JP2002005954A - 半導体力学量センサ - Google Patents
半導体力学量センサInfo
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Abstract
固定された固定電極との間隔の変化に基づいて印加力学
量を検出する半導体加速度センサにおいて、梁部の周囲
へ固定部を配置する場合に、この固定部の強度を向上さ
せる。 【解決手段】 加速度センサ100において、支持基板
としての第1シリコン基板11上に設けられた第2シリ
コン基板12をエッチングすることにより、梁部22及
び可動電極24を有する可動部20と、固定電極31、
32を有する固定部30とが区画形成されている。固定
部30には、梁部22の外周形状に沿って梁部22を取
り囲むように形成され、梁部22と固定電極31、32
との間に介在する介在部33が設けられており、この介
在部33は、複数の矩形枠状部34が千鳥状に連結され
たラーメン構造形状に形成されている。
Description
られた半導体層をエッチングして溝を形成することによ
り、バネ機能を有する梁部、この梁部のバネ変形により
変位可能な可動電極、及び固定電極を形成し、可動電極
と固定電極との間隔の変化に基づいて印加力学量を検出
する半導体力学量センサに関する。
として、特開平11−326365号公報に記載のもの
が提案されている。このものは、支持基板上に設けられ
た半導体層をエッチングして溝を形成することにより、
力学量の印加により所定方向に変位するバネ機能を有す
る梁部、この梁部に連結されて梁部とともに変位可能な
錘部、この錘部に一体形成された櫛歯状の可動電極、及
び、可動電極の櫛歯と噛み合うように対向配置された櫛
歯状の固定電極を、区画形成してなる。
応じて可動電極が所定方向へ変位したとき、可動電極と
固定電極との間の間隔が変化するため、両電極間の静電
容量が変化し、この静電容量の変化に基づいて印加力学
量が検出されるようになっている。従って、力学量が印
加されたときの電極間隔の変位は、梁部の動きで決定さ
れる。
者等の検討によれば、上記従来の半導体力学量センサに
おいて、梁部に関して次のような問題が生じることがわ
かった。上述のように、梁部等は、半導体層にエッチン
グを施して溝を形成することで作られるが、一般に、そ
のエッチングレートは、溝の開口幅が狭いと遅く、溝の
開口幅が広いと早い。
に形成される溝のうち最も開口幅の狭い部分、即ち、可
動電極と固定電極との間の間隔(検出間隔、例えば2〜
3μm)に合わせて設計される。ここで、上記従来の半
導体力学量センサにおいては、梁部の周囲では、エッチ
ングレートの基準となる検出間隔に比べて非常に広い開
口幅となっているため、エッチングを行った場合、梁部
のエッチング方向への加工精度は悪くなる可能性があ
る。
と、均一なバネ機能が得られず、センサ特性に悪影響を
及ぼす。また、梁部は可動電極と一体に形成されてお
り、作動時において固定電極と梁部との間では電位が異
なるため、両者の間に発生する電気的な相互作用によっ
て、センサ特性が悪くなる可能性もある。
た固定部の一部を、溝を介して梁部の外周形状に沿って
梁部を取り囲むように形成することによって梁部周囲の
溝の開口幅を狭くし、梁部のエッチングレートを基準と
なる検出間隔のエッチングレートに近いものとすること
でそれにより、梁部の加工ばらつきを低減することが考
えられる。
部周囲へと延設した形とすることにより、梁部と固定電
極との間に梁部及び固定電極とは電気的に独立した部分
を介在させることができる。そして、この部分の電位を
調整すれば、梁部と固定電極との電気的相互作用の発生
を防止することができると考えられる。
部を延設する場合、この延設された固定部(延設固定部
という)は、支持基板に片持ち状態で支持された形とな
るため、強度的に弱く、高衝撃等の過大な力に対して弱
い構造となる。特に、最近、センサの高感度化、検出範
囲の拡大(例えば、加速度センサにおいては、150G
〜250G)が要望されており、延設固定部の強度向上
の必要性は大きいものとなる。
けられた半導体層をエッチングすることにより可動部と
固定部を形成し、梁部により変位可能な可動電極と支持
基板に固定された固定電極との間隔の変化に基づいて印
加力学量を検出する半導体力学量センサにおいて、梁部
の周囲へ固定部を配置する場合に、この固定部の強度を
向上させることを目的とする。
め、請求項1記載の発明においては、固定部(30)に
は、梁部(22)と固定電極(31、32)との間に介
在するとともに、該梁部及び該固定電極とは電気的に独
立する介在部(33)を形成し、この介在部を、該梁部
の外周形状に沿って該梁部を取り囲むように形成された
