JP2001281264A - 半導体力学量センサ - Google Patents

半導体力学量センサ

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JP2001281264A
JP2001281264A JP2000097907A JP2000097907A JP2001281264A JP 2001281264 A JP2001281264 A JP 2001281264A JP 2000097907 A JP2000097907 A JP 2000097907A JP 2000097907 A JP2000097907 A JP 2000097907A JP 2001281264 A JP2001281264 A JP 2001281264A
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Minoru Murata
稔 村田
Mineichi Sakai
峰一 酒井
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    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
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    • G01P2015/0808Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate
    • G01P2015/0811Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate for one single degree of freedom of movement of the mass
    • G01P2015/0814Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining in-plane movement of the mass, i.e. movement of the mass in the plane of the substrate for one single degree of freedom of movement of the mass for translational movement of the mass, e.g. shuttle type

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持基板上に設けられた半導体層をエッチン
グすることにより形成されたものであって、矩形枠状の
梁部により変位可能な可動電極と支持基板に固定された
固定電極との間隔の変化に基づいて印加加速度を検出す
る半導体加速度センサにおいて、梁部の加工ばらつきを
低減する。 【解決手段】 梁部22の変位方向Yにおける梁部22
と固定部30との対向間隔d2、d3を、変位方向Yに
おける梁部22の枠中空部の幅d1と同一とすることに
より、変位方向Yにおいて梁部22及び固定部30間と
梁部22における枠中空部とで、エッチング開口幅を同
一とし、これら両エッチング部のエッチングレートを略
同一とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持基板上に設け
られた半導体層をエッチングして溝を形成することによ
り、矩形枠状の梁部、この梁部のバネ変形により変位可
能な可動電極、及び固定電極を形成し、可動電極と固定
電極との間隔の変化に基づいて印加力学量を検出する半
導体力学量センサに関し、特に、梁部の加工ばらつきの
低減に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の半導体力学量センサ
として、特開平11−326365号公報に記載のもの
が提案されている。このものは、支持基板上に設けられ
た半導体層をエッチングすることにより、力学量の印加
により所定方向に変位するバネ機能を有する矩形枠状の
梁部、この梁部に連結されて梁部とともに変位可能な錘
部、この錘部に一体形成された櫛歯状の可動電極、及
び、可動電極の櫛歯と噛み合うように対向配置された固
定電極を、形成してなる。
【0003】そして、力学量(例えば加速度)の印加に
応じて可動電極が所定方向へ変位したとき、可動電極と
固定電極との間の間隔が変化するため、両電極間の静電
容量が変化し、この静電容量の変化に基づいて印加力学
