JP2000069149A - 通信端末、該通信端末に接続される接続端末、該接続端末と無線通信する携帯端末、及びこれら各端末で構成される携帯端末システム - Google Patents

通信端末、該通信端末に接続される接続端末、該接続端末と無線通信する携帯端末、及びこれら各端末で構成される携帯端末システム

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JP2000069149A
JP2000069149A JP10247823A JP24782398A JP2000069149A JP 2000069149 A JP2000069149 A JP 2000069149A JP 10247823 A JP10247823 A JP 10247823A JP 24782398 A JP24782398 A JP 24782398A JP 2000069149 A JP2000069149 A JP 2000069149A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性の向上を図ることのできる通信端末、
該通信端末に接続される接続端末、該接続端末と無線通
信する携帯端末、及びこれら各端末で構成される携帯端
末システムを提供する。 【解決手段】 このシステムは、公衆網1に接続され複
数箇所に配置された基地局2、最寄りの基地局2と送受
信を行うPHS用の端末機である移動体電話端末3、及
びこの移動体電話端末3に着脱自在に装着される接続端
末4、及びこの接続端末4と無線で接続される携帯端末
5、5とで構成されている。そして、移動体電話端末3
からの情報を接続端末4を介して携帯端末5に無線送信
して、携帯端末5で情報を表示し、あるいは接続端末5
からの情報を接続端末4で受信して携帯端末3に入力
し、携帯端末3を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末への各種
情報を出力する通信端末、該該通信端末に接続されて前
記情報を無線送信する接続端末、該接続端末と無線通信
する通信端末とは別体の携帯端末、及びこれら各端末で
構成される携帯端末システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信端末とその通信端末への着信
を報知する別体の携帯端末とで構成される携帯端末シス
テムが知られている。この携帯端末システムは、例え
ば、通信端末側に無線電話機能等が搭載され、この通信
端末とは別体で小型の携帯端末側にバイブレータを用い
た報知機能が搭載されている。そして、通信端末への着
信時には通信端末が基地局からの着呼信号を受信して、
別体の携帯端末に報知信号を送信する。すると、別体の
携帯端末内のバイブレータが動作し、ユーザはこのバイ
ブレータの振動により着呼を認識し得る。よって、別体
の小型携帯端末を身に付けておけば、通信端末の報知音
を停止させて鞄等に入れておいても、支障なく着信を認
識して、通話を開始することが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の携帯端末システムにおいて、通信端末にあっては
通話機能のみならず発信者情報等を表示する表示機能等
各種機能を具備する一方、携帯端末にあっては単に着信
を報知する機能を具備するに過ぎない。よって、例えば
着信時に相手を確認する際には、携帯端末に表示されて
いる着信相手の名前あるいは電話番号を視認すべく、携
帯端末を鞄から取り出さなければならない等、利便性に
関しては未だ満足すべきものではなかった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、利便性の向上を図ることのできる
通信端末、該通信端末に接続される接続端末、該接続端
末と無線通信する携帯端末、及びこれら各端末で構成さ
れる携帯端末システムを提供することを目的とするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の通信端末にあっては、通信端末、該通
信端末に着脱自在に接続される接続端末、該接続端末と
無線により接続する該接続端末と別体の携帯端末を有す
る携帯端末システムの通信端末において、当該通信端末
の情報を取得する情報取得手段と、この情報取得手段に
より取得した情報を前記接続端末に接続端子を介して出
力する出力手段とを備えている。したがって、通信端末
から接続端末に当該通信端末が有する情報、例えば受信
電波強度、圏外、位置登録更新、設定情報、通信履歴等
を出力し、すると接続端末がこれを携帯端末に無線送信
し、この送信される情報を携帯端末側で表示する等が可
能となる。
【0006】また、請求項2記載の通信端末にあって
は、前記情報は、着信時に通信回線を介して送られてく
る発信者情報であり、よって、通信端末を鞄等に入れて
いても鞄等から通信端末を取り出すことなく、携帯端末
により発信者の確認が可能となる。
【0007】また、請求項3記載の通信端末にあって
は、前記送信手段は、前記発信者情報を着信報知信号と
ともに送信する。したがって、携帯端末で着信とともに
発信者を確認し得る。
【0008】また、請求項4記載の通信端末にあって
は、前記情報は、前記通信端末の端末状態情報である。
したがって、通信端末が現在待受け中、留守録中等のど
のような状態にあるかを、携帯端末で確認し得る。
【0009】また、請求項5記載の通信端末にあって
は、前記端末状態情報は、前記通信端末の受信状態、電
源状態、設定状態の何れかである。したがって、これら
受信状態、電源状態、設定状態を鞄等から通信端末を取
り出すことなく、確認することが可能となる。
【0010】また、請求項6記載の通信端末にあって
は、前記接続端末から出力される前記携帯端末からの情
報を入力させる入力手段と、この入力手段により入力さ
れた前記情報に基づき制御を実行する制御手段とをさら
に備えている。したがって、通信端末を取り出して直接
操作せずとも、携帯端末で通信端末を制御し得る。
【0011】また、請求項7記載の通信端末にあって
は、前記情報は、当該通信端末が有する機能を制御する
ための機能制御情報であり、前記制御手段は、この機能
制御情報に従って設定処理を実行する。したがって、設
定モードを変更する場合、直接通信端末を操作せずと
も、携帯端末側でこれを行い得る。
【0012】また、請求項8記載の通信端末にあって
は、前記情報は、当該通信端末が有する通信動作を制御
するための通信制御情報であり、前記制御手段は、この
通信制御情報に従って通信処理を実行する。したがっ
て、通信端末を直接操作すれば無論のこと、携帯端末側
での操作によってもメッセージの送信等が可能となる。
【0013】また、請求項9記載の通信端末にあって
は、前記情報は、当該通信端末を外部接続可能にするた
めに必要な個人情報であり、前記制御手段は、この個人
情報の送信処理を実行する。したがって、例えば、次世
代のFPLMTS(Future Public Land Mobile Teleco
m System)などでのUPTサービス(Universal Person
al Telecom.)で、個人に付与される世界唯一の個人電
話番号PTN(PersonalTelecom.Number)の利用やPT
Nでの着信が行われる場合、その事前手続を通信端末か
らは無論のこと、携帯端末側からでも行うことが可能と
なる。
【0014】また、請求項10記載の通信端末にあって
は、前記情報は、当該通信端末をネットワークに接続す
るに必要な認証動作を制御するための認証制御情報であ
り、前記制御手段は、この認証制御情報に従って認証処
理を実行する。したがって、認証を伴うインターネット
等への接続を接続端末で行うことも可能となる。
【0015】また、請求項11記載の接続端末にあって
は、通信端末、該通信端末に着脱自在に接続される接続
端末、該接続端末と無線により接続する該接続端末と別
体の携帯端末を有する携帯端末システムの接続端末にお
いて、前記通信端末から接続端子を介して出力される当
該通信端末の情報を取得する情報取得手段と、この情報
取得手段により取得した情報を前記携帯端末に無線送信
する送信手段とを備えている。したがって、この接続端
末を通信端末に装着しておけば、携帯端末側で通信端末
の情報を得ることができる。
【0016】また、請求項12記載の接続端末にあって
は、前記携帯端末から無線送信される情報を受信する受
信手段と、この受信手段により受信された情報を前記通
信端末に出力する出力手段とをさらに備える。したがっ
て、この接続端末を通信端末に装着しておけば、携帯端
末で通信端末を制御することも可能となる。
【0017】また、請求項13記載の携帯端末にあって
は、通信端末、該通信端末に着脱自在に接続される接続
端末、該接続端末と無線により接続する該接続端末と別
体の携帯端末を有する携帯端末システムの携帯端末にお
いて、前記接続端末から無線送信される前記通信端末の
情報を受信する情報受信手段と、この情報受信手段によ
り受信した情報を表示する表示手段とを備えている。し
たがって、通信端末を鞄等に入れていても鞄等から通信
端末を取り出すこと無く、携帯端末により通信端末の状
態を確認し得る。
【0018】また、請求項14記載の携帯端末にあって
は、前記情報は、前記通信端末が着信したとき取得した
発信者情報である。したがって、通信端末を鞄等に入れ
ていても鞄等から通信端末を取り出すこと無く、携帯端
末により発信者を確認し得る。
【0019】また、請求項15記載の携帯端末にあって
は、前記情報は、前記通信端末が着信したとき取得した
メッセージ情報である。したがって、通信端末を鞄等に
入れていても鞄等から通信端末を取り出すこと無く、受
信したメッセージを携帯端末で確認し得る。
【0020】また、請求項16記載の携帯端末にあって
は、前記通信端末に入力されるべき情報を生成する情報
生成手段と、この情報生成手段により生成された情報を
前記接続端末に無線送信する送信手段とをさらに備え
る。したがって、通信端末を直接操作せずとも、携帯端
末側で通信端末に記憶させる情報等を入力し得る。
【0021】また、請求項17記載の携帯端末にあって
は、前記情報は、当該通信端末が有する機能を制御する
ための機能制御情報である。したがって、設定モードを
変更する場合等、直接通信端末を操作せずとも、携帯端
末側でこれを行い得る。
