JP2000077681A - 電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品の製造方法

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JP2000077681A JP10249415A JP24941598A JP2000077681A JP 2000077681 A JP2000077681 A JP 2000077681A JP 10249415 A JP10249415 A JP 10249415A JP 24941598 A JP24941598 A JP 24941598A JP 2000077681 A JP2000077681 A JP 2000077681A
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Tetsuzo Hara
鉄三 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】細いパターンのエッチング加工精度を向上させ
て製造時ばらつきを改善した電子部品の製造方法を提供
する。 【解決手段】パターン幅およびパターン間隙の異なる複
数のパターンからなるエッチング用のマスクを用いて半
導体基板をエッチング加工する電子部品の製造方法にお
いて、少なくとも狭い幅の梁パターン2eの片側に、深
さ方向のエッチング時間を調整するダミーパターン8
a、8bを設けたマスクを用いてエッチング加工を行う
電子部品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エッチング加工に
より微細素子を形成する電子部品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フォトエッチング技術を用いて半
導体基板材料を加工し、角速度センサ、加速度センサな
どの超小型の電子部品、またマイクロモータ、マイクロ
アクチュエータなどの機構部品が製造されている。従来
の電子部品の製造方法の一例として角速度センサの製造
方法について、図3および図4を参照して説明する。
【0003】なお、図3は角速度センサ20の平面図で
あると共に、この角速度センサ20に対応するエッチン
グ用のマスクの平面図でもある。
【0004】図4に示すように、シリコン基板1a、酸
化膜1bおよび活性層1cの3層構造よりなるSOI
(Silicon On Insulator)基板1を用意する。このSO
I基板1の活性層1cの上に図示しないフォトレジスト
を塗布する。このフォトレジストを図1に示す角速度セ
ンサ20の平面形状にパターニングしてレジストマスク
を形成する。このレジストマスクを用いて、RIE(反
応性イオンエッチング)などのドライエッチングによ
り、活性層1cを酸化膜1bに達するまでエッチングし
て図3に示す素子形状に加工する。
【0005】つぎに、素子形状の中に可動する部分を形
成する場合は、前記レジストマスクを用いて、SOI基
板1をフッ酸(HF)の水溶液に浸漬して、可動部分の
下部の酸化膜1bをエッチング除去し、図4に示すよう
に、可動部分の下側に自由振動空間1dを形成する。
【0006】つぎに、角速度センサ20の構造について
説明する。2は角速度センサ20の負荷質量となる矩形
状の振動部で、その4辺の端面には、可動櫛歯電極2a
〜2dがそれぞれ形成される。
【0007】また、振動部2の4つの角部からは、L字
型に屈曲した4本の梁2eが伸びて固定部2fに結合し
ている。この固定部2fは酸化膜1bの上に形成され
る。
【0008】そして、振動部2は、これらの4本の梁2
eを介して固定部2fに支持され、これらの梁2eの撓
みによりXY平面内において自由振動可能になってい
る。
【0009】更に、可動櫛歯電極2a〜2dは、それぞ
れ固定櫛歯電極3a〜3dと間隙を介して噛み合ってい
る。そして、可動櫛歯電極2aと固定櫛歯電極3aとで
コンデンサ4が形成される。また、可動櫛歯電極2bと
固定櫛歯電極3bとでコンデンサ5が形成される。ま
た、可動櫛歯電極2cと固定櫛歯電極3cとでコンデン
サ6が形成される。さらに、可動櫛歯電極2dと固定櫛
歯電極3dとでコンデンサ7が形成される。なお、固定
櫛歯電極3a〜3dは、酸化膜1bの上に形成された矩
形状の固定部4a、5b、6c、7dにそれぞれ結合し
ている。
【0010】上記の振動部2、可動櫛歯電極2a〜2
d、梁2eは角速度センサ20の可動部分を構成し、ま
た、固定部2f、固定櫛歯電極3a〜3d、固定部4
a、5b、6c、7dは角速度センサ20の固定部分を
構成する。
【0011】つぎに、図3および図4に示す角速度セン
サ20の動作について説明する。固定部2fをグランド
に接続して動作させるので、振動部2および可動櫛歯電
極2a〜2dはグランド電位になる。
【0012】コンデンサ4とコンデンサ5に交互に電圧
を印加して、振動部2を静電吸引力によりX軸方向に振
