JP2000192949A - 回転速度検出装置付回転支持装置 - Google Patents

回転速度検出装置付回転支持装置

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JP2000192949A
JP2000192949A JP11170760A JP17076099A JP2000192949A JP 2000192949 A JP2000192949 A JP 2000192949A JP 11170760 A JP11170760 A JP 11170760A JP 17076099 A JP17076099 A JP 17076099A JP 2000192949 A JP2000192949 A JP 2000192949A
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sensor
peripheral surface
stationary
sensor carrier
axial direction
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Takeo Okuma
健夫 大熊
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NSK Ltd
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    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止輪である外輪4がクリープした場合に
も、センサ20を支持したセンサキャリア19が回転す
る事を防止できる構造を、安価に実現する。 【解決手段】 静止部材であるハウジング1に内嵌した
外輪4は、このハウジング1の内周面に形成した段部9
の段差面10と、止め輪12との間で挟持する事によ
り、軸方向に亙る位置決めを図る。センサ20を支持し
たセンサキャリア19は、カバー21を上記段部9の内
周面に締り嵌めで内嵌すると共に、このカバー21の突
き当て部23を上記段差面10に突き当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る回転速度検出
装置付回転支持装置は、例えば自動車の車輪を懸架装置
に対して回転自在に支持したり、或は、自動変速機を構
成する回転軸をハウジングに支持する等、各種機械装置
を構成する回転部分を固定部分に対して回転自在に支持
すると共に、この回転部分の回転速度を検出する為に利
用する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動変速機の場合には、切り換
えのタイミングを求める為、回転軸の回転速度を検出す
る必要がある。又、自動車の場合には、アンチロックブ
レーキシステム(ABS)やトラクションコントロール
システム(TCS)を適切に制御すべく、車輪の回転速
度を検出する必要がある。この為、この様な各種機械装
置を構成する回転軸や車輪等の回転部分を、使用時にも
回転しないハウジングや懸架装置等の固定部分に対して
回転自在に支持すると共に、この回転部分の回転速度を
検出する為の回転速度検出装置付転がり軸受ユニット
が、従来から広く使用されている。
【0003】この様な用途に使用可能な回転速度検出装
置付転がり軸受ユニットとして従来から、例えば特開平
7−311212号公報に記載されたものが知られてい
る。この公報に記載された回転速度検出装置付転がり軸
受ユニットは、固定輪である外輪の内径側に回転輪であ
る内輪を、それぞれが転動体である複数個の玉を介して
回転自在に支持している。又、この内輪の端部外周面に
エンコーダを、上記外輪の端部にセンサを保持したセン
サキャリアを、それぞれ支持している。そして、この状
態で、上記センサの検知部を上記エンコーダの被検知部
に、軸方向に亙る微小隙間を介して対向させている。
尚、上記センサキャリアは、その基端部に設けた円筒部
を上記外輪の端部に内嵌固定すると共に、このセンサキ
ャリアの一部を、この外輪の端面に突き当てる事によ
り、軸方向に亙る位置決めを図った状態で上記外輪に支
持固定している。
【0004】上述の様な回転速度検出装置付転がり軸受
ユニットの使用時には、例えば上記外輪をハウジング等
の静止部材に内嵌固定すると共に、上記内輪を回転軸等
