JP2000061118A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2000061118A
JP2000061118A JP10240383A JP24038398A JP2000061118A JP 2000061118 A JP2000061118 A JP 2000061118A JP 10240383 A JP10240383 A JP 10240383A JP 24038398 A JP24038398 A JP 24038398A JP 2000061118 A JP2000061118 A JP 2000061118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
opening
ball
winning ball
winning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10240383A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP10240383A priority Critical patent/JP2000061118A/ja
Publication of JP2000061118A publication Critical patent/JP2000061118A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾球遊技機の動作検査および遊技場側での弾
球遊技機の調整等をよりきめ細かく行なえるようにす
る。 【解決手段】 大当り状態時において可変入賞球装置
(特別電動役物)内に入賞した入賞玉が最大個数(10
個)に達した時点における玉受部材の開放回数(9回)
を示す情報(最大個数入賞時開放回数信号)を、機外へ
出力するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、パチン
コ遊技機やコイン遊技機等で代表される弾球遊技機に関
し、詳しくは、遊技領域に打玉を打込んで遊技が行なわ
れる弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の弾球遊技機において、従来から
一般的に知られているものに、たとえば、遊技領域に設
けられた始動領域に打玉が進入することによって可変入
賞球装置が1回または2回開閉動作して遊技者にとって
有利な第1の状態となり、その第1の状態となっている
可変入賞球装置内に進入した打玉が特定入賞領域に入賞
した場合に特定遊技状態が発生して可変入賞球装置が最
大たとえば18回開閉動作して第1の状態となった後第
2の状態となり、所定の繰返し継続条件が成立した場合
に可変入賞球装置を再度第1の状態に制御する繰返し継
続制御が実行されるように構成されたものがあった。
【0003】この従来の弾球遊技機においては、前記特
定遊技状態が発生した場合にその旨を表わす特定遊技状
態情報が機外に出力され、その出力された特定遊技状態
情報がたとえば遊技場のホール管理用コンピュータに入
力され、遊技場側において特定遊技状態の発生回数等を
集計して釘調整等のデータに利用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の弾
球遊技機においては、特定遊技状態が発生した旨の特定
遊技状態情報が外部出力されるものの、特定遊技状態中
においてどのような遊技動作が行なわれているか等のき
め細かな情報が出力されないために、遊技場にしてみれ
ば、今一つきめ細かな情報収集を行なうことができず、
データとして不十分となってしまうという欠点があっ
た。一方、遊技機メーカーから弾球遊技機が出荷される
段階あるいは遊技場において弾球遊技機が設置された後
の段階において、遊技機の動作状態を検査する場合があ
る。その際に、前述した特定遊技状態情報が外部出力さ
れてくるだけでは、特定遊技状態中におけるきめ細かな
遊技動作を把握することができず、十分な動作検査を行
なうことができないという欠点があった。
【0005】本発明は、係る実情に鑑み、考え出された
ものであり、その目的は、特定遊技状態が発生した場合
によりきめ細かな情報を収集することのできる弾球遊技
機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技領域に打玉を打込んで遊技が行なわれる弾球遊
技機であって、前記遊技領域に設けられ、開閉部材が開
閉する遊技者にとって有利な第1の状態と開閉部材が閉
成状態で維持される遊技者にとって不利な第2の状態と
に変化可能な可変入賞球装置と、打玉の進入により前記
可変入賞球装置を第1の状態にできるように定められた
始動領域と、該始動領域への打玉の進入に伴って第1の
状態となっている前記可変入賞球装置内に進入した打玉
が所定の特定入賞領域に入賞したことを条件として遊技
状態が特定遊技状態となったことを検出する特定遊技状
態検出手段と、前記可変入賞球装置内に進入した打玉の
すべてを検出可能な入賞玉検出手段と、該入賞玉検出手
段により検出された入賞玉数を計数する入賞玉計数手段
と、前記始動領域に打玉が進入した場合に前記可変入賞
球装置を第1の状態に制御した後第2の状態にして始動
時制御を行ない、前記特定遊技状態検出手段の検出出力
があった場合に前記開閉部材を連続して開閉動作させて
前記可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の状
態にし前記始動時制御よりも遊技者にとって有利となる
特定遊技状態時制御を行ない、予め定められた繰返し継
続条件が成立した場合に前記可変入賞球装置を再度第1
の状態にする繰返し継続制御を行なう遊技制御手段と、
前記特定遊技状態時制御中において前記開閉部材の開閉
