JPH11303860A - 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット - Google Patents
回転速度検出装置付転がり軸受ユニットInfo
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- JPH11303860A JPH11303860A JP10107892A JP10789298A JPH11303860A JP H11303860 A JPH11303860 A JP H11303860A JP 10107892 A JP10107892 A JP 10107892A JP 10789298 A JP10789298 A JP 10789298A JP H11303860 A JPH11303860 A JP H11303860A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C41/007—Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/76—Sealings of ball or roller bearings
- F16C33/78—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members
- F16C33/7886—Sealings of ball or roller bearings with a diaphragm, disc, or ring, with or without resilient members mounted outside the gap between the inner and outer races, e.g. sealing rings mounted to an end face or outer surface of a race
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- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
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- F16C2361/65—Gear shifting, change speed gear, gear box
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
造を実現する。 【解決手段】 アクティブセンサ23を構成する基板2
4を、円周方向に長く、且つ長辺が非直線形の形状とす
る。この構成により、基板24の面積を確保し、しかも
この基板24の一部が外輪1の外周面や内輪3の内周面
から径方向に突出しない構造を実現する。
Description
装置付転がり軸受ユニットは、例えば自動車用自動変速
機を構成する回転軸を支承すると共にこの回転軸の回転
速度を検出する為に、この自動車用自動変速機に組み込
んだ状態で利用する。
ケーシングの内側に回転自在に支持すると共に、この回
転軸の回転速度を検出する為に、回転速度検出装置付転
がり軸受ユニットが使用される。この様な用途に使用可
能な回転速度検出装置付転がり軸受ユニットとして従来
から、例えば英国特許公開GB 2292193 Aに記載されたも
のが知られている。図8〜9は、この刊行物に記載され
た回転速度検出装置付転がり軸受ユニットを示してい
る。
軌道である外輪軌道2を形成している。又、回転輪であ
る内輪3の外周面には、回転側軌道である内輪軌道4を
形成している。上記外輪軌道2と内輪軌道4との間に
は、それぞれが転動体である複数個の玉5、5を、保持
器6により保持した状態で転動自在に設け、上記外輪1
の内径側に上記内輪3を、回転自在に支持している。
又、上記内輪3の端部外周面にはエンコーダ7を、外嵌
固定している。このエンコーダ7は、磁性金属板等によ
り、断面L字形で全体を円環状に形成したもので、磁気
特性を円周方向に亙り交互に且つ等間隔に変化させてい
る。一方、上記外輪1の端部内周面には、センサハウジ
ング8の基端部を内嵌固定している。そして、このセン
