JPH10257140A - 通信システム、通信機器および親機 - Google Patents

通信システム、通信機器および親機

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JPH10257140A
JPH10257140A JP6272997A JP6272997A JPH10257140A JP H10257140 A JPH10257140 A JP H10257140A JP 6272997 A JP6272997 A JP 6272997A JP 6272997 A JP6272997 A JP 6272997A JP H10257140 A JPH10257140 A JP H10257140A
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JP6272997A
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Minoru Murakami
実 村上
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子機の内線番号を知らなくても、特定の子機
を呼び出すことができる通信システム、通信機器および
親機を提供する。 【解決手段】 発信側のPHS端末PSにおいて、子機
PS2を呼び出す場合、呼設定メッセージの着番号に親
機3の公衆番号をセットし、発サブアドレスに子機PS
2の公衆番号をセットし、該呼設定メッセージを公衆基
地局2に送信して発呼する。一方、親機3は、着信する
と、発サブアドレスにセットされている子機の公衆番号
に基づいて、特定の子機、すなわち子機PS2を呼び出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網を介して他
の通信機器と通話を行う通信機器であって、複数の子機
のうち、特定の子機を呼び出す通信システム、通信機器
および親機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のコードレス子機を備
え、該複数のコードレス子機からの発呼やこれらコード
レス子機への着信を制御する親機の機能を有する電話機
が知られている。従来の電話機では、通常、親機の電話
番号に呼び出したい子機を識別するための子機番号を付
加するか、一旦、回線を確立した上で、発信側が子機番
号に応じたトーンを送信することで、特定のコードレス
子機を呼び出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電話機では、特定の子機(すなわち特定の人)
を呼び出すには、該子機を特定するための子機番号を知
らなければ呼び出すことができないという問題があっ
た。また、子機番号を知っていたとしても、子機番号を
指定するという特別な操作を行わなければならず、操作
が煩雑になるという問題があった。
【0004】そこで本発明は、子機の内線番号を知らな
くても、特定の子機を呼び出すことができる通信システ
ムおよび通信機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による通信システムは、発信側の通信
機器から、複数の子機と親機とからなる通信機器のう
ち、親機を介して子機を呼び出す通信システムにおい
て、前記発信側の通信機器は、前記複数の子機のうち、
いずれかの子機を呼び出す場合、呼び出す子機の公衆番
号を付加して前記親機に発呼し、前記親機は、前記子機
の公衆番号に基づいて、前記複数の子機のうち特定の子
機を呼び出すことを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、前記親機は、
例えば請求項2記載のように、発信者からのメッセージ
を記憶する留守番機能を有し、前記発信側の通信機器に
よって前記複数の子機のうち特定の子機が呼び出された
場合、発信者からのメッセージを、呼び出された子機を
識別する識別情報を付加して記憶するようにしてもよ
い。
【0007】また、好ましい態様として、前記親機は、
例えば請求項3記載のように、少なくとも、自身に登録
された複数の子機毎に、子機の公衆番号および該子機に
対応する応答メッセージを記憶し、前記発信側の通信機
器によって前記複数の子機のうち特定の子機が呼び出さ
れた場合、該呼び出された子機に対応する応答メッセー
ジを前記発信側の通信機器に送信するようにしてもよ
い。
【0008】また、好ましい態様として、前記親機は、
例えば請求項4記載のように、前記記憶手段に記憶され
たメッセージに対する再生指示があると、該再生指示を
出した子機の識別情報が付加されたメッセージを再生す
るようにしてもよい。
【0009】また、上記目的達成のため、請求項5記載
の発明による通信機器は、通信網を介して他の通信機器
と通話を行う通信機器において、発信側の通信機器は、
少なくとも、複数の子機と親機とからなる通信機器に対
し、親機を介して特定の子機を呼び出す際、親機の公衆
番号と呼び出すべき子機の公衆番号を指定する指定手段
と、前記複数の子機のうち、いずれかの子機を呼び出す
場合、前記指定手段により指定された前記子機の公衆番
号を付加して、前記指定手段より指定された前記親機の
公衆番号に発呼する発呼手段とを具備することを特徴と
する。
【0010】また、好ましい態様として、前記通信機器
は、例えば請求項6記載のように、前記親機の公衆番号