動させる。このように、振動部2が振動しているとき
に、角速度センサ20が振動部2の中心を通るZ軸回り
に回転すると、振動部2はこの回転力により生じたコリ
オリ力を受けてY軸方向にも振動するようになる。この
Y軸方向への振動成分をコンデンサ6、7で容量変化と
して検出し、これらの変化容量を電圧変換して差動増幅
することにより角速度を求める。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子部品としての角速度センサ20のエッチング法を用
いた製造方法においては、次ぎのような問題点がある。
即ち、この角速度センサ20には、パターン幅の狭いも
のとして、可動櫛歯電極2a〜2d、固定櫛歯電極3a
〜3d、梁2eがある。また、パターン幅の広いものと
して、固定部2f、4a、5b、6c、7d、振動部2
がある。さらに、パターン間隙(エッチング幅)につい
てみると、可動櫛歯電極2a〜2dと固定櫛歯電極3a
〜3dとのそれぞれの間のパターン間隙は最も狭く、梁
2e、固定部2f、4a、5b、6c、7dの周囲のパ
ターン間隙は広くなっている。このように、パターン幅
およびパターン間隙の狭いものと広いものとが混在して
いる。
【0014】ここに、一つのパターンとこれに近接する
他のパターンとの間、即ちパターン間隙は、深さ方向へ
エッチングされて除去される部分である。このように、
一つのエッチング工程で同時にエッチング加工される領
域に、エッチング幅の異なる部分があると、マイクロロ
ーディング効果により、エッチング幅の広い部分は深さ
方向へのエッチング速度が速く、エッチング幅の狭い部
分は深さ方向へのエッチング速度が遅くなる。この深さ
方向へのエッチング時間を、実際の工程ではエッチング
速度の遅い部分の時間に合わせるが、そうするとエッチ
ング幅の広い素子部分が過度にサイドエッチングされる
ことになる。
【0015】また、このサイドエッチングは、熱伝導の
悪い領域が生じると、この部分は局所的に温度が上昇
し、その温熱効果によりサイドエッチングが他の部分よ
りも拡大することになる。これらの悪影響は、比較的パ
ターン幅の狭い即ち細い形状を有する梁2e部分に複合
して発生し易い。このため、梁2eの形状を設計値通り
に形成することが難しいという問題があった。また、こ
の温熱効果による悪影響は、SOI基板の酸化シリコン
膜上の活性層をエッチングする場合だけでなく、基板の
凹部にブリッジされた活性層をエッチングする場合にも
凹部に熱がこもり顕著に現れていた。
【0016】そこで、本発明は、細いパターンのエッチ
ング加工精度を向上させて製造時のばらつきを改善した
電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、パターン幅およびパターン間隙の異なる複数のパタ
ーンからなるエッチング用のマスクを用いて半導体基板
をエッチング加工する電子部品の製造方法において、エ
ッチング面積の広い箇所に、狭い幅のパターンに近接し
て、深さ方向のエッチング時間を調整するダミーパター
ンを設けたマスクを用いてエッチング加工を行うことを
特徴とするものである。
【0018】一般に、パターン幅(素子部幅)とパター
ン間隙(エッチング幅)の異なる複数のパターンが混在
しているエッチング用のマスクを用いて、RIE(反応
性イオンエッチング)加工を行うと、マイクロローディ
ング効果が発生することがある。このマイクロローディ
ング効果とは、エッチング幅に対するエッチング深さの
比が1程度以上になると、深さ方向へのエッチング速度
が遅くなるというものである。これにより、パターン間
隙(エッチング幅)の狭い箇所は、このマイクロローデ
ィング効果により、パターン間隙の広い箇所より、エッ
チング速度が低下する。
【0019】この場合、パターン間隙が狭い(密な)部
分、例えば櫛歯状に配置されたパターン部分に合わせて
エッチング時間を設定すると、マイクロローディング効
果により、パターン間隙、即ちエッチング幅の広い(粗
な)部分に面する、例えば細長いパターン部分がオーバ
ーエッチングになり、この細長いパターン部分が大きく
サイドエッチングされて当初設計値の幅よりも狭くなる
という懸念がある。
【0020】また、反対に、パターン間隙が広い部分に
合わせてエッチング時間を設定すると、同じくマイクロ
ローディング効果により、パターン間隙、即ちエッチン
グ幅の狭い櫛歯状のパターン部分のエッチングレートが
低下し、櫛歯状のパターン部分がエッチング不十分にな
り分離されないという懸念がある。
【0021】したがって、この発明は、パターン幅の狭
い、即ち細長いパターンの少なくとも片側に、ダミーパ
ターンを設ける。この場合、細長いパターンとダミーパ
ターンとの間のエッチング幅は、エッチング幅が例えば
最も狭い櫛歯状パターン部分のエッチング幅とほぼ等し
いエッチング幅に設定される。そして、細長いパターン
部分と櫛歯状パターン部分との深さ方向のエッチング時
間を等しくなるように調整して、細長いパターン部分の