回数を計数する開閉回数計数手段と、機外へ情報を出力
可能な情報出力手段とを含み、前記情報出力手段は、前
記入賞玉計数手段の計数値が所定値になったときの前記
開閉回数計数手段の計数値を認識可能な情報を出力する
ことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記情報出力手段は、前記入
賞玉計数手段の計数値が前記所定値となったときの前記
開閉計数手段の計数値を出力することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記情報出力手段は、前記開
閉部材の開閉の度に情報を出力する開閉情報出力手段
と、前記入賞玉計数手段の計数値が少なくとも所定値と
なったときにその旨を示す情報を出力する所定値情報出
力手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、開閉部材が
開閉する遊技者にとって有利な第1の状態と開閉部材が
閉成状態で維持される遊技者にとって不利な第2の状態
とに変化可能な可変入賞球装置が遊技領域に設けられて
いる。始動領域への打玉の進入に伴って可変入賞球装置
が第1の状態となりその第1の状態となっている可変入
賞球装置内に進入した打玉が所定の特定入賞領域に入賞
したことを条件として遊技状態が特定遊技状態になった
ことが特定遊技状態検出手段により検出される。入賞玉
検出手段の働きにより、可変入賞球装置内に進入した打
玉のすべてが検出可能となる。入賞玉計数手段の働きに
より、前記入賞玉検出手段により検出された入賞玉数が
計数される。
【0010】制御手段の働きにより、前記始動領域に打
玉が進入した場合に前記可変入賞球装置が第1の状態に
制御された後第2の状態となる始動時制御が行なわれ、
前記特定遊技状態検出手段の検出出力があった場合に前
記開閉部材を連続して開閉動作させて前記可変入賞球装
置が第1の状態に制御された後第2の状態となり前記始
動時制御よりも遊技者にとって有利となる特定遊技状態
時制御が行なわれる。そして予め定められた繰返し継続
条件が成立した場合に前記可変入賞球装置が再度第1の
状態となる繰返し継続制御が行なわれる。開閉回数計数
手段の働きにより、前記特定遊技状態時制御中において
前記開閉部材の開閉回数が計数される。機外へ情報を出
力可能な情報出力手段の働きにより、前記入賞玉計数手
段の計数値が所定値になったときの前記開閉回数計数手
段の計数値を認識可能な情報が出力される。
【0011】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、情報出力手段により入
賞玉計数手段の計数値が前記所定値となったときの前記
開閉回数計数手段の計数値が出力される。
【0012】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、情報出力手段が開閉情
報出力手段と所定値情報出力手段とを含んでおり、開閉
情報出力手段の働きにより、前記開閉部材の開閉の度に
情報が出力され、所定値情報出力手段の働きにより、前
記入賞玉計数手段の計数値が少なくとも前記所定値とな
ったときにその旨を示す情報が出力される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態では、
弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を取上げて説明
するが、本発明はこれに限らず、コイン遊技機等であっ
てもよく、遊技領域に打玉を打込んで遊技が行なえる弾
球遊技機であればすべて対象となる。
【0014】図1は、第1実施形態による弾球遊技機の
一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示す正面図である。
遊技者が打球操作ハンドル(図示せず)を操作すること
により、パチンコ玉が1つずつ遊技盤1前面側に形成さ
れた遊技領域3内に打込まれる。遊技領域3には、その
中央に可変入賞球装置20が配設されている。可変入賞
球装置20は、遊技盤1の遊技領域3を落下する打玉を
受止めて入賞玉とする玉受部材25a,25bと、該玉
受部材25a,25bに受けとめられた入賞玉が流下す
る入賞空間23と、特定遊技状態を発生せしめる特定入
賞領域38と、を備えている。なお、可変入賞球装置の
詳細な構成については後に詳述する。
【0015】遊技領域3の下方には、複数(3つ)の始
動入賞口4,5a,5bが配設されている。各始動入賞
口4,5a,5bには、図3に示すように、入賞した打
玉を検出する始動入賞玉検出器6,7a,7bが設けら
れている。以下、始動入賞口4,5a,5bへの打玉の
入賞を始動入賞と呼ぶ。
【0016】遊技領域3内に打込まれたパチンコ玉が始
動入賞口4,5a,5bのうちのたとえば中央の始動入
賞口4に入賞すると、可変入賞球装置20の玉受部材2
5a,25bが2回開閉動作を行なう。また、打玉が左
右の始動入賞口5a,5bに入賞すると玉受部材25
a,25bが1回開閉動作を行なう。この開閉動作が行
なわれている状態を始動時制御と表現する。さらに、そ
のように打玉が始動入賞口4,5a,5bのいずれかに
始動入賞すると、ラウンド数表示器27が変動表示(可
変表示)を開始し、所定時間後に「8」または「15」
のいずれかの数値を表示して停止する。
【0017】ここで、ラウンド数表示器27は、LED
を用いた表示器よりなり、数値を可変表示可能である。
なお、ラウンド数表示器27は、LEDを用いた表示装
置に限らず、液晶表示装置およびCRT表示装置等のそ
の他の画像表示装置であってもよく、または、回転ドラ
ム式の表示装置等の機械的表示装置であってもよい。す
なわち、数値を可変表示可能な表示装置であれば、どの
ような表示装置を用いてもよい。
【0018】そして、始動時制御における開閉動作によ