【0022】また、請求項18記載の携帯端末にあって
は、前記情報は、当該通信端末が有する通信動作を制御
するための通信制御情報である。したがって、通信端末
を直接操作すれば無論のこと、携帯端末側での操作によ
ってもメッセージの送信等が可能となる。
【0023】また、請求項19記載の携帯端末にあって
は、前記情報は、当該通信端末を外部接続可能にするた
めに必要な個人情報である。したがって、特定のサービ
スを受ける場合の事前手続を、携帯端末側で行い得る。
【0024】また、請求項20記載の携帯端末にあって
は、前記情報は、当該通信端末をネットワークに接続す
るに必要な認証動作を制御するための認証制御情報であ
る。
【0025】したがって、認証を伴うインターネット等
への接続を接続端末で行うことも可能となる。
【0026】また、請求項21記載の携帯端末システム
にあっては、当該通信端末の情報を取得し、この取得し
た情報を接続端子を介して出力する通信端末と、この通
信端末に接続され、前記接続端子を介して出力される情
報を取得して無線送信する接続端末と、この接続端末か
ら無線送信される前記通信端末の情報を受信して表示手
段に表示する携帯端末とからなる。したがって、通信端
末に接続端末を装着しておくことにより、通信端末を鞄
等に入れていても鞄等から通信端末を取り出すこと無
く、通信端末の状態を確認し得るシステムが確立され
る。
【0027】また、請求項22記載の携帯端末システム
にあっては、前記通信端末は、前記接続端末から出力さ
れる前記携帯端末からの情報を入力させる入力手段と、
この入力手段により入力された前記情報に基づき制御を
実行する制御手段とをさらに備え、前記接続端末は、前
記携帯端末から無線送信される情報を受信する受信手段
と、この受信手段により受信された情報を前記通信端末
に出力する出力手段とをさらに備え、前記携帯端末は、
前記通信端末に入力されるべき情報を生成する情報生成
手段と、この情報生成手段により生成された情報を前記
接続端末に無線送信する送信手段とをさらに備える。し
たがって、通信端末を取り出すこと無く、携帯端末によ
り通信端末を操作し得るシステムが確立される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。なお、この実施の形態は、本発明を
PHS(Personal Handyhpone System)に適用したも
のである。
【0029】(1)第1の実施の形態 (1−A)システム構成 図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるシステムの
全体構成を示すものである。このシステムは、公衆網
(通信回線)1に接続され複数箇所に配置された基地局
2(公衆基地局及び自営基地局)、最寄りの基地局2と
送受信を行うPHS用の端末機である移動体電話端末
(通信端末)3、この移動体電話端末3に着脱自在に装
着される接続端末4、及びこの接続端末4と無線で接続
されるポケット型及び腕時計型の携帯端末5、5とで構
成されており、公衆網1には、一般加入電話6も接続さ
れている。そして、図2の使用例に示すように、移動体
電話端末3に接続端末4を接続して、ユーザー(着信
者)の鞄7内に入れておく一方、ポケット型携帯端末5
は胸ポケットに入れておき、腕時計型の携帯端末5はユ
ーザーの腕に装着しておく。
【0030】(1−B)移動体電話端末の構成 移動体電話端末3は、図3(A)(B)(C)に示すよ
うに、機器本体8を有しており、(C)に示したものに
あっては、機器本体8の下端部にフラップ部8aが開閉
自在に支持されている。各機器本体8には、後述する回
路が内蔵されているとともに、上端部にはアンテナ9が
伸縮可能に支持されている。また、機器本体8の前面に
は、その上部にスピーカ10が配置され、中央部に表示
部11と複数のキーで構成される操作部12とが配置さ
れているとともに、下部にマイク29が配置されてい
る。そして、(A)に示した移動体電話端末3にあって
は、通信用データ入出力接続部(コネクタ)13が下端
部に設けられており、(B)及び(C)に示した移動体
電話端末3にあっては、データ通信用入出力接続部(コ
ネクタ)13が左側部に設けられている。
【0031】図4の上部は、機器本体8に内蔵されてい
る移動体電話端末3の回路の構成を示すブロックであ
る。このブロックにおいて、送受信部14は周波数変換
処理等をするものであり、送信部15、シンセサイザー
16及び受信部17で構成されている。送信部15は、
変調部19から入力されたπ/4シフトQPSKの変調
波を2段のミキサーで10MHz付近から21MHz付
近さらに1.9GHz帯に周波数変換し、アンテナ9か
ら輻射する。シンセサイザー16は、送信部15及び受
信部17での周波数変換のための局部発振信号を出力す
る。受信部17は、アンテナ9で受信された信号が入力
され、これを3段のミキサーにより周波数変換し、1.
9GHz帯から21MHz付近(1stIF)さらに1
0MHz付近(2ndIF)さらに1MHz付近のIF
信号に周波数変換する。
【0032】通信制御部18は、π/4シフトQPSK
の変復調処理をするものであり、変調部19、復調部2
0、TDMA制御部21、及びチャンネルコーデック2
2で構成されている。送信側では、チャンネルコーデッ
ク22からTDMA制御部21を介して転送されてきた
データからIQデータを作成してπ/4シフトQPSK
の変調を変調部19で行って送信部16へ出力する。受
信側では、受信部17からのIF信号が復調部20で復
調されIQデータに分離され、データ列となってTDM
A制御部21へ転送される。
【0033】TDMA制御部21は、フレーム同期及び
スロットのデータフォーマット処理をする。送信側で
は、チャンネルコーデック22から転送されてくる音声
データに制御データ等を付加して作成し、スクランブル
等をかけた後ユニークワード等を付加して1スロット分
の送信データを作成して所定タイミングでフレーム内の
所定スロットに挿入して変調部19に送出する。受信側
では、復調部20から送られてくる受信データから所定
のタイミングで1スロット分のデータを取り出し、この
データの中からユニークワード(同期信号)を抽出して
フレーム同期をとり、且つ制御データ部及び音声データ
部のスクランブル等を解除した後、制御データは制御部
30に送り、音声データはチャンネルコーデック22に
転送する。
【0034】チャンネルコーデック22は、ディジタル
データの圧縮/伸張処理をする。送信側では、音声処理
部23から送られてきたPCM音声信号をADPCM音
声信号に符号化することにより圧縮してTDMA制御部
21に出力している。受信側では、TDMA制御部21
から送られてきたADPCM音声信号(4bit×8K
Hz=32Kbps)をPCM音声信号(8bit×8
KHz=64Kbps)に復号化することにより伸張し
て音声処理部23に出力する。
【0035】音声処理部23は、アナログ/ディジタル
変換処理をするものであり、音声符号/復号器24、D
AC/ADC25、及びアンプ26で構成されている。
送信側では、マイク29からアンプ26を介して入力さ
れたアナログ音声信号をDAC/ADC25でA/D変
換し、音声符号/復号器24で符号化して、PCM音声
信号をチャンネルコーデック22に出力する。受信側で
は、チャンネルコーデック22から送られてくるPCM
音声信号を音声符号/復号器24で復号化し、DAC/
ADC25でA/D変換して、アナログ音声信号をアン
プ23に出力してスピーカ10を駆動する。また、音声
処理部23は、呼出音停止スイッチ27が閉じられてい
る場合には、サウンダ28を駆動して呼出音を発生させ
る。
【0036】制御部30には、前記操作部12からのキ
ー操作情報が入力される。制御部30は、これらキー操
作情報及びROM31に格納されているプログラム等に
基づきRAM32をワークエリアとして使用しつつ動作
し、所定プロトコルに従い前記表示部11及び各部を制
御するものである。端末IDメモリ33には、着信時に
照合される当該移動体電話端末3に固有のIDが格納さ
れており、着信情報/通知情報メモリ34には、発信者
の電話番号等の発信者ID、発信者の氏名等の発信者情
報、発信者からの用件等のメッセージ、通信状況を示す
通信状況データ、当該移動体電話端末3の状態を示す端
末状況データ等が格納される。データ通信用入出力制御
回路35は、接続端末4へ出力する信号の生成あるいは
接続端末4から入力される信号の処理等を行うものであ
り、前記通信用データ入出力部13に接続されている。
【0037】(1−C)接続端末の構成 接続端末4は、図5(A)(B)(C)に示すように、
機器本体36を有しており、この機器本体36の背面に
は前記通信用データ入出力接続部13に接続可能なデー
タ入出力コネクタ37が設けられている。また、一方の
側面には、着脱用レバー38が設けられ、上面には電源
スイッチ39が設けられているとともに、前面にはID
符号設定部40が設けられている。着脱用レバー38
は、通信用データ入出力接続部13にデータ入出力コネ
クタ37を接続させるための、図示しない接続機構を操
作するためのレバーであり、電源スイッチ39はこの接
続端末4の電源をオン・オフするためのスイッチであ
る。また、ID符号設定部40は、3桁の数字を各々設
定するためのダイヤル40aと、設定された数字を表示
する窓部40bとを有している。
【0038】この5図に示した接続端末4は、データ入
出力コネクタ37が機器本体36に一体的に設けられて
いる一体タイプであり、図3(A)(B)に示したよう
に、データ入出力コネクタ37を通信用データ入出力接
続部13に接続させることにより、移動体電話端末3に
装着される。また、図3(C)に示したように、データ
入出力コネクタ37と機器本体36とがケーブル41を
介して接続されている別体タイプの接続端末4にあって
は、データ入出力コネクタ37を通信用データ入出力接
続部13に接続させるとともに、フラップ部8aに機器
本体36を固定することにより、移動体電話端末3に装
着される。
【0039】図4の下部は、前記機器本体36に内蔵さ
れている接続端末4の回路の構成を示すブロックであ
る。このブロックに示すように、前記データ入出力コネ
クタ37は、入出力制御回路42に接続されている。こ
の入出力制御回路42は、移動体電話端末3とのデータ
の入出力を制御するものであって、移動体電話端末3か