の回転部分に外嵌固定する。この状態で上記内輪が回転
すると、その検知部を上記エンコーダの被検知部に微小
隙間を介して対向させた、上記センサの出力が変化す
る。この様にセンサの出力が変化する周波数は、上記内
輪の回転速度に比例するので、この出力を表す信号を上
記センサから導出したハーネスを介して制御器に送れ
ば、上記回転部分の回転速度を知る事ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に静止部材で
あるハウジングの内側に、静止輪である外輪を圧入内嵌
した転がり軸受ユニットを使用すると、これらハウジン
グと外輪との嵌合面に作用する摩擦力が不十分であった
り、或はハウジングと外輪との温度差による嵌合部の締
め代の変化や嵌合面の弾性変形により、これらハウジン
グと外輪との嵌合面の一部に微小隙間が発生する場合が
ある。この結果、使用時にこの外輪が上記ハウジングに
対して相対回転する、所謂クリープが発生する可能性が
ある。この様なクリープが通常の(回転速度検出装置を
持たない)転がり軸受に発生した場合には特に大きな問
題を生じない。ところが、上述した回転速度検出装置付
転がり軸受ユニットの様に、外輪にセンサを支持してい
る場合には、この外輪と共にセンサが、上記ハウジング
に対して回転する。これにより、上記センサの出力信号
を取り出す為のハーネスが強く引っ張られたり、或は周
辺の部材に巻き付いたりして、このハーネスが切断さ
れ、回転速度検出を行なえなくなる可能性が生じる。
又、このハーネスが切断されないまでも、上述の様にセ
ンサが回転した場合には、やはり正確な回転速度検出が
行なえなくなる。
【0006】又、米国特許第5622437号明細書に
は、センサを支持したセンサキャリアの一部を、静止輪
である外輪と、この外輪を内嵌固定した静止部材である
ナックルの一部との間で挟持する事により、上記センサ
の位置決めを図った車輪支持用の転がり軸受ユニットが
記載されている。ところが、この様な車輪支持用の転が
り軸受ユニットの場合も、上記外輪が上記ナックルの内
側で回転する様になると、上記センサを支持したセンサ
キャリアは上記外輪端面との摩擦力により挟持されてい
る為、この外輪と共に回転する可能性がある。この為、
上述の場合と同様、ハーネスが切断されたり、或は正確
な回転速度検出が行なえなくなる可能性がある。
【0007】この為、上述の様な不都合を解消すべく、
上記静止輪である外輪と上記静止部材であるハウジング
等との間にピンを掛け渡したり、或はこれら外輪とハウ
ジング等とをキー結合する等により、上記クリープの発
生を防止する事が、従来から行なわれている。ところ
が、この様なクリープ防止の為の部位や部材を別個に設
ける事は、コストが嵩む原因となる為、好ましくない。
そこで、コストを上昇させる事なく、上記不都合を解消
できる構造の実現が望まれる。
【0008】一方、上述した様な従来構造の場合、上記
センサにはハーネスが取り付いている為、機械装置の内
部に転がり軸受ユニットを組み付ける作業は、上記外輪
と上記ハウジングとの嵌合部、或は前記内輪と前記回転
軸との嵌合部に、上記ハーネスが噛み込まれない様に注
意して行なう必要がある。特に、上記センサに取り付い
たハーネスが長い場合には、このハーネスが上記各嵌合
部に噛み込まれ易くなる(センサとハーネスとが予め一
体的に接続されている場合)為、より一層の注意が必要
になる。従って、この様な注意が必要になる分、転がり
軸受ユニットの組み付け作業が面倒になる。
【0009】この様に転がり軸受ユニットを機械装置の
内部に組み付ける場合、前記エンコーダを支持した転が
り軸受と上記センサを支持したセンサキャリアとの組み
付け作業を別個に行なう事ができれば、上記転がり軸受
ユニットの組み付け作業を容易にできる。例えば、上記
センサキャリアを上記ハウジングに内嵌固定する作業、
並びにこのセンサキャリアに支持したセンサに上記ハー
ネスを接続する作業(別体にしたセンサとハーネスとを
後から接続する構造の場合)を、上記転がり軸受を組み
込む前の、上記ハウジング内での作業スペースが比較的
確保されている時に行なえば、これら各部材の組み付け
作業を容易にできる。又、その後に上記転がり軸受を組
み付ける際にも、上記ハーネスが上述した各嵌合部に噛
み込まれない様にする作業が容易になる。ところが、上
述した様な従来構造の場合には、転がり軸受とセンサキ
