JP2000067917A - ポリマーリチウムイオン二次電池 - Google Patents

ポリマーリチウムイオン二次電池

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JP2000067917A
JP2000067917A JP10236833A JP23683398A JP2000067917A JP 2000067917 A JP2000067917 A JP 2000067917A JP 10236833 A JP10236833 A JP 10236833A JP 23683398 A JP23683398 A JP 23683398A JP 2000067917 A JP2000067917 A JP 2000067917A
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ion secondary
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Hiroshi Sugiyama
拓 杉山
Tetsuo Kawai
徹夫 川合
Hideki Nishihama
秀樹 西濱
Katsuhiro Higaki
勝弘 檜垣
Sadamu Kuze
定 久世
Akimichi Yokoyama
映理 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高容量で、かつ負荷特性や耐過充電特性が優
れたポリマーリチウムイオン二次電池を提供する。 【解決手段】 正極と負極との間にポリマー電解質層を
配置するポリマーリチウムイオン二次電池において、上
記ポリマー電解質層におけるポリマー電解質をゲル状ポ
リマー電解質にし、かつ該ゲル状ポリマー電解質層の厚
さを30〜80μmにする。上記ゲル状ポリマー電解質
層は、空孔率が50〜80%の支持体を内包することが
好ましく、また、三次元ネットワーク構造を有するアク
リル系ポリマーのマトリックス中に、溶媒および電解質
塩を含むものであることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリマーリチウム
イオン二次電池に関し、さらに詳しくは、特に携帯用機
器、電気自動車、ロードレベリングなどに使用するのに
適したポリマーリチウムイオン二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】シート状の電解質を用いることにより、
A4版、B5版などの大面積でしかも薄形の電池の作製
が可能になり、各種薄形製品への適用が可能になって、
電池の使用範囲が大きく広がっている。特にポリマー電
解質を用いた電池は、耐漏液性を含めた安全性、貯蔵性
が優れており、しかも、薄く、フレキシブルなため、機
器の形状に合わせた電池を設計できるという、今までの
電池にない特徴を持っている。
【0003】このポリマー電解質を用いた電池は、通
常、アルミニウムフィルムを芯材にしたラミネートフィ
ルムを外装体に用い、薄いシート状の電極とシート状の
ポリマー電解質層とを組み合わせて、薄形電池に仕上げ
られる。
【0004】しかしながら、一般にポリマー電池では、
上記のような電解質のポリマー化によって、液状の電解
質を用いるリチウムイオン電池に比べて電解質中のイオ
ンの移動が遅くなり、負荷特性の低下は否めない。特に
2Cを超えるような大電流での放電では、作動電圧や容
量の低下が著しく、サイクル特性の低下も大きくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液状の電解
質を用いるリチウムイオン電池では、過充電時に正極か
ら溶出したリチウムイオンが負極の炭素に電気化学的に
収納される能力以上になり、リチウムのデンドライトが
生じたり、あるいは、溶出するリチウムイオンがなくな
るために、正極活物質の分解反応などが生じることによ
って、急激な発熱反応が生じ、発熱・発火に至ることが
ある。従って、この過充電時の異常発生を抑制する必要
がある。
【0006】しかるに、ポリマーリチウムイオン二次電
池では、電極やポリマー電解質層が遊離の液を含まない
ので、過充電時に、上記のような液状電解層を用いるリ
チウムイオン電池とは異なる挙動を示すことが見出さ
れ、過充電対策に利用することが可能になっている。
【0007】本発明は、上記のようなポリマー電解質の
持つ特徴的な性質を利用しつつ、該ポリマー電解質層を
