JP2000067591A - 電圧発生回路及び電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置並びにその電圧発生制御方法 - Google Patents

電圧発生回路及び電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置並びにその電圧発生制御方法

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JP2000067591A
JP2000067591A JP23710798A JP23710798A JP2000067591A JP 2000067591 A JP2000067591 A JP 2000067591A JP 23710798 A JP23710798 A JP 23710798A JP 23710798 A JP23710798 A JP 23710798A JP 2000067591 A JP2000067591 A JP 2000067591A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性半導体記憶装置において、データの
読み出し、書き換え、消去等の各動作に必要な複数の電
圧の発生を簡単な回路構成で実現する。 【解決手段】 読み出し時には、VCC(3v)が選択
され、昇圧回路90で昇圧される。この時、Nチャネル
トランジスタTLimは導通制御され、昇圧電位はVC
C(3v)よりもしきい値電圧だけ高い電圧(5v)に
制限され、停止中の電圧設定回路94を経て出力電圧V
POとなる。書き込み時には、VPP(5v)が選択さ
れて昇圧回路90で昇圧される。この時、トランジスタ
TLimは遮断制御され、昇圧電位はツェナーダイオー
ドZD1で例えば9vに制限され、出力電圧VPOとな
る。消去時には、VPP(5v)が選択される。この
時、昇圧回路90は停止制御されると共にトランジスタ
TLimは導通制御され、昇圧回路90の出力電位VP
Xはしきい値電圧だけ低い電圧(2v)になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源電圧よりも高
い電位を発生する電圧発生回路の改良、及び、該電圧発
生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置、並びにその不
揮発性半導体記憶装置の電圧発生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不揮発性半導体記憶装置は、電源を切っ
ても記憶情報を保持できることから情報システムや通信
システムへの応用が広がっている。なかでも、フラッシ
ュEEPROMはチップ全体又はブロック単位での消去
を行うことにより、メモリセルサイズを小さくして低コ
ストを実現したものであり、急速に需要が拡大してい
る。
【0003】図19は従来のフラッシュEEPROMメ
モリセルの概略断面図を示すものである。図19におい
て、メモリセルは、一導電型の半導体基板190の表面
に形成される反対導電型の高濃度不純物領域であるドレ
イン領域191及びソース領域192と、このドレイン
領域191とソース領域192との間に形成されるチャ
ネル領域193上にゲート絶縁膜194を介して形成さ
れるフローティングゲート195と、このフローティン
グゲート195上に層間絶縁膜196を介して形成され
るコントロールゲート197とにより構成されている。
【0004】このような構造を有する不揮発性メモリセ
ルにおいては、フローティングゲート195に蓄積され
る電荷に応じてメモリセルのしきい値が変化する。フロ
ーティングゲート195への電子の注入及び引き抜きは
以下のようにして行われる。
【0005】フローティングゲート195へ電子を注入
する動作を書き込みと呼び、フローティングゲート19
5へ電子が注入されることにより、メモリセルのしきい
値は高くなる。フローティングゲート195から電子を
引き抜く動作は消去と呼ばれ、フローティングゲート1
95から電子が引き抜かれることにより、メモリセルの
しきい値は低くなる。
【0006】書き込み動作においては、ソース領域19
2は接地電位とされ、ドレイン領域191には約5v、
コントロールゲート197には約9vの高電圧が印加さ
れる。この電圧条件下においては、ドレイン領域191
近傍に高電界が発生し、ソース領域192からドレイン
領域191へ流れる電子が励起され、ホットエレクトロ
ンとなる。このホットエレクトロンは、コントロールゲ
ート197に印加された高電圧により生成される高電界
により加速され、ゲート絶縁膜194による電位障壁を
飛び超えて、フローティングゲート195に注入され
る。
【0007】フローティングゲート195へ電子が注入
された状態では、メモリセルのしきい値が高くなり、メ
モリセルの特性は図20に示す書き込み状態となる。
【0008】消去動作においては、ドレイン領域191
をフローティング、コントロールゲート197を接地電
位とし、ソース領域192に約12vの電圧を印加す
る。この電圧条件下においては、フローティングゲート
195とソース領域192との間のゲート絶縁膜194
に高電界が印加され、ファウラーノルドハイム型トンネ
ル電流が流れ、フローティングゲート195に蓄積され
た電子がソース領域192に引き抜かれる。
【0009】フローティングゲート195から電子が引
き抜かれた状態では、メモリセルのしきい値は低くな
り、メモリセルの特性は図20に示す消去状態となる。
【0010】メモリセルに記憶されたデータの読み出し
動作においては、選択されたメモリセルのコントロール
ゲート197に電源電圧VCCの選択電位が与えられ、
ソース領域192は接地電位とされ、ドレイン領域19
1には約1vの電位が与えられる。
【0011】この電圧条件下においては、選択されたメ
モリセルが書き込み状態の場合には、メモリセルのソー
ス領域192とドレイン領域191とは非導通となる。
一方、選択されたメモリセルが消去状態の場合には、メ
モリセルのソース領域19とドレイン領域191とは導
通となる。メモリセルに接続されるセンスアンプは、選
択されたメモリセルのソース領域192とドレイン領域
191との間に流れる電流を検出し、この電流を『L』
又は『H』の論理電圧レベルに変換した値を出力する。
【0012】図21は、従来のフラッシュEEPROM
の構成を示している。Moo〜Mnmは2重ゲート構造
を有するメモリセルであって、ワード線WL(0)〜W
L(n)と、ビット線BL(0)〜BL(m)の各々の
交点に配置されている。各メモリセルは、同一ビット列
において、ドレイン及びソースが向かい合うメモリセル
に対して対向するように配置され、対向するメモリセル
のドレイン及びソースは拡散層を共有するよう構成され
る。同一行のメモリセルの制御ゲートは共通に接続さ
れ、対応するワード線WL(0)〜WL(n)に接続さ
れる。また、同一列のメモリセルのドレインは共通に接
続され、対応するビット線BL(0)〜BL(m)に接
続される。同一行のメモリセルのソースは共通に接続さ
れ、ソース線SL(0)〜SL(k)を介してソースス
イッチ210に接続されている。ローデコーダ2は、ロ
ーアドレスRa(0:i)を受け取り、ワード線WL
(0)〜WL(n)の何れか一本を選択する。カラムデ
コーダ3は、カラムアドレスCa(0:j)を受け取
り、カラムスイッチ5に選択信号を与える。カラムスイ
ッチ5は、カラムデコーダ3からの選択信号を受け、ビ
ット線BL(0)〜BL(m)を選択的にデータバスD
Bに接続する。データバスDBは読み出し/書き込み回
路8に接続されており、この読み出し/書き込み回路8
を介してデータ入出力ピンDioに対してデータを入出
力する。
【0013】211は電源回路であり、各動作モードに
対応した電圧を生成し、その生成電圧VPR、VPSを
ローデコーダ2及びソーススイッチ210に与えてい
る。図22に電源回路211のブロック図を示してい
る。
【0014】図22において、220は昇圧回路、22
1及び222は降圧回路、223及び224は選択回路
であり、読み出し動作においては電圧発生回路220と
降圧回路221及び222の動作は停止しており、選択
回路223及び224は電源電位VCCを選択し、ロー
デコーダ2及びソーススイッチ21に与えている。書き
込み動作においては、昇圧回路220は電源電位VCC
から12v程度の高電圧を発生する。降圧回路221は
昇圧回路220の出力である12vから9vの生成し、
降圧回路222は降圧回路221の出力である9vから
7vを生成している。選択回路223は、書き込み動作
時には降圧回路221の出力を選択して、メモリセルの
ゲート電圧に必要となる9vをローデコーダ2に与え
る。書き込みベリファイ動作時には、降圧回路222の
出力を選択して、メモリセルのゲート電圧に必要となる
7vをローデコーダ2に与える。選択回路224は、書
き込み及び書き込みベリファイ動作時には接地電位をソ
ーススイッチ7に与えている。
【0015】消去動作時においては、選択回路223は
電源電位VCCを選択してローデコーダ2に与え、選択
回路224は昇圧回路220の出力を選択して、メモリ
セルのソースに12vを与える。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置において
は、書き込み及び消去動作に必要となる12v程度の正
電位の高電圧の発生させるための昇圧回路、降圧回路及
び選択回路を備えており、複雑な回路を用い、回路規模
も増大していた。
【0017】半導体微細化技術の進展に伴う動作電圧の
低下の下でも、高速な読み出し動作を実現するために
は、読み出し動作においても+2〜3vのVCC電圧か
ら4〜5v程度の正電圧を発生する必要が生じている。
更には、メモリセルサイズ縮小のために、消去動作にお
いてワード線に−8v程度の負電圧、ソース線に5v程
度の正電圧を印加するゲート負電圧消去を採用する場合
には、消去動作でのローデコーダ内トランジスタに印加
される最大電圧をブレークダウン電圧以下とするため
に、ローデコーダに与える電源電位をVCCよりも低下
させる必要が生じる。このため、動作モードに応じて多
くの種類の電圧が必要となり、複数の電圧発生生成手段
を備えなくてはならなくなり、このため、回路が一層複
雑になると共に、回路規模も増大し、コストアップの要
因となる。
【0018】本発明の目的は、複数の電位を発生し得る
簡易な電圧発生回路を提供すると共に、この電圧発生回
路を持つ安価な不揮発性半導体記憶装置、及びその電圧
発生制御方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明の電圧発生回路は、電源電圧よ
りも高い電位を発生する昇圧回路と、前記昇圧回路の昇
圧及び昇圧停止動作を制御する第1の制御手段と、前記
昇圧回路の昇圧電位を制限する第1の電圧制限手段と、
前記第1の電圧制限手段の動作及び非動作を制御する第
2の制御手段と、前記第1の電圧制限手段が前記第2の
制御手段により非動作状態とされるときに前記昇圧回路
の昇圧電位を制限する第2の電圧制限手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0020】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の電圧発生回路において、前記第1の電圧制限手段は、
前記昇圧回路が電源電圧よりも高い電位を発生する場合