ものとし、さらに、該介在部を、複数の矩形枠状部(3
4)が千鳥状に連結されたラーメン構造形状に形成され
たものとしたことを特徴としている。
気的に独立する介在部を、梁部と固定電極との間に介在
させているため、介在部と梁部とが略同電位となるよう
に調整する等によって、梁部と固定電極との電気的相互
作用の発生を防止することができる。また、介在部が、
梁部の外周形状に沿って梁部を取り囲むように形成され
ているため、梁部周囲の溝の開口幅を狭くして梁部のエ
ッチングレートを調整でき、それによって、梁部の加工
ばらつきを低減することができる。
鳥状に連結したラーメン構造形状に形成されているた
め、介在部の軽量化及び強度向上を適切に実現すること
ができる。よって、本発明によれば、センサ特性の悪化
を防止すべく、梁部の周囲へ固定部の一部として介在部
を配置する場合に、この介在部の強度を向上させること
ができる。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
について説明する。本実施形態は、静電容量式の半導体
力学量センサとして、差動容量式の半導体加速度センサ
について本発明を適用したものである。図1に半導体加
速度センサ100の平面構成を示し、図2に図1中のA
−A線に沿った模式的な断面構造を示し、図3に図1中
のB−B線に沿った模式的な断面構造を示す。この半導
体加速度センサ100は、例えば、エアバッグ、AB
S、VSC等の作動制御を行うための自動車用加速度セ
ンサやジャイロセンサ等に適用できる。
いう)100は、半導体基板に周知のマイクロマシン加
工を施すことにより形成される。センサ100を構成す
る半導体基板は、図2に示す様に、第1の半導体層とし
ての第1シリコン基板(本発明でいう支持基板)11と
第2の半導体層としての第2シリコン基板12との間
に、絶縁層としての酸化膜13を有する矩形状のSOI
基板10である。
することにより、可動部20、及び、この可動部20と
溝14を介して区画された固定部30よりなる梁構造体
が形成されている。また、酸化膜13及び第1シリコン
基板11のうち上記梁構造体20、30の形成領域に対
応した部位は、エッチング等により矩形状に除去されて
開口部13aを形成している。そして、固定部30は、
開口部13aの開口縁部にて、酸化膜13を介して第1
シリコン基板11に支持されている。
た可動部20は、矩形状の錘部21の両端を、梁部22
を介してアンカー部23a及び23bに一体に連結した
構成となっている。これらアンカー部23a及び23b
は、酸化膜13における開口部13aの開口縁部に固定
され、第1シリコン基板11上に支持されている。これ
により、錘部21及び梁部22は開口部13aに臨んだ
状態となっている。
連結された矩形枠状をなしており、梁の長手方向と直交
する方向に変位するバネ機能を有する。具体的には、梁
部22は、図1中の矢印Y方向の成分を含む加速度を受
けたときに錘部21を矢印Y方向へ変位させるととも
に、加速度の消失に応じて元の状態に復元させるように
なっている。このように、錘部21は、加速度の印加に
応じて、開口部13a上にて梁部22の変位方向(矢印
Y方向に相当、以下、変位方向Yという)へ変位可能と
なっている。
Yに平行な両辺(図1中の左右両側の辺)には、それぞ
れ、櫛歯状の可動電極24が、変位方向Yと直交する方
向において、互いに反対方向へ突出して形成されてい
る。図1では、可動電極24は、錘部21の左側及び右
側に各々4個ずつ突出して形成され、個々の可動電極2
4は断面矩形の梁状に形成されて、開口部13aに臨ん
だ状態となっている。このように、錘部21と一体的に
形成された可動電極24は、梁部22及び錘部21とと
もに変位方向Yへ変位可能となっている。
状の可動電極24における櫛歯の隙間に噛み合うように
対向して配置された櫛歯状の固定電極31、32を備え
ている。この左右一対の固定電極31、32は、錘部2
1を挟んで設けられ、図1中の左側に位置する第1の固
定電極31と、右側に位置する第2の固定電極32とよ
り成る。これら第1の固定電極31と第2の固定電極3
2とは、互いに電気的に独立している。
電極(図示例では4個ずつ)は断面矩形の梁状に形成さ
れており、各配線部31a、32aにて第1シリコン基
板11に片持ち状に支持された状態で、開口部13aに
臨んだ状態となっている。そして、固定電極31、32
における個々の電極の側面は、個々の可動電極24の側
面と所定の間隔(検出間隔)40を存して平行した状態
で対向配置されている。
位置する部位は、梁部22と固定電極31、32及び可
動電極24との間に介在する介在部33として形成され
