JP2000072028A - 油圧駆動車両のトランスミッション - Google Patents

油圧駆動車両のトランスミッション

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JP2000072028A
JP2000072028A JP10248619A JP24861998A JP2000072028A JP 2000072028 A JP2000072028 A JP 2000072028A JP 10248619 A JP10248619 A JP 10248619A JP 24861998 A JP24861998 A JP 24861998A JP 2000072028 A JP2000072028 A JP 2000072028A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の油圧作動式ブレーキ機構は高コストで
あり、また、ステアリング系HSTのモータ軸を完全に
回転不能に固定するものであっため、制動時の相対回転
差が大きく、ブレーキ機構の耐久性においても問題があ
った。 【解決手段】 旋回入力軸90に一体的に回転する伝動
ギヤ91と、相対回転可能な制動ギヤ92を設け、制動
ギヤ92の歯数を伝動ギヤ91より1歯少なくし(もし
くは一歯多くし)、制動ギヤ92、伝動ギヤ91の間に
皿バネ95の押圧力により常時摩擦抵抗を生じさせて、
旋回入力軸90にブレーキ作用を与えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車速を変更する為
の走行用の油圧式無段変速装置と、操向を行う為の旋回
用の油圧式無段変速装置を具備したコンバイン等の油圧
駆動車両のトランスミッションに関するものであり、詳
しくは、直進走行時において安定した直進性を得るため
に配設されたステアリングブレーキの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、クローラ式走行装置によって
走行するコンバインの左右一側に運転部を配し、該運転
部の後方にグレンタンクを配置し、運転席の側方に刈取
部を配し、該刈取部にて刈り取った穀稈を刈取部後方の
脱穀装置に搬送し、選別した後の排藁を機体後部より排
出する構成のコンバインがあり、また、車両の速度を変
更する油圧式無段変速装置と、車両の進行方向を変更す
る為の油圧式無段変速装置を具備しており、走行操作レ
バーのシフト操作により前後方向、ステアリングハンド
ルの操作量に応じて左右方向に旋回可能としていた。
【0003】ところが、ステアリングハンドルを中立位
置とした直進走行中においても、クローラなど走行部に
おいて左右の回転負荷の間に差が生じた場合や、ステア
リングハンドルが微動して中立位置から左右にぶれた場
合などにおいて、機体の進路が左右に変化し、安定した
直進走行が維持できないといった問題があり、また、走
行停止中においても、左右走行部の支持荷重に変化が生
じたり、ステアリングハンドルが中立位置より変化した
場合には、機体が不測に旋回するといった問題があっ
た。そこで、操向中立直進走行時においては、ステアリ
ングハンドルの中心位置をリミットスイッチにて検出し
て、電磁弁、油圧式作動ピストン等とから構成されるブ
レーキ機構により旋回用の油圧式無段変速装置のモータ
軸を回転不能にすべくブレーキ操作し、遊星歯車機構の
左右インターナルギヤを固定することにより、直進走行
に安定性を持たせていた。例えば、特開平10−168
13号の技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の操向中
立時に作動するブレーキ機構は、電磁弁、油圧式作動ピ
ストン等とから構成されるため、ブレーキ機構が高コス
トとなり、また、旋回用の油圧式無段変速装置のモータ
軸を完全に回転不能に固定するものであったため、固定
する際の制動側と被制動側との間で相対回転差が大き
く、摩擦が大きくなり、ブレーキ機構の耐久性において
も問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、左右一対の遊星歯車機構の
3要素のうち、第一要素の一対を、走行変速操作具によ
り変速操作される変速装置に連動連結し、第二要素の一
対を、ステアリング操作具により変速操作される油圧式
無段変速装置に連動連結し、第三要素の一対を車軸に連