にはその発生電位を制限し、前記昇圧回路が昇圧動作を
停止する場合には昇圧回路用電源よりも低い電位を発生
する回路であることを特徴とする。
【0021】請求項3記載の発明は、前記請求項1又は
請求項2記載の電圧発生回路において、前記第1の電圧
制限手段は、昇圧回路用電源と前記昇圧回路の出力との
間に配置されたNチャネルトランジスタより成ることを
特徴とする。
【0022】請求項4記載の発明は、前記請求項1又は
請求項2記載の電圧発生回路において、前記第2の電圧
制限手段における制限電圧は、前記第1の電圧制限手段
における制限電圧よりも高いことを特徴とする。
【0023】請求項5記載の発明は、前記請求項3記載
の電圧発生回路において、前記第2の制御手段は、前記
Nチャネルトランジスタのゲート電圧を制御する回路か
ら成ることを特徴とする。
【0024】請求項6記載の発明は、前記請求項1記載
の電圧発生回路において、前記第2の電圧制限手段は、
前記昇圧回路の出力側と接地との間に配置されたツェナ
ーダイオードから成ることを特徴とする。
【0025】請求項7記載の発明は、前記請求項1記載
の電圧発生回路において、前記第1の制御手段は、前記
昇圧回路への昇圧用クロックの供給を停止する回路から
成ることを特徴とする。
【0026】請求項8記載の発明の電圧発生回路は、電
源電圧よりも高い電位を発生する昇圧回路と、前記昇圧
回路の昇圧及び昇圧停止動作を制御する第1の制御手段
と、前記昇圧回路の昇圧動作を行う第1及び第2の昇圧
クロックの何れか一方を選択して前記昇圧回路に与える
選択回路と、前記第1の昇圧クロックに基づく前記昇圧
回路の動作時において、前記昇圧回路の昇圧電位を制限
する第1の電圧制限手段と、前記第1の電圧制限手段の
動作及び非動作を制御する第2の制御手段と、前記第1
の電圧制限手段が前記第2の制御手段により非動作状態
とされるとき、前記第2の昇圧クロックを前記昇圧回路
に与えるように前記選択回路を制御する第3の制御手段
と、前記第2の昇圧クロックに基づく前記昇圧回路の動
作時において、前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第2
の電圧制限手段とを備えたことを特徴とする。
【0027】請求項9記載の発明は、前記請求項8記載
の電圧発生回路において、前記第1の電圧制限手段は、
前記昇圧回路が電源電圧よりも高い電位を発生する場合
にはその発生電位を制限し、前記昇圧回路が昇圧動作を
停止する場合には昇圧回路用電源よりも低い電位を発生
する回路であることを特徴とする。
【0028】請求項10記載の発明は、前記請求項8又
は請求項9記載の電圧発生回路において、前記第1の電
圧制限手段は、昇圧回路用電源と前記昇圧回路の出力と
の間に配置されたNチャネルトランジスタより成ること
を特徴とする。
【0029】請求項11記載の発明は、前記請求項8又
は請求項9記載の電圧発生回路において、前記第2の電
圧制限手段における制限電圧は、前記第1の電圧制限手
段における制限電圧よりも高いことを特徴とする。
【0030】請求項12記載の発明は、前記請求項10
記載の電圧発生回路において、前記第2の制御手段は、
前記Nチャネルトランジスタのゲート電圧を制御する回
路から成ることを特徴とする。
【0031】請求項13記載の発明は、前記請求項8記
載の電圧発生回路において、前記第2の電圧制限手段
は、前記昇圧回路の出力側と接地との間に配置されたツ
ェナーダイオードから成ることを特徴とする。
【0032】請求項14記載の発明は、前記請求項8記
載の電圧発生回路において、前記第1の制御手段は、前
記昇圧回路への昇圧用クロックの供給を停止する回路か
ら成ることを特徴とする。
【0033】請求項15記載の発明の電圧発生回路を備
えた不揮発性半導体記憶装置は、2重ゲート構造を有す
る複数のメモリセルと、前記複数のメモリセルのコント
ロールゲートが接続される複数のワード線と、前記複数
のメモリセルのドレインが接続される複数のビット線
と、前記複数のメモリセルのソースが接続される複数の
ソース線と、内部にワード線駆動部を有すると共に読み
出し及び書き込み動作時に前記複数のワード線に選択的
に正電圧を供給するローデコーダと、前記ローデコーダ
に与える電圧を発生する電圧発生回路とを備えた不揮発
性半導体記憶装置において、前記電圧発生回路は、前記
ローデコーダのワード線駆動部の電源電圧を、電源電圧
よりも高い電位に昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路の
昇圧及び昇圧停止動作を制御する第1の制御手段と、前
記昇圧回路の昇圧電位を制限する第1の電圧制限手段
と、前記第1の電圧制限手段の動作及び非動作を制御す
る第2の制御手段と、前記第1の電圧制限手段が前記第
2の制御手段により非動作状態とされるとき、前記昇圧
回路の昇圧電位を制限する第2の電圧制限手段と、読み
出し、書き込み及び消去の各動作モードに応じて、前記
第1及び第2の制御手段の動作を制御する信号を発生す
る第3の制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0034】請求項16記載の発明は、前記請求項15
記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置に
おいて、第1の電源の電圧、及び、書き換え動作時に前
記第1の電源の電圧よりも高電圧とされる第2の電源の
電圧を受け、前記第1の電源及び前記第2の電源の何れ
か一方を選択して前記昇圧回路の電源電圧として与える
選択手段を備え、前記第3の制御手段は、前記選択手段
の動作をも制御することを特徴とする。
【0035】請求項17記載の発明は、前記請求項15
又は請求項16記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、前記第1の電圧制限手段は、前
記昇圧回路が電源電圧よりも高い電位を発生する場合に
はその発生電位を制限し、前記昇圧回路が昇圧動作を停
止する場合には昇圧回路用電源よりも低い電位を発生す
る回路であることを特徴とする。
【0036】請求項18記載の発明は、前記請求項1
5、請求項16又は請求項17記載の電圧発生回路を備
えた不揮発性半導体記憶装置において、前記第1の電圧
制限手段は、昇圧回路用電源と前記昇圧回路の出力との
間に配置されたNチャネルトランジスタより成ることを
特徴とする。
【0037】請求項19記載の発明は、前記請求項1
5、請求項16又は請求項17記載の電圧発生回路を備
えた不揮発性半導体記憶装置において、前記第2の電圧
制限手段における制限電圧は、前記第1の電圧制限手段
における制限電圧よりも高いことを特徴とする。
【0038】請求項20記載の発明は、前記請求項18
記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置に
おいて、前記第2の制御手段は、前記Nチャネルトラン
ジスタのゲート電圧を制御する回路から成ることを特徴
とする。
【0039】請求項21記載の発明は、前記請求項15
又は請求項16記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、前記第2の電圧制限手段は、前
記昇圧回路の出力側と接地との間に配置されたツェナー
ダイオードから成ることを特徴とする。
【0040】請求項22記載の発明は、前記請求項15
又は請求項16記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、前記第1の制御手段は、前記昇
圧回路への昇圧用クロックの供給を停止する回路から成
ることを特徴とする。
【0041】請求項23記載の発明は、前記請求項15
又は請求項16記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、第3の制御手段は、前記メモリ
セルからのデータの読み出し時には、前記昇圧回路及び
前記第1の電圧制限手段を動作させるように、前記第1
及び第2の制御手段を制御することを特徴とする。
【0042】請求項24記載の発明は、前記請求項15
又は請求項16記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、第3の制御手段は、前記メモリ
セルへのデータの書き込み時には、前記昇圧回路を動作
させると共に前記第1の電圧制限手段の動作を停止させ
るように、前記第1及び第2の制御手段を制御すること
を特徴とする。
【0043】請求項25記載の発明は、前記請求項17
記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置に
おいて、第3の制御手段は、前記メモリセルのデータの
消去時には、前記昇圧回路の動作を停止させると共に前
記第1の電圧制限手段を動作させるように、前記第1及
び第2の制御手段を制御することを特徴とする。
【0044】請求項26記載の発明の電圧発生回路を備
えた不揮発性半導体記憶装置は、2重ゲート構造を有す
る複数のメモリセルと、前記複数のメモリセルのコント
ロールゲートが接続された複数のワード線と、前記複数
のメモリセルのドレインが接続された複数のビット線
と、前記複数のメモリセルのソースが接続される複数の
ソース線と、内部にワード線駆動部を有すると共に読み
出し及び書き込み動作時に前記複数のワード線に選択的
に正電圧を供給するローデコーダと、前記ローデコーダ
に与える電圧を発生する電圧発生回路とを備えた不揮発
性半導体記憶装置において、前記電圧発生回路は、前記
ローデコーダのワード線駆動部の電源を、電源電圧より
も高い電位に昇圧する昇圧回路と、前記昇圧回路の昇圧
及び昇圧停止動作を制御する第1の制御手段と、前記昇
圧回路に印可して昇圧動作を行わせる昇圧クロックを発
生する昇圧クロック発生手段と、半導体記憶装置の動作
を制御するチップイネーブル信号及び前記昇圧クロック
発生手段の昇圧クロックの何れか一方を選択して前記昇
圧回路に与える選択手段と、前記チップイネーブル信号
に基づく前記昇圧回路の動作時に、前記昇圧回路の昇圧
電位を制限する第1の電圧制限手段と、前記第1の電圧
制限手段の動作及び非動作を制御する第2の制御手段
と、前記第1の電圧制限手段が前記第2の制御手段によ
り非動作状態とされるとき、前記昇圧クロック発生手段
の昇圧クロックを前記昇圧回路に与えるよう前記選択手
段を制限する第3の制御手段と、前記昇圧クロック発生
手段の昇圧クロックに基づく前記昇圧回路の動作時に、
前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第2の電圧制限手段
と、読み出し、書き込み及び消去の各動作モードに応じ
て、前記選択手段、前記第1、第2及び第3の制御手段
の動作を制御する信号を発生する第4の制御手段とを備
えたことを特徴とする。
【0045】請求項27記載の発明は、前記請求項26
記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置に
おいて、第1の電源の電圧、及び、書き換え動作時に前
記第1の電源の電圧よりも高電圧とされる第2の電源の
電圧を受け、前記第1の電源及び前記第2の電源の何れ
か一方を選択して前記昇圧回路の電源電圧として与える
他の選択手段を備え、前記第4の制御手段は、前記他の
選択手段の動作をも制御する信号をも発生することを特
徴とする。
【0046】請求項28記載の発明は、前記請求項26
又は請求項27記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、前記第1の電圧制限手段は、前