らの出力データは通知情報送信データメモリ43に格納
される。一方、前記ID符号設定部40等で構成される
操作部44からは、設定された当該接続端末4のIDや
携帯端末5との送受信に必要な設定データが出力され、
この設定されたIDは通知/送信用1Dメモリ45に格
納され、その他の設定データは通知用送受受信の設定デ
ータメモリ46に格納される。無線送信制御部47は、
通知/送信用1Dメモリ45と、通知用送受受信の設定
データメモリ46に格納されたデータとに基づき、通知
情報送信データメモリ43内のデータを送信出力する。
符号化回路48は、無線送信制御部47からのデータを
符号化し、送信部49は符号化されたデータをアンテナ
50を介して無線送信するものである。
【0040】(1−D)携帯端末の構成 腕時計型の携帯端末5は、図6(A)(B)に示すよう
に、一方の側部に凸部52aが設けられた時計本体ケー
ス52を有し、時計本体ケース52の相対向する端部に
はリストバンド51、51が取り付けられている。時計
本体ケース52の上面には、表示部71が設けられてい
るとともに、複数の機能キーあるいはテンキー等で構成
される操作部53が設けられている。また、時計本体ケ
ース52の内部には振動により着信を報知する報知部5
4が配置され、前記凸部52a内にはアンテナ55が配
置されている。なお、ポケット型の携帯端末5は、リス
トバンド51、51が取り付けられておらず外形形状は
矩形ある等、外形のみが腕時計型の携帯端末5と異って
いる。無論、携帯端末5の形状はこれに限定されるもの
ではない。
【0041】図7は、時計本体ケース52に内蔵されて
いる携帯端末5の回路の構成を示すブロックである。こ
のブロックに示すように、前記アンテナ55は受信部5
6に接続されており、受信部56で受信された信号は復
調部57で復調されて、復号部58に送出される。復号
部58は、復調された受信データを復号する受信データ
復号部59、復号された受信データから、受信IDを抽
出する受信ID処理部60、受信通知信号を抽出する受
信通知信号処理部63、受信付加データを抽出する受信
付加データ処理部64、受信ID処理部60により抽出
された受信IDと内蔵IDメモリ61に予め記憶されて
いる通知受信用IDとを比較するID照合部62が設け
られている。
【0042】分周/時計部66は、発振器65から出力
される所定周波数のクロックを分周して時計データを生
成するものであり、この分周/時計部66からの時計デ
ータは、通知信号受信タイマー72と制御回路67とに
入力される。制御回路87にはさらに、前記受信通知信
号処理部63、受信付加データ処理部64、ID照合部
62からのデータが入力される。制御回路67は、これ
ら入力データと操作部53からの操作情報等に基づき各
部を制御するとともに、受信データ蓄積メモリ68、及
びその他データメモリ69へのデータ書き込み処理等を
行う。受信データ蓄積メモリ68には、発信者番号、発
信者氏名、メッセージ、通信状況データ、端末状況デー
タ、通知受信部の設定データを各々格納するエリア68
a〜68fが設けられている。表示選択回路70は、こ
れら受信データ蓄積メモリ68の各エリア68a〜68
fや、その他データメモリ69に格納されるデータ、及
び分周/時計部66からのデータを制御回路67からの
指示に従って選択して、表示部71に表示させるもので
ある。
【0043】(1−E)メッセージ信号フォーマット (1−E−1)基地局から移動体電話端末への着信時に
おけるメッセージ信号(図8) 基地局2から移動体電話端末3への送信信号(呼設定メ
ッセージの制御信号)は、図8に示すように、同期ビッ
トa、同期ワードb、制御信号又は情報データc、誤り
検査符号dで構成される。制御信号又は情報データc
は、「プロトコル識別子」、「呼番号」、発信者IDや
電話番号などの「発番号」、発信者氏名や定型伝言番号
などの「発サブアドレス(付加データ1)」、着信者I
Dや電話番号などの「着番号」、自由分伝言や単文メッ
セージなどの「着サブアドレス(付加データ2)」で構
成される。このメッセージを受けることにより、着信時
に発信者からの情報を取得することができる。
【0044】(1−E−1)移動体電話端末から接続端
末を介して携帯端末へ送信するメッセージ信号(図9) 移動体電話端末3から接続端末4を介して携帯端末5へ
のメッセージ信号(着呼通信号)は、図9に示すよう
に、同期ビットe、同期ワードf、通知先IDg、通知
元IDh、制御信号/または/情報データi、誤り検査
符号jで構成される。制御信号/情報データiは、送信
信号の種別に応じて異なり、「通知番号」、「メッセー
ジ種別」、「付加制御情報/付加データ」等から構成さ
れる。
【0045】(1)発信者情報を付加した着呼通知信号
の場合には、「通知番号」、「着呼通知信号」、「付加
データ(発信者情報、など)」で構成される。また、
(1a)発信者情報や用件種別、伝言を付加する場合に
は、(1)における「付加データ(発信者情報、な
ど)」が、「発信者番号」、「発信者氏名」、「種
別」、「定型伝言」で構成され、(1b)自由文メッセ
ージを付加する場合には、(1a)の「定型伝言」に代
えて「自由文伝言」が送信される。
【0046】(2)通信状態や設定情報の通知の場合に
は、「通知番号」、「通信状況通知番号」、電波状況、
圏外、待受け受信中など、電話端末による通信の状態や
設定情報を示す「通信状態/設定情報などの付加デー
タ」で構成される。
【0047】(3)電話端末の状態や設定情報の通知の
場合には、「通知番号」、「端末状況通知番号」、電源
On/Off、電池残量など、電話端末の状態や設定情
報を示す「電話端末の状態/設定情報などの付加デー
タ」で構成される。
【0048】(4)付加機能通知1(電子メール着信)
の場合には、「通知番号」、「メール着信通知番号」、
「発信者アドレス」、「発信者氏名」、「発着信日時」
「件数」、「表題など」で構成される。
【0049】(5)付加機能通知2(留守録着信)の場
合には、「通知番号」、「留守録通知番号」、「発信者
番号」、「発信者氏名」、「発着信日時」「件数」で構
成される。
【0050】(6)付加機能通知3(メール内容やデー
タ系通信情報の転送)の場合には、「通知番号」、「情
報通知番号」、電子メールや転送情報の符号データなど
の「付加データ」で構成される。
【0051】(1−F)動作 次に以上の構成にかかる本実施形態の動作について説明
する。
【0052】(1−F−1)基地局と移動体電話端末間
の通信動作 基地局2(公衆網1)と移動体電話端末3とは、図10
に示す通信動作図に従って動作する。すなわち、当該移
動体電話端末3への着呼要求があると、基地局2から当
該ユーザの移動体電話端末3へ「着呼メッセージ」を送
信する(ステップSA1)。すると、移動体電話端末3
は、この「着呼メッセージ」を受信して、基地局2にリ
ンクチャンネルの確立を要求し(ステップSA2)、基
地局2はリンクチャンネル割り当てて(ステップSA
3)、その後両者間で同期バースト信号などを送受信す
る。これによりチャンネルが確立されたならば、移動体
電話端末3は着呼応答メッセージを送信し(ステップS
A4)、この着呼応答メッセージを受信した基地局2は
呼設定メッセージを送信する(ステップSA5)。
【0053】この呼設定メッセージを受信した移動体電
話端末3は、予備設定受付メッセージによってこれに応
答するとともに(ステップSA6)、通知情報受信指示
がある場合には、「定義情報要求メッセージ」により、
通知情報を要求し(ステップSA7)、この情報要求を
受けた基地局2は、「定義情報応答メッセージ」で通知
情報を通知する(ステップSA8)。また、移動体電話
端末3は、機能要求指示がある場合には、「機能要求メ
ッセージ」を要求し(ステップSA9)、これを受けて
基地局2は「機能要求メッセージ」で通知する(ステッ
プSA10)。これに応答して、移動体電話端末3は、
例えばメッセージの暗号化に用いられる秘匿鍵を設定す
る場合には、この秘匿鍵を示す秘匿設定情報を送信する
(ステップSA11)。
【0054】また、基地局2からは「認証要求メッセー
ジ」を送信して、認証乱数などを通知し(ステップSA
12)、この認証要求を受けた移動体電話端末3は認証
乱数を自身の認証鍵を用いて暗号化した認証演算結果
を、「認証応答メッセージ」により通知する(ステップ
SA13)。すると、基地局2を介してこれを受けた公
衆網1は、認証結果がNGならば、呼び解放手順を開始
し、認証OKならば呼接続を継続する。
【0055】また、サウンダ28を動作させるリンガー
鳴動を行ったならば、「呼出メッセージ」を送出し(ス
テップSA14)、この「呼出メッセージ」を送出した
後オンフックすると、「応答メッセージ」を送出して、
着呼の受付を通知する(ステップSA15)。この応答
通知を受信した基地局2側からは、「応答確認メッセー
ジ」を送信し(ステップSA16)、これにより通信中
の状態が形成される(ステップSA17)。そして、通
信終了に伴い基地局2側から無線チャンネル切断信号が
送信されると(ステップSA18)、移動体電話端末3
はこれに応じて無線チャンネル切断処理を行った後、無
線チャンネル切断完了を通知し(ステップSA19)、
通信を終了して待機状態に移行する。
【0056】(1−F−2)移動体電話端末と接続端末
の関連動作 このようにして、基地局2と通信を行っている状態にお
いて、移動体電話端末3は、図8に示したメッセージ信
号を受信し、着信情報/通知情報メモリ34に発信者I
D、発信者情報、メッセージ等を記憶するとともに、通
信中の通信状況データ、当該移動体電話端末3の状況デ
ータ等も記憶する。そして、この着信情報/通知情報メ
モリ34に記憶したデータに基づき、図9に示した
(1)着呼通知信号、(2)通信状態や設定情報の通
知、(3)電話端末状態や設定情報の通知、(4)付加
機能通知1、(5)付加機能通知2、(5)付加機能通
知3の各信号を生成し、接続端末4に出力する。する
と、接続端末4は、入力されたデータを対応する通知情
報送信データメモリ43、通知/送信用IDメモリ4
5、通知用送受信の設定データメモリ46に記憶した
後、予め設定した通知元識別用ID若しくは通知用ID
等の送信ID符号とともに通知信号データを符号化回路
48で符号化し無線用に変調して、送信部49、アンテ
ナ50を介して無線送信する。このとき、送信用符号に