動連結してなる作業車両のトランスミッションにおい
て、前記油圧式無段変速装置の出力軸から前記第二要素
の一対に至るまでの動力伝達経路の一軸上に、前記出力
軸によって異なる回転速度で同方向に駆動させる一対の
回転部材を設けると共に、この両回転部材を回転軸心方
向に常時圧接させるブレーキ機構を設けた。
【0006】また、前記回転部材の各々の外周に刻設し
た異なる歯数の歯部に対して、共通の駆動ギヤを噛み合
わせた。
【0007】また、前記回転部材の一方は、前記駆動ギ
ヤからの動力を前記遊星歯車機構の第二要素へ伝達する
伝動ギヤに構成されて前記一軸と相対回転不能に固定さ
れる一方、前記回転部材の他方は、複数の摩擦板であっ
て、前記一軸と一体回転するよう設けた複数の相手板と
重合して前記伝動ギヤに圧接されるものに構成された。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1はコンバインの全体側面図、図2
は同じくコンバインの平面図、図3は本コンバインの正
面模式図、図4はトランスミッションのスケルトン図、
図5はトランスミッション全体の模式斜視図、図6はト
ランスミッションから無段変速装置を分離させた状態を
示す模式斜視図、図7は走行用の油圧式無段変速装置を
含むトランスミッションの断面展開図、図8は旋回用の
油圧式無段変速装置を含むトランスミッションの断面展
開図、図9は遊星歯車機構の断面図、図10はトランス
ミッションの左側面断面図、図11はトランスミッショ
ンの左側面図、図12はトランスミッションの右側面
図、図13はブレーキ機構を示すミッション装置の断面
展開図である。
【0009】まず、図1及び図2より本発明のコンバイ
ンの全体構成について説明する。トラックフレーム1に
は左右のクローラ式走行装置2L・2Rを装設してい
る。3は前記トラックフレーム1に架設する機台、4は
フイードチェン5を左側に張架し扱胴6及び処理胴7を
内蔵している脱穀機である脱穀部、8は刈刃9及び穀稈
搬送機構10などを備える刈取部、11は刈取フレーム
12を介して刈取部8を昇降させる油圧シリンダであ
る。13は排藁チェン14の終端を臨ませる排藁処理
部、15は脱穀部4からの穀粒を揚穀筒16を介して搬
入する穀物タンク、17は前記穀物タンク15の穀粒を
機外に搬出する排出オーガ、18は丸型の操向ハンドル
19を支架するハンドルポスト、68は主変速レバー、
20は運転席であり、また、21は、機体左右方向に沿
う出力軸を有するエンジンであり、コンバインの前方よ
り連続的に穀稈を刈取って脱穀するように構成してい
る。
【0010】また、このコンバインには走行用の無段変
速装置及び旋回用の無段変速装置8を具備しており、そ
れぞれエンジン21より駆動力を得るよう構成されてい
る。そして、エンジン21により駆動力を得た走行用の
無段変速装置により、正逆の回転方向と回転数増減の制
御が行われたのち、駆動力が走行系伝動機構Rを介して
差動機構33に伝達される。また、エンジン21により
駆動力を得た旋回用の無段変速装置により正逆の回転方
向と回転数増減の制御が行われたのち、駆動力が正逆転
付与機構Sを介して差動機構33に伝達される。このよ
うな構成で、差動機構33に連動連結された左右のクロ
ーラ式走行装置2L・2Rの駆動スプロケット34L・
34Rに駆動力を常時伝達し、前後直進走行及び、左右
駆動スプロケット34L・34Rに対する回転数の相対
的な増減制御により旋回を可能としたものであり、以下
において、この走行及び旋回の機構について説明する。
【0011】次に本発明のトランスミッションの構成に
ついて図7乃至図12より説明する。 本実施例におい
ては無段変速装置として静油圧式無段変速装置(以下H
ST装置)Hを採用しており、前記クローラ式走行装置
2L・2Rを駆動するトランスミッションMは前記ミッ
ションケース22内の走行系伝動機構R、正逆転付与機
構S及び遊星歯車機構35L・35R、及び該ミッショ
ンケース22に載置されたHST装置Hより構成され
る。HST装置Hは、1組の走行油圧ポンプ23及び走
行油圧モータ24からなる主変速機構である走行用の油
圧式無段変速装置25と、1組の旋回油圧ポンプ26及
び旋回油圧モータ27からなる旋回機構である旋回用の
油圧式無段変速装置28とからなる。また、ミッション
ケース22は左側(図7及び図8において左側)のケー
ス部22L及び右側のケース部22Rより構成され、ケ
ース部22L・22Rがミッションケース22の左右方
