JPH11326354A - 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット - Google Patents
回転速度検出装置付転がり軸受ユニットInfo
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- JPH11326354A JPH11326354A JP10127493A JP12749398A JPH11326354A JP H11326354 A JPH11326354 A JP H11326354A JP 10127493 A JP10127493 A JP 10127493A JP 12749398 A JP12749398 A JP 12749398A JP H11326354 A JPH11326354 A JP H11326354A
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- rotating
- encoder
- sensor
- peripheral surface
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C41/00—Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
- F16C41/007—Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンコーダ７の設置空間を十分に確保すると
共に、玉５、５の公転運動が、センサ１０ａを流れる磁
束の量の変化に影響を及ぼさない様にする。 【解決手段】 外輪１の内周面の外輪軌道２、内輪３の
外周面の内輪軌道４を、それぞれ外輪１及び内輪３の軸
方向中央部よりも一端側に偏らせて設ける。そして、他
端側の外径側円筒面１３ｂ及び内径側円筒面１４ｂの軸
方向寸法を長くし、上記エンコーダ７の設置空間を確保
する。同時に、センサ１０ａと玉５、５との距離を長く
する。
共に、玉５、５の公転運動が、センサ１０ａを流れる磁
束の量の変化に影響を及ぼさない様にする。 【解決手段】 外輪１の内周面の外輪軌道２、内輪３の
外周面の内輪軌道４を、それぞれ外輪１及び内輪３の軸
方向中央部よりも一端側に偏らせて設ける。そして、他
端側の外径側円筒面１３ｂ及び内径側円筒面１４ｂの軸
方向寸法を長くし、上記エンコーダ７の設置空間を確保
する。同時に、センサ１０ａと玉５、５との距離を長く
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明に係る回転速度検出
装置付転がり軸受ユニットは、例えば自動車用自動変速
機を構成する回転軸を支承すると共にこの回転軸の回転
速度を検出する為に、この自動車用自動変速機に組み込
んだ状態で利用する。
装置付転がり軸受ユニットは、例えば自動車用自動変速
機を構成する回転軸を支承すると共にこの回転軸の回転
速度を検出する為に、この自動車用自動変速機に組み込
んだ状態で利用する。
【０００２】
【従来の技術】自動車用自動変速機を構成する回転軸を
ケーシングの内側に回転自在に支持すると共に、この回
転軸の回転速度を検出する為に、回転速度検出装置付転
がり軸受ユニットが使用される。この様な用途に使用可
能な回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとして従来
から、例えば英国特許公開GB 2292193 Aに記載されたも
のが知られている。図３〜４は、この刊行物に記載され
た回転速度検出装置付転がり軸受ユニットを示してい
る。
ケーシングの内側に回転自在に支持すると共に、この回
転軸の回転速度を検出する為に、回転速度検出装置付転
がり軸受ユニットが使用される。この様な用途に使用可
能な回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとして従来
から、例えば英国特許公開GB 2292193 Aに記載されたも
のが知られている。図３〜４は、この刊行物に記載され
た回転速度検出装置付転がり軸受ユニットを示してい
る。
【０００３】静止輪である外輪１の内周面（静止側周
面）の軸方向中央部には、静止側軌道である単列の外輪
軌道２を形成している。又、回転輪であり、上記外輪１
とほぼ同じ軸方向寸法を有する内輪３の外周面（回転側
周面）の軸方向中央部には、回転側軌道である単列の内
輪軌道４を形成している。上記外輪軌道２と内輪軌道４
との間には、それぞれが転動体である複数個の玉５、５
