JP2000065847A - 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット - Google Patents

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

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JP2000065847A
JP2000065847A JP10233913A JP23391398A JP2000065847A JP 2000065847 A JP2000065847 A JP 2000065847A JP 10233913 A JP10233913 A JP 10233913A JP 23391398 A JP23391398 A JP 23391398A JP 2000065847 A JP2000065847 A JP 2000065847A
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stationary
sensor carrier
rotating
peripheral surface
rolling bearing
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Kenji Tanaka
憲次 田中
Kenji Arai
健治 新井
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/007Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2226/00Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
    • F16C2226/50Positive connections

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動を受ける場所での長期間に亙る使用に拘
らず、ハウジング14aに対してセンサキャリア10a
が回転するのを確実に防止できる構造を、低コストで実
現する。 【解決手段】 外輪1の軸方向端面に、係止ピン17a
の基端部を支持固定する。この係止ピン17aの中間部
を、センサキャリア10aを構成するカバー23の一部
に形成した通孔32に挿通する。更に、上記係止ピン1
7aの先端部を、ハウジング14a側に設けた係止鍔部
30に形成した係止孔33に係合させる。この結果、上
記センサキャリア10aが回転するのを確実に防止し
て、ハーネス13の切断を確実に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る回転速度検出
装置付転がり軸受ユニットは、例えば自動車用自動変速
機を構成する回転軸を支承すると共にこの回転軸の回転
速度を検出する為に、この自動車用自動変速機に組み込
んだ状態で利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車用自動変速機を構成する回転軸を
ケーシングの内側に回転自在に支持すると共に、この回
転軸の回転速度を検出する為に、回転速度検出装置付転
がり軸受ユニットが使用される。この様な用途に使用可
能な回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとして従来
から、例えば米国特許第5564839号明細書に記載
されたものが知られている。図3は、この刊行物に記載
された回転速度検出装置付転がり軸受ユニットを示して
いる。
【0003】静止輪である外輪1の内周面(静止側周
面)には、静止側軌道である外輪軌道2を形成してい
る。又、回転輪である内輪3の外周面(回転側周面)に
は、回転側軌道である内輪軌道4を形成している。上記
外輪軌道2と内輪軌道4との間には、それぞれが転動体
である複数個の玉5、5を、保持器6により保持した状
態で転動自在に設け、上記外輪1の内径側に上記内輪3
を、回転自在に支持している。又、上記内輪3の端部外
周面にはエンコーダ7を、外嵌固定している。このエン
コーダ7は、磁性金属板等により、断面L字形で全体を
円環状に形成したもので、円筒部8と、この円筒部8の
軸方向端縁から直径方向外方に折れ曲がった円輪部9と
から成る。この様なエンコーダ7は、上記円筒部8を上
記内輪3の端部に、締り嵌めにより外嵌固定すると共
に、上記円輪部9に透孔、切り欠き等の除肉部を形成す
る事により、被検知部であるこの円輪部9の磁気特性
を、円周方向に亙り交互に且つ等間隔に変化させてい
る。一方、上記外輪1の端部外周面には、センサキャリ
ア10の基端部を、締り嵌めにより外嵌固定している。
そして、このセンサキャリア10の円周方向一部に設け
た抱持部11内に保持したセンサ12の検知部を上記エ
ンコーダ7の円輪部9に、スラスト方向に亙る微小隙間
を介して対向させている。上記センサ12の検出信号
は、ハーネス13により取り出して、図示しない制御器
に送る様にしている。
【0004】上述の様な回転速度検出装置付転がり軸受
ユニットの使用時には、上記外輪1を自動変速機のハウ
ジング14等の静止部材に内嵌固定し、上記内輪3を回