向で中央付近において接合されている。
【0012】また、図10及び図11に示すように前記
走行用の油圧式無段変速装置25は、機体の前後方向に
おける後方(図10における右側)に横置きしたケース
内に走行油圧ポンプ23及び走行油圧モータ24が並設
されており、該走行油圧ポンプ23の入力軸23a及
び、該走行油圧モータ24の出力軸24aの各々が機体
左右方向に軸支され、互いに前後方向に並列されてい
る。
【0013】また、前記旋回用の油圧式無段変速装置2
8においては、機体の前後方向における前方(図10に
おける左側)から旋回油圧ポンプ26及び、旋回油圧モ
ータ27が並設され横置きのケースに内装されており、
該旋回油圧ポンプ26の入力軸26a及び、該旋回油圧
モータ27の出力軸27aの各々が機体左右方向に軸支
され、互いに前後方向に並列されている。
【0014】一方、図3、図6及び図12で示すように
前記ミッションケース22の右側のケース部22Rの右
上部には、ミッションケース22の上面よりも上方に延
出する入力ケース部22aが突出形成されている。入力
ケース部22aはケース部22Rの右端部に一体形成さ
れ、該入力ケース部22aの右端開口を閉じるべく蓋体
22bが固定されている。そして、該ミッションケース
22の上面に臨む入力ケース部22aの左側面におい
て、機体後方から順に走行用の油圧式無段変速装置25
及び旋回用の油圧式無段変速装置28を並設させるよう
に、両油圧式無段変速装置25・28のケースを取り付
けている。このように、ミッションケース22上に走行
用及び旋回用の油圧式無段変速装置25・28を機体の
前後方向に並列させたので、HST装置Hが、ミッショ
ンケース22上にコンパクトに収納され、特に、機体の
前後方向に並設させたことにより、左右方向のサイズを
小さくすることができ、二条用、三条用といった小型の
コンバインにおいても二つの油圧式無段変速装置25・
28を装備可能となったのである。また、それぞれの油
圧式無段変速装置25・28は、その構成要素である油
圧ポンプ及び油圧モータを機体前後方向に並列に配置し
ているため、左右方向の幅が小さくユニットとしてコン
パクトな構成となっている。
【0015】また、ミッションケース22内には走行系
伝動機構R及び正逆転付与機構Sが配設されており、該
走行系伝動機構Rの動力受入部Ra及び正逆転付与機構
Sの動力受入部Saが、該入力ケース部22a内に設け
られている。そして、前記走行用の油圧式無段変速装置
25の走行油圧モータ24の出力軸24aの一端が動力
受入部Raを構成する伝達ギヤ42に挿入係合され、ま
た、前記旋回用の油圧式無段変速装置28の旋回用油圧
モータ27の出力軸27aの一端が該動力受入部Saを
構成する伝達ギヤ97に挿入係合されている。
【0016】また、機体の前後方向に並列された走行用
及び旋回用油圧モータ24・27の各々が出力される動
力を受け入れるための動力受入部Ra・Saを入力ケー
ス部22aの左側面の前後に設けたので、動力伝達の構
成が非常にシンプルとなり、また小型のコンバインにお
いても充分搭載可能なようコンパクトなトランスミッシ
ョンを構成することが可能となったのである。
【0017】また、走行用の油圧式無段変速装置25の
ケースから入力ケース部22aとは反対側へ、前記走行
油圧ポンプ23の入力軸23aが突出しており、その端
部には二連の入力プーリー23bが入力軸23aに一体
的に装着されており、また、旋回用の油圧式無段変速装
置28のケースから入力ケース部22aとは反対側へ、
前記旋回油圧ポンプ26の入力軸26aが突出してお
り、その端部には一連の入力プーリー26bが入力軸2
6aに一体的に装着されている。そして、前記入力プー
リー23bの一方と入力プーリー26bとの間には第一
無端帯である伝動ベルト30が巻回されており、旋回油
圧ポンプ26の入力軸26aを伝動ベルト30と、入力
プーリー23b・26bを介し、前記走行油圧ポンプ2
3の入力軸23aに連動連結させている。31は伝動ベ
ルト30を適当な張り具合に調整するテンションプーリ
ーである。また、前記エンジン21の出力軸21aには
出力プーリー21bが一体的に装着されており、該出力
プーリー21bと前記走行用油圧ポンプ23の入力プー
リー23bの他方との間には第二無端帯である伝動ベル
ト29が巻回されている。このようにして走行油圧ポン
プ23の入力軸23aを伝達ベルト29、プーリー等を