ャリアとを同時に組み付けなければならない構造である
為、上述の様にして組み付け作業を容易にする事はでき
ない。本発明の回転速度検出装置付回転支持装置は、上
述の様な事情に鑑みて発明したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の回転速度検出装
置付回転支持装置は、静止側周面に静止側軌道を有し、
使用時にも回転しない静止部材の周面に嵌合支持した静
止輪と、この静止側周面と対向する回転側周面に回転側
軌道を有し、使用時に回転する部材に嵌合支持した回転
輪と、この回転側軌道と上記静止側軌道との間に転動自
在に設けた複数の転動体と、上記回転輪の一部にこの回
転輪と同心に支持固定した、円周方向に亙る特性を交互
に且つ等間隔に変化させた被検知部を有するエンコーダ
と、その検知部をこのエンコーダの被検知部に対向させ
た、使用時にも回転しないセンサとを備える。更に、上
記静止輪の軸方向端面を、上記静止部材の周面から直径
方向に突出する状態で設けられた段部の軸方向端部に存
在する段差面に直接又は他の部材を介して突き当てる事
により、この静止輪の軸方向に亙る位置決めを図ってい
る。特に、本発明の回転速度検出装置付回転支持装置に
於いては、上記センサをセンサキャリアに支持し、この
センサキャリアを上記段部の周面に嵌合固定すると共
に、上記段差面を基準面としてこのセンサキャリアの軸
方向に亙る位置決めを図っている。更に、本発明の回転
速度検出装置付回転支持装置のうち、請求項2に記載し
たものの場合には、上記センサキャリアの一部を上記段
差面に突き当てる事により、このセンサキャリアの軸方
向に亙る位置決めを図っている。
【0011】
【作用】上述の様に構成する本発明の回転速度検出装置
付回転支持装置の場合、センサを支持したセンサキャリ
アは、静止部材の周面に形成した段部の周面に嵌合固定
している。言い換えれば、本発明の場合、このセンサキ
ャリアは静止輪に支持固定していない。従って、転がり
軸受の長期間に亙る使用に伴い、上記静止輪にクリープ
が発生し、この静止輪が上記静止部材に対して回転した
場合にも、上記センサを支持したセンサキャリアがこの
静止輪と共に回転する事を防止できる。この為、上記セ
ンサが回転したり、更にはこのセンサから導出したハー
ネスが切断されると言った不都合を防止できる。又、セ
ンサキャリアは、上記段部の段差面を基準面として軸方
向に亙る位置決めを図っている。この為、測定すべき回
転速度の検出を正確に行なえる。特に、請求項2に記載
した発明の様に、上記センサキャリアの一部を上記段差
面に突き当てる事により、このセンサキャリアの軸方向
に亙る位置決めを図れば、このセンサキャリアの軸方向
に亙る位置決めを容易に行なえる。
【0012】又、本発明の場合、エンコーダを支持した
転がり軸受とセンサを支持したセンサキャリアとを別個
に取り扱えるので、これら各部材の組み付け作業を容易
に行なえる。例えば、センサキャリアを段部に嵌合固定
する作業、並びに、このセンサキャリアに支持したセン
サにハーネスを接続する作業を、転がり軸受を組み込む
前の、機械装置内での作業スペースが比較的確保されて
いる時に行なえば、これらセンサキャリア及びハーネス
の組み付け作業を容易にできる。又、その後に上記転が
り軸受を組み付ける際にも、この転がり軸受を構成する
静止輪及び回転輪と相手部材との嵌合部に上記ハーネス
が挟み込まれない様にする作業を容易に行なえる。尚、
機械装置の構造により、ハーネスが飛び出ていると、こ
のハーネスが邪魔になって、その後に行なう転がり軸受
の組み付け作業が面倒になる場合には、先に転がり軸受
を組み込み、後からセンサキャリア及びハーネスを組み
付ける事もできる。尚、上述の様な本発明の場合、上記
センサキャリアを嵌合支持する部分である段部は、上記
静止輪の軸方向に亙る位置決めを図る為の既存の部位で
ある。この為、本発明の場合には、上記センサキャリア
を嵌合支持する為に、別個の部位を設ける必要はない。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、請求項1〜2に対応す
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。使用時
にも回転しない静止部材であるハウジング1の内径側に
は、使用時に回転する部材である回転軸2を、回転支持