を、保持器６により保持した状態で転動自在に設け、上
記外輪１の内径側に上記内輪３を、回転自在に支持して
いる。又、上記内輪３の端部で上記内輪軌道４から外れ
た部分の外周面にはエンコーダ７を、外嵌固定してい
る。このエンコーダ７は、磁性金属板等により、断面Ｌ
字形で全体を円環状に形成したもので、磁気特性を円周
方向に亙り交互に且つ等間隔に変化させている。一方、
上記外輪１の端部内周面には、センサハウジング８の基
端部を内嵌固定している。そして、このセンサハウジン
グ８に設けた厚肉部９内に包埋したセンサ１０の検知部
を上記エンコーダ７の被検知部に、スラスト方向に亙る
微小隙間を介して対向させている。又、上記センサ１０
の検出信号を取り出す為のハーネス１１は、上記厚肉部
９の円周方向端面から導出し、上記センサハウジング８
の内周縁部に形成した円筒部１２に巻回している。この
構成により、輸送時や保管時に、上記ハーネス１１の基
端部が大きな曲率で折れ曲がるのを防止している。
面）の軸方向中央部には、静止側軌道である単列の外輪
軌道２を形成している。又、回転輪であり、上記外輪１
とほぼ同じ軸方向寸法を有する内輪３の外周面（回転側
周面）の軸方向中央部には、回転側軌道である単列の内
輪軌道４を形成している。上記外輪軌道２と内輪軌道４
との間には、それぞれが転動体である複数個の玉５、５
を、保持器６により保持した状態で転動自在に設け、上
記外輪１の内径側に上記内輪３を、回転自在に支持して
いる。又、上記内輪３の端部で上記内輪軌道４から外れ
た部分の外周面にはエンコーダ７を、外嵌固定してい
る。このエンコーダ７は、磁性金属板等により、断面Ｌ
字形で全体を円環状に形成したもので、磁気特性を円周
方向に亙り交互に且つ等間隔に変化させている。一方、
上記外輪１の端部内周面には、センサハウジング８の基
端部を内嵌固定している。そして、このセンサハウジン
グ８に設けた厚肉部９内に包埋したセンサ１０の検知部
を上記エンコーダ７の被検知部に、スラスト方向に亙る
微小隙間を介して対向させている。又、上記センサ１０
の検出信号を取り出す為のハーネス１１は、上記厚肉部
９の円周方向端面から導出し、上記センサハウジング８
の内周縁部に形成した円筒部１２に巻回している。この
構成により、輸送時や保管時に、上記ハーネス１１の基
端部が大きな曲率で折れ曲がるのを防止している。
【０００４】上述の様な回転速度検出装置付転がり軸受
ユニットの使用時には、上記外輪１を自動変速機のハウ
ジング等の固定部分に内嵌固定し、上記内輪３を回転軸
等の回転部分に外嵌固定する。この状態で上記内輪３が
回転すると、上記エンコーダ７と微小隙間を介して対向
した、上記センサ１０の出力が変化する。この様にセン
サ１０の出力信号が変化する周波数は、上記内輪３の回
転速度に比例するので、この出力信号を上記ハーネス１
１を介して図示しない制御器に送れば、上記回転部分の
回転速度を知る事ができる。
ユニットの使用時には、上記外輪１を自動変速機のハウ
ジング等の固定部分に内嵌固定し、上記内輪３を回転軸
等の回転部分に外嵌固定する。この状態で上記内輪３が
回転すると、上記エンコーダ７と微小隙間を介して対向
した、上記センサ１０の出力が変化する。この様にセン
サ１０の出力信号が変化する周波数は、上記内輪３の回
転速度に比例するので、この出力信号を上記ハーネス１
１を介して図示しない制御器に送れば、上記回転部分の
回転速度を知る事ができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の回転速
度検出装置付転がり軸受ユニットの場合には、外輪軌道
２を外輪１の軸方向中間部に、内輪軌道４を内輪３の軸
方向中間部に、それぞれ形成している。そして、外輪１
の内周面両端部に形成した外径側円筒面１３、１３、及
び、内輪３の両端部外周面に形成した内径側円筒面１
４、１４の軸方向に亙る幅寸法が互いに同じである。こ
の為、上記回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの小
型・軽量化を図るべく、上記外輪１及び内輪３の軸方向
寸法を小さくすると、何れかの外径側円筒面１３と内径
側円筒面１４との間に存在する、エンコーダ７を設置す
べき空間の軸方向寸法が不足し、このエンコーダ７の設
置が難しくなる。
度検出装置付転がり軸受ユニットの場合には、外輪軌道
２を外輪１の軸方向中間部に、内輪軌道４を内輪３の軸
方向中間部に、それぞれ形成している。そして、外輪１
の内周面両端部に形成した外径側円筒面１３、１３、及
び、内輪３の両端部外周面に形成した内径側円筒面１
４、１４の軸方向に亙る幅寸法が互いに同じである。こ