サハウジング8に設けた厚肉部9内に包埋したセンサ1
0の検知部を上記エンコーダ7の被検知部に、スラスト
方向に亙る微小隙間を介して対向させている。又、上記
センサ10の検出信号を取り出す為のハーネス11は、
上記厚肉部9の円周方向端面から導出し、上記センサハ
ウジング8の内周縁部に形成した円筒部12に巻回して
いる。この構成により、輸送時や保管時に、上記ハーネ
ス11の基端部が大きな曲率で折れ曲がるのを防止して
いる。
ユニットの使用時には、上記外輪1を自動変速機のハウ
ジング等の固定部分に内嵌固定し、上記内輪3を回転軸
等の回転部分に外嵌固定する。この状態で上記内輪3が
回転すると、上記エンコーダ7と微小隙間を介して対向
した、上記センサ10の出力が変化する。この様にセン
サ10の出力信号が変化する周波数は、上記内輪3の回
転速度に比例するので、この出力信号を上記ハーネス1
1を介して図示しない制御器に送れば、上記回転部分の
回転速度を知る事ができる。
技術は、特にエンコーダ7とセンサ10との構造に就い
て開示していない。一方、小型でしかも低速でも良好な
検出精度を得られる、磁気検知式の回転速度検出装置を
実現する為には、ホール素子又は磁気抵抗素子である磁
気検出素子を組み込んだアクティブセンサを使用する事
が好ましい。そして、このアクティブセンサに、上記磁
気検出素子の出力信号の波形を整える(正弦波形を方形
波形に変換する)波形整形回路を組み込む事が、ハーネ
スを通じて伝達する信号の劣化を防止し、信頼性の高い
回転速度検出を行なう上からは好ましい。又、電子部品
であるアクティブセンサの取り扱いを容易にすると共
に、このアクティブセンサの検出信号を処理する為の制
御器側の回路の簡素化を図る為に、上記磁気検出素子及
び波形整形回路を含む電子部品を、基板等の取付部材の
表面に固定して、一体に取り扱える様にする事が好まし
い。
ンサを、基板の表面に上記磁気検出素子及び波形整形回
路の他、増幅回路、自己診断回路等の信号処理回路、並
びに必要に応じて永久磁石をまとめて配置して構成する
事が考えられている。この様な場合に使用する基板の形
状は、一般的に長矩形として、上記回路等を組み込んだ
アクティブセンサの幅寸法が小さくなる様にする。
ダを組み込んだ転がり軸受の側方に、この転がり軸受の
内外両周面から直径方向に突出しない状態で組み付けら
れれば、取り扱い性の良好な回転速度検出装置付転がり
軸受ユニットを実現できる。即ち、上記アクティブセン
サを構成する基板の一部が外輪の外周面から直径方向外
方に突出しない様にする事により、この外輪をハウジン
グ等に内嵌固定する作業が容易になり、上記基板の一部
が内輪の内周面から直径方向内方に突出しない様にする
事により、この内輪を回転軸等に外嵌固定する作業が容
易になる。
クティブセンサを構成すると、このアクティブセンサを
組み付ける転がり軸受が小型である(直径が小さい)場
合に、上記基板の一部が外輪の外周面よりも直径方向外
方に突出したり、或は内輪の内周面から直径方向内方に
突出したりして、回転速度検出装置付転がり軸受ユニッ
トの取り扱い性が悪化する。本発明の回転速度検出装置
付転がり軸受ユニットは、この様な事情に鑑みて発明し
たものである。
置付転がり軸受ユニットは何れも、前述した従来の回転
速度検出装置付転がり軸受ユニットと同様に、静止側軌
道を持ち使用時にも回転しない静止輪と、回転側軌道を
持ち使用時に回転する回転輪と、上記静止側軌道と回転
側軌道との間に転動自在に設けた複数個の転動体と、上
記回転輪の一部にこの回転輪と同心に支持固定された、
磁気特性を円周方向に亙り交互に且つ等間隔に変化させ
たエンコーダと、このエンコーダに微小隙間を介して対
向する検知部を有し、上記静止輪の一部に支持されたセ
ンサとを備える。
置付転がり軸受ユニットの場合には、上記センサは、ホ
ール素子又は磁気抵抗素子である磁気検出素子と波形整
形回路とを取付部材に固定したアクティブセンサであ
り、この取付部材はそれぞれが長辺となる内周縁及び外
周縁を上記静止輪の円周方向に配置した状態で上記静止
輪の一部に支持されており、上記内周縁の形状を凹形の
非直線状とし、上記外周縁の形状を凸型の非直線状とす
