JP2000073579A - フリー形状固定金具 - Google Patents

フリー形状固定金具

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JP2000073579A
JP2000073579A JP10257615A JP25761598A JP2000073579A JP 2000073579 A JP2000073579 A JP 2000073579A JP 10257615 A JP10257615 A JP 10257615A JP 25761598 A JP25761598 A JP 25761598A JP 2000073579 A JP2000073579 A JP 2000073579A
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JP
Japan
Prior art keywords
fixed
chain
free
metal fitting
single pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP10257615A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Ito
勝千 伊藤
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の太さや形状の長尺物にフリーサイズで
取付固定を可能とした固定金具を提供すること。 【解決手段】 L型金具2に一端部5Aが固定的に取り
付けられたチェーン5を単管パイプ30に巻き付け、そ
の他端部5BをL型金具2の他端部22に固定されたチ
ェーンフック9に係止させる。L型金具2に螺着された
ハンドル付ボルト4を締め付けて単管パイプ30とL型
金具2との間に突っ張り力を与えることにより、単管パ
イプ30にフリー形状固定金具1をしっかりと固定す
る。チェーン5にさらに別のチェーンを繋ぐことにより
太い径の部材にも固定可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋、鋼管、柱等
の長尺物の任意の箇所に親綱、標識ロープ、安全帯のフ
ック等を簡単かつ強固に取り付けられるようにするため
のフリー形状固定金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋、単管パイプ、パイプサポート、角
パイプ等の長尺物に親綱、標識ロープ、安全帯のフック
等を取り付ける場合、従来では、作業現場の鉄筋、単
管、枠組足場等に、その都度金具、番線、ロープ等で固
定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現場では、鉄
筋、単管、枠組足場、H枠足場、サポート、鉄骨、コン
クリート柱、木造等多種の施設があり、対象に応じてそ
の都度金具、番線、ロープ等のうち適宜のものを用いて
固定しているが、固定が難しいこともある。また、この
ような従来の固定方法によると、固定の都度手間がかか
り、安全性にも不安があった。
【0004】本発明の目的は、したがって、従来技術に
おける上述の問題点を解決することができる、種々の被
固定材にフリーサイズで取付固定を可能としたフリー形
状固定金具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、種々の太さや形状の長尺物に固定で
きるフリー形状固定金具であって、くの字形の金具と、
該金具に一端部が固定的に取り付けられたチェーンと、
該金具に螺着されるハンドル付の締付ねじとを備え、前
記チェーンを被固定材に巻き付けてその他端部を前記金
具の他端に係止させ前記締付ねじを締め付けて前記被固
定材と前記金具との間に突っ張り力を与えることにより
被固定材への固定を図るようにした点にある。
【0006】チェーンを用いたので、自由度が高く、種
々の太さや形状の長尺物にも容易に固定できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明によるフリー形状固定金具
の実施の形態の一例を示す斜視図である。フリー形状固
定金具1は、鉄筋、枠等に安全帯のフックや親綱等を容
易且つ確実に固定することができるようにするためのも
のである。フリー形状固定金具1は、L型金具2の角部
2Aにあけられた孔(図示せず)にナット3が溶接され
ており、ナット3には、先端部にガイド41が設けられ
たハンドル付ボルト4が螺着されている。
【0009】L型金具2の一端部21には、チェーン5
の一端部5Aのリング51が通されたチェーン受け6が
シャックル溶接により固定され、これによりチェーン5
の一端部5AがL型金具2の一端部21に固定的に取り
付けられている。L型金具2の一端部21には、さら
に、表示ロープ、親綱、安全帯のフックなどを取り付け
るための取付金具7及びストッパー8が設けられてい
る。チェーン5の他端側5Bはフリーである。L型金具
2の他端部22にはチェーン5の他端側5Bのリングを
掛けるためのチェーンフック9が固定されている。
【0010】したがって、フリー形状固定金具1を固定
すべき鉄筋、型枠のごとき被固定材の周りに、チェーン
5を巻き付け、チェーン5の他端側5Bのいずれかのリ
ングをチェーンフック9に係止し、ハンドル付ボルト4
をネジ穴3内にねじ込んでガイド41を被固定材に向け
て前進させ、これにより被固定材とL型金具2との間に
突っ張り力を与えることにより、フリー形状固定金具1
を被固定材にしっかりと固定することができる。
【0011】次に、図2を参照してこのことを詳細に説
明する。図2は、フリー形状固定金具1を単管パイプ3
0に固定した場合が示されている。チェーン5は固定す
べき単管パイプ30に巻き付けられ、フリーになってい
るチェーン5の他端部5Bのリング52をチェーンフッ
ク9に掛ける。そして、ハンドル付ボルト4を廻してナ
ット3内にねじ込んでいくと、ハンドル付ボルト4の先
端のガイド41が単管パイプ30を押し、L型金具2に
突っ張り力が与えられる。これにより、単管パイプ30
に巻き付けたチェーン5が緊張させられ、フリー形状固
定金具1が単管パイプ30にしっかりと固定される。
【0012】ハンドル付ボルト4の先端のガイド41
は、ハンドル付ボルト4の先端で動くようにカシメによ
り留められており、ハンドル付ボルト4の先端がずれた
りしないで単管パイプ30の外表面にしっかりと当たる
ようになっている。
【0013】フリー形状固定金具1はこのようにして単
管パイプ30にしっかりと固定されるので、取付金具7
に安全帯のフック40を掛けることにより、単管パイプ
30に簡単且つ確実に安全帯等を固定することができ
る。
【0014】なお、電柱のような太径のものにフリー形
状固定金具1を取り付ける場合には、チェーン5のフリ
ーになっている他端部5Bにさらに別のチェーンを繋ぐ
ことにより、固定すべき部材のサイズを問わず、どのよ
うな径の部材にも固定することができる。さらに、取付
金具7には、安全帯のフック40のみならず親綱、標識
ロープ等を固定することができるのは勿論である。この
場合、親綱、識別ロープ等は取付金具7によらずチェー
ン5又はL型金具2に直接結び付けることもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、チェーン
を用いたので自由度が高く、種々の太さや形状の長尺物
にも容易に固定でき、この固定されたフリー形状固定金
具を用いて長尺物に簡単に安全帯のフック等を固定する
ことができる。また、電柱のような太径のものにフリー
形状固定金具を取り付ける場合には、チェーンのフリー
になっている他端部にさらに別のチェーンを繋ぐことに
より、被固定材のサイズを問わず、どのような径の部材
にも固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフリー形状固定金具の実施の形態
の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示したフリー形状固定金具を単管パイプ
に固定した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 フリー形状固定金具 2 L型金具 3 ナット 4 ハンドル付ボルト 5 チェーン 5A 一端部 5B 他端部 6 チェーン受け 7 取付金具 9 チェーンフック 30 単管パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の太さや形状の長尺物に固定できる
    フリー形状固定金具であって、くの字形の金具と、該金
    具に一端部が固定的に取り付けられたチェーンと、該金
    具に螺着されるハンドル付の締付ねじとを備え、前記チ
    ェーンを被固定材に巻き付けてその他端部を前記金具の
    他端に係止させ前記締付ねじを締め付けて前記被固定材
    と前記金具との間に突っ張り力を与えることにより被固
    定材への固定を図るようにしたことを特徴とするフリー
    形状固定金具。
JP10257615A 1998-08-28 1998-08-28 フリー形状固定金具 Pending JP2000073579A (ja)

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