は、同期信号や誤り検出又は誤り訂正用符号等を付加し
てもよい。また、着呼通知信号の付加データは、移動体
電話端末3で受信した制御信号から復号した発信者ID
や氏名等の発信者情報、例えば呼設定メッセージの発/
着アドレスや発/着サブアドレスに含まれた発信者情報
等の付加データにより生成する。無論、「発信者番号通
知サービス」等の公衆網1側の通信前情報通知サービス
で基地局より通知された情報を基に生成してもよい。
【0057】(1−F−3)携帯端末の動作 携帯端末4は、通常時には分周/時計部66で生成され
た時刻情報や、付加機能、受信データ蓄積メモリ68の
通知送受信の設定データエリア68に記憶されているデ
ータ等を表示部71に表示している。そして、接続端末
4からの無線通知信号を受信部56で受信し、復調部5
7で復調すると、受信データ復号部59で通知信号を復
号して、通知元ID符号を受信ID処理部60で抽出
し、内蔵IDメモリ61に設定されている通知元ID符
号とID照合部62にて照合する。両IDが一致した場
合には、報知部54を動作させて振動により着信呼出を
報知するとともに、受信データ蓄積メモリ68の対応す
るエリア68a〜68eに記憶する。すると、表示選択
回路70は、制御回路67からの指示に従って、受信デ
ータ蓄積メモリ68のエリア68a〜68fのデータを
自動的に、あるいは操作部53の操作に応じて、選択的
に表示部71に表示する。したがって、この通信形態の
場合には、鞄等に入れてある大型の移動体電話端末3取
り出す煩雑な動作を伴うことなく、図6(A)(B)に
示すように発信者情報、発信者氏名とその定型伝言、発
信者氏名とその自由文伝言、通信の状態や設定情報を確
認することができる。
【0058】(2)第2の実施の形態 (2−A)システム構成 図11は、本発明の第2の実施の形態にかかるシステム
の全体構成を示すものである。このシステムは、第1の
実施の形態と同様に、公衆網1に接続され複数箇所に配
置された基地局2、移動体電話端末3、接続端末4、携
帯端末5、5とで構成されている。しかし、本実施の形
態における接続端末4と携帯端末5とは第1の実施の形
態とは異り、接続端末4は、移動体電話端末3からの着
呼呼出信号を受け、着呼通知信号等を無線送信するのみ
ならず、携帯端末5からの応答や移動体電話端末3に対
する制御信号等を受信し、移動体電話端末3に送出す
る。また、携帯端末5は、着呼通知信号等を受信し報知
とメッセージ表示とを行うのみならず、応答や移動体電
話端末3に対する制御信号等を接続端末5に無線送信す
るものである。そして、図12の使用例に示すように、
移動体電話端末3に接続端末4を接続して、ユーザーU
の鞄7内に入れておく一方、腕時計型の携帯端末5はユ
ーザーUの腕に装着しておく。これにより、同図(A)
に示すように、呼出報知とメッセージ表示とが可能とな
るのみならず、同図(B)に示すように、接続端末5で
の操作により、電話にでないで(移動体電話端末3を使
用せずに)、留守録操作や返信操作をリモコン操作によ
り行うことを可能にするものである。
【0059】(2−B)移動体電話端末の構成 移動体電話端末3の外観構成は、図3(A)(B)
(C)に示した第1の実施の形態と同様である。
【0060】図13の上部は、本実施の形態における移
動体電話端末3の回路の構成を示すブロックである。こ
のブロックにおいて、アンテナ9、送受信部14、通信
制御部18、音声処理部23、呼出音停止スイッチ2
7、サウンダ28、スピーカ10、マイク29、操作部
12、表示部11、制御部30、端末IDメモリ33、
RAM32、ROM31、データ通信用入出力回路3
5、通信用データ入出力接続部13を無線電話部に有す
る構成は、図4上部に示した第1の実施の形態と同様で
ある。しかし、この第2の実施の形態における移動体電
話端末3には、さらに送信付加情報&データメモリ7
3、受信付加情報&データメモリ74、付加機能1(留
守録音)ブロック75、付加機能2(電話番号簿)ブロ
ック76、付加機能3(データ系通信)ブロック77が
設けられている。
【0061】送信付加情報&データメモリ73は、携帯
端末5に送信するためのデータを記憶するものであり、
着信呼出/発信者情報(発信者の氏名等)、着信呼出/
メッセージ(発信者からの用件等のメッセージ)、通信
状態データ(当該移動体電話端末3の通信状態を示すデ
ータ)、端末状態データ(当該移動体電話端末3自体の
状態を示すデータ)、付加機能状態データ(付加機能1
〜3の状態を示すデータ)、送受信制御情報(移動体電
話端末3と接続端末4とで送受信を行うための制御情
報)が格納される。受信付加情報&データメモリ74
は、接続端末4から送信されて受信した受信データを記
憶するものであり、携帯端末状態データ(携帯端末5の
状態を示すデータ)、通信信制御情報(接続端末4と携
帯端末5とで送受信を行うための制御情報)、端末制御
情報(携帯端末5から送信された当該移動体電話端末3
を制御するための制御コマンド等)、付加制御情報(携
帯端末5から送信される付加機能1〜3ブロック75〜
77を制御するための制御コマンド等)、送受信制御情
報(携帯端末5から送信される応答信号等)、が格納さ
れる。
【0062】また、付加機能1ブロック75は留守録を
行うブロックであり、付加機能2ブロック76は氏名等
に対応して電話番号が記憶され氏名等から電話番号を検
索するブロックである。付加機能3ブロック77は、接
続端末4を介した携帯端末5とのデータ系通信に関する
処理を行うブロックである。
【0063】(2−C)接続端末の構成 接続端末4の外観構成は、図5(A)(B)(C)に示
した第1の実施の形態と同様である。
【0064】図13の下部は、本実施の形態における接
続端末4の回路の構成を示すブロックである。このブロ
ックに示すように、移動体電話端末3の通信用データ入
出力接続部13に、データ入出力コネクタ37が着脱自
在に接続される。このデータ入出力コネクタ37には、
データ入出力制御回路78を介して無線送受信制御部7
9が接続されている。この無線送受信制御部79は、携
帯端末5との携帯端末5とのデータの送受信等を制御す
るものであって、設定操作部80の操作により設定され
た送信用IDと受信用IDとを各々内蔵ID(送信用I
D)メモリ81と、内蔵ID(送信用ID)メモリ82
とに格納する。
【0065】また、送信側においては、移動体電話端末
3からの送信コマンドと送信制御情報、及び送信付加デ
ータが各々送信コマンド/付加制御情報部83と送信付
加データ部84とで検出されて、送信用IDとともに送
信データ符号化部85で符号化され、変復調部86で変
調されて、送受信部87を介してアンテナ4より送信さ
れる。また、受信側においては、アンテナ4で受信され
た携帯端末5からの受信IDを伴う送信信号が、送受信
部87を介して変復調部86で復調された後、受信デー
タ復号部88で復号される。
【0066】この受信データ復号部88で復号された受
信データを構成する受信コマンドと付加制御情報、受信
付加データ、後述する送信用IDは、各々受信コマンド
/付加制御情報部89、受信付加データ部90、受信I
D処理部91で検出される。そして、受信ID処理部9
1で検出された送信用IDは、ID照合部62で内蔵I
D82に記憶されている受信用IDと照合される。この
照合の結果、両IDが一致する場合には、無線送受信制
御部79が送信コマンド/付加制御情報部89からの送
信コマンドと付加制御情報、及び受信付加データ部90
からの受信付加データとをデータ入出力制御回路78及
びデータ入出力コネクタ37を介して、移動体電話端末
3側に送信するように構成されている。
【0067】(2−D)携帯端末の構成 携帯端末5の外観構成は、図6(A)(B)に示した第
1の実施の形態と同様である。
【0068】図14は、携帯端末5の回路の構成を示す
ブロックでり、アンテナ55、報知部54、表示部7
1、操作部53、その他データメモリ69、発振器6
5、分周/時計部66等を有している構成は、前述した
図7に示す第1の実施の形態と同様である。そして、ア
ンテナ55は送受信部93に接続されており、受信側に
おいては、送受信部93で受信された送信用IDを伴う
信号は変復調部94で復調されて、受信データ復号部9
5で復号される。この受信データ復号部95で復号され
た受信データを構成する受信コマンドと付加制御情報、
受信付加データ、送信用IDは、各々受信コマンド/付
加制御情報部96、受信付加データ部97、受信ID処
理部98で検出される。そして、受信ID処理部98で
検出された送信用IDは、ID照合部99で内蔵ID1
00に記憶されている受信用IDと照合される。この照
合の結果、両IDが一致する場合には、制御部101が
送信コマンド/付加制御情報部96からの送信コマンド
と付加制御情報、及び受信付加データ部97からの受信
付加データとを受信情報メモリ102に記憶させ、この
受信情報メモリ102に記憶された制御情報とデータと
が表示部71に表示される。
【0069】また、移動体電話端末3に対する制御情報
や操作部53の操作により入力されたデータは、送信情
報メモリ103に記憶される。そして、送信側において
は、この送信情報メモリ103に記憶された送信コマン
ドと送信制御情報、及び送信付加データが各々送信コマ
ンド/付加制御情報部104と送信付加データ部105
とで検出されて、内蔵ID(送信用)メモリ106に格
納されている送信用IDとともに送信データ符号化部1
07で符号化され、変復調部94で変調されて、送受信
部93を介してアンテナ55より送信されるように構成
されている。
【0070】(2−E)メッセージ信号フォーマット (2−E−1)接続端末を介しての移動体電話端末から
携帯端末への送信信号フォーマット(図15) 移動体電話端末3から接続端末4を介しての携帯端末5
への送信信号は、図15に示すように、同期ビットe、
同期ワードf、通知先IDg、通知元IDh、制御信号
(コマンド等)k、情報データ(付加データ/付加制御
情報)m、及び誤り検査符号jで構成される。情報信号
kの信号内容と情報データmは、送信信号の種別に応じ
て異なり、移動体電話端末3からの着呼(Call)や通知
(Notice,Inform)に対して、携帯端末5からの確認(C
onfirm)等の応答信号(Response)等を要求する場合
は、(1)に示すように、制御信号kは要求信号であ