記昇圧回路が電源電圧よりも高い電位を発生する場合に
はその発生電位を制限し、前記昇圧回路が昇圧動作を停
止する場合には昇圧回路用電源よりも低い電位を発生す
る回路であることを特徴とする。
【0047】請求項29記載の発明は、前記請求項2
6、請求項27又は請求項28記載の電圧発生回路を備
えた不揮発性半導体記憶装置において、前記第1の電圧
制限手段は、昇圧回路用電源と前記昇圧回路の出力との
間に配置されたNチャネルトランジスタより成ることを
特徴とする。
【0048】請求項30記載の発明は、前記請求項2
6、請求項27又は請求項28記載の電圧発生回路を備
えた不揮発性半導体記憶装置において、前記第2の電圧
制限手段における制限電圧は、前記第1の電圧制限手段
における制限電圧よりも高いことを特徴とする。
【0049】請求項31記載の発明は、前記請求項29
記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置に
おいて、前記第2の制御手段は、前記Nチャネルトラン
ジスタのゲート電圧を制御する回路から成ることを特徴
とする。
【0050】請求項32記載の発明は、前記請求項26
又は請求項27記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、前記第2の電圧制限手段は、前
記昇圧回路の出力側と接地との間に配置されたツェナー
ダイオードから成ることを特徴とする。
【0051】請求項33記載の発明は、前記請求項26
又は請求項27記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、前記第1の制御手段は、前記昇
圧回路への昇圧用クロックの供給を停止する回路から成
ることを特徴とする。
【0052】請求項34記載の発明は、前記請求項26
又は請求項27記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、第4の制御手段は、前記メモリ
セルからのデータの読み出し時には、前記チップイネー
ブル信号に基いて前記昇圧回路の昇圧動作を行わせると
共に前記第1の電圧制限手段を動作させるように、前記
選択手段並びに前記第1及び第2の制御手段を制御する
ことを特徴とする。
【0053】請求項35記載の発明は、前記請求項26
又は請求項27記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半
導体記憶装置において、第4の制御手段は、前記メモリ
セルへのデータの書き込み時には、前記昇圧クロック発
生手段の昇圧クロックに基いて前記昇圧回路の昇圧動作
を行わせると共に前記第1の電圧制限手段の動作を停止
させるように、前記第1、第2及び第3の制御手段を制
御することを特徴とする。
【0054】請求項36記載の発明は、前記請求項28
記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置に
おいて、第4の制御手段は、前記メモリセルのデータの
消去時には、前記昇圧回路の動作を停止させると共に前
記第1の電圧制限手段を動作させるように、前記第1及
び第2の制御手段を制御することを特徴とする。
【0055】請求項37記載の発明の電圧発生回路を備
えた不揮発性半導体記憶装置の電圧発生制御方法は、2
重ゲート構造を有する複数のメモリセルと、前記複数の
メモリセルのコントロールゲートが接続される複数のワ
ード線と、前記複数のメモリセルのドレインが接続され
る複数のビット線と、前記複数のメモリセルのソースが
接続される複数のソース線と、内部にワード線駆動部を
有すると共に、読み出し及び書き込み動作時に前記複数
のワード線に選択的に正電圧を供給するローデコーダ
と、前記ローデコーダに与える電圧を発生する電圧発生
回路とを備え、前記電圧発生回路は、第1の電源の電
圧、及び、書き換え動作時に前記第1の電源の電圧より
も高電圧とされる第2の電源の電圧の何れか一方を選択
する選択手段と、前記ローデコーダのワード線駆動部の
電源を、電源電圧よりも高い電位に昇圧する昇圧回路
と、前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第1の電圧制限
手段と、前記第1の電圧制限手段が前記第2の制御手段
により非動作状態とされるときに前記昇圧回路の昇圧電
位を制限する第2の電圧制限手段とを備えた不揮発性半
導体記憶装置において、前記メモリセルからのデータの
読み出し動作時に、前記第1の電源の電圧を選択して前
記昇圧回路に与え、その昇圧動作を行わせると共に、前
記第1の電圧制限手段により前記昇昇圧回路の昇圧出力
電位を制限し、前記メモリセルへのデータの書き込み動
作時に、前記第2の電源を選択し前記昇圧回路に与え、
その昇圧動作を行わせると共に、前記第1の電圧制限手
段の動作を停止させて、前記第2の電圧制限手段により
前記昇圧回路の昇圧出力電位を制限し、前記メモリセル
のデータの消去動作時に、前記第2の電源を選択して前
記昇圧回路に与えると共に、前記昇圧回路の昇圧動作を
停止させることを特徴とする。
【0056】請求項38記載の発明は、前記請求項37
記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置の
電圧発生制御方法において、前記書き込み動作時には、
前記第2の電圧制限手段により、前記昇圧回路の昇圧出
力電位を、前記第1の電圧制限手段が前記読み出し動作
時に前記昇圧回路の昇圧出力電位を制限する電位よりも
高い電位に制限することを特徴とする。
【0057】請求項39記載の発明の電圧発生回路を備
えた不揮発性半導体記憶装置の電圧発生制御方法は、2
重ゲート構造を有する複数のメモリセルと、前記複数の
メモリセルのコントロールゲートが接続される複数のワ
ード線と、前記複数のメモリセルのドレインが接続され
る複数のビット線と、前記複数のメモリセルのソースが
接続される複数のソース線と、内部にワード線駆動部を
有すると共に、読み出し及び書き込み動作時に前記複数
のワード線に選択的に正電圧を供給するローデコーダ
と、前記ローデコーダに与える電圧を発生する電圧発生
回路とを備え、前記電圧発生回路は、第1の電源の電
圧、及び、書き換え動作時に前記第1の電源の電圧より
も高電圧とされる第2の電源の電圧の何れか一方を選択
する選択手段と、前記ローデコーダのワード線駆動部の
電源を、電源電圧よりも高い電位に昇圧する昇圧回路
と、前記昇圧回路に印可して昇圧動作を行わせる昇圧ク
ロックを発生する昇圧クロック発生手段と、前記昇圧回
路の昇圧電位を制限する第1の電圧制限手段と、前記第
1の電圧制限手段が前記第2の制御手段により非動作状
態とされるときに前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第
2の電圧制限手段とを備えた不揮発性半導体記憶装置に
おいて、前記メモリセルからのデータの読み出し動作時
に、前記第1の電源の電圧を選択して前記昇圧回路に動
作電源として与える一方、半導体記憶装置の動作を制御
するチップイネーブル信号を前記昇圧回路へ昇圧クロッ
クとして与えて、前記昇圧回路の昇圧動作を行わせると
共に、前記第1の電圧制限手段により前記昇圧回路の昇
圧出力電位を制限し、前記メモリセルへのデータの書き
込み動作時に、前記第2の電源を選択して前記昇圧回路
に動作電源として与える一方、前記昇圧クロック発生手
段の昇圧クロックを前記昇圧回路へ与えて、前記昇圧回
路の昇圧動作を行わせると共に、前記第1の電圧制限手
段の動作を停止させて、前記第2の電圧制限手段により
前記昇圧回路の昇圧出力電位を制限し、前記メモリセル
のデータの消去動作時に、前記第2の電源を選択して前
記昇圧回路に与えると共に、前記昇圧回路の昇圧動作を
停止させることを特徴とする。
【0058】請求項40記載の発明は、前記請求項39
記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置の
電圧発生制御方法において、前記書き込み動作時には、
前記第2の電圧制限手段により、前記昇圧回路の昇圧出
力電位を、前記第1の電圧制限手段が前記読み出し動作
時に前記昇圧回路の昇圧出力電位を制限する電位よりも
高い電位に制限することを特徴とする。
【0059】前記構成とすることにより、本発明では、
電圧発生回路において、昇圧回路及び第1及び第2の電
圧制限手段とを用いて、複数の電圧を発生させることが
できるので、簡易な電圧発生回路を提供できると共に、
この電圧発生回路を備えた安価な不揮発性半導体記憶装
置を提供することができる。
【0060】また、データの読み出し動作時には、使用
する電圧源の電圧よりも高い電圧を発生して、高電圧で
読み出し動作が可能である。しかも、読み出し動作を活
性化するチップイネーブル信号により、ローデコーダが
動作するタイミングでのみ昇圧動作を行い得るので、低
消費電力化が可能である。
【0061】更に、書き込み動作時には、別途設ける発
振回路等の昇圧クロック発生手段を用いて、昇圧回路で
昇圧動作を行わせることができるので、書き込み動作に
必要となるメモリセルのコントロールゲート電圧を高速
に発生することを可能にできる。
【0062】加えて、メモリセルのコントロールゲート
に負電圧を用いた消去動作時には、前記読み出し及び書
き込み動作に用いる昇圧回路と同一の回路でローデコー
ダに必要となる電源電圧よりも低い電位を発生すること
ができるので、トランジスタの必要耐圧を下げることが
可能になり、レイアウトサイズが小さくなる。
【0063】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の不揮
発性半導体記憶装置を説明する。
【0064】図1は、正電圧発生回路を搭載したフラッ
シュEEPROMの一実施の形態の構成を示す。同図に
おいては、データ入出力ビット幅が8ビットの場合につ
いての例を示している。同図を基に、先ず、本実施の形
態のフラッシュEEPROMの構成及び動作の概要につ
いて説明する。
【0065】本フラッシュEEPROMは、2つの外部
電源端子VCC及びVPPを備えている。これは、携帯
機器や情報機器においては、システムの低消費電力化を
図るために、使用する電源の低電圧化が進んできてお
り、従来から、一般的に用いられていた5v電源を3v
電源へ下げる取組が進んでいるが、システムに用いる部
品の全てが3vでの動作を実現できてはいないため、3
v電源と5v電源の両方を用いてシステムを構成するの
が現実である。従って、本フラッシュEEPROMにお
いては、低消費電力化のために、外部電源端子VCC及
びVPPを共に3vのような低電圧で動作させて読み出
し動作を行い、頻度の少ない書き換え動作及び消去動作
においては、動作電流よりも書き換え時間の高速化が要
求される関係から、外部電源端子VCCを3v、他の外
部電源端子VPPを5vのような電圧で動作させて、高
電圧で高速に書き換え動作を行う。また、消去動作にお
いては、コントロールゲートを負電位、ソース電位を正
電位とするファウラーノルドハイム型トンネル電流を用
いた、フローティングゲートからソースへ電荷を引き抜
く動作とすることにより、メモリセルのソース拡散領域
に印加される電圧を低く抑え、拡散領域を小さくして、
メモリセルサイズの縮小を図る。本実施の形態では、以
下に詳細に説明するように、正電圧発生回路を設け、こ
の正電圧発生回路により、メモリセルのコントロールゲ
ートへ与える電位を、読み出し動作においては外部電源
電圧VCCよりも高い電位とし、書き込み動作及び書き