量が検出されるようになっている。従って、力学量が印
加されたときの電極間隔の変位は、梁部の動きで決定さ
れるため、梁部の加工ばらつきを抑えることが重要とな
ってくる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者等の検討によれば、上記従来の半導体力学量センサに
おいて、矩形枠状の梁部をエッチングしたところ、梁部
の枠中空部(開口部)の幅と、梁部と固定部とを区画す
る溝幅とが異なるため、梁部におけるエッチング方向
(つまり、半導体層の厚み方向)の断面形状が大きくば
らつくことがわかった。この加工ばらつきの一例を図7
に示す。
【0005】図7に示す様に、枠中空部J2を有する梁
部J1が、溝J3によって固定部J4から区画形成され
ている。この梁部J1は、通常、図中の上方からドライ
エッチングを行い、半導体層を貫通する枠中空部J2及
び溝J3を形成することによって作られる。このような
ドライエッチングのエッチングレートは、エッチングの
開口幅により大きく左右される。一般に、エッチングレ
ートは、該開口幅が狭いと遅く、該開口幅が広いと早
い。
【0006】例えば、図7に示す様に、梁部J1の枠中
空部J2の幅J5は、梁部J1周囲の溝J3の幅J6よ
りも小さい。この場合、枠中空部J2のエッチングレー
トが、溝J3のエッチングレートよりも遅いため、図に
示す様に、梁部J1における外側と枠中空部J2側とで
トレンチ角度が大きくばらついてしまう。このような梁
部の加工ばらつきが発生すると、均一なバネ機能が得ら
れず、センサ特性に悪影響を及ぼす。
【0007】本発明は上記問題に鑑み、支持基板上に設
けられた半導体層をエッチングすることにより形成され
たものであって、矩形枠状の梁部により変位可能な可動
電極と支持基板に固定された固定電極との間隔の変化に
基づいて印加力学量を検出する半導体力学量センサにお
いて、梁部の加工ばらつきを低減することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1〜請求項5記載の発明は、支持基板(1
1)上に設けられた半導体層(12)をエッチングして
溝(14)を形成することにより、可動部(20)と、
この可動部と該溝を介して区画されるとともに支持基板
に固定された固定部(30)とを形成してなり、可動部
は、力学量の印加に応じて所定方向へ変位するバネ機能
を有する矩形枠状の梁部(22)と、この梁部に連結さ
れ梁部とともに梁部の変位方向(Y)へ変位可能な可動
電極(24)とを備えており、固定部は、可動電極に対
向して配置された固定電極(31、32)を備えてお
り、力学量の印加に応じて可動電極が変位したとき、可
動電極と固定電極との間隔の変化に基づいて印加力学量
を検出する半導体力学量センサについて、なされたもの
である。
【0009】まず、請求項1の発明では、梁部の変位方
向(Y)における梁部(22)と固定部(30)との対
向間隔(d2、d3)を、梁部の変位方向における梁部
の枠中空部の幅(d1)と同一としたことを特徴として
いる。それによれば、梁部の変位方向において梁部及び
固定部間と矩形枠状の梁部における枠中空部とで、エッ
チング開口幅が同一となり、これら両エッチング部のエ
ッチングレートを略同一とすることができるため、梁部
の加工ばらつきを低減することができる。
【0010】また、請求項2の発明では、固定部(3
0)のうち梁部の変位方向(Y)にて梁部(22)と対
向する部位(33)に、梁部との対向端部から梁部の変
位方向へ所定幅(W3、W4)を残して開口部(34)
を形成し、該所定幅と梁部の変位方向における梁部の枠
縁部の幅(W1、W2)とを同一としたことを特徴とし
ている。
【0011】それによれば、上記梁部との対向端部との
間に残される所定幅の領域、及び、梁部の変位方向にお
ける梁部の枠縁部の領域は、エッチングの際に、レジス
ト等のマスク部材が形成される残し部となる。そして、
これら両領域におけるマスク部材の幅を同一とできるた
め、該両領域に形成されるマスク部材において硬化時の
収縮等による変形度合を同程度のものとでき、該残し部
の寸法精度を向上させることができる。
【0012】また、請求項3の発明のように、梁部の変
位方向(Y)において、梁部と固定部との対向間隔(d
2、d3)、梁部の枠中空部の幅(d1)、及び開口部
(34)の幅(d4、d5)を全て同一とすれば、請求
項2のセンサにおいて、開口部のエッチングレートも、
上記梁部及び固定部間のエッチングレート及び枠中空部