り、情報データmは要求信号に対応する付加制御情報で
ある。携帯端末5からの応答に対しての確認を送信する
場合は、(2)に示すように、制御信号kは応答確認信
号であり、情報データmは応答確認信号に対応する付加
制御情報である。
【0071】送信する情報が着信したメッセージである
場合には、(3)に示すように、制御信号kは着信通知
信号であり、情報データmは発信者番号、発信者氏名、
メッセージの種別、及びメッセージである。送信する情
報が付加情報データである場合には、(4)に示すよう
に、制御信号kは情報通知信号であり、情報データmは
当該付加情報データである。送信する情報が基地局2と
の通信状況である場合には、(5)に示すように、制御
信号kは通信状況通知信号であり、情報データmは通信
の状態あるいはこれに関連する移動体電話端末3の設定
情報である。送信する情報が当該移動体電話端末3の状
況である場合には、(6)に示すように、制御信号kは
これを示す端末状況通知信号であり、情報データmは電
話端末(移動体電話端末3)の状態(電池残量等)や設
定情報(設定されているモード等)である。
【0072】(2−E−2)携帯端末から接続端末への
送信信号フォーマット(図16) 携帯端末5から接続端末4への送信信号は図16に示す
ように、同様に同期ビットe、同期ワードf、通知先I
Dg、通知元IDh、制御信号(コマンド等)k、情報
データ(付加データ/付加制御情報)m、及び誤り検査
符号jで構成される。情報信号kの信号内容と情報デー
タmも、同様に送信信号の種別に応じて異なり、移動体
電話端末3の通信機能やその他の機能(状態情報や設定
情報、履歴情報、通信データ、メモリー内容)の情報の
送信要求や質問(Information,Request,Question)であ
る場合は、(1)に示すように、制御信号kは要求信号
であり、情報データmは要求信号に対応する付加制御情
報である。移動体電話端末4からの応答に対しての確認
を送信する場合は、(2)に示すように、制御信号kは
応答確認信号であり、情報データmは応答確認信号に対
応する付加制御情報である。
【0073】携帯端末5でキー操作を行い移動体電話端
末3を介してメッセージを送信する場合は、(3)に示
すように、制御信号kは着信通知信号であり、情報デー
タmは発信者番号、発信者氏名、メッセージの種別、及
びメッセージである。送信する情報が付加情報データで
ある場合には、(4)に示すように、制御信号kは情報
通知信号であり、情報データmは当該付加情報データで
ある。送信する情報が移動体電話端末3の通信状態を制
御するための情報(オフフック、留守録の操作、応答メ
ッセージの選択、返信の発信、リダイヤル発信、呼接続
やチャンネルの解放、回線の切断等)である場合には、
(5)に示すように、制御信号kは通信制御信号であ
り、情報データmは通信制御用の付加制御情報である。
送信する情報が当該移動体電話端末3の機能の設定や処
理の指示(応答メッセージの設定、留守録や電話番号の
設定)である場合には、(6)に示すように、制御信号
kはこれを示す端末制御信号であり、情報データmは電
話端末(移動体電話端末3)制御用の付加制御情報であ
る。
【0074】(2−F)動作 次に以上の構成にかかる本実施形態の動作を図17〜図
19のフローチャートに基づいて説明する。
【0075】移動体電話端末1の制御部30は、電源の
オンに伴って図17に示すフローチャートに従って処理
を実行し、移動体電話端末3の状態(通信状態、端末の
設定状態、メモリの状態等)を検出し(ステップSB
1)、着信の有無を監視する(ステップSB2)。そし
て、基地局2から着信があったならば着信処理を実行し
て(ステップSB3)、着信時に受信した相手電話番号
及び発信者氏名、メッセージ等の着信情報を取り込む。
引き続き、着信通知メッセージ(着呼通知:通常通知
(図15(3))、留守録着信(図15(4)))を接
続端末4へ出力する着信通知処理を実行して(ステップ
SB4)、データ通信用入出力制御回路35より、前記
受信データ及び端末IDメモリ33に記憶されているI
Dを送信する。さらに、これら以外の着信処理に続くそ
の他の移動体電話端末3での処理を実行し(ステップS
B5)、例えば留守録モードが設定されている場合の応
答メッセージの再生等を行う。
【0076】なお、メッセージ信号に付加する発信者氏
名は、呼設定メッセージに付加されている発信者氏名を
使用しても良く、発信者番号から付加機能2(電話番号
簿)76を検索して発信者氏名を得てもよい。
【0077】一方、接続端末4の無線送受信制御部79
は、プログラムに基づき図18に示すフローチャートに
従って動作し、移動体電話端末3からの入力があったか
否かを判断して(ステップSC1)、あったならば該移
動体電話端末3からの入力を携帯端末5に無線送信する
(ステップSC2)。さらに、携帯端末5からの信号を
受信したか否かを判断して(ステップSC3)、あった
ならば受信信号を移動体電話端末3に出力する(ステッ
プSC4)。
【0078】他方、携帯端末5の制御部101は、プロ
グラムに基づき図19に示すフローチャートに従って動
作し、メッセージ信号を受信したかを判断して、メッセ
ージ信号を受信するとメッセージ信号を解析して該メッ
セージ信号の有効性を確認する(ステップSD1)。こ
のメッセージ信号の有効性の確認は、移動体電話端末3
側から接続端末4を介して送信されたIDを携帯端末5
側で照合することにより行う。なお、これに限らず、携
帯端末5が受信したメッセージ信号が、対応する移動体
電話端末3から送信されたものであることを確認するこ
とができれば、他のいかなる方法であってもよい。
【0079】そして、このメッセージ信号の有効性が確
認されたならば、受信メッセージ信号が着信通知メッセ
ージ信号であるかを判別し(ステップSD2)、着信通
知メッセージ信号であると着信通知メッセージ中の発信
者情報データ(送信者名・電話番号等)を表示部71に
表示させるとともに(ステップSD3)、報知部54の
バイブレータあるいは放音装置を起動して着信を報知す
る(ステップSD4)。引き続き、操作部53の所定の
キーが押下されたか否かを判別し(ステップSD5)、
押下されない場合には、規定時間が経過したか否かを判
別する(ステップSD6)。
【0080】これらの判別に基づき、所定のキーが押下
されるか規定時間が経過するまで、表示部71での表示
及び報知部54での報知を継続する。したがって、携帯
端末5等に所持しているユーザは、報知部54のバイブ
レータあるいは放音装置により着信を認識し携帯端末5
を取り出して表示部32を視認することにより、鞄等に
入れてある大型の移動体電話端末3取り出す煩雑な動作
を伴うことなく、送信者等を確認することができる。こ
こで、規定時間が経過すると、表示部71での受信デー
タの表示を停止させるとともに、報知部54でのバイブ
レータあるいは放音装置での報知を停止させる(ステッ
プSD8)。
【0081】また、ユーザが表示を確認し、所定のキー
操作(報知停止、返信)キーを操作すると、キー操作に
応じて処理をする(ステップSD7)。例えば、報知停
止キーの場合は、単に報知部54での報知を停止して、
応答確認信号(図16(2))を移動体電話端末3へ送
信する。また、ユーザがキーにより、メッセージの送信
操作、通信制御、移動体電話端末3の制御等を行うと、
これに対応する発信制御信号等(図16(3))、通信
制御信号等(同図(5))、端末制御信号等(同図
(6))を接続端末4に送信する。そして、報知部54
のバイブレータあるいは放音装置での報知を停止させる
(ステップSD8)。
【0082】移動体電話端末3において、図17のステ
ップSB6で制御4からの入力が携帯端末5からのメッ
セージ信号であることを判断すると、この受信したメッ
セージ信号が制御信号か応答信号かを判断し(ステップ
SB7)、制御信号であると、この制御信号に応じた処
理を実行する(ステップSB8)。例えば、携帯端末5
のステップSD7での返信操作により留守録切換要求が
送られてくると、移動体電話端末3を留守録モードにし
て応答音声信号を出力させ、相手伝言メッセージを付加
機能1(留守録音)75に録音する。また、返答メッセ
ージ送信要求及び付加データとして返答メッセージが送
られてくると、相手端末と電話回線を接続して付加デー
タとして送られてきた返答メッセージを送出して回線を
切断する。
【0083】そして、前記ステップSB8で制御信号に
応じた処理が終了しあるいは受け付けると応答メッセー
ジ(図15(2))を携帯端末5へ出力する(ステップ
SB9)。また、前記ステップSB7で、受信メッセー
ジ信号が応答メッセージであると、その応答メッセージ
を確認して処理を終了する。
【0084】また、移動体電話端末3において、前記ス
テップSB2で基地局2からの着信でないことを判断す
ると、携帯端末5からのメッセージ信号を受信したかを
判断し(ステップSB6)、メッセージ信号を受信して
ないと、端末状態通知タイミングかを判断する(ステッ
プSB10)。そして、端末状態通知タイミングである
と、ステップSB1で検出した端末の状態を通知メッセ
ージを信号(図15(3)〜(4))にして、要求信号
(図15(1))とともに接続端末4に出力する(ステ
ップSB11)。
【0085】接続端末4はこれを携帯端末5に送信し
(ステップSC2)は、携帯端末5はこのメッセージ信
号を受けると、前記ステップSD2で「NO」となり、
受信したメッセージ信号が状態通知信号であるかを判断
する(ステップSD9)。この受信メッセージ信号が状
態通知信号であると、このメッセージ信号中にある状態
情報(例えば、圏内圏外情報、受信レベル、電池残量、
留守モード)を表示部71に表示する(ステップSD1
0)。
【0086】携帯端末5から移動体電話端末3を操作し
たい場合、図19のステップSD14で、キー操作がさ
れたか判断し、所定のキー操作がされていると、そのキ
ー操作に応じてメッセージ信号及びデータを作成して
(ステップSD15)、この作成したメッセージ信号を
接続端末4へ送信する(ステップSD16)。例えば、
移動体電話端末3の設定状態を変更等を指示したり、留
守番電話機能の条件の変更、モードの設定、電話番号簿
の送信を指示する等がある。
【0087】一方、移動体電話端末3から携帯端末5を
操作したい場合、図17のステップSB12でキー操作
が行われたかを判断し、所定のキー操作がされると、そ