込みベリファイ動作においては外部電源電圧VPPより
も高い電位とし、消去動作においては外部電源電圧VC
Cよりも低い電位とする正電圧を発生させる。
【0066】図1に示すフラッシュEEPROMは、デ
ータを記憶するためのメモリセルアレイ1を備えてお
り、このメモリセルアレイ1は図2に例示されるよう
に、2重ゲート構造のメモリセルトランジスタ(以下、
メモリセルと言う)M(0,0)〜M(n,m)が、ワ
ード線WL(0)〜WL(n)とビット線BL(0)〜
BL(m)との交点に、格子状に配置されている。同一
行のメモリセルのコントロールゲートは、対応するワー
ド線WL(0)〜WL(n)に各々共通に接続され、同
一列のメモリセルのドレインはビット線BL(0)〜B
L(m)に各々共通に接続されている。また、メモリセ
ルアレイ1の同一の列に配置される2個1組となるメモ
リセルの対向するソースは共通ソース拡散で形成されて
おり、対応するソース線SL(0)〜SL(j)に各々
共通接続されている。
【0067】ローデコーダ2、ソーススイッチ9及び消
去回路4は、フラッシュEEPROMの動作モードに応
じてメモリセルアレイ1のワード線WL(0)〜WL
(n)及びソース線SL(0)〜SL(j)に対して必
要となる電位を供給する。
【0068】メモリセルアレイ1のビット線BL(0)
〜BL(m)は各々カラムスイッチ5に接続され、更に
指定される8本がこのカラムスイッチ5を介して選択的
にデータバスDB(0)〜DB(7)に接続される。カ
ラムスイッチ5にはカラムデコーダ3から選択信号が供
給される。また、カラムデコーダ3にはカラムアドレス
CAが供給され、このカラムアドレスCAをデコードし
て、対応するビット線の選択信号を出力する。カラムデ
コーダ3からのビット線選択信号により、8本のビット
線とデータバスDB(0:7)とを選択的に接続する。
【0069】データバスDB(0:7)は、読み出し/
書き込み回路6に接続されており、この読み出し/書き
込み回路6は、データバスDB(0:7)の各々に対応
して8個の書込み回路及び読み出し回路を備えている。
読み出し/書き込み回路6の8個の書込み回路は、フラ
ッシュEEPROMの書き込みモードにおいて、対応す
るデータ入出力端子Dio(0:7)からI/Oバッフ
ァ7を介して入力される書き込みデータを基に所定の書
き込み信号を形成し、データバスDB(0:7)を介し
てメモリセルアレイ1の選択された8本のビット線に書
込電位を与えることにより、選択された8個のメモリセ
ルにデータを書き込む。このとき、選択された8本のビ
ット線に与えられる書き込み信号は、書き込みを行うビ
ット線に対しては+5v、即ち電源電圧VPPとされ、
書き込みを行わないビット線に対しては接地電位とされ
る。
【0070】一方、読み出し/書き込み回路6の8個の
読み出し回路は、フラッシュEEPROMの読み出しモ
ードにおいて、メモリセルアレイ1の選択された8個の
メモリセルから8本のビット線及びデータバスDB
(0:7)を介して出力された読み出し信号を増幅し、
I/Oバッファ7を介してデータ入出力端子Dio
(0:7)に出力する。このとき、読み出し回路は、メ
モリセルアレイ1の選択された8本のビット線に対して
+1vのような電圧を与える。
【0071】本実施の形態のフラッシュEEPROM
は、更に、上記各種の動作モードに応じて各種回路ブロ
ックの動作を制御するための制御信号を発生する制御回
路10を備え、この制御回路(請求項15及び請求項2
6の第3の制御手段)10は、外部端子NCE、NO
E、NWE及びNEを介して供給されるモード制御信号
を基に、動作モードに応じて内部制御信号を発生する。
【0072】以下に、本願発明のメモリセルアレイ1の
具体的動作を説明する。
【0073】読み出しモード、書き込みモード、及び書
き込みベリファイモードにおけるメモリセルアレイ1の
ワード線WL(0)〜WL(n)電位は、ローデコーダ
2により制御されており、ローデコーダ2にはローアド
レスRAが供給され、外部電源電圧VCC及びVPPを
基に内部電源VPOとしてVP1、VP2、VP3又は
VP4の電位を形成する正電圧発生回路11からの電源
が供給される。また、消去モードにおけるメモリセルア
レイ1のワード線WL(0)〜WL(n)電位は消去回
路4により制御されており、消去回路4には外部電源電
圧VPPを基に内部電源電圧NVPを形成する負電圧発
生回路12からの電源が供給される。
【0074】尚、特に限定されないが、外部電源電圧V
CCは+3v、外部電源電圧VPPは読み出しモードの
おいては+3v、書き込み及び消去モードにおいては+
5v、内部電源電圧VP1は+5v、VP4は+2vの
ような比較的絶対値の小さな正電位とされ、電源電圧V
P2は+9v、VP3は+7vのような比較的絶対電位
の大きな正電位とされ、内部電源電圧NVPは−8vの
ような比較的絶対電位の大きな負電位とされる。
【0075】図3、図4、図5及び図6に、図2に示す
メモリセルアレイ1の読み出しモード、書き込みモー
ド、書き込みベリファイモード及び消去モードにおける
電圧関係を示す。図3、図4及び図5の読み出しモー
ド、書き込みモード及び書き込みベリファイモードにお
いて、選択されるワード線はWL(0)としている。
【0076】メモリセルアレイ1が読み出しモードとさ
れるとき、ローデコーダ2により、ローアドレスRAの
デコード結果として、選択されたワード線に外部電源電
圧VCCを基に正電圧発生回路11により形成されるV
P1電位、即ち+5vが出力され、他の非選択のワード
線の電位は接地電位とされる。消去回路4は制御回路1
0により発生される制御信号ERASEにより制御さ
れ、全てのワード線WL(0)〜WL(n)に対してオ
ープンとされる。また、ソーススイッチ9は制御信号E
RASEにより制御され、全てのソース線SL(0)〜
SL(j)を接地電位とする。消去回路4は同様に制御
信号ERASEにより制御され、全てのソース線SL
(0)〜SL(j)に対してオープンとされる。
【0077】メモリセルアレイ1が書き込みモードとさ
れるとき、ローデコーダ2によるローアドレスRAのデ
コード結果として、選択されたワード線に外部電源電圧
VPPを基に正電圧発生回路11により形成されるVP
2、即ち+9vの電位が出力され、他の非選択のワード
線の電位は接地電位とされる。また、消去回路4は制御
回路10により発生される制御信号ERASEにより制
御され、全てのワード線WL(0)〜WL(n)に対し
てオープンとされる。また、ソーススイッチ9は制御信
号ERASEにより制御され、全てのソース線SL
(0)〜SL(j)を接地電位とする。消去回路4は同
様に制御信号ERASEにより制御され、全てのソース
線SL(0)〜SL(j)に対してオープンとされる。
カラムデコーダ3によるカラムアドレスCAのデコード
結果を受けてカラムスイッチ5により選択されるビット
線には、書き込みを行うビット線に対しては+5vのV
PP電源電圧が与えられ、書き込みを行わないビット線
には接地電位が与えられる。
【0078】メモリセルアレイ1が書き込みベリファイ
モードとされるとき、ローデコーダ2によるローアドレ
スRAのデコード結果として、選択されたワード線に外
部電源電圧VPPを基に正電圧発生回路11により形成
されるVP3、即ち+7vの電位が出力され、他の非選
択のワード線の電位は接地電位とされる。また、消去回
路4は制御回路10により発生される制御信号ERAS
Eにより制御され、全てのワード線WL(0)〜WL
(n)に対してオープンとされる。また、ソーススイッ
チ9は制御信号ERASEにより制御され、全てのソー
ス線SL(0)〜SL(j)を接地電位とする。消去回
路4は同様に制御信号ERASEにより制御され、全て
のソース線SL(0)〜SL(j)に対してオープンと
される。カラムデコーダ3によるカラムアドレスCAの
デコード結果を受けてカラムスイッチ5により選択され
るビット線には、書き込みを行うビットに対しては+5
vのVPP電源電圧が与えられ、書き込みを行わないビ
ット線には接地電位が与えられる。
【0079】メモリセルアレイ1が消去モードとされる
とき、制御回路10により発生される制御信号ERAS
Eを受けて、ローデコーダ2の出力はWL(0)〜WL
(n)に対してオープンとされる。同様に、ソーススイ
ッチ9の出力は全てのソース線SL(0)〜SL(j)
に対してオープンとする。カラムデコーダ4及びカラム
スイッチ5は全てのビット線を非選択としており、全て
のビット線はオープンとされる。消去回路4は全てのワ
ード線WL(0)〜WL(n)に対して外部電源電圧V
PPを基に負電圧発生回路12により形成されるNV
P、即ち−8vを与えると共に、全てのソース線SL
(0)〜SL(j)に対して外部電源電圧VPP、即ち
5vを与える。
【0080】本実施の形態においては、消去動作におい
て、全てのメモリセルを一括消去としているが、指定さ
れたメモリセルをブロック単位で消去するブロック消去
においては、アドレス信号を受けて、消去するブロック
を指定し、部分的に消去する動作を実現すればよい。
【0081】図3ないし図6に示す各モードでの電圧条
件を実現するためのローデコーダ2、ソーススイッチ9
及び消去回路4の具体的回路例を図7及び図8に示す。
【0082】図7にロウデコーダ2及びソーススイッチ
9の具体的回路例を示している。ロウデコーダ2は、図
7に示す回路をワード線WL(0)〜WL(n)の本数
と同数備えた構成となっており、ローアドレスRAを受
け、メモリセルトランジスタのコントロールゲートに接
続されるワード線WL(0)〜WL(n)を駆動する信
号を出力する。70は、ローアドレスRAが入力され、
このアドレス信号の組み合わせの中の一つをデコードし
た信号を出力するデコード回路であり、外部電源電圧V
CCの電源で動作する。PチャネルトランジスタTP1
及びTP2、NチャネルトランジスタTN1及びTN2
とインバータ71によりレベルシフト回路75を構成し
ており、デコード回路70の出力信号である外部電源電
圧VCCの振幅レベルを、ローデコーダ2の出力部に用
いられる内部電源電圧VPOのレベルに変換し、Pチャ
ネルトランジスタTP3及びNチャネルトランジスタT
N3で構成されるワード線駆動バッファ(ワード線駆動
部)76に供給する。TDPはPチャネルデプレッショ
ントランジスタであり、消去動作時でのワード線への負
電圧印加を可能とするために、ワード線駆動バッファを
構成するPチャネルトランジスタTP3とNチャネルト
ランジスタTN3の間に挿入している。
【0083】読み出しモード、書き込みモード、書き込
みベリファイモードでの動作時においては、Pチャネル
デプレッショントランジスタTDPは導通状態となるよ
うゲート電位VPDは接地電位とされる。消去動作時に
は消去回路4からのワード線への負電圧印加を可能とす
るため、ゲート電位VPDには外部電源電圧VPP、即
ち5vを印加し、遮断状態とする。
【0084】ソーススイッチ9はNチャネルトランジス
タTN4で構成されており、ERASE信号をインバー
タ72で反転した信号により制御され、消去動作時には
消去回路4からのソース線への外部VPP電源電圧(5
v)の印加を可能とするため遮断状態とし、消去以外の
動作においてはソース線を接地するよう導通状態とす
る。
【0085】読み出し動作においては、正電圧発生回路
11により発生される内部電源電圧VPOは、外部電源
電VCCを基に発生されるVP1電位、即ち5vとされ
ており、図7に示す回路構成例によれば、読み出し動作