介しエンジン21に連動連結させている。
【0018】また、ミッションケース22の左側ケース
部22Lの側面から、刈取PTO軸55が突出してお
り、該刈取PTO軸55上には一体的に回転する刈取出
力プーリー55bが固設され、該刈取出力プーリー55
bと刈取入力ギヤボックス120の刈取入力プーリー1
21との間に刈取伝動ベルト122が巻回されている。
そしてミッションケース22内の副変速軸53からギヤ
56、55aを介して、エンジン21の出力を刈取入力
ギヤボックス120に伝達するのである。
【0019】また、油圧式無段変速装置25・28の各
々のケース上面には、走行油圧ポンプ23及び旋回油圧
ポンプ26に対する変速アーム23c、26cが配設さ
れており、該変速アーム23c、26cの回動操作によ
り、走行油圧ポンプ23及び旋回油圧ポンプ26の可動
斜板145、146がそれぞれ傾動し、走行油圧モータ
24及び旋回油圧モータ27の回転速度及び回転方向が
制御される。
【0020】次に、図4及び図7乃至図9より、差動機
構33の構成について説明する。ミッションケース22
内の差動機構33は左右の1対の遊星歯車機構35L・
35Rを有し、各遊星歯車機構35L・35Rは第一要
素であるサンギヤ36L・36Rと、該サンギヤ36L
・36Rの外周で噛合う複数のプラネタリギヤ37L・
37Rと、第二要素であるリングギヤ38L・38Rと
一体的に構成されプラネタリギヤ37L・37Rに噛合
うインターナルギヤ38a・38aと、サンギヤ軸39
と同軸線上の車軸40L・40Rに固設されプラネタリ
アギヤ37L・37Rを枢支する第三要素であるキャリ
ヤ41L・41R等から構成されている。該プラネタリ
アギヤ37L・37Rは車軸40L・40Rから放射状
に均等配置されてキャリヤ41L・41Rにそれぞれ回
転自在に軸支され、左右のサンギヤ36L・36Rを挟
んで左右のキャリヤ41L・41Rを配置させると共
に、前記インターナルギヤ38a・38aは各プラネタ
リギヤ37L・37Rに噛み合い、サンギヤ軸39とは
同一軸芯状に配置させ、車軸40L・40Rに回転自在
に軸支させている。
【0021】そして、左右の前記サンギヤ36L・36
Rは共通のサンギヤ軸39の外周面上に刻設され、両ギ
ヤ36L・36Rの中間部に係止したセンタギヤ46を
介して、副変速機構32等からなる走行系伝動機構Rに
連動連結され、さらに走行系伝動機構Rの入力部には、
前記走行用の油圧式無段変速装置25に対する前記動力
受入部Raである伝達ギヤ42が連動連結されている。
副変速機構32は、ミッションケース22に横架した副
変速駆動軸53の一端に入力用ギヤ44を固設し、該副
変速駆動軸53上には低速ギヤ50、中速ギヤ51を固
設し、高速ギヤ52を遊嵌し、高速ギヤ52と噛合可能
なクラッチスライダ81を摺動可能にスプライン嵌合し
ている。また、前記副変速駆動軸53と平行に回転自在
に横架した副変速従動軸45上には、ギヤ47・48を
遊嵌し、その間にクラッチスライダ80を両者に対して
噛合可能にスプライン嵌合し、出力ギヤ49を固設して
いる。そして、ギヤ47と低速用ギヤ50、ギヤ48と
中速用ギヤ51、ギヤ49と高速用ギヤ52とをそれぞ
れ常時噛合させている。これら2つのクラッチスライダ
80・81は運転席近傍に配備した一本の副変速レバー
に連係され、該副変速レバーが操作されることで各々の
軸53・45上を同時に摺動して、クラッチスライダ8
0・81のいずれかがギヤ47・48・52のいずれか
と係合するように構成され、これにより、副変速従動軸
45に3段の変速回転が得られ、出力ギヤ49から出力
されるようになっている。
【0022】このような構成において走行用油圧モータ
24の回転出力が、出力軸24aから入力ケース部22
a内の伝達ギヤ42を介して、カウンター軸43上のギ
ヤ43a、入力用ギヤ44を介して副変速機構32に伝
達され、副変速機構32において変速したのち出力ギヤ
49からカウンターギヤ54、センタギヤ46を経由し
て左右のサンギヤ36L・36Rを回転駆動させるので
ある。そして、左右の遊星歯車機構35L・35Rを介
し車軸40に伝達させることにより、左右の駆動スプロ
ケット34L・34Rを回転駆動させクローラ式走行装
置2L・2Rを駆動させるのである。
【0023】一方、左右の前記リングギヤ38L・38
Rは、支軸63上に遊嵌したギヤ63c・63d、アイ
ドル軸62上のアイドル歯車62a等からなる正逆転付