転軸等の回転部分に外嵌固定する。又、上記外輪1の外
周面に形成した第一の係止孔15と、上記ハウジング1
4の内周面に形成した第二の係止孔16との間に、係止
ピン17を掛け渡して、このハウジング14の内側で上
記外輪1が回転する事を、確実に防止して、この外輪1
と共に上記センサキャリア10が回転する事で、上記ハ
ーネス13が切断される事を防止している。回転速度検
出装置付転がり軸受ユニットをこの様に組み付けた状態
で上記内輪3が回転すると、上記エンコーダ7と微小隙
間を介して対向した、上記センサ12の出力が変化す
る。この様にセンサ12の出力信号が変化する周波数
は、上記内輪3の回転速度に比例するので、この出力信
号を上記ハーネス13を介して図示しない制御器に送れ
ば、上記回転部分の回転速度を知る事ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示した従来構造
を実際に採用する場合には、ハウジング14の内周面側
に形成する、係止ピン17の片半部を係合させる為の凹
部を、図3に示す様な第二の係止孔16に代えて、図4
に示す様な、軸方向(図4の左右方向)に長い係止凹溝
18としなければならない。言い換えれば、図3に示す
様な構造は、上記第二の係止孔16を、上記ハウジング
14の外周面側にまで貫通させない限り、組み立てる事
ができない。
【0006】ところが、上記係止凹溝18を形成した場
合には、上記ハウジング14の内周面が不連続になる。
この結果、図4に示す様に、このハウジング14の内周
面と回転軸19の外周面との間にシールリング20を、
回転速度検出装置付転がり軸受ユニット21とは独立し
た状態で設ける場合に、シール性が不十分になる。即
ち、この回転速度検出装置付転がり軸受ユニット21を
ハウジング14の外端部に設ける場合、この回転速度検
出装置付転がり軸受ユニット21よりも外側部分に、上
記シールリング20を装着し、この回転速度検出装置付
転がり軸受ユニット21部分に泥水等の異物が入り込む
のを防止する必要がある。ところが、上記係止凹溝18
が存在すると、上記シールリング20のみでは、十分な
シール性能を得られず、別途この係止凹溝18を塞ぐ等
の手間が必要になる為、面倒である。
【0007】又、図3に示した従来構造の場合には、ハ
ウジング14に対して外輪1が回転する事は確実に防止
できるが、この外輪1に対してセンサキャリア10が回
転する事の防止は、必ずしも確実ではない。即ち、上記
外輪1には、回転軸19(図4)の回転時に、転がり軸
受ユニットの回転抵抗に基づく回転トルクが加わる為、
前記係止ピン17により確実な回転防止を図っている。
これに対して上記センサキャリア10にはこの様な力が
加わらないので、通常の場合には、上記係止ピン17等
による回転防止構造はあまり必要ではない。
【0008】但し、上記回転速度検出装置付転がり軸受
ユニット21は、細かな振動を受ける部分で長期間に亙
り使用されるので、より確実な信頼性及び耐久性を確保
する為には、上記センサキャリア10が外輪1に対して
回転する事も、確実に防止できる構造を実現する事が好
ましい。本発明の回転速度検出装置付転がり軸受ユニッ
トは、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の回転速度検出装
置付転がり軸受ユニットは、前述した従来の回転速度検
出装置付転がり軸受ユニットと同様に、静止側周面に静
止側軌道を有し、使用時に回転しない静止部材に嵌合支
持される静止輪と、上記静止側周面と対向する回転側周
面に回転側軌道を有し、使用時に回転する回転輪と、こ
の回転側軌道と上記静止側軌道との間に転動自在に設け
られた複数の転動体と、上記回転輪の一部にこの回転輪
と同心に支持固定された、円周方向に亙る特性を交互に
且つ等間隔に変化させた被検知部を有するエンコーダ
と、上記静止輪に嵌合支持されたセンサキャリアと、こ
のセンサキャリアに支持されて、その検知部を上記エン
コーダの被検知部に、微小隙間を介して対向させたセン
サとを備える。
【0010】特に、本発明の回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットに於いては、上記静止輪の軸方向端面にそ
の基端部を支持した係止ピンと、上記センサキャリアの
一部に設けられ、この係止ピンの中間部と係合する事に
より、このセンサキャリアが上記静止輪に対し回転する
事を防止する第一の係合部と、上記静止部材の一部に設
けられ、上記係止ピンの先端部を係合させる事により、
この静止部材に対して上記静止輪及び上記センサキャリ
アが回転する事を防止する第二の係合部とを備える。
【0011】
【作用】上述の様に構成する本発明の回転速度検出装置
付転がり軸受ユニットによれば、特に静止部材の周面に
係止凹溝等を形成せずに、静止部材に対して静止輪が回
転する事を確実に防止できる。従って、回転速度検出装
置付転がり軸受ユニットと独立したシールリングによ
り、上記静止部材の周面と回転する部材の周面との間の
シールを十分に保持できる。更に、静止輪だけでなく、
センサキャリアも、静止部材に対し回転する事を確実に
防止できるので、長期間に亙る使用に拘らず、十分に信
頼性並びに耐久性を確保できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の1例を示している。静止輪である外輪1の内周面に