においては図3に示すように、指定されたワード線のみ
をVP1電位とし、その他の非選択ワード線電位を接地
電位とすることができる。
【0086】書き込み及び書き込みベリファイ動作にお
いては、読み出しと同様の動作を行い、ローデコーダ2
の出力部に与えられる内部電源電圧VPOをVP2、即
ち9v及びVP3、即ち7vとすることにより、選択さ
れたワード線のみ9v又は7vとし、非選択のワード線
を接地電位とすると共に、ソース線を接地電位とするこ
とができる。
【0087】図8に消去回路4の具体的回路例を示す。
消去回路4はワード線WL(0)〜WL(n)に接続さ
れたトライステートバッファ80(0)〜80(n)及
びソース線SL(0)〜SL(j)に接続されたトライ
ステートバッファ81(0)〜81(j)を消去信号E
RASEにより制御する構成であり、トライステートバ
ッファ80(0)〜80(n)の入力には負電圧発生回
路12の出力電位であるNVPが接続され,トライステ
ートバッファ81(0)〜81(j)の入力には外部電
源電圧VPPが接続されている。
【0088】図8に示す回路構成例によれば、読み出し
及び書き込み動作においては、消去信号ERASEが
『L』電位であり、トライステートバッファ80(0)
〜80(n)及び81(0)〜81(j)は全てオープ
ン出力状態とされ、ワード線WL(0)〜WL(n)及
びソース線SL(0)〜SL(j)を全てオープンとし
ている。
【0089】消去動作においては、消去信号ERASE
が『H』電位とされることにより、トライステートバッ
ファ80及び81が動作状態となり、ワード線WL
(0)〜WL(n)に対して負電圧発生回路12の出力
電位であるNVP(−8v)を、ソース線SL(0)〜
SL(j)に対して消去回路4に与えられる外部電源電
圧VPP(5v)を供給する。
【0090】このように、図7及び図8に示すローデコ
ーダ2、ソーススイッチ9、及び消去回路4によって、
図3、図4、図5及び図6に示す読み出し、書き込み、
書き込みベリファイ、及び消去動作での、メモリアレイ
のワード線及びソース線電位を設定することができる。
【0091】以上述べてきたように、読み出し動作時に
おける低電圧動作の実現及び、メモリセルサイズ縮小の
ための負電圧を用いた消去方式を採用することにより、
各動作モードにおける発生電位の種類が大幅に増えるこ
とになる。
【0092】ここで、消去動作におけるローデコーダ2
に与えるVPOについて説明する。消去動作においては
ワード線WL(0)〜WL(n)には−8vが消去回路
4から与えられる。従って、図7に示すロデコーダ2の
ワード線駆動バッファ76を構成するPチャネルトラン
ジスタTP3及びPチャネルデプレッショントランジス
タTDPの必要耐圧を極力下げるためにVPOを2v程
度としている。これによって必要耐圧を10vとするこ
とができる。
【0093】図9は図3〜図6に示した各種動作モード
に必要となる電圧のうち、消去動作における負電圧NV
Pを除く正電圧を発生するための正電圧発生回路(本願
発明の電圧発生回路)11のブロック構成を示す。
【0094】同図において、90はクロックCLKを受
けて昇圧を行うブートストラップ方式の昇圧回路であ
り、具体回路例を図10に示している。昇圧回路90は
相補型の回路構成となっており、ポンピング容量C1、
C2には、各々、NANDゲート100及びインバータ
102を介した昇圧用クロックCLKと、NANDゲー
ト100、インバータ101及びインバータ103を介
した昇圧用クロックCLKの反転信号が与えられる。ク
ロックCLKの立上がりを受けて容量C1によりポンピ
ングアップされた電荷はトランジスタT1を介して昇圧
出力端子VPXへ出力される。このとき、トランジスタ
T1のゲート電圧はトランジスタT9及び容量C3を介
してポンピングアップされ、容量C1によりポンピング
アップされた電荷を効率良く昇圧出力端子VPXに伝え
ている。トランジスタT5はトランジスタT1のゲート
電圧を充分高く設定するために用いられる。このとき、
容量C2が接続されたノードBはトランジスタT4によ
り電源電圧VPSの電位とされていると共に、トランジ
スタT12が導通状態にあり、トランジスタT2を遮断
状態としている。クロックCLKの立下がりにおいて
は、容量C2によりポンピングアップされた電荷はトラ
ンジスタT2を介して昇圧出力端子VPXへ出力され
る。このとき、トランジスタT2のゲート電圧はトラン
ジスタT10及び容量C4を介してポンピングアップさ
れ、容量C2によりポンピングアップされた電荷を効率
良く昇圧出力端子VPXに伝えている。トランジスタT
6はトランジスタT2のゲート電圧を充分高く設定する
ために用いられる。このとき、容量C1が接続されたノ
ードAはトランジスタT3により電源電圧VPSの電位
とされていると共に、トランジスタT11が導通状態に
あり、トランジスタT1を遮断状態としている。トラン
ジスタT7及びT8は、電源投入時にノードA及びBを
昇圧出力端子VPXに設定するためのものである。図1
0に示した相補型のブートストラップ方式の昇圧回路9
0により効率の良い昇圧を実現している。
【0095】100及び104は昇圧用クロックを制御
するためのNANDゲート及びインバータであり、消去
動作時にはERASE信号により、前記NANDゲート
100からのクロックCLKの昇圧回路90への供給を
停止する。以上の構成により、前記昇圧回路90の昇圧
又は昇圧停止動作を制御する第1の制御手段250を構
成する。
【0096】図9において、91は昇圧回路90の電源
電圧VPSを切り換える電源切り換え回路であり、具体
回路例を図11に示している。この電源切り換え回路
(請求項16の選択手段及び請求項27の他の選択手
段)91は、昇圧用電源選択信号PCNT、及びこの昇
圧用電源選択信号PCNTをインバータ110により反
転した信号によってPチャンネルトランジスタ113及
び114を用いて外部電源電圧VCC又はVPPの何れ
か一方を選択して昇圧回路用の電源電圧VPSを出力し
ている。111及び112は外部電源電圧VCCの信号
レベルである昇圧用電源選択信号PCNT及びこの昇圧
用電源選択信号PCNTをインバータ110により反転
した信号を、各々、外部電源電圧VPPの信号レベルに
変換するレベルシフト回路である。
【0097】図9における92はクロック切り換え回路
であり、具体回路例を図12に示している。クロック切
り換え回路92は発振回路(昇圧クロック発生手段)1
20を備えており、昇圧回路90が昇圧動作を行う場合
に、書き込み及び書き込みベリファイ動作を示す制御信
号PGMにより、チップイネーブル信号(第1の昇圧ク
ロック)NCE及び前記発振回路120の出力(第2の
昇圧クロック)の何れか一方を選択回路(請求項8及び
請求項26の選択回路)121で選択して、前記昇圧回
路90のクロックCLKとして与える。この選択回路1
21は、書き込み及び書き込みベリファイ動作時には、
前記制御信号PGMを受けて、発振回路120の出力を
選択し、昇圧(ポンピング)用クロックCLKとして前
記昇圧回路90に出力する一方、読み出し及び消去ベリ
ファイ動作においては、チップイネーブル信号NCEを
選択し、ポンピング用クロックCLKとして昇圧回路9
0に出力する。この選択回路121は一般的な回路であ
るので、その詳細な説明は省略する。
【0098】前記制御信号PGMの選択回路121への
出力により、書き込み及び書き込みベリファイ動作時
(即ち、後述するNチャネルトランジスタTLimの遮
断時)に、発振回路120の出力を昇圧回路90に与え
るよう選択回路121を制御する請求項8及び請求項2
6の第3の制御手段(請求項8及び請求項26の第3の
制御手段)252を構成する。
【0099】フラッシュEEPROMはチップイネーブ
ル信号NCEを基に各種動作を行い、チップイネーブル
信号NCEが”L”レベルとなることにより、各回路が
活性化され各種動作が開始される。図13にクロック切
り換え回路92の動作波形を示す。読み出し及び消去ベ
リファイ動作においては、アドレス信号Addと共にチ
ップイネーブル信号NCEが”L”レベルとされ、任意
のアドレスのデータを読み出す。この動作において、チ
ップイネーブル信号NCEをポンピング用クロックCL
Kとして昇圧回路90へ与えることにより、昇圧回路9
0内の容量をポンピングアップする。このような動作と
することにより、ローデコーダ2が任意のワード線を選
択するために必要な動作電流のみを供給する。チップイ
ネーブル信号NCEの立上がり及び立下がりエッジのみ
でポンピング動作が行われるので、チップイネーブル信
号NCEの”L”レベル期間が長く活性化状態が長い場
合や、”H”レベルでの非活性化状態においては昇圧回
路90のポンピング動作は行われない。このような回路
構成とすることにより、特に低消費電力化が要望される
読み出し動作において、昇圧回路90の動作電流を低減
している。
【0100】書き込み及び書き込みベリファイ動作にお
いては、発振回路120の出力信号により昇圧回路90
のポンピング動作を行っている。これは、読み出し又は
消去動作にひき続いて書き込み及び書き込みベリファイ
動作が行われる場合に、読み出し又は消去動作での内部
電源電圧VP1(+5v)及びVP4(+2v)から書
き込み及び書き込みベリファイ動作に必要となるVP2
(+9v)及びVP3(+7v)に昇圧出力電圧を上げ
るためには、昇圧回路90のポンピング動作を複数回繰
り返す必要があるためである。このような場合において
も、発振回路の出力を用いて昇圧回路90を動作させる
ことにより、書き込み及び書き込みベリファイ動作にお
いて必要となる高電圧を短期間に発生することが可能と
なっている。
【0101】また、図9において、TLimは昇圧回路
90の昇圧出力VPXをリミットするためのNチャネル
トランジスタ(第1の電圧制限手段)であり、リミット
制御信号CLIMにより導通又は遮断が制御される。9
3は外部電源電圧VCCの信号レベルであるリミット制
御信号CLIMを昇圧回路90の出力電圧VPXの信号
レベルに変換するレベルシフト回路である。リミット制
御信号CLIMを用いた制御によりNチャネルトランジ
スタTLimが導通状態にある場合には、昇圧回路90
の出力電圧VPXは、昇圧回路用電源電圧VPSに対し
てNチャネルトランジスタTLimのしきい値電圧Vt
以上になると、昇圧回路90の出力電圧VPSの点に対
して電流が流れることになる。従って、昇圧回路90の
出力電圧VPXは、昇圧回路用電源電圧VPSにNチャ
ネルトランジスタTLimのしきい値電圧Vtを加えた
電位でリミットされることになる。
【0102】一方、リミット制御信号CLIMを用いた
制御によりトランジスタTLimが遮断状態にある場合
には、昇圧回路90の出力電圧VPXのトランジスタT
Limによるリミット動作は停止される。この場合、昇
圧回路90の出力電圧VPXはツェナーダイオード(第
2の電圧制限手段)ZD1によりリミットされる。ツェ
ナーダイオードZD1の耐圧は、書き込み動作に必要さ
れる+9vに設定されている。即ち、前記ツェナーダイ
オードZD1は、前記NチャネルトランジスタTLim
が昇圧回路90の昇圧出力電位を制限する電位(+5
v)よりも高い電位(+9v)に、前記昇圧回路90の
昇圧出力電位を制限する。
【0103】前記リミット制御信号CLIM及びレベル
シフト回路LSにより、前記Nチャネルトランジスタ
(第1の電圧制限手段)TLimのゲート電圧を制御し
て、このNチャネルトランジスタTLimの動作及び非
動作を制御する第2の制御手段251を構成する。