与機構Sに連動連結され、さらに正逆転付与機構Sの入
力部には旋回用の油圧式無段変速装置28に対する動力
受入部Saである伝達ギヤ97が連動連結されている。
【0024】そして、旋回用の油圧式無段変速装置28
の旋回油圧モータ27の回転出力が、出力軸27aから
順に伝達ギヤ97、カウンター軸96上の駆動ギヤ96
aに伝達され、さらに入力用の伝動ギヤ91を介して旋
回入力軸90、クラッチ装置Cを介してクラッチ軸61
へと伝達される。前記旋回入力軸90には同歯数の駆動
ギヤ90a・90bが刻設され、またクラッチ軸61上
には、該駆動ギヤ90a・90bと常時噛み合うクラッ
チギヤ61b・61cが遊嵌設置されている。そして、
両クラッチギヤ61b・61cの間に、該クラッチギヤ
61b・61cの各々に対して係脱自在なクラッチスラ
イダ61dを、クラッチ軸61と相対回転不能で、か
つ、軸方向摺動自在に設置することにより、前記クラッ
チ装置Cを構成している。このクラッチスライダ61d
は前述の副変速機構32のクラッチスライダ80・81
と連動連係され、副変速機構32が中立位置にあるとき
にはクラッチギヤ61b・61cのいずれとも係合せ
ず、副変速機構32が1速から3速までの伝動状態にあ
るときのみ係合して旋回入力軸90からの動力をクラッ
チ軸61に伝達し、クラッチ軸61と一体の出力ギヤ6
1aより出力するように構成されている。
【0025】そして、クラッチ軸61上の出力ギヤ61
aの回転は支軸63上に遊嵌した旋回入力ギヤ63bに
直接的に伝達され、ギヤ63dを介してリングギヤ38
Rに伝達される。また左側のリングギヤ38Lに対して
は、クラッチ軸61上の出力ギヤ61aの回転はアイド
ル軸62上のアイドルギヤ62aにて逆転されたあと、
支軸63上の旋回入力ギヤ63aに伝達され、ギヤ63
cを介してリングギヤ38Lに伝達される。このように
して旋回油圧モータ27の回転出力が、左右のリングギ
ヤ38L・38Rを互いに逆回転方向へ、且つ、左右同
一回転数で駆動するよう伝達されるのである。
【0026】このような構成で、走行油圧ポンプ23の
可動斜板145に対する変速アーム23cが、運転席近
傍に配備した走行操作具である主変速レバー68にリン
ク機構を介して連動連係されており、走行用の油圧式無
段変速装置25は該主変速レバー68の回動操作により
可動斜板145の傾斜角度が変更されて走行油圧モータ
24の正逆の回転方向と回転数増減及び回転停止の制御
を行うことが可能となっている。また、旋回油圧ポンプ
26の可動斜板146に対する変速アーム26cが操向
ハンドル19にリンク機構を介して連動連係されてお
り、旋回用の油圧式無段変速装置28は該操向ハンドル
19の回動により可動斜板146の傾斜角度が変更され
て旋回油圧モータ27の正逆の回転方向と回転数増減及
び回転停止の制御を行うよう構成されている。
【0027】そして、操向ハンドル19を直進走行位置
におくと、旋回油圧ポンプ26が中立位置となり、旋回
油圧モータ27の駆動が停止して左右リングギヤ38が
静止固定された状態となり、主変速レバー68にて走行
油圧ポンプ23より圧油を吐出させて走行油圧モータ2
4を駆動すると、その回転はセンタギヤ46から左右の
サンギヤ36L・36Rに同一回転数で伝達され、左右
遊星歯車機構35L・35Rのプラネタリギヤ37L・
37R、キャリヤ41L・41Rを介し、左右の駆動ス
プロケット34L・34Rが左右同回転方向の同一回転
数で駆動されて、機体の前進直進走行が行われる。ま
た、主変速レバー68にて走行油圧ポンプ23からの圧
油吐出方向を反転させると、機体は後進状態で直進走行
する。
【0028】ここで、操向ハンドル19を右に切ると、
旋回油圧ポンプ26は作動状態となって圧油を吐出し、
該圧油を受けて旋回油圧モータ27が駆動される。該旋
回油圧モータ27から出力された動力は旋回入力軸90
からクラッチ装置Cを経て正逆転付与機構Sに至り、こ
こで同一回転数のまま二手に分けられ、その一方は前記
遊星歯車機構35のリングギヤ38Lを正転させ、他方
はリングギヤ38Rを逆転させる。正転するリングギヤ
38Lの回転数はサンギヤ36Lによって正転している
左キャリヤ41Lの回転数に加算される一方、逆転する
リングギヤ38Rの回転数はサンギヤ36Rによって正
転している右キャリヤ41Rの回転数に減算される。こ
れによって両駆動スプロケット34L・34Rの駆動状
態を維持しつつ、駆動スプロケット34Lの回転数が駆