装置を構成する転がり軸受3により、回転自在に支持し
ている。即ち、この転がり軸受3を構成し、上記ハウジ
ング1に内嵌した静止輪である外輪4の内周面には、外
輪軌道5を形成している。同じく上記回転軸2に外嵌し
た回転輪である内輪6の外周面には、内輪軌道7を形成
している。そして、上記外輪軌道5と内輪軌道7との間
に、それぞれが転動体である複数個の玉8を転動自在に
設ける事により、上記ハウジング1の内径側に上記回転
軸2を、回転自在に支持している。
【0014】又、上記ハウジング1の内周面の軸方向の
一部に、この内周面から直径方向内方に突出する段部9
を形成しており、この段部9の軸方向端部に存在する段
差面10に、上記外輪4の一端面(図1の右端面)を突
き当てている。又、上記ハウジング1の内周面に形成し
た係止溝11に欠円環状の止め輪12を係止し、この止
め輪12により上記外輪4の他端面(図1の左端面)を
抑え付けている。これにより、この外輪4の軸方向に亙
る位置決めを図っている。尚、本例の場合には、寸法誤
差が小さい上記外輪4を直接、上記段差面10と上記止
め輪12との間で挟持している。言い換えれば、上記外
輪4を、後述するセンサキャリア19等の寸法誤差の大
きい部材と共に挟持していない。これにより、上記外輪
4を上記ハウジング1に組み付けた状態で、この外輪4
の軸方向両端面と、これら各端面と対向する上記段差面
10及び上記止め輪12の側面との間に、軸方向に亙る
大きな隙間が生じる事を防止して、上記外輪4が軸方向
に亙り大きくがたつかない様にしている。一方、上記内
輪6は、上記回転輪2の外周面に締り嵌めで外嵌固定す
ると共に、他端面(図1の左端面)を上記回転軸2の外
周面に形成した段差面13に突き当てる事により、軸方
向に亙る位置決めを図っている。
【0015】又、上記内輪6の一端部(図1の右端部)
外周面にはエンコーダ14を、締り嵌めで外嵌固定して
いる。このエンコーダ14は、軟鋼板等の磁性金属板等
により、断面L字形で全体を円環状に形成したもので、
円筒部15と、この円筒部15の一端縁(図1の右端
縁)から直径方向外方に折れ曲がった円輪部16とを有
する。この円輪部16には、それぞれがスリット状であ
る多数の透孔17を放射状に、円周方向に亙り互いに等
間隔で形成して、上記円輪部16の磁気特性を円周方向
に亙り交互に且つ等間隔に変化させている。尚、図示の
例では、上記円筒部15を、上記内輪6の一端部外周面
に設けた小径段部18に外嵌固定している。
【0016】又、上記エンコーダ14の被検知部である
円輪部16には、センサキャリア19に支持されたセン
サ20の検知部を、軸方向に亙る微小隙間を介して対向
させている。上記センサキャリア19は、SPCCの如
き軟鋼板等の磁性金属板製のカバー21と、このカバー
21の内側に保持された合成樹脂製の保持環22とから
成る。このうちのカバー21は、断面クランク形で全体
を円環状に形成したもので、外径側部分に形成した円輪
状の突き当て部23の内周縁部に、断面L字形の保持部
24を形成している。そして、この保持部24の外径側
部分を構成する円筒部25を、前記段部9の内周面に、
締り嵌めで内嵌固定している。これと共に、上記突き当
て部23を、上記段部9の段差面10の内周寄り部分に
突き当てて、上記カバー21の軸方向に亙る位置決めを
図っている。尚、本例の場合、前記外輪4の一端面内周
縁部分には、全周に亙りこの一端面から軸方向に凹入す
る段部27を形成する事により、この外輪4の一端面内
周寄り部分が、上記段差面10の内周寄り部分に突き当
てた上記突き当て部23に突き当たらない様にしてい
る。
【0017】又、上記保持部24は、この保持部24の
円周方向の一部を軸方向(図1の右方向)に膨出させ
て、抱持部26としている。この抱持部26を含む、上
記保持部24内には、合成樹脂製の保持環22を保持固
定している。そして、この保持環22のうち、上記抱持
部26内に位置する部分内に、ホール素子、磁気抵抗素
子等、磁束の量に応じて特性を変化させる磁気検出素子
を含む磁気センサ及びこの磁気センサの出力波形を整え
る為の波形整形回路を組み込んだICと、軸方向(図1
の左右方向)に着磁した永久磁石とにより構成する、ア
クティブ型のセンサ20を包埋支持している。但し、本
発明を実施する場合に、上記センサ20及び前記エンコ
ーダ14の構造は、特に限定しない。パッシブ型等、他