【0104】94は書き込みベリファイ電圧設定回路で
あり、書き込み動作においてツェナーダイオードZD1
で設定される昇圧回路90の出力電圧VPXである+9
vから書き込みベリファイ動作時に必要とされる+7v
を設定するためのものであり、具体的回路例を図14に
示す。書き込みベリファイ動作においては、昇圧回路9
0の出力電圧VPXはツェナーダイオードZD1により
+9vに設定されており、この電圧をPチャネルトラン
ジスタ143及びNチャネルトランジスタ142で分割
した+7vの電位が差動アンプ140の+入力端子に接
続されている。差動アンプ140の−入力端子には差動
アンプの出力VPOが接続されており、この出力VPO
は全て−入力端子に帰還され、差動アンプ140は利
得”1”のアンプとしての動作を行うことになる。従っ
て、差動アンプ140の出力VPOには、昇圧回路90
の出力電圧VPXをPチャネルトランジスタ143及び
Nチャネルトランジスタ142で分割した+7vの電位
が出力されることになる。書き込みベリファイ以外の各
動作(読み出し、書き込み、消去及び消去ベリファイ動
作)時には、書き込みベリファイ動作状態を示す制御信
号PVFY信号により、Pチャネルトランジスタ143
及びNチャネルトランジスタ142は遮断状態とされ、
差動アンプ140の動作は停止されると共に、Pチャネ
ルトランジスタ144が導通状態に設定される。従っ
て、読み出し、書き込み、消去及び消去ベリファイ動作
においては、昇圧回路90の出力電圧VPXがそのまま
ベリファイ電圧設定回路94の出力VPOとして出力さ
れる。このような回路構成とすることにより、特に低消
費電力が要望される読み出し動作においては、Pチャネ
ルトランジスタ143、Nチャネルトランジスタ142
及び差動アンプ140の動作は停止されており、動作電
流の低減を図っている。
【0105】これまで述べてきたような正電圧発生回路
11とすることにより、その入出力特性は各動作モード
において図15に示すようになる。図15は、各動作モ
ードにおける電源切り換え回路91の出力である昇圧回
路90の昇圧動作電源VPSに対する正電圧発生回路1
1の出力VPOの値を示している。直線(b)はVPO
=VPSとなる傾き”1”の直線を示している。(c)
は読み出し及び消去ベリファイ動作での正電圧発生回路
11の出力VPOの値を示すものであり、昇圧動作電源
VPSとしては電源切り換え回路91により外部電源電
圧VCCが選択されており、NチャネルトランジスタT
Limにより昇圧回路90の出力電圧VPXがリミット
され、VCC=3v時にVPO=5vとなるような特性
となる。(e)は書き込み動作での正電圧発生回路11
の出力VPOの値を示すものであり、昇圧動作電源VP
Sとしては電源切り換え回路91により外部電源電圧V
PPが選択されており、ツェナーダイオードZD1によ
り昇圧回路90の出力電圧VPXがリミットされ、VP
P=5v時にVPO=9vとなるような特性となる。
(d)は書き込みベリファイ動作での正電圧発生回路1
1の出力VPOの値を示すものであり、書き込み動作時
と同一となる昇圧回路90の出力電圧VPXを書き込み
ベリファイ電圧設定回路94により電圧設定し、VPP
=5v時にVPO=7vとなるような特性となる。
(a)は消去動作での正電圧発生回路11の出力VPO
の値を示すものであり、昇圧回路90の動作が停止され
ることにより、昇圧回路90の出力電圧VPXは昇圧動
作電源VPSからNチャネルトランジスタTLimのし
きい値電圧分下がった電圧となり、VPP=5v時にV
PO=2vとなるような特性となる。
【0106】図16は、本発明における正電圧発生回路
11を備えたフラッシュEEPROMの書き換えフロー
における正電圧発生回路11の制御方式を示している。
書き換えフローにおいては、先ず、消去に先だった全て
のメモリセルに対する”0”データ書き込み(All”
0”書き込み)を行い、全てのメモリセルのしきい値を
高い値に揃える。”0”データ書き込み動作において
は、電源切り換え回路91により昇圧回路用電源VPS
を外部電源電圧VPP(5v)とし、クロック切り換え
回路92により昇圧用クロックCLKを発振回路120
の出力とする。また、NチャネルトランジスタTLim
を遮断状態とし、昇圧回路90の出力電位をツェナーダ
イオードZD1によりリミットする。更には、書き込み
ベリファイ電圧設定回路94の動作を停止し、昇圧回路
90の出力VPXを正電圧発生回路11の出力VPOと
することにより、9vの電圧出力を生成する。
【0107】メモリセルに対する”0”データ書き込み
動作を行った後には、書き込みベリファイ動作によ
り、”0”データが正しく書き込まれていることを確認
する。書き込みベリファイ動作においては、書き込み動
作と同様の制御により昇圧回路90を動作させ、昇圧回
路90の出力として9vの電圧出力を生成する。同時
に、書き込みベリファイ電圧設定回路94を動作状態と
し、昇圧回路90の出力VPZ(8.5v)を基に7v
を生成して正電圧発生回路11の出力電圧VPOを得
る。
【0108】全てのメモリセルに対する”0”データの
書き込みが完了した後に、消去動作を行い、メモリセル
のしきい値を低い値に設定する。消去動作においては、
電源切り換え回路91により昇圧回路用電源VPSを外
部電源電圧VPP(5v)とし、昇圧回路90の動作を
停止する。また、NチャネルトランジスタTLimを導
通状態とし、昇圧回路90の出力電圧VPXとして昇圧
回路用電源VPS(5v)からNチャネルトランジスタ
TLimのしきい値分降下した電圧(2v)を得る。ま
た、書き込みベリファイ電圧設定回路94の動作を停止
し、昇圧回路90の出力電圧VPZを正電圧発生回路1
1の出力VPOとすることにより、+2vの電圧出力を
生成する。
【0109】消去動作を行った後には、消去ベリファイ
動作により、消去動作が正しく行われたことを確認す
る。消去ベリファイ動作においては、電源切り換え回路
91により昇圧回路用電源を外部電源電圧VCC(+3
v)とし、クロック切り換え回路92により昇圧用クロ
ックをチップイネーブル信号NCEとする。また、Nチ
ャネルトランジスタTLimを導通状態とし、昇圧回路
90の出力電位VPXをNチャネルトランジスタTLi
mのしきい値によりリミットする。更には、書き込みベ
リファイ電圧設定回路94の動作を停止し、昇圧回路9
0の出力VPXを正電圧発生回路11の出力VPOとす
ることにより、+5vの電圧出力を生成する。
【0110】消去動作が完了した後には、任意データの
書き込み及び書き込みベフィファイを行う。任意データ
の書き込み及び書き込みベフィファイ動作においては、
正電圧発生回路11は”0”データの書き込み及び書き
込みベフィファイ動作時と同様の動作を行う。
【0111】任意データの書き込みが完了した後に、任
意データの読み出しを行い、書き換え動作が正常に行わ
れたことを確認する。読み出し動作においては、正電圧
発生回路11は消去ベリファイ動作時と同様の動作を行
う。
【0112】正常な読み出し動作が確認された時点で書
き換えフローを終了する。一方、前述の書き込みベリフ
ァイ、消去ベリファイ及び読み出し動作において正常な
動作を確認できない場合には、書き換え異常としてフロ
ー終了する。
【0113】図16に示した書き換えフローでの各動作
モードにおける外部電源電圧VCC、VPP及び正昇圧
発生回路11の出力VPOを図17に示すと共に、図1
8に外部制御信号と正昇圧発生回路11の出力VPOの
波形を示す。
【0114】
【発明の効果】以上の構成により、本発明では、電圧発
生回路において、昇圧回路及び第1及び第2の電圧制限
手段とを用いて、ワード線に負電圧を用いるゲート負電
圧消去を含む各種動作モードに応じて必要となる複数種
類の電圧を発生させることができるので、簡易な電圧発
生回路を提供できると共に、この電圧発生回路を備えた
安価な不揮発性半導体記憶装置を提供することができ
る。
【0115】また、データの読み出し動作時には、使用
する外部電圧電圧よりも高い電圧を発生して、高電圧で
読み出し動作が可能である。しかも、読み出し動作を活
性化するチップイネーブル信号により、ローデコーダが
動作するタイミングでのみ昇圧動作を行い得るので、回
路動作によって消費する電流のみを昇圧回路で供給で
き、低消費電力化が可能である。
【0116】更に、書き込み動作時には、別途設ける発
振回路等の昇圧クロック発生手段を用いて、昇圧回路で
昇圧動作を行わせることができるので、書き込み動作に
必要となるメモリセルのコントロールゲート電圧を高速
に発生することを可能にできる。
【0117】加えて、メモリセルのコントロールゲート
に負電圧を用いた消去動作時には、前記読み出し及び書
き込み動作に用いる昇圧回路と同一の回路でローデコー
ダに必要となる外部電源電圧よりも低い内部電圧を発生
することができるので、トランジスタの必要耐圧を下げ
ることが可能になり、レイアウトサイズを小さくするこ
とができ、安価な半導体記憶装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置
の構成を示す図である。
【図2】図1におけるメモリアレイの構成例を示す図で
ある。
【図3】本発明の半導体記憶装置の読み出し動作におけ
るメモリアレイの電圧関係を示す図である。
【図4】本発明の半導体記憶装置の書き込み動作におけ
るメモリアレイの電圧関係を示す図である。
【図5】本発明の半導体記憶装置の書き込みベリファイ
動作におけるメモリアレイの電圧関係を示す図である。
【図6】本発明の半導体記憶装置の消去動作におけるメ
モリアレイの電圧関係を示す図である。
【図7】ローデコーダ及びソーススイッチの回路例を示
す図である。
【図8】消去回路の回路例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態の正昇圧発生回路の構成を
示す図である。
【図10】本発明の正昇圧発生回路における昇圧回路の
回路例を示す図である。
【図11】本発明の正昇圧発生回路における電源切り換
え回路の回路例を示す図である。
【図12】本発明の正昇圧発生回路におけるクロック切
り換え回路の回路例を示す図である。
【図13】図12に示すクロック切り換え回路のタイミ
ング図である。
【図14】本発明の正昇圧発生回路における書き込みベ
リファイ電圧設定回路の回路例を示す図である
【図15】本発明の正昇圧発生回路の入出力電圧特性を
示す図である。
【図16】本発明の不揮発性半導体記憶装置における書
き換えフローを示す図図である。
【図17】図16の書き換えフローにおける外部印加電
源電圧及び正昇圧発生回路出力電圧を示す図である。
【図18】図16に示す書き換えフローにおける正昇圧
発生回路出力電圧波形を示す図である。
【図19】従来のメモリセルの断面図である。
【図20】従来のメモリセルの書き込み及び消去特性を
示す図である。
【図21】従来の半導体記憶装置の構成を示す図であ
る。
【図22】従来の電圧発生回路を示す図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ M(0,0)〜M(n,m) メモリセル WL(0)〜WL(n) ワード線 BL(0)〜BL(n) ビット線 SL(0)〜SL(j) ソース線 2 ローデコーダ 4 消去回路 9 ソーススイッチ 10 制御回路(請求項15の第
3の制御回路及び請求項26の第4の制御回路) 11 正電圧発生回路(電圧発生
回路) 22 電圧発生回路 70 デコード回路 76 ワード線駆動バッファ(ワ
ード線駆動部) 90 昇圧回路 91 電源切り換え回路(請求項