は、静止側軌道である外輪軌道2を形成している。又、
回転輪である内輪3の外周面には、回転側軌道である内
輪軌道4を形成している。上記外輪軌道2と内輪軌道4
との間には、それぞれが転動体である複数個の玉5、5
を転動自在に設け、上記外輪1の内径側に上記内輪3
を、回転自在に支持している。又、上記内輪3の端部外
周面にはエンコーダ7を、外嵌固定している。このエン
コーダ7は、軟鋼板等の磁性金属板等により、断面L字
形で全体を円環状に形成したもので、円筒部8と、この
円筒部8の一端縁(図1〜2の右端縁)から直径方向外
方に折れ曲がった円輪部9とを有する。この円輪部9に
は、それぞれがスリット状である多数の透孔22、22
を放射状に、円周方向に亙り互いに等間隔で形成して、
上記円輪部9の磁気特性を円周方向に亙り交互に且つ等
間隔に変化させている。
【0013】一方、上記外輪1の端部外周面には、セン
サキャリア10aの基端部(図1〜2の左端部)を外嵌
固定している。このセンサキャリア10aは、SPCC
の如き軟鋼板等の磁性金属板製のカバー23と、このカ
バー23の内側に保持された合成樹脂製の保持環24と
から成る。このうちのカバー23は、断面クランク形で
全体を円環状に形成したもので、外径寄り部分に形成し
た突き当て板部25の外周縁部に嵌合筒部26を、内周
縁部に保持部27を、それぞれ形成している。そして、
このうちの嵌合筒部26を、上記外輪1の端部外周面に
形成した小径段部28に締り嵌めで外嵌すると共に、上
記突き当て板部25を上記外輪1の端面に突き当てた状
態で、上記カバー23を上記外輪1に結合固定してい
る。
【0014】又、上記保持部27は、断面L字形で全体
を円環状に形成している。そして、この保持部27の円
周方向の一部を軸方向に膨出させて、抱持部11aとし
ている。この抱持部11aを含む、上記保持部27内に
は、ガラス繊維を混入したポリアミド66又はPBT等
の合成樹脂製の保持環24を保持固定している。そし
て、この保持環24のうち、上記抱持部11a内に位置
する部分内に、センサ12aを包埋支持している。この
センサ12aは、例えば基板に、ホール素子又は磁気抵
抗素子である磁気検出素子と、この磁気検出素子を通過
する磁束を流す為の永久磁石と、この磁気検出素子の出
力信号を処理する為の処理回路とを固定して成る、アク
ティブ型のものが、好ましく使用できる。但し、本発明
を実施する場合に、上記センサ12a及び前記エンコー
ダ7の構造は、特に限定しない。パッシブ型等、他の磁
気検出式の他、光電式、渦電流式等、他の構造のものも
採用できる。
【0015】又、上記外輪1の軸方向一端面(図1〜2
の右端面)には、係止凹孔31を形成し、この係止凹孔
31に、係止ピン17aの基端部を内嵌支持している。
尚、この係止ピン17aとしては、欠円筒状で直径を弾
性的に拡縮自在な、スプリングピンが、好ましく利用で
きる。又、上記カバー23の突き当て板部25の一部
で、上記係止凹孔31に整合する部分には、第一の係合
部である通孔32を形成し、この通孔32に、上記係止
ピン17aの中間部を挿通している。従って、上記カバ
ー23を含む前記センサキャリア10aが上記外輪1に
対して回転する事は、上記係止ピン17aが確実に防止
する。
【0016】一方、上記外輪1を支持固定する静止部材
である、自動変速機のハウジング14aに形成した支持
孔29の一端部(図1〜2の右端部)内周面には、係止
鍔部30を設けている。そして、上記カバー23の外周
縁部に設けた突き当て板部25を、上記係止鍔部30と
上記外輪1の一端面(図1〜2の右端面)との間で挟持
している。又、この係止鍔部30の一部で、上記係止凹
孔31及び通孔32に整合する部分には、第二の係合部
である、係止孔33若しくは係止切り欠き(図示せず)
を形成している。従って、上記突き当て板部25を上記
係止鍔部30と上記外輪1の一端面との間で挟持した状
態では、上記係止ピン17aの先端部が、上記係止孔3
3に係合する(挿入される)。そして、この状態で上記
センサキャリア10a及び外輪1が、上記ハウジング1
4aに対し回転する事は、上記係止ピン17aにより確
実に防止される。
【0017】又、上記支持孔29の内周面中間部に形成
した係止溝34に、Cリングと称される欠円環状の止め
輪35を係止して、上記外輪1の他端面(図1の左端
面)を抑え付けている。この構成により、上記外輪1を
ハウジング14a内の所定位置に、このハウジング14
aに対する回転を防止した状態で支持固定している。
又、前記内輪3を、回転軸36の端部若しくは中間部に
外嵌固定している。この状態で上記内輪3の一端面(図
1〜2の右端面)を、この回転軸36の外周面に形成し
た段部37に突き当てている。更に、上記係止鍔部30
と反対側である、上記支持孔29の他端部(図1の左端
部)内周面には、シールリング20の外周縁部を、締り
嵌めにより内嵌固定している。そして、このシールリン
グ20の内周縁部に設けたシールリップを、上記回転軸
36の外周面に、全周に亙って摺接させている。
【0018】上述の様に回転速度検出装置付転がり軸受
ユニット21aを組み付けた状態で、上記回転軸36と
共に前記内輪3が回転すると、前記エンコーダ7の円輪
部9と微小隙間を介して対向した、前記センサ12aの