のエッチングレートと同一となり、開口部の加工ばらつ
きが低減される。
【0013】また、請求項4の発明では、請求項2及び
請求項3記載の開口部(34)を、複数個の矩形状開口
部(34a)を梁部の変位方向(Y)と直交する方向へ
一列に並べたものとしたことを特徴としており、該開口
部は、複数個の矩形状開口部を一列に連結したラーメン
構造形状を構成するため、単一の開口部に比べて強度向
上が図れる。
【0014】また、請求項5の発明では、固定部(3
0)のうち梁部の変位方向(Y)と直交する方向におけ
る梁部(22)と対向する部位(33)に、梁部との対
向端部から梁部の変位方向と直交する方向へ所定幅(W
6)を残して開口部(35)を形成し、該所定幅と梁部
の変位方向と直交する方向における梁部の枠縁部の幅
(W5)とを同一としたことを特徴としている。それに
より、梁部の変位方向と直交する方向において、請求項
2の発明と同様の作用効果を発揮することができる。
【0015】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。本実施形態は、静電容量式の半導体
力学量センサとして、差動容量式の半導体加速度センサ
について本発明を適用したものである。図1に半導体加
速度センサ100の平面構成を示し、図2に図1中のA
−A線に沿った模式的な断面構造を示す。この半導体加
速度センサ100は、例えば、エアバッグ、ABS、V
SC等の作動制御を行うための自動車用加速度センサや
ジャイロセンサ等に適用できる。
【0017】半導体加速度センサ(以下、単にセンサと
いう)100は、半導体基板に周知のマイクロマシン加
工を施すことにより形成される。センサ100を構成す
る半導体基板は、図2に示す様に、第1の半導体層とし
ての第1シリコン基板(本発明でいう支持基板)11と
第2の半導体層としての第2シリコン基板12との間
に、絶縁層としての酸化膜13を有する矩形状のSOI
基板10である。
【0018】第2シリコン基板12には、溝14を形成
することにより、可動部20、及び、この可動部20と
溝14を介して区画された固定部30よりなる梁構造体
が形成されている。また、酸化膜13及び第1のシリコ
ン基板11のうち上記梁構造体20、30の形成領域に
対応した部位は、エッチング等により矩形状に除去され
て開口部13aを形成している。そして、固定部30
は、開口部13aの開口縁部にて、酸化膜13を介して
第1のシリコン基板11に支持されている。
【0019】開口部13a上を横断するように配置され
た可動部20は、矩形状の錘部21の両端を、梁部22
を介してアンカー部23a及び23bに一体に連結した
構成となっている。これらアンカー部23a及び23b
は、酸化膜13における開口部13aの開口縁部に固定
され、第1シリコン基板11上に支持されている。これ
により、錘部21及び梁部22は開口部13aに臨んだ
状態となっている。
【0020】また、梁部22は、2本の梁がその両端で
連結された矩形枠状をなしており、梁の長手方向と直交
する方向に変位するバネ機能を有する。具体的には、梁
部22は、図1中の矢印Y方向の成分を含む加速度を受
けたときに錘部21を矢印Y方向へ変位させるととも
に、加速度の消失に応じて元の状態に復元させるように
なっている。このように、錘部21は、加速度の印加に
応じて、開口部13a上にて梁部22の変位方向(矢印
Y方向に相当、以下、変位方向Yという)へ変位可能と
なっている。
【0021】また、矩形状の錘部21における変位方向
Yに平行な両辺(図1中の左右両側の辺)には、それぞ
れ、櫛歯状の可動電極24が、変位方向Yと直交する方
向において、互いに反対方向へ突出して形成されてい
る。図1では、可動電極24は、錘部21の左側及び右
側に各々4個ずつ突出して形成され、個々の可動電極2
4は断面矩形の梁状に形成されて、開口部13aに臨ん
だ状態となっている。このように、錘部21と一体的に
形成された可動電極24は、梁部22及び錘部21とと
もに変位方向Yへ変位可能となっている。
【0022】固定部30は、錘部21の左右一対の櫛歯
状の可動電極24における櫛歯の隙間に噛み合うように
対向して配置された櫛歯状の固定電極31、32を備え
ている。この左右一対の固定電極31、32は、錘部2
1を挟んで設けられ、図1中の左側に位置する第1の固
定電極31と、右側に位置する第2の固定電極32とよ
り成る。
【0023】第1の固定電極31と第2の固定電極32
とは、互いに電気的に独立しており、それぞれ、各可動