の磁気検出式のものや、光電式、渦電流式等、他の構造
のものも採用できる。
【0018】この様なセンサ20を支持したセンサキャ
リア19を、前記ハウジング1の内周面に設けた段部9
に支持固定した状態で、上記センサ20の検知部は、上
記エンコーダ14の被検知部である円輪部16に、軸方
向に亙る微小隙間を介して対向する。尚、前述した通り
本例の場合には、前記外輪4の軸方向に亙る大きながた
つきを防止している。この為、上記ハウジング1と前記
回転軸2とが軸方向に亙り大きく変位するのを防止し
て、上記外輪4と共に転がり軸受3を構成する内輪6に
支持固定した上記エンコーダ14の円輪部16と、上記
センサ20の検知部とが軸方向に亙り相対変位する事を
防止でき(若しくはこの相対変位量を僅少に抑える事が
でき)、後述する回転速度検出の精度を良好にできる。
又、上記センサ20の検出信号を取り出す為の図示しな
いハーネスは、上記保持部24の一部で上記抱持部26
から円周方向に外れた位置に設けた、やはり図示しない
導出部から、円周方向に導出している。尚、本例の場
合、上記センサ20を支持したセンサキャリア19は、
上記外輪4を上記ハウジング1に内嵌固定する以前に、
上記段部9に内嵌固定しておく。
【0019】上述の様に構成する本発明の回転速度検出
装置付回転支持装置の場合、回転軸2と共に内輪6が回
転すると、その検知部をエンコーダ14の被検知部であ
る円輪部16と微小隙間を介して対向させた、上記セン
サ20の出力が変化する。この様にセンサ20の出力が
変化する周波数は、上記内輪6の回転速度に比例するの
で、この出力を表わす信号を、前記ハーネスを介して図
示しない制御器に送れば、上記回転軸2の回転速度を知
る事ができる。
【0020】特に、本発明の回転速度検出装置付回転支
持装置の場合、上記センサ20を支持したセンサキャリ
ア19は、上記ハウジング1の内周面に形成した段部9
の内周面に内嵌固定している。言い換えれば、本発明の
場合、このセンサキャリア19は上記外輪4に支持固定
していない。従って、転がり軸受3の長期間に亙る使用
に伴い、上記外輪4にクリープが発生し、この外輪4が
上記ハウジング1の内側で回転した場合にも、上記セン
サ20を支持したセンサキャリア19が上記外輪4と共
に回転する事を防止できる。この為、上記センサ20が
回転したり、更にはこのセンサ20から導出したハーネ
スが切断されると言った不都合を防止できる。更に、本
例の場合、上記センサキャリア19のカバー21を構成
する突き当て部23を、上記段部9の段差面10に突き
当てている。この為、上記センサキャリア19に支持さ
れたセンサ20の軸方向に亙る位置決めを容易に図れ
る。又、この様なセンサ20の軸方向に亙る位置決めを
確実に図れる為、回転速度の検出を正確に行なえる。
【0021】又、本発明の場合、上記エンコーダ14を
支持した転がり軸受3と上記センサ20を支持したセン
サキャリア19とを別個に取り扱えるので、これら各部
材の組み付け作業を容易に行なえる。例えば、上記セン
サキャリア19を上記段部9に内嵌固定する作業、並び
に上記センサ20に前記ハーネスを接続する作業を、上
記転がり軸受3を組み込む前の、上記ハウジング1内で
の作業スペースが比較的確保されている時に行なえば、
これらセンサキャリア19及びハーネスの組み付け作業
を容易にできる。又、その後に上記転がり軸受3を組み
付ける際にも、この転がり軸受3を構成する外輪4及び
内輪6と上記ハウジング1及び回転軸2との嵌合部に、
上記ハーネスが挟み込まれない様にする作業を容易に行
なえる。
【0022】尚、本例の場合、上記センサキャリア19
を嵌合支持する部分である段部9は、上記外輪4の軸方
向に亙る位置決めを図る為の既存の部位である。この
為、上記センサキャリア19を嵌合支持する為に別個の
部位を設ける必要はない。従って、コストを上昇させる
事なく、上記センサ20の回転防止を図れる。
【0023】次に、図2は、やはり、請求項1〜2に対
応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本
例の場合には、外輪4が回転輪で、内輪6が静止輪であ
る転がり軸受ユニットに、本発明を適用している。即
ち、本例の場合、上記外輪4は、使用時に回転する部材
である、回転体33の内周面に締り嵌めで内嵌すると共
に、この外輪4の一端面(図2の左端面)を、この回転
