JP4325381B2 - モータ用センサ付き転がり軸受 - Google Patents

モータ用センサ付き転がり軸受 Download PDF

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本発明は、転がり軸受の内輪あるいは外輪に一体に固定された回転部材の回転数あるいは回転速度の少なくとも一方を検知するためのセンサ付き転がり軸受に関する。
センサ付き転がり軸受は、磁気感応センサとマグネット等の被検出部材を外輪又は内輪にそれぞれ固定して構成されている。センサ付き転がり軸受を開示している先行技術文献としては以下のものが挙げられる。
特開平7−311212号公報(第2〜3頁、図1) 特開平10−311740号公報(第2〜3頁、図1) 特開2002−174258号公報(図1)
図7は、特許文献1に開示のセンサ付き転がり軸受を示す図である。このセンサ付き転がり軸受は、センサキャリア123に埋設されたセンサ121が、センサ保持装置125を介して外輪内径面に設けられた凹状溝116bに全周に亘ってビーディング固定されて構成されている。
また、被検出部材が、内輪外径面に圧入されたL状部材122の半径方向の平面部上に配置され、センサ121と対向している。
図8は、特許文献2に開示のセンサ付き転がり軸受を示す図であり、このセンサ付き転がり軸受は、外輪外径に段部を設け、この段部に環状のホルダーを取り付け、このホルダーにセンサまたは被検出部材が固定されている。
ところで、図7及び図8に示すセンサ付き転がり軸受は、モータ等の磁気ノイズが発生する部材の近傍に配置されることが多い。
このように、センサ付き転がり軸受を、磁気ノイズが発生する部材の近傍に配置した場合、外部のノイズに起因する外部磁界で、センサ付き転がり軸受の被検出部材が形成する磁界を乱してしまうことが考えられる。
このため、これらのセンサ付き転がり軸受では、被検出部材によって形成された磁界を正確に検出することができない虞がある。
この対策として、外部磁気を遮断するために、様々な技術が提案されている。例えば、図9(特許文献3)に示すセンサ付き転がり軸受250は、センサ部251の磁気バイパスや、センサ固定リング252に切欠き窓253を設けて、漏洩磁束のループを遮断するものである。
しかし、このセンサ付き転がり軸受250においても、強磁界下ではその効果が十分とはいえない。
本発明は、磁気ノイズが発生する環境においても正常に動作することが可能なセンサ付き転がり軸受を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明は、内輪と、外輪と、前記内輪及び前記外輪の間に介在する転動体と、前記内輪に取り付けられる磁性体からなる円環状のマグネットホルダと、該マグネットホルダに保持される円環状の多極磁石と、前記外輪に取り付けられる磁性体からなる円環状のセンサホルダと、該センサホルダに配置されたセンサハウジングと、該センサハウジングに保持され、前記多極磁石と対向する磁気感応センサと、を有し、モータ軸を支持するモータ用センサ付き転がり軸受であって、
前記センサホルダが前記多極磁石及び磁気感応センサを軸方向外方及び径方向外方にて覆うように形成され、
前記マグネットホルダは、前記内輪及び前記外輪間に形成される軸受空間を塞ぐように、前記外輪に向けて延出し、且つ、前記マグネットホルダの延出した先端部は、前記センサハウジングの外径側に保持された前記磁気感応センサと対向する前記多極磁石を内側に保持しており、
前記外輪に取り付けられる前記センサホルダは、前記外輪の外周面に沿った円周上に形成された凹状溝に前記円周上に等間隔で、且つ、Z+X(ここでZ:転動体の数、X:2以上の整数)を満たす素数が加締め箇所の数となるように加締め固定され、
前記多極磁石を希土類磁石としたことを特徴としている
請求項1記載のセンサ付き転がり軸受によれば、磁性体である取付け部材は、外部磁場に対する磁気シールドとして機能し、被磁気検出部及び磁気感応センサへの外部磁場の影響を低減する。
加えて、多極磁石の材質を希土類とすることで、外部からの漏洩磁束を一層効果的に遮断できる。
従って、磁気感応センサの検出精度を向上し、正確な測定を行うことが可能となる。
また、本発明は、前記センサ付き転がり軸受を、モータなどの回転装置の支持軸受としたことを特徴としている。
センサ付き転がり軸受を、モータなどの回転装置の支持軸受とすることで、回転装置のモータロータから生じる漏洩磁束を、磁性体である取付け部材遮断する。
一方、磁性体である取付け部材の隙間から磁束が漏れ出すことが考えられるが、多極磁石を、外部磁界に耐性をもつ希土類で形成したので、多極磁石が磁束の影響を受ける虞はない。これにより、モータなどの回転装置に漏洩磁束で誤作動が生じることを防ぐ。