のキー操作に応じたメッセージ信号及びデータを作成し
(ステップSB13)、作成したメッセージ信号を携帯
端末5へ送信する(ステップSB14)。
【0088】携帯端末5は、この制御メッセージ信号を
受けると(ステップSD11)、制御メッセージ信号に
応じた処理を実行し(ステップSD12)、この処理を
終了するあるいは受け付けると応答確認信号(図16
(2))を接続端末4へ送信する(ステップSD1
3)。なお、ステップSD11で、受信したメッセージ
信号が移動体電話端末3からの応答信号確認信号(図1
5(2))であると、その旨を確認して処理を終了す
る。
【0089】(3)第2の実施の形態の変形例 図20は、本実施の形態において電子メールの送受信を
可能とする場合におけるシステムの全体構成を示すもの
である。このシステムは、前記実施の形態と同様に、公
衆網1に接続された複数箇所に配置された基地局2、最
寄りの基地局2と送受信を行う移動体電話端末3、及び
この移動体電話端末3に接続された接続端末4、この接
続端末4を介して移動体電話端末3と送受信を行う別体
の携帯端末5とで構成され、移動体電話端末3には、受
信箱3aと送信箱3bとが設けられている。また、ネッ
トワーク110はメールボックス112に接続されたメ
ール・サーバー111、データベース114に接続され
たDBサーバー113、WWWサーバー115、各クラ
イアント毎に設けられた複数のPCサーバー116を備
えている。そして、ユーザの移動体電話端末3は、基地
局2、公衆網1、接続装置117を介して当該ユーザの
PCサーバー116に接続される。なお、この実施形態
では、移動体電話端末3に電子メール機能を有するよう
にしたが、移動体電話端末3には通信機能のみで、別体
のPC携帯情報端末118を接続して電子メール機能を
実行するようにしてもよい。
【0090】以上の構成において、携帯端末5で所定の
キー操作を行うと、該携帯端末5から接続端末4に、図
16(4)の信号を送り、このとき「付加制御データ」
としてメール送受信操作情報を送る(図19ステップS
D14〜SD16)。すると、移動体電話端末3は、こ
のメール送受信操作情報に応答して、送信箱3b内の指
定されたメールを送信し(図17のステップSB7、S
B8)、この送信されたメールは、基地局2、公衆網
1、接続装置117等を介してネットワーク110に送
信され、メール・サーバー111あるいは送信相手の、
PCサーバー116に格納される。
【0091】また、メールの着信があった場合には、移
動体電話端末3の受信箱3aに着信メールが格納される
とともに、移動体電話端末3は携帯端末5に信号を送信
し(図17のステップSB9)、この信号に基づき報知
部54の報知動作、表示部71でのメール着信表示がな
される(図19のステップSD11〜SD13)。そし
て、これらにより受信メールの着信を知ったユーザが、
携帯端末5で所定のキー操作を行うことにより、該携帯
端末5は接続端末4に再び図16(4)の信号送り、こ
のとき「付加情報データ」として受信箱検索読み出し操
作情報を送る(図17のステップSD14〜SD1
6)。すると移動体電話端末3は、これに応答して受信
箱3aから受信データを読み出し、この読み出した受信
データを「付加情報データ」として、図9(4)の信号
を接続端末4送る(図17のステップSB7〜SB
9)。したがって、携帯端末5がこの受信データを受信
情報メモリ102に格納して、所定のキー操作に応じて
表示部71に表示させることにより(図19のステップ
SD11〜SD13)、任意の時点で携帯端末5にて受
信メールを視認することができる。
【0092】このように、携帯端末5から移動体電話端
末3の電子メール機能に指示を出すことにより、電子メ
ールの送受信及び受信電子メールの確認等をすることが
できる。
【0093】また、携帯端末5で所定のキー操作を行う
ことにより、該携帯端末5から接続端末4に、データベ
ースの検索操作情報を「付加制御情報」とする図16
(5)の信号を送ると(図19のステップSD14〜S
D16)、移動体電話端末3は、これに応答して(図1
7のステップSB7)基地局2、公衆網50等を介して
ネットワーク110に接続する。そして、データベース
114での検索結果を取り込むとともに(図17のステ
ップSB8)、図15(4)の信号を送る際に、このデ
ータベース検索結果(検索の可否)を「付加情報デー
タ」に含めて接続端末4を介して携帯端末5に通知する
(図17のステップSB9)。
【0094】この通知を受け取った携帯端末5はこれを
表示部71に表示し(図19のステップSD11〜1
3)、この表示を視認したユーザが携帯端末5で所定の
キー操作を行うことにより、該携帯端末5は接続端末4
に、「付加制御情報」をファイル転送受信操作情報とし
た図16(5)の信号を送る(図19のステップSD1
4〜SD16)。すると移動体電話端末3はこれに応答
して、取り込んだ検索データを「付加情報データ」とし
た図15(4)の信号を携帯端末5に転送する(図17
のステップSB7〜SB9)。したがって、携帯端末5
がこの受信データを受信情報メモリ103に格納して、
所定のキー操作に応じて表示部71に表示させることに
より(図19のステップSD11〜SD13)、任意の
時点でデータベースの検索結果を携帯端末5にて視認す
ることができる。
【0095】(4)第3の実施の形態 図21〜23は、本発明の第3の実施の形態を示すもの
であり、本発明をプラグインの「SIMカード」(Subs
criber Identification Module Card)に利用できるよ
うにしたものである。すなわち、欧州のGSM方式携帯
電話でも採用されている、SIMカード等の着脱式ID
機能付の端末は、従来の端末IDと1対1であった電話
番号の代わりに、加入者IDを端末IDとは独立に設け
て、ICカード(Smart Card)など電子モジュール(S
IMカード)に電子認証機能とともに格納したものであ
る。そして、端末と着脱式に接続して、他の携帯端末や
レンタル端末、又は公衆電話や共用電話、海外での他方
式の携帯電話を利用して電話をかける際にも、SIMカ
ードを装着や挿入すれば、同じ加入者IDに課金され、
自分の口座から料金支払いのできるサービスが提供され
ている。次世代のFPLMTS(Future Public Land M
obile Telecom System)などでのUPTサービス(Univ
ersal Personal Telecom.)でも、個人に付与される世
界唯一の個人電話番号PTN(Personal Telecom.Numbe
r)の利用やPTNでの着信が検討されている。そこ
で、この第3の実施の形態は接続端末4と携帯端末5と
を利用して、これら電話端末との個人ID(PTN)の
設定や認証用の制御信号の送受信を行うことができるよ
うにしたものである。
【0096】(4−A)移動体電話端末の構成 すなわち、図21の上部は、本実施の形態における移動
体電話端末3の回路の構成を示すブロックである。この
ブロックにおいて、〈無線電話部〉の構成は、図13に
示した〈無線電話部〉の端末IDメモリ33を除く他の
構成と同様であり、また、データ通信用入出力制御回路
35及び通信用データ入出力接続部13を有する構成も
同様である。しかし、この実施の形態においえる移動体
電話端末3には、送信情報&データメモリ120、受信
情報&データ121が設けられているとともに、SIM
モジュール122が着脱自在に設けられている。
【0097】送信情報&データメモリ120は、携帯端
末5に送信するためのデータを記憶するものであり、送
信コマンドとしての制御情報(個人ID要求、認証要
求)が格納されているとともに、着信通知情報及びその
他の送信データが格納される。受信情報&データメモリ
121は、接続端末4から送信されて受信した受信デー
タを記憶するものであり、送信コマンドとしての制御情
報(SIM設定要求、個人ID要求、個人ID応答、認
証応答)が格納されているとともに、受信した受信個人
ID(PTN)、受信認証データ、その他の受信データ
が格納される。また、SIMモジュール122には、当
該移動体電話端末3に固有の端末IDが記憶されている
のみならず、個人ID(PTN)、及び認証データが記
憶されている。
【0098】(4−B)接続端末及び携帯端末の構成 なお、図21の下部に示した接続端末37の構成は、図
13の下部に示した第2の実施の形態における接続端末
37の構成と同一である。また、図22に示すように、
携帯端末5は前述の図14に示した第2の実施の形態に
おける携帯端末5に、SIM設定情報(個人ID、認証
データ)メモリ123を加えて構成されている。
【0099】(4−C)動作 次に以上の構成にかかる本実施形態の動作について、図
23に示す基地局と移動体電話端末、接続端末及び携帯
端末間の通信動作説明図に従って説明する。すなわち、
携帯端末5の操作部53にてのキー操作により、SIM
設定要求を行うと、このSIM設定要求を付加制御情報
とする送信コマンドが送信用IDとともに送信されて、
接続端末4で受信されて移動体電話端末3に入力される
(ステップSE1)。すると、移動体電話端末3は、こ
れに応答してSIM情報要求を制御情報とする送信コマ
ンドを出力し、この送信コマンドが接続端末4から携帯
端末5に無線送信される(ステップSE2)。これを受
信した携帯端末5は、SIM情報メモリ123に記憶さ
れている個人IDをSIM情報応答とする送信付加デー
タを送信し(ステップSE3)、これにより接続端末4
から移動体電話端末3に個人IDが入力される(ステッ
プSE4)。
【0100】次に移動体電話端末3は、認証要求を付加
制御情報とする送信コマンドを送信し(ステップSE
4)、携帯端末5はこれに対する認証応答としてSIM
SETTEI情報メモリ123に記憶されている認証デ
ータを送信する(ステップSE5)。この認証データが
接続端末4により受信されて移動体電話端末3に入力さ
れて、SIMモジュール122に記憶されている認証デ
ータと比較され両者が一致すると、移動体電話端末3か
らSIM設定確認を出力し(ステップSE6)、SIM
設定が完了する。
【0101】すると、移動体電話端末3は、基地局2と
の交信を開始し、基地局2にSIMを送信するととも
に、位置登録を行って(ステップSE7)、他の端末等
との通信可能な状態が形成される。したがって、以降基