出力が変化する。この様にセンサ12aの出力信号が変
化する周波数は、上記内輪3の回転速度に比例する。
又、アクティブ型である、上記センサ12aの出力信号
の大きさは、上記内輪3の回転速度に関係なく、常に一
定である。従って、この出力信号をハーネス13を介し
て図示しない制御器に送れば、上記回転部分の回転速度
を安定して知る事ができる。
【0019】更に、本発明の回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットによれば、特にハウジング14aの支持孔
29の内周面に、前述の図4に示した様な係止凹溝18
等を形成せずに、上記ハウジング14aに対して上記外
輪1が回転する事を確実に防止できる。従って、回転速
度検出装置付転がり軸受ユニット21aと独立したシー
ルリング20により、静止部材の周面である上記支持孔
29の内周面と、回転する部材の周面である上記回転軸
36の外周面との間のシールを十分に保持できる。
【0020】更に、上記外輪1だけでなく、前記センサ
キャリア10aも、上記ハウジング14aに対し回転す
る事を確実に防止できる。この為、回転速度検出装置付
転がり軸受ユニット21aの回転抵抗に基づいて上記外
輪1に加わる回転トルクに拘らず、この外輪1及びセン
サキャリア10aが回転する事を確実に防止して、この
センサキャリア10aから導出したハーネス13に引っ
張り応力が加わって、このハーネス13が切断される事
を、確実に防止できる。この結果、長期間に亙る使用に
拘らず、上記回転速度検出装置付転がり軸受ユニット2
1aの信頼性並びに耐久性を十分に確保できる。又、上
記支持孔29の内周面を単なる円筒面のままにできる
為、この支持孔29の加工コストの低廉化も図れる。
尚、本発明は、内輪が静止輪であり、外輪が回転輪であ
る構造でも実施できる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、十分な信頼性及び耐久性を有する回転速度
検出装置付転がり軸受ユニットを、低コストで実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す断面図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】従来構造の1例を示す断面図。
【図4】従来構造の問題点を説明する為の略断面図。
【符号の説明】
1 外輪 2 外輪軌道 3 内輪 4 内輪軌道 5 玉 6 保持器 7 エンコーダ 8 円筒部 9 円輪部 10、10a センサキャリア 11、11a 包持部 12、12a センサ 13 ハーネス 14、14a ハウジング 15 第一の係止孔 16 第二の係止孔 17、17a 係止ピン 18 係止凹溝 19 回転軸 20 シールリング 21、21a 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット 22 透孔 23 カバー 24 保持環 25 突き当て板部 26 嵌合筒部 27 保持部 28 小径段部 29 支持孔 30 係止鍔部 31 係止凹孔 32 通孔 33 係止孔 34 係止溝 35 止め輪 36 回転輪 37 段部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止側周面に静止側軌道を有し、使用時
    に回転しない静止部材に嵌合支持される静止輪と、上記
    静止側周面と対向する回転側周面に回転側軌道を有し、
    使用時に回転する回転輪と、この回転側軌道と上記静止
    側軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、
    上記回転輪の一部にこの回転輪と同心に支持固定され
    た、円周方向に亙る特性を交互に且つ等間隔に変化させ
    た被検知部を有するエンコーダと、上記静止輪に嵌合支
    持されたセンサキャリアと、このセンサキャリアに支持
    されて、その検知部を上記エンコーダの被検知部に、微
    小隙間を介して対向させたセンサとを備えた回転速度検
    出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記静止輪の軸
    方向端面にその基端部を支持した係止ピンと、上記セン
    サキャリアの一部に設けられ、この係止ピンの中間部と
    係合する事により、このセンサキャリアが上記静止輪に
    対し回転する事を防止する第一の係合部と、上記静止部
    材の一部に設けられ、上記係止ピンの先端部を係合させ
    る事により、この静止部材に対して上記静止輪及び上記
    センサキャリアが回転する事を防止する第二の係合部と
    を備える事を特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受
    ユニット。
JP10233913A 1998-08-20 1998-08-20 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット Pending JP2000065847A (ja)

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