と前記子機の公衆番号とを対応させ記憶する記憶手段を
有し、前記指定手段は、子機の公衆番号を指定すると、
該子機の公衆番号とこの公衆番号に対応する親機の公衆
番号とを前記記憶手段から指定するようにしてもよい。
【0011】また、上記目的達成のため、請求項7記載
の発明による親機は、通信網に接続され、自身に登録さ
れた複数の子機を有する親機において、少なくとも、自
身に登録された複数の子機毎に、子機の公衆番号および
該子機を識別する識別情報が登録された子機リストを具
備し、前記呼出手段は、発信側の通信機器から送信され
てくる子機の公衆番号に対応する前記子機リストに登録
された子機の識別情報に従って特定の子機を呼び出すこ
とを特徴とする。
【0012】また、好ましい態様として、前記親機は、
例えば請求項8記載のように、発信者からのメッセージ
を記憶する留守番機能を有し、前記メッセージが記憶さ
れる記憶手段と、前記発信側の通信機器によって前記複
数の子機のうち特定の子機が呼び出された場合、発信者
からのメッセージを、呼び出された子機を識別する識別
情報を付加して前記記憶手段に記憶する記憶制御手段と
を具備するようにしてもよい。
【0013】また、好ましい態様として、前記親機は、
例えば請求項9記載のように、少なくとも、自身に登録
された複数の子機毎に、子機の公衆番号および該子機に
対する応答メッセージが登録された応答メッセージリス
トと、前記発信側の通信機器によって前記複数の子機の
うち特定の子機が呼び出された場合、特定の子機に対す
る応答メッセージを発信側の通信機器に送信する応答メ
ッセージ送信手段とを具備するようにしてもよい。
【0014】また、好ましい態様として、前記親機は、
例えば請求項10記載のように、前記記憶手段に記憶さ
れたメッセージに対する再生指示があると、該再生指示
を出した子機の識別情報と、メッセージとともに記憶さ
れた子機の識別情報とが一致するメッセージのみを再生
する再生手段を具備するようにしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、I
SDN回線網に接続されているPHSの親機とPHS端
末に適用した一実施例として、図面を参照して説明す
る。 A.第1実施例の構成 A−1.通信システム 図1は本発明の第1実施例による通信システムの構成を
示すブロック図である。図において、1は、全国に張り
巡らされたISDN網(以下、通信回線網という)であ
る。次に、公衆基地局2は、通信回線網1に所定間隔で
設置され、それぞれ自身を中心とした半径数百メートル
のサービスエリア(電波到達可能範囲:通信圏)を有
し、該サービスエリア内に存在するPHS端末PSを無
線で通信回線網1に接続する中継局である。次に、親機
3は、通信回線網1に接続され、通常の電話機のよう
に、ハンドセット、ダイヤルキー、各種ファンクション
キー等を有し、外部の電話機との通信を可能にする。P
HS端末PS1,PS2,PS3は、PHS端末として
動作するとともに、親機3に登録され、該親機3の子機
として動作する。親機3は、無線により複数のPHS端
末PS1,PS2,PS3(以下、子機という)との間
で交信し、外部からの電話を特定の子機に接続する一
方、子機PS1〜PS3からの電話を通信回線網1に接
続し、外部の電話機(端末)に発信する。親機3は、着
信時において、電話をかけてきた発信側を認識するとと
もに、発信側が指定する特定の子機を呼び出し、通信回
線網1に接続する。
【0016】子機PS1〜PS3、またはPHS端末P
Sは、利用者に携帯され、バッテリにより駆動される端
末であって、液晶表示部やダイヤルキー等、通常の電話
機と同様の機能を備え、無線によって、親機3または公
衆基地局2と交信することにより、通信回線網1に接続
される。言い換えると、子機PS1〜PS3は、親機2
の通信圏内にいる場合には、親機3と無線交信すること
で通信回線網1に接続され、他の電話機5と通信する一
方、親機2の通信圏外にいる場合には、近傍に設置され
ている公衆基地局2と無線交信することで通信回線網1
に接続され、他の電話機5あるいは親機3と通信するよ
うになっている。なお、本実施例では、PHS端末PS
を発信側とし、親機3および子機PS1〜PS3を着信
側とする。
【0017】図示において、親機3には、公衆電話番号
として、「03−3333−1111」が割り当てられ
ており、その子機PS1〜PS3には、各々、公衆電話
番号として、「050−333−1111」、「050
−333−2222」および「050−333−333
3」が割り当てられているものとする。発信側のPHS
端末PS(または電話機)は、発信時に、どの子機を呼
び出すかを、子機に割り当てられている公衆番号(電話
番号)で指定するようになっている。具体的には、発信
側のPHS端末PSにおいて、電話をかける相手(親
機)の公衆番号(電話番号)とともに、呼び出したい子
機の公衆番号(電話番号)を入力するか、所定のデータ
ベース(後述)から選択するようになっている。したが
って、親機3との間で設定された、子機毎に割り当てら
れている子機番号を知らなくても、公衆電話番号を知っ
ていれば、その子機を呼び出すことができるようになっ
ている。なお、子機の指定方法については後述する。
【0018】A−2.PHS親機の構成 次に、図2は本発明の第1実施例によるPHS親機の構
成を示すブロック図である。図において、10は送受信
部であり、受信部および送信部からなる周波数変換部