の為、上記回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの小
型・軽量化を図るべく、上記外輪１及び内輪３の軸方向
寸法を小さくすると、何れかの外径側円筒面１３と内径
側円筒面１４との間に存在する、エンコーダ７を設置す
べき空間の軸方向寸法が不足し、このエンコーダ７の設
置が難しくなる。
【０００６】又、仮にエンコーダ７を設置できたとして
も、センサ１０と玉５、５或は保持器６とが近づき過
ぎ、これら玉５、５や保持器６が磁性材製であると、エ
ンコーダ７の種類によっては、上記センサ１０の検出精
度が悪化する可能性がある。即ち、上記各玉５、５や保
持器６は、回転輪である内輪３及びこの内輪３に固定し
たエンコーダ７の凡そ半分の回転速度で、これら内輪３
及びエンコーダ７と同方向に回転する。これら各玉５、
５や保持器６が磁性材製でしかも上記センサ１０と近接
していると、このセンサ１０内を流れる磁束の量が、上
記エンコーダ７の回転に伴って変化する他、上記各玉
５、５や保持器６の回転によっても変化する。この結
果、上記センサ１０の出力変化中に、上記エンコーダ７
の回転に対応しない成分が含まれる可能性があり、この
エンコーダ７の回転信号でない誤信号を拾ったり、或は
上記センサ１０から出る信号のデューティ比が乱れる可
能性がある。本発明の回転速度検出装置付転がり軸受ユ
ニットは、この様な事情に鑑みて発明したものである。
も、センサ１０と玉５、５或は保持器６とが近づき過
ぎ、これら玉５、５や保持器６が磁性材製であると、エ
ンコーダ７の種類によっては、上記センサ１０の検出精
度が悪化する可能性がある。即ち、上記各玉５、５や保
持器６は、回転輪である内輪３及びこの内輪３に固定し
たエンコーダ７の凡そ半分の回転速度で、これら内輪３
及びエンコーダ７と同方向に回転する。これら各玉５、
５や保持器６が磁性材製でしかも上記センサ１０と近接
していると、このセンサ１０内を流れる磁束の量が、上
記エンコーダ７の回転に伴って変化する他、上記各玉
５、５や保持器６の回転によっても変化する。この結
果、上記センサ１０の出力変化中に、上記エンコーダ７
の回転に対応しない成分が含まれる可能性があり、この
エンコーダ７の回転信号でない誤信号を拾ったり、或は
上記センサ１０から出る信号のデューティ比が乱れる可
能性がある。本発明の回転速度検出装置付転がり軸受ユ
ニットは、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の回転速度検出装
置付転がり軸受ユニットは、前述した従来の回転速度検
出装置付転がり軸受ユニットと同様に、静止側周面に単
列の静止側軌道を持ち使用時にも回転しない静止輪と、
回転側周面に単列の回転側軌道を持ち使用時に回転す
る、この静止輪とほぼ同じ軸方向寸法を有する回転輪
と、上記静止側軌道と回転側軌道との間に転動自在に設
けた複数個の転動体と、磁気特性を円周方向に亙り交互
に且つ等間隔に変化させた円輪部を有し、上記回転側周
面の端部に嵌合固定されたエンコーダと、このエンコー
ダの円輪部の外側面に微小隙間を介して対向する検知部
を有し、上記静止輪の一部に支持されたセンサとを備え
る。特に、本発明の回転速度検出装置付転がり軸受ユニ
ットに於いては、上記静止側軌道及び回転側軌道を、そ
れぞれ静止輪又は回転輪の軸方向中央部よりも上記エン
コーダと反対側に偏らせた状態で設けている。尚、上記
静止輪及び回転輪の周面のうち、上記各軌道を形成した
のと反対側の周面には、フランジ等を形成せず、単一円
筒面若しくは中間部に段差を有する複合型の円筒面とし
ている。
置付転がり軸受ユニットは、前述した従来の回転速度検
出装置付転がり軸受ユニットと同様に、静止側周面に単
列の静止側軌道を持ち使用時にも回転しない静止輪と、
回転側周面に単列の回転側軌道を持ち使用時に回転す
る、この静止輪とほぼ同じ軸方向寸法を有する回転輪
と、上記静止側軌道と回転側軌道との間に転動自在に設
けた複数個の転動体と、磁気特性を円周方向に亙り交互
に且つ等間隔に変化させた円輪部を有し、上記回転側周
面の端部に嵌合固定されたエンコーダと、このエンコー
ダの円輪部の外側面に微小隙間を介して対向する検知部
を有し、上記静止輪の一部に支持されたセンサとを備え
る。特に、本発明の回転速度検出装置付転がり軸受ユニ
ットに於いては、上記静止側軌道及び回転側軌道を、そ
れぞれ静止輪又は回転輪の軸方向中央部よりも上記エン
コーダと反対側に偏らせた状態で設けている。尚、上記
静止輪及び回転輪の周面のうち、上記各軌道を形成した