電極24における櫛歯の隙間に噛み合うように対向して
配置されている。また、固定電極31、32における個
々の電極(図示例では4個ずつ)は断面矩形の梁状に形
成されており、各配線部31a、32aにて第1のシリ
コン基板11に片持ち状に支持された状態で、開口部1
3aに臨んだ状態となっている。そして、固定電極3
1、32における個々の電極の側面は、個々の可動電極
24の側面と所定の間隔(検出間隔)40を存して平行
した状態で対向配置されている。
【0024】また、固定部30のうち梁部22の周囲を
溝14を隔てて取り囲み、梁部22と対向する部位(以
下、梁部周辺固定部という)33は、固定電極31、3
2と溝14にて区画されており、可動部20及び固定電
極31、32とは電気的に独立している。ここで、梁部
22及び梁部周辺固定部33近傍の拡大図を図3に示
す。図3において、(a)は平面図、(b)は(a)中
のB−B断面図である。なお、図3(a)中、第2のシ
リコン基板12に対応する平面部には、識別のため便宜
上ハッチングを付してある。
【0025】図3(b)において、d1は、変位方向Y
における梁部22の枠中空部の幅であり、d2及びd3
は、変位方向Yにおける梁部22と梁部周辺固定部33
との対向間隔(つまり、当該対向間隔を構成する溝14
の幅)である。そして、本センサ100では、これら幅
d1と対向間隔d2及びd3とを、同一幅としている。
つまり、d1=d2=d3、の関係としている。
【0026】また、図3(a)に示す様に、梁部周辺固
定部33のうち変位方向Yにて梁部22と対向する部位
には、梁部22との対向端部から変位方向Yへ所定幅W
3及びW4を残した位置に、第2のシリコン基板12を
除去してなる開口部34が形成されている。そして、該
所定幅W3及びW4と変位方向Yにおける梁部22の枠
縁部の幅W1及びW2とを同一としている。つまり、W
1=W2=W3=W4、の関係としている。
【0027】さらに、変位方向Yにおいて、梁部22と
梁部周辺固定部33との対向間隔d2及びd3、梁部2
2の枠中空部の幅d1、及び開口部34の幅d4及びd
5を、全て同一(つまり、d1=d2=d3=d4=d
5)としている。ここで、例えば、d1〜d5は2μm
〜4μmの範囲で全て等しいものとでき、W1〜W4は
3μm〜5μmの範囲で全て等しいものとできる。
【0028】なお、図1において、開口部34は変位方
向Yにて梁部22の上下両側に形成されており、上方の
アンカー部23a側の梁部22周囲では、両側の開口部
34が連続した一体のものとなっているのに対し、下方
のアンカー部23b側の梁部22周囲では、上下の矩形
状の開口部34が別体のものとなっている。これは、開
口部34における形成スペースや強度を考慮したもので
あり、梁部22の上下両側の開口部34は、一体でも別
体でも構わない。
【0029】さらに、図3(a)に示す様に、梁部周辺
固定部33のうち変位方向Yと直交する方向にて梁部2
2と対向する部位には、梁部22との対向端部との間に
所定幅W6を残して、第2のシリコン基板12を除去し
てなる開口部35が形成されている。そして、該所定幅
W6と変位方向Yと直交する方向における梁部22の枠
縁部の幅W5とを同一としている。これら幅W5及びW
6も、例えば、3μm〜5μmの範囲で互いに等しいも
のとできる。
【0030】また、各固定電極31、32の各配線部3
1a、32a上の所定位置には、それぞれワイヤボンデ
ィング用の固定電極パッド31b、32bが形成されて
いる。また、一方のアンカー部23bと一体に連結され
た状態で、可動電極用配線部25が形成されており、こ
の配線部25上の所定位置には、ワイヤボンディング用
の可動電極パッド25aが形成されている。
【0031】また、梁部周辺固定部33上の所定位置に
は、ワイヤボンディング用の電極パッド33a、33b
が形成されている。この梁部周辺固定部33上の電極パ
ッド33a、33bは、センサの動作中に、可動部20
に余分な信号が加わらないように、梁部周辺固定部33
を一定の電位に維持しておくためのものである。上記の
各電極パッド25a、31b、32b、33a、33b
は、例えばアルミニウムにより形成されている。
【0032】更に、錘部21、可動電極24、及び各固
定電極31、32には、開口部13a側から反対側に貫
通する矩形状の貫通孔50が複数形成されており、これ
ら貫通孔50により、矩形枠状部を複数組み合わせた所
謂ラーメン構造形状が形成されている。これにより、可
動部20及び各固定電極31、32の軽量化、捩じり強