体33の内周面に形成した段差面13aに突き当ててい
る。又、上記内輪6は、静止部材である固定軸34に外
嵌すると共に、この固定軸34の外周面に形成した段部
9aの段差面10aと、この固定軸34の外周面に形成
した係止溝11aに係止した、欠円環状の止め輪12a
との間で、軸方向に亙り挟持している。尚、後述する様
に、本例の場合には、上記内輪6の一端面(図2の右端
面)を、センサキャリア19aのカバー21aを構成す
る突き当て部23aを介して、上記段差面10aに突き
当てている。
【0024】又、回転速度検出装置を構成するエンコー
ダ14aは、上記外輪4の一端部(図2の右端部)内周
面に形成した大径段部28に、締り嵌めで内嵌固定して
いる。本例の場合、このエンコーダ14aは、芯金29
とエンコーダ本体30とから成る。このうちの芯金29
は、軟鋼板等の磁性金属板により、断面L字形で全体を
円環状に形成したもので、上記外輪4の大径段部28に
内嵌固定する為の円筒部31と、この円筒部31の軸方
向一端縁(図2の右端縁)から直径方向内方に折れ曲が
った円輪部32とを備える。そして、このうちの円輪部
32の一側面(図2の右側面)に、上記エンコーダ本体
30を添着している。このエンコーダ本体30は、フェ
ライトの粉末を混入したゴム磁石等の永久磁石により全
体を円輪状に形成したもので、軸方向(図2の左右方
向)に亙って着磁している。着磁方向は、円周方向に亙
り交互に、且つ等間隔で変化させている。従って、上記
エンコーダ本体30の被検知部である一側面(図2の右
側面)には、S極とN極とが交互に、且つ等間隔で配置
されている。
【0025】一方、上記エンコーダ14aと共に回転速
度検出装置を構成するセンサ20aは、前述した第1例
のセンサキャリア19(図1)と直径方向に亙る内外を
逆に構成した、センサキャリア19aにより支持してい
る。本例の場合、この様なセンサキャリア19aは、こ
のセンサキャリア19aのカバー21aを構成する円筒
部25を、前記段部9aの外周面に締り嵌めで外嵌する
と共に、同じく内径側部分を構成する突き当て部23a
を、上記段部9aの段差面10aに突き当てている。
尚、本例の場合、上記突き当て部23aは、前記内輪6
の一端面と上記段差面10aとの間で挟持している。即
ち、本例の場合には、前述した第1例の様に、上記内輪
6の一端面には、上記突き当て部23aとの干渉を避け
る為の段部を形成していない。この様な本例の場合に
は、段部を形成しない分、低廉化を図れる。
【0026】又、上述の様にセンサキャリア19aを上
記段部9aに支持固定した状態で、上記センサ20aの
検知部は、上述したエンコーダ14aの被検知部であ
る、上記エンコーダ本体30の一側面と軸方向に亙る微
小隙間を介して対向する。尚、本例の場合、上記エンコ
ーダ14aの被検知部を、多極磁石である上記エンコー
ダ本体30の一側面とした事に伴い、上記センサ20a
は、ホール素子、磁気抵抗素子等、磁束の向きに応じて
も出力を変化させる磁気検出素子及びこの磁気検出素子
の出力波形を整える為の波形整形回路を組み込んだIC
としている。又、本例の場合、上述した様に段差面10
aと前記止め輪12aとの間には、寸法誤差の小さい内
輪6と共に、金属板に塑性加工を施して成り、寸法誤差
が比較的大きい突き当て部23aを挟持している。従っ
て、この突き当て部23aの寸法誤差の分だけ、製造後
に上記内輪6の軸方向両側部分に隙間が生じ、この内輪
6が軸方向に亙りがたつく可能性がある。
【0027】この為、本例の場合には、上記内輪6がが
たつく事に伴い、この内輪6と共に転がり軸受3を構成
する外輪4に支持したエンコーダ14aの被検知部と、
上記センサ20aの検知部とが軸方向に亙り相対変位し
た場合にも、回転速度検出に影響が出ない様にしてい
る。即ち、本例の場合には、上記エンコーダ30として
多極磁石を使用し、更に上記センサ20aとして、検知
部と被検知部との距離が変化して上記微小隙間の厚さが
多少大きくなっても回転速度の検出が可能な、感度の良
い、しかも磁束の向きによっても出力を変化させる、ホ
ール素子或は磁気抵抗素子を組み込んだものを使用して
いる。この為、上記内輪6ががたついて、上記微小隙間
の厚さが多少変化しても、正確な回転速度検出を行なえ
る。
【0028】上述の様に構成する本例の場合も、センサ
20aを支持するセンサキャリア19aは、固定軸34
の外周面に形成した段部9aに外嵌固定している。この