と、受信部および送信部からなるモデムとから構成され
ている。周波数変換部の受信部は、送信/受信を振り分
けるアンテナスイッチを介して入力される、アンテナA
NTで受信した、図示しない子機からの信号を、PLL
シンセサイザから出力される所定周波数の局部発振信号
と混合することにより、1.9GHz帯から1MHz帯
付近のIF(中間周波)信号に周波数変換する。また、
周波数変換部の送信部は、後述するモデムから供給され
るπ/4シフトQPSKの変調波をPLLシンセサイザ
から出力される所定周波数の局部発振信号と混合するこ
とにより、1.9GHz帯に周波数変換し、アンテナス
イッチを介してアンテナANTから輻射し、図示しない
子機に送信する。次に、上述したモデムの受信部は、周
波数変換部からのIF信号を復調し、IQデータに分離
してデータ列とし、通信制御部11へ送出する。また、
モデムの送信部では、通信制御部11から供給されるデ
ータからIQデータを作成して、π/4シフトQPSK
の変調をして、送受信部10の周波数変換部へ送出す
る。
【0019】次に、通信制御部11は、送信側および受
信側とで構成されており、フレーム同期およびスロット
のデータフォーマット処理を行う。上記受信側は、送受
信部10のモデムから供給される受信データから所定の
タイミングで1スロット分のデータを取り出し、このデ
ータの中からユニークワード(同期信号)を抽出してフ
レーム同期信号を生成し、かつ、制御データ部および音
声データ部のスクランブル等を解除した後、制御データ
を制御部16へ送出し、音声データを音声処理部12へ
送出する。また、上記送信側は、音声処理部12から供
給される音声データに制御データ等を付加するととも
に、スクランブル等を付与した後にユニークワード等を
付加して、1スロット分の送信データを作成し、所定タ
イミングでフレーム内の所定スロットに挿入して送受信
部10のモデムに送出する。
【0020】次に、上述した音声処理部12は、スピー
チコーディックおよびPCMコーディックで構成されて
いる。上記スピーチコーディックは、デジタルデータの
圧縮/伸張処理を行うものであり、受信側および送信側
とで構成されている。受信側は、通信制御部11から供
給されるADPCM音声信号(4ビット×8KHz=3
2Kbps)をPCM音声信号(8ビット×8KHz=
64Kbps)に復号化することにより伸張してPCM
コーディックに出力する。送信側は、PCMコーディッ
クから供給されるPCM音声信号をADPCM音声信号
に符号化することにより圧縮して通信制御部11へ送出
する。上述したPCMコーディックは、アナログ/デジ
タル変換処理を行うものであり、受信側は、スピーチコ
ーディックから供給されるPCM音声信号をD/A変換
によりアナログ音声信号へ変換し、スピーカ13から発
音させ、送信側はマイク14または後述するNCU15
から入力されたアナログ音声信号をA/D変換によりP
CM信号に変換し、スピーチコーディックに送出する。
【0021】また、NCU(ネットワークコントロール
ユニット)15は、電話回線に接続されており、電話回
線によって音声通信やデータ通信を行う際、回線網との
発呼・着呼処理、復旧・切断処理などの接続制御を行
う。次に、キー入力部16は、相手先の電話番号を入力
する数値キーや、オンフック/オフフックを行うスイッ
チ、音声出力を変えるボリュームスイッチ等から構成さ
れる。これらキーやスイッチの状態は制御部17に供給
される。次に、制御部17は、所定のプログラムに従っ
て装置全体を制御する。特に、本実施例では、NCU1
5が電話回線を介して着信すると、後述する呼設定メッ
セージの発・着サブアドレスに呼び出すべき子機の公衆
電話番号が付加されているか検知し、子機の公衆電話番
号が付加されている場合には、該公衆電話番号が割り当
てられている子機を呼び出すようになっている。また、
ROM18には、上記制御部17で実行されるプログラ
ムや、種々のパラメータ等が格納されている。
【0022】次に、RAM19は、上記制御部17の制
御に伴って生成されるデータが格納されたり、ワーキン
グエリアとして用いられるとともに、電話をかける相手
先の住所や、電話番号等のデータからなる住所録等の電
話帳が格納されている。さらに、本実施例では、RAM
19には、図3に示すように、「子機の公衆番号」に対
して、対応する子機を識別するための「子機番号」が登
録されており、親機3は、後述するように、発信側から
送信されてくる公衆番号に基づいて子機番号を取得し、
該子機番号に従って特定の子機を呼び出す。図示の例で
は、子機PS1の公衆番号が「050−333−111
1」であり、子機PS2の公衆番号が「050−333
−2222」、子機PS3の公衆番号が「050−33
3−3333」となっている。上述した情報は、上述し
たキー入力部16からいつでも登録できるようになって
いる。
【0023】次に、表示部20は、動作モードや、電話
番号、通話時間等の各種データ等を表示する液晶表示器
や、スイッチ等のオン/オフ等を示すLEDから構成さ
れており、上記制御部17の制御の下、各種データを表
示する。また、計時部21は、現在時刻を計時し、所定
のタイミングで制御部17に供給する。
【0024】A−3.呼設定メッセージ 次に、図4は、呼設定メッセージを説明するための概念
図である。呼設定メッセージは、発呼時、着信時等に、
発信側および着信側の端末(外部電話機、親機、子機)
間で送受信される情報である。該呼設定メッセージは、