地局2から着呼要求があると(ステップSE8)、リン
クチャンネルを確立し(ステップSE9)、着呼応答を
送信する(ステップSE10)。引き続き、基地局2か
ら呼設定(着呼)が送信されると(ステップSE1
1)、呼設定受付を行って(ステップSE12)、接続
端末4を介して携帯端末5に着呼通知信号を送信する
(ステップSE13)。携帯端末5は、この着呼通知信
号を受信して、報知部54を動作させて着信通知を行う
とともに、着信情報を表示部71に表示させ、この表示
部71を視認することにより、鞄等に入れてある大型の
移動体電話端末3取り出す煩雑な動作を伴うことなく、
着信情報を確認することができる。
【0102】(5)第4の実施の形態 図24〜図28は、本発明の第4の実施の形態を示すも
のであり、出先から移動体電話端末と公衆網とを介し
て、オフィスやプロバイダのPCやサーバーにアクセス
して社内LANやインターネットに接続する場合の、通
信やネットワーク接続の設定、あるいは電子メールサー
バー等へのアクセスや認証に利用できるようにしたもの
である。すなわち、図24に示すように、基地局2は移
動体通信網1aを介して公衆網1に接続され、公衆網1
にはLAN130のリモートアクセス・サーバー13
1、ファイア・ウォールプロキシ・サーバー132が接
続されているとともに、プロバイダ133を介してイン
ターネット134に接続される。また、LAN130
は、メール・サーバー135、WWWサーバー136、
ホストPC200を有している。ホストPC200(又
はサーバー装置)は、図25に示すように、アプリ層
(クライアント又はサーバー)137、ネットワークO
S/API138、トランスポート層&ネットワーク層
(TCP/IP/UDPなど)139、データリンク層
&物理層(Ethemet,LANアダプタなど)140で構成
され、アプリ層137は、WWW(HTTP)ブロック
137a、ファイル転送(FTP)ブロック137b、
メール(SMTP,POP3)ブロック137cを有し
ている。
【0103】(5−A)移動体端末の構成 移動体電話端末3は、図26の上部に示すように、プリ
モ層(リモートクライアント)141、OS/API1
42、データメモリ143、ネットワーク・ドライバ
(TCP/IPなど)144、PPPドライバ、シリア
ルドライバ145、モデム制御部146、通知信号制御
部147、デジタル伝送制御部148、無線モデム部1
49、アンテナ9、及び通信用データ入出力接続部13
を有し、アプリ層141は、WWW(HTTP)ブロッ
ク141a,ファイル転送(FTP)ブロック141
b,メール(SMTP,POP3)ブロック141c,
電話アプリ、FAXブロック141dを備えている。
【0104】(5−B)接続端末の構成 接続端末4は、同図の下部に示すように、データ入出力
コネクタ37、制御部150、ID設定部151、送信
データ部152、受信データ部153、符号。復号部1
54、変調/復調部155、送信/受信部156、及び
アンテナ50を有している。
【0105】(5−C)携帯端末の構成 携帯端末5は、図27に示すように、送信データ部16
0、受信データ部161、符号/復号部162、変調/
復調部163、送信/受信部164、アンテナ55、I
D設定部165、制御部166、時計部167、発振部
168、データメモリ169、その他メモリ170、表
示部171、報知部172、操作部173が設けられて
いる。
【0106】(5−D)動作 したがって、かかる第4の実施の形態によれば、移動体
通信網1aと公衆網1とを介して各種リモートアクセス
サーバーなどにリモートアクセスする場合、アクセスポ
イントの電話番号やモデム種別の設定、ホスト名や登録
ID、パスワード/暗証の入力など、通信設定情報やI
Dや認証情報を携帯端末5での操作により送信すること
ができる。また、インターネット接続では、IPアドレ
スやゲートウェイのアドレス、サブネットマスク、電子
メールではSMTPサーバー名やPOPサーバー名、D
NSサーバーのアドレス、本人のアカウント、メールア
ドレス、メールBOXパスワードなどの設定も携帯端末
5で可能となる。さらに、WWW(HTTP)やファイ
ル転送(FTP)、パソコン通信(Telbet)など他のプ
ロトコルを使う他のアプリケーションでも同様に、接続
設定やアドレス、ID、暗証の設定に携帯端末5を利用
することができる。
【0107】(6)第4の実施の形態の変形例 なお、従来、単なる暗証番号だけでなく、よりセキュリ
ティを強化する方法として、例えば“SecurID”など
「ワンタイムパスワード・カード」(サーバーと同期し
てパスコードを刻々変更するタイムシンクロナス方式の
認証カード)を利用して、“ACE/Server”など「セキュ
リティ管理サーバー」や「認証サーバー」で管理される
ファイアウォールやリモートアクセスサーバーに接続す
る場合には、携帯電話端末や携帯型モバイル端末の他に
認証カードを携帯し、システム側からの認証作業のプロ
ンプトに応答して「ユーザーID」や「PIN番号(Pe
rsonal Identification Number、暗証)」及びパスワー
ドカードが生成表示した「パスコード」を入力すること
が行われている。
【0108】しかし、IDや暗証だけでなく、この「パ
スコード」などの電子認証機能を本実施の形態にかかる
携帯端末5に内蔵すれば、携帯端末5からIDやパスコ
ードを送信して、リモートアクセスサーバー接続時のユ
ーザー認証を自動的に実行することができる。この場
合、システムは図28に示すように構成され、基地局2
は移動体通信網1aを介して公衆網/INS/インター
ネットに接続され、LAN130には、コミュニケーシ
ョン・サーバー(ファイアーウォール又はリモートアク
セスサーバー)130aとセキュリティ管理サーバー1
30bとが備えられる。
【0109】(7)第5の実施の形態 図29〜32は、本発明の第5の実施の形態を示すもの
であり、移動体電話端末の着信報知やリモート制御だけ
でなく、PCやネットワークとの接続時の通信設定やユ
ーザー認証など複数用途での利用や、複数の移動体電話
端末との送受信を、一つの携帯端末で行うようにしたも
のである。すなわち、図29に示すように、一般加入電
話6に接続されている公衆網1には、異る移動体通信網
1Aと1Bとが接続されており、移動体通信網1A,1
Bは各々独自の基地局2A,2Bを有している。そし
て、移動体電話端末Aは基地局2Aと、移動体電話端末
Bは基地局2Bと各々送受信可能なものであって接続端
末4が装着され、携帯端末5は各移動体電話端末A,B
の接続端末4と送受信が可能である。
【0110】また、移動体電話端末A,Bの構成、及び
接続端末4の構成は前述の図20に示した第3の実施の
形態と同様であり、携帯端末5の構成は図30に示すよ
うに、前述の図21に示した第3の実施の形態における
接続端末5の受信情報メモリ101と送信情報メモリ1
03と代わって、端末A:送/受情報メモリ140と端
末B送/受信メモリ141とが設けられている。なお、
内蔵(受信用)ID100と内蔵ID(送信用)メモリ
106とには、移動体電話端末A及びB用の受信用ID
と送信用IDとが格納されている。
【0111】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、携帯端末5は図31に示すように間欠受信動作を行
い、接続端末4を介した移動体電話端末A,Bからの送
信信号Sを、同図に示す受信タイミングTで受信する。
そして、この受信タイミングTで送信信号のフレームの
先頭から受信したならば(P1)、IDを照合し(P
2)、IDが不一致である場合には受信を中止する(P
3)。また、送信信号のフレームの先頭から受信して
(P4)、IDを照合した際IDが一致すれば(P
5)、フレーム全部を受信して復号する(P6)。
【0112】また、図32の上部に示すマルチ受信方式
(a)送受信タイミングの同期制御の場合、#0〜#5
スロットに移動体電話端末A、Bの受信と送信とを振り
分けて、接続端末4を介して移動体電話端末A、Bと送
受信を行う。あるいは、同図の下部に示すマルチ受信方
式(b)送受信時間間隔の設定に示すように、移動体電
話端末Aに対してはtime=(A)msec.のタイ
ミングで送受信を行い、移動体電話端末Bに対してはt
ime=(B)msec.のタイミングで送受信を行う
(但し、A≠B)。このようにして、送受信を行うこと
により、一つ携帯端末5で複数の移動体電話端末A,B
と送受信を行うことが可能となる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信端末に接続された接続端末が別体の携帯端末に通信端
末の情報、すなわち発信者情報、端末状態情報、通信端
末の受信状態、電源状態、設定状態等を無線送信し、携
帯端末で接続端末から送信されてきた情報を表示するの
で、通信端末を取り出して情報を視認せずとも、通信端
末とは別体の携帯端末のみを用いて情報の視認が可能な
り、これにより利便性の向上を図ることができる。
【0114】また、携帯端末から接続端末を介して通信
端末に、情報すなわち通信端末が有する機能を制御する
ための機能制御情報、当該通信端末が有する通信動作を
制御するための通信制御情報、当該通信端末を外部接続
可能にするために必要な個人情報、当該通信端末をネッ
トワークに接続するに必要な認証動作を制御するための
認証制御情報等を送信し、通信端末はこの制御情報を受
け取って、対応する制御を実行するので、通信端末を鞄
等に入れていても鞄等から通信端末を取り出すこと無
く、携帯端末により通信端末を操作することが可能とな
る。
【0115】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すシステム構成
図である。
【図2】同実施の形態における使用状態を示す図であ
る。
【図3】同実施の形態における移動体電話端末の外観図
である。
【図4】同移動体電話端末と接続端末の回路構成を示す
ブロックである。
【図5】同実施の形態に接続端末の外観図であり、
(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は側面図であ
る。
【図6】同実施の形態における携帯端末の外観図であ
る。
【図7】同携帯端末の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図8】同実施形態において基地局から送られてくる着