本発明のセンサ付き転がり軸受によれば、モータ等により磁気ノイズが発生する環境においても正常に動作させることができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るセンサ付き転がり軸受を示す断面図、図2はセンサホルダの加締方法を示す図、図3は磁気感応センサ及びセンサ位置決め部材を示す断面図、図4はマグネットの構造を示す断面図、図5は希土類磁石の特性を説明したグラフ、図6は本発明に係るセンサ付き転がり軸受をモータの支持軸受として適用した例を示す断面図である。
図1に示すセンサ付き転がり軸受10は、軸に外嵌する内輪11と、ハウジングに内嵌する外輪12と、内輪11の外径面及び外輪12の内径面にそれぞれ形成された内輪軌道11a及び外輪軌道12aに沿って転動する転動体である玉13と、玉13を保持する保持器14と、外輪12の一側面近傍から内輪11に向かって立設し、内輪11及び外輪12間に形成される軸受空間をカバーするカバー15とを有している。本実施形態においては、外輪12の外径面12bの端部に、外輪12の周方向に沿って凹状溝16が形成されている。
内輪11及び外輪12の軸方向一端には、センサ付き転がり軸受10のセンサとして機能するセンサ部30が設けられている。センサ部30は、取付け部材としてのセンサホルダ31と、取付け部材としてのマグネットホルダ32と、磁気感応センサ33と、多極磁石としてのマグネット34と、基板36と、センサハウジング37とから構成されている。
センサホルダ31は、断面視コの字型形状を有する円環状の磁性部材である。センサホルダ31は、一端部31aが外輪12の外径面12bに形成された凹状溝16に加締められることにより固定されている。
図2(a)及び図2(b)は、外輪12の外径面12bに形成された凹状溝16にセンサホルダ31の一端部31aを加締固定する一つの方法を示す図である。
加締め機100には、加締め用ねじ101が、環状のセンサホルダ31の円周方向に沿って等間隔に、すなわち等角度配置でnZ±Xの箇所設けられている。例えば、nZ+Xの箇所に設けられている。加締め機100は、各加締めねじ101を締め込むことで、加締めねじ101aの先端101aがセンサホルダ31の一端部31aを凹状溝16bに加締固定する。
ここで、nは、正の整数、例えば、1とし、Zは、軸受のボール数、Xは、2以上の整数である。すなわち加締め箇所の数は、素数であることが好ましい。
また、加締め固定されるセンサホルダとしては、図2(c)に示すように一端部に切欠きが等間隔に設けられたセンサホルダ131を用いることも可能である。
転がり軸受において、内輪軌道又は外輪軌道に比較的大きな山の高さを持ったうねりがあると、異音が発生したり一定周波数で軸受が振動したりすることがある。
このようなうねりがある軸受を軸に組み込んだ場合には、軸は特殊なふれまわり運動を行ってしまい、実用上好ましくない。ここで、異音や振動は、うねりの数がnZ、nZ±1の場合に発生する。
加締めは、軸受の外輪または内輪を変形させ、内輪又は外輪にnZ、nZ±1個のうねりを発生させる恐れがある。従って、本実施形態では、nZ、nZ±1個のうねりを生じさせないように、加締め箇所数をnZ±X(Xは2以上)、例えば、Z+X(Xは2以上)を満たす素数とすることにより、振動の発生を予防している。
図1に示すセンサホルダ31は、底部31bに環状のセンサハウジング37を備える。このセンサハウジング37の外周を、センサホルダ31の内周31cに沿って円弧状に形成されている。
このセンサハウジング37の所定箇所に磁気感応センサ33を保持している。磁気感応センサ33は、基板36に信号線39を介して接続されている。基板36は、磁気感応センサ33と同様に、センサハウジング37に内されている。
この基板36には、磁気感応センサ33の出力を出力するケーブル線38が接続され、ケーブル線38は外部に延長されている。
一方、マグネットホルダ32は、先端部32aが磁気感応センサ33と略平行になるように折り曲げられた円環状の磁性部材である。
本実施形態においては、マグネットホルダ32は、基端部32bが内輪11の内径面11bの嵌合溝11cに圧入固定されている。
マグネットホルダ32は、内輪11から軸受空間を塞ぐように外輪12側に延出しており、軸受空間を覆うカバーとしても機能している。
マグネットホルダ32の先端部には、磁気感応センサ33と対向する内径側にマグネット34が配置されている。この配置により、センサホルダ31とマグネットホルダ32は、磁気感応センサ33とマグネット34を外界に曝されないような位置に保持している。具体的に、センサホルダ31は、その底部31bが磁気感応センサ33とマグネット34の軸方向外方に設けられ、その内周31cが磁気感応センサ33とマグネット34の径方向外方に設けられて、磁気感応センサ33とマグネット34を軸方向外方及び径方向外方にて覆うように形成される。