のと反対側の周面には、フランジ等を形成せず、単一円
筒面若しくは中間部に段差を有する複合型の円筒面とし
ている。
【０００８】
【作用】上述の様に構成する本発明の回転速度検出装置
付転がり軸受ユニットによれば、転がり軸受ユニットの
軸方向寸法を大きくする事なく、静止側周面と回転側周
面との間に、エンコーダを設置すべき空間を十分に確保
できる。又、センサと転動体との距離を十分に確保でき
るので、エンコーダの種類に拘らず、上記センサの出力
が転動体の公転運動に伴って変化する事を防止して、こ
のセンサの検出精度を高くする事ができる。
付転がり軸受ユニットによれば、転がり軸受ユニットの
軸方向寸法を大きくする事なく、静止側周面と回転側周
面との間に、エンコーダを設置すべき空間を十分に確保
できる。又、センサと転動体との距離を十分に確保でき
るので、エンコーダの種類に拘らず、上記センサの出力
が転動体の公転運動に伴って変化する事を防止して、こ
のセンサの検出精度を高くする事ができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１〜２は、本発明の実施の形態
の１例を示している。静止輪である外輪１の内周面（静
止側周面）の中間部で、この内周面の中央位置よりも軸
方向一端側（図２の右側）に偏った部分には、静止側軌
道である外輪軌道２を形成している。従って、上記外輪
１の内周面の軸方向一端側には幅の狭い外径側円筒面１
３ａが、同じく軸方向他端側には幅の広い外径側円筒面
１３ｂが、それぞれ存在する。又、回転輪である内輪３
の外周面（回転側周面）の中間部で、この外周面の中央
位置よりも軸方向一端側（図２の右側）に偏った部分に
は、回転側軌道である内輪軌道４を形成している。従っ
て、上記内輪３の外周面の軸方向一端側には幅の狭い内
径側円筒面１４ａが、同じく軸方向他端側には幅の広い
内径側円筒面１４ｂが、それぞれ存在する。
の１例を示している。静止輪である外輪１の内周面（静
止側周面）の中間部で、この内周面の中央位置よりも軸
方向一端側（図２の右側）に偏った部分には、静止側軌
道である外輪軌道２を形成している。従って、上記外輪
１の内周面の軸方向一端側には幅の狭い外径側円筒面１
３ａが、同じく軸方向他端側には幅の広い外径側円筒面
１３ｂが、それぞれ存在する。又、回転輪である内輪３
の外周面（回転側周面）の中間部で、この外周面の中央
位置よりも軸方向一端側（図２の右側）に偏った部分に
は、回転側軌道である内輪軌道４を形成している。従っ
て、上記内輪３の外周面の軸方向一端側には幅の狭い内
径側円筒面１４ａが、同じく軸方向他端側には幅の広い
内径側円筒面１４ｂが、それぞれ存在する。
【００１０】そして、上記外輪軌道２と内輪軌道４との
間には、それぞれが転動体である複数個の玉５、５を転
動自在に設け、上記外輪１の内径側に上記内輪３を、回
転自在に支持している。図示の例では、上記各玉５、５
を、合成樹脂製で冠型の保持器６ａにより、転動自在に
保持している。そして、この保持器６ａのリム部１５
を、上記幅の広い外径側円筒面１３ｂと内径側円筒面１
４ｂとの間に位置させている。又、この内径側円筒面１
４ｂにエンコーダ７を、外嵌固定している。このエンコ
ーダ７は、ＳＰＣＣの如き軟鋼板等の磁性金属板によ
り、断面Ｌ字形で全体を円環状に形成したもので、固定
円筒部１６と、この固定円筒部１６の一端縁（図２の左
端縁）から直径方向外方に折れ曲がった円輪部１７とを
有する。この円輪部１７には、それぞれがスリット状で
ある多数の透孔１８、１８を放射状に、円周方向に亙り
互いに等間隔で形成して、上記円輪部１７の磁気特性を
円周方向に亙り交互に且つ等間隔に変化させている。
尚、本発明の場合には、上記エンコーダ７の固定円筒部
１６を、上記幅の広い内径側円筒面１４ｂに外嵌する
為、この固定円筒部１６の軸方向長さを十分に確保し
て、この内径側円筒面１４ｂに対する嵌合強度を十分に
確保できる。この為に、上記リム部１５の内径を上記固
定円筒部１６の外径よりも大きくして、これらリム部１
５と固定円筒部１６との干渉を防止している。
間には、それぞれが転動体である複数個の玉５、５を転
動自在に設け、上記外輪１の内径側に上記内輪３を、回
転自在に支持している。図示の例では、上記各玉５、５
を、合成樹脂製で冠型の保持器６ａにより、転動自在に
保持している。そして、この保持器６ａのリム部１５
を、上記幅の広い外径側円筒面１３ｂと内径側円筒面１
４ｂとの間に位置させている。又、この内径側円筒面１
４ｂにエンコーダ７を、外嵌固定している。このエンコ
ーダ７は、ＳＰＣＣの如き軟鋼板等の磁性金属板によ
り、断面Ｌ字形で全体を円環状に形成したもので、固定