ると共に、上記外周縁の直径を静止輪又は回転輪である
外輪の外径よりも小さくし、上記内周縁の直径を回転輪
又は静止輪である内輪の内径よりも大きくしている。
置付転がり軸受ユニットの場合には、このセンサは、ホ
ール素子又は磁気抵抗素子である磁気検出素子と波形整
形回路とを複数の取付部材に固定したアクティブセンサ
であり、これら各取付部材は、上記静止輪の端面と平行
な同一平面上に位置させた状態で上記静止輪の一部に支
持されており、上記複数の取付部材をこの静止輪の円周
方向に亙り、外径側が凸縁となる方向に傾斜させて非直
線状に配置すると共に、これら複数の取付部材の外接円
の直径を静止輪又は回転輪である外輪の外径よりも小さ
くし、これら複数の取付部材の内接円の直径を回転輪又
は静止輪である内輪の内径よりも大きくしている。
付転がり軸受ユニットによれば、小型の転がり軸受にア
クティブセンサを組み込む場合でも、基板の一部が外輪
の外周面から直径方向外方に突出したり、或はこの基板
の一部が内輪の内周面から直径方向内方に突出したりす
る事を防止できる。この為、上記外輪をハウジング等に
内嵌固定したり、上記内輪を回転軸等に外嵌固定したり
する作業を、これらハウジングや回転軸等に干渉防止の
為の特別な加工をする事なく、容易に行なえる。
る、本発明の実施の形態の第1例を示している。静止輪
である外輪1の内周面には、静止側軌道である外輪軌道
2を形成している。又、回転輪である内輪3の外周面に
は、回転側軌道である内輪軌道4を形成している。上記
外輪軌道2と内輪軌道4との間には、それぞれが転動体
である複数個の玉5、5を転動自在に設け、上記外輪1
の内径側に上記内輪3を、回転自在に支持している。
又、上記内輪3の端部外周面にはエンコーダ7を、外嵌
固定している。このエンコーダ7は、軟鋼板等の磁性金
属板等により、断面L字形で全体を円環状に形成したも
ので、固定円筒部13と、この固定円筒部13の一端縁
(図2の左端縁)から直径方向外方に折れ曲がった円輪
部14とを有する。この円輪部14には、それぞれがス
リット状である多数の透孔15、15を放射状に、円周
方向に亙り互いに等間隔で形成して、上記円輪部14の
磁気特性を円周方向に亙り交互に且つ等間隔に変化させ
ている。
サハウジング8aの基端部(図2の右端部)を外嵌固定
している。このセンサハウジング8aは、SPCCの如
き軟鋼板等の磁性金属板製のカバー16と、このカバー
16の内側に保持された合成樹脂製の保持環17とから
成る。このうちのカバー16は、断面クランク形で全体
を円環状に形成したもので、外径寄り部分に形成した突
き当て板部18の外周縁部に嵌合筒部19を、内周縁部
に保持部20を、それぞれ形成している。そして、この
うちの嵌合筒部19を、上記外輪1の端部外周面に形成
した小径段部21に締り嵌めで外嵌すると共に、上記突
き当て板部18を上記外輪1の端面に突き当てた状態
で、上記カバー16を上記外輪1に結合固定している。
を円環状に形成している。そして、この保持部20の円
周方向の一部を軸方向に膨出させて、収納部22として
いる。この収納部22を含む、上記保持部20内には、
ガラス繊維を混入したポリアミド66又はPBT等の合
成樹脂製の保持環17を保持固定している。そして、こ
の保持環17のうち、上記収納部22内に位置する部分
内に、アクティブセンサ23を包埋支持している。この
アクティブセンサ23は、取付部材である基板24に、
ホール素子又は磁気抵抗素子である磁気検出素子25
(実施の形態の第2例を示す図7参照)と、この磁気検
出素子25を通過する磁束を流す為の図示しない永久磁
石と、この磁気検出素子25の出力信号を処理する為の
処理回路26(図7参照)とを固定して成る。この処理
回路は、IC若しくはLSIとしたもので、上記磁気検
出素子の波形を整える波形整形回路と、この波形整形回
路の出力を増幅する為の増幅回路と、故障の発生の有無
を判定する為の自己診断回路とを含む。
受ユニットの場合、上記基板24は、図1に示す様に、
略「く」字形としている。そしてこの基板24の長辺
が、それぞれ内周縁及び外周縁になる様に、上記収納部
22内で上記保持環17中に、円周方向に亙り包埋支持
している。又、上記基板24の内周縁の形状を凹形の非