少なくともプロトコル識別子、呼番号、メッセージ種
別、他の情報要素、発番号、発サブアドレス、着番号お
よび着サブアドレスから構成されている。本発明では、
発信側のPHS端末PSは、着番号に親機3の公衆番号
を入れるとともに、上記発サブアドレスあるいは着サブ
アドレス(以下、サブアドレスという)に、呼び出すべ
き子機の公衆番号を入れて発呼する。これに対して、着
信側の親機3では、上記サブアドレスに入れられている
子機の公衆番号を取り出し、前述した図3に示す情報を
参照し、対応する子機番号を取得し、その子機を呼び出
すようになっている。
【0025】A−4.発信側の電話番号情報 次に、図5は、発信側のPHS端末PSに記憶されてい
る電話番号情報の一例を示す概念図である。上述したよ
うに、発信側のPHS端末PSでは、親機の公衆番号と
ともに、呼び出す子機の公衆番号を呼設定メッセージに
入れて発呼する。言い換えると、発信側では、親機の公
衆番号と子機の公衆番号を指定することで、特定の子機
を呼び出す。このとき、親機の公衆番号および子機の公
衆番号は、ダイヤルキーにより入力するようにしてもよ
いが、本実施例では、操作を簡単にするために、予め登
録しておいた電話番号情報(または電話帳)から選択す
るようにしている。すなわち、発信側には、図5に示す
ように、親機の公衆番号に対して、その親機に登録され
ている子機の公衆番号が記憶されている。
【0026】図示の例では、公衆番号が「03−111
1−1111」の親機に対して、公衆番号が「050−
111−1111」の1台の子機、公衆番号が「03−
2222−1111」の親機に対して、公衆番号が「0
50−222−1111」および「050−222−2
222」の2台の子機、さらに、公衆番号が「03−3
333−1111」の親機に対して、公衆番号が「05
0−333−1111」、「050−333−222
2」および「050−333−3333」の3台の子機
が対応付けられて記憶されている。発信側の使用者は、
発信に際して、親機の公衆番号を選択した後、その親機
に対応付けられている子機の公衆番号を選択すればよ
い。公衆番号の選択に際しては、使用者によって親機の
公衆番号が入力、または選択された後、対応する子機の
公衆番号を表示部等に表示し、その中から選択させる。
なお、図示していないがそれぞれの番号に名前等をリン
クさせてもよい。
【0027】B.第1実施例の動作 次に、上述した第1実施例によるPHS端末PSおよび
親機3の動作(発着信動作)について説明する。なお、
以下の説明では、通話に伴う各部の動作については通常
の通話に関する動作と同様であるので説明を省略する。
【0028】ここで、図6は、本第1実施例による通信
システムでの発信側のPHS端末PSまたは他の電話機
の動作を説明するためのフローチャートであり、図7
は、着信側の親機3の動作を説明するためのフローチャ
ートである。また、図8は、同通信システムでの発着信
の動作を説明するための概念図である。まず、発信側の
PHS端末PSでは、ステップS10で、ダイヤルキー
または前述した電話番号情報を用いて、使用者が発信先
の電話番号を入力すると、ステップS12で、入力され
た電話番号が子機の公衆番号か、さらに、ステップS1
4で、親機を介しての発信かを判断する。
【0029】ここで、発信側の使用者が親機3の公衆番
号(例えば、「03−3333−1111」)と子機P
S2の公衆番号(例えば、「050−333−222
2」)を入力するか、電話番号情報から選択した場合に
は、ステップS16で、呼設定メッセージの着番号に親
機3の公衆番号「03−3333−1111」をセット
し、ステップS18で、呼設定メッセージの発サブアド
レスに子機PS2の公衆番号「050−333−222
2」をセットする。次に、ステップS22で、呼設定メ
ッセージを公衆基地局2に送信して発呼する。そして、
ステップS24で、発信先から応答があったか否かを判
断し、応答があると、ステップS26で、相手の子機P
S2との間で通話を行い、ステップS28で、どちらか
のオンフックにより回線を切断し、当該処理を終了す
る。
【0030】一方、発信先の電話番号が子機の公衆番号
(「050」で始まる電話番号)でない場合や、発信先
の電話番号が子機の公衆番号であっても、親機の公衆番
号が指定されない場合には、直接、子機PS1〜PS3
のいずれかを呼び出すか、親機3への発信であるので、
ステップS20に進み、呼設定メッセージの着番号に電
話番号をセットして発呼する。
【0031】これに対して、親機3は、ステップS30
で、着信したか否かを判断し、NCU15によって、電
話回線を介して着信すると、ステップS32で、発サブ
アドレスに子機の公衆番号があるか否かを判断する。そ
して、子機の公衆番号がある場合には、ステップS34
で、発サブアドレスにセットされている子機の公衆番
号、この場合、「050−333−2222」に基づい
て、図3に示す情報を検索し、公衆番号に対応する子機
番号「02:PS2」を取得する。次に、ステップS3
6で、取得した子機番号「02:PS2」で優先着信、
すなわち取得した子機番号「02」の子機PS2を呼び
出す。そして、ステップS38で、呼び出した子機PS
2からの応答があるか否かを判断し、応答があると、ス
テップS40で、応答した子機PS2をISDN網に接
続し、ステップS44で、無線により子機PS2と発信
側のPHS端末PSとの間で通話を行い、ステップS4