16の選択手段及び請求項27の他の選択手段) 92 クロック切り換え回路 NCE チップイネーブル信号(第
1の昇圧クロック) 93 レベルシフタ TLim Nチャネルトランジスタ
(第1の電圧制限手段) ZD1 ツェナーダイオード(第2
の電圧制限手段) 94 書き込みベリファイ電圧設
定回路 100 NANDゲート 111、112 レベルシフタ 120 発振回路(昇圧クロック発
生手段) 121 選択回路 250 第1の制御手段 251 第2の制御手段 252 請求項26の第3の制御手

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧よりも高い電位を発生する昇圧
    回路と、 前記昇圧回路の昇圧及び昇圧停止動作を制御する第1の
    制御手段と、 前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第1の電圧制限手段
    と、 前記第1の電圧制限手段の動作及び非動作を制御する第
    2の制御手段と、 前記第1の電圧制限手段が前記第2の制御手段により非
    動作状態とされるときに前記昇圧回路の昇圧電位を制限
    する第2の電圧制限手段とを備えたことを特徴とする電
    圧発生回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の電圧制限手段は、 前記昇圧回路が電源電圧よりも高い電位を発生する場合
    にはその発生電位を制限し、前記昇圧回路が昇圧動作を
    停止する場合には昇圧回路用電源よりも低い電位を発生
    する回路であることを特徴とする請求項1記載の電圧発
    生回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の電圧制限手段は、 昇圧回路用電源と前記昇圧回路の出力との間に配置され
    たNチャネルトランジスタより成ることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載の電圧発生回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の電圧制限手段における制限電
    圧は、前記第1の電圧制限手段における制限電圧よりも
    高いことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電圧
    発生回路。
  5. 【請求項5】 前記第2の制御手段は、 前記Nチャネルトランジスタのゲート電圧を制御する回
    路から成ることを特徴とする請求項3記載の電圧発生回
    路。
  6. 【請求項6】 前記第2の電圧制限手段は、 前記昇圧回路の出力側と接地との間に配置されたツェナ
    ーダイオードから成ることを特徴とする請求項1記載の
    電圧発生回路。
  7. 【請求項7】 前記第1の制御手段は、 前記昇圧回路への昇圧用クロックの供給を停止する回路
    から成ることを特徴とする請求項1記載の電圧発生回
    路。
  8. 【請求項8】 電源電圧よりも高い電位を発生する昇圧
    回路と、 前記昇圧回路の昇圧及び昇圧停止動作を制御する第1の
    制御手段と、 前記昇圧回路の昇圧動作を行う第1及び第2の昇圧クロ
    ックの何れか一方を選択して前記昇圧回路に与える選択
    回路と、 前記第1の昇圧クロックに基づく前記昇圧回路の動作時
    において、前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第1の電
    圧制限手段と、 前記第1の電圧制限手段の動作及び非動作を制御する第
    2の制御手段と、 前記第1の電圧制限手段が前記第2の制御手段により非
    動作状態とされるとき、前記第2の昇圧クロックを前記
    昇圧回路に与えるように前記選択回路を制御する第3の
    制御手段と、 前記第2の昇圧クロックに基づく前記昇圧回路の動作時
    において、前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第2の電
    圧制限手段とを備えたことを特徴とする電圧発生回路。
  9. 【請求項9】 前記第1の電圧制限手段は、 前記昇圧回路が電源電圧よりも高い電位を発生する場合
    にはその発生電位を制限し、前記昇圧回路が昇圧動作を
    停止する場合には昇圧回路用電源よりも低い電位を発生
    する回路であることを特徴とする請求項8記載の電圧発
    生回路。
  10. 【請求項10】 前記第1の電圧制限手段は、 昇圧回路用電源と前記昇圧回路の出力との間に配置され
    たNチャネルトランジスタより成ることを特徴とする請
    求項8又は請求項9記載の電圧発生回路。
  11. 【請求項11】 前記第2の電圧制限手段における制限
    電圧は、前記第1の電圧制限手段における制限電圧より
    も高いことを特徴とする請求項8又は請求項9記載の電
    圧発生回路。
  12. 【請求項12】 前記第2の制御手段は、 前記Nチャネルトランジスタのゲート電圧を制御する回
    路から成ることを特徴とする請求項10記載の電圧発生
    回路。
  13. 【請求項13】 前記第2の電圧制限手段は、 前記昇圧回路の出力側と接地との間に配置されたツェナ
    ーダイオードから成ることを特徴とする請求項8記載の
    電圧発生回路。
  14. 【請求項14】 前記第1の制御手段は、 前記昇圧回路への昇圧用クロックの供給を停止する回路
    から成ることを特徴とする請求項8記載の電圧発生回
    路。
  15. 【請求項15】 2重ゲート構造を有する複数のメモリ
    セルと、前記複数のメモリセルのコントロールゲートが
    接続される複数のワード線と、前記複数のメモリセルの
    ドレインが接続される複数のビット線と、前記複数のメ
    モリセルのソースが接続される複数のソース線と、内部
    にワード線駆動部を有すると共に読み出し及び書き込み
    動作時に前記複数のワード線に選択的に正電圧を供給す
    るローデコーダと、前記ローデコーダに与える電圧を発
    生する電圧発生回路とを備えた不揮発性半導体記憶装置
    において、 前記電圧発生回路は、 前記ローデコーダのワード線駆動部の電源電圧を、電源
    電圧よりも高い電位に昇圧する昇圧回路と、 前記昇圧回路の昇圧及び昇圧停止動作を制御する第1の
    制御手段と、 前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第1の電圧制限手段
    と、 前記第1の電圧制限手段の動作及び非動作を制御する第
    2の制御手段と、 前記第1の電圧制限手段が前記第2の制御手段により非
    動作状態とされるとき、前記昇圧回路の昇圧電位を制限
    する第2の電圧制限手段と、 読み出し、書き込み及び消去の各動作モードに応じて、
    前記第1及び第2の制御手段の動作を制御する信号を発
    生する第3の制御手段とを備えたことを特徴とする電圧
    発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  16. 【請求項16】 第1の電源の電圧、及び、書き換え動
    作時に前記第1の電源の電圧よりも高電圧とされる第2
    の電源の電圧を受け、前記第1の電源及び前記第2の電
    源の何れか一方を選択して前記昇圧回路の電源電圧とし
    て与える選択手段を備え、 前記第3の制御手段は、前記選択手段の動作をも制御す
    ることを特徴とする請求項15記載の電圧発生回路を備
    えた不揮発性半導体記憶装置。
  17. 【請求項17】 前記第1の電圧制限手段は、 前記昇圧回路が電源電圧よりも高い電位を発生する場合
    にはその発生電位を制限し、前記昇圧回路が昇圧動作を
    停止する場合には昇圧回路用電源よりも低い電位を発生
    する回路であることを特徴とする請求項15又は請求項
    16記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装
    置。
  18. 【請求項18】 前記第1の電圧制限手段は、 昇圧回路用電源と前記昇圧回路の出力との間に配置され
    たNチャネルトランジスタより成ることを特徴とする請
    求項15、請求項16又は請求項17記載の電圧発生回
    路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記第2の電圧制限手段における制限
    電圧は、前記第1の電圧制限手段における制限電圧より
    も高いことを特徴とする請求項15、請求項16又は請
    求項17記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記
    憶装置。
  20. 【請求項20】 前記第2の制御手段は、 前記Nチャネルトランジスタのゲート電圧を制御する回
    路から成ることを特徴とする請求項18記載の電圧発生
    回路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記第2の電圧制限手段は、 前記昇圧回路の出力側と接地との間に配置されたツェナ
    ーダイオードから成ることを特徴とする請求項15又は
    請求項16記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体
    記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記第1の制御手段は、 前記昇圧回路への昇圧用クロックの供給を停止する回路
    から成ることを特徴とする請求項15又は請求項16記
    載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 第3の制御手段は、 前記メモリセルからのデータの読み出し時には、前記昇
    圧回路及び前記第1の電圧制限手段を動作させるよう
    に、前記第1及び第2の制御手段を制御することを特徴
    とする請求項15又は請求項16記載の電圧発生回路を
    備えた不揮発性半導体記憶装置。
  24. 【請求項24】 第3の制御手段は、 前記メモリセルへのデータの書き込み時には、前記昇圧
    回路を動作させると共に前記第1の電圧制限手段の動作
    を停止させるように、前記第1及び第2の制御手段を制
    御することを特徴とする請求項15又は請求項16記載
    の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  25. 【請求項25】 第3の制御手段は、 前記メモリセルのデータの消去時には、前記昇圧回路の
    動作を停止させると共に前記第1の電圧制限手段を動作
    させるように、前記第1及び第2の制御手段を制御する
    ことを特徴とする請求項17記載の電圧発生回路を備え
    た不揮発性半導体記憶装置。
  26. 【請求項26】 2重ゲート構造を有する複数のメモリ
    セルと、前記複数のメモリセルのコントロールゲートが
    接続された複数のワード線と、前記複数のメモリセルの
    ドレインが接続された複数のビット線と、前記複数のメ
    モリセルのソースが接続される複数のソース線と、内部