過度のサイドエッチングを防止するものである。
【0022】請求項2に記載の発明は、前記パターン
が、固定部パターンと可動部パターンとからなるもので
ある。
【0023】この発明は、マスクパターンを用いてエッ
チングすると固定部になるものと、可動部になるものと
がある、例えば角速度センサなどの電子部品に適用でき
る。固定部パターンのうちの細いパターンまたは可動部
パターンのうちの細いパターンの近傍にダミーパターン
を設けることにより、深さ方向のエッチング時間を調整
することができる。
【0024】請求項3に記載の発明は、前記ダミーパタ
ーンが、前記固定部パターンに結合し、前記可動部パタ
ーンに非接触の結合パターンよりなり、または前記固定
部パターンおよび前記可動部パターンに非接触の孤立パ
ターンよりなるものである。この発明において、ダミー
パターンには結合パターンと孤立パターンとがある。結
合パターンは、固定部パターンに結合して、深さ方向の
エッチング時間を調整し、細長いパターン部分のサイド
エッチングを防止する。
【0025】また、孤立パターンは、他のパターンとは
非接触な領域に設けられて、深さ方向のエッチング時間
を調整し、細長いパターン部分のサイドエッチングを防
止する。これらの結合パターンおよび孤立パターンに相
当するエッチング部分は、素子部の動作特性には影響を
及ぼさない。
【0026】請求項4に記載の発明は、前記狭い幅のパ
ターンと前記ダミーパターンとのパターン間隙が、他の
部分の最も狭いパターン間隙とほぼ同一のパターン間隙
からなるものである。
【0027】この発明は、狭い幅のパターン、例えば細
長いパターンとダミーパターンとの間のエッチング幅を
マスクパターンのうちの最小のエッチング幅と等しくす
ることにより、細長い部分のエッチング加工速度をマス
クの中で最もエッチング幅の狭い部分、例えば櫛歯状パ
ターン部分のエッチング加工速度に合わせることができ
る。これにより、細いパターン部分のエッチング速度お
よび時間を揃えてサイドエッチングを防止する。なお、
パターン幅の広い部分は多少サイドエッチングを受けて
も特性に悪影響を及ぼさないので、パターン幅の広い部
分の近傍にはダミーパターンは設けられない。
【0028】請求項5に記載の発明は、前記可動部パタ
ーンは、少なくとも梁パターンを有し、該梁パターンの
側面側には近接して結合パターンまたは孤立パターンか
らなるダミーパターンが設けられているものである。
【0029】この発明は、細い梁パターンの側面近傍に
ダミーパターンが設けられているので、梁の深さ方向の
エッチング速度が調整され、梁の過度のサイドエッチン
グを防止して、精度の高い設計値通りの梁を作製するこ
とができる。 〔発明の詳細な説明〕
【0030】
【発明の属する技術分野】本発明は、エッチング加工に
より微細素子を形成する電子部品の製造方法に関する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、図1を参照して、本発明
の電子部品の製造方法の第1実施例として角速度センサ
10の製造方法について説明する。
【0032】なお、本実施例で製造する角速度センサ1
0は、図3に示す角速度センサ20に改良を加えるもの
であるから、角速度センサ20と同一部分には同一番号
を付して、その説明を援用する。
【0033】図3において、L字型の細い梁2eの両側
には、例えば、可動櫛歯電極2aと固定櫛歯電極3aと
の間隙または可動櫛歯電極2cと固定櫛歯電極3cとの
間隙に比べて大きなスペースが存在する。
【0034】図1において、このL字型の梁2eの外側
面に沿って、エッチング用のダミーパターンとしてのL
字型の結合パターン8aを近接して設ける。この結合パ
ターン8aの一端は固定部2fに結合して、他端は非接
触の自由端となっている。また、この梁2eと結合パタ
ーン8aとの間隙は、最もパターン間隙の狭い可動櫛歯
電極2cと固定櫛歯電極3cとの間隙とほぼ等しくなっ
ている。
【0035】また、L字型の梁2eの内側面に沿って、
エッチング用のダミーパターンとして面積の広い孤立パ
ターン8bを近接して設ける。この孤立パターン8bと
梁2eとの間隙は、最もパターン間隙の狭い可動櫛歯電
極2cと固定櫛歯電極3cとの間隙とほぼ等しくなって
いる。また、孤立パターン8bと固定櫛歯電極3c、3
dとの間隙も同様である。
【0036】これらの結合パターン8aおよび孤立パタ
ーン8bにより、細いパターンからなる梁2eおよび固
定櫛歯電極3cのエッチング時間を、同じく細いパター
ンよりなる可動櫛歯電極2c部分のエッチング時間とほ
ぼ等しくして、素子部における梁2eなどの細いパター
ンにサイドエッチングが生じないようにする。すなわ
ち、ダミーパターン8a、8bを設けたことにより、梁
2e部分の深さ方向のエッチング速度が遅くなり、梁2
e部分のエッチング終了で素子部分全体のエッチングが
完了する。
【0037】上述のダミーパターンである結合パターン
8aおよび孤立パターン8bを併設したマスクを用いて