円筒部１６と、この固定円筒部１６の一端縁（図２の左
端縁）から直径方向外方に折れ曲がった円輪部１７とを
有する。この円輪部１７には、それぞれがスリット状で
ある多数の透孔１８、１８を放射状に、円周方向に亙り
互いに等間隔で形成して、上記円輪部１７の磁気特性を
円周方向に亙り交互に且つ等間隔に変化させている。
尚、本発明の場合には、上記エンコーダ７の固定円筒部
１６を、上記幅の広い内径側円筒面１４ｂに外嵌する
為、この固定円筒部１６の軸方向長さを十分に確保し
て、この内径側円筒面１４ｂに対する嵌合強度を十分に
確保できる。この為に、上記リム部１５の内径を上記固
定円筒部１６の外径よりも大きくして、これらリム部１
５と固定円筒部１６との干渉を防止している。
【００１１】一方、上記外輪１の端部外周面には、セン
サハウジング８ａの基端部（図２の右端部）を外嵌固定
している。このセンサハウジング８ａは、ＳＰＣＣの如
き軟鋼板等の磁性金属板製のカバー１９と、このカバー
１９の内側に保持された合成樹脂製の保持環２０とから
成る。このうちのカバー１９は、断面クランク形で全体
を円環状に形成したもので、外径寄り部分に形成した突
き当て板部２１の外周縁部に嵌合筒部２２を、内周縁部
に保持部２３を、それぞれ形成している。そして、この
うちの嵌合筒部２２を、上記外輪１の端部外周面に形成
した小径段部２４に締り嵌めで外嵌すると共に、上記突
き当て板部２１を上記外輪１の端面に突き当てた状態
で、上記カバー１９を上記外輪１に結合固定している。
サハウジング８ａの基端部（図２の右端部）を外嵌固定
している。このセンサハウジング８ａは、ＳＰＣＣの如
き軟鋼板等の磁性金属板製のカバー１９と、このカバー
１９の内側に保持された合成樹脂製の保持環２０とから
成る。このうちのカバー１９は、断面クランク形で全体
を円環状に形成したもので、外径寄り部分に形成した突
き当て板部２１の外周縁部に嵌合筒部２２を、内周縁部
に保持部２３を、それぞれ形成している。そして、この
うちの嵌合筒部２２を、上記外輪１の端部外周面に形成
した小径段部２４に締り嵌めで外嵌すると共に、上記突
き当て板部２１を上記外輪１の端面に突き当てた状態
で、上記カバー１９を上記外輪１に結合固定している。
【００１２】又、上記保持部２３は、断面Ｌ字形で全体
を円環状に形成している。そして、この保持部２３の円
周方向の一部を軸方向に膨出させて、収納部２５として
いる。この収納部２５を含む、上記保持部２３内には、
ガラス繊維を混入したポリアミド６６又はＰＢＴ等の合
成樹脂製の保持環２０を保持固定している。そして、こ
の保持環２０のうち、上記収納部２５内に位置する部分
に、センサ１０ａを包埋支持している。このセンサ１０
ａの構造は、磁束の変化に対応して出力を変化させるも
のであれば特に問わないが、図示の例では、アクティブ
型のものを使用している。即ち、ホール素子、磁気抵抗
素子等の、磁束の変化に対応して特性を変化させる磁気
検出素子と、この磁気検出素子の特性変化を出力信号に
変換する為の処理回路とをＩＣ化した基板２６若しくは
パッケージと、上記磁気検出素子に流れる磁束を供給す
る永久磁石２７とにより、上記センサ１０ａを構成して
いる。この永久磁石２７は、軸方向（図１の表裏方向、
図２の左右方向）に着磁している。
を円環状に形成している。そして、この保持部２３の円
周方向の一部を軸方向に膨出させて、収納部２５として
いる。この収納部２５を含む、上記保持部２３内には、
ガラス繊維を混入したポリアミド６６又はＰＢＴ等の合
成樹脂製の保持環２０を保持固定している。そして、こ
の保持環２０のうち、上記収納部２５内に位置する部分
に、センサ１０ａを包埋支持している。このセンサ１０
ａの構造は、磁束の変化に対応して出力を変化させるも
のであれば特に問わないが、図示の例では、アクティブ
型のものを使用している。即ち、ホール素子、磁気抵抗
素子等の、磁束の変化に対応して特性を変化させる磁気
検出素子と、この磁気検出素子の特性変化を出力信号に
変換する為の処理回路とをＩＣ化した基板２６若しくは
パッケージと、上記磁気検出素子に流れる磁束を供給す
る永久磁石２７とにより、上記センサ１０ａを構成して
いる。この永久磁石２７は、軸方向（図１の表裏方向、
図２の左右方向）に着磁している。
【００１３】上述の様なセンサ１０ａを支持した、前記
センサハウジング８ａを上記外輪１の端部に結合固定し
た状態で、上記センサ１０ａの検知部である上記基板２
６は、前記エンコーダ７の被検知部である前記円輪部１
７に、スラスト方向に亙る微小隙間を介して対向する。
又、上記センサ１０ａの検出信号を取り出す為、上記基