    にワード線駆動部を有すると共に読み出し及び書き込み
    動作時に前記複数のワード線に選択的に正電圧を供給す
    るローデコーダと、前記ローデコーダに与える電圧を発
    生する電圧発生回路とを備えた不揮発性半導体記憶装置
    において、 前記電圧発生回路は、 前記ローデコーダのワード線駆動部の電源を、電源電圧
    よりも高い電位に昇圧する昇圧回路と、 前記昇圧回路の昇圧及び昇圧停止動作を制御する第1の
    制御手段と、 前記昇圧回路に印可して昇圧動作を行わせる昇圧クロッ
    クを発生する昇圧クロック発生手段と、 半導体記憶装置の動作を制御するチップイネーブル信号
    及び前記昇圧クロック発生手段の昇圧クロックの何れか
    一方を選択して前記昇圧回路に与える選択手段と、 前記チップイネーブル信号に基づく前記昇圧回路の動作
    時に、前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第1の電圧制
    限手段と、 前記第1の電圧制限手段の動作及び非動作を制御する第
    2の制御手段と、 前記第1の電圧制限手段が前記第2の制御手段により非
    動作状態とされるとき、前記昇圧クロック発生手段の昇
    圧クロックを前記昇圧回路に与えるよう前記選択手段を
    制限する第3の制御手段と、 前記昇圧クロック発生手段の昇圧クロックに基づく前記
    昇圧回路の動作時に、前記昇圧回路の昇圧電位を制限す
    る第2の電圧制限手段と、 読み出し、書き込み及び消去の各動作モードに応じて、
    前記選択手段、前記第1、第2及び第3の制御手段の動
    作を制御する信号を発生する第4の制御手段とを備えた
    ことを特徴とする電圧発生回路を備えた不揮発性半導体
    記憶装置。
  27. 【請求項27】 第1の電源の電圧、及び、書き換え動
    作時に前記第1の電源の電圧よりも高電圧とされる第2
    の電源の電圧を受け、前記第1の電源及び前記第2の電
    源の何れか一方を選択して前記昇圧回路の電源電圧とし
    て与える他の選択手段を備え、 前記第4の制御手段は、前記他の選択手段の動作をも制
    御する信号をも発生することを特徴とする請求項26記
    載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  28. 【請求項28】 前記第1の電圧制限手段は、 前記昇圧回路が電源電圧よりも高い電位を発生する場合
    にはその発生電位を制限し、前記昇圧回路が昇圧動作を
    停止する場合には昇圧回路用電源よりも低い電位を発生
    する回路であることを特徴とする請求項26又は請求項
    27記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装
    置。
  29. 【請求項29】 前記第1の電圧制限手段は、 昇圧回路用電源と前記昇圧回路の出力との間に配置され
    たNチャネルトランジスタより成ることを特徴とする請
    求項26、請求項27又は請求項28記載の電圧発生回
    路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  30. 【請求項30】 前記第2の電圧制限手段における制限
    電圧は、前記第1の電圧制限手段における制限電圧より
    も高いことを特徴とする請求項26、請求項27又は請
    求項28記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記
    憶装置。
  31. 【請求項31】 前記第2の制御手段は、 前記Nチャネルトランジスタのゲート電圧を制御する回
    路から成ることを特徴とする請求項29記載の電圧発生
    回路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  32. 【請求項32】 前記第2の電圧制限手段は、 前記昇圧回路の出力側と接地との間に配置されたツェナ
    ーダイオードから成ることを特徴とする請求項26又は
    請求項27記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体
    記憶装置。
  33. 【請求項33】 前記第1の制御手段は、 前記昇圧回路への昇圧用クロックの供給を停止する回路
    から成ることを特徴とする請求項26又は請求項27記
    載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  34. 【請求項34】 第4の制御手段は、 前記メモリセルからのデータの読み出し時には、前記チ
    ップイネーブル信号に基いて前記昇圧回路の昇圧動作を
    行わせると共に前記第1の電圧制限手段を動作させるよ
    うに、前記選択手段並びに前記第1及び第2の制御手段
    を制御することを特徴とする請求項26又は請求項27
    記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置。
  35. 【請求項35】 第4の制御手段は、 前記メモリセルへのデータの書き込み時には、前記昇圧
    クロック発生手段の昇圧クロックに基いて前記昇圧回路
    の昇圧動作を行わせると共に前記第1の電圧制限手段の
    動作を停止させるように、前記第1、第2及び第3の制
    御手段を制御することを特徴とする請求項26又は請求
    項27記載の電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶
    装置。
  36. 【請求項36】 第4の制御手段は、 前記メモリセルのデータの消去時には、前記昇圧回路の
    動作を停止させると共に前記第1の電圧制限手段を動作
    させるように、前記第1及び第2の制御手段を制御する
    ことを特徴とする請求項28記載の電圧発生回路を備え
    た不揮発性半導体記憶装置。
  37. 【請求項37】 2重ゲート構造を有する複数のメモリ
    セルと、 前記複数のメモリセルのコントロールゲートが接続され
    る複数のワード線と、 前記複数のメモリセルのドレインが接続される複数のビ
    ット線と、 前記複数のメモリセルのソースが接続される複数のソー
    ス線と、 内部にワード線駆動部を有すると共に、読み出し及び書
    き込み動作時に前記複数のワード線に選択的に正電圧を
    供給するローデコーダと、 前記ローデコーダに与える電圧を発生する電圧発生回路
    とを備え、 前記電圧発生回路は、 第1の電源の電圧、及び、書き換え動作時に前記第1の
    電源の電圧よりも高電圧とされる第2の電源の電圧の何
    れか一方を選択する選択手段と、 前記ローデコーダのワード線駆動部の電源を、電源電圧
    よりも高い電位に昇圧する昇圧回路と、 前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第1の電圧制限手段
    と、 前記第1の電圧制限手段が前記第2の制御手段により非
    動作状態とされるときに前記昇圧回路の昇圧電位を制限
    する第2の電圧制限手段とを備えた不揮発性半導体記憶
    装置において、 前記メモリセルからのデータの読み出し動作時に、前記
    第1の電源の電圧を選択して前記昇圧回路に与え、その
    昇圧動作を行わせると共に、前記第1の電圧制限手段に
    より前記昇昇圧回路の昇圧出力電位を制限し、 前記メモリセルへのデータの書き込み動作時に、前記第
    2の電源を選択し前記昇圧回路に与え、その昇圧動作を
    行わせると共に、前記第1の電圧制限手段の動作を停止
    させて、前記第2の電圧制限手段により前記昇圧回路の
    昇圧出力電位を制限し、 前記メモリセルのデータの消去動作時に、前記第2の電
    源を選択して前記昇圧回路に与えると共に、前記昇圧回
    路の昇圧動作を停止させることを特徴とする電圧発生回
    路を備えた不揮発性半導体記憶装置の電圧発生制御方
    法。
  38. 【請求項38】 前記書き込み動作時には、前記第2の
    電圧制限手段により、前記昇圧回路の昇圧出力電位を、
    前記第1の電圧制限手段が前記読み出し動作時に前記昇
    圧回路の昇圧出力電位を制限する電位よりも高い電位に
    制限することを特徴とする請求項37記載の電圧発生回
    路を備えた不揮発性半導体記憶装置の電圧発生制御方
    法。
  39. 【請求項39】 2重ゲート構造を有する複数のメモリ
    セルと、 前記複数のメモリセルのコントロールゲートが接続され
    る複数のワード線と、 前記複数のメモリセルのドレインが接続される複数のビ
    ット線と、 前記複数のメモリセルのソースが接続される複数のソー
    ス線と、 内部にワード線駆動部を有すると共に、読み出し及び書
    き込み動作時に前記複数のワード線に選択的に正電圧を
    供給するローデコーダと、 前記ローデコーダに与える電圧を発生する電圧発生回路
    とを備え、 前記電圧発生回路は、 第1の電源の電圧、及び、書き換え動作時に前記第1の
    電源の電圧よりも高電圧とされる第2の電源の電圧の何
    れか一方を選択する選択手段と、 前記ローデコーダのワード線駆動部の電源を、電源電圧
    よりも高い電位に昇圧する昇圧回路と、 前記昇圧回路に印可して昇圧動作を行わせる昇圧クロッ
    クを発生する昇圧クロック発生手段と、 前記昇圧回路の昇圧電位を制限する第1の電圧制限手段
    と、 前記第1の電圧制限手段が前記第2の制御手段により非
    動作状態とされるときに前記昇圧回路の昇圧電位を制限
    する第2の電圧制限手段とを備えた不揮発性半導体記憶
    装置において、 前記メモリセルからのデータの読み出し動作時に、前記
    第1の電源の電圧を選択して前記昇圧回路に動作電源と
    して与える一方、半導体記憶装置の動作を制御するチッ
    プイネーブル信号を前記昇圧回路へ昇圧クロックとして
    与えて、前記昇圧回路の昇圧動作を行わせると共に、前
    記第1の電圧制限手段により前記昇圧回路の昇圧出力電
    位を制限し、 前記メモリセルへのデータの書き込み動作時に、前記第
    2の電源を選択して前記昇圧回路に動作電源として与え
    る一方、前記昇圧クロック発生手段の昇圧クロックを前
    記昇圧回路へ与えて、前記昇圧回路の昇圧動作を行わせ
    ると共に、前記第1の電圧制限手段の動作を停止させ
    て、前記第2の電圧制限手段により前記昇圧回路の昇圧
    出力電位を制限し、 前記メモリセルのデータの消去動作時に、前記第2の電
    源を選択して前記昇圧回路に与えると共に、前記昇圧回
    路の昇圧動作を停止させることを特徴とする電圧発生回
    路を備えた不揮発性半導体記憶装置の電圧発生制御方
    法。
  40. 【請求項40】 前記書き込み動作時には、前記第2の
    電圧制限手段により、前記昇圧回路の昇圧出力電位を、
    前記第1の電圧制限手段が前記読み出し動作時に前記昇
    圧回路の昇圧出力電位を制限する電位よりも高い電位に
    制限することを特徴とする請求項39記載の電圧発生回
    路を備えた不揮発性半導体記憶装置の電圧発生制御方
    法。
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