って可変入賞球装置20に受入れられた入賞玉が特定入
賞領域38に入賞して特定入賞玉検出器40をONさせ
ると、特定遊技状態(一般的に大当り状態と言われる)
になる。
【0019】大当り状態になると、玉受部材25a,2
5bが所定回数(たとえば18回)開閉動作を行なう
か、またはその所定回数の開閉動作中に所定個数(たと
えば10個)の打玉が入賞するまで開閉動作を行なって
第1の状態となる。その第1の状態の可変入賞球装置2
0内に進入したパチンコ玉が再度特定入賞領域38に入
賞すると、繰返し継続条件が成立して現時点における可
変入賞球装置20の第1の状態を終了させて可変入賞球
装置20を一旦第2の状態にし、次に再度可変入賞球装
置20を第1の状態にする繰返し継続制御が行なわれ
る。
【0020】このような繰返し継続制御の実行回数は、
ラウンド数と呼ばれる。すなわち、大当り状態になる
と、まず、第1ラウンドになり、その第1ラウンドでの
玉受部材25a,25bの開閉動作が行われ、その後、
繰返し継続条件が成立する度に第2ラウンド,第3ラウ
ンド・・・というように、ラウンド数が1ずつ更新され
ていく。この繰返し継続制御の実行上限回数(ラウンド
数の上限値)は、遊技中における始動入賞口4,5a又
は5bへの始動入賞に基づいて、8回(8ラウンド)お
よび15回(15ラウンド)の何れか一方に選択決定さ
れる。そのように選択決定された実行上限回数は、ラウ
ンド数表示器27に可変表示結果として表示される。
【0021】遊技領域3には、前記可変入賞球装置20
や始動入賞口4,5a,5bの他に、風車ランプ12
a,12b、入賞口8a,8b,9a,9b、サイドラ
ンプ13a,13b、アウト口15、風車および障害釘
等が設けられている。入賞口8a,8bは、可変入賞球
装置20の左右側方に配置され、その内部に肩ランプ1
0a,10bを内蔵し、入賞口9a,9bは、始動入賞
口5a,5bの左右上部に配置され、その内部に袖ラン
プ11a,11bを内蔵している。この風車ランプ12
a,12b、肩ランプ10a,10b、袖ランプ11
a,11bは、遊技領域3の中央側端部に配置されるサ
イドランプ13a,13bとともに始動入賞時や大当り
遊技状態時に所定の態様で表示制御されるのである。ま
た、このように表示制御されるランプ類として、遊技領
域3の外周を囲むレール飾りランプ14や、遊技盤1が
取付けられるパチンコ遊技機の前面枠上部に設けられる
遊技効果ランプ16(第3図参照)等がある。また、遊
技状態に応じた効果音を発生させるためのスピーカ(図
示せず)がパチンコ遊技機に設けられている。なお、ア
ウト口15は、遊技領域3の最下方に設けられ、入賞し
なかったアウト玉を回収するようになっている。
【0022】次に可変入賞球装置20の構成について主
として図2を参照して説明する。図2は、可変入賞球装
置20の内部構造を示す一部切欠き斜視図である。可変
入賞球装置20は、遊技盤1の表面に取付けられる取付
基板21を有している。取付基板21は、横長な全体が
側方に膨出した板状に形成されているとともに、その上
部の前面には、通常の入賞口24が形成されている。ま
た、取付基板21の中央には、長方形状の入賞開口が開
設され、該入賞開口の後方に周壁に囲まれる入賞空間2
3が形成されている。
【0023】また、取付基板21の前面には、前記入賞
開口の上部開口縁に沿って障害部材22が突設され、該
障害部材22の両端下方に1対の玉受部材25a,25
bが回転軸(図示せず)を中心にして開閉自在に設けら
れている。この玉受部材25a,25bは、回転軸の後
端を周知のリンク機構と係合させて玉受部材用ソレノイ
ド26a,26b(図3参照)に連結され、該玉受部材
用ソレノイド26a,26bのON,OFFに従動して
開閉動作を行なうようになっている。
【0024】玉受部材25a,25bの下方には、図2
に示すように、入賞開口の開口縁の下端左右縁および下
縁に沿って突設される入賞玉受枠が設けられ、該入賞玉
受枠の中央には、特定入賞領域38が形成され、該特定
入賞領域38を通過した入賞玉が特定入賞玉検出器40
によって検出されるようになっている。また、特定入賞
領域38の左右には、通常入賞領域39a,39bが設
けられている。なお、入賞玉受枠の前面には、下部装飾
板41が固着され、特定入賞領域38および通常入賞領
域39a,39bの前方を覆っている。特定入賞領域3
8および通常入賞領域39a,39bは、後述する下部
玉転動板36の流下端に臨むように形成され、それぞれ
に入賞した入賞玉は、その下方で合流して遊技盤1の裏
面に誘導されるようになっている。
【0025】前述したように入賞開口は、取付基板21
の前面に突設される障害部材22、玉受部材25a,2
5b、および入賞玉受枠によって囲まれているため、遊
技領域3を落下する打玉が通常の状態では入賞しないよ
うになっている。しかし、玉受部材25a,25bが開
成して可変入賞球装置20が第1の状態になったときに
は、遊技領域3を落下する打玉が玉受部材25a,25
bに受けとめられて入賞開口の内側に誘導され、入賞空
間23に到達し、最終的に入賞玉となる。なお、玉受部
材25a,25bが起立したときに打玉が全く入賞しな
い状態ではなく、玉受部材25a,25bと障害部材2
2との間に打玉が通過する間隔を形成して入賞しにくい
状態としてもよい。
【0026】入賞空間23には、図2に示すように、そ
の上部に後方に向かって下り傾斜する上部玉転動板29
が横臥されている。上部玉転動板29の後端には、その
左右に落下口が形成され、上部玉転動板29を転動して
きた入賞玉を下方に向けて落下せしめる。落下口には、
入賞玉検出器30a,30b(30bは図1参照)が設
けられ、通過する入賞玉を検出するようになっている。
この入賞玉検出器30a,30bは、大当り遊技状態に
伴い可変入賞球装置20が第1の状態となった後第2の