活性層1cおよび酸化膜1bをエッチングガス(液)を
変えてエッチングすると、図2に示すように、結合パタ
ーン8aに相当するエッチング部分は、下部の酸化膜1
bが除去されて片持梁の形態になり、また、孤立パター
ン8bに相当するエッチング部分は、下部の酸化膜1b
が残存したままとなる。この結合パターン8aおよび孤
立パターン8bに相当するエッチング残部は可動部分の
動作に障害を及ぼすことはない。
【0038】上記実施例においては、ダミーパターンを
結合パターンと孤立パターンとの組み合わせとして用い
たが、結合パターンのみ又は孤立パターンのみで構成し
てもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1および請求項2に記載の発明
は、細いパターンの片側または両側にダミーパターンを
設けて深さ方向のエッチング速度を遅延させるので、細
いパターンの部分のエッチングレートをパターンの最も
密な領域のエッチングレートと等しくすることができ
て、マイクロローディング効果による過度のサイドエッ
チングを防止することができる。これにより、細いパタ
ーン部分のエッチング加工精度を向上させて製造時のば
らつきを改善することができる。また、電子部品の固定
部、可動部となるパターンのエッチングに際しても適用
できる。
【0040】請求項3に記載の発明は、ダミーパターン
を結合パターンとして、また孤立パターンとして形成し
ても、深さ方向のエッチング速度、エッチング時間の調
整をすることができる。
【0041】請求項4に記載の発明は、狭い幅のパター
ンのエッチング速度を、ダミーパターンを設けることに
より他の最も狭いパターン幅のエッチング速度に合わせ
るので、狭い幅のパターンのエッチング終了時に全体の
エッチングを完了することができる。
【0042】請求項5に記載の発明は、細い梁パターン
の側面側にダミーパターンを設けているので、この細い
梁のエッチングの進行を遅くして、寸法精度の高い梁を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例により製造された角速度センサの平
面図であると共に、この角速度センサに対応するエッチ
ング用のマスクの平面図
【図2】 図1のY−Y線断面一部拡大図
【図3】 従来の製造方法により製造された角速度セン
サの平面図であると共に、この角速度センサに対応する
エッチング用のマスクの平面図
【図4】 図3のX−X線断面形態図
【符号の説明】
1 SOI基板 1a シリコン基板 1b 酸化膜 1c 活性層 1d 自由振動空間 2 振動部 2a、2b、2c、2d 可動櫛歯電極 2e 梁 2f 固定部 3a〜3d 固定櫛歯電極 4、5、6、7 コンデンサ 4a、5b、6c、7d 固定部 8a 結合パターン 8b 孤立パターン 10 角速度センサ(エッチン
グ用マスク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 49/00 H01L 21/306 B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン幅およびパターン間隙の異なる
    複数のパターンからなるエッチング用のマスクを用いて
    半導体基板をエッチング加工する電子部品の製造方法に
    おいて、エッチング面積の広い箇所に、狭い幅のパター
    ンに近接して、深さ方向のエッチング時間を調整するダ
    ミーパターンを設けたマスクを用いてエッチング加工を
    行うことを特徴とする電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記パターンは、固定部パターンと可動
    部パターンとからなる請求項1に記載の電子部品の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記ダミーパターンは、前記固定部パタ
    ーンに結合し、前記可動部パターンに非接触の結合パタ
    ーンであり、または前記固定部パターンおよび前記可動
    部パターンに非接触の孤立パターンである請求項2に記
    載の電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記狭い幅のパターンと前記ダミーパタ
    ーンとのパターン間隙は、他の部分の最も狭いパターン
    間隙とほぼ同一のパターン間隙からなる請求項1、2ま
    たは3に記載の電子部品の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記可動部パターンは、少なくとも梁パ
    ターンを有し、該梁パターンの側面側には近接して結合
    パターンまたは孤立パターンからなるダミーパターンが
    設けられている請求項1から4のいづれかに記載の電子
    部品の製造方法。
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