板２６にその一端を接続したハーネス１１は、前記保持
部２３の一部で前記収納部２５に隣接する位置に設けた
導出部２８の円周方向端面から、上記保持部２３の一側
面とほぼ平行に導出している。
センサハウジング８ａを上記外輪１の端部に結合固定し
た状態で、上記センサ１０ａの検知部である上記基板２
６は、前記エンコーダ７の被検知部である前記円輪部１
７に、スラスト方向に亙る微小隙間を介して対向する。
又、上記センサ１０ａの検出信号を取り出す為、上記基
板２６にその一端を接続したハーネス１１は、前記保持
部２３の一部で前記収納部２５に隣接する位置に設けた
導出部２８の円周方向端面から、上記保持部２３の一側
面とほぼ平行に導出している。
【００１４】上述の様な回転速度検出装置付転がり軸受
ユニットの使用時には、上記外輪１を自動変速機のハウ
ジング２９等の固定部分に内嵌固定する。図示の例で
は、上記ハウジング２９の内周面に形成した係止鍔部３
０により上記外輪１の一端面（図２の右端面）を抑え付
けている。そして、これら係止鍔部３０と外輪１とに形
成した孔同士の間にスプリングピン３１を掛け渡し、静
止輪であるこの外輪１のクリープ防止を図り、クリープ
に基づき上記ハーネス１１が断線する事を防止してい
る。尚、上記スプリングピン３１を掛け渡す為の孔は、
ドリルにより容易に形成できる。
ユニットの使用時には、上記外輪１を自動変速機のハウ
ジング２９等の固定部分に内嵌固定する。図示の例で
は、上記ハウジング２９の内周面に形成した係止鍔部３
０により上記外輪１の一端面（図２の右端面）を抑え付
けている。そして、これら係止鍔部３０と外輪１とに形
成した孔同士の間にスプリングピン３１を掛け渡し、静
止輪であるこの外輪１のクリープ防止を図り、クリープ
に基づき上記ハーネス１１が断線する事を防止してい
る。尚、上記スプリングピン３１を掛け渡す為の孔は、
ドリルにより容易に形成できる。
【００１５】又、上記ハウジング２９の内周面に形成し
た係止溝３２に、Ｃリングと称される欠円環状の止め輪
３３を係止して、この止め輪３３と上記外輪１の他端面
（図２の左端面）との間で、前記カバー１９の外周縁部
に設けた突き当て板部２１を挾持している。この構成に
より、上記外輪１をハウジング２９内の所定位置に支持
固定している。又、前記内輪３を、回転軸３４の中間部
に外嵌固定している。この状態で上記内輪３の一端面
（図２の左端面）を、この回転軸３４の外周面に形成し
た段部３５に突き当てている。
た係止溝３２に、Ｃリングと称される欠円環状の止め輪
３３を係止して、この止め輪３３と上記外輪１の他端面
（図２の左端面）との間で、前記カバー１９の外周縁部
に設けた突き当て板部２１を挾持している。この構成に
より、上記外輪１をハウジング２９内の所定位置に支持
固定している。又、前記内輪３を、回転軸３４の中間部
に外嵌固定している。この状態で上記内輪３の一端面
（図２の左端面）を、この回転軸３４の外周面に形成し
た段部３５に突き当てている。
【００１６】この状態で上記内輪３が回転すると、前記
エンコーダ７と微小隙間を介して対向した、前記センサ
１０ａの出力が変化する。この様にセンサ１０ａの出力
信号が変化する周波数は、上記内輪３の回転速度に比例
する。又、本例の場合には、センサ１０ａの出力信号の
大きさは、上記内輪３の回転速度に関係なく、常に一定
である。従って、この出力信号を前記ハーネス１１を介
して図示しない制御器に送れば、上記回転部分の回転速
度を安定して知る事ができる。
エンコーダ７と微小隙間を介して対向した、前記センサ
１０ａの出力が変化する。この様にセンサ１０ａの出力
信号が変化する周波数は、上記内輪３の回転速度に比例
する。又、本例の場合には、センサ１０ａの出力信号の
大きさは、上記内輪３の回転速度に関係なく、常に一定
である。従って、この出力信号を前記ハーネス１１を介
して図示しない制御器に送れば、上記回転部分の回転速
度を安定して知る事ができる。
【００１７】上述の様に構成し作用する本発明の回転速
度検出装置付転がり軸受ユニットによれば、外輪軌道２
と内輪軌道４とを、それぞれ外輪１及び内輪３の軸方向
中央部から一端側（図２の右端側）に偏らせている為、
これら外輪１の内周面及び内輪３の外周面の他端側に、
それぞれ幅が広い外径側円筒面１３ｂ及び内径側円筒面
１４ｂを設け、転がり軸受ユニットの軸方向寸法を大き
くする事なく、上記エンコーダ７を設置すべき空間を十
分に確保できる。又、上記センサ１０ａと玉５、５との
距離を十分に確保できるので、エンコーダ７として、図
示の様な磁性金属板に透孔１８等の除肉部と、円周方向