6で、どちらかのオンフックにより回線を切断し、当該
処理を終了する。
【0032】一方、発サブアドレスに子機の公衆番号が
セットされていなければ、親機3自身に対する着信であ
るので、ステップS42に進み、親機3のハンドセット
がオフフックされたか否かを判断し、オフフックされる
と、ステップS44以降に進み、親機3自身と発信側の
PHS端末PSとの間で通話を行い、ステップS46
で、どちらかのオンフックにより回線を切断し、当該処
理を終了する。
【0033】このように、本第1実施例の通信システム
によれば、親機を介しての発着信動作においても、子機
の公衆番号で呼び出せるようにしたので、子機の内線番
号(子機番号)を知らなくても、公衆番号を知っていれ
ば、特定の相手を容易な操作で呼び出せることができ
る。また、子機の公衆番号で呼び出すので、子機が親機
の圏外にいるときであっても、同様の操作で呼び出すこ
とができる。
【0034】C.第2実施例 次に、本発明の第2実施例について説明する。なお、通
信システム、親機および子機の基本構成は、図1および
図2に示す構成と同一であるので、説明を省略する。本
第2実施例では、前述した第1実施例と同様に、発信側
では、特定の子機を呼び出す際、呼設定メッセージの着
番号に、親機の公衆番号をセットするとともに、サブア
ドレス(発サブアドレスまたは着サブアドレス)に呼び
出す子機の公衆番号をセットして発信する。また、本第
2実施例による親機3は、相手からの着信に対して自動
応答し、所定の応答メッセージを送信した後、相手から
のメッセージを録音する留守番電話機能を有するものと
する。本第2実施例では、相手から呼び出された子機に
応じて、子機毎に設定された応答メッセージを相手に送
信するとともに、録音した相手のメッセージを呼び出さ
れた子機でのみ再生可能とするものである。
【0035】C−1.親機の子機情報&応答メッセージ
情報 図9は、本第2実施例による親機に記憶されている子機
情報&応答メッセージ情報を説明するための概念図であ
る。図において、親機3は、子機PS1〜PS3の公衆
番号に対応付けて、子機番号と応答メッセージとを記憶
している。図示の例では、「050−333−111
1」の公衆番号の子機PS1には、「ただいま留守で
す」という応答メッセージが記憶されている。同様に、
子機PS2には、「外出中です」、子機PS3には、
「ただいま手が離せません」という応答メッセージが記
憶されている。例えば、留守番電話設定時、子機PS1
に対して呼び出しがあると、「ただいま留守です」とい
う応答メッセージを相手に送信する。同様に、子機PS
2に対する呼び出しに対しては、「外出中です」という
応答メッセージを送信し、子機PS3に対する呼び出し
には、「ただいま手が離せません」という応答メッセー
ジを送信する。
【0036】C−2.録音情報 図10は、本第2実施例による親機に記憶される録音情
報(メッセージを含む)を説明するための概念図であ
る。図において、親機3は、相手のメッセージを録音す
るとき、相手を識別するための発信者番号(電話番
号)、呼び出された子機の子機番号、録音時刻、および
相手からのメッセージを記憶する。発信者番号は、呼設
定メッセージに付けられて送信されてくる発信者側の電
話番号である。但し、電話番号以外にも、発信者を識別
できる情報であれば、例えば名前等でもよい。また、親
機3は、再生時には、メッセージに付けられた子機番号
に対応する子機のみによる再生を可能としている。
【0037】D.第2実施例の動作 次に、本第2実施例による通信システムの動作について
説明する。ここで、図11は、本第2実施例による通信
システムの留守番電話に設定された親機の動作を説明す
るためのフローチャートであり、図12は、録音したメ
ッセージの再生時の親機3の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0038】D−1.留守番電話処理 まず、留守番電話に設定している場合の動作について説
明する。親機3は、ステップS50で、着信したか否か
を判断し、NUC15によって、電話回線1を介して着
信すると、ステップS52で、発サブアドレスに子機の
公衆番号があるか否かを判断する。そして、子機の公衆
番号がある場合には、ステップS54で、発サブアドレ
スにセットされている子機の公衆番号(例えば、「05
0−333−2222」)に基づいて、図6に示す情報
を検索し、公衆番号に対応する子機番号「02:PS
2」と、その応答メッセージ「外出中です」を取得す
る。次に、ステップS58で、回線を接続した後、ステ
ップS60で、取得した応答メッセージ「外出中です」
を再生する。そして、ステップS62で、相手からのメ
ッセージを、図10に示すように、発信者番号、子機番
号「02:PS2」、録音時刻を付けて録音する。そし
て、メッセージの録音終了後、ステップS64で、回線
を切断し、当該処理を終了する。
【0039】一方、呼設定メッセージの発サブアドレス
に子機の公衆番号がセットされていなければ、親機3自
身に対する着信であるので、ステップS56で、予め設
定されている通常の応答メッセージ(例えば、「ただい
ま留守にしてますので、メッセージを入れて下さい」
等)を再生した後、上述したステップS58以降に進
み、相手からのメッセージを録音した後、当該処理を終
了する。
【0040】D−2.再生処理 次に、使用者が親機3または子機PS1〜PS3の操作
により留守番電話を解除し、録音したメッセージを再生