ここで、センサホルダ31とマグネットホルダ32は、磁性材で構成されているため、磁気ノイズに起因する磁界の変化が磁気感応センサ33とマグネット34に伝達させないための磁気シールドとして機能する。
図3は、磁気感応センサ33及びセンサハウジング37の一部を示す断面図である。センサハウジング37は、センサホルダ31上に配置された円環状の部材である。センサハウジング37は、軸の回転中心と同心となるように配置されている。
本実施形態のセンサハウジング37は、外径面に磁気感応センサ33を位置決め固定する3つの凹み37aが形成されており、各凹み37a内には磁気感応センサ33がそれぞれ内挿固定されている。
本実施形態では、磁気感応センサ33は、センサハウジング37の中心、即ち軸7の回転中心に対して所定角度間隔で同一円周上に配置されている。
なお、取り付けられる磁気感応センサ33の数は、センサ付き転がり軸受の用途に応じて任意数に変更可能であり、センサハウジング37に形成される凹み37aの数もセンサ数に応じて任意に変更可能である。
本実施形態の構成は、三相モータの各相の位相角を検出する構成であり、軸の回転数や回転速度を検出するためには、センサが最低一つあれば良く、回転方向もあわせて検出するためには、センサが二つあればよい。
図4は、マグネット34の構造を示す断面図である。マグネット34は、希土類(Sm−Co磁石や、Nd−Fe−B磁石)の多極磁石である。
具体的には、マグネット34は、その外径面がマグネットホルダ32(図1参照)に固定され、磁気感応センサ33及びセンサハウジング37と対向している。
本実施形態では、マグネット34は、それぞれ同一形状の8個のN極34aと8個のS極34bが同一円周上にN極34aとS極34bが交互となるように環状に接続されて構成されている。
マグネット34は、センサハウジング37(図3参照)と同様に、軸の回転中心と同心となるように配置されており、内輪11(図1参照)の回転に伴い回転する。
マグネット34は、センサハウジング37と同心であるため、マグネット34と各磁気感応センサ33との距離は、マグネット34の回転位置に関わらず変化しない。
各N極34a及び各S極34bは、磁束密度が磁気感応センサ33の方向に強くなるように配置されている。
なお、マグネット34が有する磁極の数は、磁気感応センサ33の数同様にセンサ付き転がり軸受の使用状況に応じて任意数に変更可能である。
次に、図5のグラフに基づいて、マグネット34を希土類磁石とした理由について説明する。希土類磁石とフェライト磁石について外部磁界に対する出力信号の精度について説明する。図5のグラフは縦軸が出力信号の精度を示し、横軸が外部磁界強度を示す。
図5のグラフg1に示すように、フェライト磁石のマグネットは、外部磁界強度がQを超えると、出力信号の精度が急激に悪くなる。
これに対して、図5のグラフg2に示すように、希土類磁石のマグネット34は、外部磁界強度が強くなっても、出力信号の精度を好適に保つことができる。
すなわち、希土類磁石のマグネット34は、単位体積当たりの最大エネルギー積が大きく、外部磁界に対して耐性に優れ、強磁界下でも減磁し難いという特性を備えていることが分かる。
図3に示す磁気感応センサ33は、マグネット34が軸の回転と共に回転した際に、マグネット34の各磁極が形成する磁界の強さを検出し、電気信号として出力する。
出力された電気信号は、図1に示す信号線39を介して基板36に送られ、所定の処理を施された後、ケーブル線38を介して、外部に設置された測定装置(図示せず)に出力される。
この測定装置は、受け取った電気信号を基に、回転速度、回転数、回転方向、三相の位相角等の情報を得る。
図6は本発明に係るセンサ付き転がり軸受10をモータ50の支持軸受として適用した例を示す断面図である。
モータ50は、ケーシング51の内周にステータ52が設けられるとともに、ケーシング51に、センサ付き転がり軸受10及び軸受53を介して回転軸54が回転自在に設けられ、回転軸にロータ55が設けられている。
センサ付き転がり軸受10を、モータ50の支持軸受とすることで、ロータ55から生じる漏洩磁束(磁気の流れを矢印で示す)を、センサホルダ(磁性体)31やマグネットホルダ(磁性体)32で遮断する。
ここで、磁性体であるセンサホルダ31やマグネットホルダ32の隙間から磁束が漏れ出すことが考えられるが、マグネット(多極磁石)34を、外部磁界に耐性をもつ希土類で形成したので、マグネット(多極磁石)34が磁束の影響を受ける虞はない。