状態となるその1回の開閉サイクル中に玉受部材25
a,25bに受入れられた入賞玉数を計数するためのも
のである。
【0027】なお、上部玉転動板29の上部後方の後面
壁には、ラウンド数表示器27が設けられている。この
ラウンド数表示器27は、前述したように、表示結果を
停止表示した場合に、大当り状態になった場合における
繰返し継続制御の実行上限回数(ラウンド数の上限値)
を表示するものである。ゆえに、たとえばこのラウンド
数表示器27の停止表示結果が「15」になった場合に
は、大当り状態になった場合の繰返し継続制御が最大限
15ラウンド継続して実行可能になり、ラウンド数表示
器27の停止表示結果が「8」になった場合には、大当
り状態になった場合の繰返し継続制御が最大限8ラウン
ド継続して実行可能になる。
【0028】さらに、上部玉転動板29の上部後方の後
方壁には、入賞個数表示器28が設けられており、前記
入賞玉検出器30a,30bによって検出された入賞玉
の合計個数がこの入賞個数表示器28により表示され
る。
【0029】また、入賞空間23の中央には、貯留部3
2と第1誘導部材33a,33bと第2誘導部材34
a,34bと回転装飾部材35a,35b(35aは図
面上見えない)とを有する可動部材31(振り分け装
置)が設けられている。この可動部材31は、ロボット
式のパワーショベルの意匠が施されており、貯留部32
にショベル部分の意匠が施されて入賞玉が所定個数(た
とえば3個)貯留可能となっている。また、回転装飾部
材35a,35bは、キャタピラの意匠が施されている
が、入賞玉の流下に影響を及ぼすものではない。また、
可動部材31は、図2には示していないモータ42(図
3参照)によって前後方向に移動可能であり、後方に移
動した状態(図2に示す状態)において、前記入賞玉検
出器30a,30bを通過した入賞玉は、第1誘導部材
33a,33bに誘導されて貯留部20に貯留され(矢
印aの流路)、前方に移動した状態で貯留部20が前方
に向けて回動して貯留された入賞玉を次に説明する下部
玉転動板36に放出する状態になるとともに、前記入賞
玉検出器30a,30bを通過した入賞玉が第2の誘導
部材34a,34bに衝突して入賞空間23の左右側方
に導かれ、その後、下部玉転動板36に導かれる(矢印
bの流路)。
【0030】したがって、可動部材31は、通常の状態
においては、前方位置にあり、始動入賞時および開閉サ
イクルの途中から後方に移動し、最終的に前方位置に戻
るように駆動制御される。このため、可動部材31の位
置を検出するために、フォトセンサ44(図3参照)が
設けられている。なお、前記回転装飾部材35a,35
bを駆動するために、装飾用モータ43(図3参照)も
可変入賞球装置20の内部に設けられている。
【0031】入賞空間23の底面には、前方に向かって
下り傾斜する下部玉転動板36が設けられ、該下部玉転
動板36の中央に入賞玉を特定入賞領域38に誘導する
誘導突起37が突設されている。このため、下部玉転動
板36のほぼ中央を流下する入賞玉は、特定入賞領域3
8に導かれる可能性が高いが、下部玉転動板36のほぼ
中央を流下する入賞玉は、前記貯留部32に貯留されて
解放された入賞玉である可能性が高い。したがって、特
定遊技状態となるまたは継続権が成立するためには、玉
受部材25a,25bに受入れられた入賞玉が貯留部3
2に貯留される必要があるが、前述したように始動入賞
時および開閉サイクルの途中では、貯留状態が出現する
ので、その貯留状態中に入賞玉が貯留されればよい。
【0032】可変入賞球装置20の入賞空間23内の構
成は、概ね前述した構成を有するものであるが、可変入
賞球装置20には、図示しないが多数の役物ランプ45
と飾りLED46(図3参照)が設けられている。
【0033】図3は、コントロール基板に形成される遊
技制御回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機
は、CPU,ROM,RAM,I/Oポート等を含む基
本回路50によって制御される。基本回路50は、スイ
ッチ回路51を介して始動入賞玉検出器6,7a,7
b、特定入賞玉検出器40、入賞玉検出器30a,30
b、フォトセンサ44、および特定遊技状態(大当り状
態)に伴なう可変入賞球装置20の玉受部材25a,2
5bの開閉回数の決定条件を変更設定可能な設定スイッ
チ62からの検出信号が入力され、アドレスデコード回
路52から基本回路50およびスイッチ回路52にチッ
プセレクタ信号が与えられる。また、電源投入時に初期
リセット回路53から基本回路50にリセット信号が与
えられ、所定時間毎に定期リセット回路54から基本回
路50に定期リセット信号が与えられる。
【0034】基本回路50からは、以下の装置および回
路に制御信号が与えられる。すなわち、モータ回路55
を介して可動用モータ42および装飾用モータ43に駆
動信号を与え、LED回路56を介してラウンド数表示
器27、入賞個数表示器28、飾りLED46に表示制
御信号が与えられ、ソレノイド回路57を介して玉受部
材ソレノイド26a,26bに駆動信号が与えられる。
また、ランプ回路58を介して飾りランプ10a,10
b、袖ランプ11a,11b、風車ランプ12a,12
b、サイドランプ13a,13b、レール飾りランプ1
4、遊技効果ランプ16、および役物ランプ45に表示
制御信号が与えられる。さらに、音回路59を介してス
ピーカに音声信号が与えられ、大当り信号や有効始動入
賞信号を導出する情報出力回路A60aに駆動信号を出
力している。この情報出力回路A60aからホール用管
理コンピュータへ、大当り信号や有効始動入賞信号が出
力される。
【0035】基本回路50には、さらに、情報出力回路
B60bが接続されており、基本回路50は情報出力回
路B60bを介して情報出力基板70に対し図5に基づ
いて後述する種々の情報を出力する。なお、前述した装