度の向上がなされている。
【0033】また、図2に示す様に、本センサ100
は、第1シリコン基板11の裏面(酸化膜13とは反対
側の面)側において接着剤60を介してパッケージ70
に接着固定されている。このパッケージ70には、後述
する回路手段110が収納されている。そして、この回
路手段110と上記の各電極パッド25a、31b、3
2b、33a、33bとは、金もしくはアルミニウムの
ワイヤボンディング等により形成されたワイヤ(図示せ
ず)により電気的に接続されている。
【0034】このような構成においては、第1の固定電
極31と可動電極24との検出間隔40に第1の容量
(CS1とする)、第2の固定電極32と可動電極24
との検出間隔40に第2の容量(CS2とする)が形成
されている。そして、加速度を受けると、梁部22のバ
ネ機能により、可動部20全体が一体的に矢印Y方向へ
変位し、可動電極24の変位に応じて検出間隔40が変
化し、上記各容量CS1、CS2が変化する。そして、
上記検出回路110は、可動電極24と固定電極31、
32による差動容量(CS1−CS2)の変化に基づい
て加速度を検出する。
【0035】図4に、本センサ100の検出回路図を示
す。検出回路110において、111はスイッチドキャ
パシタ回路(SC回路)であり、このSC回路111
は、容量がCfであるコンデンサ112、スイッチ11
3及び差動増幅回路114を備え、入力された容量差
(CS1−CS2)を電圧に変換するものである。
【0036】なお、CP1、CP2、CP3は寄生容量
を示している。CP1は第1の固定電極31の配線部3
1aと支持基板11との間の容量、CP2は第2の固定
電極32の配線部32aと支持基板11との間の容量、
CP3は可動電極24の配線部25と支持基板11との
間の容量である。
【0037】また、この検出回路110に対するタイミ
ングチャートの一例を図5に示す。上記センサ100に
おいては、例えば、固定電極パッド31bから搬送波1
(例えば、周波数100kHz、振幅0〜5V)、固定
電極パッド32bから搬送波1と位相が180°ずれた
搬送波2(例えば、周波数100kHz、振幅0〜5
V)を入力し、SC回路111のスイッチ113を図に
示すタイミングで開閉する。そして、印加加速度は、下
記の数式1に示す様に、電圧値V0 として出力される。
なお、数式1中、Vは両パッド31b、32bの間の電
圧である。
【0038】
【数1】V0={(CS1 −CS2 )+ (CP1 −CP2 )・CP3
}・V /Cf 次に、上記構成に基づき、本実施形態に係る半導体加速
度センサ100の製造方法の一例を説明する。まず、上
記SOI基板10を用意し、第2のシリコン基板12の
全面にアルミニウムを蒸着した後に、そのアルミニウム
膜をフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を利用
してパターニングすることにより、上記電極パッド25
a、31b、32b、33a、33bを形成する。
【0039】次に、SOI基板10の裏面(第1のシリ
コン基板11の表面)をバックポリッシュしてから、プ
ラズマSiN膜を堆積し、そのプラズマSiN膜をエッ
チングすることにより、開口部13aをエッチングによ
り形成する際のマスクとする。
【0040】続いて、SOI基板10の表面(第2のシ
リコン基板12の表面)に、PIQ(ポリイミド)膜を
塗布し、そのPIQをエッチングして、可動部20及び
固定部30に対応した形状にパターニングしてから、P
IQの上に、保護膜としてのレジストを塗布し、裏面の
プラズマSiN膜をマスクとして、SOI基板10を例
えばKOH水溶液で深堀エッチングする。この深堀エッ
チングにおいては、酸化膜13のエッチング速度がSi
に比較して遅いため、酸化膜13がエッチングストッパ
として機能する。
【0041】この後、HF水溶液により、露出している
酸化膜13及びプラズマSiN膜を除去してから、SO
I基板10の表面を保護しているレジストを除去し、P
IQ膜をマスクにして、ドライエッチングにより、第2
のシリコン基板12中に、溝14、開口部34、35及
び貫通孔50を形成する。これによって、可動部20及
び固定部30が形成される。そして、表面のPIQをO
2アッシングによって除去することにより、上記センサ
100が完成する。
【0042】ところで、本実施形態によれば、変位方向
Yにおいて、梁部22と梁部周辺固定部33との対向間
隔d2及びd3を、梁部22の枠中空部の幅d1と同一