に隣り合う除肉部同士の間に存在する充実部とを交互に
且つ等間隔に設けたものを使用した場合でも、上記セン
サ１０ａの出力が上記各玉５、５の公転運動に伴って変
化する事を防止できる。特に、図示の例では、これら各
玉５、５とセンサ１０ａとの間に、磁気抵抗が大きな合
成樹脂製の保持器６ａのリム部１５を配置しているの
で、上記各玉５、５の公転運動に基づき上記センサ１０
ａを通過する磁束の量が変化するのを、より確実に抑え
る事ができる。この結果、上記センサ１０ａの検出精度
を高くして、回転速度検出の精度並びに信頼性の向上を
図れる。尚、本発明を実施するのに、図示の例とは逆
に、外輪を回転輪とし、内輪を静止輪とする事もでき
る。
度検出装置付転がり軸受ユニットによれば、外輪軌道２
と内輪軌道４とを、それぞれ外輪１及び内輪３の軸方向
中央部から一端側（図２の右端側）に偏らせている為、
これら外輪１の内周面及び内輪３の外周面の他端側に、
それぞれ幅が広い外径側円筒面１３ｂ及び内径側円筒面
１４ｂを設け、転がり軸受ユニットの軸方向寸法を大き
くする事なく、上記エンコーダ７を設置すべき空間を十
分に確保できる。又、上記センサ１０ａと玉５、５との
距離を十分に確保できるので、エンコーダ７として、図
示の様な磁性金属板に透孔１８等の除肉部と、円周方向
に隣り合う除肉部同士の間に存在する充実部とを交互に
且つ等間隔に設けたものを使用した場合でも、上記セン
サ１０ａの出力が上記各玉５、５の公転運動に伴って変
化する事を防止できる。特に、図示の例では、これら各
玉５、５とセンサ１０ａとの間に、磁気抵抗が大きな合
成樹脂製の保持器６ａのリム部１５を配置しているの
で、上記各玉５、５の公転運動に基づき上記センサ１０
ａを通過する磁束の量が変化するのを、より確実に抑え
る事ができる。この結果、上記センサ１０ａの検出精度
を高くして、回転速度検出の精度並びに信頼性の向上を
図れる。尚、本発明を実施するのに、図示の例とは逆
に、外輪を回転輪とし、内輪を静止輪とする事もでき
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、小型且つ軽量で、しかも高い検出精度を有
する回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの実現に寄
与する事ができる。
用するので、小型且つ軽量で、しかも高い検出精度を有
する回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの実現に寄
与する事ができる。
【図１】本発明の実施の形態の１例を示す部分正面図。
【図２】図１のＡ−Ｏ−Ａ断面図。
【図３】従来構造の１例を示す断面図。
【図４】図３の右方から見た図。
１ 外輪 ２ 外輪軌道 ３ 内輪 ４ 内輪軌道 ５ 玉 ６、６ａ 保持器 ７ エンコーダ ８、８ａ センサハウジング ９ 厚肉部 １０、１０ａ センサ １１ ハーネス １２ 円筒部 １３、１３ａ、１３ｂ 外径側円筒面 １４、１４ａ、１４ｂ 内径側円筒面 １５ リム部 １６ 固定円筒部 １７ 円輪部 １８ 透孔 １９ カバー ２０ 保持環 ２１ 突き当て板部 ２２ 嵌合筒部 ２３ 保持部 ２４ 小径段部 ２５ 収納部 ２６ 基板 ２７ 永久磁石 ２８ 導出部 ２９ ハウジング ３０ 係止鍔部 ３１ スプリングピン ３２ 係止溝 ３３ 止め輪 ３４ 回転軸 ３５ 段部
Claims (1)
- 【請求項１】 静止側周面に単列の静止側軌道を持ち使
用時にも回転しない静止輪と、回転側周面に単列の回転
側軌道を持ち使用時に回転する、この静止輪とほぼ同じ
軸方向寸法を有する回転輪と、上記静止側軌道と回転側
軌道との間に転動自在に設けた複数個の転動体と、磁気
特性を円周方向に亙り交互に且つ等間隔に変化させた円
輪部を有し、上記回転側周面の端部に嵌合固定されたエ
ンコーダと、このエンコーダの円輪部の外側面に微小隙
間を介して対向する検知部を有し、上記静止輪の一部に
支持されたセンサとを備えた回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットに於いて、上記静止側軌道及び回転側軌道
を、それぞれ静止輪又は回転輪の軸方向中央部よりも上
記エンコーダと反対側に偏らせた状態で設けている事を