形成する際にその厚みや空孔率などを適正化することに
よって、高容量で、かつ負荷特性や過充電特性が優れた
ポリマーリチウムイオン二次電池を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、正極と負極と
の間にポリマー電解質層を配置するポリマーリチウムイ
オン二次電池において、上記ポリマー電解質層における
ポリマー電解質をゲル状ポリマー電解質とし、該ゲル状
ポリマー電解質層の厚みを30〜80μmにすることに
よって、高容量で、かつ負荷特性や過充電特性が優れた
ポリマーリチウムイオン二次電池を得ることに成功した
ものである。
【0009】上記ゲル状ポリマー電解質層の厚みの調整
は、該ゲル状ポリマー電解質中に内包させる支持体の厚
みを変化させることによって、結果的にゲル状ポリマー
電解質層の厚みを調整するのが好ましい。
【0010】上記のように、ゲル状ポリマー電解質層の
厚みを30〜80μmにすることによって、高容量で、
かつ負荷特性や過充電特性が優れたポリマーリチウムイ
オン二次電池が得られるようになるのは、後の実施例の
ところで明らかにするように、実験結果に基づくもので
あるが、その理由としては、次のように推定される。
【0011】まず、過充電特性の向上は、ゲル状ポリマ
ー電解質層を構成するゲル状ポリマー電解質のネットワ
ーク構造が過充電によって引き起こされるリチウムイオ
ンのデンドライトの成長を抑制することによるものと考
えられる。そして、そのデンドライトの成長抑制効果
は、後に詳述する図2や表1に示す結果から明かなよう
に、ゲル状ポリマー電解質層の厚みが30μm以上にな
ると顕著に発現するようになる。
【0012】しかし、ゲル状ポリマー電解質層の厚みが
大きくなりすぎると、それに伴って、容量の低下や負荷
特性の低下が大きくなるので、ゲル状ポリマー電解質層
の厚みは80μm以下が適している。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明においては、上記のよう
に、ゲル状ポリマー電解質層の厚みは30〜80μmに
するが、このゲル状ポリマー電解質層の厚みは、特に4
0〜60μmが好ましい。
【0014】また、上記ゲル状ポリマー電解質層には、
支持体を内包させて補強することが好ましく、その支持
体としては電解液などの浸液性および保液性に優れ、適
度な強度を有するものが好ましく、具体的には、例え
ば、不織布などが好ましい。そして、その支持体に用い
る不織布の材質としては、ポリオレフィン系繊維または
ポリオレフィン系繊維にプラズマ処理などを施して、浸
液性を持たせたものや、ポリエステルなどが好ましい。
【0015】また、上記支持体として用いる不織布は、
その空孔率が50〜80%であることが好ましい。ゲル
状ポリマー電解質層の支持体として用いる不織布の空孔
率が低くなりすぎると、電解液の吸液性が悪くなり、ま
た同体積あたりのポリマー電解質の量が減少するのでイ
オンの伝導率が低下し、そのようなゲル状ポリマー電解
質層を用いて作製したポリマーリチウムイオン二次電池
では良好な特性が得られにくいため、空孔率としては5
0%以上が好ましい。また、空孔率が高くなりすぎる
と、充分な物理的強度が得られず、組立時の取扱性が悪
くなったり、内部短絡の発生が増加するなどの問題が生
じるため、空孔率は高くても80%以下にするのが好ま
しく、従って、ゲル状ポリマー電解質層の支持体として
用いる不織布の空孔率は50〜80%が適している。な
お、空孔率の%は体積基準によるものである。
【0016】このゲル状ポリマー電解質層の支持体とし
て用いる不織布の空孔率とゲル状ポリマー電解質層を形
成するためのモノマー含有液を不織布に含浸させるため
の含浸時間との関係を図3に概念的に示す。
【0017】図3に示すように、空孔率が50%以上に
なると、モノマー含有液の不織布への含浸時間が短くな
り、図3中に「Good」で示すようなゲル状ポリマー
電解質層として好ましい領域が多くなる。しかし、空孔
率が50%より低い場合は、モノマー含有液の不織布へ
の含浸時間が長くなり、図3中に「Bad」で示すよう
なゲル状ポリマー電解質層として好ましくない領域が多
くなる。
【0018】ゲル状ポリマー電解質層のマトリックスと
なるポリマーとしては、特に三次元ネットワーク構造を
有するアクリル系ポリマーなどが好ましく、上記アクリ
ル系ポリマーとしては、例えば、2−エトキシエチルア