ている。この介在部33は、溝14を介して梁部22の
外周形状に沿って梁部22を取り囲むように形成されて
おり、梁部22を含む可動部20及び固定電極31、3
2とは溝14を介して電気的に独立している。
34が千鳥状に連結して配置されたラーメン構造形状に
形成されている。各矩形枠状部34は、第2シリコン基
板12の厚み方向へ貫通する矩形開口部を有するもの
で、この矩形枠状部34が複数列配置され、隣接する列
における矩形枠状部34の位置がずれて(オフセットさ
れて)配置されている。
1a、32a上の所定位置には、それぞれワイヤボンデ
ィング用の固定電極パッド31b、32bが形成されて
いる。また、一方のアンカー部23bと一体に連結され
た状態で、可動電極用配線部25が形成されており、こ
の配線部25上の所定位置には、ワイヤボンディング用
の可動電極パッド25aが形成されている。
30を構成する介在部33上の所定位置には、ワイヤボ
ンディング用の電極パッド33a、33bが形成されて
いる。この介在部33上の電極パッド33a、33b
は、センサの動作中に、可動部20に余分な信号が加わ
らないように、介在部33を一定の電位に維持しておく
ためのものである。上記の各電極パッド25a、31
b、32b、33a、33bは、例えばアルミニウムに
より形成されている。
定電極31、32には、開口部13a側から反対側に貫
通する矩形状の貫通孔50が複数形成されており、これ
ら貫通孔50が形成された部位は、矩形枠状部を複数個
並列に連結したラーメン構造形状が形成されている。こ
れにより、可動部20及び各固定電極31、32の軽量
化、捩じり強度の向上がなされている。
板11の裏面(酸化膜13とは反対側の面)側において
接着剤等を介してパッケージ(図示せず)に接着固定さ
れ、このパッケージには、後述する回路手段60が収納
されている。そして、この回路手段60と上記の各電極
パッド25a、31b、32b、33a、33bとは、
金もしくはアルミニウムのワイヤボンディング等により
形成されたワイヤ(図示せず)により電気的に接続され
るようになっている。
極31と可動電極24との検出間隔40に第1の容量
(CS1とする)、第2の固定電極32と可動電極24
との検出間隔40に第2の容量(CS2とする)が形成
されている。そして、加速度を受けると、梁部22のバ
ネ機能により、可動部20全体が一体的に変位方向Yへ
変位し、可動電極24の変位に応じて検出間隔40が変
化し、上記各容量CS1、CS2が変化する。そして、
上記検出回路60は、可動電極24と固定電極31、3
2による差動容量(CS1−CS2)の変化に基づいて
加速度を検出する。
す。検出回路60において、61はスイッチドキャパシ
タ回路(SC回路)であり、このSC回路61は、容量
がCfであるコンデンサ62、スイッチ63及び差動増
幅回路64を備え、入力された容量差(CS1−CS
2)を電圧に変換するものである。
を示している。CP1は第1の固定電極31の配線部3
1aと支持基板11との間の容量、CP2は第2の固定
電極32の配線部32aと支持基板11との間の容量、
CP3は可動電極24の配線部25と支持基板11との
間の容量である。
グチャートの一例を図5に示す。上記センサ100にお
いては、例えば、固定電極パッド31bから搬送波1
(例えば、周波数100kHz、振幅0〜5V)、固定
電極パッド32bから搬送波1と位相が180°ずれた
搬送波2(例えば、周波数100kHz、振幅0〜5
V)を入力し、SC回路61のスイッチ63を図に示す
タイミングで開閉する。そして、印加加速度は、下記の
数式1に示す様に、電圧値V0として出力される。な
お、数式1中、Vは両パッド31b、32bの間の電圧
である。
}・V /Cf また、この検出時においては、上記介在部33上の電極
パッド33a、33bを介して検出回路60から、介在
部33へ電圧が印加され、介在部33と可動部20(梁
部22)とは、ほぼ同電位の状態に保持されようになっ
ている。
る半導体加速度センサ100の製造方法の一例を説明す
る。まず、上記SOI基板10を用意し、第2シリコン
基板12の全面にアルミニウムを蒸着した後に、そのア
ルミニウム膜をフォトリソグラフィ技術及びエッチング
技術を利用してパターニングすることにより、上記電極
パッド25a、31b、32b、33a、33bを形成
する。
ン基板11の表面)をバックポリッシュしてから、プラ
ズマSiN膜を堆積し、そのプラズマSiN膜をエッチ
ングすることにより、開口部13aをエッチングにより
形成する際のマスクとする。
コン基板12の表面)に、PIQ(ポリイミド)膜を塗
布し、そのPIQをエッチングして、可動部20及び固
定部30に対応した形状にパターニングしてから、PI