これにより、漏洩磁束でモータ50が誤作動することを防ぐ。
なお、図6では、センサ付き転がり軸受10をモータ50の支持軸受として適用した例について説明したが、これに限らないで、センサ付き転がり軸受10をモータ50以外の回転装置の支持軸受として適用しても同様の効果を得ることができる。
さらに、図6では、センサ付き転がり軸受10をケーシング51の内部に設けた例について説明したが、これに限らないで、センサ付き転がり軸受10をケーシング51の外部に設けても同様の効果を得ることができる。
加えて、図6ではモータ50として電磁ブレーキを内蔵していないものを例に説明したが、電磁ブレーキを内蔵したモータの支持軸受としてセンサ付き転がり軸受10を用いることも可能である。
この場合、電磁ブレーキからも漏洩磁束が生じるが、センサ付き転がり軸受10を適用することで、漏洩磁束でモータ50が誤作動することを防ぐことができる。
以上、本実施形態のセンサ付き転がり軸受10では、磁性材を素材とするセンサホルダ31及びマグネットホルダ32は、外部磁界を遮蔽するため、外部磁界の変化が磁気感応センサ33及びマグネット34に影響する心配がない。よって、外部磁界の変化に影響されることなく、正確な測定を行うことが可能となる。
加えて、マグネット34の材質を希土類とした。希土類磁石は、外部磁界に対して耐性を備えているので、マグネット34は強磁界下でも減磁し難い。
これにより、磁気感応センサの検出精度が向上し、正確な測定を行うことが可能となる。
したがって、センサ付き転がり軸受10は、自動車、鉄道車両、製鉄設備、工作機械等に用いられる軸の軸受として用い、各装置の軸の回転速度を検出することが可能である。
なお、前記実施形態では、センサホルダ31を外輪12に設け、マグネットホルダ32を内輪11に設けた例について説明したが、センサホルダ31を内輪11に設け、マグネットホルダ32を外輪12に設けることも可能である。
また、前記実施形態では、センサホルダ31及びマグネットホルダ32の両部材を磁性体とした例について説明したが、センサホルダ31及びマグネットホルダ32の少なくとも一方を磁性体とすることも可能である。
その他、前述した実施形態において例示した内輪11,外輪12,転動体13,センサ部30、センサホルダ31,マグネットホルダ32,磁気感応センサ33,マグネット34等の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係るセンサ付き転がり軸受を示す断面図である。 センサホルダの加締方法を示す図である。 磁気感応センサ及びセンサ位置決め部材を示す断面図である。 マグネットの構造を示す断面図である。 希土類磁石の特性を説明したグラフである。 本発明に係るセンサ付き転がり軸受をモータの支持軸受として適用した例を示す断面図である。 特許文献1のセンサ付き転がり軸受を示す図である。 特許文献2のセンサ付き転がり軸受を示す図である。 特許文献3のセンサ付き転がり軸受を示す図である。
符号の説明
10 センサ付き転がり軸受
11 内輪
12 外輪
13 転動体
30 センサ部
31 センサホルダ(取付け部材)
32 マグネットホルダ(取付け部材)
33 磁気感応センサ
34 マグネット(多極磁石)
50 モータ(回転装置)

Claims (1)

  1. 内輪と、外輪と、前記内輪及び前記外輪の間に介在する転動体と、前記内輪に取り付けられる磁性体からなる円環状のマグネットホルダと、該マグネットホルダに保持される円環状の多極磁石と、前記外輪に取り付けられる磁性体からなる円環状のセンサホルダと、該センサホルダに配置されたセンサハウジングと、該センサハウジングに保持され、前記多極磁石と対向する磁気感応センサと、を有し、モータ軸を支持するモータ用センサ付き転がり軸受であって、
    前記センサホルダが前記多極磁石及び磁気感応センサを軸方向外方及び径方向外方にて覆うように形成され、
    前記マグネットホルダは、前記内輪及び前記外輪間に形成される軸受空間を塞ぐように、前記外輪に向けて延出し、且つ、前記マグネットホルダの延出した先端部は、前記センサハウジングの外径側に保持された前記磁気感応センサと対向する前記多極磁石を内側に保持しており、
    前記外輪に取り付けられる前記センサホルダは、前記外輪の外周面に沿った円周上に形成された凹状溝に前記円周上に等間隔で、且つ、Z+X(ここでZ:転動体の数、X:2以上の整数)を満たす素数が加締め箇所の数となるように加締め固定され、
    前記多極磁石を希土類磁石としたことを特徴とするモータ用センサ付き転がり軸受。
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