する場合について説明する。まず、親機3は、ステップ
S70で、親機3自身または子機PS1〜PS3で再生
指示の操作が行われたか否かを判断する。そして、再生
指示の操作が行われると、ステップS72で、再生指示
を行った子機の子機番号を取得し、ステップS74で、
録音したメッセージに付けられた子機番号を取得する。
そして、ステップS76で、再生指示を行った子機の子
機番号とメッセージの子機番号が一致するか否かを判断
する。双方の子機番号が一致しなければ、再生せずに、
ステップS74に戻り、次のメッセージへ進む。
【0041】一方、双方の子機番号が一致すれば、ステ
ップS78に進み、発信者番号、録音時刻とともに、そ
のメッセージを再生する。メッセージの再生が終了する
と、ステップS80で、他のメッセージがあるか否かを
判断する。そして、まだメッセージがあればステップS
74に戻り、次のメッセージに進む。以下、ステップS
74〜S80を繰り返し実行することで、再生指示を行
った子機の子機番号に一致する子機番号のメッセージを
順次再生する。そして、再生すべきメッセージがなくな
ると、当該処理を終了する。
【0042】このように、本第2実施例によれば、留守
番電話機能を親機3に備えるようにしたので、各子機P
S1〜PS3に留守番電話機能を備えなくてもよい。ま
た、録音したメッセージと子機の子機番号と対応付けて
保持しているので、他の子機や親機からは内容を聞かれ
ることがなく、プライバシーが保護できる。
【0043】なお、上述した第2実施例では、留守番電
話に対する応答メッセージを相手に送信するようにした
が、これに限らず、例えば、「待ち合わせの場所に遅れ
そうです」、「明日の会議は延期です」等の伝言を送信
するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、発信側の
通信機器では、複数の子機のうち、いずれかの子機を呼
び出す場合、呼び出す子機の公衆番号を付加して親機に
発呼し、着信した親機では、前記子機の公衆番号に基づ
いて、前記複数の子機のうち特定の子機を呼び出すよう
にしたので、親機を介しての発着信動作においても、発
信者側に特別な操作を要求することなく、特定の子機を
呼び出すことができるので、子機の内線番号(子機番
号)を知らなくても、公衆番号を知っていれば、特定の
相手を容易な操作で呼び出せることができるという利点
が得られる。また、子機の公衆番号で呼び出すので、子
機が親機の圏外にいるときであっても、同様の操作で呼
び出すことができるという利点が得られる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、前記
親機に発信者からのメッセージを記憶する留守番機能を
設け、前記発信側の通信機器によって前記複数の子機の
うち特定の子機が呼び出された場合、発信者からのメッ
セージを、呼び出された子機を識別する識別情報を付加
して記憶するようにしたので、各子機に留守番電話機能
を備えなくてもよく、記憶したメッセージと子機とが対
応付けられているので、他の子機や親機からは内容を聞
かれることがなく、プライバシーが保護できるという利
点が得られる。
【0046】また、請求項3記載の発明によれば、前記
発信側の通信機器によって前記複数の子機のうち特定の
子機が呼び出された場合、前記親機によって、該呼び出
された子機に対する応答メッセージを前記発信側の通信
機器に送信するようにしたので、発信者に応じて、より
適切な応答メッセージを送信することができるという利
点が得られる。
【0047】また、請求項4記載の発明によれば、前記
記憶手段に記憶されたメッセージに対する再生指示があ
ると、該再生指示を出した子機の識別情報が付加された
メッセージのみを再生するようにしたので、他の子機や
親機からは内容を聞かれることがなく、プライバシーが
保護できるという利点が得られる。
【0048】また、請求項5記載の発明によれば、発信
側の通信機器では、少なくとも、複数の子機と親機とか
らなる通信機器に対し、親機を介して特定の子機を呼び
出す際、指定手段によって、親機の公衆番号と呼び出す
べき子機の公衆番号を指定した後、前記複数の子機のう
ち、いずれかの子機を呼び出す場合、発呼手段によっ
て、前記指定手段により指定された前記子機の公衆番号
を付加して、前記指定手段より指定された前記親機の公
衆番号に発呼し、親機に対して子機の公衆番号に対応す
る子機を呼び出すようにしたので、親機を介しての発着
信動作においても、発信者側に特別な操作を要求するこ
となく、特定の子機を呼び出すことができるので、子機
の内線番号(子機番号)を知らなくても、公衆番号を知
っていれば、特定の相手を容易な操作で呼び出せること
ができるという利点が得られる。また、子機の公衆番号
で呼び出すので、子機が親機の圏外にいるときであって
も、同様の操作で呼び出すことができるという利点が得
られる。
【0049】また、請求項6記載の発明によれば、親機
の公衆番号と子機の公衆番号とをリンクさせて記憶する
ことができるという利点が得られる。
【0050】また、請求項7記載の発明によれば、前記
親機に、少なくとも、自身に登録された複数の子機毎
に、子機の公衆番号および該子機を識別する識別情報が
登録された子機リストを具備させ、前記呼出手段によっ
て、発信側の通信機器から送信されてくる子機の公衆番
号に対応する前記子機リストに登録された子機の識別情
報に従って特定の子機を呼び出すようにしたので、親機