信時の呼設定メッセージのフォーマット図である。
【図9】同実施形態おいて移動体電話端末から携帯端末
へ送られるメッセージ信号のフォーマット図である。
【図10】移動体電話端末と基地局間の送信動作説明図
である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示すシステム構
成図である。
【図12】同実施の形態における使用状態を示す図であ
る。
【図13】同移動体電話端末と接続端末の回路構成を示
すブロックである。
【図14】同実施の形態における携帯端末の回路構成を
示すブロック図である。
【図15】同実施の形態における接続端末から携帯端末
への送信信号フォーマット図である。
【図16】同実施の形態における携帯端末から接続端末
への送信信号フォーマット図である。
【図17】同実施形態における移動体電話端末の動作を
示すフローチャートである。
【図18】同実施形態における接続端末の動作を示すフ
ローチャートである。
【図19】同実施形態における携帯端末の動作を示すフ
ローチャートである。
【図20】第2の実施の形態において電子メールの送受
信を可能とする場合におけるシステムの構成図である。
【図21】本発明の第3の実施の形態における移動体電
話端末と接続端末の回路構成を示すブロックである。
【図22】同実施の形態における携帯端末の回路構成を
示すブロック図である。
【図23】同実施の形態の基地局、移動体電話端末、携
帯端末間の通信動作説明図である。
【図24】本発明の第4の実施の形態を示すシステム構
成図である。
【図25】同実施の形態におけるホストPCの構成を示
すブロック図である。
【図26】同実施の形態における移動体電話端末と接続
端末の回路構成を示すブロックである。
【図27】同実施の形態における携帯端末の回路構成を
示すブロック図である。
【図28】同実施の形態において、リモートアクセスサ
ーバー接続時のユーザー認証を自動的に実行する場合の
システム構成図である。
【図29】本発明の第5の実施の形態を示すシステム構
成図である。
【図30】同実施の形態における携帯端末の回路構成を
示すブロック図である。
【図31】同実施の形態における間欠受信動作を示すタ
イミングチャートである。
【図32】同実施の形態におけるマルチ受信方式の受信
動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 公衆網 2 基地局 3 移動体電話端末 4 接続端末 5 携帯端末 11 表示部 12 操作部 13 通信用データ入出力接続部 14 送受信部 18 通信制御部 35 データ通信用入出力制御回路 37 データ入力力コネクタ 42 入出力回路 43 通知情報送信データメモリ 47 無線送信制御部 49 送信部 51 リストバンド 52 時計本体ケース 68 受信データ蓄積メモリ 70 表示選択回路 74 表示部 134 インターネット 133 プロバイダ 135 メール・サーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109M 109T Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 FF03 FF22 FF25 HH23 HH26 5K036 AA07 BB01 DD48 JJ04 JJ05 JJ13 JJ15 JJ18 KK03 5K067 AA21 BB04 BB21 DD17 DD51 EE03 FF13 FF28 GG11 HH12 HH22

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信端末、該通信端末に着脱自在に接続
    される接続端末、該接続端末と無線により接続する該接
    続端末と別体の携帯端末を有する携帯端末システムの通
    信端末において、 当該通信端末の情報を取得する情報取得手段と、 この情報取得手段により取得した情報を前記接続端末に
    接続端子を介して出力する出力手段とを備えたことを特
    徴とする通信端末。
  2. 【請求項2】 前記情報は、着信時に通信回線を介して
    送られてくる発信者情報であることを特徴とする請求項
    1記載の通信端末。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記発信者情報を着信
    報知信号とともに送信することを特徴とする請求項2記
    載の通信端末。
  4. 【請求項4】 前記情報は、前記通信端末の端末状態情
    報であることを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  5. 【請求項5】 前記端末状態情報は、前記通信端末の受
    信状態、電源状態、設定状態の何れかであることを特徴
    とする請求項4記載の通信端末。
  6. 【請求項6】 前記接続端末から出力される前記携帯端
    末からの情報を入力させる入力手段と、この入力手段に
    より入力された前記情報に基づき制御を実行する制御手
    段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の通
    信端末。
  7. 【請求項7】 前記情報は、当該通信端末が有する機能
    を制御するための機能制御情報であり、前記制御手段
    は、この機能制御情報に従って設定処理を実行すること
    を特徴とする請求項6記載の通信端末。
  8. 【請求項8】 前記情報は、当該通信端末が有する通信
    動作を制御するための通信制御情報であり、前記制御手
    段は、この通信制御情報に従って通信処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項6記載の通信端末。
  9. 【請求項9】 前記情報は、当該通信端末を外部接続可
    能にするために必要な個人情報であり、前記制御手段
    は、この個人情報の送信処理を実行することを特徴とす
    る請求項6記載の通信端末。
  10. 【請求項10】 前記情報は、当該通信端末をネットワ
    ークに接続するに必要な認証動作を制御するための認証
    制御情報であり、前記制御手段は、この認証制御情報に
    従って認証処理を実行することを特徴とする請求項6記
    載の通信端末。
  11. 【請求項11】 通信端末、該通信端末に着脱自在に接
    続される接続端末、該接続端末と無線により接続する該
    接続端末と別体の携帯端末を有する携帯端末システムの
    接続端末において、 前記通信端末から接続端子を介して出力される当該通信
    端末の情報を取得する情報取得手段と、 この情報取得手段により取得した情報を前記携帯端末に
    無線送信する送信手段とを備えたことを特徴とする接続
    端末。
  12. 【請求項12】 前記携帯端末から無線送信される情報
    を受信する受信手段と、 この受信手段により受信された情報を前記通信端末に出
    力する出力手段と、をさらに備えることを特徴とする請
    求項11記載の接続端末。
  13. 【請求項13】 通信端末、該通信端末に着脱自在に接
    続される接続端末、該接続端末と無線により接続する該
    接続端末と別体の携帯端末を有する携帯端末システムの
    携帯端末において、 前記接続端末から無線送信される前記通信端末の情報を
    受信する情報受信手段と、 この情報受信手段により受信した情報を表示する表示手
    段とを備えたことを特徴とする携帯端末。
  14. 【請求項14】 前記情報は、前記通信端末が着信した
    とき取得した発信者情報であることを特徴とする請求項
    13記載の携帯端末。
  15. 【請求項15】 前記情報は、前記通信端末が着信した
    とき取得したメッセージ情報であることを特徴とする請
    求項13記載の携帯端末。
  16. 【請求項16】 前記通信端末に入力されるべき情報を
    生成する情報生成手段と、 この情報生成手段により生成された情報を前記接続端末
    に無線送信する送信手段とをさらに備えたことを特徴と
    する請求項13記載の携帯端末。
  17. 【請求項17】 前記情報は、当該通信端末が有する機
    能を制御するための機能制御情報であることを特徴とす
    る請求項16記載の携帯端末。
  18. 【請求項18】 前記情報は、当該通信端末が有する通
    信動作を制御するための通信制御情報であることを特徴
    とする請求項16記載の携帯端末。
  19. 【請求項19】 前記情報は、当該通信端末を外部接続
    可能にするために必要な個人情報である請求項17記載
    の携帯端末。
  20. 【請求項20】 前記情報は、当該通信端末をネットワ
    ークに接続するに必要な認証動作を制御するための認証
    制御情報であることを特徴とする請求項16記載の携帯
    端末。
  21. 【請求項21】 当該通信端末の情報を取得し、この取
    得した情報を接続端子を介して出力する通信端末と、 この通信端末に接続され、前記接続端子を介して出力さ
    れる情報を取得して無線送信する接続端末と、 この接続端末から無線送信される前記通信端末の情報を
    受信して表示手段に表示する携帯端末とからなることを
    特徴とする携帯端末システム。
  22. 【請求項22】 前記通信端末は、前記接続端末から出
    力される前記携帯端末からの情報を入力させる入力手段
    と、この入力手段により入力された前記情報に基づき制
    御を実行する制御手段とをさらに備え、 前記接続端末は、前記携帯端末から無線送信される情報
    を受信する受信手段と、この受信手段により受信された
    情報を前記通信端末に出力する出力手段とをさらに備
    え、 前記携帯端末は、前記通信端末に入力されるべき情報を
    生成する情報生成手段と、この情報生成手段により生成
    された情報を前記接続端末に無線送信する送信手段とを
    さらに備えることを特徴とする請求項21記載の携帯端
    末システム。
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