直線状とし、上記外周縁の形状と凸型の非直線状として
いる。この様な基板24は、この基板24に取り付けた
上記各部品と共に、上記収納部22内に収納にしてい
る。従って、上記基板24の外周縁の直径は静止輪であ
る前記外輪1の外径よりも小さく、上記基板24の内周
縁の直径は、回転輪である前記内輪3の内径よりも大き
い。尚、これらの条件を満たす為、上記基板24の形状
を、外径側が膨らみ、内径側が凹んだ円弧形にしても良
い。
た、前記センサハウジング8aを上記外輪1の端部に結
合固定した状態で、上記アクティブセンサ23の検知部
である上記磁気検出素子25は、上記エンコーダ7の被
検知部である前記円輪部14に、スラスト方向に亙る微
小隙間を介して対向する。又、上記アクティブセンサ2
3の検出信号を取り出す為のハーネス11は、上記保持
部20の一部で上記収納部22に隣接する位置に設けた
導出部27の円周方向端面から、上記保持部20の一側
面とほぼ平行に導出している。
ユニットの使用時には、上記外輪1を自動変速機のハウ
ジング28等の固定部分に内嵌固定する。図示の例で
は、前記カバー16の外周縁部に設けた突き当て板部1
8を、上記ハウジング28の内周面に形成した係止鍔部
29と上記外輪1の一端面(図2の左端面)との間で挟
持している。又、上記ハウジング28の内周面に形成し
た係止溝30に、Cリングと称される欠円環状の止め輪
31を係止して、上記外輪1の他端面(図1の右端面)
を抑え付けている。この構成により、上記外輪1をハウ
ジング28内の所定位置に支持固定している。又、前記
内輪3を、回転軸32の中間部に外嵌固定している。こ
の状態で上記内輪3の一端面を、この回転軸32の外周
面に形成した段部33に突き当てている。
エンコーダ7と微小隙間を介して対向した、前記アクテ
ィブセンサ23の出力が変化する。この様にアクティブ
センサ23の出力信号が変化する周波数は、上記内輪3
の回転速度に比例する。又、アクティブセンサ23の出
力信号の大きさは、上記内輪3の回転速度に関係なく、
常に一定である。従って、この出力信号を前記ハーネス
11を介して図示しない制御器に送れば、上記回転部分
の回転速度を安定して知る事ができる。
度検出装置付転がり軸受ユニットによれば、小型の転が
り軸受に上記アクティブセンサ23を組み込む場合で
も、基板24の一部が上記外輪1の外周面から直径方向
外方に突出したり、或はこの基板24の一部が上記内輪
3の内周面から直径方向内方に突出したりする事を防止
できる。この為、上記外輪1を上記ハウジング28に内
嵌固定したり、上記内輪3を上記回転軸32に外嵌固定
したりする作業を、これらハウジング28や回転軸32
に干渉防止の為の特別な加工をする事なく、容易に行な
える。
本発明の実施の形態の第2例を示している。本例の場合
には、磁気検出素子25に磁束を流す為の永久磁石を、
エンコーダ7a側に設け、アクティブセンサ23a側に
は、上記磁気検出素子25と処理回路26のみを設け、
永久磁石は省略している。この為に、内輪3の端部外周
面に外嵌固定するエンコーダ7aを、芯金34と永久磁
石35とから構成している。このうちの芯金34は、S
PCCの如き軟鋼板等の磁性金属板にプレス加工を施す
事により、断面L字形で全体を円環状に形成したもの
で、固定円筒部13と、この固定円筒部13の一端縁
(図6の左端縁)から直径方向外方に折れ曲がった円輪
部14とを有する。上記永久磁石35は、全体を円輪状
に形成しており、この円輪部14の外側面(図6の左側
面)に、全周に亙って添着している。上記永久磁石35
は、軸方向(図6の左右方向)に亙り着磁されている。
着磁方向は、円周方向に亙り交互に且つ等間隔で変化さ
せている。従って、上記永久磁石35の外側面にはN極
とS極とが、交互に且つ等間隔で存在する。
サハウジング8bの基端部(図6の右端部)を外嵌固定
している。このセンサハウジング8bは、磁性金属板製
のカバー16aと、このカバー16aの内側に保持され
た合成樹脂製の保持環17aとから成る。このうちのカ
バー16aは、断面クランク形で全体を円環状に形成し
たもので、外径寄り部分に形成した突き当て板部18a
の外周縁部に嵌合筒部19aを、内周縁部に保持部20
aを、それぞれ形成している。そして、このうちの嵌合