Qの上に、保護膜としてのレジストを塗布し、裏面のプ
ラズマSiN膜をマスクとして、SOI基板10を例え
ばKOH水溶液で深堀エッチングする。この深堀エッチ
ングにおいては、酸化膜13のエッチング速度がSiに
比較して遅いため、酸化膜13がエッチングストッパと
して機能する。
酸化膜13及びプラズマSiN膜を除去してから、SO
I基板10の表面を保護しているレジストを除去し、P
IQ膜をマスクにして、ドライエッチングにより、第2
シリコン基板12中に、溝14、矩形枠状部34及び貫
通孔50を形成する。これによって、可動部20及び固
定部30が形成される。そして、表面のPIQをO2ア
ッシングによって除去することにより、上記センサ10
0が完成する。
及び固定電極31、32とは電気的に独立する介在部3
3を、梁部22と固定電極31、32との間に介在さ
せ、介在部33の電位を梁部22と同程度となるように
調整することによって、梁部22と固定電極31、32
との電気的相互作用の発生を防止することができる。そ
のため、センサ100の動作中に、梁部22に不要な振
動が発生することなく、センサ特性を良好に維持するこ
とができる。
に沿って梁部22を取り囲むように形成されているた
め、従来に比べて、梁部22周囲の溝14の開口幅を狭
くすることができる。そして、第2シリコン基板12を
可動部20及び固定部30に対応した形状にエッチング
する際に、梁部22周囲部のエッチングレートを、基準
となる検出間隔40の部分のエッチングレートに近づけ
ることができるため、梁部22の加工ばらつきを低減す
ることができる。従って、梁部22のバネ特性を適切に
保持でき、センサ特性を良好に維持することができる。
て梁部22が大きく変形しても、梁部22を取り巻くよ
うに介在部33が設けられているため、この介在部33
が梁部22に当たって止まる。そのため、梁部22の過
大な変形を防止することができ、結果的に梁部22の破
損防止につながる。
が、複数の矩形枠状部34を千鳥状に連結したラーメン
構造形状に形成されているため、矩形枠状部34を形成
せずに単に平板状とした場合に比べて、介在部33の軽
量化を図ることができる。また、介在部33の曲げ強度
やねじれ強度等も向上させることができる。
の悪化を防止すべく、固定部30において介在部33を
設けた場合に、この介在部33の強度を向上させたセン
サ100を提供することができる。そして、このような
センサ100によれば、より高感度且つ広範囲の感度を
有するセンサを実現することができる。
を要部とするものであるから、他の部分は適宜設計変更
して良いことは勿論である。また、本発明は、加速度セ
ンサだけでなく、圧力センサ、角速度センサ等、種々の
力学量センサに適用することができる。
平面構成を示す図である。
ある。
トの一例を示す図である。
コン基板、14…溝、20…可動部、22…梁部、24
…可動電極、30…固定部、31…第1の固定電極、3
2…第2の固定電極、33…介在部、34…矩形枠状
部。
Claims (1)
- 【請求項1】 支持基板(11)上に設けられた半導体
層(12)をエッチングして溝(14)を形成すること
により、可動部(20)と、この可動部と前記溝を介し
て区画されるとともに前記支持基板に固定された固定部
(30)とを形成してなるものであって、 前記可動部は、力学量の印加に応じて所定方向へ変位す
るバネ機能を有する梁部(22)と、この梁部に連結さ
れ前記梁部とともに前記梁部の変位方向(Y)へ変位可
能な可動電極(24)とを備えており、 前記固定部は、前記可動電極に対向して配置された固定
電極(31、32)を備えており、 力学量の印加に応じて前記可動電極が変位したとき、前
記可動電極と前記固定電極との間隔(40)の変化に基
づいて印加力学量を検出する半導体力学量センサにおい
て、 前記固定部には、前記梁部と前記固定電極との間に介在
するとともに、前記梁部及び前記固定電極とは電気的に
独立する介在部(33)が形成され、 この介在部は、前記梁部の外周形状に沿って前記梁部を
取り囲むように形成されており、 さらに、前記介在部は、複数の矩形枠状部(34)が千
鳥状に連結されたラーメン構造形状に形成されているこ
とを特徴とする半導体力学量センサ。
Priority Applications (2)
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JP2000183266A JP2002005954A (ja) | 2000-06-19 | 2000-06-19 | 半導体力学量センサ |
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