動スプロケット34Rのそれよりも高くなって右方へ進
路が変更されるのである。
【0029】旋回油圧ポンプ26からの吐出油量は操向
ハンドル19の切れ角度が大きくなるに従って増加し、
これに応じて旋回油圧モータ27の回転数も無段に増加
するので、左右の駆動スプロケット34・34に生じる
相対回転差は次第に大きくなり、より小さな旋回半径で
機体が旋回することとなる。また、操向ハンドル19を
左に切ると、旋回油圧ポンプ26の圧油吐出方向が反転
して旋回油圧モータ27の回転方向が逆になり、これに
よって最終的に、キャリヤ41Lの回転数が減算される
一方、キャリヤ41Rの回転数が加算されて、駆動スプ
ロケット34Rの回転数が駆動スプロケット34Lのそ
れよりも高くなって左方へ進路が変更されるのである。
【0030】次に、本発明のブレーキ機構Bについて図
13より説明する。前述の通り、旋回用の油圧式無段変
装置28から差動機構33へと動力を伝達する正逆転付
与機構Sは、旋回入力軸90、クラッチ軸61等から構
成されており、該旋回入力軸90には本発明に係る直進
性を安定させるためのブレーキ機構Bが装備されてい
る。
【0031】ブレーキ機構Bは、一対の回転部材により
構成されており、一方の回転部材は旋回入力軸90上で
一体的に回転する固定ギヤ91であり、他方の回転部材
は旋回入力軸90に外嵌され、伝動ギヤ91よりも歯数
が少ない摩擦板で構成した制動ギヤ92である。そし
て、伝動ギヤ91は旋回用油圧モータ27からの動力を
伝達する駆動ギヤ96aと噛み合っており、該伝動ギヤ
91を介して、旋回入力軸90に動力が伝達されるよう
に構成されている。
【0032】また、同じく駆動ギヤ96aと噛み合う制
動ギヤ92が図13で示すように旋回入力軸90に複数
(本実施例においては2枚)外嵌されており、さらに複
数(本実施例においては3枚)の相手側摩擦板93・9
3・93が前記制動ギヤ92を挟み込むようにして旋回
入力軸90と一体回転するよう装着されている。また、
蓋体22bに嵌入した旋回入力軸90の軸受内輪と押圧
板94との間に複数(本実施例においては3枚)の皿バ
ネ95が介在され、該相手側摩擦板93と制動ギヤ92
は押圧板94を介して皿バネ95のバネ力により押圧さ
れている。そして、この押圧力を受けることにより伝動
ギヤ91、相手側摩擦板93、及び制動ギヤ92は常時
圧接状態を保つ。
【0033】このような構成において駆動ギヤ96から
動力が伝達されると、伝動ギヤ91より旋回入力軸90
に動力が伝達される一方、駆動ギヤ96aにより動力を
伝達された制動ギヤ92が伝動ギヤ91とは異なる回転
数(伝動ギヤ91よりわずかに回転数が多い。)で旋回
入力軸90上で回転する。この時、伝動ギヤ91と制動
ギヤ92間において相対回転差が発生し、複数の制動ギ
ヤ92と相手側摩擦板93が挟み合うように重合してい
ることにより、伝動ギヤ91、相手側摩擦板93及び制
動ギヤ92の間に摩擦抵抗が発生し、該旋回入力軸90
及びリングギヤ38L・38Rに対するブレーキ作用が
発生するのである。
【0034】以上の如く構成されたブレーキ機構Bは常
時、伝動ギヤ91に摩擦力による抵抗を与えているが、
伝動ギヤ91と制動ギヤ92の相対回転差がわずかであ
るため、操向ハンドル19の回転操作による旋回運転時
においては旋回入力軸90の駆動にわずかな抵抗を与え
るにすぎない。そして、操向ハンドル19を中立位置付
近に戻した直進走行中においては、クローラなど走行部
において左右の回転負荷の間に差が生じた場合や、操向
ハンドル19が微動して中立位置から左右にぶれた場合
などにおいても、前記ブレーキ機構Bのブレーキ作用に
より旋回入力軸90が回転駆動することなく、左右のリ
ングギヤ38L・38Rに対するブレーキ作用が発生
し、機体の進路が左右に変化することなく、安定した直
進走行が維持できるのである。また、走行停止中におい
ても、左右走行部の支持荷重に変化が生じたり、操向ハ
ンドル19が中立位置より変化した場合においても、機
体が不測に旋回することなく、停止状態を維持できるの
である。
【0035】このように、本発明のブレーキ機構Bは従
来の油圧作動式ブレーキ機構に比べてはるかに安いコス
トで車両直進性を維持するブレーキ機構を実現すること
ができ、また伝動ギヤ91と制動ギヤ92のわずかな相
対回転差による抵抗でブレーキ機構を構成しているの
で、構成部材の摩耗が最小限に抑えられ、発熱等による