を介しての発着信動作においても、発信者側に特別な操
作を要求することなく、特定の子機を呼び出すことがで
きるので、子機の内線番号(子機番号)を知らなくて
も、公衆番号を知っていれば、特定の相手を容易な操作
で呼び出せることができるという利点が得られる。ま
た、子機の公衆番号で呼び出すので、子機が親機の圏外
にいるときであっても、同様の操作で呼び出すことがで
きるという利点が得られる。
【0051】また、請求項8記載の発明によれば、前記
親機に発信者からのメッセージを記憶する留守番機能を
設け、前記発信側の通信機器によって前記複数の子機の
うち特定の子機が呼び出された場合、記憶制御手段によ
って、発信者からのメッセージを、呼び出された子機を
識別する識別情報を付加して前記記憶手段に記憶するす
るようにしたので、各子機に留守番電話機能を備えなく
てもよく、記憶したメッセージと子機とが対応付けられ
ているので、他の子機や親機からは内容を聞かれること
がなく、プライバシーが保護できるという利点が得られ
る。
【0052】また、請求項9記載の発明によれば、前記
親機に、少なくとも、自身に登録された複数の子機毎
に、子機の公衆番号および該子機に対する応答メッセー
ジが登録された応答メッセージリストを設け、前記発信
側の通信機器によって前記複数の子機のうち特定の子機
が呼び出された場合、応答メッセージ送信手段によっ
て、特定の子機に対する応答メッセージを発信側の通信
機器に送信するようにしたので、発信者に応じて、より
適切な応答メッセージを送信することができるという利
点が得られる。
【0053】また、請求項10記載の発明によれば、前
記親機において、前記記憶手段に記憶されたメッセージ
に対する再生指示があると、再生手段によって、該再生
指示を出した子機の識別情報と、メッセージとともに記
憶された子機の識別情報とが一致するメッセージのみを
再生するようにしたので、他の子機や親機からは内容を
聞かれることがなく、プライバシーが保護できるという
利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による通信システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】第1実施例による親機の構成を示すブロック図
である。
【図3】第1実施例による親機に記憶されている子機情
報を説明するための概念図である。
【図4】呼設定メッセージを説明するための概念図であ
る。
【図5】発信側のPHS端末PSに記憶されている電話
番号情報の一例を示す概念図である。
【図6】本第1実施例による通信システムでの発信側の
PHS端末PSまたは他の電話機の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図7】着信側の親機3の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図8】同通信システムでの発着信の動作を説明するた
めの概念図である。
【図9】本発明の第2実施例による親機に記憶されてい
る子機情報&応答メッセージ情報を説明するための概念
図である。
【図10】本第2実施例による親機に記憶される録音情
報(メッセージを含む)を説明するための概念図であ
る。
【図11】本第2実施例による通信システムの留守番電
話に設定された親機の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図12】録音したメッセージの再生時の親機3の動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ISDN網 2 公衆基地局 3 親機 PS1〜PS3 子機(複数の子機) PS PHS端末(発信側の通信機器) ANT アンテナ 10 送受信部(呼出手段、応答メッセージ送信手段) 11 通信制御部(呼出手段、応答メッセージ送信手
段) 12 音声処理部(応答メッセージ送信手段) 13 スピーカ 14 マイク 15 NCU 16 キー入力部(指定手段) 17 制御部(指定手段、発呼手段、呼出手段、記憶制
御手段、応答メッセージ送信手段、再生手段) 18 ROM 19 RAM(記憶手段) 20 表示部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信側の通信機器から、複数の子機と親
    機とからなる通信機器のうち、親機を介して子機を呼び
    出す通信システムにおいて、 前記発信側の通信機器は、前記複数の子機のうち、いず
    れかの子機を呼び出す場合、呼び出す子機の公衆番号を
    付加して前記親機に発呼し、 前記親機は、前記子機の公衆番号に基づいて、前記複数
    の子機のうち特定の子機を呼び出すことを特徴とする通
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記親機は、発信者からのメッセージを
    記憶する留守番機能を有し、前記発信側の通信機器によ
    って前記複数の子機のうち特定の子機が呼び出された場
    合、発信者からのメッセージを、呼び出された子機を識
    別する識別情報を付加して記憶することを特徴とする請
    求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記親機は、少なくとも、自身に登録さ
    れた複数の子機毎に、子機の公衆番号および該子機に対