としているため、梁部22及び梁部周辺固定部33間と
梁部22における枠中空部とで、上記製法中のドライエ
ッチングにおけるエッチング開口幅が同一とできる。
【0043】そのため、これら両エッチング部のエッチ
ングレートを略同一とする(つまり、抜き幅を同一とす
る)ことができ、梁部22の加工ばらつきを低減するこ
とができる。そして、本センサ100では、梁部22に
おけるエッチング方向の断面形状を均一にできる(図3
(b)参照)ため、梁部22のバネ機能を安定して均一
なものとでき、安定したセンサ特性を発揮することがで
きる。
【0044】また、本実施形態によれば、梁部周辺固定
部33において、変位方向Yにて梁部22と対向する端
部との間に所定幅W3及びW4を残して、開口部34を
形成し、該所定幅W3及びW4と変位方向Yにおける梁
部22の枠縁部の幅W1及びW2とを同一としたことを
特徴としている。
【0045】ここで、上記ドライエッチングの際、梁部
周辺固定部33における所定幅W3及びW4の領域、及
び、梁部22の枠縁部の幅W1及びW2の領域は、マス
ク部材であるPIQ等が形成される残し部となる。ま
た、PIQのようなマスク部材は、硬化の際の体積収縮
等により多少変形するが、これら両領域における幅W1
〜W4が同一となっていれば、該両領域に形成されるマ
スク部材の変形度合を同程度のものとできる。従って、
ドライエッチングにおいて、上記残し部の寸法精度を向
上させることができる。
【0046】また、本実施形態によれば、変位方向Yに
おいて、上記梁部22と梁部周辺固定部33との対向間
隔d2、d3、梁部22の枠中空部の幅d1、及び開口
部34の幅d4、d5を全て同一としているため、開口
部34のエッチングレートも、上記対向間隔d2、d3
及び枠中空部と同一となり、開口部34の加工ばらつき
が低減される。
【0047】また、本実施形態によれば、梁部周辺固定
部33のうち変位方向Yと直交する方向における梁部2
2と対向する部位に、梁部22との対向端部との間に所
定幅W6を残して開口部35を形成し、該所定幅W6と
変位方向Yと直交する方向における梁部22の枠縁部の
幅W5とを同一としている。そのため、変位方向Yと直
交する方向においても、残し部の寸法精度向上が図れ、
梁部22の枠縁部を精度良く形成することができる。
【0048】なお、梁部周辺固定部33のうち変位方向
Yにて梁部22と対向する部位に形成された開口部34
は、図6の平面図に示す様な形状であっても良い。ここ
で、図6においても、第2のシリコン基板12に対応す
る平面部には、識別のため便宜上ハッチングを付してあ
る。図6に示す開口部34は、複数個の矩形状開口部3
4aを変位方向Yと直交する方向へ一列に並べたものと
しており、開口部34は、複数個の矩形状開口部34a
を一列に連結したラーメン構造形状を構成するため、図
1のような単一の開口部34に比べて強度向上が図れ
る。
【0049】以上のように、本実施形態では、梁部22
における梁形状を均一に加工可能し、梁部22の変位方
向Yへのバネ機能を安定させるために、変位方向Yにお
ける梁部22と固定部30(梁部周辺固定部33)との
対向間隔d2、d3を、変位方向Yにおける梁部22の
枠中空部の幅d1と同一としたことを主たる特徴として
おり、他の部分は適宜設計変更可能である。
【0050】ちなみに、この種の半導体力学量センサに
おいて、矩形状梁部の周囲の開口部の幅を可動電極と固
定電極との間隔(検出間隔)と同一としたものが、米国
特許第5880369号明細書に記載されている。この
ものは、例えば、エッチングによって開口部幅及び検出
間隔が狭くなると、残し部である梁部の枠縁幅が広くな
り、梁部の変位が少なくなるが、逆に、検出間隔は狭く
なった分、感度が向上することを利用して、センサ感度
のばらつきを抑制しようとするものである。従って、梁
部の加工ばらつきを低減しようとする本発明とは、異な
るものである。
【0051】なお、本発明は、支持基板上に設けられた
半導体層をエッチングすることにより形成されたもので
あって、矩形枠状の梁部により変位可能な可動電極と支
持基板に固定された固定電極との間隔の変化に基づいて
印加力学量を検出する半導体力学量センサであれば、加
速度センサだけでなく、圧力センサ、角速度センサ等、
種々の力学量センサに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る半導体加速度センサの
平面構成を示す図である。
【図2】図1中のA−A断面図である。
【図3】梁部及び梁部と対向する固定部近傍の拡大図で