構成部材の焼き付きや破損も防止できるのである。ま
た、本実施例においては制動ギヤ92の歯数を伝動ギヤ
91より1歯分少なくすることで相対回転差を発生させ
ているが、逆に制動ギヤ92の歯数を伝動ギヤ91より
多く(例えば1歯分多くする。)することにより、相対
回転差を発生させてもよい。この場合においても同様
に、摩擦抵抗によるブレーキ効果が得られ、安定した直
進走行が実現できるのである。
【0036】また、図示せぬハンドブレーキを操作する
ことにより走行系伝動機構Rに制動力を付与させる駐車
ブレーキ機構Tについて説明する。まず、ハンドブレー
キに連動連結したブレーキアーム113を回動操作する
と連動してカム軸110が回転する。そしてカム軸11
0の回転によりプレッシャープレート111が回動する
とともに図7において左方向への推力が発生して、副変
速従動軸45上に一体的に装着された摩擦板とミッショ
ンケース22側に装着された摩擦板とが重合してなる多
板式摩擦ブレーキ112を押圧する。この押圧により副
変速従動軸45に抵抗を与え駐車ブレーキ作用を発生さ
せるのである。
【0037】また、図7、図8及び図12に示すように
走行油圧ポンプ23の入力軸23aの他端はケース外側
に突出し、外側面に油圧式無段変速装置25・28に対
する作動油補給用のチャージポンプCPが付設され、前
記入力軸23aからの動力によって駆動され、また、旋
回用油圧ポンプ26の入力軸26aの他端も、入力ケー
ス部22a、蓋体22bを貫通して突出し、該蓋体22
b外側面に刈取部の昇降用ポンプSPを付設し、動力を
伝えている。
【0038】前記チャージポンプCPと昇降用油圧ポン
プSPとの各々の吸入側は図12に示すようにミッショ
ンケース22のケース部22R外側面に配設したサクシ
ョンポート151・152に配管C1・C2を介して接
続されている。図10で示すようにミッションケース2
2の内部には互いに仕切られた第一・第二油室142a
・142bが形成され、該第一油室142aは、ミッシ
ョンケース22内に収容した歯車などを潤滑する潤滑油
が溜められた油溜めに開放されその内部にストレーナ1
41が横架されている。このストレーナ141にて濾過
された油がミッションケース22のケース部22L外側
面に取付けた外装式の油フィルタ140を通過して更に
濾過され、第二油室142b内に貯められてサクション
ポート151・152より吸い込まれるようになってい
る。
【0039】また、図11に示すように、ミッションケ
ース22のケース部22L前方寄りの外側面には、前記
刈取部8を対地昇降操作自在な昇降バルブユニットVU
が配置されている。即ち、昇降バルブユニットVUのバ
ルブケース150がケース部22Lの外側面に脱着自在
に付設され、該バルブケース150の正面にはポンプポ
ート153とシリンダポート155が、下面にはタンク
ポートが、上面には3位置切換式で電磁操作式の方向制
御弁147が配設されている。昇降用ポンプSPから送
られる作動油がポンプポート153に導入される。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1の
如く、左右一対の遊星歯車機構の3要素のうち、第一要
素の一対を、走行変速操作具により変速操作される変速
装置に連動連結し、第二要素の一対を、ステアリング操
作具により変速操作される油圧式無段変速装置に連動連
結し、第三要素の一対を車軸に連動連結してなる作業車
両のトランスミッションにおいて、前記油圧式無段変速
装置の出力軸から前記第二要素の一対に至るまでの動力
伝達経路の一軸上に、前記出力軸によって異なる回転速
度で同方向に駆動される一対の回転部材を設けると共
に、この両回転部材を回転軸心方向に常時圧接させるブ
レーキ機構を設けたので、従来の油圧作動式のブレーキ
に比べてはるかに安いコストでブレーキ機構を構成する
ことができ、また常時摩擦抵抗を受けるブレーキ構造で
ありながら、わずかな相対回転差により発生する摩擦抵
抗によってブレーキ機構を実現しているため、ブレーキ
機構の耐久性が増し、発熱等により構成部材が焼き付き
や損傷することを防止できるのである。
【0041】また、前記回転部材の各々の外周に刻設し
た異なる歯数の歯部に対して、共通の駆動ギヤを噛み合
わせてあるので、相対回転を発生させる入力系統が一本
化でき、該回転部材の各々の歯数が1つだけ異なる場合
においても、わずかな相対回転差を確実に発生させるこ
とが可能であり、また構成がシンプルでメンテナンス性