置や回路には、電源回路61から各種の電圧を有する電
力が供給される。
【0036】図4は、基本回路50から情報出力基板7
0に対し情報を出力するための構成を示す機能ブロック
図である。基本回路50と情報出力回路B60bとコネ
クタ(以下単にCNという)B60cとが主基板49に
設けられている。一方、情報出力基板70には、CNE
73,変換回路71,CN1(72)が設けられてい
る。
【0037】主基板49側のCNB60cと情報出力基
板70側のCNE73とを接続することにより、基本回
路50から出力された情報が、情報出力回路B60b,
CNB60c,CNE73を介して変換回路71に入力
される。変換回路71は、その入力された情報を検査装
置100に適合するフォーマットに変換する。検査装置
100とCN1(72)とを接続することにより、その
変換された情報が変換回路71からCN1を介して検査
装置100に伝送される。
【0038】検査装置100では、その入力されてきた
情報に基づいて、パチンコ遊技機の動作検査を行なう。
【0039】図5は、情報出力回路B60bから外部出
力される情報を説明するための説明図である。図5に示
すように、No1〜5,8,13〜15の9種類の情報
が出力される。始動口1信号とは、パチンコ玉が始動入
賞口5aに入賞して始動入賞玉検出器7aにより検出さ
れたときに出力される信号である。始動口2信号とは、
パチンコ玉が始動入賞口5bに入賞して始動入賞玉検出
器7bにより検出されたときに出力される信号である。
始動口3信号とは、パチンコ玉が始動入賞口4に入賞し
て始動入賞玉検出器6により検出されたときに出力され
る信号である。特別電動役物開放信号とは、特定遊技状
態(大当り状態)が発生して可変入賞球装置20の玉受
部材25a,25bが開放したときに出力される信号で
ある。この特別電動役物開放信号は、玉受部材25a,
25bの開放毎に出力される。
【0040】特別電動役物作動中信号とは、特定遊技状
態(大当り状態)中において玉受部材25a,25bが
連続して開閉動作している最中に出力される信号であ
る。そしてパチンコ玉が特定入賞領域38に入賞して玉
受部材25a,25bの連続開閉が停止すると同時にこ
の特別電動役物作動中信号も停止し、繰返し継続制御が
実行されて次回の玉受部材25a,25bの連続開閉動
作が開始されると同時にこの特別電動役物作動中信号の
出力が開始される。
【0041】大当り中信号とは、特定遊技状態(大当り
状態)が発生してから繰返し継続制御が進行してそれ以
上繰返し継続制御が実行されない状態となり特定遊技状
態(大当り状態)が終了するまで出力される信号であ
る。
【0042】当りラウンド数確定情報信号とは、特定遊
技状態(大当り状態)となりそれに伴って決定された可
変入賞球装置20の第1の状態の繰返し継続制御の上限
回数(ラウンド数)を出力する信号である。このラウン
ド数は、ラウンド数表示器27で表示された数と同じも
のである。特別電動役物入賞信号とは、特定遊技状態
(大当り状態)となったときに可変入賞球装置20に玉
が入賞する度に出力される信号である。特定領域通過信
号とは、特定遊技状態(大当り状態)となったときに可
変入賞球装置20内に進入したパチンコ玉が特定入賞領
域38に入賞して特定入賞玉検出器40により検出され
る度に出力される信号である。
【0043】なお、普通可変表示装置と普通電動役物と
が設けられたパチンコ遊技機において、普通可変表示装
置の可変停止時の表示結果が予め定められた特定の表示
態様となった場合に普通電動役物が所定回数開閉動作す
るものにおいては、図5のNO6,7,11,12に示
す情報が外部出力される。つまり、普通可変表示装置が
可変表示中に普通図柄作動中信号が外部出力され、その
普通可変表示装置が可変停止して表示結果が確定した場
合に普通図柄確定信号が外部出力され、その停止表示結
果に従って普通電動役物が連続開閉動作している最中に
普通電動役物作動中信号が外部出力され、その普通電動
役物が開放される度に普通電動役物開放信号が外部出力
される。
【0044】さらに、特定遊技状態(大当り状態)の発
生ばかりでなく、たとえば可変入賞球装置を3ラウンド
だけ開閉制御する中当りや可変入賞球装置を1ラウンド
だけ開閉制御する小当りが発生するパチンコ遊技機にお
いては、NO9,10に示す情報が外部出力される。す
なわち、中当りが発生すれば中当り信号が外部出力さ
れ、小当りが発生すれば小当り信号が外部出力される。
【0045】さらに、情報出力回路B60bから外部出
力される情報として、図5に示すように、最大個数入賞
時開放回数信号や最大個数入賞時信号を出力させてもよ
い。最大個数入賞時開放回数信号とは、特定遊技状態
(大当り状態)となり第1の状態となっている可変入賞
球装置20に打玉が入賞可能な最大個数(たとえば10
個)まで打玉が入賞したときの玉受部材25a,25b
の開放回数を示す信号である。最大個数入賞時信号と
は、特定遊技状態(大当り状態)となり第1の状態とな
っている可変入賞球装置20内に打玉が入賞可能な最大
個数(たとえば10個)まで打玉が入賞した瞬間出力さ
れる信号である。
【0046】図6は、図5に示したNo1〜5,8,1
3〜15の信号が情報出力回路B60bから出力される
第1実施の形態の場合の信号出力動作を示すタイミング
チャートである。図6では、特別電動役物開放信号と特
別電動役物入賞信号との出力状態が示されている。ま
ず、特定遊技状態(大当り状態)となり可変入賞球装置
20が第1の状態となり玉受部材25a,25bが連続
して開閉動作する状態になれば、その玉受部材25a,
25bが開放動作する度に特別電動役物開放信号がOF
FからONとなりパルス信号が出力される。その玉受部
材25a,25bの連続開閉動作中に可変入賞球装置2
0に進入したパチンコ玉が入賞玉検出器30a,30b