クリレートとトリエチレングリコールジメタクリレート
とエチレングリコールエチルカーボネートメタクリレー
トとの3成分系モノマー混合物をその重合開始剤である
過酸化ベンゾイルによって共重合させたものが挙げられ
る。
【0019】上記のように、ゲル状ポリマー電解質層の
厚みを30〜80μmにすることにより、負極でのリチ
ウムのデンドライトを抑制し、かつ電池のエネルギー密
度を損なうことなく、高容量で、かつ負荷特性や過充電
特性が優れたポリマーリチウムイオン二次電池を提供す
ることができる。
【0020】
【実施例】つぎに、実施例を挙げて本発明をより具体的
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。
【0021】実施例1 まず、正極活物質であるLiCoO2 50重量部、電子
伝導助剤であるアセチレンブラック10重量部、バイン
ダーであるポリフッ化ビニリデン10重量部を均一にな
るように混合し、さらに電解液40重量部を加えて混合
してペースト状の正極合剤を調製した。上記電解液はプ
ロピレンカーボネートとエチレンカーボネートとの体積
比1:1の混合溶媒にLiPF6 を1.22モル/リッ
トル溶解させたものである。そして、上記のように調製
したペースト状の正極合剤を集電体となるアルミニウム
箔の一方の面に塗布し、加熱してゲル化させることによ
りアルミニウム箔上にゲル状の正極合剤層を形成して、
シート状でクレジットカードサイズの正極を作製した。
この正極の容量は50mAhであり、有効反応面積は2
5.5cm2 であった。
【0022】つぎに、負極活物質である黒鉛40重量部
とポリフッ化ビニリデン5重量部と上記正極に用いたも
のと同様の電解液55重量部を混合してペースト状の負
極合剤を調製し、このペースト状の負極合剤を集電体と
なる銅箔の一方の面に塗布し、加熱してゲル化させるこ
とにより銅箔上にゲル状の負極合剤層を形成して、シー
ト状でクレジットカードサイズの負極を作製した。この
負極の容量は55mAhであり、有効反応面積は正極と
同じく25.5cm2 であった。
【0023】そして、ゲル状ポリマー電解質層の作製に
あたっては、支持体として材質がポリオレフィン系不織
布であって、空孔率が60%で、厚みが20〜100μ
mの範囲内で異なる6種類のポリオレフィン系不織布を
用い、下記に示すようにしてゲル状ポリマー電解質層を
作製した。
【0024】すなわち、2−エトキシエチルアクリレー
トとトリエチレングリコールジメタクリレートとエチレ
ングリコールエチルカーボネートメタクリレートとの3
成分系モノマー混合物(上記モノマーの混合比は重量比
で50:13:33)と前記と同様の電解液とを重量比
で14:86の比率で混合し、さらに重合開始剤の過酸
化ベンゾイルを前記モノマー混合物に対して重量比で1
4:86の割合で加えて混合したモノマー含有液を前記
の不織布に含浸させた後、80℃で20分間加熱して重
合させるとともにゲル化してゲル状ポリマー電解質層を
作製した。上記ゲル状ポリマー電解質層の作製にあたっ
ては、不織布は前記のように厚さが20〜100μmの
範囲内で厚みが異なるものを用いており、得られたゲル
状ポリマー電解質層は厚みが25〜105μmの範囲内
のものであった。
【0025】このゲル状ポリマー電解質層を上記正極と
負極との間に配置し、圧着してユニットセルを構成し、
該ユニットセルをポリエステルフィルム−アルミニウム
フィルム−変性ポリオレフィンフィルムからなる三層構
造のラミネートフィルムで外装してポリマーリチウムイ
オン二次電池を作製した。ただし、上記ユニットセルの
作製にあたり、正極と負極はそれぞれの合剤層がゲル状
ポリマー電解質層を介して対向するように配置した。
【0026】ここで、上記電池の概略構造を図1を参照
しつつ説明すると、シート状の正極1とシート状の負極
2との間にシート状のゲル状ポリマー電解質層3が配置
してユニットセルが構成され、そのユニットセルをラミ
ネートフィルムからなる外装体4で外装し、正極1およ
び負極2から正極端子5および負極端子6を外装体4の
外部に引き出して電池が構成されている。
【0027】上記電池について、2C放電時の負荷特
性、エネルギー密度および耐過充電時間を調べた。その
結果を表1にゲル状ポリマー電解質層の厚みとともに示
す。なお、上記特性の評価方法や測定方法は次の通りで
ある。
【0028】負荷特性:0.2C、4.2Vの定電流定
電圧法で8時間充電し、2Cと0.2Cでそれぞれ2.