筒部19aを、上記外輪1の端部外周面に形成した小径
段部21に締り嵌めで外嵌すると共に、上記突き当て板
部18aを上記外輪1の端面に突き当てた状態で、上記
カバー16aを上記外輪1に結合固定している。
体を円環状に形成している。そして、この保持部20a
の円周方向の一部を軸方向並びに直径方向外方に膨出さ
せて、収納部22aとしている。この収納部22aを含
む、上記保持部20a内には、合成樹脂製の保持環17
aを保持固定している。そして、この保持環17aのう
ち、上記収納部22a内に位置する部分内に、アクティ
ブセンサ23aを包埋支持している。このアクティブセ
ンサ23aは、それぞれが取付部材である1対の基板2
4a、24bに、ホール素子又は磁気抵抗素子である磁
気検出素子25と、この磁気検出素子25の出力信号を
処理する為の処理回路26とを固定すると共に、これら
磁気検出素子25と処理回路26とを、可撓性を有する
導体36、36により導通させて成る。
した、前記センサハウジング8bを上記外輪1の端部に
結合固定した状態で、上記アクティブセンサ23aの検
知部である上記磁気検出素子25は、前記エンコーダ7
aの被検知部である前記永久磁石35に、スラスト方向
に亙る微小隙間を介して対向する。又、上記各基板24
a、24bは、上記外輪1の端面と平行な同一平面上に
位置すると共に、上記外輪1の円周方向に亙り、外径側
が凸縁となる方向に傾斜させて非直線状に配置する事に
より、上記各基板24a、24bの外接円の直径を上記
外輪1の外径よりも小さくし、同じく内接円の直径を前
記内輪3の内径よりも大きくしている。この様に1対の
基板24a、24bを非直線状に配置する事に伴い、こ
れら両基板24a、24b同士の間に掛け渡した複数本
の導体36、36の撓み量が異なる。これら各導体3
6、36は、この様に互いの撓み量を異ならせた状態の
まま、前記保持環17aを構成する合成樹脂中に包埋さ
れる。又、上記アクティブセンサ23aの検出信号を取
り出す為のハーネス11は、上記保持部20aの一部で
上記収納部22aに隣接する位置に設けた導出部27の
円周方向端面から、上記保持部20aの一側面とほぼ平
行に導出している。
ユニットの使用時には、上記外輪1を自動変速機のハウ
ジング28a等の固定部分に内嵌固定する。図示の例で
は、上記外輪1の一端面(図6の右端面)を、上記ハウ
ジング28aの内周面に形成した係止鍔部29aに突き
当てている。又、上記ハウジング28aの内周面に形成
した係止溝30aに欠円環状の止め輪31aを係止し、
前記カバー16aの突き当て板部18aを介して、上記
外輪1の他端面(図1の左端面)を抑え付けている。
又、上記止め輪31aの不連続部の円周方向に亙る長さ
L31a を、上記収納部22aの円周方向に亙る長さL
22a よりも少し(係止溝30aへの装着作業を行なえる
分だけ)長く(L31a >L22a )して、この収納部22
aを、上記不連続部に位置させている。この構成によ
り、この収納部22aの外径を大きくして、上記アクテ
ィブセンサ23aの外径を大きくできる様にすると共
に、上記止め輪31aとカバー16aとの干渉を防止し
つつ、上記外輪1をハウジング28a内の所定位置に支
持固定している。尚、この様な構造は、請求項1に記載
した発明でも実施できる。又、前記内輪3を、回転軸3
2の中間部に外嵌固定している。この状態で上記内輪3
の一端面を、この回転軸32の外周面に形成した段部3
3に突き当てている。
検出装置付転がり軸受ユニットによれば、前述した第1
例の場合と同様に、回転軸32の回転速度検出を行なえ
る。又、上記外輪1を上記ハウジング28aに内嵌固定
したり、上記内輪3を上記回転軸32に外嵌固定したり
する作業を、これらハウジング28aや回転軸32に干
渉防止の為の特別な加工をする事なく、容易に行なえ
る。
用するので、小型且つ軽量で、優れた取り扱い性を有す
る回転速度検出装置付転がり軸受ユニットの実現に寄与
する事ができる。
図。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 静止側軌道を持ち使用時にも回転しない
静止輪と、回転側軌道を持ち使用時に回転する回転輪
と、上記静止側軌道と回転側軌道との間に転動自在に設