により検出される度に、特別電動役物入賞信号がONと
なり、パルス信号が出力される。
【0047】図7は、図5に示した最大個数入賞時開放
回数信号が出力される場合の第2の実施の形態における
信号の出力動作を示すタイミングチャートである。この
第2の実施の形態においては、図6に示した特別電動役
物開放信号と特別電動役物入賞信号とに加えて最大個数
入賞時開放回数信号が出力される。可変入賞球装置20
内に入賞可能な打玉の最大入賞個数は本実施の形態では
10個と定められているために、特別電動役物入賞信号
が10発分出力された時点における特別電動役物開放回
数を特定できるすなわち「9」を示す情報が最大個数入
賞時開放回数信号として5ビットパラレル信号により外
部出力される。この最大個数入賞時開放回数信号が出力
されれば、検査装置100は、他の信号を入力しなくて
も特別電動役物開放回数を認識することが可能である。
【0048】図8は、図5に示した最大個数入賞時信号
が出力される第3実施の形態における信号の出力動作を
示すタイミングチャートである。この第3実施の形態で
は、第1実施の形態で示した特別電動役物開放信号と特
別電動役物入賞信号との他に、最大個数入賞時信号が出
力される。可変入賞球装置20に入賞可能な打玉の最大
個数は本実施の形態では10個に定められているため
に、特別電動役物入賞信号が10発分出力された瞬間、
この最大個数入賞時信号がONになってパルスが出力さ
れる。検査装置100側では、特別電動役物開放信号の
パルスを計数しておき、この最大個数入賞時信号が出力
された時点における特別電動役物開放信号の計数値を、
最大個数入賞時の開放回数と認識する。
【0049】次に、本実施の形態における変形例や特徴
点等を以下に列挙する。 (1) 図1に示した可変入賞球装置20は、遊技者に
とって不利な第2の状態として打玉が入賞不可能なもの
を示すが、その代わりに、打玉の入賞可能ではあるが入
賞困難な状態であってもよい。
【0050】(2) 図2に示した可動部材31によ
り、電気的駆動源の駆動力により作動し、可変入賞球装
置内に入賞した入賞玉に作用してその打玉を前記特定入
賞領域に入賞しやすくする作動手段が構成されている。
【0051】(3) 図3に示した基本回路50によ
り、弾球遊技機の遊技状態を制御する遊技制御手段が構
成されている。この基本回路50に含まれているROM
により、制御用のプログラムを記憶しているプログラム
記憶手段が構成されている。基本回路50に含まれてい
るCPUにより、前記プログラム記憶手段に記憶されて
いるプログラムに従って制御動作を行なう制御中枢手段
が構成されている。
【0052】(4) 前述した実施の形態では、V入賞
(特定入賞領域38への打玉の入賞)があった場合に特
定遊技状態(大当り状態)を発生させるようにしたが、
これに限らず、V入賞があり、かつ、所定の可変表示装
置の表示結果が特定の表示態様になった場合に特定遊技
状態を発生させるようにしてもよい。すなわち、V入賞
だけでは特定遊技状態が発生しないようにしてもよい。
この場合の所定の可変表示装置は、繰返し継続制御の実
行上限回数表示(決定)用の可変表示手段(ラウンド数
表示器27)とは別個に設けられた専用の可変表示装置
を用いてもよいし、繰返し継続制御の実行上限回数表示
(決定)用の可変表示手段と兼用してもよい。このよう
な場合には、前記所定の可変表示装置の表示結果に当り
(特定の表示態様)と外れとを設け、V入賞があり、か
つ、前記所定の可変表示装置の表示結果が当りの場合に
のみ特定遊技状態を発生させ、前記所定の可変表示装置
の表示結果が外れの場合にはV入賞があっても特定遊技
状態が発生しないようにすればよい。
【0053】(5) 図3に示した情報出力回路A60
aから、図5に示した情報と同じものを出力するように
してもよい。その場合には、ホール用管理コンピュータ
に図5に示した情報が伝送され、ホール用管理コンピュ
ータにおいてよりきめ細かな情報の集計が可能となり、
よりきめ細かな経営管理が可能となる。
【0054】(6) 入賞10個目のみならず、1〜1
0個すべての入賞について、開閉回数についての情報を
出力するようにしてもよい。
【0055】
【課題を解決するための手段の具体例】可変入賞球装置
20により、遊技領域に設けられ、開閉部材(玉受部材
25a,25b)が開閉する遊技者にとって有利な第1
の状態と開閉部材が閉成状態で維持される遊技者にとっ
て不利な第2の状態とに変化可能な可変入賞球装置が構
成されている。始動入賞口4,5a,5bにより、打玉
の進入により前記可変入賞球装置を第1の状態にできる
ように定められた始動領域が構成されている。この始動
領域は、入賞した打玉が遊技盤裏面側に導かれるものに
限らず、上方から進入した打玉が下方から再度遊技領域
に放出されるいわゆる「通過領域」を含む広い概念であ
る。
【0056】入賞玉検出器30a,30bにより、前記
可変入賞球装置内に進入した打玉のすべてを検出可能な
入賞玉検出手段が構成されている。
【0057】基本回路50とスイッチ回路51とによ
り、前記始動領域への打玉の進入に伴って第1の状態と
なっている前記可変入賞球装置内に進入した打玉が所定
の特定入賞領域(特定入賞領域38)に入賞したことを
条件として遊技状態が特定遊技状態(大当り状態)とな
ったことを検出する特定遊技状態検出手段が構成されて
いる。基本回路50とスイッチ回路51とにより、前記
入賞玉検出手段により検出された入賞玉数を計数する入
賞玉計数手段が兼用構成されている。前記基本回路50
とソレノイド回路57とにより、前記始動領域に打玉が
進入した場合に前記可変入賞球装置を第1の状態に制御
した後第2の状態にして始動時制御を行ない、前記特定
遊技状態検出手段の検出出力があった場合に前記開閉部
材を連続して開閉動作させて前記可変入賞球装置を第1