75Vまで放電して容量を測定し、その2Cで放電した
ときの容量を0.2Cで放電したときの容量で除して、
その比率で評価する。
【0029】エネルギー密度:単位面積あたりに流れる
電流の密度3.6mA/cm2 と電池自身の持つ容量5
0mAhを、電極が電池に対して占める体積で除した値
の積として算出した。
【0030】耐過充電時間:充電電流を100mA(2
Cレート)に設定した上で、充電時間を無限大にかける
ことで、電圧カーブの変化を確認した。耐過充電時間と
示してあるのは、充電を開始してから電圧が4.2V付
近で安定後、再び上昇を開始するまでの時間と定義し
た。
【0031】
【表1】
【0032】表1に示す結果から明らかなように、ゲル
状ポリマー電解質層の厚みが25μmの場合は、耐過充
電時間が0時間であって、過充電に対して従来の液状電
解質系のリチウムイオン電池と同様の傾向を示すが、ゲ
ル状ポリマー電解質層の厚みが30μm以上になると耐
過充電時間の上昇が見られ、この傾向は、ゲル状ポリマ
ー電解質層の厚みの増加に伴ってさらに上昇するので、
30μm以上のゲル状ポリマー電解質層を用いて作製し
た電池であれば、たとえ使用中に過充電状態になって
も、充分に安全性を確保することが可能になる。ただ
し、ゲル状ポリマー電解質層の厚みが80μmを超える
とエネルギー密度が200Wh/l以下になり、高容量
化が充分に達成することができなくなる上に、負荷特性
も低下するので、ゲル状ポリマー電解質層の厚みは30
〜80μmが適している。
【0033】また、上記電池に過充電圧6V、電流2C
レートで過充電した場合の各電池の電圧変化を図2に示
す。
【0034】図2においては、各電池の種別をゲル状ポ
リマー電解質層の厚みで示しているが、図2に示すよう
に、ゲル状ポリマー電解質層の厚みが増加するに伴って
耐過充電特性が良くなっている。また、図2には、液状
電解質を用い、かつ厚さ50μm(空孔率45%)のポ
リオレフィン系不織布からなるセパレータを用いたリチ
ウムイオン電池の過充電時の電圧変化も図示(薄い実線
で示している)しているが、この液状電解質を用いたリ
チウムイオン電池の場合は、セパレータの厚みが50μ
mあるにもかかわらず、過充電を開始してからすぐに電
圧の上昇がみられ、発熱・発火を起こす可能性が高い。
また、ゲル状ポリマー電解質層の厚みが25μmと薄い
場合は、上記液状電解質を用いたリチウムイオン電池の
場合と同様の傾向を示す。
【0035】以上のような負荷特性、エネルギー密度、
耐過充電性を考え合わせると、本発明のポリマーリチウ
ムイオン二次電池におけるゲル状ポリマー電解質層の厚
みとしては30〜80μmが適している。さらに、厚さ
が30μmのゲル状ポリマー電解質層では充分な強度が
得られにくく、作業効率が低下するおそれがあること
や、80μmのゲル状ポリマー電解質層では電流2Cで
の負荷特性が80%を割ることなどを考え合わせると、
ゲル状ポリマー電解質層の厚さとしては特に40〜60
μmが好ましい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、高容
量で、かつ負荷特性や耐過充電特性が優れたポリマーリ
チウムイオン二次電池を提供することができた。従っ
て、本発明によれば、従来の液状電解質を用いるリチウ
ムイオン電池で必要とされていた過充電防止回路を省略
することができるので、電池本体の簡素化・軽量化が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポリマーリチウムイオン二次電池
の一例を模式的に示す断面図である。
【図2】ポリマーリチウムイオン二次電池のゲル状ポリ
マー電解質層の厚みと過充電時間の増加に伴う電圧の変
化とを示す図である。
【図3】ゲル状ポリマー電解質層の支持体である不織布
の空孔率とモノマー含有液の不織布への含浸時間との関
係を示す図である。
【符号の説明】
1 正極 2 負極 3 ゲル状ポリマー電解質層 4 外装体 5 正極端子 6 負極端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西濱 秀樹 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 檜垣 勝弘 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 久世 定 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 横山 映理 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 5H021 AA06 CC02 EE06 EE27 HH02 HH03 5H029 AJ02 AJ03 AJ12 AK03 AL07 AM00 AM03 AM05 AM07 AM16 DJ04 EJ12 HJ04 HJ09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極と負極と間にポリマー電解質層を配
    置するポリマーリチウムイオン二次電池において、上記
    ポリマー電解質層におけるポリマー電解質がゲル状ポリ
    マー電解質であり、かつ該ゲル状ポリマー電解質層の厚
    さが30〜80μmであることを特徴とするポリマーリ
    チウムイオン二次電池。
  2. 【請求項2】 ゲル状ポリマー電解質層の厚さが40〜
    60μmである請求項1記載のポリマーリチウムイオン
    二次電池。
  3. 【請求項3】 ゲル状ポリマー電解質層が、電解液など
    の浸液性および保液性に優れ、かつ適度な強度を有する
    物理的な支持体を内包する請求項1または2記載のポリ
    マーリチウムイオン二次電池。
  4. 【請求項4】 支持体の空孔率が50〜80%である請
    求項3記載のポリマーリチウムイオン二次電池。
  5. 【請求項5】 ゲル状ポリマー電解質が、三次元ネット
    ワーク構造を有するアクリル系ポリマーのマトリックス
    中に、溶媒および電解質塩を含むものである請求項1、
    2、3または4記載のポリマーリチウムイオン二次電
    池。
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