為、長期間に亙る使用に伴い、上記内輪6が上記固定軸
34に対して回転した場合にも、上記センサ20aを支
持したセンサキャリア19aが上記内輪6と共に回転す
る事を防止できる。その他の構成及び作用は、上述した
第1例の場合と同様であるから、同等部分には同一符号
を付して、重複する説明を省略する。
【0029】次に、図3〜4は、請求項1にのみ対応す
る、本発明の実施の形態の第3例を示している。本例の
場合も、前述した第1例の場合と同様、ハウジング1の
内側に回転軸2を、転がり軸受3により回転自在に支持
している。又、本例の場合、回転輪である内輪6の小径
段部18に支持したエンコーダ14bは、上述の第2例
で使用したエンコーダ14a(図2参照)と直径方向に
亙る内外を逆に構成している。即ち、このエンコーダ1
4bを上記小径段部18に外嵌固定する為の円筒部31
aを、このエンコーダ14bを構成する芯金29aの内
周縁部分に設けている。
【0030】又、本例の場合、センサを支持するセンサ
キャリア35は、ガラス繊維を混入したPBT(ポリブ
チレンテレフタレート)等の合成樹脂材料により、全体
を円環状に形成している。そして、このセンサキャリア
35の円周方向の一部に、次述するセンサユニット36
を挿通支持する為の支持孔37を、このセンサキャリア
35の軸方向両側面同士を連通する状態で形成してい
る。更に、このセンサキャリア35の片側面(図3の右
側面)で上記支持孔37に対応する部分に円筒部38を
設け、この円筒部38の内周面を上記支持孔37の一部
としている。これにより、この支持孔37の軸方向(図
3の左右方向)寸法を大きくして、上記センサユニット
36の支持強度を確保している。尚、上記支持孔37の
内径寸法は、この支持孔37の軸方向片側(図3の右
側)部分で軸方向他側(図3の左側)部分よりも大きく
している。そして、これら内径寸法の異なる両部分の軸
方向端縁同士を、段差面39により連続させている。
又、この様なセンサキャリア35は、上記ハウジング1
の内周面に設けた段部9に内嵌固定している。
【0031】又、上記センサユニット36は、合成樹脂
により全体を段付円柱状に形成し、その内部にホール素
子若しくは磁気抵抗素子と波形整形回路とから成るセン
サを包埋している。この様なセンサユニット36の外周
面は、上記支持孔37の内周面と密に嵌合自在としてい
る。即ち、このセンサユニット36の外径寸法を、この
センサユニット36の基端側(図3の右端側)部分で先
端側(図3の左端側)部分よりも大きくし、更に、これ
ら外径寸法の異なる両部分の軸方向端縁同士を段差面4
0により連続させている。又、この様なセンサユニット
36の基端面には、上記センサの出力を取り出す為のハ
ーネス41の一端部を接続している。
【0032】上記センサユニット36を上記センサキャ
リア35に支持する際には、先ず、このセンサユニット
36を上記支持孔37の内側に、この支持孔37の片側
(図3の右側)から挿入し、更に、上記センサユニット
36の外周面に設けた段差面40を上記支持孔37に設
けた段差面39に突き当てる。次いで、この状態で、上
記センサユニット36の先端部のうち上記センサキャリ
ア35の他側面から突出した部分の外周面に形成した凹
溝42と、このセンサキャリア35の他側面との間に、
欠円環状の止め輪43を掛け渡す。又、図示は省略する
が、上記支持孔37の内周面と上記センサユニット36
の外周面との一方の周面に軸方向に亙るキーを、同じく
他方の周面に軸方向に亙るキー溝を、それぞれ形成し、
上記支持孔37内に上記センサユニット36を挿通する
際に、これらキーとキー溝とを係合させる。これによ
り、上記センサユニット36を上記支持孔37内に、回
転を阻止した状態で支持し、且つ、このセンサユニット
36がこの支持孔37から抜け落ちる事を防止する。
又、図3に示す様に回転速度検出装置付回転支持装置を
完成させた状態で、上記センサユニット36の先端面に
設けたセンサの検知部は、前記エンコーダ14bの被検
知部{エンコーダ本体30の片面(図3の右面)}と、
軸方向に亙る微小隙間を介して対向する。
【0033】又、本例の場合、図3に示した完成後の状
態で、上記センサの検知部と上記エンコーダ14bの被
検知部との間に存在する微小隙間の厚さ寸法tが適正値
になる様に、上記センサキャリア35の軸方向に亙る位
置決めを図っている。この様なセンサキャリア35の軸