の状態に制御した後第2の状態にし、前記始動時制御よ
りも遊技者にとって有利となる特定遊技状態時制御を行
ない、予め定められた繰返し継続条件が成立した場合に
前記可変入賞球装置を再度第1の状態にする繰返し継続
制御を行なう制御手段が構成されている。
【0058】基本回路50により、前記特定遊技状態時
制御中において前記開閉部材の開閉回数を計数する開閉
回数計数手段が構成されている。情報出力回路B60b
により、機外へ情報を出力可能な情報出力手段が構成さ
れている。この情報出力手段は、前記入賞玉計数手段の
計数値が所定値になったときの前記開閉回数計数手段の
計数値を認識可能な情報(特別電動役物開放信号と特別
電動役物入賞信号、または、最大個数入賞時開放回数信
号、または、特別電動役物開放信号と最大個数入賞時信
号)を出力する。
【0059】また、前記情報出力手段は、前記入賞玉計
数手段の計数値が前記所定値(たとえば10個)となっ
たときの前記開閉回数計数手段の計数値(最大個数入賞
時開放回数信号)を出力する。情報出力手段は、図6に
示したように、開閉部材の開閉の度に情報(特別電動役
物開放信号)を出力するために、情報出力手段は、開閉
部材の開閉の度に情報を出力する開閉情報出力手段を含
んでいる。また、図7に示したように、前記情報出力手
段は、前記入賞玉計数手段の計数値が少なくとも前記所
定値(たとえば10個)となったときにその旨を示す情
報(最大個数入賞時信号)を出力する。ゆえに、前記情
報出力手段は、前記入賞玉計数手段の計数値が少なくと
も前記所定値となったときにその旨を示す情報を出力す
る所定値情報出力手段を含んでいる。
【0060】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、特定遊技状態時制御中において、可変入賞
球装置内に進入した全入賞玉の計数値が所定値になった
ときのその可変入賞球装置の開閉部材の開閉回数の計数
値を認識可能な情報が機外へ出力されるために、特定遊
技状態中におけるきめ細かな動作状態を把握することが
でき、弾球遊技機の動作の検査や遊技場側におけるきめ
細かな情報収集に基づいたきめ細かな弾球遊技機の調整
管理等を行なうことが可能となる。
【0061】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、特定遊技状態時制御中において可変入賞球
装置内に進入した入賞玉が所定値となったときの開閉部
材の開閉回数の計数値が出力されるために、その出力デ
ータから前記計数値を直接把握することができ、出力さ
れてきた情報に複雑な加工処理演算等を施すことなく単
純に前記計数値を把握することができ、単純であるため
比較的容易に実施可能となる。
【0062】請求項3に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、特定遊技状態時制御中において、開閉部材
の開閉の度に情報が出力されるとともに、その可変入賞
球装置内に入賞した入賞玉が少なくとも所定値となった
ときにその旨を表わす情報が出力されるために、それら
出力情報に基づいて外部から弾球遊技機の動作状態をよ
りきめ細かく認識可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面
を示す正面図である。
【図2】可変入賞球装置の一部切欠斜視図である。
【図3】パチンコ遊技機の制御回路を示すブロック図で
ある。
【図4】情報の外部出力を行なうための構成を説明する
ためのブロック図である。
【図5】機外へ外部出力される情報の種類を示した図で
ある。
【図6】第1実施の形態における情報の外部出力状態を
示したタイミングチャートである。
【図7】第2実施の形態における情報の外部出力状態を
示したタイミングチャートである。
【図8】第3実施の形態における情報の外部出力状態を
示したタイミングチャートである。
【符号の説明】
1は遊技盤、3は遊技領域、20は可変入賞球装置、
4,5a,5bは始動入賞口、31は開閉部材の一例の
可動部材、38は特定入賞領域、40は特定入賞玉検出
器、50は基本回路、56はLED回路、57はソレノ
イド回路、51はスイッチ回路である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域に打玉を打込んで遊技が行なわ
    れる弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、開閉部材が開閉する遊技者に
    とって有利な第1の状態と開閉部材が閉成状態で維持さ
    れる遊技者にとって不利な第2の状態とに変化可能な可
    変入賞球装置と、 打玉の進入により前記可変入賞球装置を第1の状態にで
    きるように定められた始動領域と、 該始動領域への打玉の進入に伴って第1の状態となって
    いる前記可変入賞球装置内に進入した打玉が所定の特定
    入賞領域に入賞したことを条件として遊技状態が特定遊
    技状態となったことを検出する特定遊技状態検出手段
    と、 前記可変入賞球装置内に進入した打玉のすべてを検出可
    能な入賞玉検出手段と、 該入賞玉検出手段により検出された入賞玉数を計数する
    入賞玉計数手段と、 前記始動領域に打玉が進入した場合に前記可変入賞球装
    置を第1の状態に制御した後第2の状態にして始動時制
    御を行ない、前記特定遊技状態検出手段の検出出力があ
    った場合に前記開閉部材を連続して開閉動作させて前記
    可変入賞球装置を第1の状態に制御した後第2の状態に
    し前記始動時制御よりも遊技者にとって有利となる特定
    遊技状態時制御を行ない、予め定められた繰返し継続条
    件が成立した場合に前記可変入賞球装置を再度第1の状
    態にする繰返し継続制御を行なう遊技制御手段と、 前記特定遊技状態時制御中において前記開閉部材の開閉