    応する応答メッセージを記憶し、前記発信側の通信機器
    によって前記複数の子機のうち特定の子機が呼び出され
    た場合、該呼び出された子機に対応する応答メッセージ
    を前記発信側の通信機器に送信することを特徴とする請
    求項2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記親機は、前記記憶手段に記憶された
    メッセージに対する再生指示があると、該再生指示を出
    した子機の識別情報が付加されたメッセージのみを再生
    することを特徴とする請求項3記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 通信網を介して他の通信機器と通話を行
    う通信機器において、 発信側の通信機器は、少なくとも、複数の子機と親機と
    からなる通信機器に対し、親機を介して特定の子機を呼
    び出す際、親機の公衆番号と呼び出すべき子機の公衆番
    号を指定する指定手段と、 前記複数の子機のうち、いずれかの子機を呼び出す場
    合、前記指定手段により指定された前記子機の公衆番号
    を付加して、前記指定手段より指定された前記親機の公
    衆番号に発呼する発呼手段とを具備することを特徴とす
    る通信機器。
  6. 【請求項6】 前記親機の公衆番号と前記子機の公衆番
    号とを対応させ記憶する記憶手段を有し、 前記指定手段は、子機の公衆番号を指定すると、該子機
    の公衆番号とこの公衆番号に対応する親機の公衆番号と
    を前記記憶手段から指定することを特徴とする請求項5
    記載の通信機器。
  7. 【請求項7】 通信網に接続され、自身に登録された複
    数の子機を有する親機において、 少なくとも、自身に登録された複数の子機毎に、子機の
    公衆番号および該子機を識別する識別情報が登録された
    子機リストを具備し、 前記呼出手段は、発信側の通信機器から送信されてくる
    子機の公衆番号に対応する前記子機リストに登録された
    子機の識別情報に従って特定の子機を呼び出すことを特
    徴とする親機。
  8. 【請求項8】 発信者からのメッセージを記憶する留守
    番機能を有し、 前記メッセージが記憶される記憶手段と、 前記発信側の通信機器によって前記複数の子機のうち特
    定の子機が呼び出された場合、発信者からのメッセージ
    を、呼び出された子機を識別する識別情報を付加して前
    記記憶手段に記憶する記憶制御手段とを具備することを
    特徴とする請求項7記載の親機。
  9. 【請求項9】 少なくとも、自身に登録された複数の子
    機毎に、子機の公衆番号および該子機に対する応答メッ
    セージが登録された応答メッセージリストと、 前記発信側の通信機器によって前記複数の子機のうち特
    定の子機が呼び出された場合、特定の子機に対する応答
    メッセージを発信側の通信機器に送信する応答メッセー
    ジ送信手段とを具備することを特徴とする請求項8記載
    の親機。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段に記憶されたメッセージ
    に対する再生指示があると、該再生指示を出した子機の
    識別情報と、メッセージとともに記憶された子機の識別
    情報とが一致するメッセージのみを再生する再生手段を
    具備することを特徴とする請求項8または9記載の親
    機。
JP6272997A 1996-08-19 1997-03-17 通信システム、通信機器および親機 Pending JPH10257140A (ja)

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JP6272997A JPH10257140A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 通信システム、通信機器および親機
EP97113972A EP0825751A3 (en) 1996-08-19 1997-08-13 Control of a telecommunication receiving terminal by a transmitting terminal before the receiver terminal goes off the hook
CN97116786A CN1175867A (zh) 1996-08-19 1997-08-19 一发信器终端摘机前由此发信器终端对接收器终端的控制

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775554B1 (en) 1999-04-15 2004-08-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Calling apparatus and calling method in a telephone
JP2016059076A (ja) * 2016-01-13 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 コードレス電話装置および着信鳴動制御方法

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