ある。
【図4】図1に示す半導体加速度センサの検出回路を示
す図である。
【図5】図4に示す検出回路に対するタイミングチャー
トの一例を示す図である。
【図6】固定部のうち変位方向にて梁部と対向する部位
に形成された開口部の変形例を示す平面図である。
【図7】従来の半導体力学量センサにおける梁部の断面
形状を示す図である。
【符号の説明】
11…第1のシリコン基板、12…第2のシリコン基
板、14…溝、20…可動部、22…梁部、24…可動
電極、30…固定部、31…第1の固定電極、32…第
2の固定電極、33…梁部周辺固定部、34、35…開
口部、34a…矩形状開口部、40…検出間隔、d1…
梁部の変位方向における梁部の枠中空部の幅、d2、d
3…梁部の変位方向における梁部と梁部周辺固定部との
対向間隔、d4、d5…梁部の変位方向における開口部
の幅、W1、W2…梁部の変位方向における梁部の枠縁
部の幅、W3、W4…梁部の変位方向における固定部の
所定幅、W5…梁部の変位方向と直交する方向における
梁部の枠縁部の幅、W6…梁部の変位方向と直交する方
向における固定部の所定幅、Y…梁部の変位方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F105 AA02 BB20 CC04 CD03 CD05 CD13 4M112 AA02 BA07 CA24 CA26 CA36 DA03 DA04 DA05 EA03 EA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持基板(11)上に設けられた半導体
    層(12)をエッチングして溝(14)を形成すること
    により、可動部(20)と、この可動部と前記溝を介し
    て区画されるとともに前記支持基板に固定された固定部
    (30)とを形成してなるものであって、 前記可動部は、力学量の印加に応じて所定方向へ変位す
    るバネ機能を有する矩形枠状の梁部(22)と、この梁
    部に連結され前記梁部とともに前記梁部の変位方向
    (Y)へ変位可能な可動電極(24)とを備えており、 前記固定部は、前記可動電極に対向して配置された固定
    電極(31、32)を備えており、 力学量の印加に応じて前記可動電極が変位したとき、前
    記可動電極と前記固定電極との間隔(40)の変化に基
    づいて印加力学量を検出する半導体力学量センサにおい
    て、 前記梁部の変位方向における前記梁部と前記固定部との
    対向間隔(d2、d3)は、前記梁部の変位方向におけ
    る前記梁部の枠中空部の幅(d1)と同一であることを
    特徴とする半導体力学量センサ。
  2. 【請求項2】 前記固定部(30)のうち前記梁部の変
    位方向(Y)にて前記梁部(22)と対向する部位(3
    3)には、前記梁部との対向端部から前記梁部の変位方
    向へ所定幅(W3、W4)を残して開口部(34)が形
    成されており、 前記所定幅と前記梁部の変位方向における前記梁部の枠
    縁部の幅(W1、W2)とは同一となっていることを特
    徴とする請求項1に記載の半導体力学量センサ。
  3. 【請求項3】 前記梁部の変位方向(Y)において、前
    記梁部と前記固定部との対向間隔(d2、d3)、前記
    梁部の枠中空部の幅(d1)、及び前記開口部(34)
    の幅(d4、d5)は全て同一であることを特徴とする
    請求項2に記載の半導体力学量センサ。
  4. 【請求項4】 前記開口部(34)は、複数個の矩形状
    開口部(34a)を前記梁部の変位方向(Y)と直交す
    る方向へ一列に並べたものであることを特徴とする請求
    項2または3に記載の半導体力学量センサ。
  5. 【請求項5】 前記固定部(30)のうち前記梁部の変
    位方向(Y)と直交する方向にて前記梁部(22)と対
    向する部位(33)には、前記梁部との対向端部から前
    記梁部の変位方向と直交する方向へ所定幅(W6)を残
    して開口部(35)が形成されており、 前記所定幅と前記梁部の変位方向と直交する方向におけ
    る前記梁部の枠縁部の幅(W5)とは同一となっている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記
    載の半導体力学量センサ。
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