特徴とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10127493A JPH11326354A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10127493A JPH11326354A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11326354A true JPH11326354A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=14961335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10127493A Pending JPH11326354A (ja) | 1998-05-11 | 1998-05-11 | 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11326354A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009075052A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Ntn Corp | 回転検出センサ |
| JP2009075053A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Ntn Corp | 回転検出センサ |
| JP2012501446A (ja) * | 2008-08-26 | 2012-01-19 | アレグロ・マイクロシステムズ・インコーポレーテッド | 集積化エネルギー貯蔵デバイスを有する集積回路のための方法および装置 |
| US10411498B2 (en) | 2015-10-21 | 2019-09-10 | Allegro Microsystems, Llc | Apparatus and methods for extending sensor integrated circuit operation through a power disturbance |
| US10978897B2 (en) | 2018-04-02 | 2021-04-13 | Allegro Microsystems, Llc | Systems and methods for suppressing undesirable voltage supply artifacts |
-
1998
- 1998-05-11 JP JP10127493A patent/JPH11326354A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009075052A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Ntn Corp | 回転検出センサ |
| JP2009075053A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-09 | Ntn Corp | 回転検出センサ |
| JP2012501446A (ja) * | 2008-08-26 | 2012-01-19 | アレグロ・マイクロシステムズ・インコーポレーテッド | 集積化エネルギー貯蔵デバイスを有する集積回路のための方法および装置 |
| US10411498B2 (en) | 2015-10-21 | 2019-09-10 | Allegro Microsystems, Llc | Apparatus and methods for extending sensor integrated circuit operation through a power disturbance |
| US10978897B2 (en) | 2018-04-02 | 2021-04-13 | Allegro Microsystems, Llc | Systems and methods for suppressing undesirable voltage supply artifacts |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050311 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050311 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061221 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061226 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070508 |