けた複数個の転動体と、上記回転輪の一部にこの回転輪
と同心に支持固定された、磁気特性を円周方向に亙り交
互に且つ等間隔に変化させたエンコーダと、このエンコ
ーダに微小隙間を介して対向する検知部を有し、上記静
止輪の一部に支持されたセンサとを備えた回転速度検出
装置付転がり軸受ユニットに於いて、このセンサは、ホ
ール素子又は磁気抵抗素子である磁気検出素子と波形整
形回路とを取付部材に固定したアクティブセンサであ
り、この取付部材はそれぞれが長辺となる内周縁及び外
周縁を上記静止輪の円周方向に配置した状態で上記静止
輪の一部に支持されており、上記内周縁の形状を凹形の
非直線状とし、上記外周縁の形状を凸型の非直線状とす
ると共に、上記外周縁の直径を静止輪又は回転輪である
外輪の外径よりも小さくし、上記内周縁の直径を回転輪
又は静止輪である内輪の内径よりも大きくした事を特徴
とする回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。 - 【請求項2】 静止側軌道を持ち使用時にも回転しない
静止輪と、回転側軌道を持ち使用時に回転する回転輪
と、上記静止側軌道と回転側軌道との間に転動自在に設
けた複数個の転動体と、上記回転輪の一部にこの回転輪
と同心に支持固定された、磁気特性を円周方向に亙り交
互に且つ等間隔に変化させたエンコーダと、このエンコ
ーダに微小隙間を介して対向する検知部を有し、上記静
止輪の一部に支持されたセンサとを備えた回転速度検出
装置付転がり軸受ユニットに於いて、このセンサは、ホ
ール素子又は磁気抵抗素子である磁気検出素子と波形整
形回路とを複数の取付部材に固定したアクティブセンサ
であり、これら各取付部材は、上記静止輪の端面と平行
な同一平面上に位置させた状態で上記静止輪の一部に支
持されており、上記複数の取付部材をこの静止輪の円周
方向に亙り、外径側が凸縁となる方向に傾斜させて非直
線状に配置すると共に、これら複数の取付部材の外接円
の直径を静止輪又は回転輪である外輪の外径よりも小さ
くし、これら複数の取付部材の内接円の直径を回転輪又
は静止輪である内輪の内径よりも大きくした事を特徴と
する回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107892A JPH11303860A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10107892A JPH11303860A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11303860A true JPH11303860A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14470724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10107892A Pending JPH11303860A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 回転速度検出装置付転がり軸受ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11303860A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190689A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Nsk Ltd | センサ付き軸受 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP10107892A patent/JPH11303860A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008190689A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Nsk Ltd | センサ付き軸受 |
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