に優れているのである。
【0042】また、前記回転部材の一方は、前記駆動ギ
ヤからの動力を前記遊星歯車機構の第二要素へ伝達する
伝動ギヤに構成されて前記一軸と相対回転不能に固定さ
れる一方、前記回転部材の他方は、複数の摩擦板であっ
て、前記一軸と一体回転するよう設けた複数の相手板と
重合して前記伝動ギヤに圧接されるものに構成されたの
で、複数の相手板が複数の摩擦板を挟み込んで充分な圧
接状態を保ち、わずかな相対回転差であっても、伝動ギ
ヤに対する抵抗力を充分に伝達可能で、確実に前記一軸
に対するブレーキ作用を発生させられるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図である。
【図2】同じくコンバインの平面図である。
【図3】本コンバインの正面模式図。
【図4】トランスミッションのスケルトン図である。
【図5】トランスミッション全体の模式斜視図。
【図6】トランスミッションより無段変速装置を分離さ
せた状態を示す模式斜視図。
【図7】走行用の油圧式無段変速装置を含むトランスミ
ッションの断面展開図。
【図8】旋回用の油圧式無段変速装置を含むトランスミ
ッションの断面展開図。
【図9】遊星歯車機構の断面図。
【図10】トランスミッションの左側面断面図。
【図11】トランスミッションの左側面図。
【図12】トランスミッションの右側面図。
【図13】ブレーキ機構を示すミッション装置の断面展
開図。
【符号の説明】
25 走行用の油圧式無段変速装置 28 旋回用の油圧式無段変速装置 90 旋回入力軸 91 伝動ギヤ(固定部材) 92 制動ギヤ(固定部材) 93 相手板 94 押圧板 95 皿バネ B ブレーキ機構 27 旋回油圧モータ 27a 出力軸 35L 遊星歯車機構 35R 遊星歯車機構 36L サンギヤ(第一要素) 36R サンギヤ(第一要素) 38L リングギヤ(第二要素) 38R リングギヤ(第二要素) 41L キャリア(第三要素) 41R キャリア(第三要素)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清岡 晃司 兵庫県尼崎市猪名寺2丁目18番1号 株式 会社神崎高級工機製作所内 Fターム(参考) 3D039 AA04 AB13 AB22 AC33 AD11 AD53 3D052 AA16 DD03 DD04 EE01 FF01 GG03 JJ00 JJ10 JJ21 JJ31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の遊星歯車機構の3要素のう
    ち、第一要素の一対を走行変速操作具により変速操作さ
    れる変速装置に連動連結し、第二要素の一対をステアリ
    ング操作具により変速操作される油圧式無段変速装置に
    連動連結し、第三要素の一対を車軸に連動連結してなる
    作業車両のトランスミッションにおいて、前記油圧式無
    段変速装置の出力軸から前記第二要素の一対に至るまで
    の動力伝達経路の一軸上に、前記出力軸によって異なる
    回転速度で同方向に駆動する一対の回転部材を設けると
    共に、この両回転部材を回転軸心方向に常時圧接させる
    ブレーキ機構を設けたことを特徴とする油圧駆動車両の
    トランスミッション。
  2. 【請求項2】 前記回転部材の各々の外周に刻設した異
    なる歯数の歯部に対して、共通の駆動ギヤを噛み合わせ
    てある請求項1記載の油圧駆動車両のトランスミッショ
    ン。
  3. 【請求項3】 前記回転部材の一方は、前記駆動ギヤか
    らの動力を前記遊星歯車機構の第二要素へ伝達する伝動
    ギヤに構成されて前記一軸と相対回転不能に固定される
    一方、前記回転部材の他方は複数の摩擦板であって、前
    記一軸と一体回転するよう設けた複数の相手板と重合し
    て前記伝動ギヤに圧接されるものに構成された請求項1
    記載又は請求項2記載の油圧駆動車両のトランスミッシ
    ョン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004104451A1 (ja) * 2003-05-22 2004-12-02 Yanmar Co., Ltd. 作業機の車軸支持構造
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