方向に亙る位置決めを図るべく、本例の場合には、この
センサキャリア35を前記段部9に締り嵌めで内嵌する
際に、このセンサキャリア35の他側面と上記段部9の
段差面10との軸方向に亙る間隔が所定の寸法Wになる
まで、このセンサキャリア35を上記段部9の奥側(図
3の右側)に向け、圧入治具により押し込む。上記寸法
Wは、完成後に於ける上記微小隙間の厚さ寸法tが適正
値となる様に規制する。この様に、本例の場合には、上
記段部9の段差面10を基準面として、上記センサキャ
リア35の軸方向に亙る位置決めを図っている。
【0034】尚、本例の場合、上記センサキャリア35
を上記段部9に内嵌固定する作業は、前記転がり軸受3
を組み込む前の、前記ハウジング1内での作業スペース
が比較的確保されている時に行なう。更に、上記センサ
キャリア35に対する上記センサユニット36の取り付
け、並びにこのセンサユニット36と図示しない制御器
との間に付設する前記ハーネス41の組み付け作業も、
上記転がり軸受3を組み込む前に行ない、これら各部材
の組み付け作業の容易化を図っている。その他の構成及
び作用は、前述した第1例の場合と同様である。
【0035】
【発明の効果】本発明の回転速度検出装置付回転支持装
置は、以上に述べた通り構成され作用するので、長期間
に亙る使用に伴い、静止輪にクリープが発生した場合に
も、センサを支持したセンサキャリアが静止輪と共に回
転する事を防止できる構造を安価に実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す半部断面
図。
【図2】同第2例を示す半部断面図。
【図3】同第3例を示す半部断面図。
【図4】センサキャリアの斜視図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 回転軸 3 転がり軸受 4 外輪 5 外輪軌道 6 内輪 7 内輪軌道 8 玉 9、9a 段部 10、10a 段差面 11、11a 係止溝 12、12a 止め輪 13、13a 段差面 14、14a、14b エンコーダ 15 円筒部 16 円輪部 17 透孔 18 小径段部 19、19a センサキャリア 20、20a センサ 21、21a カバー 22 保持環 23、23a 突き当て部 24 保持部 25、25a 円筒部 26 抱持部 27 段部 28 大径段部 29、29a 芯金 30 エンコーダ本体 31、31a 円筒部 32 円輪部 33 回転体 34 固定軸 35 センサキャリア 36 センサユニット 37 支持孔 38 円筒部 39 段差面 40 段差面 41 ハーネス 42 凹溝 43 止め輪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止側周面に静止側軌道を有し、使用時
    にも回転しない静止部材の周面に嵌合支持した静止輪
    と、この静止側周面と対向する回転側周面に回転側軌道
    を有し、使用時に回転する部材に嵌合支持した回転輪
    と、この回転側軌道と上記静止側軌道との間に転動自在
    に設けた複数の転動体と、上記回転輪の一部にこの回転
    輪と同心に支持固定した、円周方向に亙る特性を交互に
    且つ等間隔に変化させた被検知部を有するエンコーダ
    と、その検知部をこのエンコーダの被検知部に対向させ
    た、使用時にも回転しないセンサとを備え、上記静止輪
    の軸方向端面を、上記静止部材の周面から直径方向に突
    出する状態で設けられた段部の軸方向端部に存在する段
    差面に直接又は他の部材を介して突き当てる事により、
    この静止輪の軸方向に亙る位置決めを図った回転速度検
    出装置付回転支持装置に於いて、上記センサをセンサキ
    ャリアに支持し、このセンサキャリアを上記段部の周面
    に嵌合固定すると共に、上記段差面を基準面としてこの
    センサキャリアの軸方向に亙る位置決めを図った事を特
    徴とする回転速度検出装置付回転支持装置。
  2. 【請求項2】 センサキャリアの一部を段差面に突き当
    てる事により、このセンサキャリアの軸方向に亙る位置
    決めを図っている、請求項1に記載した回転速度検出装
    置付回転支持装置。
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