8の互いに対向す
る外側位置には、Y方向の長さがX3>X2の幅広部分
が形成されている。
【0010】また、本実施の形態では、図4に示すよう
に、長さZ1が、小さいチップ部品5aの部品サイズL
1に、部品先端のフィレット部分を加えた値に設定さ
れ、幅狭部分の幅X2は、小さいチップ部品5aの幅W
1よりやや大きい値に設定されている。そして、図5に
示すように、長さZ2が、大きいチップ部品5bの部品
サイズL2に、部品先端のフィレット部分を加えた値に
設定され、幅広部分の幅X3は、大きいチップ部品5b
の幅W2よりやや大きな値に設定されている。さらに、
本実施の形態では、凹部8aのY方向の長さはX1、小
さいチップ部品5aの幅W1、大きいチップ部品5bの
幅W2の間には、次式の条件が設定されている。
【0011】 (w1/2)≦X1≦(W2/2) ・・・(1)
【0012】このような構成の本実施の形態では、プリ
ント配線板1の接続導体部8に、電極6aが半田付け接
続される小さいチップ部品5aは、リフロー時には、半
田7の表面張力に基づく自己位置修正効果によって、X
方向については、長さZ1の内側に戻ろうとし、Y方向
については、長さX2の内側に戻ろうとする。もし、ソ
ルダーレジスト3の長さが高精度に設定できず、Z1よ
りも大きいと、マウントずれの発生時に、その部分の電
極6aが、長さZ1の内側に戻りにくくなり、反対側の
電極6aで浮いた状態の不良接触部が発生することがあ
るが、本実施の形態では、ソルダーレジスト3の長さ
は、精度よくZ1に形成されるので、マウントずれ時に
不良接触部が発生することはない。
【0013】同様に、幅狭部分のY方向の幅がX2より
大きいと、マウントずれの発生時に、小さいチップ部品
5aのその部分の電極6aが、長さX2の内側に戻りに
くくなり、反対側の電極6aで浮いた状態の不良接触部
が発生することがあるが、本実施の形態では、ソルダー
レジスト3の幅は、精度よくX2に設定されるので、マ
ウントずれ時に不良接触部が発生することはない。
【0014】また、本実施の形態では、プリント配線板
1の接続導体部8に、電極6bが半田付け接続される大
きいチップ部品5bは、リフロー時には、半田7の表面
張力に基づく自己位置修正効果によって、X方向につい
ては、長さZ2の内側に戻ろうとし、Y方向について
は、長さX3の内側に戻ろうとする。もし、ソルダーレ
ジスト3の長さが高精度に設定できず、Z2よりも大き
いと、マウントずれの発生時に、その部分の電極6b
が、長さZ2の内側に戻りにくくなり、反対側の電極6
bで浮いた状態の不良接触部が発生することがあるが、
本実施の形態では、ソルダーレジスト3の長さは、精度
よくZ2に形成されるので、マウントずれ時に不良接触
部が発生することはない。
【0015】同様に、幅狭部分のY方向の幅がX3より
大きいと、マウントずれの発生時に、大きいチップ部品
5bのその部分の電極6bが、長さX3の内側に戻りに
くくなり、反対側の電極6bで浮いた状態の不良接触部
が発生することがあるが、本実施の形態では、ソルダー
レジスト3の幅は、精度よくX3に設定されるので、マ
ウントずれ時に不良接触部が発生することはない。
【0016】このように、本実施の形態によると、小さ
いサイズのチップ部品5aと大きいサイズのチップ部品
5bの何れもが、リフロー時には、半田7の表面張力に
基づく自己位置修正効果によって、X方向及びY方向で
接続導体部8の内部に位置決め接続され、仮にマウント
ずれが生じた場合も、不良接触部が発生することがな
く、チップ部品5a、5bのプリント配線板1への高品
質の実装が可能になる。さらに、本実施の形態では、接
続導体部8に凹部8aが形成されているので、同一量の
半田7を使用した場合に、リフロー後の半田7の高さ
を、従来に比して高くすることができ、電極6a、6b
と半田7の接続を強固に行なうことが可能になる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、プリント
配線板の接続導体部に、チップ部品の互いに対向する電
極が、それぞれ半田付接続されることにより、チップ部
品が、プリント配線板に実装されるが、接続導体部の形
状が、電極の外側中央部に対応する位置に凹部が形成さ
れたコ字型に形成されているので、接続導体部の形状を
大きいサイズのチップ部品と、小さいサイズのチップ部
品に対応付けて設定することにより、サイズの異なるチ
ップ部品を、自己位置修正効果を向上させ、半田高さを
高めて実装品質よく安定に実装することが可能になる。
【0018】請求項2記載の発明によると、接続導体部
の形状に対応するランドを形成することにより、請求項
1記載の発明で得られる効果が実現される。
【0019】請求項3記載の発明によると、ランド上に
ソルダーレジストにより、接続導体部を絞り込み形成す
ることにより、請求項1記載の発明で得られる効果が実
現される。
【0020】請求項4記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、凹部の電極の配列方
向に直角な幅をX1、プリント配線板に実装される大型
サイズのチップ部品の電極の配列方向に直角な幅をW
2、プリント配線板に実装される小型サイズのチップ部
品の配列方向に直角な幅をW1として、(W1/2)≦
X1≦(W2/2)の条件が設定されているので、自己
位置修正効果とフィレット端部の確保との両方を得るこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の要部の構成を示す説明
図である。
【図2】同実施の形態の要部の他の構成例を示す説明図
である。
【図3】同実施の形態の接続導体部のディメンジョンを
示す説明図である。
【図4】同実施の形態への小型チップ部品の実装の説明
図である。
【図5】同実施の形態への大型チップ部品の実装の説明
図である。
【図6】同実施の形態の自己位置修正効果の説明図であ
る。
【図7】従来のプリント配線板へのチップ部品の実装の
説明図である。
【符号の説明】
1…プリント配線板、2…ランド、3…ソルダレジス
ト、5a、5b…チップ部品、6a、6b…電極、7…
半田、8…接続導体部、8a…凹部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品の互いに対向する電極が、接
    続導体部にそれぞれ半田付接続されることにより、前記
    チップ部品が実装されるプリント配線板であり、 前記接続導体部の形状が、前記電極の外側中央部に対応
    する位置に凹部が形成されたコ字型に形成されているこ
    とを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリント配線板におい
    て、前記接続導体部が、前記接続導体部の形状に形成さ
    れたランドであることを特徴とするプリント配線板。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のプリント配線板におい
    て、前記接続導体部が、ランド上にソルダーレジストに
    より絞り込み形成されていることを特徴とするプリント
    配線板。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプリント配線板におい
    て、前記凹部の前記電極の配列方向に直角な幅をX1、
    前記プリント配線板に実装される大型サイズのチップ部
    品の前記配列方向に直角な幅をW2、前記プリント配線
    板に実装される小型サイズのチップ部品の前記配列方向
    に直角な幅をW1として、(W1/2)≦X1≦(W2
    /2)の条件が設定されていることを特徴とするプリン
    ト配線板。
JP10245653A 1998-08-31 1998-08-31 プリント配線板 Pending JP2000077818A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442410B1 (ko) * 2000-03-30 2004-07-30 가부시끼가이샤 도시바 배선기판 단자접속구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442410B1 (ko) * 2000-03-30 2004-07-30 가부시끼가이샤 도시바 배선기판 단자접속구조

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