    回数を計数する開閉回数計数手段と、 機外へ情報を出力可能な情報出力手段とを含み、 前記情報出力手段は、前記入賞玉計数手段の計数値が所
    定値になったときの前記開閉回数計数手段の計数値を認
    識可能な情報を出力することを特徴とする、弾球遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記情報出力手段は、前記入賞玉計数手
    段の計数値が前記所定値となったときの前記開閉計数手
    段の計数値を出力することを特徴とする、請求項1に記
    載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記情報出力手段は、 前記開閉部材の開閉の度に情報を出力する開閉情報出力
    手段と、 前記入賞玉計数手段の計数値が少なくとも所定値となっ
    たときにその旨を示す情報を出力する所定値情報出力手
    段とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の弾球遊
    技機。
JP10240383A 1998-08-26 1998-08-26 弾球遊技機 Withdrawn JP2000061118A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10240383A JP2000061118A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10240383A JP2000061118A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 弾球遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000061118A true JP2000061118A (ja) 2000-02-29

Family

ID=17058679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10240383A Withdrawn JP2000061118A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000061118A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006180907A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Heiwa Corp 遊技機
JP2009207781A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Olympia:Kk 遊技機、プログラムおよび記憶媒体
JP2012120891A (ja) * 2012-03-26 2012-06-28 Heiwa Corp 遊技機
JP2014028157A (ja) * 2013-08-23 2014-02-13 Heiwa Corp 遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006180907A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Heiwa Corp 遊技機
JP2009207781A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Olympia:Kk 遊技機、プログラムおよび記憶媒体
JP2012120891A (ja) * 2012-03-26 2012-06-28 Heiwa Corp 遊技機
JP2014028157A (ja) * 2013-08-23 2014-02-13 Heiwa Corp 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5085610B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4104683B2 (ja) 弾球遊技機
JP2001054669A (ja) 遊技機
JP2000061118A (ja) 弾球遊技機
JPH0938282A (ja) 弾球遊技機
JP2952700B2 (ja) 遊技機
JP3164847B2 (ja) 弾球遊技機
JP2003135754A (ja) 弾球遊技機
JP2000051498A (ja) 遊技機
JP2781546B2 (ja) 弾球遊技機
JP2003325834A (ja) 複数の大入賞装置を備えた遊技機、遊技機用プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH0763531B2 (ja) 入賞球装置
JP2000140374A (ja) 弾球遊技機
JP3877304B2 (ja) パチンコ遊技機
JP4405544B2 (ja) 弾球遊技機
JPH05168751A (ja) 弾球遊技機の可変入賞球装置
JP2764443B2 (ja) 弾球遊技機
JPH0559750B2 (ja)
JP3320661B2 (ja) 弾球遊技機
JPH06225967A (ja) 弾球遊技機
JP2004208887A (ja) 遊技機
JPH06165850A (ja) 弾球遊技機
JP2006102185A (ja) 遊技機、遊技機用プログラム及び遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003340009A (ja) 遊技機
JP2534448B2 (ja) パチンコ遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101